JPH0932320A - 地下室をもつ建物および採光方法 - Google Patents

地下室をもつ建物および採光方法

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JPH0932320A
JPH0932320A JP7206537A JP20653795A JPH0932320A JP H0932320 A JPH0932320 A JP H0932320A JP 7206537 A JP7206537 A JP 7206537A JP 20653795 A JP20653795 A JP 20653795A JP H0932320 A JPH0932320 A JP H0932320A
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JP
Japan
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building
wall portion
basement
foundation
wall
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JP7206537A
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Yukihiro Nakao
行宏 中尾
Shunji Hirata
俊次 平田
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基礎の上に建つ建物本体部分を地下室との関
係を考慮しつつ、地下室の窓や採光用として充分に大き
な開口を設けることができる技術を提供する。さらに、
地下室および基礎を含めた断熱性や防水処理も良好であ
り、しかも、窓を含む建物の外観を考慮して、意匠的に
優れた建物の設計を容易にする技術を提供する。 【解決手段】 地下室Bの壁kの一部を基礎Rとし、そ
の基礎Rの上に建物本体Tが建つ地下室をもつ建物であ
って、建物本体Tは、基礎Rから建物本体Tの一階の床
1Fに至る第1の壁部分P1と、その第1の壁部分P1
よりも上方に位置する第2の壁部分P2とを備える。そ
して、第1の壁部分P1を基礎Rと異なる材料で構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、地下室の壁の一
部を基礎とし、その基礎の上に建物本体が建つ建物の技
術に関し、特に、地下室の壁の開口を大きくとることが
できるように工夫した技術に関するものである。
【0002】
【背景技術】地下室をもつ建物は、近年の敷地事情や住
宅事情などの変化に伴い、木質系の一般住宅や集合住宅
等においても広く普及する傾向にある。こうした建物の
地下室は、通常、その壁部分を鉄筋コンクリート造とす
るのが一般的である。一方、建物本体を支持する基礎
も、その施工性や工費あるいは構造強度などの点から鉄
筋コンクリート造とするのが普通である。したがって、
たとえば建物本体の床下に地下室を造る場合、その地下
室の壁の一部を基礎として利用する構造、即ち、地下室
の壁と基礎とを一体にして造る基礎壁構造とすることが
行われている。その場合、建物本体の一階の床部分が、
地下室の壁を含む基礎の上端部に載る構造である。した
がって、地盤表面から建物本体の床までの高さについて
は、基礎の高さに等しい。この構造例としては、たとえ
ば実開昭58ー1654号公報、あるいは特開平4ー3
09621号公報などに記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、地下室の
壁の一部を基礎として利用する構造とした場合、その基
礎と地下室のコンクリート造の部分とを兼用構造として
同時施工できるために、その分、施工費を低減でき、し
かも基礎全体としての構造強度上からも有利になる利点
がある。しかし、その反面において、問題点もある。そ
れは、たとえば地下室を一般的な居住空間として利用し
たい場合に、それに必要な窓や採光のための大きな開口
を設けたくても、それができないことが多いことであ
る。すなわち、建物本体を支持する基礎が、たとえば住
宅用の布基礎の場合、通常、床下換気用の小さな開口程
度しか設けないのが普通である。その理由としては、基
礎自体の高さが低いことや、基礎の充分な構造強度を確
保しなければならない点、などを挙げることができる。
したがって、地下室の壁の一部を基礎とする構造(基礎
壁)としているものでは、基本的にはそれらを地下室の
壁も含めて基礎とみなすことになるので、大きな開口を
設けるのは設計上からも困難になる。特に、採光に用い
る開口の場合には、その開口部分が地盤表面上に位置
し、しかも充分に大きな開口でなければ意味がないの
で、そうした開口を布基礎の部分に設けることは、やは
り無理があると言える。
【0004】一方、別の問題点として、地下室が半地下
でしかも部分地下構造である場合に、地下室の壁全体を
鉄筋コンクリート造としたとき、その地下室の壁が半地
下にした分だけ同じ鉄筋コンクリート造の他の基礎部分
よりも高くなるために、コンクリート造部分に段差がで
き、防水処理上好ましくない問題がある。さらに、この
ように半地下となる地下室の壁全体をコンクリート造と
したものでは、その地下室の壁の大部分が地盤表面上か
ら突出することになり、断熱性の点からも好ましくな
い。
【0005】
【発明の目的】この発明は、以上のような点を考慮して
なされたもので、基礎の上に建つ建物本体部分を地下室
との関係において工夫することによって、地下室の窓や
採光用として充分に大きな開口を設けることができる技
術を提供することを目的とする。さらにこの発明では、
地下室および基礎を含めた断熱性や防水処理も良好であ
り、しかも、窓を含む建物の外観を考慮して、意匠的に
優れた建物の設計を容易にする技術を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の地下室をもつ
建物では、実施例に対応する図1を参照して示すよう
に、地下室Bの壁kの一部を基礎Rとし、その基礎Rの
上に建物本体Tが建つ建物において、その建物本体Tと
して、基礎Rから建物本体Tの一階の床1Fに至る第1
の壁部分P1と、その第1の壁部分P1よりも上方に位
置する第2の壁部分P2とを備え、そして、第1の壁部
分P1を基礎Rと異なる材料で構成する。このように、
第1の壁部分P1から上を建物本体Tとして構成するこ
とにより、その第1の壁部分P1については、基礎のよ
うに開口を設けるのに制約をうけることがなくなり、し
たがって、そこには必要に応じて大きな窓や開口10な
どを自由に設けることができる。そして、この第1の壁
部分P1は、基礎Rから建物本体Tの一階の床1Fに至
る高さをもち、その部分で地下室Bの壁kの一部を構成
する、いわゆる半地下構造とする上で好適な形態とな
る。しかも、第1の壁部分P1は基礎Rと異なる材料、
たとえば鉄筋コンクリート造の基礎Rとは異なる木質系
の材料などで構成することができるので、地下室Bの壁
の断熱性についても充分に配慮することが可能になる。
【0007】地下室Bの壁に設ける開口としては、勿
論、その壁kの一部を基礎とする部分にも一般的な小さ
な開口を設けることができるが、その開口の大きさや形
状等において、建物本体と同様な程度の制約しか受けな
い点で、第1の壁部分P1に開口10を設けるのが大変
望ましい。第1の壁部分P1に対する開口10の位置と
しては、その第1の壁部分P1の下方寄りに位置させる
のも好適である。そうすれば、開口10の位置を上下の
相対関係において基礎寄りに設定し、全体として中間位
置になるようにバランスをとることができる。さらに、
建物全体の意匠上の外観等をも併せて考慮した場合、第
2の壁部分P2に設ける窓(開口)20の位置と第1の
壁部分P1の開口10の位置とが、上下関係において直
線的にほぼ一致する構成とするのも望ましい。
【0008】ここで、前記第1の壁部分P1としては、
木質系の他に鉄骨造など、種々の壁材料で構成すること
ができるが、特に、現場での施工性の向上を図る意味か
ら、木質系の壁パネルを用いて構成するのが好適であ
る。勿論、鉄骨ユニットなどを用いることもできる。第
1の壁部分P1に木質系の壁パネルを用いる場合、第2
の壁部分P2についても共に木質系の壁パネルとする方
が、設計上や施工上から便利である。そして、その場合
には、必要ならば第1の壁部分P1と第2の壁部分P2
とが上下に連続する共通の壁パネルで構成しても良い。
このように第1および第2の壁部分に壁パネルを用いる
ときは、建物本体Tの一階の床1Fについても同じ施工
方法を採れる床パネルを用いるのが好ましい。その際、
その床パネルの端部を、前記共通の壁パネルの表面側に
固定する構造とすることもできる。
【0009】建物本体Tの基礎Rについては、一般的な
鉄筋コンクリート造とすることが多い。そして、建物本
体Tに第1の壁部分P1が存在するにもかかわらず、そ
れを支持する基礎Rの部分は、その上端が地盤表面Gよ
りも高い位置にあるように設定する。なぜなら、この発
明では、建物本体Tを支持する基礎Rは、基礎として必
要な性能を付与するようにし、あくまでも建物本体T部
分に工夫を凝らす考え方を採用しているからである。こ
うすることにより、建物本体Tと基礎Rの両方の設計を
容易にすることが可能になる。特に、建物本体Tについ
て、第1の壁部分P1も建物本体Tの一部とみなすこと
で、建物本体Tとしての通常の構造設計とすることがで
きる。
【0010】建物本体Tがたとえば住宅の場合、その基
礎Rは布基礎として設計されることが多い。その際、そ
の布基礎全体の高さは、地下室Bの壁kの一部を構成す
る基礎Rの部分を含めてほぼ同一高さに設定するのが好
ましい。こうすることで、地下室Bの壁kの一部を構成
する基礎Rの部分と、他の布基礎の部分との段差を無く
し、防水処理上好ましい形態となる。ここで、地下室自
体については、第1の壁部分P1の外側に、建物本体T
の外部に通じるドライエリアDを備えている構成とする
場合もある。
【0011】一方、この発明の地下室をもつ建物の採光
方法では、地下室Bの壁kの一部を基礎Rとし、その基
礎Rの上に建物本体Tが建ち、その建物本体Tは、基礎
Rから建物本体Tの一階の床1Fに至る第1の壁部分P
1と、その第1の壁部分P1よりも上方に位置する第2
の壁部分P2とを備え、第1の壁部分P1を基礎Rと異
なる材料で構成した建物について、第1の壁部分P1に
開口10を設け、その開口10を地下室への採光のため
に用いる方法とする。その場合、第1の壁部分P1は建
物本体Tの外壁部分を構成している場合に特に好適であ
る。それは、開口10を通して外部の光を地下室B内へ
直接導くことができるからである。
【0012】この地下室B内への採光という観点からす
れば、第1の壁部分P1に対する開口10の位置は、そ
の第1の壁部分P1の下方寄りに位置させるのが好まし
い。なぜなら、地下室B内から見て、開口10の位置が
一番高いところにあるよりも少し低めに、できれば外が
見えるような高さにある方が好都合な場合が多いからで
ある。また、地下室Bとして、第1の壁部分P1の外側
に、建物本体Tの外部に通じるドライエリアDを備えて
いる場合、そのドライエリアDの外壁d1の高さが第1
の壁部分P1を支持する基礎Rの高さよりも低く設定す
るのが好ましい。そうすることにより、第1の壁部分P
1の開口10に加えてドライエリアDの部分からもより
多く採光することが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施例を
添付の図1〜図6に基づいて説明する。これらの図に示
す実施例では、この発明を地下室をもつ木質系のパネル
組み立て式の住宅に適用した例を示している。図1は基
礎Rと、その基礎Rの上に建つ建物本体Tの分解斜視
図、図2および図3は全体の断面図、図4は建物の正面
図、図5は建物の側面図である。
【0014】実施例による地下室Bは、ここでは半地下
室であり、その半地下室Bの壁kの一部が基礎Rを兼ね
ている。すなわち、基礎Rはいわゆる鉄筋コンクリート
造の布基礎形式のものであるが、その基礎Rで囲まれる
領域の大半を地下室とする関係で、全体を深く掘り下
げ、基礎スラブbを打設している。こうした構造は、従
来の地下室をもつ建物の基礎の部分と根本的に異なる点
は少ない。ただ、基礎Rのいわゆる基礎壁k部分に開口
を設けていない点、基礎R全体の高さが一様である点、
地盤表面Gからの基礎Rの高さが、布基礎としての普通
の高さ、例えば30〜60cm程度である点、さらに、
基礎Rの基礎スラブbの位置が比較的浅い点などで相違
する。
【0015】建物本体Tは、基礎Rの基礎壁k部分に載
る第1の壁部分P1と、それより上方に位置する第2の
壁部分P2とを備える。つまり、この実施例による建物
本体Tは、図1がより明かに示しているように、通常の
二階建て住宅の一階の床1Fの下に、さらに下方に延び
て、基礎Rの天端に載る第1の壁部分P1を備えている
ことである。この点が、従来の建物本体と相違する第1
の特徴である。そして、ここでは、この第1の壁部分P
1を木質系の壁パネルで構成している。勿論、この建物
本体Tは、全体がパネル組み立て式であるので、第2の
壁部分P2も同じ木質系の壁パネルで構成している。さ
らに、一階の床1Fおよび二階の床2Fは床パネルで、
屋根Yは屋根パネルで構成している。
【0016】第1の壁部分P1を構成する壁パネルは、
図示例においては、その高さがたとえば910mmであ
り、地盤表面Gから基礎Rの天端までの高さは300m
mである。そして、地下室Bは、ここでは通常の居室
(洋室1、2)として利用する関係で、いわゆる地階と
しての高さをもつように、基礎スラブbの深さが設定さ
れている。基礎スラブbの表面から床1Fの下面(地下
室Bの天井)までの高さについては、3.64m以内で
ある。
【0017】建物本体Tの具体的構成については、その
周囲を囲む前記第1の壁部分P1、その第1の壁部分P
1の上に敷かれた一階の床1F部分、その一階の床1F
の上に建て込まれた第2の壁部分P2、その上に敷かれ
た二階の床2F部分、その上に建て込まれた第3の壁部
分P3、その上に被せられた屋根Yを備える。そして、
第1の壁部分P1、第2の壁部分P2、第3の壁部分P
3のそれぞれに、窓のための開口10、20、30を設
けている。特に、第1の壁部分P1対して開口10を設
けている点が、この発明の第2の特徴点でもある。
【0018】この開口10は建物本体Tに設けるので、
従来のように基礎Rの部分に設ける開口に比べて大きな
開口とすることができる。しかも、このように、各開口
10、20、30を同一の間口とし、上下関係において
直線的にほぼ一致する形態にすることも可能になる。こ
れにより、図4および図5に示すように、建物全体の意
匠的な外観を整えることができる。また、採光性につい
ても、大きな開口10とすることができるので、その開
口10を通して地下室B内へ充分に採光することが可能
になる。この採光性の点から考慮した場合、開口10の
位置は、図示例のように下方寄りに設けるのが良い。
【0019】一方、地下室Bの前記第1の壁部分P1の
外側には、図2および図3に示すように、必要に応じて
ドライエリアDを設ける場合もある。その際、このドラ
イエリアDの外壁d1については、その外壁d1の高さ
が、基礎Rの地盤表面G上の高さよりも低くなるように
配慮している。これにより、ドライエリアDを通しての
採光性を高めることができる。なお、符号40は地下室
Bへの階段、41は上下階への階段、45は地下室Bの
ドライエリアに望む窓、46はドライエリアの安全柵を
それぞれ示している。
【0020】図6は、この発明の他の実施例を示すもの
である。この例では、第1の壁部分P1と第2の壁部分
P2を、上下関係において共通の壁パネルPで構成した
ものである。したがって、一階の床パネル50の端部
は、その共通の壁パネルPの表面(内面)側に固定する
構造となる。具体的には、共通の壁パネルPの表面側
に、受け材51を固定し、その受け材51の上に載せる
ようにして取り付けている。このようにした場合、壁パ
ネルを大型化して、建物の施工性を図る上で有効であ
る。
【0021】なお、以上の実施例では、この発明を木質
系のパネル組み立て式の住宅に適用した例を示したが、
在来工法による木造の住宅、鉄骨系ユニット住宅、鉄骨
造住宅、あるいは住宅以外の建物など、建物本体を基礎
と異なる材料で構成する種々の建物にも適用できること
は勿論である。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、基礎
の上に建つ建物本体部分を地下室との関係において工夫
することによって、地下室の窓や採光用として充分に大
きな開口を設けることができる。さらにこの発明よれ
ば、地下室および基礎を含めた断熱性や防水処理も良好
であり、しかも、窓を含む建物の外観を考慮して、意匠
的にも優れた建物の設計を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す分解斜視図である。
【図2】 本発明の実施例を示す断面図である。
【図3】 本発明の実施例を示す断面図である。
【図4】 本発明の実施例を示す建物の正面図である。
【図5】 本発明の実施例を示す建物の側面図である。
【図6】 本発明の他の実施例を示す部分断面図であ
る。
【符号の説明】
T 建物本体 R 基礎 B 地下室 D ドライエリア P1 第1の壁部分 P2 第2の壁部分 10、20、30 開口(窓)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地下室の壁の一部を基礎とし、その基礎
    の上に建物本体が建つ地下室をもつ建物であって、前記
    建物本体は、前記基礎から建物本体の一階の床に至る第
    1の壁部分と、その第1の壁部分よりも上方に位置する
    第2の壁部分とを備え、前記第1の壁部分を前記基礎と
    異なる材料で構成した、地下室をもつ建物。
  2. 【請求項2】 前記第1の壁部分に開口を設けた、請求
    項1の地下室をもつ建物。
  3. 【請求項3】 前記第1の壁部分に対する開口の位置
    が、その第1の壁部分の下方寄りに位置している、請求
    項2の地下室をもつ建物。
  4. 【請求項4】 前記建物本体は、前記第2の壁部分に窓
    を備え、その窓の位置と前記第1の壁部分の開口の位置
    とが、上下関係において直線的にほぼ一致している、請
    求項2あるいは3の地下室を持つ建物。
  5. 【請求項5】 前記第1の壁部分が、木質系の壁パネル
    からなる、請求項1〜4の地下室をもつ建物。
  6. 【請求項6】 前記第1の壁部分および第2の壁部分が
    共に木質系の壁パネルからなり、しかも、第1の壁部分
    と第2の壁部分とが上下に連続する共通の壁パネルで構
    成されている、請求項1〜5の地下室をもつ建物。
  7. 【請求項7】 前記建物本体の一階の床が床パネルから
    なり、その床パネルの端部が、前記共通の壁パネルの表
    面側に固定されている、請求項6の地下室をもつ建物。
  8. 【請求項8】 前記建物本体の基礎が鉄筋コンクリート
    造であり、その基礎の上端が地盤表面よりも高い位置に
    ある、請求項1〜7の地下室をもつ建物。
  9. 【請求項9】 前記建物本体の基礎が布基礎であり、そ
    の布基礎の高さが、前記地下室の壁の一部を構成する基
    礎の部分を含めてほぼ同一高さである、請求項1〜8の
    地下室をもつ建物。
  10. 【請求項10】 前記地下室は、前記第1の壁部分の外
    側に、建物本体の外部に通じるドライエリアを備えてい
    る、請求項1〜9の地下室をもつ建物。
  11. 【請求項11】 地下室の壁の一部を基礎とし、その基
    礎の上に建物本体が建ち、その建物本体は、前記基礎か
    ら建物本体の一階の床に至る第1の壁部分と、その第1
    の壁部分よりも上方に位置する第2の壁部分とを備え、
    前記第1の壁部分を前記基礎と異なる材料で構成した地
    下室をもつ建物の採光方法であって、前記第1の壁部分
    に開口を設け、その開口を前記地下室への採光のために
    用いる、地下室をもつ建物の採光方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の壁部分が前記建物本体の外
    壁部分を構成している、請求項11の地下室をもつ建物
    の採光方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の壁部分に対する開口の位置
    が、その第1の壁部分の下方寄りに位置している、請求
    項11あるいは12の地下室をもつ建物の採光方法。
  14. 【請求項14】 前記地下室は、前記第1の壁部分の外
    側に、建物本体の外部に通じるドライエリアを備え、そ
    のドライエリアの外壁の高さが前記第1の壁部分を支持
    する基礎の高さよりも低い、請求項11〜13の地下室
    をもつ建物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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