JPH06283466A - フォトカソードを用いた電子線リソグラフィ - Google Patents

フォトカソードを用いた電子線リソグラフィ

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JPH06283466A
JPH06283466A JP5325582A JP32558293A JPH06283466A JP H06283466 A JPH06283466 A JP H06283466A JP 5325582 A JP5325582 A JP 5325582A JP 32558293 A JP32558293 A JP 32558293A JP H06283466 A JPH06283466 A JP H06283466A
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George R Brandes
レイモンド ブランデス ジョージ
Philip M Platzman
モス プラッツマン フィリップ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はフォトカソードを用いた電子線リソ
グラフィ形式に関する。 【構成】 大規模集積デバイスの作製で特に重要な、サ
ブ−ミクロンパターン描画は、パターン形成されたフォ
トカソードに基く。機能的には、フォトカソードは近接
露光又は投影の競合するシステム中で、マスクの働きを
する。動作中、フォトカソードは紫外放射で照射され、
電子を放出し、電子は加速印加電圧とともに、一様な磁
界の助けで、レジスト被覆したウエハ上に、焦点を合わ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】目的とする分野は、サブミクロン
像形成、すなわち0.3μm 以下の最小寸法に基く像形成
に関するものである。基本的な目的は、大規模集積回路
(LSI)の作製におけるリソグラフィ像形成である。
【0002】本発明のプロセスは、一般に(5eV以上の
エネルギーをもつ)紫外スペクトル中の放射である電磁
放射を用いることによるパターン形成されたフォトカソ
ードからの電子の励起に依存する。
【0003】
【従来技術の記述】現在用いられている1.−0.9設
計則から、LSIの微細化が更に続き、近く異なるパタ
ーン描画の方式が必要になることは、広く認識されてい
る。近UVスペクトル(λ=0.4−0.5μm )の現
在用いられている放射は、波長の限界と考えられてい
る。現在行われているように、遠UVに置き代り、約
0.25μm 設計則が限界となるであろうことが、一般
的な見方である。
【0004】従来の見方では小さすぎると考えられる設
計則まで、UVを延長しようとすることに、かなりの仕
事が向けられている。進展は現像と位相マスクの使用に
ついてみられた。原理は端部散乱放射の位相相殺であ
る。この方式の現像は、たとえば接近したパターンの近
接効果により、基準位相の変化に適合させ、180°位
相シフトを生成し続ける進んだ水準にある。位相マスク
の使用により、仮定されている波長限界の恐らく半分の
設計則までの延長が可能となるであろう。
【0005】恐らく256mbitチップレベルであろう今
後のLSI世代に対して、異なる形の放射が必要となる
であろうという認識が、世界的な高水準の活性化の基に
なっている。
【0006】ほとんどの場合、世界的な動向は、より短
い波長、すなわち軟X線の電磁放射の使用を含む。X線
投影は、0.1μm パターンを十分生じる実験システム
とともに、急速に進んで来た。(ジェイ・イー・ブロー
クホルム(J. E. Bjorkholm)ら、ジャーナル・バキアム
・サイエンス・テクノロジー(J. Vac. Sci. Tech)、V.
B8、1509頁(1990)を参照のこと)。
【0007】電子像形成については、見落されてはいな
い。直接書き込み電子線露光システムの実験から、マス
ク投影システムの進展が得られた(“E−ビーム技
術”、ブリューワ(Brewer) 編、ジェイ・トロテル(J.
Trotel)及びビー・フェイ(B. Fay) による章325−
335頁(1980)を参照のこと)角度制限投影電子
ビームリソグラフィに伴う散乱については、0.1μm
設計則パターンを生じる縮小投影の形で示されてきた。
(エス・ディー・バーガー(S. D. Berger) ら、ジャー
ナル・バキアム・サイエンス・テクノロジー(J. Vac.
Sci. Technol. )B9(6)、2996頁(1991)
を参照のこと)。
【0008】マスクの価格及び作製の点で、縮小投影の
明らかな利点にもかかわらず、かなりの努力が1:1X
線像形成に向けられている。(ジー・ケイ・セラー(G.
K.Celler) ら、アプライド・フィジックス・レターズ
Appl. Phys. Lett.)第59巻、3105頁(199
1)を参照のこと)、1:1に伴うマスク価格の上昇
は、縮小投影に比べ設計が簡単なことや、装置価格が下
ることにより、打ち消されると信じる多くの人がいる。
実験的なシステムにより、マスク構成及び0.2μm 及
びそれ以下の設計則における近接露光の柔軟性が示され
た。ある人はこの方式は最後の手段とのみ信じている。
常に論点であるマスクのもろさは、マスクとウエハ間を
非常に接近させることが必要なことによって、悪化す
る。主な努力分野は、マスクの修復に向けられている。
X線源は問題のままである。努力のほとんどは、恐らく
少くとも1千万ドルの価格のシンクロトロン源に、基礎
を置いている。
【0009】現在中断されている数年間の努力は、フォ
トカソードの使用を基礎にしていた。その最も進んだ形
において、フォトカソードはマスクに置き代り、UV透
明基板は、すなわち典型的な場合たとえばヨウ化セシウ
ム CsIである良好なフォトエミッタのパターン形成され
た層で被覆された一表面を有する石英で構成された。
“阻止”領域は、典型的な場合クロムである良質でない
光電子放射材料で構成された(上で引用したジャーナル
・バキアム・サイエンス・テクノロジー(J. Vac. Sci.
Technol. )を参照のこと)その構造は裏面をUV放射
で照射することにより、動作した(上で引用したトロテ
ル(Trotel) 及びフェイ(Fay)を参照のこと)。
【0010】断念されたことは、多くの欠点が原因であ
る。そのいくつかは固有のもので、いくつかは恐らくそ
の時入手しうる条件及び材料に限界があったことによ
る。フォトカソードそれ自身によると考えられらる1つ
は、寿命が短く、しばしば交換する必要があったことで
ある。寿命が短いことは、恐らく汚染すなわち実際に得
られる最もよい真空を用いたにもかかわらず反応するこ
とによると認識し、より反応しにくい材料を探す努力
が、明らかに行われた。トロテル(Trotel) 及びフェイ
(Fay)は330頁で、貴金属、特に金の使用を報告して
いる。高吸収金層からの必要な表面放出を最適化するた
め、フォトカソードは50Å厚層という非常に薄い層の
形をとった。努力は不成功であった。カソードは動作が
長く続かず、その方式は断念された。
【0011】フォトカソード投影システムの設計に付随
した問題については、アイ・イー・イー・イー・トラン
スアクションズ・オン・エレクトロン・デバイスズ(IE
EE Transactions on Electron Devices)第ED−22
巻、第7号(1975年7月)で議論されている。第1
の特徴的なそのようなシステムは、著しい像のゆがみを
もち、著者は像形成面である陽極上の構造的な高さの差
が重要になる可能性があるという結論に達している。数
値的には、その結論は、±0.3μm の精度を達成する
には、±2μm の陽極の平坦さが必要であるとしてい
る。より小さな設計則を達成するには、恐らくより高い
平坦性が必要となるであろう。
【0012】より最近の記事、ジャーナル・バキアム・
サイエンス・テクノロジー(J. Vac. Sci. Technol.
)、B4(1)、89−93頁(1月/2月/198
6)は、将来の要求について述べている。パターン形成
領域が制限されるであろうとの仮説の上で、著者は第1
に恐らく不当に空間を使用するという点で、X線位置合
せマスクが不適当であるとかたずけ、次に後方散乱位置
合せマスクに依存したステップ−アンド−リピートシス
テムを示唆している。検出システムは解像度に必要な高
電界(十分短いドブロイ波長のために)の存在下では、
機能しないと認識すると、無電界領域を設けることにな
る。電界の除去は、第1の360°サイクロトロン周期
に対応した距離における第1の磁界焦点に置かれた可動
格子の結果である。もちろん、格子の存在は、そのよう
に配置する最小の結果ではあるが、障害であり続け、そ
のため格子による像の歪を避けるために、装置/プロセ
スを、著しく複雑にする必要が生じる。
【0013】
【本発明の要約】フォトカソード投影システムとサブミ
クロン像の形成にそれを用いることについて述べる。シ
ステムは多くの目的に役立つ可能性がある。それは単純
な表示に役立つ可能性がある。用途は電子による促進又
は抑制に基き、たとえば電子刺激堆積に基く選択結晶成
長を生じる。最も重要な最近の用途は、フォトカソード
によるレジスト・パターン形成に基いたサブミクロンデ
バイスの形をとると予想される。詳細な記述で述べるよ
うに、システムは大きなカソードパターンからの縮小投
影に基いてもよいが、最初の市販用途は1:1になる可
能性が大きい。以下の記述は便宜上、特にことわらない
限り、電子感受性レジスト被覆ウエハ上への投影を含む
1:1デバイス作製に関してである。
【0014】そのようなシステムに暗に含まれた特性
は、保持される。陰極構造は、UVに透明な基板上に、
光電子放射材料のパターン形成された被覆を含む。固有
の利点は、比較的厚い陰極構造の良好な熱伝導性であ
る。X線及び電子の両方の伝達システムで用いられるマ
スクとの熱膨張の問題は、軽減される。パターン形成さ
れた被覆から像形成された電子を放射させるため、基板
の裏面をUVで照射する。像形成面又はそれ以上にあっ
てよい陽極の方向に、電子は電界によって加速される。
フォトカソードと像形成面の間の一様な磁界は、そのよ
うな平行な加速電界とともに、像形成面上で、サイクロ
トロン状に焦点を結ぶ。ミリメートルないしセンチメー
トルの陰極−像形成間隔は、放射面から像形成面までの
1ないし数サイクロトロン共鳴周期に対応する。
【0015】従来の焦点を合わせるシステムにおいて、
クロスオーバに生じる高空間電界領域を避けることによ
り、2つの方式での動作が可能になる。考えているセン
チメートル・オーダーの陰極−ウエハ間隔の場合、たと
えば25kV及び−25kV/cm以上の高電圧方式におい
て、レジスト中の無秩序な電子の運動によるぼやけは、
最小になる。ほとんどの電子がレジスト内で吸収され、
ほとんど基板には到達しない範囲と規定されるたとえば
2ないし数kVの低電圧方式では、基板からの電子の後方
散乱によるぼやけは、避けられる。2つの方式の中間の
電界値を選択するのが、適当である。
【0016】認識されている従来技術の欠点、すなわち
短寿命のフォトカソードについて述べる。問題の重要な
部分は、“汚染”で、レジスト被覆ウエハから炭化水素
又は他の汚染物質が遊離するというだけのために、適切
な真空レベルの維持が困難になる。従来の方式と同じ
く、本発明のフォトカソードは貴金属である。そのよう
な低効率フォトエミッタを用いるには、金属仕事関数を
著しく越えるフォトンエネルギーでの活性化が必要で、
それにより放出される電子のエネルギーの広がりは大き
くなる。超伝導ワイヤターンの使用から生じる大きな均
一な磁界が得られることにより、エネルギーの広がりの
影響は、軽減される。従来技術に従事した人達による貴
金属陰極の従来の劣化の原因は、究明されていない。実
験的には、薄膜の固着性を確実にするための、適当な下
の材料とともに、100Å及びそれ以上の厚さの層で、
成功してきた。従来の故障が報告されているより薄い
(50Å)薄膜中の不連続による可能性はある。
【0017】従来の技術者によるウエハの平滑さに対す
る関心は、根拠がないようにみえる。ある程度、これは
過去の焦点合わせに用いられた(1テスラ以下の)低磁
界強度による可能性がある。いずれにしても、2ないし
10テスラの焦点合わせ磁界には、そのような問題はな
い。局所的な高さの変動が1μm である古くなったシリ
コンウエハの表面荒さは、解像度に対して、目に見える
ような効果はもたない。
【0018】電子描画の重要な利点は、磁気的に変る焦
点距離に固有な能力にある。調整磁界を設けることによ
り、本発明の方式はこのことを利用している。基本的な
焦点合わせ用の大きな磁界は、一般に超伝導磁石に依存
する。容易に制御できる焦点面又はその近くの従来のソ
レノイドを、微細な焦点合わせに、用いてもよい。対称
に整形された磁界を、半径方向依存性の収差のために、
用いてもよい。ウエハの従来技術のプロセスにより生じ
るような像を形成すべき表面上の高さの変化とともに、
磁界強度の局所的な変動は、独立に制御された小さなソ
レノイドで加えることができる。
【0019】荷電粒子描画は、磁界強度を調整すること
により、投影される像の拡大又は縮小を可能にする。最
初の用途は1:1と予想されるが、将来の用途はX線及
び電子ビーム投影システムのように、4X−5Xマスク
からの縮小を含む可能性がある。このことは、フォトエ
ミッタからウエハ方向への磁界強度を増すことにより、
実現できる。この磁界縮小“漏斗”を生じるための磁界
圧縮は、本発明のフォトカソードとともに用いるのに、
特に価値があるが、より一般的にも適用できる。それは
像を拡大する方向に、逆転すらできる。
【0020】X線励起蛍光マーキングは、LSI製造で
一般的な連続したプロセス工程での位置合せと、ステッ
プ−アンド−リピートでの連続した領域の位置合せの両
方が、行える。X線は加速電界(E−界)により影響を
受けず、この目的のために、ゼロ電界領域を作る必要は
避けられる。別の位置合せ機構は、フォトカソード上の
位置合せパスからの電子放射に依存する。パッドは角の
位置にあってもよく、ウエハ上の対応して配置された金
属マーカから、特性X線を発生させてもよい。作製中の
デバイス中で用いられている材料と異なる組成の金属
を、適切に選択することにより、寄生放射との混乱が避
けられる。
【0021】
【詳細な記述】〔一般的事項〕本発明の本質について、
前の節で述べた。特許請求の範囲は、フォトカソードパ
ターン形成の従来の難点を示さないプロセスに関してで
ある。陰極構造及び動作パラメータは、表面荒さ及び他
の不完全性に対する厳密な依存性を避けている。多レベ
ルプロセス及びステップ−アッド−リピートは、連続し
た走査とともに、先に述べたX線励起基準マーキングの
使用により、促進される。最適な解像度は、磁界の“微
細調整”により確実にしてもよく、系統的な収差ととも
に、局部的な収差を矯正するために整形してもよい重畳
された小磁界の使用によることが、望ましい。
【0022】入手しうる材料及びプロセスは、述べられ
ているマスク構造に適している。マスク作製に世界的に
用いられているEBES直接書き込みシステムを、直接
適用してもよい。レジストパターンは、通常の方式で一
度規定され、現象されると、その後フォトカソードの作
製に用いられる。考えられるマスク材料の堆積方法につ
いては、よく知られている。
【0023】〔陰極構造/材料〕本発明の構造は、貴金
属フォトエミッタの使用に依存する。考えている材料
は、元素又は合金でよい。本発明の指針は、他の型の材
料についても有用であることがわかっているが、実験的
な支持によると、メンデレーフに従う周期律表の、元素
番号44−47及び75−79、すなわちRu、Rh、Pd、
Ag、Re、Os、Ir、Pt、Auは、それら元素の合金ととも
に、特に使用されることが、予測される。選択は、各種
の考察によって行われる。1つは形成が容易なこと、す
なわち透明な基板上への薄い層の形成が容易なことであ
る。もう1つの観点は、活性度に関してである。すなわ
ち、AuはAg以上に好ましい、等々の基準である。別の観
点は仕事関数に関してである。たとえば、Auはその仕事
関数は約5.1eV(その最も適切な結晶面の場合)で、
この観点から、仕事関数が5.65又は5.7eVである
Pt以上に、好ましい。Auの最初の利点は、AuとPtの仕事
関数の中間の励起とともに、Ptマスクを用いることによ
り可能となる。大ざっぱに言うと、励起される電子の数
は、仕事関数とパーセントで表わした励起源の中心周波
数のエネルギー差の二乗に比例する。その低い仕事関数
とともに、金を用いることによって、放出された電子の
より狭いエネルギースペクトルが生じる。
【0024】しかし、金エミッタ材料は、実際的な理由
により好ましくない可能性がある。シリコンが金で汚染
されることにより、シリコンデバイスの作製が妨げられ
る可能性がある。白金は他の不利な点にもかかわらず、
この理由のために、好ましい可能性がある。例1はPtフ
ォトカソードを用いる。
【0025】用いられる光電子放射材料は、励起エネル
ギーに対して、短い浸透深さをもつ。貴金属は短いUV
浸透深さを有する。放出確率は放射面近くでの、電子生
成を必要とする。実際的な考察は、厚い層を示唆する。
最も効果的な放射は、層の連続性と浸透深さの折衷であ
る。実験的な研究は、100Åないし数百Å又は500
Åかそれ以上の特定の層厚範囲を、支持する。更に大き
な厚さも動作するが、効率は悪い。
【0026】図1は“厚−薄”構造1を示す。それは陰
極の前面上に、放射材料を堆積させることにより、作製
される。阻止領域中の放射は、励起放射を吸収又は反射
又はその両方をする下の材料により、妨げられる。構造
1は基板2を含み、それはこの例では、サファイヤから
成る。より一般的には、基板材料は励起放射に対する透
明性、扱いに対する耐久性及び熱応力を避けるための熱
伝導性を含む。サファイヤ基板はたとえば100Åとい
った薄い“固着”層3で被覆される。クロムを用いるこ
とにより、粘着性とその後の層状材料の連続性が、確保
される。
【0027】粘着性は SiO2 より大きな生成熱を有する
酸化物を形成する“固着”金属の使用により、確実にな
る。たとえば、Al、Ti、Ta、Crである。Tiは特に良好な
粘着促進材で、比較的低温で SiO2 を還元し、強い結合
を形成する。Au、Pt、W及びMoは SiO2 を還元せず、Si
O2より低い生成熱で酸化物を形成する。これらの金属
は、SiO2に対する粘性で、“固着”層としての利点は劣
る。示されている構造は、最初阻止材料4の層で、“固
着”層3の全体を被覆し、その後材料4の他の領域を残
すよう、パターン形成される。領域4は励起放射5を消
す、すなわち吸収又は反射させ、上の光電子放射材料の
励起を防止する働きをする。光電子放射材料は、領域6
及び7を生じるためのパターン描画の後に、堆積させ
る。一例において、金は領域6及び7の材料として役立
つ。そのような領域の厚さは、一般に少くとも100
Å、たとえば250Åである。一例において、阻止材料
はタングステンである。700Åのタングステン層は、
領域7からの著しい光電子放射を防止するのに、十分で
ある。阻止材料は下の表面すなわち“固着”層3への粘
着性及び放射材料7の上の表面への粘着性という必要性
に注意して、選択される。
【0028】別の構造は、光電子放射材料の連続した層
の使用に基いており、阻止領域は均一に照射された放射
材料からの放射を防止する。放射表面の前面上の非放射
材料の堆積領域は、放射をパターン形成する働きをす
る。阻止材料は放射層と同程度の厚さでよいから、その
ような構造は、ここでは“薄−薄”とよぶ。図2はその
ような構造を示す。
【0029】図2の構造は、図1と同様サファイヤでよ
い透明な基板20を含む。放射は層21の露出された領
域から起る。それは先に述べた条件、すなわち放射面近
くで励起エネルギーを確実に吸収し、信頼性よく空孔の
ない(連続した)層を生じるという条件を満す厚さの、
貴金属層である。金フォトエミッタの例において、“固
着”層22を含めることが、きわめて助けになることが
わかっている。クロムの100Åの厚さの層は、金の2
50Åの層21とともに用いると効果的であることが、
わかっている。より大きな仕事関数の材料でできた阻止
領域23は、パターン描画に役立つ。たとえば100Å
厚のCr層である“固着”層24上の100Å厚のPtは、
効果的である。一般に、“固着”層を除いても、放射材
料の連続した固着層は妨げられないが、特に金の場合、
構造的強度はその使用により確実になる。
【0030】図3の構造は、下の非放射層33の領域を
露出させるために、エッチングで描画された光電子放射
層32に基く。層33は“固着”層35により、基板3
4に結合される。層32−35の材料は、それぞれ金、
白金、石英及びクロムでよい。
【0031】本発明に従う光電子放射では、貴金属を特
に用いている。しかし、“貴金属”陰極とよぶのは、特
に貴金属を用いた放射面に限定することを、意図しては
いない。放射材料は、均一又は不均一な面を生成させる
ために、混合してもよい。そのように添加する材料は、
“汚染”してはならず、どのようにしても、放射効率を
損ってはならない。
【0032】〔プロセス条件〕動作について記述するた
めに、図1を参照する。放射5はフォトエミッタを励起
するフォトンエネルギーに、ピークをもつ。効率のよい
放射は、エミッタの仕事関数を、恐らく最低10%越え
るフォトンエネルギーを必要とする。同時に、阻止すべ
き領域から、明らかな放射を生じさせるほど大きくては
ならない。図1の厚−薄構造は、単に紫外を適切に消滅
させることにより、この条件を満す。条件は基本的に、
それらの材料特性と、阻止層の厚さである。図2の薄−
薄構造中のように、一様に励起された放射材料からの電
子放射を防止するために、表面阻止領域を設けること
は、やはり材料及び厚さの条件の対象となる。露出され
た材料、すなわち放射性及び表面放射性材料の、そうで
なければ阻止されない領域を、一様に励起するために、
他の構造を設けてもよい。このような状況下で、条件は
単に陰極の放射及び非放射部分を構成する領域の、相対
的な仕事関数である。
【0033】たとえば±10%という放射電子の適切な
狭いエネルギー広がりを確実にするため、励起放射はフ
ィルタを通してもよい。大きな加速電界を用いると、効
果は減少するが、たとえばフォトンエネルギーの広がり
に対応する放射されたままの電子エネルギーの広がり
は、焦点距離の広がりを生ずる。6.5eVのピークで動
作するクリプトンランプは、5.6eVの仕事関数をもつ
Ptを励起するのに効果的である。別の光源は、7eVにピ
ークをもつ重水素ランプ及び6eVにピークをもつ水銀ラ
ンプである。すべてプラズマ放電管として動作する高圧
水銀ランプの例である。
【0034】適切な励起源の場合、電子9のエネルギー
の広がりにより、ノード11において周期的に焦点を合
わせるように、これらの電子をもっていくために、磁界
Bを印加すると、良好な解像度が得られる。B磁界は実
効的な電子放射断面積に渡って一様である。すなわち、
層12上でパターン形成すべき領域と少くとも同じ大き
さの領域に渡って、一様である。強度が数テスラのB磁
界は、超伝導コイルの使用により生成させると便利であ
る。1000cm3 の体積に渡って1%より良好な均一さ
を生じる超伝導ソレノイドは、数cm2 の考えている像領
域に対して、十分容易である。像形成面は、ここではシ
リコンウエハ13上のレジスト層12の表面に対応する
ように、示されている。そのような例において、周知の
ポジ型レジストPMMAを用いると有用である。ネガ型
レジストCOPを含む別のものも使用できる。電圧源Va
で生じる電界Eは、電子9を所望の速度に加速する。加
速電圧の大きさは、レジスト中の線解像度と下の基板か
らの後方散乱によるぼけの折衷である。より低い電圧は
後方散乱を、最小にする。より高い電圧はレジスト中の
ぼけを最小にするが、同時に、レジストによる吸収を減
し、基板からの後方散乱をより生じる。最適な解像度/
コントラストを選択することは、パターンの性質に依存
する。一例として、後方散乱によるコントラスト損は、
大きな近接した形状により、悪化する。例で述べた実験
条件下では、2kV−100kVの電圧が有用であることが
わかっている。
【0035】図1は磁界B′を概念的に表したものを含
む。そのように、必要に応じて設ける調整用磁界は、層
12の像形成面に渡って、規則的又は不規則な、磁界B
の強度の収差を補正することができる。上述のように、
この調整用磁界は、2キロガウスが最大値で、いずれか
の極性をもつ可能性が大きいが、ウエハ13下の1ない
し複数のワイヤを巻いたソレノイドにより、生成させる
と便利である。B磁界の均一性からの規則的なずれは、
恐らく単一ソレノイドで生成できる単一整形磁界によ
り、補正してよい。たとえば、像を形成すべき面上の高
さの変化によるといった局部的な変動に起因する焦点距
離の収差は、別々の磁石により調整するのが、最善であ
る。
【0036】ほとんどの必要な動作に対して、各マスク
レベルに対する微調整が望ましい可能性がある。機械的
な移動、温度変動等による焦点距離の予想される変化
は、要求度の低いプロセスに対しては、厳密さを必要と
しないかもしれない。その場合、微細な焦点あわせは、
毎日の開始時にのみ必要となる。
【0037】図1は一構成を概略的に表わしたもので、
この場合距離Lは陰極1から一サイクロトロン共鳴周期
分離れたレジスト12上に、像の焦点をあわせるよう
に、設定される。(例で用いた条件下において、)約
0.2cmの距離に対応した単一周期間隔を用いること
は、陰極に損傷を与える可能性を減す十分な間隔であ
る。より多くの周期に対応したなお大きな間隔は、恐ら
くある程度劣化はするであろうが、なお適切な解像度が
得られる。この許容される間隔は、1:1X−線に対す
る本発明の方式の、主要な利点の1つを構成する。
【0038】2ないし5テスラの磁界は、2kVないし1
00kVの加速電圧とともに、像形成面で500Åかそれ
より良好な解像度をもたらす。1平方センチメートル当
り1ないし10マイクロアンペアの電流密度の範囲内で
の加速(1−10μA/cm2)は、数十秒のPMMA露
出時間を生じる。
【0039】ほとんどの場合、説明は1:1マスクから
の瞬時の露出に関してであった。この方式はたとえばス
テップ−アンド−リピートの走査及びたとえば期待され
るe−ビーム及びX線投影システムで用いられるよう
な、4X−5Xマスクの使用による像縮小の両方に、利
点をもたらす。より小さな部分像の走査により、磁界及
び電界の両方に対する均一性の条件は緩和される。後方
散乱に基く基準マークの使用から生じる従来技術の問題
は、X線励起蛍光の使用により、避けられる。たとえば
10-8cm2 のマーク面積は適切で、描画のために最適化
された条件を変える必要はない。
【0040】図4はフォトカソードに対して、投影され
た像を、縮小/拡大するための“漏斗”手段を、概略的
に表わす。それはクロム“固着”層42を設けたサファ
イヤ基板41、タングステン阻止領域43及び層状領域
44及び45を含む図1と同様のフォトカソード40を
含む。UV放射46は領域44を励起し、領域43によ
り、励起領域45から妨げられている。
【0041】別々又は一連のターン47、48及び49
の超伝導磁石は、磁力線50により表わされたたとえば
2テスラの、一様な磁界を生成する。巻き線51、5
2、53、54及び55から成る第2の超伝導磁石は、
今度は磁力線56によって表わされたように、その断面
積を減し、かつ強度を恐らく10テスラに増加させるた
めに、磁界を圧縮する。このように縮小された像は、基
板58により支持された層57上に、投影される。たと
えば50kVの印加電圧は、構造40を層57に対して、
陰極的にする。
【0042】最も望ましくは、加速電界の方向は、磁力
線50及び56と平行である。図4に示された具体的な
実施例において、分路61により相互接続された導電性
回折格子59及び60間に、場のない領域、すなわち電
界のない領域を設けることにより、装置の複雑さは軽減
される。他の装置は回折格子59及び60間の磁力線に
平行な方向の別の加速電界を、用いてもよい。
【0043】図5は磁界圧縮領域における電子経路長
に、半径方向に依存した差をもたせた“漏斗”を示す。
説明のため、示されている構造は、加速格子89、90
及び91とバイアスを伴っていることを除いて、図4の
ものと同一である。最もはしの電子の経路長が増すこと
は、中心のビームからの距離が大きくなるにつれ、より
近接するように整形する格子89及び90により補償さ
れる。これによって、加速電界は増し、経路長の増加が
打ち消され、焦点面の平坦さが改善される。この説明に
おいて、無電界領域が、補償領域のいずれの側にも保た
れる。加速はそれぞれ電圧源Va及びVa′により、領域7
4−91及び89−90に限定される。
【0044】“漏斗”方式は、ほぼ同エネルギーの電子
の像形成に最も適している。これはフォトカソード像形
成で、明らかである。他の形の像形成によっても、エネ
ルギーの広がりを狭くすることは、可能である。“漏
斗”は吸収−透明マスクを用いるシステムにおいても、
有用である。電子のエネルギーの広がりを増すエネルギ
ー低下衝突により、散乱−非散乱マスクに対しては、有
用でない可能性が大きい。
【0045】
【実施例】〔実施例1〕 1:1描画に薄−薄陰極が用
いられている。光電子放出材料は、(5.6eVの仕事関
数の)200Å厚の元素Ptである。阻止は、100Å W
2O3 層を生じるよう酸化された200Å厚のタングステ
ンの領域による。その酸化物の仕事関数は、7.5eVであ
る。構造は図2のものと類似であり、Pt及びW両方の固
着を確実にする100Å Cr"固着" 層を有する0.1μm
厚のサファイヤ基板を含む。
【0046】陰極の裏面は、クリプトンランプで照射さ
れる。10-3の均一性をもつ2テスラ磁界が印加され
る。0.5cmの陰極−ウエハ間隔に対して、50kV/cm
又は25kV/cmの加速電界が印加される。10cm2 のウ
エハ面積上のPMMA中の300Åのパターン形成に、
5ないし10秒かかる。
【0047】〔実施例2〕 図1に示された厚−薄構造
は、UV吸収又は反射に対し、光電子放出に200Å厚
のPt及び阻止のために1000Å厚のWを用いる。励起
用に、クリプトンランプが用いられる。陰極−ウエハ間
隔は、1.5cmである。4テスラの磁界及び70kVの加
速電圧で、PMMA中の200Åのパターン形成に、2
0秒かかる。
【0048】〔実施例3〕 陰極−ウエハ間隔が0.1
cmで、2kVの加速電圧を用いること以外は、例2の装置
及び条件が、シランに露出することにより、表面の感度
が増したPMMAで被覆されたシリコンウエハ上の15
00Åのパターン形成に、用いられた。約20秒の露出
時間が適当である。
【0049】〔実施例4〕 図3の構造の陰極は、10
0Åのクロム層と最終的な100Åの白金層を有する
0.1mm厚のサファイヤ基板を用いる。白金はPMMA
上の(EBESによる)直接電子ビーム書き込みと、そ
れに続く現像により、パターン形成される。パターンは
クロムを露出させるためのプラズマエッチングにより、
白金層に転写される。Cr2O3 の100Å層を生成させる
ために、合成された表面を酸化する。PMMA中に20
0Å設計則パターンを生成するために、実施例2の条件
下で、パターン描画フォトカソードが用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】活性化、電子放射及びシンクロトロン放射を行
わせるための本発明の陰極構造を概念的に描き、示され
た陰極構造は放射表面全体下のUV阻止領域によりパタ
ーン形成され、それは“厚−薄”陰極の例である図であ
る。
【図2】“厚−薄”陰極の別の構造を描き、ここで増加
した仕事関数の表面阻止領域により、光電子放射がパタ
ーン形成される図である。
【図3】光電子放射材料それ自身がパターン形成され、
裸の領域は下の非放射材料を露出する構造の更に別の形
を示し、陰極構造/材料及びプロセスの両方の議論で、
参照する図である。
【図4】投影される像の寸法を減少させるため、変化す
る磁界強度を用いた“漏斗”投影−マーキングのための
構造を、ダイヤグラムで示す図である。
【図5】別の“漏斗”構造をダイヤグラムで示す図であ
る。
【符号の説明】
1 構造、陰極 2 基板 3 固着層 4 領域、阻止材料、材料 5 励起放射、放射 6 領域 7 放射領域、領域 9 電子 11 ノード 12 層、レジスト層 13 シリコンウエハ、ウエハ 20 基板 21 層 22 固着層 23 阻止領域 24 固着層 32 光電子放射層 33 非放射層 34 基板 35 固着層 40 構造、フォトカソード 41 サファイヤ基板 42 固着層 43 阻止領域 44 層状領域、領域 45 層状領域、励起領域 46 UV放射領域 47、48、49 ターン 50 磁力線 51〜55 巻き線 56 磁力線 57 層 58 基板 59、60 回折格子 61 分路 74〜91 領域うち89〜91 加速格子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョージ レイモンド ブランデス アメリカ合衆国 06810 コネティカット, ダンバリー,コールピット ヒル ロード 124 (72)発明者 フィリップ モス プラッツマン アメリカ合衆国 07078 ニュージャーシ ィ,ショート ヒルズ,アディソン ドラ イヴ 80

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パターン形成された電子放射でレジスト
    を照射することを含む0.25μm より小さなパターン寸
    法の描画を含むデバイス作製の方法において、 そのようなパターン形成された放射は、UV励起された
    自由表面貴金属光電子放出材料を含むフォトカソードか
    ら生じ、前記放射はフォトカソードから、サイクロトロ
    ン共鳴周期の整数倍離れたそのようなレジスト上に焦点
    が合わされ、焦点合せと電子の加速は、パターン形成さ
    れた電子放射の全断面積に渡って、本質的に均一な印加
    磁界及び電界により生じることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記自由表面はメンデレーフに従う周期
    律表に含まれる原子番号44−47及び75−79から
    成る類から選択された少くとも1つの元素から本質的に
    なる層の表面である請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記自由表面は、少くとも100Åの厚
    さの光電子放射層の表面である請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 そのような層はパターン形成されず、放
    出された電子は放射材料より仕事関数の大きな自由表面
    を供する重畳された阻止層材料により、パターン形成さ
    れる請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 阻止層は光電子放射材料より大きな仕事
    関数の貴金属である請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 阻止層材料はPtから成る請求項5記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 前記層はパターン形成されず、放出され
    た電子放射は、UV励起エネルギーを吸収又は反射する
    下の阻止領域により、パターン形成される請求項3記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 下の阻止領域はタングステンから成る請
    求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 放射層材料は、より大きな仕事関数の下
    の材料を露出させるため、エッチング−パターン形成さ
    れる請求項3記載の方法。
  10. 【請求項10】 磁界は少くとも1テスラの強度をもつ
    請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記電界は少くとも10kV/cmである
    請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 像形成面及び陰極間の間隔は、単一シ
    ンクロトロン共鳴周期に対応する請求項1記載の方法。
  13. 【請求項13】 パターンの位置合せは、X線が照射さ
    れた時、蛍光を発する基準マークによる配置を含む請求
    項1記載の方法。
  14. 【請求項14】 磁界は電子が移動する方向に、強度が
    増加し、断面積が減少し、それによりレジスト上の像
    は、フォトカソード上の像に比べて、大きさが減少する
    請求項1記載の方法。
  15. 【請求項15】 像形成面上への焦点合わせは、微調整
    磁界により改善される請求項1記載の方法。
  16. 【請求項16】 投影された像の寸法が変化する少くと
    も1つの投影電子像形成工程を含むデバイス作製の方法
    において、 通過する電子は、その電子に垂直な方向に断面が一様な
    磁界を受け、そのような磁界は少くとも一度断面が変化
    し、像の寸法の変化は、そのような磁界の変化を伴うこ
    とを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 投影される電子像は、パターン形成さ
    れたフォトカソードから生じ、一様な磁界は圧縮され、
    像寸法が縮小する請求項16記載の方法。
JP5325582A 1992-12-29 1993-12-24 フォトカソードを用いた電子線リソグラフィ Pending JPH06283466A (ja)

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