JPS5915380B2 - 微細パタ−ンの転写装置 - Google Patents

微細パタ−ンの転写装置

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JPS5915380B2
JPS5915380B2 JP52092228A JP9222877A JPS5915380B2 JP S5915380 B2 JPS5915380 B2 JP S5915380B2 JP 52092228 A JP52092228 A JP 52092228A JP 9222877 A JP9222877 A JP 9222877A JP S5915380 B2 JPS5915380 B2 JP S5915380B2
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JP
Japan
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secondary electrons
light
thin film
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JP52092228A
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新一郎 高須
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CHO ERU ESU AI GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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CHO ERU ESU AI GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、解像度のよい微細パターンの転写を可能に
した微細パターンの転写装置に関するものである。
集積回路の大規模化、高密度化のすラ勢に伴い、そのパ
ターンは複雑になるとともに微細になつて5 きている
従来、微細パターンを転写複製する装置としては1 光
を用いる方法による装置 2X線を用いる方法による装置 3 電子線束を用いる方法による装置 ″04紫外線により励起放射される2次電子を用いる方
法による装置の4種類のものが大別して知られている。
1の装置では、転写可能な微細パターンの分解能&A用
いる光の波長に応じて決定され、例えば波長が1530
00Aの紫外光を用いるときは、おおむね3000A程
度の分解能が得られるものであり、レンズ投影型の装置
であれ、平行光束投射型の装置であれ、用いる光の波長
と同程度か或いはそれ以下の劣つた解像力しか得られて
いない。
そこでフo 紫外線、真空紫外線という具合に、一段と
短い波長のものを用いることにより分解能を上げよラと
する傾向もある。X線を用いる2の装置は1の装置の延
長線上にあるといつてよい。しかしながら、X線源の大
きさ、図形パターンと被転写体との間ク5 の距離によ
る手彫ぽけ、などのために使用する光波長そのものを上
回る解像力となる。そこで、より小さなX線源、或いは
ほぼ平行な平行束の得られるシンクロトロン軌道放射(
SOR)X線の使用が考慮されている。303および4
の装置は、電子線を用いるものであり、その換算波長は
通常IA以下であるから、上述のような使用波長に起因
する問題は生ぜず、そのかわりレンズ系収差が大きな問
題となる。
3の装置としては、細電子線ビームを用いてパターン3
5を形成する方法と、図形孔を有するマスクを減衰なし
に通過した電子線束によりー括してパターンを被転写体
上へ投影する方法とがある。
4の装置。
クー −は、紫外線に対して透明な物質よりなる基体の
面上に、紫外線照射により2次電子を放射するホトカン
ード体によつて図形パターンを形成し、大型の電子レン
ズを用いて原寸に対し1対1の投影を行う装置である。
以上述べた従来の1〜4の装置&亀それぞれに一長一短
があり、どれが決定的なものであるとは云えないが、3
の装置は実用化に最も近づいており、1の装置が数μm
程度の寸法の図形パターンの転写に実用されている程度
である。
4の装置を第1図を参照してさらに詳しく説明すると次
のとおりである。
第1図において、1は石英ガラス基体、2は紫外線不透
明マスク、3は紫外線照射により2次電子を発生するフ
オトエミツタ、5は表面に感光膜4を有するシリコンウ
エハをそれぞれ示し、6は陽極であつて接地される。
7は大型の電子レンズ、8は紫外線源、9は−10K程
度の高電圧源、10は紫外線に対し透明な窓、11は排
気孔、12は反射鏡、eは紫外線照射により発生した2
次電子をそれぞれ示す。
この装置において、石英ガラス基体1上で転写図形を形
成しているフオトエミツタ3に励起用紫外線を紫外線源
8から照射すると、2次電子eが発生するが、この2次
電子eは、高電圧源9による印加電圧ならびに電子レン
ズ7によつて、シリコンウエハ5上の感光膜4の面上に
結像して転写像を形成する。
この装置では、紫外線の透過層が二重になつているため
、すなわち石英ガラス基体1とフオトエミツタ3とで二
重の透過層を形成しているため、散乱電子が多くなり、
結像分解能が不良となる欠点があつた。また紫外線の照
射効率を上げるために、紫外線の透過率を上げようとす
ると、2次電子の発生効率の選び方や、フオトエミツタ
3の支持基体となるべきものの材料の選定(などが困難
になる。しかし、この装置では、一括して図形パターン
の全面に露光が行えるため生産性が高くなる点で注目さ
れているのであるが、上述のような欠点の故に実用化が
遅れている。この発明は、上述のような従来の装置の欠
点を z解決することを目的としてなされたもので、透
過型の構造をもたない図形パターンの基体を準備すると
ころにその特徴がある。そしてそれ故に、従米困難とさ
れた図形基体の準備が容易となり、また転写図形の鮮明
化をもはかられるのである。以下この発明について詳細
に説明する。第2図A−Cは、この発明の装置において
用いられる図形基体20の種々の実施例であり、第3図
はこの発明による装置の一実施例である。
第2図Aにおいて、21は使用する光Lの照射によつて
2次電子が発生することのない材料からなる基板、22
は使用する光Lの照射によつて2次電子を多量に発生す
る材料によつて形成された薄膜であつて、転写されるべ
きパターンを形成している。この薄膜22を載せた基板
21の全面に光Lを照射すると、薄膜22から2次電子
eが発生する。第2図Bの図形基体20において、31
は使用する光Lの照射により2次電子を多量に発生する
材料からなる基板、32は使用する光Lの照射により2
次電子が発生することのない材料によつて形成された薄
膜であつて、転写されるべきパターンを形成している。
つまり、第2図Bのものは第2図Aのものに対し逆図形
となつている。光Lの照射により、基板31の面上で薄
膜32におおわれていない部分から2次電子eが転写パ
ターンに従つて発生する。第2図Cの図形基体20は、
基板41上で、使用する光Lの照射により2次電子が発
生することのない材料によつて形成された薄膜42と光
Lの照射により2次電子を多量に発生する材料によつて
形成された薄膜43とによつて、転写図形を構成し、か
つ両者で平面を形成しているものである。
光Lの照射により、薄膜43で形成された部位から2次
電子eが転写図形に対応して発生する。なお、第2図C
で薄膜42と43を入れかえてもよいこの発明は、上述
のような図形基体20から、光照射により転写図形に対
応して発生する2次電子火加速し、電子レンズを用いて
1対1、或は1対1/2乃至1/20に、シリコンウエ
ハ上に塗布した感光材料の面上に2次電子を集束感光せ
しめることにより、微細図形をシリコンウエハ上に転写
するもので、装置全体を第3図を参照して説明する。
第3図において、20は転写用の図形基体であつて、第
2図A−Cに示された如きものである。
51は反射鏡であつて、光源52より発する励起光を図
形基体20の全面に均一に投射すべく設けられており、
必要に応じて、光源52とともに図形基体20の周囲を
囲んで取り巻くようにすることもある。
53は加速電極であつて、図形基体20より発生する2
次電子eを加速するのに用いる。
54は電子光学系のアパーチユア、55は対物レンズ、
56は中間レンズ、57および58は投影用レンズであ
つてテレセントリツク系を構成するもの、59はアライ
メントコイルであつて微調整用に使用されるものである
このアライメントコイル59は、投影用レンズ57と5
8の中間におかれることもあり、必要に応じてストツパ
一絞りが併用されることもある。感光用レジストによつ
て被覆されたシリコンウエハ60が、ウエハの出入装置
61およびXY軸微動装置62上にあつて、投影図形結
像位置に位置せしめられる。この外、必要に応じて位置
合せ、焦点合せ用の各装置、排気装置などを付属させる
。63は筐体である。
光源52からの光Lの波長の規定化が必要な場合には、
フィルタ64を用意して設置する。加速電極53には図
形基体20との間に、10KV程度の高電圧が高電圧源
65から印加される。66は転写用図形基体の加熱ヒー
タであつて、必要に応じて使用されるものであり、一定
温度に保持のため制御装置が併用されるのが常である。
以上に述べた構成をもつこの装置の動作の態様は、既に
明らかであると思うが、要約すると、光源52より発し
た励起光が反射鏡51によつて図形基体20の全面に均
一に投射され、図形基体20より転写パターンに対応し
て発生された2次電子eは、加速電極53によつて加速
され、アパーチユア54を通過し、レンズ系によつて制
御されながらシリコンウエハ60の面上に至つて投影図
形を結像するのである。次に、この発明の基本原理を説
明しておくと次の如くである。
なお、下記文中のA,bは図面とは関係ない。光照射に
より発生する2次電子は、ごく表面付近のみより発生ず
るものであり、また2次電子を発生させるのに必要な光
の波長は物質によつて定まつている。
そこで今高光エネルギー(hν,)の光で2次電子を放
射する基体aの面上に、低エネルギー(hν2 )の光
で2次電子を放射するところの物質bをもつて被覆(h
ν1》hν2)した後、適宜の図形を食刻し、中間のエ
ネルギーをもつ光(hν3、但しhν1≦hν3≦hν
2)で強く照射すると、図形を食刻されたb部分のみよ
り2次電子を放射するから、きわめてコントラストのよ
い図形状の2次電子放射が得られ、物質bによる被覆膜
の厚みが薄いときは、図形周辺の断面によるぼけもきわ
めて僅かである。このような構成の図形基体は第2図A
のものに相当するが、第2図B,Cの如き構成の図形基
体でもよいことは勿論であり、特に第2図Cの如き表面
か平面形成のものは図形ぼけが一番少ない。この発明に
用いる図形基体は、透過型の図形転写装置、X線リソグ
ラフィ装置などに用いられるそれとは異なり、光を透過
させる必要のないものであるから、基板を薄くする必要
がなく、厚いものでよいから、機械的に安定している。
また基体の材料としてシリコンを用いると、系全体が等
温であればウエハに対する熱膨脹を考慮する必要がなく
なる。熱膨脹係数が10−7台、或はそれより小さな材
料によつて基体を構成すると、熱的寸法の安定性の確保
が容易となる。これらの事項は、図形の転写にあたり特
に縮小率が大きい場合、転写図形の大きい場合などにお
いて特に重要である。この発明による装置の改変の例と
しては、第3図に示した4段の磁界レンズを任意の段数
の磁界レンズ、または電界レンズに置換してもよく、使
用する光は赤外、可視、紫外、真空紫外、軟X線等長短
さまざまな波長の光でよく、縮小光学系として使用する
場合にはステツブ・アンド・りビード装置と組合わせる
ことも可能であり、この際1チツプずつのステツプ・ア
ンド・りビード、数チツプ毎のステツプ・アンド・リピ
ートでもよい。
また縮小光学系として使用する場合、その縮小率は先に
1/2〜1/20と記載したが、これに限るものではな
く1/1〜1/2の間、1/20以上ならびに1/1を
こえる拡大投影であつてもよい。また拡大率の微少な変
更を第3図におけるヒータ66で行つてもよい。2次電
子放射量の調整は、照射光量、図形基体の温度、印加電
圧などによつても可能であり、それらの併用もまた考え
られる。
2次電子の発生には、光の照射によるばかりでなく電子
照射によつても行えるものである。
以上詳細に説明したように、この発明は転写用図形基体
を構成する基板と薄膜のうち、基板を光または電子線照
射等の励起によつて2次電子の発生の少ない材料または
2次電子の発生の多い材料で構成し、一方、薄膜を同じ
く励起によつて2次電子の発生が多い材料または2次電
子の発生しない所要の材料で構成し、かつ、光源からの
光がウエハ側から図形基体の薄膜を照射する位置に設け
て反射型としたので、照射する光は図形基体を透過させ
る必要がなく、そのため2次電子の散乱等が発生しない
ので解像度の良い微細パターンを転写することができる
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の微細パターン転写複製装置の一例を示す
断面図、第2図A,B,Cはこの発明の実施例において
用いられる図形基体の各構成例の断面図、第3図はこの
発明の一実施例の断面図である。 図中、20は図形基体、21は基板、22,43は薄膜
、31は基板、32,42は薄膜、41は基板、51は
反射鏡、52は光源、53は加速電極、54はアパーチ
ユア、55は対物レンズ、56は中間レンズ、57,5
8は投影用レンズ、59はアライメントコイル、60は
シリコンウエハ、61はウエハの出人装置、62はXY
軸微動装置、63は筐体、64はフイルタ、65は高圧
電源、66は加熱ヒータ、Lは光、eは2次電子である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光源、転写用のパターンを形成した図形基体、電子
    レンズ系を有し、感光用レジストにより被覆されたウェ
    ハに微細パターンを転写する装置において、前記図形基
    体を構成する基板と薄膜のうち、前記基板を励起によつ
    て2次電子の発生の少ない材料または2次電子の発生の
    多い材料で構成し、前記薄膜を励起によつて2次電子の
    発生が多い材料または2次電子の発生の少ない材料によ
    り構成し、かつ、前記光源をこの光源からの光が前記ウ
    ェハ側から前記図形基体の薄膜を照射する位置に設けて
    反射型としたことを特徴とする微細パターンの転写装置
    。 2 転写用の図形基体を構成する基板と薄膜は表面が同
    一平面になるように構成されたものである特許請求の範
    囲第1項記載の微細パターンの転写装置。
JP52092228A 1977-08-02 1977-08-02 微細パタ−ンの転写装置 Expired JPS5915380B2 (ja)

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JPS5427375A JPS5427375A (en) 1979-03-01
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JPS5610927A (en) * 1979-07-06 1981-02-03 Chiyou Lsi Gijutsu Kenkyu Kumiai Electron beam transfer device
JPS5961135A (ja) * 1982-09-30 1984-04-07 Toshiba Corp 電子ビ−ム転写装置
GB2157069A (en) * 1984-04-02 1985-10-16 Philips Electronic Associated Step and repeat electron image projector
JP2014138163A (ja) * 2013-01-18 2014-07-28 Ebara Corp 電子露光装置

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