JP2002141281A - 電子ビーム投影装置及びフォーカシング方法 - Google Patents

電子ビーム投影装置及びフォーカシング方法

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    • Y10S430/143Electron beam

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子ビームリソグラフィーで、投影レンズ系
の色収差の影響を減らしてフォーカシングの精度を高め
る。 【解決手段】 電子パターン形成システム100では、
電子ビーム1aをウエハー120に投影する。電子ビー
ム1は、電子ビーム銃102によって生成される。マス
ク112は、ブロッキング領域3及び透明領域4からな
る転写パターンを有し、電子ビーム銃102からの電子
ビーム1aが通過される。投影レンズダブレット114
は、色収差及び球面収差を有し、マスク112からの電
子ビーム1aをウエハー120にフォーカシングする。
ウエハー120は、球面収差の効果によって色収差の影
響を相殺する平面74に載置され、投影レンズダブレッ
ト114によるフォーカシングが鮮鋭にされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子ビーム投影装置
及びフォーカシング方法に関する。さらに詳しくは、電
子ビームリソグラフィーでのフォーカシングを高い精度
で行うことができる電子ビーム投影装置及びフォーカシ
ング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】散乱/非散乱マスキングを用いた電子パ
ターン形成としては、特開平3−101214号(米国
特許5,079,112号)に記載されているSCAL
PELが公知である。
【0003】図1に示す従来の装置40は、電子又は他
のエネルギー源41、コンデンサーレンズ系42、転写
パターンとしてブロッキング領域44及び透明領域45
を有するマスク43、対物レンズ46、図示のように軸
上開口48を有する後方焦点面フィルター47、投影レ
ンズ系49、露光媒体50、重ね合わせ部53を構成す
る中間レンズ51及びステージ52を含む。装置40は
さらに真空室54とエアロック55とを備え、後者は試
料の交換用である。
【0004】図2に別の従来の装置を示す。これは電子
ビーム銃として図示した粒子源30を含み、電子ビーム
31を発射する。コリメーターレンズ32は、最初に分
岐した電子線を図中の符号33で示した平行な関係にす
る。走査偏向器34、35は電子走査、例えば連続的な
x方向への走査を行う。第2の偏向器は、x方向での走
査の間に、連続的に、又はステップ的にy方向での移動
を行う。またここで例示するマスク36は、支柱37で
分割されている。マスクを通過した後にパターンを含む
ビーム38は、ダイナミックなフォーカス/スティグメ
ーター偏向器39、80の影響を受ける。偏向器81、
82は、x及びy電子走査/ステップ送りの間に、隣り
合った領域の位置合わせが正確になるようにする。
【0005】投影レンズ83は、光軸の可変な偏向器8
4を有する。複数の開口86を含むマルチ開口フィルタ
ー85は、ウエハーステージ88の上方に配置されたウ
エハー87上にフォーカシングされた像を形成する。既
に述べたように、マスク36は図示のように、支柱で分
割された区間に対応したパターン領域で構成される。マ
スク36を通過する間にビームにパターン形成情報を付
与する変調の作用に引き続いて、ビームは収束し、最終
的には、開口フィルター85で規定された平面上あるい
はその近傍で、クロスオーバー(又は像反転)に到達す
る。開口フィルター85は、望ましくない散乱放射を遮
断するための電子イメージングの目的で、設けられてい
る。これは同様に、他の「ノイズ」を遮断するのにも有
効である。例えば、望ましくないフィーチャーエッジ散
乱放射を遮断するのにもよい。開口86は、レンズ系の
開口数(又は瞳孔)を規定するようにしてもよい。
【0006】図1の装置は、コンデンサーレンズ系と投
影レンズ系とを別々に備えている。これは、最小限の機
械的な調整でフォーカシングを容易にする点で好まし
い。さらに、投影レンズ系では複数個のレンズを使用す
ることが好ましい。例えば、3個のレンズを用いること
は、像の歪みやいろいろな収差を補正すること、また像
の回転を制御することのために、有益である。
【0007】従来例の投影レンズ49、43は他の要素
を含んでいる。例えば、双方に共通の設計又は作用に起
因する、対応する収差を内在的に打ち消すような、反対
向きの偏光状態である2個の光学的に等価なレンズの組
み合わせ(レンズダブレット)を、投影レンズ49、4
3は備えている。普通の使用に合致した形では、機能的
な整形フィールドの生成を主要な目的としたハードウェ
アは、それ自体で「レンズ」と呼ばれる。
【0008】図2においてレンズ39、80は、フォー
カシングの補正のみならず収差のダイナミックな補正を
行う。例えば、像面湾曲やウエハー高さの偏差の補正を
行う。これらのレンズをダイナミックな調整の目的で用
いることで、起こりがちなラグタイムを短縮して処理を
速くすることができる。例えば、ダイナミックな収差補
正には、装置/処理の欠陥に起因するエラーを補正する
ための付加的な偏向器を併用してもよい。またレンズ3
9、80は例として示したものであり、他の要素を含ん
でいてもよい。
【0009】図3、4は、レンズ系を含むシステムの例
を示している。以下に述べる図3、4は、従来の電子パ
ターン形成に関係した基本原理について述べるための基
礎となる概要を描くものである。
【0010】図3に示す従来の単一のレンズ系では、電
子ビーム、あるいは他のデリニエーティング(delineati
ng) エネルギーを利用している。電子線1はマスク2に
入射する。マスク2は、ブロッキング領域3及び透明領
域4を含んでいる。透明領域4を通過したものは電子線
1aとなり、ブロッキング領域3を通過したものは電子
線1b,1cとなる。これらはレンズ5によって屈折さ
れ、射出する電子線は後方焦点面フィルター6に入射す
る。概略的に図示したように、電子線1aはフィルター
開口7を通過し、転写された照射領域10及び非照射領
域11からなる像9を形成する。限界散乱角度を越えて
散乱された電子線1b,1cは、開口7を通過せず、吸
収されるか、もしくはフィルター6の開口なしの部分8
によって遮断される。
【0011】図4に、像を形成するために散乱されたエ
ネルギーを選択的に用いる従来のシステムを示す。ここ
では散乱された電子線1b,1cは開口17を通り、通
過した電子線1aはフィルター領域18で絞り込みされ
る。像19は像9のネガティブ像であり、複数の領域2
1を選択的に照射することにより形成される。領域20
は照射を受けていない。この構成では、後方焦点面フィ
ルターは吸収を行う。もちろん散乱、例えばブラッグ散
乱などの形態を、他の構成で利用することも可能であ
る。
【0012】図1ないし4に示した投影システムは、オ
ーダーとして4:1ないし5:1でマスクからウエハー
への倍率縮小を行っている。しかしこれらのシステム
は、1:1とか他の倍率の場合にも、同様に適用可能で
ある。
【0013】図1ないし4に示したシステムは、可能な
限り良好に像をウエハーにフォーカシングするように構
成される。図5に単純化したシステムを示したが、最終
目標は、マスク62にある像60をウエハー64にフォ
ーカシングすることである。図5に示すレンズダブレッ
ト66、68に収差がないと仮定すれば、最適にフォー
カシングされた像70はガウス平面72に形成される。
しかし、色収差及び球面収差という最も顕著なものをは
じめ、レンズダブレット66、68に存在する数種類の
収差によって、最適にフォーカシングされる像面74は
ガウス平面72から外れることが多い。最適にフォーカ
シングされる像面74を決定する従来の手法は、最適に
フォーカシングされる像面74の位置に対する色収差及
び球面収差の効果を別々に分析することを中心としてい
た。これについて次に述べる。
【0014】ビームをフォーカシングする精度を評価す
る従来の手法に、点広がり関数(PSF)がある。この
手法は、マスク62面の中心の1個の点で5000個に
のぼる進路に沿ってビームを発射し、ウエハー64面の
中心での個々の進路の到達点を調べることからなる。
【0015】最初の発射条件の例としては、12mra
dまで(10mradまで、あるいは8mradまで)
の着地角度になるような電子の角度分布、また、電子の
現実のエネルギー分布を用いた。後者は、マスク62
(シリコン窒化物Six y 、厚み0.1μm)を通過
する前後に広がる電子のエネルギーを分析することによ
って、実験的に求められた。図6に、電子エネルギー分
布の例を示す。
【0016】図6から分かるように、マスク62を電子
が通過することによってエネルギーの広がりの変化がも
たらされる。電子のかなりの部分(20%にのぼる)
が、電子・プラズモンの非弾性衝突によってエネルギー
を失う。図6でピークAは、エネルギーを失わずに薄膜
を通過した電子を示し、その幅はビーム源の温度によっ
て規定される。図6のピークBは、プラズモンとの非弾
性衝突によって相当のエネルギーを失って薄膜を通過し
た電子を示す。図6に示したエネルギー分布は、電子パ
ターン形成マスクに特徴的であり、膜厚は、SCALP
EL(登録商標)マスク構造などのように、電子の平均
自由行程よりも小さい。
【0017】図6に示すデータは、発射点から投影レン
ズ系(a projection column) (図5における投影レンズ
ダブレット66、68)を経て、下のウエハー64面ま
での電子の進路を計算するように開発されたシミュレー
ションソフトウェアによって処理できる。図5のレンズ
の3次及び5次の幾何学的収差により、ガウス平面72
での像は点にはならない。分析の結果、(光軸上の対象
/像に関して)色収差及び球面収差が最も重要な収差で
あることが分かっている。これらの収差は、ガウス平面
上の像を代表する中心点の周りに、電子の進路が広がる
ことを招いてしまうが、PSF分析によって、光軸の周
りでの電子の進路の分布に関してフォーカシングの精度
を、「立ち上がり距離」又は鮮鋭さとして算出すること
ができる。PSF立ち上がり距離により、ウエハー64
上のボケ、すなわち分解可能な最小のパターンサイズが
規定されることが、これまで知られている。
【0018】また、磁気レンズ及び電界レンズはいずれ
も、異なるエネルギーを有する電子に対して異なるフォ
ーカシングを行うことが周知である。この現象は色収差
と呼ばれており、光軸上同じ点から発射されながらエネ
ルギーの異なる電子は、像空間の中の一点に結像される
わけではなくて、別々の点で光軸を横切り、理想的な像
面又はガウス像面上で錯乱円を形成するに至る。言い換
えれば色収差は、点である対象を二次元的な像に変えて
しまう。このことは、光軸に対して異なる角度で発射さ
れた電子に対しても当てはまる。磁気レンズ及び電界レ
ンズのいずれも、大きな角度の電子を小さな角度の電子
よりもレンズ面の近傍においてフォーカシングする。従
って、錯乱円を理想的な像面又はガウス像面に形成す
る。言い換えれば、球面収差もやはり、点である対象を
二次元的な像に変えてしまう。
【0019】錯乱円、すなわちボケが発生することに関
して、色収差及び球面収差を独立して述べる。これを概
算で算出するには、次式に示すように、個々の錯乱円の
直径の和の求積法を用いることで可能である。
【0020】[数1]Dconf〜(Dchr2 +Ds
2 0.5
【0021】上述したようにPSF分析では、いかなる
平面においても、ボケなど、現実の電子の分布を計算
し、この分布が理想的な像、点形状のガウス像に近づく
どうかを評価するものである。
【0022】PSF分析は、錯乱円が最小になる像空間
に平面を見いだすためにも用いられる。分析の基準は、
一つの境界線が、発射された電子の総数の12%を表
し、別の一つ境界線が、発射された電子の総数の88%
を表すように描かれた境界線の間の半径方向の距離とし
て設けられる(12/88基準)。同じ手順でまた、発
射された電子の総数の20%と80%を表す境界線で、
基準が設けられる(20/80基準)。図7に、球面収
差のみを考慮した従来の12/88モデリングの結果を
示す。
【0023】図7から分かるように、ガウス平面(横軸
上で0.00)でのビームのボケは45nmに達する。
一方、ガウス平面から4μmだけ前方(横軸上で−4.
00)では、ビームのボケは15nm(14.528n
m)で最小となる。言い換えれば、フォーカシングはZ
=−4μmの平面で最適となる。
【0024】最適にフォーカシングされる平面の位置
は、さらに図8に示した。ここでは、図7に対応してビ
ームの横断面を図示している。ここでも、フォーカシン
グはZ=−4μmの平面で最適となる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】同様に、色収差のみを
考慮するならば、ビーム中で大部分の電子である速度の
小さな電子によって、フォーカシングの精度が悪くな
る。図9にこの状態を示す。上述したように、最適にフ
ォーカシングされる平面は、ガウス平面から4μmだけ
前方に位置する。図10に、対応したビームの横断面輪
郭線を示す。この図から分かるように、PSF立ち上が
り距離として算出されるビームの最小のボケは約60n
m(58.868nm)である。図7ないし10に示し
た構成では、球面収差のみ、色収差のみのいずれかに有
効であっても、最適にフォーカシングされる平面を正確
には規定することができないという問題がある。
【0026】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、投影レンズ系の色収差の悪影響を容易
に抑えることで、電子ビームリソグラフィーでのフォー
カシングを高い精度で行うことができる電子ビーム投影
装置及びフォーカシング方法を提供することを目的とす
る。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電子ビーム投影装置は、電子ビームを生成
する電子ビーム源と、転写パターンを有し、電子ビーム
源からの電子ビームが通過されるマスクと、色収差及び
球面収差を有し、マスクからの電子ビームをウエハーに
フォーカシングする投影レンズ系(a projection colum
n) と、ウエハーが載置され、球面収差の効果によって
色収差の影響を相殺する平面に位置し、投影レンズ系に
よるフォーカシングが鮮鋭にされるウエハーステージと
を備えていることを特徴とするものである。
【0028】なお、球面収差の係数が5〜150mmで
あることが好ましい。また、平面は、色収差のみによっ
て決定される像面よりも投影レンズ系に4〜20μmだ
け近接しているのがよい。
【0029】さらに本発明の電子ビーム投影装置は、電
子パターン形成機器(tool)に用いられ、マスクの厚み
は、電子パターン形成機器の電子の平均自由行程よりも
小さいことが好ましい。好ましい実施形態によれば、電
子パターン形成機器は、スカルペル電子パターン形成機
器である。
【0030】また、投影レンズ系は少なくとも1個のレ
ンズを含む。さらに、少なくとも1個のレンズは投影ダ
ブレットレンズを含むのがよい。なお、球面収差の係数
が5〜100mmであることが好ましい。
【0031】さらに本発明のフォーカシング方法は、電
子ビームを生成する電子ビーム源と、転写パターンを有
し、電子ビーム源からの電子ビームが通過されるマスク
と、色収差及び球面収差を有し、マスクからの電子ビー
ムをウエハーにフォーカシングする投影レンズ系とを備
えている電子ビーム投影装置に用いられ、フォーカシン
グ方法においては、色収差に基づいて、投影レンズ系の
第1像面を決定し、球面収差を考慮して、第1像面をシ
フトさせることで投影レンズ系の第2像面を決定し、ウ
エハーを第2像面に配置し、色収差と球面収差との相殺
によって、投影レンズ系によるフォーカシングを鮮鋭に
することを特徴とするものである。
【0032】好ましい実施形態では、第2像面は、第1
像面よりも投影レンズ系に4〜20μmだけ近接してい
るのがよい。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の電子パターン形成は散乱
/非散乱マスキングを用いたものであり、特開平3−1
01214号(米国特許5,079,112号)に記載
されているスカルペル(SCALPEL)、すなわち
「投影角度制限付きでの散乱を用いる電子ビームリソグ
ラフィー」(Scattering With Angular Limitation in P
rojection Electron-beam Lithography)に基づく。ま
た、イオンパターン形成にも利用可能である。
【0034】図11は、本発明の一つの実施形態に係る
電子パターン形成システム100を示す。電子パターン
形成システム100は、電子ビーム銃102、第1レン
ズ系104、ブランキング開口108、第2レンズ系1
10、マスク112、2個のレンズ116、118及び
後方焦点面117を有する投影レンズダブレット11
4、及びウエハー120を備えている。(第1レンズ系
104は、光学整形開口106を中央の平面に有し、後
方焦点面117は開口117aが形成されている。)図
12はマスク112、投影レンズダブレット114、ウ
エハー120を詳細に示している。ここでレンズ116
は磁気シェル122、巻線124、及び少なくとも1個
の偏向器126を備えている。開口128は2個のレン
ズ116、118の間に配置されている。図12はさら
に、マスク112におけるサブフィールドと、ウエハー
120におけるサブフィールドの関係を示している。
【0035】図5に関連して述べたように、像が最もよ
くフォーカシングされる平面に図11のウエハー120
を配置することを意図している。最適にフォーカシング
される像面74を決定する従来の手法は上に述べたよう
に、球面収差及び色収差を別々に分析して減少させるこ
とを含んでいる。しかし、図11のような構成で最適に
フォーカシングされる像面74を見いだすには、球面収
差及び色収差の複合的な効果を考慮する必要がある。図
11(及び図5)に示した構成で、最適にフォーカシン
グされる像面74は、球面収差及び色収差が個々に減少
される位置とは現実には異なっている。図13に、球面
収差及び色収差の複合的な効果を示す。図13から分か
るように、ガウス平面上(横軸上で0.00)でのビー
ムのボケは約120nmに達する。ガウス平面から8μ
mだけ前方(横軸上で−8.00)では、ビームのボケ
は約56nm(55.302nm)という最小値にな
る。言い換えれば、フォーカシングはZ=−8μmの平
面で最適となる。
【0036】最適にフォーカシングされる像面74の位
置は図14にも示している。ここでは、図13との対応
でビームの断面を示している。やはり、フォーカシング
はZ=−8μmの平面で最適になっている。
【0037】電子の進路に関する包括的な分析から得ら
れたこれらの結果は、従来知られていないものであり、
色収差に起因するビームのボケを球面収差の併用によっ
て減少させるものである。一つの理由は、マスク112
によってもたらされる上述の新たな電子エネルギー分布
である。特に、マスク112を通過するビームは本質的
には、2本のサブビームの和、すなわち高速のサブビー
ム及び低速のサブビームの和となる。このようなビーム
への色収差の効果は、低速及び高速のサブビームに対し
て2個のはっきり異なる焦点を作り出す。これらの状況
では、球面収差は積極的に有効な要因となり、2個の焦
点の間で電子を再度分布させ、最適なフォーカシング、
つまりビームの最小のボケを作り出す。従来の電子ビー
ムリソグラフィー機器では、球面収差は、ビームのボケ
を大きくし、機器の解像度を下げるという点で、常に悪
影響のある要因と考えられてきた。しかし上述の構成で
は、球面収差はビームのボケの全体を減少させ、機器の
解像度を高めるはたらきがある。
【0038】上述のように図5ないし10の従来例から
導き出される共通の結論は、投影レンズ系の最適にフォ
ーカシングされる像面74がガウス平面72から4μm
だけ前方に位置し、ビームの最小のボケが(152 +6
2 0.5 =62nmであることである。しかし既に言
及したように、最適にフォーカシングされる像面74
は、現実にはガウス平面72から4μmだけ前方に位置
するわけではない。これは球面収差及び色収差の間の相
互作用に起因する。これらの収差が組み合わせられたと
きの複合的な効果によって、最適にフォーカシングされ
る像面74は、それぞれの個々の収差に対しての最適に
フォーカシングされる平面とは異なる位置になる。
【0039】図11ないし14に示したようにウエハー
は、ガウス平面より前側であって、個々の収差に対して
最適にフォーカシングされる平面よりも投影レンズ系又
は光学機器の近くに、位置するのがよい。
【0040】図15及び16は、上述の球面収差及び色
収差の間の相互作用を示している。図15の(A)〜
(C)は点広がり関数(PSF)とレンズ収差との全体
的な関係を示す。図15の(A)は対象面でのPSFを
示す。図15の(B)は、収差のない、理想的なレン
ズ、レンズダブレット、又は投影レンズ系に関する像面
でのPSFを示す。図15の(C)は、収差のある、現
実のレンズ、レンズダブレット、又は投影レンズ系に関
する像面でのPSFを示す。図16の(A)は、(20
/80基準を用いた場合の)球面収差のみによるPSF
の広がりを示す。図16の(B)は、(20/80基準
を用いた場合の)色収差のみによるPSFの広がりを示
す。図16の(C)は、(20/80基準を用いた場合
の)球面収差及び色収差の複合的作用に伴うPSFの広
がりを示す。球面収差を色収差に加算することにより、
PSF曲線の再度の整形の結果として、20/80立ち
上がり距離を短くすることができる。図16の(A)〜
(C)に示すように、球面収差の色収差との加算によっ
て、スロープを20/80範囲で急にするようにPSF
の形態が形成される。これにより、電子ビームリソグラ
フィー機器でリソグラフィーの品質を良好にできる。
【0041】本発明は次のように実施することもでき
る。まず、図9、10のように実施された分析と同様
に、色収差のみを考慮して最適なフォーカシングされる
像面を決定する分析を行う。次に、球面収差の効果を加
味して、図13、14に示したように、球面収差及び色
収差の組み合わせ効果を考慮した最適にフォーカシング
される像面を得る。ウエハーは、この後に新しい最適に
フォーカシングされる像面に設置される。
【0042】マスク112を通過した後の電子エネルギ
ー分布はシステムから独立したものであるが、投影レン
ズダブレット116、118の球面収差の係数は、レン
ズの設計によって5〜150mmの範囲で変化させても
よい。シミュレーションによれば、好ましい球面収差の
係数は5〜100mmの範囲にあることが分かる。この
範囲内にあるときには、球面収差は、相対的に大きな要
因となる色収差によって引き起こされるビームのボケ
を、減少させる効果がある。
【0043】以上、図11に基づいて本発明を説明して
きたが、本発明の原理は図1、2、5に図示した従来の
システムにも利用可能である。また、電子ソース、マス
ク又は薄膜、投影レンズ系、電子ソースからのビームが
フォーカシングされるステージを備えている他のいかな
るシステムにも利用可能である。たとえば図11では電
子ビーム銃102を示したが、電子ソースは公知のいか
なるタイプの電子ソースでもよい。さらに、図11は第
1レンズ系104、ブランキング開口108、第2レン
ズ系110が描かれているが、これらは省略してもよ
い。また図11にはマスク112を図示したが、マスク
に代えて、薄膜など同様の手段を用いてもよい。さらに
図11はレンズ116、118を有する投影レンズダブ
レット114、それに(開口117aを有する)後方焦
点面117を図示しているが、投影レンズダブレット1
14の代わりに、適当な数のレンズ、又は他の光学素子
を用いてもよい。さらに、図11では電子をウエハー1
20にフォーカシングすることを意図しているが、電子
をフォーカシングするのはいかなる物品上の平面でもよ
く、ウエハーには限られない。また上記の実施形態で
は、まず色収差の作用を考慮し、その後に球面収差の作
用を考慮しているが、その代わりにこの順番を逆にして
もよい。
【0044】この発明はその精神及び必須の特徴事項か
ら逸脱することなく他のやり方で実施することができ
る。本明細書に記載した好ましい実施形態は例示的なも
のであり限定的なものではない。発明の範囲は添付の請
求項によって示されており、それらの請求項の意味の中
にはいるすべての変形例は本願発明に含まれるものであ
る。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明の電子ビーム投影
装置及びフォーカシング方法によれば、球面収差と色収
差とを組み合わせ、色収差の悪影響が抑えられる。従っ
て、電子ビームリソグラフィーで、投影レンズ系の収差
の影響を減らしてフォーカシングの精度を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電子パターン形成システムの構成の第1
の例を示す説明図である。
【図2】従来の電子パターン形成システムの構成の第2
の例を示す断面図である。
【図3】図1、2の構成の光学的な関係を概略的に示す
図である。
【図4】図1、2の構成での、別の光学的な関係を概略
的に示す図である。
【図5】従来の電子パターン形成システムの構成の第3
の例を示す説明図である。
【図6】電子エネルギー分布の例を示すグラフである。
【図7】球面収差のみを考慮した点広がり関数を示すグ
ラフである。
【図8】図7の状態での電子ビームの横断面を示すグラ
フである。
【図9】色収差のみを考慮した点広がり関数を示すグラ
フである。
【図10】図9の状態での電子ビームの横断面を示すグ
ラフである。
【図11】本発明の一実施形態の電子パターン形成シス
テムを示す図である。
【図12】図11のマスク、投影レンズダブレット、ウ
エハーを詳細に示す図である。
【図13】球面収差及び色収差の組み合わせを考慮した
点広がり関数を示すグラフである。
【図14】図13の状態での電子ビームの横断面を示す
グラフである。
【図15】(A)は対象面での点広がり関数を示すグラ
フであり、(B)は収差のない理想状態におけるレンズ
系の像面での点広がり関数を示すグラフであり、(C)
は収差のある現実の状態におけるレンズ系の像面での点
広がり関数を示すグラフである。
【図16】(A)は点広がり関数の曲線形状が球面収差
のみを考慮して調整される状態を示すグラフであり、
(B)は点広がり関数の曲線形状が色収差のみを考慮し
て調整される状態を示すグラフであり、(C)は点広が
り関数の曲線形状が球面収差及び色収差の組み合わせに
よって調整され、電子パターン形成システムのフォーカ
シングを鮮鋭にする状態を示すグラフである。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c 電子線 3 ブロッキング領域 4 透明領域 74 最適にフォーカシングされる像面 100 電子パターン形成システム 102 電子ビーム銃 104 第1レンズ系 106 光学整形開口 108 ブランキング開口 110 第2レンズ系 112 マスク 114 投影レンズダブレット 116、118 レンズ 117 後方焦点面 117a 開口 120 ウエハー 122 磁気シェル 124 巻線 126 偏向器 128 開口
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01J 37/20 H01J 37/21 Z 37/21 H01L 21/30 541F 541S (71)出願人 501347855 14645 N.W.77th Avenue, Miami Lakes, FL 33014 United States o f America (71)出願人 501347877 イーリス エル エル シー eLith, LLC アメリカ合衆国 07974 ニュージャージ ー、 ニュー プロヴィデンス、セントラ ル アヴェニュー 571、マレイ ヒル オフィス センター、スイート105 Murray Hill Office Center, Suite 105, 571 Central Avenue, Ne w Providence, NJ 07974 United States o f America (72)発明者 ヴィクター カツァップ アメリカ合衆国 08502 ニュージャージ ー、ベル ミード、エステート ロード 9 (72)発明者 エリック マンロー イギリス国 エスダブリュー7 4エーエ ヌ ロンドン、コーンウォール ガーデン ズ 14 (72)発明者 ジョン エー ラウズ イギリス国 シーアール4 2エイチエス サリー、ミッチャム、ヒル ロード 27 (72)発明者 ウォーレン ケー ワスキエウィッチ アメリカ合衆国 08809 ニュージャージ ー、クリントン、リー ストリート 114 (72)発明者 シエチン ジュー イギリス国 エヌダブリュー2 7ジェイ エイチ ロンドン、コールズ グリーン ロード 91 Fターム(参考) 2H097 AA03 BA01 BA10 CA16 GB00 KA03 KA38 LA10 5C001 AA01 CC06 5C033 DE07 5F056 AA22 CB30 CB35 FA03 FA07

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子ビームをウエハーに投影する電子ビ
    ーム投影装置において、 前記電子ビームを生成する電子ビーム源と、 転写パターンを有し、前記電子ビーム源からの前記電子
    ビームが通過されるマスクと、 色収差及び球面収差を有し、前記マスクからの前記電子
    ビームを前記ウエハーにフォーカシングする投影レンズ
    系と、 前記ウエハーが載置され、前記球面収差の効果によって
    前記色収差の影響を相殺する平面に位置し、前記投影レ
    ンズ系によるフォーカシングが鮮鋭にされるウエハース
    テージとを備えていることを特徴とする電子ビーム投影
    装置。
  2. 【請求項2】 前記球面収差の係数が5〜150mmで
    あることを特徴とする請求項1記載の電子ビーム投影装
    置。
  3. 【請求項3】 前記平面は、前記色収差のみによって決
    定される像面よりも前記投影レンズ系に4〜20μmだ
    け近接していることを特徴とする請求項1記載の電子ビ
    ーム投影装置。
  4. 【請求項4】 電子パターン形成機器の一部に用いら
    れ、前記マスクの厚みは、前記電子パターン形成機器の
    電子の平均自由行程よりも小さいことを特徴とする請求
    項1記載の電子ビーム投影装置。
  5. 【請求項5】 前記電子パターン形成機器は、スカルペ
    ル電子パターン形成機器であることを特徴とする請求項
    4記載の電子ビーム投影装置。
  6. 【請求項6】 前記投影レンズ系は少なくとも1個のレ
    ンズを含むことを特徴とする請求項1記載の電子ビーム
    投影装置。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1個のレンズは投影レン
    ズダブレットを含むことを特徴とする請求項6記載の電
    子ビーム投影装置。
  8. 【請求項8】 前記球面収差の係数が5〜100mmで
    あることを特徴とする請求項1記載の電子ビーム投影装
    置。
  9. 【請求項9】 電子ビームを生成する電子ビーム源と、
    転写パターンを有し、前記電子ビーム源からの前記電子
    ビームが通過されるマスクと、色収差及び球面収差を有
    し、前記マスクからの前記電子ビームをウエハーにフォ
    ーカシングする投影レンズ系とを備えている電子ビーム
    投影装置のためのフォーカシング方法において、 前記色収差に基づいて、前記投影レンズ系の第1像面を
    決定し、 前記球面収差を考慮して、前記第1像面をシフトさせる
    ことで前記投影レンズ系の第2像面を決定し、 前記ウエハーを前記第2像面に配置し、前記色収差と前
    記球面収差との相殺によって、前記投影レンズ系による
    フォーカシングを鮮鋭にすることを特徴とするフォーカ
    シング方法。
  10. 【請求項10】 前記球面収差の係数が5〜150mm
    であることを特徴とする請求項9記載のフォーカシング
    方法。
  11. 【請求項11】 前記第2像面は、前記第1像面よりも
    前記投影レンズ系に4〜20μmだけ近接していること
    を特徴とする請求項9記載のフォーカシング方法。
  12. 【請求項12】 前記電子ビーム投影装置は電子パター
    ン形成機器に用いられ、前記マスクの厚みは、前記電子
    パターン形成機器の電子の平均自由行程よりも小さいこ
    とを特徴とする請求項9記載のフォーカシング方法。
  13. 【請求項13】 前記電子パターン形成機器は、スカル
    ペル電子パターン形成機器であることを特徴とする請求
    項12記載のフォーカシング方法。
  14. 【請求項14】 前記投影レンズ系は少なくとも1個の
    レンズを含むことを特徴とする請求項9記載のフォーカ
    シング方法。
  15. 【請求項15】 前記少なくとも1個のレンズは投影レ
    ンズダブレットを含むことを特徴とする請求項14記載
    のフォーカシング方法。
  16. 【請求項16】 前記球面収差の係数が5〜100mm
    であることを特徴とする請求項9記載のフォーカシング
    方法。
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