JPS63100729A - 光電子転写用マスクとその製造方法 - Google Patents

光電子転写用マスクとその製造方法

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JPS63100729A
JPS63100729A JP61245371A JP24537186A JPS63100729A JP S63100729 A JPS63100729 A JP S63100729A JP 61245371 A JP61245371 A JP 61245371A JP 24537186 A JP24537186 A JP 24537186A JP S63100729 A JPS63100729 A JP S63100729A
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JP
Japan
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metal
pattern
mask
film
diffusion
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JP61245371A
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English (en)
Inventor
Jinko Kudo
工藤 仁子
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 光電子転写用マスクにおいて、Ill(Ag)を光電面
とし、光電子を放出しないパターンを作るメタルをAg
間に使用する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は光電子転写用マスクとその製造方法に関するも
のであり、さらに詳しく言えば、パターンメタルとして
、Ag中は拡散し難く、その中にはAgが拡散し易いメ
タルを使用したマスクおよびその製造方法に関するもの
である。
〔従来の技術〕
超LSIの製造では微細加工プロセスが重要であり、そ
の微細加工技術(リソグラフィ技術)の1つとして、微
細パターンをウェハ等に転写する技術がある。従来この
ような微細パターンの転写技術として、光(波長約40
00人)を用い、レチクルを原版として5:1,10:
1等の縮小投影露光を行う方法が知られている。しかし
、この方法はパターンが微細になればなるほど回折、干
渉等による転写像のぼけが避けられず、解像度を0.8
μm以上にあげるのは至難だと言われている。
解像度を向上させるため、電子ビーム露光法。
X線露光法、光電子転写方法等の技術が知られている。
電子ビーム露光は、点状または矩形状断面をもつ電子ビ
ームを偏向し、位置を変えなからウェハ上に照射し、さ
らにステージの動きと合せウェハ上に微細パターンを描
画するものである。従って、電子源、電子ビームを収束
、整形、偏向させるコラム、ウェハを支持し露光位置を
変えるステージの他、これらを制御する系が必要である
。この方法では、解像度の向上を実現できるが、膨大な
パターンデータをもとにしたいわゆる“−筆書き”的な
露光のため、露光に時間がかかり、処理能力(スルーブ
ツト)が低く、大量生産には向かない。
X線露光法は例えば10〜50KHの人身りなX線光源
を用い、波長が1〜10人のX線が用いられる接近露光
法(プロキシミティ露光法)である。従って、X線露光
では上記光源の他にマスクおよびウェハを支持し、両者
を高精度で位置合せできるアライナとの組合せを要する
。この点では従来の光学露光に近いが、上記のように光
源が人身りで高価になることと、光源波長に関する吸収
係数の関係からマスク構成材料に考慮を要すること、更
にはプロキシミティ露光であるためにウェハの直径が大
きくなる程マスク、ウェハの反りによるマスターウェハ
間のギャップ変動によって生じるぼけ等の問題がある。
上記X線発生用光源にシンクロトロン放射光を利用する
ことが提案されているが、装置が人身りになる割には効
率良い利用が難しく、大量生産に向いているとはいえな
い。
転写方法のもつ高い処理能力と、電子ビームのもつ高解
像性をともに活かした露光方法として光電子による転写
方法がある。光電子転写には以下に述べる方法がある。
電子ビームによる1:1 (等倍)転写技術はマスク像
を電子ビームで試料上に転写するもので、その原理は第
4図に示す、焦点コイル(ベルムホルツコイル)31の
作る平行磁場(同図で上下方向)の中に磁場と直角に充
電(フォトカソード)マスク32と試料(例えば表面に
電子レジスト36が塗布されたシリコンウェハ37)が
並行に向い合って配置され、マスクが負、試料が正にな
るような電圧がかかっている。光電マスク32は透明基
板例えば石英板33の上に紫外線の吸収体34(例えば
クロム。
Cr)からなる転写すべきパターンを作り、その上に紫
外線の照射によって電子の出る光電物質の膜を作って(
例えば真空中でCslを全面蒸着する)カソード35を
作る。
石英板33の上から紫外線源38の出す紫外線39を照
射すると、パターンのないところ(紫外線吸収体34の
ない所)にある光電物質に紫外線が当り、その部分から
電子40が矢印のように出る。マスク32上の1点から
出た電子40は、そこにある偏光コイル41の作る電場
と焦点コイル31の作る平行磁場によって蜆旋を画いて
試料の方向に進み、ある所で再び1点に集まる、すなわ
ち焦点を結ぶ。
第5図は装置構造の一部を示し、同図の中心右側に光電
マスク32が、同左側にシリコンウェハ37が向い合っ
て立っている。ウェハ左側のX線検出器40は、マスク
の合せマークから出た電子がウェハ上の重金属マークに
当るときの線を検出して位置合せを行うに用いる。偏光
コイル41はマスクから出た電子ビームを偏光し、マス
クパターンとウェハ上のパターンの位置合せをするとき
に用いる。
更に同技術で使用される光電子活性化するためのアルカ
リ金属としてはセシウム(C5)、アルカリ土類金属と
してはバリウム(Ba) 、等が好ましい、特にCsを
用いる場合はCsを例えば蒸着した後、酸化し更にCs
を蒸着するという多層構造にするのが好ましい。
更に、本出願人は第6図に示す装置を開発したものであ
り、例えばZnを5〜1×1072/cI112ニドー
ブしたp型GaAs基板51上に500人の厚さを有す
るpt層を蒸着により形成した後、所望の形状にバター
ニングする。このようにGaAs基板51上にパターン
化されたpt層52を設けた光電マスクとして働く基板
51をI X 10”” 〜I X 10−’  To
rr程度の真空度の第1の真空画室であるサブチャンバ
53内に配設し、pt層および GaAa基板露出面に
周知のイオンビーム装置におけるCs源54からアルカ
リ金属であるCsイオンビーム55を照射し数電子層の
Csの光電子活性層(図示せず)を形成する。この図で
56は引出し電極、57は静電偏光電極、58はターボ
分子ポンプを示す。
次にI X 10’  Torr程度の超高真空の第2
の真空画室であるメインチャンバ60内に基板51を移
動せしめpt層およびCs原子層を設けた基板面に対向
する位置にウェハ59を配設する0次に基板51面に例
えばハロゲンランプ61の光62を照射し発生する光電
子63の像をウェハ59に転写せしめる。光62は光源
61から発生せしめられミラー64で反射せしめられて
いる。なお光電子発生のために基板側に一80KV程度
の電圧かがけられ更に、光電子をウェハ面に精度よく集
束させるために基板側にN極65ウエハ側にS極66と
した一様磁界がかけられている。
メインチャンバ60の隣に第3の真空チャンバ70が設
けられ該真空歯がさらにマスク用およびウェハ用として
それぞれチャンバ71、および72に分れている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
Cslは、大気中でも比較的安定で、取り扱いが容易と
いう長所をもつ、しかし、以上の方法、特にCslを用
いることに対して、次のような問題がある。先ず、第1
にCslは約6eνに基礎吸収端があり、これより高い
エネルギーの光で励起しなければならず、光源には例え
ば低圧水銀ランプを用いる必要がある。この光は空気中
で吸収されるため、光学系を真空中に組まなければなら
ない。さらにCslは蒸着膜であるが、蒸着むら等に起
因するパターン欠陥が生じやすい、また光照射により光
電子を放出しつづけたとき、劣化して光電子放出効率が
低下するが、再生は容易でない。
そこで八gを光電面として用いた光電子転写用マスクが
開発され、agを堆積(deposition) Lt
た後に知られたエツチングまたはリフトオフを用いてバ
ターニングを行っている。しかし、いずれの方法におい
てもAgパターンがダメージを受けたり汚染される問題
がある。すなわち、バターニングをエツチングで行った
場合にはレジストの除去にアッシングを用いることによ
り、結果的にAgが酸化されたり、ダメージを受ける。
またリフトオフによると剥離されたレジスト上のAgが
再付着したり溶剤に溶けたレジスト分子が表面上に残っ
てしまうという問題がある。
また、サブミクロン等の極微細化パターンをエツチング
またはリフトオフで作成する場合、パターン精度を出す
ためには、非常に高度の技術が必要となり困難である。
本発明はこのような点に鑑みて創作されたもので、Ag
を光電面とする光電子転写用マスクと同マスクを作る方
法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図(a) 、 (b) 、 (C)は本実施例の断
面図で、図中、11として透明基板(例えば石英基板)
、12は第1の金属パターン(例えばAuJ臭)、13
は第2の金属膜(例えばAg1ll) 、14はセシウ
ム(Cs)膜である。
本発明においては、第1の金属として、その内には第2
の金属(例えばAg)は拡散するが、それ自体は第2の
金属(Ag)中に拡散し難い金属例えば金(Au)を選
び、先ず基板11上にAuパターン12を形成し、全面
にAgを蒸着し、300℃で数時間加熱しAuパターン
12間にのみAg膜13を残し、次いで全面にCsを蒸
着する。
〔作用〕
上記方法においては、Auパターンの上のAgはAu中
に拡散して第1図(b)に示される如<AgはAuパタ
−ン12上ではなくなるが、Auパターン12の間には
Ag膜13が残り、かくして、光電子を放出する金属パ
ターンが形成される。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図(al 、 (bl 、 (C1を参照して本発
明の方法について説明する。
石英基板ll上に第1図(alに示される如く第1の金
属例えばAuを1000人の厚さに蒸着し、それをパタ
ーニングしてAuパターン12を作る。次いで全面に第
2の金属例えばAgを数百人の厚さに蒸着し、Auパタ
ーン12の上とAuパターンの間にAg膜13を形成す
る。
ここで、Auパターンは光電子非放出金属パターン、A
gは光電子放出金属とするが、Auと八gを選んだ理由
は、300℃における拡散係数が、Ag中のAuの拡散
:  1.25 Xl0−パC112/5ecAu中の
Agの拡散:  2.96 X 10−” cm2/ 
secであり、Ag中へのAuの拡散はAu中へのAg
の拡散より1桁違うもので、Auパターン12の上のA
g13はAu中に拡散してしまいCsi着後Auパター
ン12に光が当っても光電子を放出しないが、^Uパタ
ーン12間の光電面であるAg中へのAuの拡散はほと
んどないといえる程度に少なく、Ag1lW13のパタ
ーンのぼけが発生しないからである。
第2図と第3図は、それぞれ300℃におけるAg中の
Auの拡散とAu中の八gの拡散をコンピュータを用い
て計算した結果を示す線図で、横軸には表面からの距離
をXl0−6mで、縦軸には(不純物密度)/(表面の
不純物密度)を%で表す。
本発明においては、上記したところに着目して、300
℃で数時間加熱したところ、Auパターン12の上のA
gは第1図(′b)に模式的に砂地で示す如(Au中に
浸透して反応するが、AgへのAuの拡散は数人〜数十
人でほとんど浸透しない。従って、Ag膜13のパター
ンのぼけが発生しない。
最後に第1図(C)に示される如くアルカリ金属膜例え
ばC5膜14を10Å以下の膜厚に形成すると、紫外線
を照射したとき、AgNJ13の上のCs1lからは光
電子が放出され、Auパターン12の上のCs膜からは
光電子が放出されず、Ag膜13のパターンの描画が高
精度になされる。
Ag膜13は数百人の薄膜であるので、図に見て基板1
1の下方から基板を通して入射される紫外線の5%程度
はAg膜13を透過する。それ故に、第1図に示したマ
スクは、第4図に示す装置にもまた第6図に示す装置に
おいても使用可能である。
〔発明の効果〕
以上性べてきたように本宛臥によれば、光電子転写用マ
スクのパターンが、A、パターンを損傷することなく、
汚染されず、簡単なプロセスで精度よく形成される効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図fa) 、 (b) 、 (C)は本発明実施例
の断面図、第2図はAg中のAuの拡散を示す線図、第
3図はAu中のAgの拡散を示す線図、第4図と第5図
および第6図は従来例断面図である。 第1図において、 11は石英基板、 12はAuパターン、 13はへg膜、 14はCs膜である。 代理人  弁理士  久木元   彰 復代理人 弁理士  大 菅 義 之 (督朗突貌4り1目−図 妓知りII#動圓 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)基板(11)上に第1の金属パターン(12)が
    設けられ、 パターン(12)の間に第2の金属パターン(13)が
    設けられ、 全面にアルカリ金属膜(14)が被着されてなり、第1
    の金属中の第2の金属の拡散が、第2の金属中の第1の
    金属の拡散よりも大であることを特徴とする光電子転写
    用マスク。(2)基板(11)上に第1の金属パターン
    (12)を作る工程、 全面に、第1の金属中のそれの拡散がその中への第1の
    金属の拡散より大である第2の金属(13)を被着する
    工程、 熱処理により第1の金属パターン(12)上の第2の金
    属(13)を第1の金属パターン(12)中へ浸透させ
    る工程、および 全面にアルカリ金属膜(14)を被着する工程を含むこ
    とを特徴とする光電子転写用マスク。 (3)第1の金属が金、アルミニウム、白金であり、第
    2の金属が銀であることを特徴とする特許請求の範囲第
    2項記載の方法。 (4)基板(11)は石英、サファイア、ルビー等透明
    基板を用いることを特徴とする特許請求の範囲第1項、
    第2項記載の光電子転写用マスク。
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