JPH09328652A - 塗料用ポリウレタン樹脂組成物 - Google Patents

塗料用ポリウレタン樹脂組成物

Info

Publication number
JPH09328652A
JPH09328652A JP8147170A JP14717096A JPH09328652A JP H09328652 A JPH09328652 A JP H09328652A JP 8147170 A JP8147170 A JP 8147170A JP 14717096 A JP14717096 A JP 14717096A JP H09328652 A JPH09328652 A JP H09328652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyol
silicone
reaction
modified
polyisocyanate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8147170A
Other languages
English (en)
Inventor
Takenori Ikeda
建教 池田
Yoichi Tanimoto
洋一 谷本
Masatoshi Motomura
雅俊 本村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP8147170A priority Critical patent/JPH09328652A/ja
Publication of JPH09328652A publication Critical patent/JPH09328652A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】美観、耐水性、耐候性及び撥水性に優れ残存タ
ックがなく硬度も十分な塗料用二液ポリウレタン樹脂組
成物を得る。 【解決手段】分子中にポリオルガノシロキサン基及び少
なくとも1個の活性水素基を有する化合物(a)とポリ
イソシアネート(b)とを反応させて得られるシリコー
ン変性ポリイソシアネートプレポリマー(A)とシリコ
ーン変性ポリオール(B)とを含んでなる塗料用ポリウ
レタン樹脂組成物に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業機械用、車両
用等の車輪機器や建材外壁、床用、木工用等の建築用、
及び防食用等に広く有用な耐候性及び撥水性に優れる塗
料用二液ポリウレタン樹脂組成物に関する。
【従来の技術】従来、産業機械用、車両用等の車輪機器
や建材外壁、床用、木工用等の建築用等には、アルキド
樹脂塗料、アクリル樹脂塗料、ウレタン樹脂塗料等の比
較的分子量の高い有機溶剤を多量に含有する汎用塗料が
使用されている。しかし、これらの塗料の多くは、本質
的にエステル結合やウレタン結合を多く含有するため、
樹脂骨格が極性を有していること、及び全体が炭化水素
より成り立っていることから、太陽光線等のエネルギー
を含む光や雨水による攻撃に対して不完全であり、耐候
性及び撥水性に問題があった。さらに、これらのエステ
ル結合等の欠点を有しているが骨格を炭化水素だけにし
たアクリル樹脂塗料やエマルジョン塗料等も耐候性を改
良する目的で開発されたが、何れも耐候性及び撥水性の
問題が内在していた。これらの問題、特に耐候性の問題
に関する欠点を改良したものとしてシリコーン変性樹脂
塗料等が開発されている。最も単純なシリコーン変性樹
脂組成物としてシリコーン変性アルキド樹脂等が挙げら
れるが、アルキド樹脂中の脂肪酸の二重結合と空気中の
酸素による硬化乾燥のため耐候性も完全ではなく、また
耐薬品性も不充分であり問題があった。この欠点を補う
方法として、加水分解性珪素官能基を末端に有するポリ
エーテル重合性、たとえばイソシアネート末端のポリエ
ーテルウレタンプレポリマーとγ−アミノプロピルトリ
アルコキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキ
シシラン等のアミノ又はメルカプトアルキルアルコキシ
シラン等との反応生成物(特公昭46−30711号公
報)を使用する方法や、分子中に少なくとも1個の活性
珪素官能基を有する化合物と乾性油等よりなる湿気硬化
性化合物と硬化触媒よりなる硬化性組成物(特開平1−
146959号公報)を使用する方法が提案されてい
る。しかし、これらの方法で得られた塗膜は、耐候性は
良いが、残存タックが大きく、皮膜が軟らかく、耐薬品
性も不充分であり問題があった。さらにこうしたポリエ
ーテルポリオールを含有するポリウレタンプレポリマー
は、ポリエーテルポリオールの吸湿性が大きいため、雨
水に対し部分的に吸水しやすく、撥水性にも問題があっ
た。
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、上述の従来型の樹脂の耐候性及び撥水性を
良くし、かつ美観、耐衝撃性、耐薬品性及び耐水性に優
れ、残存タックがなく、硬度も充分な二液型ポリウレタ
ン樹脂組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】本発明者らは上述の課題
を達成するために鋭意研究した結果、シリコーン変性ポ
リイソシアネートと、特にさらにシリコーン変性ポリオ
ールを使用することにより、課題を解決できることを発
見し、本発明を完成させるに至った。すなわち本発明
は、分子中にポリオルガノシロキサン基及び少なくとも
1個の水酸基を有する化合物とポリイソシアネートとを
反応させて得られるシリコーン変性ポリイソシアネート
プレポリマー(A)とポリオール、好ましくはポリオー
ルとして、アルコキシシラン化合物とポリオールとを反
応させて得られるシリコーン変性ポリオール(B)を含
んでなる塗料用ポリウレタン樹脂組成物であり、好まし
くは上記ポリイソシアネートが分子中にイソシアヌレー
ト環を有し、平均NCO基数が2.4〜3のポリイソシ
アネートである塗料用ポリウレタン樹脂組成物であり、
さらにより好ましくは組成物中に触媒を含有してなる塗
料用ポリウレタン樹脂組成物を提供するものである。
【発明の実施の形態】本発明の分子中にポリオルガノシ
ロキサン基及び少なくとも1つの水酸基を有する化合物
(a)は、分子中にポリオルガノシロキサン基と少なく
とも1つの水酸基を有すれば、いかなる構造を有するか
を問わないが、この化合物(a)としては、たとえば下
記一般式(I)で表される化合物が挙げられる。
【化1】 [式中、XはOH、SH、NH2、NHR、
【化2】 等の活性水素基を表し、ZはXと同一か又は水素を表
し、Rは炭素数1〜6のアルケニル基を表し、R1は炭
素数1〜6のアルキル基又はフェニル基を表し、mは1
〜20の整数を表し、nは0又は1〜20の整数を表
す。] この分子中にポリオルガノシロキサン基及び少なくとも
1つの水酸基を有する化合物(a)は、ポリイソシアネ
ート基と反応する活性水素を有するポリシロキサン化合
物であり、シリコンオイルであるポリシロキサンの片末
端又は両末端にイソシアネート基と反応する有機基が導
入されたもの、又はポリシロキサンの側鎖にも有機基が
導入された構造を有するものである。分子中にポリオル
ガノシロキサン基及び少なくとも1つの水酸基を有する
化合物(a)の具体例製品としては、信越化学工業株式
会社製のX−22、−160AS、KF−6001、K
F−6002、KF−6003、X−22−4015、
日本ユニカ株式会社製のF−235−71、F−235
−72、FZ−3739、FZ−3758、FZ−21
61、FZ−2164、FZ−2166、FZ−217
1、F−201−01等が挙げられる。この他、東芝シ
リコーン株式会社及び東レシリコン株式会社から販売さ
れているポリシロキサン化合物が挙げられる。分子中に
ポリオルガノシロキサン基及び少なくとも1つの水酸基
を有する化合物(a)のうち、特に活性水素基を2〜4
個有するものが好ましい。活性水素基が1個ではポリイ
ソシアネート基と反応することによりポリシロキサン化
合物の性質をウレタン樹脂に付与することはできるもの
の、後のポリオールとの反応において、架橋を阻害する
要因となりやすいからである。また逆に4個を越えると
ポリイソシアネートの合成の際にゲル化しやすくなる傾
向となるので好ましくない。また本発明には、このよう
な反応性有機基を含有するポリシロキサン化合物単独だ
けでなく、他のポリオール、たとえば脂肪族ポリオー
ル、たとえば1,4−ブチルグリコール、1,3−ブチ
ルグリコール、トリメチロールプロパン等、ポリエステ
ルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリブタジエ
ンポリオール、オレフィンジオール、フッ素ジオール、
アクリルポリオール、アルキドポリオール、及びひまし
油等を混合併用しても差し支えない。但しこれらの他の
ポリオールの量が多いと、ポリシロキサン化合物のもつ
特性である耐候性及び撥水性が損なわれるので、使用量
は30%以下が好ましい。本発明のシリコーン変性ポリ
イソシアネートプレポリマー(A)を構成するポリイソ
シアネート(b)には、脂肪族系、脂環族系、脂肪芳香
族系の各ポリイソシアネート又はそれらの混合物が使用
できる。芳香族系のポリイソシアネートも使用できる
が、耐候性の点で問題であり、併用又は混合にとどめて
おくことが望ましい。併用した場合には、その使用量は
耐変色性等の点でせいぜい30%程度である。脂肪族系
のポリイソシアネートとしては、一般に用いられる1,
6−ヘキサメチレンジイソシアネート、1,4−テトラ
メチレンジイソシアネート、2,2,4−もしくは2,
4,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、
2,6−ジイソシアネートメチルカプロエート(リジン
イソシアネート)等が挙げられ、脂環族ポリイソシアネ
ートとしては、1,3−もしくは1,4−ジイソシアネ
ートシクロヘキサン、1,3−もしくは1,4−ビス
(イソシアネートメチル)シクロヘキサン、ジシクロヘ
キシルメタン−4,4′−ジイソシアネート、イソプロ
ピリジル−ビス(4−シクロヘキシルイソシアネー
ト)、3−イソシアネートメチルー3,5,5−トリメ
チルシクロヘキシルイソシアネート(イソホロンジイソ
シアネート)、ノルボルネンジイソシアネート等が挙げ
られ、脂肪芳香族系の代表例としては、キシリレンジイ
ソシアネート、テトラメチルキシリレンジイソシアネー
ト、4,4′−ビス(イソシアネートメチル)ジフェニ
ルメタン等が挙げられる。これらは単独もしくは2種以
上を混合して用いられる。特に耐候性に重きをおく場合
には、脂肪芳香族系のポリイソシアネートの使用量を他
の脂肪族系及び脂環族系ジイソシアネートの総使用量に
対して50モル%以下が好ましく、30モル%以下がよ
り好ましい。また、その他ポリイソシアネートとして
は、上記ジイソシアネートとポリオールとの付加反応化
合物、及びジイソシアネートとビュレット又はイソシア
ヌレート環構造を有する三量体化合物、多量体化合物等
が挙げられる。上記のポリイソシアネートのうち、分子
中にイソシアヌレート環を有し、平均NCO基数が2.
4〜3の脂肪族、脂環族のポリイソシアヌレート型ポリ
イソシアネートが耐候性の点で好ましい。いずれにして
も、本発明のシリコーン変性ポリイソシアネートプレポ
リマー(A)は、前記の分子中に少なくとも1個の活性
水素基を含有するポリシロキサン化合物(a)と上記ポ
リイソシアネート(b)との反応により合成することが
できる。その反応は、イソシアネートと不活性な溶媒中
又は無溶媒中にて、温度30〜150℃、好ましくは5
0〜90℃で行われる。温度が50℃以下では反応が遅
いし、また90℃以上では副反応が起こりやすいので好
ましくない。かくして、本発明の一成分であるシリコー
ン変性ポリイソシアネートプレポリマー(A)が合成さ
れる。本発明を構成するもう一つの成分であるポリオー
ル(B)は、従来汎用の各種ポリオール、即ち脂肪族、
脂環族、脂肪芳香族多価アルコールを使用することがで
きる。具体的には、たとえばエチレングリコール、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコール、シクロヘキ
サンジメタノール、グリセロール、トリメチロールプロ
パン、ヘキサントリオール、ペンタエリスリトール、ソ
ルビトール等、また前記アルコールを開始剤としてオキ
シラン基を有する炭化水素基、即ちエチレンオキサイ
ド、プロピレンオキサイド等で変性したポリマー(ポリ
エーテル)ポリオール、及びアルキルアミン、アルカノ
ールアミンを開始剤としてオキシラン基を有する炭化水
素で変性してアミルポリマーポリオール、またオキシラ
ン基を含有するエポキシ樹脂やエポキシ化油を水又はア
ルカノールアミンにて開環させたポリマーポリオールで
もよい。その他、上記アルコールを開始剤としてε−カ
プロラクトンのラクトン類を開環重合反応させて得られ
るラクトンポリオール、また上記多価アルコールと公知
の一種又はそれ以上の多価カルボン酸、たとえばシュウ
酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セバチン酸、
マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シクロヘキサンジ
カルボン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸又
はこれらの酸無水物と反応させて得られるポリエステル
ポリオール等、及び公知の油、ヒマシ油、又は各種脂肪
酸を用い、前記多価アルコールとのエステル交換又はエ
ステル化と前記多塩基酸とのエステル化により合成され
るアルキドポリオール等が挙げられる。ポリオール
(B)としては、いずれも分子内に水酸基を2個以上有
し、水酸基価が2000〜56のものが好ましい。その
うち1300〜110がより好ましい。1300以上で
あると、後のアルコキシシランとの反応においてゲル化
しやすく、又110以下であると逆にウレタン樹脂を形
成する際の架橋密度が低下し、物性が不良となることが
ある。本発明のシリコーン変性ポリオールは、上記ポリ
オールと下記一般式(II)で表される化合物であるアル
コキシシラン化合物とを脱アルコール反応させて合成す
ることができる。
【化3】 (式中、R1は炭素数1から6のアルキル基又はフェニ
ル基を表し、R2は炭素数1から8のアルキル基又はフ
ェニル基を表し、nは0〜20の整数であり、mは0〜
8の整数である。) アルコキシシラン化合物の具体的製品としては、信越化
学工業株式会社製のKR−213、KR−218、日本
ユニカ株式会社製のFB−3701、FB−3704、
この他東芝シリコーン株式会社製TSR−165、東レ
・ダウコーニングシリコーン株式会社製DC3037、
DC3074、SR2402、QP8−5314等が挙
げられる。その他各社より販売されているアルコキシシ
ラン化合物等も使用することができる。アルコキシシラ
ン化合物としては、いずれも分子中に少なくとも1個以
上のアルコキシ基を含有するポリシロキサン化合物のう
ち特にアルコキシ基は2〜7個が望ましい。1個ではポ
リオールと反応しポリシロキサン化合物の性質をウレタ
ン樹脂に付与することはできるものの、ポリイソシアネ
ートプレポリマーとの反応において架橋する水酸基の数
が少なくなる傾向をもつからである。また逆に7個以上
だとポリオールとの合成の際ゲル化しやすくなる傾向と
なる。
【0001】上記一般式(II)で表されるアルコキシシラ
ン化合物とポリオールとの脱アルコール反応によりシリ
コーン変性ポリオールが合成される反応の概略は下記の
とおりであり、シラン化合物中に水酸基が導入される。
【化4】
【0002】上記の脱アルコール反応の際の温度は、ア
ルコールの沸点温度以上であれば良い。反応を効率よく
実施するには、120℃〜200℃が好ましい。120
℃以下では反応が遅く、200℃以上では原料が劣化し
やすい。この際、通常共沸溶剤を用いるが、又は無溶剤
中でも合成することができる。また反応が効率よく進む
ようN2気流中で強制的にアルコールを反応系外に排出
することが好ましい。
【0003】かくして得られたシリコーン変性ポリオー
ル中のアルコキシシランの割合としては、20〜85%
を占めるのが好ましい。20%以下では耐候性、揆水性
の点で問題があり、逆に85%以上では、硬化性の点で
問題がある。
【0004】本発明の触媒は、ウレタン化触媒能とシリ
コーンの縮合に寄与するものである。触媒としては、有
機金属化合物が挙げられる。これらのうち、特に有機錫
化合物や有機チタン化合物が好ましい。有機錫化合物、
有機チタン化合物としては、例えばジブチルチンジラウ
レート、ジブチルチンジオクトエート、ジブチルチンジ
アセテート、テトライソプロピルチタネート等が挙げら
れる。特にジブチルチンジラウレート、ジブチルチンジ
アセテートが好ましい。これらの触媒はポリイソシアネ
ートとポリオールのウレタン化反応に大きく寄与するば
かりでなく、アルコキシシランやシラノールの加水分解
後の共縮合反応に寄与する。触媒の使用量としては、全
ウレタン樹脂の0.005%〜2%が好ましい。0.0
05%以下使用した場合には効果がなく、逆に2%以上
使用するとポットライフ等作業性に問題を生じる。硬化
性との兼ね合いで0.01%〜1%がより好ましい。触
媒は、同時に本発明の他の二成分中に混合している必要
はなく、他の一成分中に混合されていても良く又、三成
分同時に配合時混合しても良い。
【0005】本発明の塗料用ポリウレタン樹脂組成物
は、前記必須構成成分の他に必要に応じ、顔料、その他
の助剤を配合することができる。顔料としては、酸化チ
タン、ベンガラ、黄鉛、亜鉛華、カーボンブラック、フ
タロシアニンブルー等の有機又は無機系の着色顔料、鉛
丹、鉛酸カルシウム、クロム酸亜鉛、塩基性クロム酸
鉛、モリブデン酸亜鉛等の防錆顔料、シリカ、パライ
ト、炭酸カルシウム、クレー、タルク、マイカ等の体質
顔料等を挙げることができる。助剤としては、各種の平
滑剤、吸湿剤、シランあるいはチタン系カップリング剤
等を挙げることができる。
【0006】本発明のポリウレタン樹脂組成物を塗装
用、コーティング用に使用する場合には、シリコーン変
性ポリイソシアネートプレポリマーとシリコーン変性ポ
リオールと、場合によりウレタン化触媒能とシリコーン
の縮合に寄与する触媒とを通常、常温から40℃程度に
加熱混合して使用できる。又、この場合ポリイソシアネ
ートと反応活性のない溶剤や希釈剤の併用により、組成
物の粘度を低下させて使用することもできる。上記シリ
コーン変性ポリオールと触媒とを混合したとき、そのポ
ットライフが短いため使用に問題がある場合、シリコー
ン変性ポリイソシアネートプレポリマーとポリオールを
別々に供給し、使用時に混合される方式の二頭ガンやス
タティックミキサー付きのガンを使用することも可能で
ある。いずれにしても使用の際上記シリコーン変性ポリ
イソシアネートプレポリマーとシリコーン変性ポリオー
ルと触媒とが良く混合されれば良い。床等の無機質材料
へのコーティングには、ローラー塗装、刷毛塗り又は前
記二頭ガンやスタティックミキサー付きのガンによるエ
アスプレー、エアレススプレーによるコーティング方法
を用いることができる。
【0007】又、被塗素材の種類に応じて各種の処理を
施してから、本発明の二液ポリウレタン樹脂組成物を塗
装することもできる。例えば、金属の場合には、金属表
面をショットブラストにより処理し、無機質駆体、木工
等の場合には、必要に応じて下地処理を行い、有機フィ
ルムの場合には必要に応じて下地処理を行う等の処理を
行うことができる。
【0008】
【実施例】以下に実施例によって、本発明を更に具体的
に説明するが、本発明はもとより実施例に限定されるべ
きものではない。又部及びパーセントは、すべて他に、
明示しない限り重量基準である。
【0009】(合成例1)(シリコーン変性ポリイソシ
アネートプレポリマーの合成例) 反応容器に市販のイソフォロンジイソシアネートの重合
体ヒュルス社製 T−1890(固体,NCO%16.
4%)を231部、反応溶媒としてソルベッソ#100
(エッソ社製石油系炭化水素溶剤)を200部仕込み、
加熱しつつ攪拌し、溶液の温度を60℃に上げてT−1
890を溶解する。溶解したことを確認後、発熱に注意
しながらシランカップリング剤である東芝シリコーン株
式会社製のTSL−8331(活性水素含有〈エトキシ
アミノシラン〉)を分割しながら徐々に時間をかけて7
0部仕込み反応させた。NCO%を測定し、NCO基が
4.9%になった事を確認し反応終点とした。粘度 X
−Y、NCO基4.9%、不揮発分60%のシリコン変
性ポリイソシアネートプレポリマー(1)を得た。
【0010】(合成例2)反応容器に市販のヘキサメチ
レンジイソシアネートの重合体[住友バイエル株式会社
製 ディスモジュール N−3500(液状、NCO%
22%)]を380部、反応溶媒としてソルベッソ#1
00を236部仕込み実施例1と同様に攪拌し、N−3
500を溶解する。溶解したことを確認後、発熱に注意
しながらシランカップリング剤である信越シリコーン株
式会社製のKBM−573(活性水素含有〈フェニルア
ミノプロピルメトキシシラン〉)を170部仕込み反応
させた。NCO%を測定し、NCO基が7.1%になっ
た事を確認し反応終点とした。粘度 C−D、NCO基
7.1%、不揮発分70%のシリコーン変性ポリイソシ
アネートプレポリマー(2)を得た。
【0011】(合成例3)反応容器に市販のイソフォロ
ンジイソシアネート重合体[ヒュルス社製 T−189
0(固体、NCO%16.4%)]を420部、反応溶
媒としてソルベッソ#100を243部仕込み合成例1
と同様に加熱しつつ攪拌し、溶液の温度を60℃に上げ
てT−1890を溶解する。溶解したことを確認後、発
熱に注意しながらシランカップリング剤である信越シリ
コーン株式会社製のKBM−573を146部仕込み反
応させた。NCO%を測定し、NCO基が5.5%にな
った事を確認し反応終点とした。粘度 X−Y、NCO
基5.5%、不揮発分70%のシリコーン変性ポリイソ
シアネートプレポリマー(3)を得た。
【0012】(合成例4)反応容器に市販のイソフォロ
ンジイソシアネート重合体[ヒュルス社製 T−189
0(固体、NCO%16.4%)]を280部、反応溶
媒としてソルベッソ#100を120部、酢酸エチルを
260部仕込み合成例1と同様に加熱しつつ攪拌し、溶
液の温度を60℃に上げてT−1890を溶解する。溶
解したことを確認後、発熱に注意しながらシリコーン変
性ジオールである東芝シリコーン株式会社製のXF42
−B−B0970を280部仕込んだ。反応を継続し、
NCO%を測定し、NCO基が4.3%になった事を確
認し反応終点とした。粘度Z3−Z4、NCO% 4.3
%、不揮発分80%のシリコーン変性ポリイソシアネー
トプレポリマー(4)を得た。
【0013】(合成例5)反応容器に市販のイソフォロ
ンジイソシアネート重合体[ヒュルス社製 T−189
0(固体、NCO%16.4%)]を210部、反応溶
媒としてソルベッソ#100を90部、酢酸エチルを2
54部仕込み合成例4と同様に加熱しつつ攪拌し、溶液
の温度を60℃に上げてT−1890を溶解する。溶解
したことを確認後、発熱に注意しながらシリコーン変性
アルコールである信越シリコーン株式会社 X22−1
70DXを210部仕込んだ。反応を継続し、NCO%
を測定し、NCO基が4.3%になった事を確認し反応
終点とした。粘度 A5−A4、NCO基4.3%、不揮
発分55%のシリコーン変性ポリイソシアネートプレポ
リマー(5)を得た。
【0014】(合成例6)反応容器に市販のヘキサメチ
レンジイソシアネートの重合体[住友バイエル株式会社
製 ディスモジュール N−3500(液状、NCO%
22%)]を420部、反応溶媒としてメチルアミルケ
トンを302部仕込み合成例1と同様に攪拌し、溶解す
る。溶解したことを確認後、信越シリコーン株式会社製
のシリコーン変性ジオールであるX−22−160−A
S(KF−105)を284部発熱に注意しながら仕込
み反応させた。NCO%を測定し、NCO基が6.8%
になった事を確認し反応終点とした。粘度 B、NCO
基6.8%、不揮発分70.0%のシリコーン変性ポリ
イソシアネートプレポリマー(6)を得た
【0015】(合成例7)反応容器に市販のイソフォロ
ンジイソシアネート重合体[ヒュルス社製 T−189
0]を253部、ディスモジュールN−3500[ヘキ
サメチレンジイソシアネートの重合体 住友バイエル株
式会社製]を190部、反応溶媒としてメチルアミルケ
トンを300部仕込み合成例1と同様に攪拌し、60℃
に加熱して、T−1890とN−3500を溶解した。
T−1890とN−3500の溶解したことを確認後、
信越シリコーン株式会社製シリコーン変性ジオールであ
るX−22−160−AS(KF−105)を257部
発熱に注意しながら仕込み反応させた。NCO%を測定
し、NCO基が6.2%になった事を確認し反応終点と
した。粘度 G−H、NCO基6.2%、不揮発分7
0.1%のシリコーン変性ポリイソシアネートプレポリ
マー(7)を得た。
【0016】(合成例8)反応容器に市販のイソフォロ
ンジイソシアネート重合体[ヒュルス社製 T−189
0]を479部、反応溶媒としてメチルアミルケトンを
310部仕込み実施例1と同様に攪拌し、60℃に加熱
して、T−1890を溶解する。T−1890の溶解し
たことを確認後、信越シリコーン株式会社製のシリコー
ン変性ジオールであるX−22−160−AS(KF−
105)を243部発熱に注意しながら仕込み反応させ
た。NCO%を測定し、NCO基が6.0%になった事
を確認し反応終点とした。粘度 H−I、NCO基6.
0%、不揮発分70.0%のシリコーン変性ポリイソシ
アネートプレポリマー(8)を得た。
【0017】(合成例9)[シリコーン変性ポリオール
(9)の合成例] 反応容器に、大日本インキ化学工業(株)製のポリエス
テルポリオールであるバーノックD4−139−S(1
00%物、酸価10、水酸基価370)を560部仕込
み、続いて東芝シリコーン株式会社製のポリアルコキシ
シラン化合物であるTSK−165を240部仕込ん
だ。反応容器中に不活性ガス吹き込み管と加熱反応時、
脱アルコールが可能な様に冷却管及び補集器の付属した
ト字管を反応容器に接続させた。攪拌を開始し、反応系
を加熱し150℃にすると不活性ガスの吹き込みにつれ
反応により生成したアルコール蒸気がト字管を経て冷却
管を通り補集された。反応を継続し、メチルアミルケト
ンにて不揮発分75%の粘度がU−Vになる迄反応させ
た。水酸基価190、粘度U−V(メチルアミルケトン
にて不揮発分75%希釈時)のアルコキシシラン変性ポ
リエステルポリオール(I)が得られた。
【0018】(合成例10)[シリコーン変性ポリオー
ル(II)の合成例] 反応容器中に東芝シリコーン株式会社製のポリアルコキ
シシラン化合物であるTSK−165を585部及びト
リメチロールプロパンを362部仕込み、実施例9と同
様な不活性ガス吹き込み管と反応時脱アルコールが可能
な様に冷却管及び補集器の付属したト字管を反応容器に
接続させた。攪拌を開始すると同時に、反応系を加熱し
不活性ガスを吹き込みつつ150℃迄反応系の温度を上
げた。反応の経過に伴い、生成したアルコール蒸気がト
字管を経て冷却管を通り補集された。脱アルコール分が
86部になったとき反応を中止した。水酸基価340、
粘度≧Z8 のアルコキシシラン変性ポリエステルポリ
オール(II)が得られた。
【0019】(合成例11)反応容器中に東芝シリコー
ン株式会社製のポリアルコキシシラン化合物であるTS
K−165を273部及びあらかじめトリメチロールプ
ロパンとε−カプロラクトンより合成しておいた理論数
平均分子量500のポリエステルトリオール630部仕
込み、合成例9と同様な方法で脱メタノール縮合反応を
行った。脱アルコール分が40部になったとき反応を中
止した。水酸基価170、粘度Z6−Z7のアルコキシシ
ラン変性ポリエステルポリオール(III)が得られた。
【0020】(合成例12)反応容器中に東レシリコー
ン株式会社製のポリアルコキシシラン化合物であるSR
−2402 332部及び脂環族ジオールであるシクロ
ヘキサンジメタノール 515部を仕込み、合成例9と
同様な方法で脱アルコール縮合反応を行った。樹脂の粘
度がZ8を越える迄反応を継続した。水酸基価300、
粘度Z8<のアルコキシシラン変性ポリエステルポリオ
ール(IV)が得られた。
【0021】(合成例13)反応容器中に東芝シリコー
ン株式会社製のポリアルコキシシラン化合物であるTS
K−165を227部及び脂環族ジオールであるシクロ
ヘキサンジメタノール 65部及びトリメチロールプロ
パン 2モルと脂環族2塩基酸シクロヘキサンジアシッ
ド 1モルよりあらかじめ合成しておいたポリエステル
テトラオール243部を仕込み、合成例9と同様な方法
で脱アルコール縮合反応を行った。樹脂をメチルアミル
ケトンで不揮発分85%時の粘度がZ6となる迄反応を
継続した。反応系の温度を170℃迄温度を上げると反
応が早くなる。得られた樹脂にメチルアミルケトンを添
加して不揮発分86.0%、粘度Z6−Z7、水酸基価2
56のメチルアミルケトンにて希釈されたアルコキシシ
ラン変性ポリエステルポリオール(V)が得られた。
【0022】(比較合成例1)(ポリイソシアネートプ
レポリマー) 反応容器に市販のヒュルス社製イソホロンジイソシアネ
ート重合体であるT−1890を700部、ソルベッソ
#100を300部を仕込み加熱しつつ温度60℃に上
げてT−1890を溶解する。溶解したことを確認後、
反応容器から取り出し、不揮発分70.0%、NCO基
11.4%のポリイソシアネートプレポリマー(14)
を得た。
【0023】(比較合成例2)(ポリイソシアネートプ
レポリマー) 反応容器に市販の住友バイエル社製のヘキサメチレンジ
イソシアネート重合体であるN−3500を700部、
ソルベッソ#100を300部を仕込み加熱しつつ温度
60℃に上げてN−3500を溶解した。溶解したこと
を確認後、反応容器から取り出し、不揮発分70.0
%、NCO基15.4%のポリイソシアネートプレポリ
マー(15)を得た。
【0024】(実施例1〜8、及び比較例1、2)以上
の合成例で得られたシリコーン変性ポリイソシアネート
プレポリマー及び比較合成例のポリイソシアネートプレ
ポリマーを使用し、本発明のポリウレタン樹脂組成物を
調整した塗料配合を表1に示す。
【表1】 表1により明かなように、ポリオールをメチルアミルケ
トンにて70%まで希釈しておき、最終的な塗膜となっ
た際、即ちポリオールと酸化チタンを含んだ主剤と硬化
剤であるポリイソシアネートプレポリマーを配合し反応
した時の全固形分の総量に比して、酸化チタンの重量濃
度(いわゆるPWC:顔料重量濃度)が40%となる様
にあらかじめ配合し、混練りして主剤を用意しておい
た。その後、所定量のポリイソシアネートプレポリマ
ー、及び追加メチルアミルケトンを加え塗料とした。塗
装素材に鉄板を用意して塗布し、乾燥後試験に供した。
表2には、該塗料を塗装した塗膜を試験した結果を示
す。
【表2】 表中、◎○は◎−○を意味する。 (実施例9〜13)アルコキシシラン化合物で変性した
シリコーン変性ポリオールを使用した塗料配合を表3
に、その塗料を応用した結果を表4に示す。
【表3】
【表4】 (実施例14、15)実施例4の配合組成に金属触媒で
あるジブチルチンジラウレート及びジブチルチンジアセ
テートを500PPM/対ウレタン樹脂を添加したを添
加した例及びその結果を表5に示す。
【表5】
【0025】 (試験方法および判定方法) 塗膜外観 :目視判定 塗膜耐候性試験:ウエザロメーター 400時間後の目視判定。 撥水性試験 :ウエザロメーター 400時間後の塗膜に水をかけての 撥水度を目視判定。 硬化性 :塗膜を指触しその硬化状態を観察し判定。
【発明の効果】本発明は、塗装時ならびに塗膜形成後、
美観、耐水性に優れ、且つ、耐候性及び撥水性に優れ残
存タックがなく硬度も十分な二液ウレタン樹脂組成物を
提供することができる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分子中にポリオルガノシロキサン基及び少
    なくとも1個の活性水素基を有する化合物(a)とポリ
    イソシアネート(b)とを反応させて得られるシリコー
    ン変性ポリイソシアネートプレポリマー(A)とポリオ
    ール(B)とを含んでなる塗料用ポリウレタン樹脂組成
    物。
  2. 【請求項2】ポリオール(B)が、アルコキシシラン化
    合物とポリオールとを反応させて得られるシリコーン変
    性ポリオールであることを特徴とする請求項1記載の組
    成物。
  3. 【請求項3】分子中にポリオルガノシロキサン基及び少
    なくとも1個の活性水素基を有する化合物(a)が、分
    子中にポリオルガノシロキサン基及び2〜4個の活性水
    素基を有する化合物であることを特徴とする請求項1又
    は2記載の組成物。
  4. 【請求項4】ポリイソシアネート(b)が、分子中にイ
    ソシアヌレート環を有し、平均NCO基数が2.4〜3
    のポリイソシアネートであることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか1項記載の組成物。
  5. 【請求項5】シリコーン変性ポリイソシアネートプレポ
    リマー(A)とポリオール(B)との割合が、当量比で
    NCO基/OH基=0.8〜1.2であることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれか1項記載の組成物。
  6. 【請求項6】さらに触媒を含有してなることを特徴とす
    る請求項1〜5記載の組成物。
  7. 【請求項7】触媒が、錫系有機金属化合物であることを
    特徴とする請求項6記載の組成物。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれかに記載の塗料用ポ
    リウレタン樹脂組成物と顔料とを含んでなる塗料。
JP8147170A 1996-06-10 1996-06-10 塗料用ポリウレタン樹脂組成物 Pending JPH09328652A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8147170A JPH09328652A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 塗料用ポリウレタン樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8147170A JPH09328652A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 塗料用ポリウレタン樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09328652A true JPH09328652A (ja) 1997-12-22

Family

ID=15424174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8147170A Pending JPH09328652A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 塗料用ポリウレタン樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09328652A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999024517A3 (en) * 1997-11-10 1999-09-02 Du Pont Coatings that may comprrise reactive silicon oligomers
US6329489B1 (en) 1999-12-20 2001-12-11 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for producing reactive silane oligomers
JP2007508425A (ja) * 2003-10-10 2007-04-05 ダウ・コーニング・コーポレイション カルビノール官能性シリコーン樹脂を含有するウレタン組成物
JP2010515808A (ja) * 2007-01-12 2010-05-13 ダウ・コーニング・コーポレイション シリコーン含有組成物
WO2013062119A1 (en) 2011-10-25 2013-05-02 Dow Corning Toray Co., Ltd. Curable composition
CN103525281A (zh) * 2013-09-13 2014-01-22 任振州 一种水性超快干高附着力保护涂料
CN104017165A (zh) * 2014-04-14 2014-09-03 江苏嘉娜泰有机硅有限公司 光敏性聚氨酯有机硅树脂的制备方法
WO2017038942A1 (ja) * 2015-09-02 2017-03-09 Jnc株式会社 放熱塗料組成物、放熱部材、物品
JP2017066263A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社タムラ製作所 自己修復性と耐油性を備えた硬化物の得られる組成物及びその硬化皮膜を有する自己修復コートフィルム
CN115260902A (zh) * 2022-08-29 2022-11-01 四川达威科技股份有限公司 一种合成革用梳状有机硅去污表面处理层及其涂布方法
CN115558080A (zh) * 2022-11-09 2023-01-03 贵州民族大学 一种羟基硅油和硼酚醛对水性聚氨酯的改性方法
CN116445069A (zh) * 2023-01-10 2023-07-18 吉安天晟新材料有限公司 一种隔热岩片

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999024517A3 (en) * 1997-11-10 1999-09-02 Du Pont Coatings that may comprrise reactive silicon oligomers
US6080816A (en) * 1997-11-10 2000-06-27 E. I. Du Pont De Nemours And Company Coatings that contain reactive silicon oligomers
US6329489B1 (en) 1999-12-20 2001-12-11 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for producing reactive silane oligomers
JP2007508425A (ja) * 2003-10-10 2007-04-05 ダウ・コーニング・コーポレイション カルビノール官能性シリコーン樹脂を含有するウレタン組成物
JP4939221B2 (ja) * 2003-10-10 2012-05-23 ダウ・コーニング・コーポレイション カルビノール官能性シリコーン樹脂を含有するウレタン形成組成物またはウレタン組成物
JP2010515808A (ja) * 2007-01-12 2010-05-13 ダウ・コーニング・コーポレイション シリコーン含有組成物
WO2013062119A1 (en) 2011-10-25 2013-05-02 Dow Corning Toray Co., Ltd. Curable composition
CN103525281A (zh) * 2013-09-13 2014-01-22 任振州 一种水性超快干高附着力保护涂料
CN104017165A (zh) * 2014-04-14 2014-09-03 江苏嘉娜泰有机硅有限公司 光敏性聚氨酯有机硅树脂的制备方法
WO2017038942A1 (ja) * 2015-09-02 2017-03-09 Jnc株式会社 放熱塗料組成物、放熱部材、物品
CN107922777A (zh) * 2015-09-02 2018-04-17 捷恩智株式会社 散热涂料组合物、散热构件、物品
JPWO2017038942A1 (ja) * 2015-09-02 2018-06-14 Jnc株式会社 放熱塗料組成物、放熱部材、物品
JP2017066263A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社タムラ製作所 自己修復性と耐油性を備えた硬化物の得られる組成物及びその硬化皮膜を有する自己修復コートフィルム
CN115260902A (zh) * 2022-08-29 2022-11-01 四川达威科技股份有限公司 一种合成革用梳状有机硅去污表面处理层及其涂布方法
CN115558080A (zh) * 2022-11-09 2023-01-03 贵州民族大学 一种羟基硅油和硼酚醛对水性聚氨酯的改性方法
CN116445069A (zh) * 2023-01-10 2023-07-18 吉安天晟新材料有限公司 一种隔热岩片
CN116445069B (zh) * 2023-01-10 2024-01-12 吉安天晟新材料有限公司 一种隔热岩片

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100227860B1 (ko) 경화성 수지 조성물
KR100630433B1 (ko) 수성 수지의 제조방법, 수성 경화성 수지 조성물, 수성 도료 및 그 도막형성방법
US5354808A (en) Polyurethanes including pendant hindered amines and compositions incorporating same
JPH09328652A (ja) 塗料用ポリウレタン樹脂組成物
JPS63162767A (ja) 耐チツプ性コ−テイング組成物
CN107075068B (zh) 可固化成膜组合物和减少基材上的污垢积累的方法
JPH1036514A (ja) 水性樹脂、その製造法及びそれを含有する水性硬化性樹脂組成物
JP3978313B2 (ja) 塗膜形成方法及び自動車車体
JPH09249732A (ja) 熱硬化性樹脂組成物
JP4488123B1 (ja) プラスチック基材用コーティング剤及びそれを用いた積層体
JP3796826B2 (ja) 水性樹脂分散体ないしは水性樹脂溶液の製造法
US6329491B1 (en) Single stage carbodiimide containing coating compositions
JP2005154587A (ja) 水性硬化性樹脂組成物、水性塗料及び塗装物
JP3814743B2 (ja) 水性樹脂組成物及びそれを含有する水性硬化性樹脂組成物
JPH02276878A (ja) 一液型ポリウレタン熱硬化性被覆用組成物
JP3948072B2 (ja) 水性樹脂、その製造法ならびに其れを含有する水性硬化性樹脂組成物
JPH0925455A (ja) 塗膜の形成方法
JP3972223B2 (ja) 塗膜の形成方法及びその塗装物
JP2742816B2 (ja) 硬化性樹脂組成物
JP3829377B2 (ja) 水性樹脂組成物及びそれを含有する水性硬化性樹脂組成物
JP4117992B2 (ja) 塗料組成物
JP2004224868A (ja) 樹脂組成物水性エマルション及びその製造方法
JP4748850B2 (ja) 塗料用樹脂組成物
JPH11116683A (ja) ポリシロキサンが複合化された水性樹脂、その製造法およびそれを含む水性樹脂組成物
JP3980665B2 (ja) 中塗り塗料組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050620

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050705

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051222