JPH09329609A - 回転センサ - Google Patents
回転センサInfo
- Publication number
- JPH09329609A JPH09329609A JP15078296A JP15078296A JPH09329609A JP H09329609 A JPH09329609 A JP H09329609A JP 15078296 A JP15078296 A JP 15078296A JP 15078296 A JP15078296 A JP 15078296A JP H09329609 A JPH09329609 A JP H09329609A
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- JP
- Japan
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- magnet
- sensor
- thrust washer
- rotation
- braking
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 制動用マグネットをセンサマグネットおよび
スラストワッシャと一体化し、部品点数および組付け工
数の削減をはかると共に、薄肉化を可能とした回転セン
サを提供すること。 【解決手段】 マグネット体6をアウトサート成形によ
りスラストワッシャ5と一体に成形し、このマグネット
体6は、スラストワッシャ5の表面側にセンサマグネッ
ト部6aが、裏面側に制動用マグネット部6bが各々形
成された構成とする。
スラストワッシャと一体化し、部品点数および組付け工
数の削減をはかると共に、薄肉化を可能とした回転セン
サを提供すること。 【解決手段】 マグネット体6をアウトサート成形によ
りスラストワッシャ5と一体に成形し、このマグネット
体6は、スラストワッシャ5の表面側にセンサマグネッ
ト部6aが、裏面側に制動用マグネット部6bが各々形
成された構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転するセンサマ
グネットを磁電変換素子で検出する回転センサに関する
ものである。
グネットを磁電変換素子で検出する回転センサに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図4に第1従来例の制動型回転センサを
示している。ケース1に固定された軸受け2に駆動軸3
が支持され、この駆動軸3の先端にスラストワッシャ5
とセンサマグネット12が重ね合わされ、加締め14に
より固定されている。
示している。ケース1に固定された軸受け2に駆動軸3
が支持され、この駆動軸3の先端にスラストワッシャ5
とセンサマグネット12が重ね合わされ、加締め14に
より固定されている。
【0003】軸受け2の先端面とスラストワッシャ5と
の間にワッシャ9が介在されている。軸受け2の外周に
はリング状の制動用マグネット13が取り付けられてい
る。センサマグネット12の前方には磁電変換素子、I
C、回路チップ等よりなる回転検出部10が配置されて
いる。
の間にワッシャ9が介在されている。軸受け2の外周に
はリング状の制動用マグネット13が取り付けられてい
る。センサマグネット12の前方には磁電変換素子、I
C、回路チップ等よりなる回転検出部10が配置されて
いる。
【0004】駆動軸3の回転によりスラストワッシャ9
およびセンサマグネット12が回転し、回転検出部10
で検出すると共に、制動用マグネット13で磁気制動を
かけている。すなわち、制動用マグネット13、軸受け
2、ワッシャ9、およびスラストワッシャ5で磁気回路
を構成し、制動用マグネット13から出る磁力線11は
この磁気回路を通り、センサマグネット12を含む駆動
軸3を軸受け2の方向に吸引し、その吸引力でスラスト
ワッシャ5およびワッシャ9と、軸受け2との間の摩擦
力で磁気制動を確保し、これにより駆動軸3のスラスト
方向のガタを吸収し、振動、衝撃等の誤動作を防止して
いる。
およびセンサマグネット12が回転し、回転検出部10
で検出すると共に、制動用マグネット13で磁気制動を
かけている。すなわち、制動用マグネット13、軸受け
2、ワッシャ9、およびスラストワッシャ5で磁気回路
を構成し、制動用マグネット13から出る磁力線11は
この磁気回路を通り、センサマグネット12を含む駆動
軸3を軸受け2の方向に吸引し、その吸引力でスラスト
ワッシャ5およびワッシャ9と、軸受け2との間の摩擦
力で磁気制動を確保し、これにより駆動軸3のスラスト
方向のガタを吸収し、振動、衝撃等の誤動作を防止して
いる。
【0005】図5は第2従来例であって、インサート成
形によりセンサマグネット12とスラストワッシャ5と
駆動軸3とを一体化したもので、他の構成は第1従来例
と同様である。
形によりセンサマグネット12とスラストワッシャ5と
駆動軸3とを一体化したもので、他の構成は第1従来例
と同様である。
【0006】図6は第3従来例であって、アウトサート
成形によりセンサマグネット12を駆動軸3のフランジ
3aに固定したもので、他の構成は第1従来例と同様で
ある。
成形によりセンサマグネット12を駆動軸3のフランジ
3aに固定したもので、他の構成は第1従来例と同様で
ある。
【0007】これ等従来例に類似する技術は、実開平3
−60068号公報、実開平3−80367号公報、及
び実開平3−127259号公報に開示されている。
−60068号公報、実開平3−80367号公報、及
び実開平3−127259号公報に開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した各従来例の回
転センサは、制動用マグネット13がセンサマグネット
12と別体の単体部品であるため、この制動用マグネッ
ト13をケース1および軸受け2に固定する必要があ
り、このため部品点数および組付け工数が増加するとい
う問題がある。
転センサは、制動用マグネット13がセンサマグネット
12と別体の単体部品であるため、この制動用マグネッ
ト13をケース1および軸受け2に固定する必要があ
り、このため部品点数および組付け工数が増加するとい
う問題がある。
【0009】また、第1従来例および第2従来例のもの
は、駆動軸3の先端にセンサマグネット12を直接固定
するため、センサマグネット12に機械的強度を要求さ
れ、必然的にセンサマグネット12は大きい肉厚に構成
する必要があり、このためセンサマグネット12にソリ
や熱収縮による割れが生じやすいという問題がある。ま
た、第1従来例のものはセンサマグネット12の部分を
加締めるため、加締めの精度の確保が困難であり、ま
た、第3従来例のものはセンサマグネット12は薄肉に
形成されるが、駆動軸3の形状がフランジ3aを持った
異形のものとなるため製造コストがアップするという問
題がある。
は、駆動軸3の先端にセンサマグネット12を直接固定
するため、センサマグネット12に機械的強度を要求さ
れ、必然的にセンサマグネット12は大きい肉厚に構成
する必要があり、このためセンサマグネット12にソリ
や熱収縮による割れが生じやすいという問題がある。ま
た、第1従来例のものはセンサマグネット12の部分を
加締めるため、加締めの精度の確保が困難であり、ま
た、第3従来例のものはセンサマグネット12は薄肉に
形成されるが、駆動軸3の形状がフランジ3aを持った
異形のものとなるため製造コストがアップするという問
題がある。
【0010】本発明は上述の点に着目してなされたもの
で、制動用マグネットをセンサマグネットおよびスラス
トワッシャと一体化し、部品点数および組付け工数の削
減をはかると共に、薄肉化を可能とした回転センサを提
供することを目的とする。
で、制動用マグネットをセンサマグネットおよびスラス
トワッシャと一体化し、部品点数および組付け工数の削
減をはかると共に、薄肉化を可能とした回転センサを提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、駆動軸にスラストワッシャ
およびセンサマグネットを取り付け、このセンサマグネ
ットの回転を回転検出部で検出する回転センサであっ
て、前記スラストワッシャと一体成形でマグネット体が
取り付けられ、該マグネット体は、スラストワッシャの
前記回転検出部と相対向する側にセンサマグネット部
が、その反対側にの制動用マグネット部が各々形成さ
れ、このセンサマグネット部および制動用マグネット部
は前記スラストワッシャの孔を通る連結部で連結されて
いることを特徴とするものである。
め、請求項1記載の発明は、駆動軸にスラストワッシャ
およびセンサマグネットを取り付け、このセンサマグネ
ットの回転を回転検出部で検出する回転センサであっ
て、前記スラストワッシャと一体成形でマグネット体が
取り付けられ、該マグネット体は、スラストワッシャの
前記回転検出部と相対向する側にセンサマグネット部
が、その反対側にの制動用マグネット部が各々形成さ
れ、このセンサマグネット部および制動用マグネット部
は前記スラストワッシャの孔を通る連結部で連結されて
いることを特徴とするものである。
【0012】このため、請求項1記載の発明では、駆動
軸の回転によりスラストワッシャおよびマグネット体が
回転し、センサマグネット部の回転を回転検出部で検出
すると共に、制動用マグネット部により駆動軸を軸受け
の方向に吸引し、その吸引力でスラストワッシャおよび
ワッシャと軸受けとの間の摩擦力で磁気制動を確保し、
これにより、駆動軸のスラスト方向のガタを吸収し、振
動、衝撃等の誤動作を防止する。
軸の回転によりスラストワッシャおよびマグネット体が
回転し、センサマグネット部の回転を回転検出部で検出
すると共に、制動用マグネット部により駆動軸を軸受け
の方向に吸引し、その吸引力でスラストワッシャおよび
ワッシャと軸受けとの間の摩擦力で磁気制動を確保し、
これにより、駆動軸のスラスト方向のガタを吸収し、振
動、衝撃等の誤動作を防止する。
【0013】また、センサマグネット部は回転検出用の
極数に多次極着磁されると共に、制動用マグネット部は
制動用に2極着磁されるが、この着磁工程における相互
の影響は中間にスラストワッシャが介在していることに
より解消することができる。
極数に多次極着磁されると共に、制動用マグネット部は
制動用に2極着磁されるが、この着磁工程における相互
の影響は中間にスラストワッシャが介在していることに
より解消することができる。
【0014】さらにセンサマグネット部と制動用マグネ
ット部はスラストワッシャと一体に成形してあるので、
制動用として単体のマグネットを設ける必要がなくな
り、部品点数および組付け工数を削減できる。
ット部はスラストワッシャと一体に成形してあるので、
制動用として単体のマグネットを設ける必要がなくな
り、部品点数および組付け工数を削減できる。
【0015】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の回転センサであって、前記センサマグネット部およ
び制動用マグネット部はリング状に形成されていること
を特徴とするものである。
載の回転センサであって、前記センサマグネット部およ
び制動用マグネット部はリング状に形成されていること
を特徴とするものである。
【0016】このため、請求項2記載の発明では、スラ
ストワッシャを直接駆動軸に加締めまたは圧入により固
定することができ、したがって、マグネット体は機械的
応力を受けないのでマグネット体の強度は大きくする必
要がなく、マグネット体の薄肉化が可能となると共に加
締め精度が向上する。
ストワッシャを直接駆動軸に加締めまたは圧入により固
定することができ、したがって、マグネット体は機械的
応力を受けないのでマグネット体の強度は大きくする必
要がなく、マグネット体の薄肉化が可能となると共に加
締め精度が向上する。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の回転センサであって、前記マグネット体はアウト
サート成形によりスラストワッシャに一体化されている
ことを特徴とするものである。
記載の回転センサであって、前記マグネット体はアウト
サート成形によりスラストワッシャに一体化されている
ことを特徴とするものである。
【0018】このため、請求項3記載の発明では、マグ
ネット体の成形と同時にスラストワッシャへの一体化が
でき製造工程が簡略化される。
ネット体の成形と同時にスラストワッシャへの一体化が
でき製造工程が簡略化される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、図4乃至図6と同一部材、
同一機能のものは同一符号で示している。
に基づいて説明する。なお、図4乃至図6と同一部材、
同一機能のものは同一符号で示している。
【0020】図1および図2(a),(b)は本発明の
一実施の形態を示すもので、ケース1に圧入されて固定
された軸受け2に駆動軸3が支持され、この駆動軸3の
先端にマグネットアッセンブリ4が取り付けられてい
る。このマグネットアッセンブリ4は、図2(a),
(b)に示すようにステンレス等の磁性体からなるスラ
ストワッシャ5と、このスラストワッシャ5に一体化さ
れたマグネット体6とからなるものである。
一実施の形態を示すもので、ケース1に圧入されて固定
された軸受け2に駆動軸3が支持され、この駆動軸3の
先端にマグネットアッセンブリ4が取り付けられてい
る。このマグネットアッセンブリ4は、図2(a),
(b)に示すようにステンレス等の磁性体からなるスラ
ストワッシャ5と、このスラストワッシャ5に一体化さ
れたマグネット体6とからなるものである。
【0021】このマグネット体6は、プラスチックマグ
ネット材をスラストワッシャ5の表裏にアウトサート成
形することにより、スラストワッシャ5と一体化された
構成のもので、スラストワッシャ5の表面側(回転検出
部10側)にリング状のセンサマグネット部6aが、裏
面側に同じくリング状の制動用マグネット部6bが各々
形成され、このセンサマグネット部6aと制動用マグネ
ット部6bとがスラストワッシャ5の孔7内に充填され
た連結部6cで連結されている。
ネット材をスラストワッシャ5の表裏にアウトサート成
形することにより、スラストワッシャ5と一体化された
構成のもので、スラストワッシャ5の表面側(回転検出
部10側)にリング状のセンサマグネット部6aが、裏
面側に同じくリング状の制動用マグネット部6bが各々
形成され、このセンサマグネット部6aと制動用マグネ
ット部6bとがスラストワッシャ5の孔7内に充填され
た連結部6cで連結されている。
【0022】センサマグネット部6aには回転検出用の
極数を多次極着磁し、制動用マグネット部6bには制動
用に2極着磁して軸受け2に吸着されるようにしてい
る。
極数を多次極着磁し、制動用マグネット部6bには制動
用に2極着磁して軸受け2に吸着されるようにしてい
る。
【0023】なお、センサマグネット部6aと制動用マ
グネット部6bとに着磁する際の相互の影響は、中間に
スラストワッシャ5が介在することで解消でき、互いの
着磁面への影響は避けられる。
グネット部6bとに着磁する際の相互の影響は、中間に
スラストワッシャ5が介在することで解消でき、互いの
着磁面への影響は避けられる。
【0024】孔7の形状は、図3(a)に示すように円
弧状の孔7を周方向に均等な3箇所に形成したもの、あ
るいは図3(b)に示すように径方向に向く孔7を周方
向に均等な4箇所に形成したもの、その他任意の形状、
個数に形成することが可能である。
弧状の孔7を周方向に均等な3箇所に形成したもの、あ
るいは図3(b)に示すように径方向に向く孔7を周方
向に均等な4箇所に形成したもの、その他任意の形状、
個数に形成することが可能である。
【0025】マグネットアッセンブリ4は、スラストワ
ッシャ5の中心の角孔8を駆動軸3の先端に嵌め込み、
駆動軸3の先端を加締め14、または圧入することによ
り固定されている。スラストワッシャ5と軸受け2との
間にはワッシャ9が介在されている。マグネット体6の
センサマグネット部6aは磁電変換素子、IC、回路チ
ップ等よりなる回転検出部10に対向配置されると共
に、他側の制動用マグネット部6bは軸受け2の先端面
に対向配置されている。
ッシャ5の中心の角孔8を駆動軸3の先端に嵌め込み、
駆動軸3の先端を加締め14、または圧入することによ
り固定されている。スラストワッシャ5と軸受け2との
間にはワッシャ9が介在されている。マグネット体6の
センサマグネット部6aは磁電変換素子、IC、回路チ
ップ等よりなる回転検出部10に対向配置されると共
に、他側の制動用マグネット部6bは軸受け2の先端面
に対向配置されている。
【0026】駆動軸3の回転によりスラストワッシャ5
およびマグネット体6が回転し、制動用マグネット部6
aの回転を回転検出部10で検出すると共に、制動用マ
グネット部6bで磁気制動をかける。すなわち、制動用
マグネット部6b、軸受け2、ワッシャ9、およびスラ
ストワッシャ5で磁気回路を構成し、制動用マグネット
6bから出る磁力線11はこの磁気回路を通り、マグネ
ットアッセンブリ4を含む駆動軸3を軸受け2の方向に
吸引し、その吸引力でスラストワッシャ5およびワッシ
ャ9と軸受け2との間の摩擦力で磁気制動を確保し、こ
れにより、駆動軸3のスラスト方向のガタを吸収し、振
動、衝撃等の誤動作を防止している。
およびマグネット体6が回転し、制動用マグネット部6
aの回転を回転検出部10で検出すると共に、制動用マ
グネット部6bで磁気制動をかける。すなわち、制動用
マグネット部6b、軸受け2、ワッシャ9、およびスラ
ストワッシャ5で磁気回路を構成し、制動用マグネット
6bから出る磁力線11はこの磁気回路を通り、マグネ
ットアッセンブリ4を含む駆動軸3を軸受け2の方向に
吸引し、その吸引力でスラストワッシャ5およびワッシ
ャ9と軸受け2との間の摩擦力で磁気制動を確保し、こ
れにより、駆動軸3のスラスト方向のガタを吸収し、振
動、衝撃等の誤動作を防止している。
【0027】以上のように、本実施の形態の回転センサ
では、センサマグネット部6aと制動用マグネット部6
bとを備えたマグネット体6をアウトサート成形により
スラストワッシャ5と一体に成形してあるので、制動用
として単体のマグネットを設ける必要がなくなり、部品
点数および組付け工数を削減できる。
では、センサマグネット部6aと制動用マグネット部6
bとを備えたマグネット体6をアウトサート成形により
スラストワッシャ5と一体に成形してあるので、制動用
として単体のマグネットを設ける必要がなくなり、部品
点数および組付け工数を削減できる。
【0028】また、センサマグネット部6aおよび制動
用マグネット部6bはリング状に形成されているので、
スラストワッシャ5を直接駆動軸3に加締め14または
圧入により固定することができ、したがって、マグネッ
ト体6は機械的応力を受けないのでマグネット体6の強
度は大きくする必要がなく、マグネット体6の薄肉化が
可能となる。これにより、マグネット体6はソリや熱収
縮による割れの発生が防止できる。
用マグネット部6bはリング状に形成されているので、
スラストワッシャ5を直接駆動軸3に加締め14または
圧入により固定することができ、したがって、マグネッ
ト体6は機械的応力を受けないのでマグネット体6の強
度は大きくする必要がなく、マグネット体6の薄肉化が
可能となる。これにより、マグネット体6はソリや熱収
縮による割れの発生が防止できる。
【0029】さらにまた、スラストワッシャ5と駆動軸
3とは金属どうしの固定であるため、組付け加工が簡単
になり、組付け精度の確保が容易となる。
3とは金属どうしの固定であるため、組付け加工が簡単
になり、組付け精度の確保が容易となる。
【0030】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1記載の
発明によれば、センサマグネット部と制動用マグネット
部をスラストワッシャと一体に成形してあるので、制動
用として単体のマグネットを設ける必要がなくなり、部
品点数および組付け工数を削減できる。
発明によれば、センサマグネット部と制動用マグネット
部をスラストワッシャと一体に成形してあるので、制動
用として単体のマグネットを設ける必要がなくなり、部
品点数および組付け工数を削減できる。
【0031】また、請求項2記載の発明によれば、セン
サマグネット部および制動用マグネット部はリング状に
形成されているので、スラストワッシャを直接駆動軸に
加締めまたは圧入により固定することができ、したがっ
て、マグネット体は機械的応力を受けないのでマグネッ
ト体の強度は大きくする必要がなく、マグネット体の薄
肉化が可能となると共に、スラストワッシャと駆動軸の
金属どうしの固定であるので、組付け精度も向上する。
サマグネット部および制動用マグネット部はリング状に
形成されているので、スラストワッシャを直接駆動軸に
加締めまたは圧入により固定することができ、したがっ
て、マグネット体は機械的応力を受けないのでマグネッ
ト体の強度は大きくする必要がなく、マグネット体の薄
肉化が可能となると共に、スラストワッシャと駆動軸の
金属どうしの固定であるので、組付け精度も向上する。
【0032】さらにまた、請求項3記載の発明によれ
ば、マグネット体はアウトサート成形によりスラストワ
ッシャに一体化されているので、マグネット体の成形と
同時にスラストワッシャへの一体化ができ製造工程が簡
略化される。
ば、マグネット体はアウトサート成形によりスラストワ
ッシャに一体化されているので、マグネット体の成形と
同時にスラストワッシャへの一体化ができ製造工程が簡
略化される。
【図1】本発明の回転センサの一実施の形態を示す縦断
側面図である。
側面図である。
【図2】一実施の形態のマグネットアッセンブリを示す
もので、(a)は平面図、(b)は縦断側面図である。
もので、(a)は平面図、(b)は縦断側面図である。
【図3】(a)、(b)はスラストワッシャの二例を示
す平面図である。
す平面図である。
【図4】第1従来例の回転センサの縦断側面図である。
【図5】第2従来例の回転センサの要部の縦断側面図で
ある。
ある。
【図6】第3従来例の回転センサの要部の縦断側面図で
ある。
ある。
2 軸受け 3 駆動軸 5 スラストワッシャ 6 マグネット体 6a センサマグネット部 6b 制動用マグネット部 6c 連結部 7 孔 9 ワッシャ 14 加締め
Claims (3)
- 【請求項1】 駆動軸にスラストワッシャおよびセンサ
マグネットを取り付け、このセンサマグネットの回転を
回転検出部で検出する回転センサであって、 前記スラストワッシャと一体成形でマグネット体が取り
付けられ、該マグネット体は、スラストワッシャの前記
回転検出部と相対向する側にセンサマグネット部が、そ
の反対側に制動用マグネット部が各々形成され、このセ
ンサマグネット部および制動用マグネット部は前記スラ
ストワッシャの孔を通る連結部で連結されていることを
特徴とする回転センサ。 - 【請求項2】 前記センサマグネット部および制動用マ
グネット部はリング状に形成され、前記スラストワッシ
ャが前記駆動軸に加締めまたは圧入により直接固定され
ていることを特徴とする請求項1記載の回転センサ。 - 【請求項3】 前記マグネット体はアウトサート成形に
より前記スラストワッシャに一体化されていることを特
徴とする請求項1または2記載の回転センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15078296A JPH09329609A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 回転センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15078296A JPH09329609A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 回転センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09329609A true JPH09329609A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15504322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15078296A Pending JPH09329609A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 回転センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09329609A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006258749A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Samutaku Kk | 回転軸、多回転型エンコーダおよび回転軸の製造方法 |
JP2012508388A (ja) * | 2008-11-11 | 2012-04-05 | ツェットエフ、レンクジステメ、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツング | 回転軸の回転位置を検出するためのセンサ装置 |
-
1996
- 1996-06-12 JP JP15078296A patent/JPH09329609A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006258749A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Samutaku Kk | 回転軸、多回転型エンコーダおよび回転軸の製造方法 |
US7896552B2 (en) | 2005-03-18 | 2011-03-01 | Johannes Heidenhain Gmbh | Rotary encoder |
JP2012508388A (ja) * | 2008-11-11 | 2012-04-05 | ツェットエフ、レンクジステメ、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツング | 回転軸の回転位置を検出するためのセンサ装置 |
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