JPH09323368A - シート状素材の打抜/折り目付け方法及びシート状部材の打抜/折り目付け工具 - Google Patents

シート状素材の打抜/折り目付け方法及びシート状部材の打抜/折り目付け工具

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JPH09323368A
JPH09323368A JP4712097A JP4712097A JPH09323368A JP H09323368 A JPH09323368 A JP H09323368A JP 4712097 A JP4712097 A JP 4712097A JP 4712097 A JP4712097 A JP 4712097A JP H09323368 A JPH09323368 A JP H09323368A
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punching
creasing
crease
plate
sheet
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JP4712097A
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Rolf Sinn
ズィン ロルフ
Wolfgang Grebe
グレーヴェ ヴォルフガング
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Karl Marbach GmbH and Co KG
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Karl Marbach GmbH and Co KG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート状素材の打抜/折り目付け方法及びシ
ート状部材の打抜/折り目付け工具に関し、折り目付け
や打抜の加工を高品質に行なうことができるようにす
る。 【解決手段】 互いに離接しうるように対向してそなえ
られた一対の圧力プレート3,4と、該圧力プレート
3,4の一方にそなえられた折り目付けエレメント10
a,10b及び打抜エレメント2a,2bと、該圧力プ
レート3,4の他方にそなえられ折り目付けエレメント
10a,10bの進入しうる折り目付け溝8a,8bと
をそなえ、シート状素材に折り目付けを行なうとともに
打抜を行なうものにおいて、該打抜を開始する前に、該
折り目付けエレメント10a,10bを該折り目付け溝
8a,8bへ進入させて該シート状素材5を折り目付け
溝へ引き込むみ該折り目付けを開始するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボール紙,段ボー
ル等の紙製品やプラスチック製品等のシート状素材或い
はプレート状素材に、打抜加工及び折り目付け加工を施
すための、シート状素材の打抜/折り目付け方法及びシ
ート状素材の打抜/折り目付け工具に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばボール紙製折り畳み箱の半製品に
は通常折り目が形成されていが、この折り目があること
によって、この半製品から折り畳み箱を組み立てる際
に、適正な形状にはっきりと組み立てることが可能にな
る。この折り畳み箱の半製品の輪郭は、このような所要
の折り目付けと同様に、打抜によって形成される。
【0003】このようなボール紙製折り畳み箱の半製品
の製造は、平台或いは回転式打抜器具上の、ストリップ
スチール製の打抜/折り目付け工具により行なわれる。
ストリップスチール製の打抜・折り目付け工具は、通
常、例えば木製のキャリヤ・ボードや、プラスチックと
グラス・ファブリックとの複合材(ガラス繊維強化プラ
スチック)、或いは金属プレートをサンドイッチ状に装
備することで強化されたプラスチックの複合材(金属強
化プラスチック)をそなえている。
【0004】キャリヤ・ボードには、受け溝が備えら
れ、この受け溝に、箱の輪郭に応じた打抜ルール或いは
折り目付けルールが装備される。なお、ここで、「ルー
ル」とは、打抜や折り目付けのための型(定規)であ
り、箱の輪郭に応じた線状の突起や刃によって構成され
る。これらの打抜ルール及び折り目付けルールは、キャ
リヤ・ボードの表面から突出するが、打抜ルールは、折
り目付けルールと丁度同じ程度か、或いは折り目付けル
ールよりも大きくキャリヤ・ボードから突出している。
【0005】打抜ルールは、ほとんどの場合、スチール
製の打抜/折り目付けプレートに対向して作業を行な
う。また、折り目付けルールは、折り畳み箱の素材(シ
ート状素材)の所要部を折り目付け溝内へ押圧すること
で、折り畳み箱の素材に折り目用リッジ(畝状の突起)
を作る。なお、折り目付け溝は、打抜プレート自体に刻
み込むことで形成したり、打抜プレートとは別体のもの
で構成し打抜プレートに装着するようにして備えつける
こともできる。
【0006】このような打抜ルールや折り目付けルール
は、折り目付け溝を装備した打抜/折り目付けプレート
に対して接近して、打抜/折り目付けプレート上に配置
された折り畳み箱の素材に押圧されることで、素材に折
り目を付けるとともに打抜を施す。この際、1回の打抜
のストロークで、折り目と打抜の輪郭ができるが、一般
には、折り目が形成される時には、既に打抜ルールが打
抜の工程を開始している。
【0007】このような工具は、例えば、ドイツ特許39
28 916 C1或いは38 31 393 A1に記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のシート状素材の打抜/折り目付け工具では、
以下のような課題がある。つまり、かかる公知の打抜/
折り目付け工具の場合、打抜/折り目付けの工程に問題
がある。それは、素材が折り目付けルールによって対応
する折り目付け溝に引き込まれた時には、既に打抜の工
程が開始されている、つまり、打抜ルールが既にボール
紙を貫通開始しているのである。
【0009】素材を折り目付け溝に引き込んだ結果、引
き込まれた素材は、理論上、折り目付け溝の幅を約50
%も上回る程拡張しなくてはならない。折り目付けルー
ルは、水平に向きながら、こうした素材の拡張を行なお
うとする。しかし、この時には、既に打抜ルールが素材
をしっかりと押さえ込んでいるため、これには限界があ
る。互いにほぼ平行に位置する打抜ルールと折り目付け
ルールとの距離が近ければ近いほど、この工程の問題は
より一層大きくなる。
【0010】つまり、打抜ルールが素材の上にある場合
は、素材は固定され、ルールの加圧段階には、打抜ルー
ルに備えられた刃の切断エッジは、素材が最終的に切り
抜かれるまで素材を引き込むことになる。このため、折
り目用リッジを形成するための素材の流入(即ち、素材
の折り目付け溝への引き込み)が著しく妨げられること
になる。
【0011】このような状態で、打抜ルールによる素材
の引き込みとともに、折り目付けルールが折り目付け溝
に入りながら素材をとらえて引き込もうとすると、打抜
ルール側で、その後の素材の流入(素材の引き込み)充
分に行なわれなくなり、切断ポイントに引っ張り応力が
生じる。このように、素材に引っ張り応力が生じると、
切断の工程で、単なる切断だけでなく破損(破断)も生
じることになり、切断の質に悪影響を及ぼすのである。
【0012】折り目付けリッジもまた、引っ張り応力の
影響を受けやすくなるが、これは折り目付けルールに切
断用の打抜ルールが近接しているためである。また、一
般に、折り畳み箱の半製品に打抜ルールと折り目付けル
ールが対称に置かれることは例外的ではあって、折り目
付けリッジに影響を及ぼす引っ張り応力は、通常非対称
となるので、近接する切断ルールからの距離に応じて、
折り目付けリッジの非対称化或いは傾斜を招くことにな
り、かかる折り目付けリッジにおける折り畳みの動きを
著しく悪化させるようになる。
【0013】すなわち、打抜や折り目付けを適切に行な
えるか否かは、折り目付けルールと打抜ルールとの位置
関係即ち折り畳み箱の幾何学的特徴と打抜される素材と
に応じて予め決定されるものである。特に、折り目付け
リッジの質は、この後の折り畳み箱の高速接着・パッキ
ング機における折り畳みの工程にとって非常に重要であ
る。
【0014】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、折り目付けや打抜の加工を高品質に行なうこ
とができるようにした、打抜/折り目付け方法及び打抜
/折り目付け工具を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明のシート状素材の打抜/折り
目付け方法は、互いに離接しうるように対向してそなえ
られた一対の圧力プレートと、該圧力プレートのいずれ
か一方にそなえられた折り目付けエレメント及び打抜エ
レメントと、該圧力プレートのいずれか他方にそなえら
れ該折り目付けエレメントの進入しうる折り目付け溝と
をそなえた打抜/折り目付け工具を用い、シート状素材
に折り目付けを行なうとともに打抜を行なうシート状素
材の打抜/折り目付け方法において、該打抜を開始する
前に、該折り目付けエレメントを該折り目付け溝へ進入
させ該シート状素材を折り目付け溝へ引き込むことで該
折り目付けを開始することを特徴としている。
【0016】また、請求項2記載の本発明のシート状素
材の打抜/折り目付け方法は、請求項1記載の構成にお
いて、該シート状素材が既に折り目付け溝に引き込まれ
ている状態で、該打抜が開始されることを特徴としてい
る。また、請求項3記載の本発明のシート状素材の打抜
/折り目付け工具は、互いに離接しうるように対向して
そなえられた一対の圧力プレートと、該圧力プレートの
いずれか一方にそなえられたキャリヤ・ボードと、該圧
力プレートのいずれか他方にそなえられ該キャリヤ・ボ
ードと対向するように設けられた打抜/折り目付けプレ
ートと、該キャリヤ・ボードに該打抜/折り目付けプレ
ートへ向けて突出するように設置された折り目付けエレ
メント及び打抜エレメントと、該打抜/折り目付けプレ
ートにそなえられ該折り目付けエレメントの進入しうる
折り目付け溝と、をそなえた打抜/折り目付け工具にお
いて、該圧力プレートの加圧開始位置にある時には、該
折り目付けエレメントと該打抜エレメントとが、いずれ
も打抜/折り目付けプレートから離れているとともに、
該折り目付けのエレメントが、該打抜エレメントよりも
大きくキャリヤ・ボードから突出しているように配置さ
れ、該折り目付けエレメントが該キャリヤ・ボードに弾
性的に装着されていることを特徴としている。
【0017】請求項4記載の本発明のシート状素材の打
抜/折り目付け工具は、請求項3記載の構成において、
該折り目付けエレメントが、該キャリヤ・ボード上に柔
軟な部材を介して装着されていることを特徴としてい
る。請求項5記載の本発明のシート状素材の打抜/折り
目付け工具は、請求項3又は4記載の構成において、該
折り目付けエレメントが、該キャリヤ・ボード上に装着
された折り目付けプレートに装備され、該折り目付けプ
レートが、該キャリヤ・ボード上に柔軟な部材を介して
装着されていることを特徴としている。
【0018】請求項6記載の本発明のシート状素材の打
抜/折り目付け工具は、請求項4又は5記載の構成にお
いて、該柔軟な部材が、エラストマ・プレートであるこ
とを特徴としている。請求項7記載の本発明のシート状
素材の打抜/折り目付け工具は、請求項3記載の構成に
おいて、該折り目付けプレートは、打抜/折り目付けを
施される加工対象パーツのそれぞれに1つずつ備えられ
ることを特徴としている。
【0019】請求項8記載の本発明のシート状素材の打
抜/折り目付け工具は、請求項3記載の構成において、
該折り目付けプレートが、該キャリヤ・ボード上に固定
された位置決めピンにより、該加圧方向へ案内されるよ
うに構成されていることを特徴としている。
【0020】
【発明の実施形態】本発明の実施の形態について説明す
ると、図1〜図3は本発明の一実施形態としてのシート
状素材の打抜/折り目付け方法及び打抜/折り目付け工
具について示すものである。なお、図1,図2は本打抜
/折り目付け工具をそなえた打抜機の部分断面図であ
る。
【0021】まず、打抜/折り目付け工具1について説
明すると、図1,図2に示すように、打抜/折り目付け
工具1は、打抜機(punching machine)にそなえられた
圧力プレート3と、この圧力プレート3と対向するカウ
ンタ圧力プレート4との間に装備される。なお、ここで
は、圧力プレート3は、カウンタ圧力プレート4の上方
に設けられており、この圧力プレート3が下降して、固
定されたカウンタ圧力プレート4に接近することで、圧
力プレート3とカウンタ圧力プレート4との間に介装さ
れた加工対象物を加圧し所望の打抜等を行なえるように
なっている。
【0022】打抜/折り目付け工具1には、打抜機の圧
力プレート3側に結合され、例えば木製の薄板で構成さ
れるキャリヤ・ボード6と、打抜機のカウンタ圧力プレ
ート4側に結合され、キャリヤ・ボード6との間に隙間
をあけて配置されたスチール製の打抜/折り目付けプレ
ート7とが備えられている。そして、キャリヤ・ボード
6には垂直のスロット(細長い溝穴)が設けられてお
り、このスロット内にトリップスチール製(帯状鋼製)
の打抜刃(打抜エレメント)2a,2bが装備される。
【0023】キャリヤ・ボード6の下面の打抜刃2a,
2bの間には、エラストマ・プレート11が装備されて
おり、さらに、このエラストマ・プレート11の下部に
は、硬質材製の折り目付けプレート9が装着されてい
る。なお、エラストマ・プレートは、可撓性材でできて
おり、加工対象物の各パーツの打抜・折り目付けを行な
う際に作用するものである。
【0024】折り目付けプレート9には、折り目付け用
突起(折り目付けエレメント)10a,10bが突設さ
れており、突起10a,10bの突出面(下面)は、打
抜/折り目付けプレート7の表面(上面)に対向してい
る。打抜刃2a,2b及び折り目付け用突起10a,1
0bは、打抜ルール,折り目付けルールとも称するが、
これらは、いずれもキャリヤ・ボード6から下方に突出
している。
【0025】そして、圧力プレート3が下降を開始しな
い状態(加工開始位置)では、図1に示すように、打抜
刃2a,2bの先端部も、折り目付け用突起10a,1
0bの先端部も、対向する打抜/折り目付けプレート7
の上面には接触していない。この状態では、折り目付け
用突起10a,10bの先端部は、キャリヤ・ボード6
に対して打抜刃2a,2bの先端部よりも多く下方に突
出している。
【0026】つまり、この加工開始位置では、折り目付
け用突起10a,10bの先端と打抜/折り目付けプレ
ート7の上面との距離は、打抜刃2a,2bの先端と打
抜/折り目付けプレート7の上面との距離よりも短いこ
とになる。折り目付けプレート9は、硬質材であればよ
く、例えば金属,プラスチック,或いは複合材を用いて
形成することができる。この折り目付けプレート9に設
けられた折り目付け用突起10a,10bは、折り目付
けプレート9自体をカッティングやエッチング等により
加工して設けるようにしてもよく、また、折り目付けプ
レート9の表面(下面)に棒状物や板状物を差し込むな
ど別体の部材を装着して設けるようにしてもよい。
【0027】このように折り目付けプレート9に折り目
付け用突起10a,10bを備えるようにすると、折り
目付けプレート9に対して所定の位置に折り目付け用突
起10a,10bを設けるようにすれば、あとは折り目
付けプレート9をキャリヤ・ボード6に対して適切に位
置決めするだけで、各々の折り目付け用突起10a,1
0bを正確な位置に設定することができるという利点が
ある。
【0028】一方、打抜/折り目付けプレート7には、
折り目付けプレート9側の折り目付け用突起10a,1
0bの位置に対応するように折り目付け用溝8a,8b
が形成されており、打抜/折り目付けの工程では、折り
目付け用突起10a,10bが、この折り目付け用溝8
a,8bに向けて折り畳み箱の素材を押しつけること
で、折り目付け加工を行なうようになっている。
【0029】なお、打抜刃2a,2b,折り目付け用突
起10a,10b,折り目付け用溝8a,8bは、いず
れも、図1,図2に示すような横断面のものが図示する
紙面の厚み方向へ適当に延在して、図示しないが平面視
では、直線状又は矩形等の連続直線状或いは曲線状に形
成される。ところで、折り目付けプレート9の中央(少
なくとも図1に示す断面における左右方向での中央)に
は単数または複数の穴部13が形成されている。穴部1
3が複数設けられる場合は、各穴部13は図1,図2の
紙面厚み方向へ並設されることになる。
【0030】また、このような各穴部13内には、中央
位置決めピン14が挿入されている。これらの中央位置
決めピン14は、エラストマ・プレート11を貫通し
て、キャリヤ・ボード6の中の穴部12に挿入されてお
り、可動なガイド部材として構成される。すなわち、中
央位置決めピン14によって、折り目付けプレート9の
折り目付け用突起10a,10bを、対応する折り目付
け用溝8a,8bのちょうど中央に、確実に位置させる
ことができるようになっている。したがって、折り目付
け用突起10a,10bと折り目付け用溝8a,8bと
を、最大限可能な限りに対称配置に置くことができるよ
うになっている。
【0031】また、打抜/折り目付け工具1をセットア
ップする際に、折り目付けプレート9を正確な位置に固
定するために、打抜/折り目付けプレート7の中央に
も、単数または複数の穴部15が備えられている。工具
1のセットアップ時には、これらの穴部15内に中央位
置決めピン14ピンが係合される。つまり、打抜/折り
目付けプレート7が正確に固定されたら、この後、打抜
/折り目付けプレート7に対応するように中央の穴部1
2がキャリヤ・ボード6に配置され、折り目付けプレー
ト9が、この穴部12に挿入される中央位置決めピン1
4によってキャリヤ・ボード6の表面(下面)に位置決
め固定される。
【0032】図1に示すような打抜/折り目付け工具1
の開始位置において、折り目付け用突起10a,10b
の先端部は、打抜刃2a,2bの先端部よりもキャリヤ
・ボード6から突出しており、その突出量の差は距離A
(例えば0.3mm)で示される。折り目付け用突起1
0a,10bの先端部と打抜/折り目付けプレート7と
の間の距離は、折り目付けプレート9と打抜/折り目付
けプレート7との間にシート状素材としてのボール紙シ
ート5(図2)を差し込むのに充分な大きさに設定され
ている。
【0033】本実施形態にかかるシート状素材の打抜/
折り目付け工具は、このように構成されており、かかる
工具を用いて、本シート状素材の打抜/折り目付け方法
を、以下のように実施することができる。つまり、ま
ず、上述のように(図1に示すように)シート状素材の
打抜/折り目付け工具1を打抜機に設置して、折り目付
けプレート9と打抜/折り目付けプレート7との間にボ
ール紙シート5を差し込み、打抜機を閉じると、圧力プ
レート3がキャリヤ・ボード6と共に、打抜/折り目付
けプレート7の方向へ移動し、図2に示す終了位置に達
する。ここで、打抜刃2a,2bはボール紙シート5を
切り抜くが、この時、既に折り目付け用突起10a,1
0bが折り目付け部分を押さえつけている。
【0034】ここで、本発明の打抜/折り目付け工具1
による打抜/折り目付け工程における、折り目付け用突
起10a,10bの先端部と打抜刃2a,2bの先端部
との各移動状況を示すと、図3の時間/衝程図のように
なる。図3に示すように、時刻t0においては、折り目
付け用突起10a,10bの先端部がボール紙シート5
に当接し、折り目付け用突起10a,10bは高さR0
(ボール紙シート5表面の高さ)に位置する。この時、
打抜刃2a,2bの先端部は、まだボール紙シート5に
当接しておらず、ボール紙シート5表面の高さR0から
距離A(図1)分だけ上に位置した、高さS0にある。
【0035】時刻tmでは、打抜刃2a,2bの先端部
はボール紙シート5の表面(高さR0)に到達し、この
時刻までは、打抜刃2a,2bの先端部と折り目付け用
突起10a,10bの先端部との距離(鉛直方向距離)
Aは一定である。つまり、時刻tmまでは、打抜刃2
a,2bと折り目付け用突起10a,10bとは等速で
同時に移動する。
【0036】ところが、時刻tmの前後では、折り目付
け用突起10a,10bがボール紙シート5を折り目付
け用溝8a,8bに引き込むようになる。この引き込み
時におけるボール紙シート5の抵抗は、時刻tmまで
は、エラストマ・プレート11の復元力よりも小さくな
るようにする。つまり、時刻tm前後で、折り目付け用
溝8a,8bにおいて、ボール紙シート5の加圧が開始
されるが、この時刻tmから打抜刃2a,2bと折り目
付け用突起10a,10bとは別々の動きを取るように
なる。
【0037】これは、ボール紙シート5の加圧によって
ボール紙シート5から折り目付け用突起10a,10b
への抵抗力が発生するが、時刻tmからは、このボール
紙シート5から折り目付け用突起10a,10bに加わ
る抵抗力とともに、折り目付け用溝8a,8bの反発力
も加わるようになり、これらの抵抗力や反発力が連携し
て、エラストマ・プレート11の復元力よりも大きくな
るためである。
【0038】すなわち、時刻tm以後は、エラストマ・
プレート11が抵抗力や反発力による加圧により変形し
てその厚みを縮小する。そして、折り目付け用突起10
a,10bが時刻tmから時刻teまで移動すると、こ
の時には、打抜刃2a,2bが、ボール紙シート5の厚
さに応じて、ボール紙シート5の中を直線的に距離C分
だけ移動するのに対して、折り目付け用突起10a,1
0bの移動距離はたったの長さB分だけである。
【0039】なお、時刻teの後は、圧力プレート3は
キャリヤ・ボード6と共に、図1に示すように開始位置
に戻り、ここで打抜のサイクルは終了する。したがっ
て、本打抜/折り目付け方法によれば、打抜刃2a,2
bが、シート状素材5に接した時点では、既に折り目付
け突起10a,10bが折り目付け溝8a,8bと連係
しながらシート状素材を折り目付け溝8a,8bへ引き
込んでいることになり、折り目付け加工時には、打抜加
工が影響しなくなる。このため、素材5に打抜加工に起
因する圧力が加わるのを避けることができ、折り目付け
を打抜加工に影響されることなく、支障なく行なうこと
ができる。これにより、折り目付けの加工品質を向上す
ることができる。
【0040】また、本打抜/折り目付け工具では、打抜
刃2a,2bと折り目付け突起10a,10bとが常に
一体に移動するようには拘束されておらず、折り目付け
突起10a,10bがキャリヤ・ボード6にエラストマ
・プレート11によって弾性的に装着されているため、
エラストマ・プレート11の弾性を利用しながら、折り
目付けの加工と打抜の加工とを時間差をおきつつ、1回
の作業ストローク内で行なうことができる。これによ
り、上述のように、折り目付けの加工品質を向上させる
ことができるのである。
【0041】また、キャリヤ・ボード6に直接固定され
るのは、打抜刃2a,2bだけであり、キャリヤ・ボー
ド6には、この打抜刃2a,2bのための溝等を設ける
だけでいいので、工具全体の剛性が確実に向上する利点
もある。さらに、折り目付け突起10a,10bとキャ
リヤ・ボード6との間の弾性定数或いは弾性特性を、折
り目付けされるシート状素材の質や厚さや折り目付け溝
の深さに応じて適当に選択することによって、折り目付
け部分におけるシート状素材の加圧を調整することがで
きる利点もある。
【0042】また、折り目付け突起10a,10bは、
折り目付けをされるシート状素材5に弾力的に押圧され
るので、打抜刃2a,2bの摩損に関係なく、折り目付
けの深さを均一で一定にすることができる。なお、打抜
刃2a,2bと折り目付け突起10a,10bの高さの
差といった幾何学的条件は、打抜される素材5の厚さや
折り目付けに関する諸々のパラメータに依存する。つま
り、折り目付け溝8a,8bの深さ17は素材5の厚さ
に関連しており、折り目付け溝8a,8bの深さ17の
適切な設定により、折り目を形成するために重要な素材
5への適切な加圧力を得ることができる。
【0043】また、箱の折り畳みエッジは、折り目付け
突起10a,10bの加圧痕により確定するが、本工具
1では、上述のようにして確実に適切な加圧力を得るこ
とができるので、シート状素材5に適切な加圧痕を形成
させて箱の折り畳みエッジを適正に形成することが可能
になる。これは、従来のような打抜と折り目付けとを同
時に行なう打抜/折り目付け工具では、加工過程におけ
る打抜刃2a,2bの摩損か生じると打抜刃2a,2b
と折り目付け突起10a,10bの高さの比率による影
響を避けることができなかったのに対して、本工具1で
は、打抜刃2a,2bと折り目付け突起10a,10b
は時間差をあけて互いに独立して加工作業を行なってい
るため、打抜刃2a,2bと折り目付け突起10a,1
0bとの高さの比率による影響を受けないからである。
【0044】しかも、打抜/折り目付けプレート7の折
り目付け溝8a,8bの深さ17を、従来よりも低コス
トで作ることができるという利点もある。更に、加工さ
れる折り目を、従来よりも狭いものに加工することも可
能であり、これは折り畳み箱の折り畳みエッジには大き
な利点である。なお、個々の折り目付けプレート9を折
り目付け溝8a,8bに対して適切に配置することが前
提となるが、打抜/折り目付けを施される加工対象パー
ツのそれぞれに、折り目付けプレート9を1つずつ使用
することで、正確な加工を行なうことができ、極めて重
要な利点が得られる。
【0045】つまり、折り目付け溝8a,8bは、一般
に、キャリヤ・ボード6における打抜刃2a,2b,折
り目付け突起10a,10b等のためのスロットと同様
のプログラムを使用した数値制御により、打抜/折り目
付けプレート7に設けられるが、ルール2a,2b,1
0a,10bをかかるスロットへと動かす際に圧力が生
じ、キャリヤ・ボード6における折り目付け突起10
a,10bと、打抜/折り目付けプレート7における折
り目付け溝8a,8bの寸法との間に偏差が生じる。こ
のため、折り目付け突起10a,10bを手動で再調整
しなければならず、コスト高となってしまうが、折り目
付けプレート9を加工対象パーツのそれぞれに独自に使
用することで、こうしたエラーの源を除去することがで
き、低コストで装置を設定しうるという大きな利点が得
られるのである。
【0046】また、折り目付けプレート9を、キャリヤ
・ボード6に装備された中央位置決めピン14によって
加圧方向に案内しながら設置することにより、折り目付
けプレート9を、キャリヤ・ボード6に対して正確に位
置決めして固定することができる利点もある。なお、エ
ラストマ・プレート11の代わりに、スプリング,ゴ
ム,或いは空気等の圧縮性流体を封入した弾性装置など
のような、その他の柔軟に支持しうる部材や装置を使用
してもよい。
【0047】また、打抜/折り目付けプレート7は、カ
ウンタ圧力プレート4と一体に形成することもできる。
なお、折り目付け用溝の深さ17は、打抜される素材5
の材質や厚み等の特性次第で決まる。つまり、折り目付
けの状態は、加圧結果などを用いて選択することもでき
るが、加圧によらなくても、折り目付け用溝の深さ17
だけでも充分うまくいく可能性があるからである。
【0048】ところで、従来の打抜手段では、打抜/折
り目付けプレートを用いて作業を行なっているが、この
場合、打抜プレートには折り目付け用溝がある。このよ
うな打抜プレートに付けられている折り目付け用溝は、
別々に製造された折り目付け用溝であることもしばしば
あり、もちろん本発明の打抜/折り目付け工具におい
て、かかる構成を適用することも可能である。
【0049】また、本実施形態では、加圧すべく移動す
る圧力プレート3が上方に、この圧力プレート3を受け
るカウンタ圧力プレート4か下方に配置されるが、一般
にはこのような配設が主流となるものの、圧力プレート
3とカウンタ圧力プレート4との位置関係は限定されな
い。また、本実施形態では、ルール2a,2b,10
a,10bを圧力プレート3側に、ルール8a,8bを
カウンタ圧力プレート4側に設置しているが、これらの
各ルールの設置も限定されるものではない。
【0050】なお、本発明の打抜/折り目付け方法及び
打抜/折り目付け工具については、ボール紙シート5製
折り畳み箱の半製品の製造に関して説明したが、本方法
及び工具は、ボール紙シートに限らず、その他の板や段
ボール板,プラスチックなど等のシート状素材或いはプ
レート状素材を加工する打抜型を用いた打抜/折り目付
け作業全般に広く適用しうるものである。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明のシート状素材の打抜/折り目付け方法によれば、
打抜エレメントがシート状素材に接した時点では、既に
折り目付けエレメントが折り目付け溝へ連係して、折り
目付けエレメントがシート状素材を折り目付け溝へ引き
込むようになり、この結果、折り目付け加工時に素材に
打抜加工に起因する圧力が加わるのを避けることがで
き、折り目付けを打抜加工に影響されることなく、支障
なく行なうことができる。折り目付けの加工品質が向上
する利点がある。
【0052】また、請求項2記載の本発明のシート状素
材の打抜/折り目付け方法によれば、折り目付け加工を
所定状態まで進めてから打抜加工を開始するため、折り
目付け加工と打抜加工とが時間差をおいてなされるよう
に確実に順序づけることができ、折り目付け加工を打抜
加工に影響されることなく行なうことができ、折り目付
けの加工品質が向上する利点がある。
【0053】また、請求項3〜6記載の本発明のシート
状素材の打抜/折り目付け工具によれば、折り目付けエ
レメントがキャリヤ・ボードに弾性的に装着されている
ため、打抜エレメントと折り目付けエレメントとが常に
一体に移動するようには拘束されてなくなり、折り目付
けの加工と打抜の加工とが時間差をおきながら、1回の
作業ストローク内で行なわれるようになる。したがっ
て、折り目付けを打抜加工に影響されることなく、支障
なく行なうことができる。折り目付けの加工品質が向上
する利点がある。
【0054】また、キャリヤ・ボードに直接固定される
のは、打抜エレメントだけであり、キャリヤ・ボードに
は、この打抜エレメントのための溝等を設けるだけでい
いので、工具全体の剛性を確実に高めることができる。
さらに、折り目付けエレメントとキャリヤ・ボードとの
間の弾性定数或いは弾性特性を、折り目付けされるシー
ト状素材の質や厚さや折り目付け溝の深さに応じて適当
に選択することによって、折り目付け部分におけるシー
ト状素材の加圧を調整することができるようになる。
【0055】また、折り目付けエレメントは、折り目付
けをされるシート状素材の上に弾力的に押圧されること
になり、これにより、打抜エレメントの摩損に関係な
く、折り目付けの深さを均一で一定にすることができ
る。また、折り目付け溝の深さを素材の厚さに応じて適
宜設定することにより、折り目を形成するために重要な
素材への適切な加圧力を得ることができるようになる。
これにより、シート状素材に適切な加圧痕を形成させて
箱の折り畳みエッジを適正に形成することが可能になる
利点がある。
【0056】また、本工具では、打抜エレメントと折り
目付けエレメントは時間差をあけて互いに独立して加工
作業を行なっているため、打抜/折り目付けエレメント
の高さの比率が加工に影響しないようになり、打抜/折
り目付け加工をより適正に行ないやすい利点もある。し
かも、打抜/折り目付けプレートの折り目付け溝の深さ
を、従来よりも低コストで作ることができるという利点
があり、さらに、加工される折り目を、従来よりも狭い
ものに加工することも可能となるため、折り畳み箱の折
り畳みエッジを適切に形成するには大きな利点となる。
【0057】請求項7記載の本発明のシート状素材の打
抜/折り目付け工具によれば、打抜/折り目付けを施さ
れる加工対象パーツのそれぞれに、折り目付けプレート
を1つずつ使用することで、個々の折り目付けプレート
の折り目付け溝の作成と配置が適切に行なわれることが
前提となるが、正確な加工を行なうことができ、極めて
重要な利点がある。また、独自の折り目付けプレートを
使用することで、低コストで装置を設定することができ
るという大きな利点が得られる。
【0058】請求項8記載の本発明のシート状素材の打
抜/折り目付け工具によれば、折り目付けプレートを、
キャリヤ・ボードに固定された中央のピンによって、持
ち上げ方向に導くことにより、折り目付けプレートを、
該キャリヤ・ボードに正確に固定することができる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのシート状素材の打
抜/折り目付け方法及びシート状素材の打抜/折り目付
け工具を示す図であり、打抜機に装備された本打抜/折
り目付け工具のシート状素材への打抜/折り目付け加工
の開始位置を示す部分断面図である。
【図2】本発明の一実施形態としてのシート状素材の打
抜/折り目付け方法及びシート状素材の打抜/折り目付
け工具を示す図であり、打抜機に装備された本打抜/折
り目付け工具のシート状素材への打抜/折り目付け加工
の終了位置を示す部分断面図である。
【図3】本発明の一実施形態としてのシート状素材の打
抜/折り目付け方法及びシート状素材の打抜/折り目付
け工具の作用を説明する図であり、打抜エレメント(打
抜刃)と折り目付けエレメント(折り目付け用突起)の
移動特性を示す図(時間/衝程図)である。
【符号の説明】
1 打抜/折り目付け工具 2a,2b 打抜エレメントとしての打抜刃 3 圧力プレート 4 カウンタ圧力プレート 5 シート状素材としてのボール紙シート 6 キャリヤ・ボード 7 打抜/折り目付けプレート 8a,8b 折り目付け溝 9 折り目付けプレート 10a,10b 折り目付けエレメントとしての折り目
付け用突起 11 エラストマ・プレート 12,13 穴部 14 中央位置決め用ピン 15 中央の穴部 17 折り目付け溝の深さ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに離接しうるように対向してそなえ
    られた一対の圧力プレートと、該圧力プレートのいずれ
    か一方にそなえられた折り目付けエレメント及び打抜エ
    レメントと、該圧力プレートのいずれか他方にそなえら
    れ該折り目付けエレメントの進入しうる折り目付け溝と
    をそなえた打抜/折り目付け工具を用い、シート状素材
    に折り目付けを行なうとともに打抜を行なうシート状素
    材の打抜/折り目付け方法において、 該打抜を開始する前に、該折り目付けエレメントを該折
    り目付け溝へ進入させ該シート状素材を折り目付け溝へ
    引き込むことで該折り目付けを開始することを特徴とす
    る、シート状素材の打抜/折り目付け方法。
  2. 【請求項2】 該シート状素材が既に折り目付け溝に引
    き込まれている状態で、該打抜が開始されることを特徴
    とする、請求項1記載のシート状素材の打抜/折り目付
    け方法。
  3. 【請求項3】 互いに離接しうるように対向してそなえ
    られた一対の圧力プレートと、 該圧力プレートのいずれか一方にそなえられたキャリヤ
    ・ボードと、 該圧力プレートのいずれか他方にそなえられ該キャリヤ
    ・ボードと対向するように設けられた打抜/折り目付け
    プレートと、 該キャリヤ・ボードに該打抜/折り目付けプレートへ向
    けて突出するように設置された折り目付けエレメント及
    び打抜エレメントと、 該打抜/折り目付けプレートにそなえられ該折り目付け
    エレメントの進入しうる折り目付け溝と、をそなえた打
    抜/折り目付け工具において、 該圧力プレートの加圧開始位置にある時には、該折り目
    付けエレメントと該打抜エレメントとが、いずれも打抜
    /折り目付けプレートから離れているとともに、該折り
    目付けのエレメントが、該打抜エレメントよりも大きく
    キャリヤ・ボードから突出しているように配置され、 該折り目付けエレメントが該キャリヤ・ボードに弾性的
    に装着されていることを特徴とする、シート状素材の打
    抜/折り目付け工具。
  4. 【請求項4】 該折り目付けエレメントが、該キャリヤ
    ・ボード上に柔軟な部材を介して装着されていることを
    特徴とする、請求項3記載の打抜/折り目付け工具。
  5. 【請求項5】 該折り目付けエレメントが、該キャリヤ
    ・ボード上に装着された折り目付けプレートに装備さ
    れ、該折り目付けプレートが、該キャリヤ・ボード上に
    柔軟な部材を介して装着されていることを特徴とする、
    請求項3又は4記載の打抜/折り目付け工具。
  6. 【請求項6】 該柔軟な部材が、エラストマ・プレート
    であることを特徴とする、請求項4又は5記載の打抜/
    折り目付け工具。
  7. 【請求項7】 該折り目付けプレートは、打抜/折り目
    付けを施される加工対象パーツのそれぞれに1つずつ備
    えられることを特徴とする、請求項3記載の打抜/折り
    目付け工具。
  8. 【請求項8】 該折り目付けプレートが、該キャリヤ・
    ボード上に固定された位置決めピンにより、該加圧方向
    へ案内されるように構成されていることを特徴とする、
    請求項3記載の打抜/折り目付け工具。
JP4712097A 1996-02-16 1997-02-14 シート状素材の打抜/折り目付け方法及びシート状部材の打抜/折り目付け工具 Pending JPH09323368A (ja)

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