JPH09321729A - 多重化伝送装置、多重化伝送網およびその構成方法 - Google Patents

多重化伝送装置、多重化伝送網およびその構成方法

Info

Publication number
JPH09321729A
JPH09321729A JP8138011A JP13801196A JPH09321729A JP H09321729 A JPH09321729 A JP H09321729A JP 8138011 A JP8138011 A JP 8138011A JP 13801196 A JP13801196 A JP 13801196A JP H09321729 A JPH09321729 A JP H09321729A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
overhead
signal
multiplex
maintenance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8138011A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3663253B2 (ja
Inventor
Toshiki Sugawara
俊樹 菅原
Masateru Ohira
昌輝 大平
Yukio Nakano
幸男 中野
Takashi Mori
隆 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP13801196A priority Critical patent/JP3663253B2/ja
Priority to TW086106908A priority patent/TW339487B/zh
Priority to US08/863,675 priority patent/US6169754B1/en
Priority to CNB971148686A priority patent/CN1135757C/zh
Publication of JPH09321729A publication Critical patent/JPH09321729A/ja
Priority to US09/731,424 priority patent/US6697386B2/en
Priority to US10/728,260 priority patent/US7386012B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3663253B2 publication Critical patent/JP3663253B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/16Time-division multiplex systems in which the time allocation to individual channels within a transmission cycle is variable, e.g. to accommodate varying complexity of signals, to vary number of channels transmitted
    • H04J3/1605Fixed allocated frame structures
    • H04J3/1611Synchronous digital hierarchy [SDH] or SONET
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
    • H04Q11/0478Provisions for broadband connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J2203/00Aspects of optical multiplex systems other than those covered by H04J14/05 and H04J14/07
    • H04J2203/0001Provisions for broadband connections in integrated services digital network using frames of the Optical Transport Network [OTN] or using synchronous transfer mode [STM], e.g. SONET, SDH
    • H04J2203/0057Operations, administration and maintenance [OAM]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J2203/00Aspects of optical multiplex systems other than those covered by H04J14/05 and H04J14/07
    • H04J2203/0001Provisions for broadband connections in integrated services digital network using frames of the Optical Transport Network [OTN] or using synchronous transfer mode [STM], e.g. SONET, SDH
    • H04J2203/0089Multiplexing, e.g. coding, scrambling, SONET

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同期多重ネットワークにおける任意の伝送装
置同士でオーバヘッドを用いた監視保守運用情報の送受
信を可能とするように途中の装置でオーバヘッドを通過
させる伝送装置を提供する。 【解決手段】 複数個の主信号を多重化したペイロード
と複数個の監視保守運用情報を含むオーバヘッドバイト
とからなる多重化信号を受信して監視保守運用情報の終
端処理とペイロードの伝送処理を実施後に伝送処理され
たペイロードと複数個の監視保守運用情報を含む多重化
信号に変換送信する多重化伝送装置に、受信多重化信号
から所定の監視保守運用情報を抽出する手段と抽出手段
で抽出した情報を編集する編集手段と編集手段の出力を
送信側多重化信号のオーバヘッドバイトの所定の位置に
挿入する挿入手段とからなる保守情報を通過させるオー
バヘッド通過手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル伝送装
置の構成およびこれを用いた通信網の構成に係わり、特
に高速同期ディジタルハイアラキーで使用するに好適な
伝送装置の構成およびこれを用いた通信網の構成に関す
る。
【0002】
【従来の技術】今日のディジタル伝送網は、同期化の技
術が発達して光伝送を用いるより高速な伝送装置と通信
網も同期化されつつある。このディジタル同期伝送網お
よび伝送装置の機能や構成は、世界的な規格が制定され
ており、この規格に従って伝送装置や通信網を導入する
ことにより高品質な伝送がどことでも可能となる。具体
的な規格の例を示すと、国際電気通信連合(以下、IT
U−Tと称する)が勧告G.707等で定めたエスディ
ーエイチ(SDH:Synchronous Digi
tal Hierarchy)と呼ばれる伝送システム
に関する規格(1988年制定)、およびアメリカ標準
化委員会(以下、ANSIと称する)が規格T1.10
5で定めたソネット(SONET:Synchrono
us Optical Network)と呼ばれる伝
送システムに関する規格(1991年制定)が挙げら
れ、どちらも光同期通信システムの構成と伝送装置の機
能を定めたものである。
【0003】上記SDHあるいはSONETは、ディジ
タル化された主信号を多重化したペイロードと呼ばれる
主信号部に伝送装置や通信網の監視保守運用を行うため
のオーバヘッドと呼ばれる信号を付加した同期多重化信
号(フレーム)を処理(伝送や多重分離)するもので、
オーバヘッドにはポインタを備え、このポインタを用い
てフレーム位相同期や周波数調整のスタッフ制御を行う
ことで、従来のディジタル同期伝送装置より伝送遅延が
少なく監視保守運用能力に優れた伝送システムを提供す
るものである。図1および図2は、SONETで規定さ
れた多重化信号のフレーム構成を示したフレーム構成図
であり、それぞれOC−12(622.08MHz)と
OC−192(9953.28Mhz)の多重化信号の
構成を示している。また、図3は、多重化信号に含まれ
る各オーバヘッドバイトの機能を示す説明図である。こ
れらの図において、1〜36コラム(OC−12)ある
いは1〜576コラム(OC−192)の信号がオーバ
ヘッド(各バイトの要とは、図3参照。また、未使用
(未定義)バイトは、図1と図2において×で示してあ
る。)であり、残りの部分が主信号を多重化したペイロ
ード部である。図4は、SDHあるいはSONETを用
いた伝送網の構成とオーバヘッドの伝送区間を説明する
網構成図である。図1や図2で示した多重化信号のオー
バヘッドの内、1〜3行がセクションオーバヘッドと呼
ばれ、伝送装置や中継器の間の伝送路区間(セクション
と定義されている)毎の監視保守運用を行うオーバヘッ
ドであり、ある装置(中継器を含む)で生成されたオー
バヘッドは、伝送路を介して送信されると次の装置で終
端される(図4(A)の細い矢印参照)。また、オーバ
ヘッドの内、5〜9行がラインオーバヘッドと呼ばれ、
多重化された主信号を処理する伝送装置間の伝送区間
(ラインと定義されている)毎の監視保守運用を行うオ
ーバヘッドであり、ある伝送装置で生成されたオーバヘ
ッドは、伝送路や中継器を介して送信されて次の伝送装
置で終端される(図4(A)の太い矢印参照)。尚、オ
ーバヘッドの内、4行目のバイトはポインタである。こ
のようなフレーム構成と機能は、いづれも上記の規格に
規定されたものである。
【0004】そして、上記SDHあるいはSONETを
用いた伝送装置や網の構成の例としては、特開平4−7
9628号公報や特開平5−114892号公報に示さ
れたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図4(A)で示した伝
送網において、多重化装置B(2001)と多重化装置
C(2004)との間は、リピータ2002と2003
を中継してOC−12伝送路で接続されている。この多
重化装置B(2001)およびC(2004)の間で監
視保守運用のために、例えばデータコミュニケーション
チャネルと呼ばれるDバイトやオーダワイヤと呼ばれる
Eバイトを送受信したい場合には、一方の多重化装置
(例えばB)でラインオーバヘッドのD4〜12バイト
やE2バイトに関し保守運用に必要なデータや音声信号
を挿入してOC−12伝送路に送信する。これらのライ
ンオーバヘッドは、OC−12伝送路とリピータを経由
して対局側の多重化装置(同図ではC)で終端されるの
で多重化装置B(2001)およびC(2004)の間
で監視保守運用が実施される。
【0006】しかし、上記伝送網において網の加入者が
増えたり送受信する信号の量が増える場合、これに対応
するために多重化装置を増設したり途中の伝送路をより
高速な伝送路に交換したりする伝送網の増設や変更が実
施される。この一例を示したものが図4(B)であり、
通信量の増加に伴い多重化装置B(2001)やC(2
004)に相当する多重化装置を増設する一方で(同図
では簡略化のために、それぞれ1つだけ示した)、リー
ピタ2002と2003の代わりにこれらの複数個の多
重化装置を収容して信号の処理を行う更に高速大規模な
多重化装置E(2008)とF(2009)を導入して
高速伝送路OC−192で接続した伝送網に変更した伝
送網の構成を示している。
【0007】通信量の増加に伴い伝送網が図4(A)か
ら(B)に変更された場合、上述したようにSDHやS
ONETの規格ではラインオーバヘッドを伝送装置毎に
終端する構成となっているため、多重化装置E(200
8)とF(2009)の増設後(B)は、多重化装置B
(2001)からのオーバヘッドが多重化装置E(20
08)で終端され、多重化装置C(2004)からのオ
ーバヘッドが多重化装置F(2009)で終端されてし
まい、このままでは多重化装置増設前(A)に多重化装
置B(2001)とC(2004)との間でオーバヘッ
ドを用いて行っていた監視保守運用ができなくなってし
まう。すなわち、伝送網の構成変更により主信号の伝送
能力は向上するが、今まで実施していた伝送装置間での
監視保守運用ができなくなる等の伝送網の監視保守運用
能力変更が発生するので、伝送網の保守者にとって今ま
で知り得た監視保守運用情報が入手できなくなるような
状況が発生して保守者にとって不都合な場合が生じてし
まう。
【0008】本発明の課題は、上述したような伝送網の
構成変更に伴う監視保守運用能力の変化を防ぐことにあ
り、伝送網を変更しても監視保守運用能力が変わらな
い、あるいは、よりフレキシブルで性能に優れた監視保
守運用が可能となる伝送装置および伝送網を簡単な構成
で提供することにある。
【0009】具体的には、SDHやSONETで規格化
されたオーバヘッド処理の他に、オーバヘッドを通過さ
せる機能も備えた伝送装置を提供することにある。ま
た、このような伝送装置を用いて、伝送網における任意
の伝送装置間で任意のオーバヘッドを送受信することが
可能な、フレキシブルで監視保守運用性能に優れた伝送
網とその構成運用方法を提供することにある。
【0010】さらに詳細には、ディジタル伝送装置にお
いて、受信したオーバヘッドを選択編集して他のディジ
タル伝送装置に送信する手段を簡単な構成で提供するこ
とにある。また、オーバヘッドを単純に通過させるだけ
では相手側装置に情報を伝えることのできないオーバヘ
ッドについては、オーバヘッドを相手側装置で利用でき
る情報に変換して伝える手段を簡単な構成で提供するこ
とにある。特に、オーバヘッドを送受信する伝送区間で
発生した伝送誤りについては、誤り数を確実に伝えて伝
送品質の管理を可能とする手段を簡単な構成で提供する
ことにある。
【0011】そして、ディジタル伝送網において、選択
された伝送装置間でオーバヘッドを選択編集して送受信
する方法や伝送区間中で発生した伝送誤りを検出して伝
える方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明による多重化伝送装置は、複数個の主信
号を多重化したペイロードと複数個の監視保守運用に関
する保守情報を含むオーバヘッドバイトとからなる多重
化信号を受信して保守情報の終端処理とペイロードの主
信号の伝送処理を実施後、伝送処理された主信号を多重
化したペイロードに複数個の監視保守運用に関する保守
情報を含むオーバヘッドバイトを付加して送信する多重
化伝送装置に、受信した多重化信号に含まれる複数個の
保守情報から所定の保守情報を選択して送信側多重化信
号のオーバヘッドバイトに挿入しすることで通過させる
手段を備えた。
【0013】具体的には、上記多重化伝送装置に受信し
た多重化信号に含まれる複数個の保守情報から所定の保
守情報を抽出する手段と抽出された保守情報を送信側多
重化信号のオーバヘッドバイトの所定の位置に挿入する
挿入手段とからなる保守情報を通過させるオーバヘッド
通過手段を備えた。尚、この通過手段に抽出された保守
情報を編集する編集手段を備えても良い。
【0014】また、上記多重化伝送装置は、ペイロード
と複数個の監視保守運用に関する保守情報を含むオーバ
ヘッドバイトとからなる多重化信号を複数本受信して複
数個の保守情報の終端処理と複数のペイロードをさらに
多重度の大きいペイロードへの多重化を行い、この大き
なペイロードに複数個の監視保守運用に関する保守情報
を含む送信側より大きなサイズのオーバヘッドバイトを
付加した多重化信号に変換して送信するもので、複数個
の保守情報から所定の保守情報を抽出する手段と抽出手
段で抽出した情報を編集する編集手段と編集手段の出力
をオーバヘッドバイトの所定の位置に挿入する挿入手段
とからなる保守情報を通過させるオーバヘッド通過手段
を備え、複数個の伝送路から受信される保守情報をまと
めて転送通過させる多重化伝送装置とした。また、この
多重化伝送装置の逆方向のものは、同様に、複数個の保
守情報から所定の保守情報を抽出する手段と抽出手段で
抽出した情報を編集する編集手段と編集手段の出力をオ
ーバヘッドバイトの所定の位置に挿入する挿入手段とか
らなる保守情報を通過させるオーバヘッド通過手段を備
え、保守情報がまとまり転送通過してきた信号を受信す
ると、これらの信号を抽出編集して複数個の伝送路のオ
ーバヘッドバイトの規定の位置に挿入して送信する多重
化伝送装置とした。
【0015】ここで、上述した各多重化伝送装置は、国
際電気通信連合の勧告G.707あるいは米国標準化委
員会の規格T.105に定めた多重化信号を扱うもので
あり、通過させる保守情報はセクションオーバヘッドと
ラインオーバヘッドに含まれるもので、これらの情報を
多重化信号のラインオーバヘッドに入れて転送する構成
とした。しかも、このような多重化装置を直結する場合
には、セクションオーバヘッドも用いてより多くの保守
情報を通過転送する構成とした。尚、上記規格で定めら
れたEバイト、Fバイト、DバイトKバイト、Zバイト
を保守情報として通過させる場合、これらのバイトをそ
のまま選択して通過させる構成とした。
【0016】一方、上記規格で定められたBバイトのよ
うな伝送路の誤りに関する情報を通過させる構成とし
て、受信伝送路での誤り発生数を検出すると、この誤り
発生数を多重化信号のオーバヘッドバイトに挿入して伝
送路誤り数を転送する手段を備えた。そして、転送され
た保守情報を受信する多重化伝送装置では、伝送路誤り
数を抽出する手段と、抽出された伝送路誤り数とこの装
置で検出された伝送路誤り数を加算する手段と、この加
算結果をさらにオーバヘッドに挿入して転送する、ある
いは、本多重化伝送装置で送信する他の伝送装置の誤り
検出用信号に加算結果だけ予め伝送路誤りを付加して送
信する伝送路誤り送信手段とを備えた。尚、途中の多重
化伝送装置は、上記抽出する手段で抽出した伝送路誤り
数をそのまま転送する構成として、最終段の多重化装置
に上記誤りに関する情報を転送する伝送区間で発生した
伝送誤り数を検出手段と伝送路誤り数を抽出する手段と
抽出された伝送路誤り数と検出手段で検出された伝送路
誤り数を加算する手段と本多重化伝送装置で送信する他
の伝送装置の誤り検出用信号に加算結果だけ予め伝送路
誤りを付加して送信する伝送路誤り送信手段とを備える
構成としても良い。
【0017】さらに課題を解決するために、本発明によ
る多重化伝送網は、多重化伝送装置に上述のような装置
を用い、任意の多重伝送装置間の途中の多重化装置で任
意の保守情報を通過させ、前記任意の多重化伝送装置同
士で任意の保守情報を送受信する構成の多重化伝送網と
した。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明による伝送装置の実施形態
および伝送装置を用いた伝送システムあるいはネットワ
ークの実施形態について、以下、図面を用いながら詳細
に説明する。本発明の実施の形態では、主にSONET
で使用される伝送装置と伝送システムを例に挙げて説明
するが、SDHを用いる伝送装置や伝送システムの場合
も同じであり、従来の伝送システムでは装置毎に伝送フ
レームのオーバヘッドが終端されてしまうものに対し
て、伝送装置にオーバヘッドを通過させる機能を備えて
伝送システム内の所望の装置間でオーバーヘッドの送受
信を可能とすることで、伝送システムの監視保守運用能
力を向上させることができる伝送装置の実施形態とその
多重化装置を用いた伝送システムの実施形態について説
明するものである。
【0019】図5は、本発明による多重化装置の実施形
態を示すブロック構成図である。本発明の多重化装置
は、複数個のオーバヘッドと多重化された主信号からな
る低速の多重化信号と1個のオーバヘッドと多重化され
た主信号からなる高速の多重化信号を収容し、各多重化
信号のオーバーヘッドの終端や付け替え等の処理を行う
とともに複数個の低速の多重化された主信号と1個の高
速の多重化された主信号間の多重分離を実施する装置で
あり、例えば、低速多重化信号として16本のOC−1
2(622.08MHz:図1参照)を収容し、高速多
重化信号OC−192(9953.28MHz:図2参
照)との間でSONETで規定された主信号の多重分離
とオーバーヘッドの処理を実施する一方で、本発明によ
る装置に入力された多重化信号のオーバーヘッドを他の
多重化装置で使用するために通過させるものである。も
ちろん、上記説明は一例であり、収容する多重化信号の
速度が、OC−0〜192あるいはSDHで規定された
速度等の他の速度であっても構わないし、収容する多重
化信号の数は、収容する多重化信号の種類により変える
ことができるものである。
【0020】図5において、本発明の多重化装置は、M
組の低速の多重化信号を入出力してオーバヘッドと主信
号の処理を行う低速信号送信/受信ユニット10−1〜
10−Mと、高速の多重化信号を入出力してオーバヘッ
ドと主信号の処理を行う1組の高速側送信/受信ユニッ
ト11と、低速多重化信号の主信号と高速多重化信号の
主信号との多重分離変換を行う主信号多重分離変換部1
00と、低速多重化信号と高速多重化信号との間で各信
号に含まれるオーバーヘッドを他の多重化装置で使用で
きるように編集して通過させる本発明によるオーバヘッ
ド処理部300(300−1、300−2)と、本多重
化装置全体の制御を行う制御部400とから構成し、信
号の多重分離変換とオーバヘッド処理を行うものであ
る。
【0021】より詳細には、低速信号送信/受信ユニッ
ト10−1〜10−Mのそれぞれには、低速信号の受信
と受信セクションオーバヘッドの処理を行い、かつ、一
部のセクションオーバヘッドバイトを通過させ他の伝送
装置や多重化信号の送受信ユニットに送信するためにセ
クションオーバヘッドバイトを抜き取るSOH(セクシ
ョンオーバヘッド)終端部20−1〜Mと、受信ライン
オーバヘッドの処理を行い、かつ、一部のラインオーバ
ヘッドバイトをラインオーバヘッドと同様に抜き取るL
OH(ラインオーバヘッド)終端部30−1〜Mと、送
信ラインオーバヘッドバイトの付与を行い、かつ、一部
の他の伝送装置や多重化信号の送受信ユニットから送信
されてきたラインオーバヘッドバイトの挿入を行うLO
H挿入部80−1〜Mと、送信セクションオーバヘッド
バイトの付与を行い、かつ、一部の他の伝送装置や多重
化信号の送受信ユニットから送信されてきたセクション
オーバヘッドバイトの挿入と低速信号の送信を行うSO
H挿入部90−1〜Mとを備え、高速側送信/受信ユニ
ット11には、低速信号送信/受信ユニットと同様な、
高速信号のSOH終端部60と、LOH終端部70と、
LOH挿入部40と、SOH挿入部50とを備える構成
とした。また、オーバヘッド処理部300−1と300
−2のそれぞれは、各多重化信号の送信/受信ユニット
(10−1〜10−M、11)から抜き取られたオーバ
ヘッドを収集するオーバヘッド多重化部110,130
と、収集されたオーバヘッドを他の伝送装置や多重化信
号の送受信ユニットに送るために所定の規則で編集する
空間スイッチ部200,210と、編集されたオーバヘ
ッドを各多重化信号の送信/受信ユニット(10−1〜
10−M、11)のLOH挿入部とSOH挿入部に振り
分けるオーバヘッド分離部120,140とから構成し
た。この構成により、低速多重化信号と高速多重化信号
を収容して主信号の多重分離を行うとともに、本多重化
装置を使用する伝送システムで予め定めたオーバヘッド
を通過させたり処理(終端/付与)したりすることで、
所望の伝送装置間でのオーバヘッドの使用可能として監
視保守運用能力に優れた、使い勝手の良いシステム構成
に柔軟性を持たせることが可能な多重化装置を提供する
ものである。
【0022】以下、高速多重化信号をOC−192、低
速多重化信号をOC−12(16本)を収容する多重化
装置において、低速信号の内15本の多重化信号のオー
バヘッド(オーダーワイヤE1,E2、データチャネル
D1〜D12、伝送路切替制御バイトK1,K2、ライ
ン間(装置間)誤り監視バイトB2)を通過させ、低速
多重化信号を使用する15対の伝送装置間(図4(B)
で示した多重装置B−C間)で使用する場合を例に挙
げ、本発明の多重化装置の構成と動作および伝送システ
ムの動作について説明する。
【0023】図6と図7は、本実施形態の多重化装置で
用いる低速信号のオーバヘッドを通過させる高速信号の
オーバヘッドの構成を示すオーバヘッド構成図であり、
図6にオーバーヘッドの全体構成と一部詳細構成を示
し、図7に残りの詳細構成を示したものである。
【0024】先ず、低速多重化信号を受信して高速多重
化信号に変換後、この高速多重化信号を送信する多重化
側の動作を説明する。低速信号送信/受信ユニット10
−1〜MのそれぞれのSOH終端部20−1〜MとLO
H終端部30−1〜Mは、受信した多重化信号のオーバ
ーヘッドを通常の多重化装置と同様に終端処理して主信
号を主信号多重分離変換部100に送出する。ここで通
常の終端処理とは、本多重化装置と対向する多重化信号
送信側の伝送装置との間のセクションやライン間の正常
性をチェックしたりするもので、Aバイトで多重化信号
の同期を取ったり、B1バイトで信号の誤りをチェック
したりするもので、例えばANSI T.105で定め
られたオーバヘッドにより装置間あるいは伝送線路間の
監視保守運用に関する処理を行うものである。また、主
信号は、主信号多重分離変換部100で予め定められた
多重化則(例えは、図1から図2へのマッピング)によ
り高速信号の主信号に多重化される。一方、本発明の多
重化装置では、これらのオーバヘッドの一部を所望の伝
送装置間で使用するために通過させるので、SOH終端
部20−1〜MとLOH終端部30−1〜Mは、受信し
たオーバヘッド(B2バイト以外)をそのまま分岐する
ようにしてオーバヘッド処理部300−1に送信する。
また、B2バイトについては、後述するように単純には
通過させることができないので、LOH終端部30−1
〜Mのそれそれで通常のB2バイト終端処理として検出
されたライン区間での誤り数を符号化した信号をオーバ
ヘッド処理部300−1に送信する。
【0025】オーバヘッド処理部300−1は、本多重
化装置で受信したオーバヘッドの一部を通過させ他の伝
送装置に送信するために、オーバヘッドを選択して送信
する多重化信号のオーバヘッドの未使用領域に挿入する
編集と処理を行うもので、オーバヘッド多重化部110
は、低速信号送信/受信ユニット10−1〜Mのそれぞ
れから送信されるオーバヘッドを収集するものである。
具体的には、低速多重化信号がOC−12で16本収容
される場合であれば、各低速信号送信/受信ユニット1
0−1〜Mのそれぞれから図1で示したフォーマットで
オーバヘッドが送られてくるので、マルチプレクサを用
いて各ユニットに順次アクセスすることで、各ユニット
からの通過させるオーバーヘッドを選択してオーバヘッ
ドの種類ごとに纏めてしまうような多重化を行う。一例
を挙げれば、各低速多重化信号の6行1コラムにあるD
4バイト(図1参照)を纏めて高速多重化信号の6行5
コラムから61コラムにいれて(図6、1000、10
02参照)通過させるように、低速多重化信号のオーバ
ヘッドを種類毎に纏めて高速多重化バイトの未使用バイ
トの中に挿入するので、各ユニットを順次アクセスして
オーバヘッドを種類毎に集めてしまう。すなわち、上記
例なら、各低速多重化信号のD4バイトだけを纏めてし
まうような多重化を行うものである。尚、各低速多重化
信号の位相が異なっても多重化できるようにマルチプレ
クサの入力側にバッファを備えても良いし、各ユニット
でこのオーバヘッド多重化部110に送出する信号の位
相をそろえても良い。また、B2バイトに関しては、L
OH終端部で処理後の信号を受信するように説明した
が、B2バイトそのものをLOH終端部から受信して上
記処理をこのオーバヘッド多重化部110で実施する構
成としても良い。
【0026】空間スイッチ部200は、オーバヘッド多
重化部110から送られてくるオーバヘッドバイトをさ
らに並べかえるように編集するものである。本実施形態
では空間スイッチを用いたが、時間スイッチであっても
もちろん構わない。いずれのスイッチであっても各低速
多重化信号から受信したオーバヘッドを高速多重化信号
の未使用バイトの予め定められたバイトに挿入できるよ
うに、オーバヘッドを選択したり順序を入れ替えたりす
る編集ができるものであれば良い。具体的には、本実施
形態は、16本の低速多重化信号OC−12から15本
の多重化信号(1〜15)のオーバヘッドを通過させる
ものであり、空間スイッチ200は、オーバヘッド多重
化部110出力のなかから多重化信号(1〜15)の通
過させるオーバヘッドだけ(オーダーワイヤE1,E
2、データチャネルD1〜D12、伝送路切替制御バイ
トK1,K2、ライン間(装置間)誤り監視バイトB
2)を選択して通過させる(図6、図7の1000〜1
004、1100〜1107、1200〜1208参
照)。また、図1で示したように、低速多重化信号では
D4バイトより先頭フレーム側にあったD1バイトが多
重化装置通過後の高速多重化信号においてはD4バイト
より後に挿入される(図6の1000、1001、10
04参照)。すなわち、空間スイッチ200は、オーバ
ヘッド領域の未使用バイトの予め指定されたバイトに指
定された種類のオーバヘッドが挿入できるように通過さ
せるオーバヘッドの順序の入れ替えも行う。
【0027】オーバヘッド分離部120は、空間スイッ
チ部200からオーバヘッドバイトが送られてくるの
で、デマルチプレクサを用いてこのオーバヘッドをセク
ションオーバヘッドとラインオーバヘッドに分離した
り、図6と図7で示した高速多重化信号のオーバヘッド
領域で予め定められたバイトに挿入されるように分離し
て高速信号送信/受信ユニット11に転送する。一例と
して低速信号のD4バイトを挙げると、図6の1000
と1002で示したように、各低速多重化信号のD4バ
イトが高速多重化信号のオーバヘッド領域の6行5コラ
ムから4コラムごとに61コラムまでに挿入されるよう
に各低速多重化信号のD4バイトを分離するものであ
る。
【0028】高速信号送信/受信ユニット11は、SO
H挿入部50とLOH挿入部40により通常の多重装置
と同様に送信側伝送路のセクション区間とライン区間で
使用するオーバヘッドバイトを生成する一方で、オーバ
ヘッド分離部120から受信した低速信号受信部で抜き
取られたオーバヘッドを図6と図7に示すように高速信
号のラインオーバヘッドの予め定められた未使用バイト
に挿入して送信すべきオーバヘッドを作成し、主信号多
重分離変換部100で多重化された高速信号の主信号に
付加した高速多重化信号を送信する。尚、本実施形態で
は、途中の伝送路に中継器があると、この中継器でセク
ションオーバヘッドが終端されてしまうので、ラインオ
ーバヘッド領域だけに前記低速信号受信部から抜き取ら
れたオーバヘッドを挿入してある。もちろん、途中の伝
送路に中継器等がなくてセクションオーバヘッドが送信
先の伝送装置まで終端されない場合であれば、このセク
ションオーバヘッド領域の未使用バイトを使用して良
い。この場合、更に多数の低速多重化信号のオーバヘッ
ドを通過させることができる。
【0029】次に、高速多重化信号を受信して低速多重
化信号に変換後、この低速多重化信号を送信する分離化
側の動作を説明する。高速信号送信/受信ユニット11
のSOH終端部60とLOH終端部70は、低速信号送
信/受信ユニット10と同様に、受信した多重化信号の
オーバーヘッドを通常の分離化装置と同様に終端処理し
て主信号を主信号多重分離変換部100に送出する。こ
の主信号は、主信号多重分離変換部100で低速信号の
主信号に分離化される。一方、受信したオーバヘッドに
は、送信側の伝送装置から送信された所望の伝送装置間
で使用するために通過させるオーバヘッドが挿入されて
いるので、SOH終端部60とLOH終端部70は、受
信したオーバヘッドをそのまま分岐するようにしてオー
バヘッド処理部300−2に送信する。
【0030】オーバヘッド処理部300−2は、受信し
たオーバヘッドの一部を通過させ他の伝送装置に送信す
るために、オーバヘッドを選択して送信する各低速多重
化信号のオーバヘッドの規定の位置に挿入する編集と処
理を行うもので、多重化側のオーバヘッド処理部300
−1と同様な処理を、処理方向を逆にして分離化側で行
うものである。すなわち、オーバヘッド多重化部130
は、高速信号送信/受信ユニット11で受信した他の伝
送装置を通過したオーバヘッドを収集し、空間スイッチ
部210は、オーバヘッド多重化部130から送られて
くるオーバヘッドバイトをさらに並べかえるように編集
する。また、オーバヘッド分離部140は、空間スイッ
チ部210から送られたオーバヘッドをセクションオー
バヘッドとラインオーバヘッドに分離したり、図1で示
した低速多重化信号のオーバヘッド領域の規定バイトに
挿入されるように分離して各低速信号送信/受信ユニッ
ト10−1〜Mに転送する。
【0031】M組の低速信号送信/受信ユニット10−
1〜M低速信号送信/受信ユニットのそれぞれは、SO
H挿入部80−1〜MとLOH挿入部90−1〜Mによ
り通常の多重装置と同様に送信側伝送路のセクション区
間とライン区間で使用するオーバヘッドバイトを生成す
る一方で、オーバヘッド分離部140から受信した高速
信号受信部で抜き取られたオーバヘッドを図1に示すよ
うに低速信号のラインオーバヘッドの規定に挿入して送
信すべきオーバヘッドを作成し、主信号多重分離変換部
100で分離された低速信号の主信号に付加した低速多
重化信号を低速側伝送路に送信する。
【0032】ここで、本発明による受信したオーバーヘ
ッドを他の伝送装置に通過させることが可能な伝送装置
におけるB2バイトの通過処理について、上記実施形態
で用いた多重化装置を用いて説明する。図8は、SON
ETあるいはSDHで使用される伝送装置におけるライ
ン区間の伝送誤りを検出するB2バイトの計算領域を説
明する動作説明図である。SONETあるいはSDHで
使用される伝送装置は、多重化信号の遅延を小さくする
ために図1に示したようなオーバヘッド領域にあるポイ
ンタ(4行目のHバイト)を用いて多重化信号の位相を
識別して多重分離等の信号処理を行う装置で、各伝送装
置では、多重化信号を形成するフレームに対してポイン
タを付け替えてフレームの再識別を行うだけで従来の伝
送装置のような装置毎のフレーム位相調整を行わない。
このため、図8に示したように、ポインタ付け替えによ
り受信した多重化信号のB2計算領域と送信する多重化
信号のB2計算領域がずれてしまうので、受信したB2
バイトを他のオーバヘッドバイトと同様に通過させて
も、オーバヘッドを受信する伝送装置では受信B2バイ
トによる誤りを正しく検出できない。
【0033】すなわち、上述したように、B2バイトを
直接通過させることはできないので、本多重化装置の多
重化側では、低速信号送信/受信ユニットのLOH終端
部30−1〜MのそれぞれでB2バイトを読み取りエラ
ー検出数を求め(終端して)、このエラー検出数(以下
の説明でjとする)をコード化した信号を通過させて相
手側の伝送装置に伝える構成としたものである。具体的
には、各低速多重化信号のB2バイト(図1:5行1〜
12コラム)を終端して作成した信号(誤り数j)を高
速多重化信号のオーバヘッド領域の未使用バイト(図
7、1103)に挿入して送信する構成とした。
【0034】一方、本多重化装置の分離化側では、送信
側から送られてきた誤り数jを他のオーバヘッドバイト
と同様にそのまま相手側の装置に送ったのでは、本来規
定されたB2バイトの構成とは異なる信号が送信される
ので、相手側の装置では誤り数を検出できない。さら
に、送受信したいのは、所望の伝送装置間(図4(B)
の伝送装置B−C間)の伝送路で発生した誤り数であ
り、jの値には、本多重化装置間の伝送路で発生した誤
り数は含まれていないので補正も必要となる。従って、
本実施形態の多重化装置の分離化側では、B2バイトの
処理に関して上述した説明の他に以下の処理を行う構成
とした。
【0035】先ず、高速信号送信/受信ユニット11の
LOH終端部70は、本多重化装置間の伝送誤りを検出
するB2バイト(これは、もともとの高速多重化信号に
規定されたものであり、図2と図6の構成図において5
行1〜192コラムにあるB2バイト)を読み取りエラ
ー検出数iを求める(終端する)。また、LOH終端部
70は、高速信号のラインオーバヘッド(図6、110
3)からコード化されたエラー検出数jを分離してiと
jの和kを計算する。
【0036】次に、オーバヘッド処理部300−2のオ
ーバヘッド多重化部130は、このk値を多重化して空
間スイッチ部210に転送する。空間スイッチ部210
は、これらのオーバヘッドバイトを低速信号送信/受信
ユニット単位で並べかえる。オーバヘッド分離部140
は、空間スイッチ部210から送られたオーバヘッドバ
イトをセクションオーバヘッドとラインオーバヘッドに
分離して、各々 M組の低速信号送信/受信ユニット1
0−1〜Mに転送する。
【0037】そして、LOH挿入部80−1〜Mは、こ
こで送信する1フレームのB2パリティを生成した後、
kの値に相当する分だけビット反転させ、低速信号のオ
ーバヘッドとしてB2バイトを挿入して低速側伝送路に
伝送することで、相手側の伝送装置で誤りの検出を可能
とさせる。もちろん、これら分離化側でのB2バイト操
作も多重化側と同様に、上記kの演算をオーバヘッド多
重化部130で行う構成としても、あるいは、LOH挿
入部80−1〜Mで纏めて演算とビット反転を行う構成
としても良い。
【0038】上述した本発明の伝送装置の実施形態であ
る多重化装置においては、図示しない網管理装置等から
システム構成に関する情報を受信すると、制御部400
がオーバヘッド処理部300や多重化信号送信/受信ユ
ニット10−1〜Mや11等の設定を行うことにより、
通過させる本装置を通過させるオーバヘッドの種類やオ
ーバヘッドを挿入する未使用バイトの位置を選択できる
構成とした。
【0039】図9は、本発明の多重化装置を用いた伝送
ネットワークの構成例を示す網構成図であり、図4
(B)で示した網構成図の増設多重化装置E、Fとし
て、図5で示した上述の多重化装置を用いた場合の網構
成を詳細に示したものである。尚、同図は、多重化装置
Bから多重化装置Cへのオーバヘッド送信を例にしたも
ので、本発明の多重化装置は、それぞれ各多重化装置に
必要な多重化側と分離化側だけを示してある。
【0040】本発明の多重化装置を用いた伝送ネットワ
ークは、主信号を多重化して低速伝送路500に低速多
重化信号を送信する多重化装置B2001と、低速多重
化信号をさらに多重化して高速信号伝送路501に高速
多重化信号を送信する多重化装置E2006と、高速信
号伝送路501から受信した高速多重化信号を分離化し
て低速信号伝送路502に低速多重化信号を送信する多
重化装置F2007と、低速多重化信号をさらに低速の
主信号に分離化する多重化装置C2004からなり、多
重化装置B2001で処理する主信号を多重化装置C2
004に伝送するとともに、多重化装置B2001とC
2004との間で低速多重化信号のオーバヘッドも伝送
して伝送システムの監視保守運用を行うものである。
【0041】より詳細には、多重化装置B2001が主
信号を多重化してオーバヘッドを付加した低速多重化信
号を低速信号伝送路500に送信すると、多重化装置E
2006は、低速多重化信号のオーバヘッドの終端と主
信号の多重化と高速多重化信号のオーバヘッドの生成を
行う一方で、本発明の特徴であるオーバーヘッド通過処
理を行う。この通過処理は、図5〜図7を用いて先に説
明したように、低速信号のSOH終端部20およびLO
H終端部30と、オーバヘッド多重化部110と空間ス
イッチ200とオーバヘッド分離部120からなるオー
バヘッド処理部300−1と、高速信号のLOH挿入部
40およびSOH挿入部50とにより、制御部400で
指定された低速多重化信号のオーバヘッドを選択編集し
て高速多重化信号のオーバヘッドの指定された位置に挿
入(図6、図7参照)することで行われる。指定された
オーバヘッドにB2バイトが含まれる場合は、上述した
ようなB2バイト処理も行われる。
【0042】通過させるオーバヘッドを含んだ高速多重
化信号を高速伝送路501を介して多重化装置E200
6から受信した多重化装置F2007は、高速多重化信
号のオーバヘッドの終端と主信号の分離化と低速多重化
信号のオーバヘッドの生成を行う一方で、本発明の特徴
であるオーバーヘッド通過処理を行う。この通過処理
は、先に説明したように多重化装置E2006の通過処
理と逆の処理を行うものであり、高速信号のSOH終端
部60およびLOH終端部70と、オーバヘッド多重化
部130と空間スイッチ210とオーバヘッド分離部1
40からなるオーバヘッド処理部300−2と、低速信
号のLOH挿入部80およびSOH挿入部90とによ
り、制御部400で指定された高速多重化信号に含まれ
る通過させる低速多重化信号のオーバヘッドを選択編集
して低速多重化信号のオーバヘッドの規定された位置に
挿入することで行われる。指定されたオーバヘッドにB
2バイトが含まれる場合は、上述したようなB2バイト
処理も行われる。
【0043】以上の構成と動作により、多重化装置B−
C間に他の多重化装置E,Fが挿入されている伝送ネッ
トワークであっても、多重化装置BーC間において、主
信号の伝送の他に、低速多重化信号のオーバヘッド伝送
が多重化装置E,Fで終端されることなく伝送される。
【0044】本発明の伝送装置は、以上の実施形態で説
明した構成と動作により多重化信号の任意のオーバヘッ
ドを通過させることができる。すなわち、図4(A)で
示したような伝送システムを図4(B)で示したような
新システムに変更する場合でも、新しく追加する多重化
装置に本実施形態で示した多重化装置を用いれば、シス
テム変更前に多重化装置B−C間で使用していたオーバ
ヘッドは、新たな多重化装置で終端されることなく通過
するので、変更後のシステムの多重化装置B−C間でも
使用できる。したがって、システム構成の変更による多
重化装置間の監視保守運用能力変化は生じない。また、
所望の伝送装置間でのオーバヘッドの使用可能となるの
で、監視保守運用能力に優れた使い勝手の良い、システ
ム構成に柔軟性を持たせることが可能な多重化装置を提
供できる。
【0045】さらに、本発明による伝送装置の別の実施
形態および伝送装置を用いた伝送システムあるいはネッ
トワークの実施形態について、以下、図面を用いながら
詳細に説明する。図10は、本発明による伝送装置であ
るアッドドロップ多重化装置(以下、ADMと称する)
の実施形態を示すブロック構成図である。また、図11
は、本発明のADMを用いた伝送ネットワークの構成例
を示す網構成図である。
【0046】本発明のADMは、複数個のオーバヘッド
と多重化された主信号からなる低速の多重化信号と2個
のオーバヘッドと多重化された主信号からなる高速の多
重化信号を収容し、各多重化信号のオーバーヘッドの終
端や付け替え等の処理を行うとともに複数個の低速の多
重化された主信号を高速の多重化された主信号に挿入
(アッド)したり高速の多重化された主信号から複数個
の低速の多重化された主信号を分岐(ドロップ)したり
高速の多重化された主信号同士の入れ替え(クロスコネ
クト)や通過(スルー)を実施する多重分離装置であ
り、先の実施形態と同様に、例えば、低速多重化信号を
OC−12、高速多重化信号をOC−192として、S
ONETで規定された上記主信号の処理とオーバーヘッ
ドの処理を実施する一方で、本発明による装置に入力さ
れた多重化信号のオーバーヘッドを他の伝送装置で使用
するために通過させるものである。そして、本ADMを
用いる伝送ネットワークは、図11で示したように、A
DM同士を高速伝送路(OC−192)で階段状(図1
1(A))あるいはループ状(図11(B))に接続す
るとともに、ADMの低速伝送路(OC−12)多重化
装置等の伝送装置を接続するように構成して、ADMで
上記のような主信号の処理を行うことで伝送装置間の主
信号送受信を行う他に本発明によるオーバヘッドの通過
処理により任意の伝送装置間で任意の低速多重化信号の
オーバヘッド送受信も行うことで、オーバヘッドを主信
号と同様に網内の伝送装置間で自在に送受信させる、監
視保守運用能力に優れた柔軟性のある伝送システムを構
築する。
【0047】本ADMの構成は、先に説明した多重化装
置とほぼ同じであり、主信号に対して上記アッド・ドロ
ップ・クロスコネクト・スルーを行うための主信号挿入
分離部105を加え、他の機能ブロックは、先の多重化
装置と同じもの(図10で図6と同じ機能ブロックは同
一参照番号を付与してある)を用いてその配置と数をA
DM用に変化させた構成である。以下の説明では、先の
多重化装置と異なる箇所についてのみ説明する。
【0048】高速信号送信/受信ユニット11は、本A
DMが高速伝送路でADM同士を接続するように用いら
れるので(図11参照)、両側のADMに接続するよう
WEST側11−1とEAST側11−2の2個の高速
信号送信/受信ユニット11を備えた。そして、上記主
信号処理を行うために、これらの高速信号送信/受信ユ
ニット11−1および11−2と低速信号送信/受信ユ
ニット10−1〜M1とを接続したり高速信号送信/受
信ユニット11−1および11−2同士を接続できるよ
うに、高速信号送信/受信ユニット11−1および11
−2と主信号多重分離変換部100との間に主信号挿入
分離部105を付加した。
【0049】また、本ADMでは、高速多重化信号のオ
ーバヘッド同士も通過させるように、オーバヘッド処理
部300の空間スイッチ部200で、一方(例えばEA
ST側)高速信号送信/受信ユニットからオーバヘッド
多重部130経由で受信した通過すべきオーバヘッドを
選択編集してオーバヘッド分離部120を介して他方の
(例えばWEST側)高速信号送信/受信ユニットに送
信して、高速多重化信号のオーバヘッドの指定されたバ
イトに挿入する構成とした。
【0050】さらに、高速多重化信号間で通過させるオ
ーバヘッドにB2バイトに関する情報が含まれる場合、
高速信号送信/受信ユニット11のLOH挿入部40で
は、先の多重化装置の低速信号送信/受信ユニット10
のLOH挿入部80で行っていたようなB2バイトのビ
ット反転操作を行わずに受信高速伝送路で発生した誤り
数i(B2バイト終端結果)を受信した誤り数jに加算
した誤り数kをそのまま送る構成にした。また、このオ
ーバヘッド送受信区間での伝送誤りの検出を行う構成と
しては、後で説明するタンデムコネクションを利用する
構成を採用しても良い。
【0051】尚、本ADMにおいても、制御部400が
各機能ブロックに対して通過させるべきオーバヘッドの
種類や挿入する位置を指示して、各機能ブロックがこれ
らのオーバヘッドの編集・選択・挿入を行う構成であ
る。また、制御装置は、図11で示した網管理装置20
17から上記制御情報を受ける構成とした。すなわち、
網管理装置2017が、各ADMに対して通過させるオ
ーバヘッドの種類や挿入すべき位置を衝突や矛盾が起こ
らないように適当に指示すれことでオーバヘッドを主信
号と同様に網内の伝送装置間で自在に送受信させる構成
とした。
【0052】上述のように、本実施形態で示したADM
とそれを用いた伝送ネットワークあるいは伝送システム
でも、本発明によれば、オーバヘッドを任意の伝送装置
で通過させ、任意の伝送装置間で使用できる。したがっ
て、システム構成の変更による監視保守運用能力変化が
生じない、すなわち、監視保守運用能力に優れた柔軟性
のある使い勝手の良い伝送システムを提供できる。
【0053】以下では、オーバヘッドを送受信する伝送
装置間の伝送区間で発生した伝送誤りを検出する構成に
ついて、上記実施形態で説明した構成とは異なる他の実
施形態について説明する。これは、SONETやSDH
を用いる伝送システムの構成でANSIやITU−Tで
規格化されたタンデムコネクションを利用してオーバヘ
ッド送信伝送装置から受信伝送装置で発生した伝送誤り
を通知するもの、すなわち途中の伝送装置においてB2
バイトを通過させるのと等価なものである。従って、上
述した多重化装置やADMにおいては、いずれの構成を
用いても良い。
【0054】図12は、タンデムコネクションを利用し
て伝送誤りを検出する構成を説明する動作説明図であ
る。尚、同図(A)が本構成であり、同図(B)には、
先の多重化装置やADMで説明した伝送誤りを検出する
構成を示してある。また、図13は、タンデムコネクシ
ョンを用いる伝送網の構成を示す網構成図である。以
下、これらの図面を用いて、今までに説明した実施形態
と比較しながら、本発明によるタンデムコネクションを
利用して伝送誤りを検出する構成を説明する。
【0055】今までに説明した実施形態は、図12
(B)に示したように、ある伝送装置でB2バイトを通
過させて他の伝送装置間でB2バイトを用いた伝送区間
の誤り検出を行うために、B2バイトを通過させる伝送
装置においては、ライン区間のB2バイトの終端と誤り
数iの検出と送信元伝送装置から通知された誤り数jの
加算と加算された誤り数kの送信を伝送装置毎に行う構
成とし、オーバヘッドを通過させる最終伝送装置で最終
的に加算された誤り数(同図ではk‘とした)だけ最終
伝送装置で生成したB2バイトのビットを反転させるこ
とにより、オーバヘッド送信伝送装置から受信伝送装置
で発生した伝送誤りを通知する構成としていたものであ
る。
【0056】SONETやSDHを用いる伝送システム
においては、パスの管理を送信元と受信先との間で行う
のが基本であるが、図13で示したように、送信元の伝
送装置4000−1と受信先伝送装置4000−2への
パスが複数の管理元が異なるネットワークにまたがる場
合(本実施形態では、網管理領域1〜3にまたがってい
る)、管理領域毎にパスを管理して障害発生領域の特定
を行う必要があり、ANSI規格のT1.150やIT
U−T規格のG.707で、管理領域の境界(両端)ま
での複数の伝送装置とラインで連続接続された区間をタ
ンデムコネクションと定義して管理方法を規定したもの
である。具体的には、図1のフレーム構成図で示したペ
イロード内に含まれる複数個のパスオーバヘッドPOH
の1つを用いるもので、伝送誤りについては、3行目に
あるパスの誤りを検出するB3バイトと9行目にあるタ
ンデムコネクションの管理バイトであるZ5バイトを用
いて、タンデムコネクションの伝送誤りを管理する。一
例として、管理領域1のタンデムコネクションの伝送誤
り検出について説明すると、伝送装置4001でB3バ
イトにより送信元伝送装置4000−1から伝送装置4
001までのパスで発生した誤り数lを監視し、この誤
り数をZ5バイトに入れて伝送装置4002へ送信す
る。伝送装置4002では、再びB3バイトにより送信
元伝送装置4000−1から伝送装置4002までのパ
スで発生した誤り数l‘を監視し、この誤り数l’から
Z5バイトで受信した誤り数lを減算することで、タン
デムコネクションで発生した誤り数を管理するものであ
る。
【0057】本実施形態で説明するオーバヘッドを送受
信する伝送装置間の伝送区間で発生した伝送誤りを検出
する構成は、図12(A)で示したように、低速多重化
信号のオーバヘッドを通過させる最初の伝送装置203
0を上記タンデムコネクションの入り口の伝送装置とみ
なし、低速多重化信号のオーバヘッドを通過させる最後
の伝送装置2032を上記タンデムコネクションの終端
伝送装置とみなして、上記のようなB3バイトとZ5バ
イトを用いたタンデムコネクションの管理方法を利用し
て誤り数を伝達する構成である。
【0058】具体的には、伝送装置2030では、上述
した実施形態と同様に低速多重化信号のB2バイトを終
端後に検出した誤り数(j)を符号化して高速多重化信
号のオーバヘッド領域の指定バイトに挿入して明いて伝
送装置側の伝送路に送信する(3001、3002)。
また、本伝送装置2030では、上記説明のようにB3
バイトをチェックして本伝送装置に至るまでに発生した
パスにおける誤り数(l)をZ5バイトに入れて送信す
る(3003)。
【0059】オーバヘッドを通過させる途中の伝送装置
2031では、受信した誤り数を通過させる(300
4、3002)だけで、先の実施形態(図12(B)参
照)のような伝送装置間のラインで検出したB2による
誤り数(i)の加算処理は行わない。もちろん、B2バ
イトの終端処理(受信側における誤り検出と送信側にお
けるパリティ生成)は、通常(規格)どうり行われる
が、本実施形態で説明するオーバヘッドの通過処理とは
独立に処理される。また、B3バイトとZ5バイトは、
パス間でチェックすれば良いものなので、本伝送装置で
は主信号として通過させるだけで他の処理(誤り数のチ
ェック等)は不要である。
【0060】伝送装置2032では、伝送装置2030
から送られてきた誤り数(j)を抽出する(300
4)。また、上記説明のようにB3バイトを再度チェッ
クして本伝送装置に至るまでに発生したパスにおける誤
り数(l‘)から受信したZ5バイトの値(l)を減算
して伝送装置2030〜2032の伝送路(タンデムコ
ネクション)で発生した伝送路誤り数(l’−l:図1
2(B)のi+i‘に等しい誤り数)求める(300
5)。そして、上述した実施形態と同様に受信した誤り
数(j)とと上記演算結果(l’−l)を加算して送信
側伝送装置から本伝送装置までの伝送区間で発生した誤
り数(k‘)を求め(3001)、生成したB2パリテ
ィビットをこのk’だけ反転させて受信側伝送装置20
33に送信する(3006)。
【0061】以上のような構成と方法でも、先の実施形
態と同様に途中の伝送装置においてB2バイトを通過さ
せたと同様になり、オーバヘッドを送受信する伝送装置
間の伝送区間で発生した伝送誤りを相手装置に伝えるこ
とが可能となる。また、本構成によれば、オーバヘッド
を通過させる途中の伝送装置における演算処理が不要と
なり、最初と最後の伝送装置だけが演算処理を行えば良
いので、オーバヘッドを通過させる伝送装置が多くなる
区間においてはハードウェアの量が減ることになる。上
述した構成(図12(B))と本構成(図12(A))
のいずれを用いるかは、ネットワークやシステムの規模
に応じて選択すれば良い。
【0062】上述したように、多重化装置やADMに本
発明によるオーバヘッドを通過させる機能を備えて伝送
網を構築することにより、従来の伝送システムのように
網構成の変更により監視保守運用能力が変化することは
ない。そして、伝送網の任意の伝送装置間で任意のオー
バヘッドを送受信することが可能となるので、監視保守
運用能力に優れた柔軟性のある伝送網が簡単に実現でき
る。具体的には、任意の伝送装置間で、オーダワイヤE
1やE2を送受信することで保守者の音声による通話が
できる。また、データコミュニケーションチャネルD1
〜12を送受信することで伝送装置の各種設定等が可能
となり構成変更が容易にでき柔軟性のある伝送網が構築
できる。特に、SONETにおいては、網管理装置等か
らD1〜12を送信して各伝送装置の設定を行う構成で
あるが、本発明のような途中の伝送装置を通過させる構
成を用いれば、従来の装置では伝送装置毎に一旦終端し
てまた送信するというような伝送装置の制御部が介在す
る複雑な処理を行わなくても対象とする伝送装置まで設
定に必要なデータを簡単に送れるようになり、伝送網の
保守運用管理に極めて有効である。さらに、伝送路の切
替制御バイトであるK1とK2を送受信することで、伝
送装置間で矛盾のない伝送路選択が実行可能となるの
で、伝送路に障害が発生した場合の網構成を速やかに変
更したり再構成できるようになり、伝送網の保守運用管
理に有効である。そして、伝送誤りについては、伝送装
置間でB2バイトを直接転送させることはできないが、
発生した誤り数を検出して確実に通知する構成としたの
で、伝送装置間においては、途中に伝送装置がなく直結
した場合にB2バイトを送受信した場合と等価な伝送区
間における誤り率の管理が可能となる。尚、図3で示し
た他のオーバヘッドも上記説明したオーバヘッドと同様
に転送することで伝送装置間の監視保守運用に利用でき
ることはもちろんである。
【0063】また、本発明では、上述したような規格で
規定された多重化信号のオーバヘッド領域の未使用バイ
トを選択して、この選択された未使用バイトに伝送装置
を通過させるオーバヘッドを挿入して送信する構成であ
る。すなわち、伝送網やシステムにおいて予め使用する
バイトを決めてから送受信したり、あるいは、先に説明
したデータコミュニケーションチャネルを用いて使用す
るバイトの設定を変更して送受信することが可能であ
り、伝送装置の数や監視保守運用情報量に応じて空きバ
イトがある限り伝送網内で自由な設定ができるので、網
構成や監視保守運用方法が変更、あるいは、今後の規格
の変更が生じても、これらに柔軟に対応できる監視保守
運用能力に優れた伝送装置および伝送網が提供できる。
【0064】
【発明の効果】本発明の多重化伝送装置と伝送網によれ
ば、従来の伝送装置では装置毎に終端されていた監視保
守運用にかかわる情報を送受信するオーバヘッドを網内
の所望の伝送装置間で送受信できるようになるので、網
構成の変更や監視保守運用方法に依存しない監視保守運
用能力に優れた伝送装置および伝送網が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】低速多重化信号(OC−12)の構成を示すフ
レーム構成図である。
【図2】高速多重化信号(OC−192)の構成を示す
フレーム構成図である。
【図3】多重化信号のオーバヘッドの機能を示す機能説
明図である。
【図4】伝送網の構成とオーバヘッド処理区間を説明す
る網構成図である。
【図5】本発明による伝送装置(多重化装置)の構成を
示すブロック構成図である。
【図6】同じく、オーバヘッド通過の様子を説明するオ
ーバヘッド構成図である。
【図7】同じく、オーバヘッド通過の様子を説明するオ
ーバヘッド構成図である。
【図8】オーバヘッド(B2バイト)の計算領域を示す
動作説明図である。
【図9】本発明による伝送装置を使用した伝送網の構成
を示す網構成図である。
【図10】本発明による別の伝送装置(ADM)の構成
を示すブロック構成図である。
【図11】同じく、別の伝送装置を使用した伝送網の構
成を示す網構成図である。
【図12】本発明による伝送装置を使用した伝送網にお
けるタンデムコネクションを用いた伝送誤り検出の構成
を説明する動作説明図である。
【図13】同じく、タンデムコネクションを用いる伝送
網の構成を示す網構成図である。
【符号の説明】
10−1〜M・・・低速信号送信/受信処理ユニット、1
1・・・高速信号送信/受信処理ユニット、20−1〜M・
・・低速信号セクションオーバヘッド終端部、30−1〜
M・・・低速信号ラインオーバヘッド終端部、40・・・高速
信号ラインオーバヘッド挿入部、50・・・高速信号セク
ションオーバヘッド挿入部、60・・・高速信号セクショ
ンオーバヘッド終端部、70・・・高速側信号ラインオー
バヘッド終端部、80−1〜M・・・低速信号ラインオー
バヘッド挿入部、90−1〜M・・・低速信号セクション
オーバヘッド挿入部、100・・・主信号多重分離変換
部、 105・・・主信号挿入分離部、110、1
30・・・オーバヘッド多重化部、120、140・・・オー
バヘッド分離部、 200、210・・・スイッチ部 300・・・オーバヘッド処理部、 400・・・制
御部 1000〜1004、1100〜1107・・・通過オー
バヘッド、1200〜1208・・・通過オーバヘッド、
2000〜2033・・・伝送装置、3000〜3006・
・・伝送誤り処理部、OC−12、 OC−192・・・多重
化伝送路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 隆 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地株式 会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の主信号を多重化した第1のペイロ
    ードと複数個の監視保守運用に関する第1の保守情報を
    含む第1のオーバヘッドバイトとからなる第1の多重化
    信号を受信し、前記第1の保守情報の終端処理と前記第
    1のペイロードの主信号の伝送処理を実施後、前記伝送
    処理された主信号を多重化した第2のペイロードと複数
    個の監視保守運用に関する第2の保守情報を含む第2の
    オーバヘッドバイトとからなる第2の多重化信号に変換
    して送信する多重化伝送装置において、 前記複数個の第1の保守情報から所定の保守情報を抽出
    する手段と、前記抽出手段で抽出した情報を編集する編
    集手段と、前記編集手段の出力を前記第2のオーバヘッ
    ドバイトの所定の位置に挿入する挿入手段と、からなる
    保守情報を通過させるオーバヘッド通過手段を備えたこ
    とを特徴とする多重化伝送装置。
  2. 【請求項2】複数個の主信号を多重化した第1のペイロ
    ードと複数個の監視保守運用に関する第1の保守情報を
    含む第1のオーバヘッドバイトとからなる第1の多重化
    信号を複数個の第1の伝送路から受信し、前記複数個の
    第1の保守情報の終端処理と前記複数の第1のペイロー
    ドを第2のペイロードへの多重化と前記第2のペイロー
    ドに複数個の監視保守運用に関する第2の保守情報を含
    む第2のオーバヘッドバイトを付加した第2の多重化信
    号に変換して第2の伝送路に送信する多重化伝送装置に
    おいて、 前記複数個の第1の保守情報から所定の保守情報を抽出
    する手段と、前記抽出手段で抽出した情報を編集する編
    集手段と、前記編集手段の出力を前記第2のオーバヘッ
    ドバイトの所定の位置に挿入する挿入手段と、からなる
    保守情報を通過させるオーバヘッド通過手段を備え、複
    数個の第1の伝送路で送信される保守情報を第2の伝送
    路で転送することを特徴とする多重化伝送装置。
  3. 【請求項3】上記多重化信号のそれぞれに付加されるオ
    ーバヘッドは、国際電気通信連合の勧告G.707ある
    いは米国標準化委員会の規格T.105に定めたセクシ
    ョンオーバヘッドとラインオーバヘッドで構成されたも
    のであり、上記多重化伝送装置は、上記第1の多重化信
    号からの保守情報を上記第2の多重化信号のラインオー
    バヘッドに入れて転送することを特徴とする請求項1も
    しくは2に記載の多重化伝送装置。
  4. 【請求項4】複数個の主信号を多重化した第1のペイロ
    ードと複数個の監視保守運用に関する第1の保守情報を
    含む第1のオーバヘッドバイトとからなる第1の多重化
    信号を第1の伝送路から受信し、前記第1の保守情報の
    終端処理と前記第1のペイロードを複数個の第2のペイ
    ロードへの分離化と前記第2のペイロードに複数個の監
    視保守運用に関する第2の保守情報を含む第2のオーバ
    ヘッドバイトを付加した第2の多重化信号に変換して複
    数個の第2の伝送路に送信する多重化伝送装置におい
    て、 前記複数個の第1の保守情報から所定の保守情報を抽出
    する手段と、前記抽出手段で抽出した情報を編集する編
    集手段と、前記編集手段の出力を前記第2のオーバヘッ
    ドバイトの所定の位置に挿入する挿入手段と、からなる
    保守情報を通過させるオーバヘッド通過手段を備え、複
    数個の第1の伝送路で送信される保守情報を第2の伝送
    路で転送することを特徴とする多重化伝送装置。
  5. 【請求項5】上記多重化信号のそれぞれに付加されるオ
    ーバヘッドは、国際電気通信連合の勧告G.707ある
    いは米国標準化委員会の規格T.105に定めたセクシ
    ョンオーバヘッドとラインオーバヘッドで構成されたも
    のであり、上記多重化伝送装置は、上記第1の多重化信
    号のラインオーバヘッドに含まれた保守情報を上記第2
    の多重化信号のセクションオーバヘッドあるいはライン
    オーバヘッドの前記勧告あるいは規格で定めた位置に入
    れて転送することを特徴とする請求項4に記載の多重化
    伝送装置。
  6. 【請求項6】上記多重化信号において転送あるいは通過
    させる保守情報は、国際電気通信連合の勧告G.707
    あるいは米国標準化委員会の規格T.105に定めた保
    守情報であるEバイト、Fバイト、DバイトKバイト、
    Zバイトから選択された保守情報であることを特徴とす
    る請求項1乃至5いずれかに記載の多重化伝送装置。
  7. 【請求項7】第1の伝送路から複数個の主信号を多重化
    した第1のペイロードと複数個の監視保守運用に関する
    第1の保守情報を含むオーバヘッドバイトとからなる第
    1の多重化信号を受信し、前記保守情報の終端処理と前
    記のペイロードの主信号の伝送処理を実施後、前記伝送
    処理された主信号を多重化した第2のペイロードと複数
    個の監視保守運用に関する第2の保守情報を含むオーバ
    ヘッドバイトとからなる第2の多重化信号に変換して第
    2の伝送路に送信する多重化伝送装置において、 前記第1の伝送路での誤り発生数を検出し前記誤り発生
    数を前記第2の多重化信号のオーバヘッドバイトに挿入
    して、前記第1の伝送路で発生した伝送路誤り数を前記
    第2の伝送路に転送するを特徴とする多重化伝送装置。
  8. 【請求項8】上記転送された伝送路誤り数を受信する多
    重化伝送装置において、前記伝送路誤り数を抽出する手
    段と、前記多重化装置の第1の伝送路の伝送路誤り数を
    検出する手段と、前記抽出された伝送路誤り数と検出さ
    れた伝送路誤り数を加算する手段と、前記加算手段の出
    力を前記多重化装置の第2の伝送路にそのまま転送する
    伝送路誤り送信手段とを備えたことを特徴とする請求項
    7に記載の多重化伝送装置。
  9. 【請求項9】上記転送された伝送路誤り数を受信する多
    重化伝送装置において、前記伝送路誤り数を抽出する手
    段と、前記多重化装置の第1の伝送路の伝送路誤り数を
    検出する手段と、前記抽出された伝送路誤り数と検出さ
    れた伝送路誤り数を加算する手段と前記第2の伝送路で
    送信する他の伝送装置の誤り検出用信号に前記加算手段
    の出力分だけ予め伝送路誤りを付加して送信する伝送路
    誤り送信手段とを備えたことを特徴とする請求項7に記
    載の多重化伝送装置。
  10. 【請求項10】上記多重化伝送装置で送受信する伝送路
    誤りの情報は、国際電気通信連合の勧告G.707ある
    いは米国標準化委員会の規格T.105に定めたB2バ
    イトもしくはB3バイトで処理される伝送路誤りに対応
    した情報であることを特徴とする請求項7乃至9いずれ
    かに記載の多重化伝送装置。
  11. 【請求項11】複数個の主信号を多重化したペイロード
    と複数個の監視保守運用に関する保守情報を含むオーバ
    ヘッドバイトとからなる多重化信号を伝送する複数本の
    伝送路と、前記伝送路のいずれかから前記多重化信号を
    受信して前記保守情報の終端処理と前記のペイロードの
    主信号の伝送処理を実施後に前記伝送処理された主信号
    を含むペイロードに複数個の監視保守運用に関する別の
    保守情報を含むオーバヘッドバイトを付加した別の多重
    化信号に変換して別の伝送路に送信する複数個の多重化
    伝送装置とを備えた多重化伝送網において、 前記多重化伝送装置に、受信した多重化信号に含まれる
    保守情報から所定の保守情報を送信する多重化信号のオ
    ーバヘッドに挿入して通過させる手段を備え、 前記多重化伝送網を、任意の多重伝送装置間の途中の多
    重化装置で任意の保守情報を通過させ、前記任意の多重
    化伝送装置同士で任意の保守情報を送受信する構成とし
    たことを特徴とする多重化伝送網。
  12. 【請求項12】複数個の主信号を多重化したペイロード
    と複数個の監視保守運用に関する保守情報を含むオーバ
    ヘッドバイトとからなる多重化信号を伝送する複数本の
    伝送路と、前記伝送路のいずれかから前記多重化信号を
    受信して前記保守情報の終端処理と前記のペイロードの
    主信号の伝送処理を実施後に前記伝送処理された主信号
    を含むペイロードに複数個の監視保守運用に関する別の
    保守情報を含むオーバヘッドバイトを付加した別の多重
    化信号に変換して別の伝送路に送信するの多重化伝送装
    置を複数個備えた多重化伝送網において、 前記多重化伝送装置のそれぞれには、前記複数個の保守
    情報から所定の保守情報を抽出する手段と、前記抽出さ
    れた保守情報を前記別の送信する多重化信号のオーバヘ
    ッドバイトの所定の位置に挿入する挿入手段と、からな
    る保守情報を通過させるオーバヘッド通過手段を備え、 前記多重化伝送網を、任意の多重伝送装置間の途中の多
    重化装置の前記通過手段で任意の保守情報を通過させ、
    前記任意の多重化伝送装置同士で任意の保守情報を送受
    信する構成としたことを特徴とする多重化伝送網。
  13. 【請求項13】上記多重化伝送網は、国際電気通信連合
    の勧告G.707あるいは米国標準化委員会の規格T.
    105に定めた光多重化伝送網であり、途中の多重化伝
    送装置において通過させる保守情報は、Eバイト、Fバ
    イト、DバイトKバイト、Zバイトから選択された保守
    情報であることを特徴とする請求項11もしくは12い
    ずれかに記載の多重化伝送網。
  14. 【請求項14】複数個の主信号を多重化したペイロード
    と複数個の監視保守運用に関する保守情報を含むオーバ
    ヘッドバイトとからなる多重化信号を伝送する複数本の
    伝送路と、前記伝送路のいずれかから前記多重化信号を
    受信して前記保守情報の終端処理と前記のペイロードの
    主信号の伝送処理を実施後に前記伝送処理された主信号
    を含むペイロードに複数個の監視保守運用に関する別の
    保守情報を含むオーバヘッドバイトを付加した別の多重
    化信号に変換して別の伝送路に送信する複数個の多重化
    伝送装置とを備えた多重化伝送網において、 前記複数の多重化伝送装置は、受信側伝送路での誤り発
    生数を検出し前記誤り発生数を送信する多重化信号のオ
    ーバヘッドバイトに挿入して、前記伝送路で発生した伝
    送路誤り数を送信側伝送路に転送する手段を備えた第1
    の多重化伝送装置と、前記転送された伝送路誤り数を抽
    出する手段と受信側伝送路での伝送路誤り数を検出して
    前記抽出された伝送路誤り数に加算する手段と送信側伝
    送路で送信する他の伝送装置の誤り検出用信号に前記加
    算手段の出力分だけ予め伝送路誤りを付加して送信する
    手段とを備えた第2の多重化伝送装置とを含み、 前記多重化伝送網において、前記第1および第2の多重
    化伝送装置ならびに複数の伝送路を介した任意の多重化
    伝送装置同士の間で生ずる伝送路誤りを通知する構成と
    したことを特徴とする多重化伝送網。
  15. 【請求項15】上記多重化伝送網は、上記転送された伝
    送路誤り数を抽出する手段と受信側伝送路での伝送路誤
    り数を検出して前記抽出された伝送路誤り数に加算する
    手段と前記加算手段の出力を送信側伝送路に転送する送
    信手段とを備えた第3の多重化伝送装置を含み、上記第
    1および第2の多重化装置の間に前記第3の多重化伝送
    装置を備えた多重化伝送網の任意の多重化伝送装置同士
    の間で生ずる伝送路誤りを通知する構成としたことを特
    徴とする請求項14に記載の多重化伝送網。
  16. 【請求項16】複数個の主信号を多重化したペイロード
    と複数個の監視保守運用に関する保守情報を含むオーバ
    ヘッドバイトとからなる多重化信号を伝送する複数本の
    伝送路と、前記伝送路のいずれかから前記多重化信号を
    受信して前記保守情報の終端処理と前記のペイロードの
    主信号の伝送処理を実施後に前記伝送処理された主信号
    を含むペイロードに複数個の監視保守運用に関する別の
    保守情報を含むオーバヘッドバイトを付加した別の多重
    化信号に変換して別の伝送路に送信する複数個の多重化
    伝送装置とを備えた多重化伝送網において、 前記複数の多重化伝送装置は、受信側伝送路での誤り発
    生数を検出し前記誤り発生数を送信する多重化信号のオ
    ーバヘッドバイトに挿入して、前記伝送路で発生した伝
    送路誤り数を送信側伝送路に転送する手段を備えた第1
    の多重化伝送装置と、前記転送された伝送路誤り数をさ
    らに送信側伝送路に転送する送信手段とを備えた第2の
    多重化伝送装置と、第3の多重化伝送装置であって前記
    転送された伝送路誤り数を抽出する手段と前記第1の多
    重化伝送装置送信側から前記第3の多重化伝送装置の受
    信側伝送路までに生じた伝送路誤り数を検出して前記抽
    出された伝送路誤り数に加算する手段と送信側伝送路で
    送信する他の伝送装置の誤り検出用信号に前記加算手段
    の出力分だけ予め伝送路誤りを付加して送信する手段と
    を備えた第3の多重化伝送装置とを含み、 前記多重化伝送網において前記第1および第2および第
    3の多重化伝送装置ならびに複数の伝送路を介した任意
    の多重化伝送装置同士の間で生ずる伝送路誤りを通知す
    る構成としたことを特徴とする多重化伝送網。
  17. 【請求項17】上記多重化伝送網の任意の多重化伝送装
    置同士で通知する伝送路誤りの情報は、国際電気通信連
    合の勧告G.707あるいは米国標準化委員会の規格
    T.105に定めたB2バイトもしくはB3バイトで処
    理される伝送路誤りに対応した情報であることを特徴と
    する請求項14乃至16いずれかに記載の多重化伝送装
    置。
  18. 【請求項18】第1の伝送路から複数個の主信号を多重
    化した第1のペイロードと複数個の監視保守運用に関す
    る第1の保守情報を含むオーバヘッドバイトとからなる
    第1の多重化信号を受信し、前記保守情報の終端処理と
    前記のペイロードの主信号の伝送処理を実施後、前記伝
    送処理された主信号を多重化した第2のペイロードと複
    数個の監視保守運用に関する第2の保守情報を含むオー
    バヘッドバイトとからなる第2の多重化信号に変換して
    第2の伝送路に送信する多重化伝送装置で、前記第1の
    保守情報からの所定の保守情報を通過させる機能も備え
    た多重化伝送装置の構成方法において、 前記第1の伝送路から入力された前記第1のオーバヘッ
    ドバイトから保守情報を選択するステップと、前記選択
    された保守情報を編集するステップと、前記第2のオー
    バヘッドバイトの前記選択された保守情報の挿入位置を
    選択して前記第2の伝送路に転送するステップを備えた
    ことを特徴とする多重化伝送装置の構成方法。
  19. 【請求項19】複数個の主信号を多重化したペイロード
    と複数個の監視保守運用に関する保守情報を含むオーバ
    ヘッドバイトとからなる多重化信号を伝送する複数本の
    伝送路と、前記伝送路のいずれかから前記多重化信号を
    受信して前記保守情報の終端処理と前記のペイロードの
    主信号の伝送処理を実施後に前記伝送処理された主信号
    を含むペイロードに複数個の監視保守運用に関する別の
    保守情報を含むオーバヘッドバイトを付加した別の多重
    化信号に変換して別の伝送路に送信する複数個の多重化
    伝送装置とを備えた多重化伝送網の構成方法において、 受信側多重化信号に含まれる保守情報を送信側多重化信
    号のオーバヘッドに挿入して通過させる手段を備えた前
    記多重化伝送装置のそれぞれが前記多重化伝送装置を通
    過させる保守情報を選択するステップと、前記通過させ
    る保守情報の前記オーバヘッド挿入位置を選択するステ
    ップと、前記保守情報を送受信する多重化伝送装置を選
    択するステップを備え、任意の多重伝送装置間の途中の
    多重化装置で任意の保守情報を通過させ、前記任意の多
    重化伝送装置同士で任意の保守情報を送受信することを
    特徴とする多重化伝送網の構成方法。
JP13801196A 1996-05-31 1996-05-31 多重化伝送装置 Expired - Fee Related JP3663253B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13801196A JP3663253B2 (ja) 1996-05-31 1996-05-31 多重化伝送装置
TW086106908A TW339487B (en) 1996-05-31 1997-05-22 Multiplex transmission apparatuses, multiplex transmission networks and opration method thereof
US08/863,675 US6169754B1 (en) 1996-05-31 1997-05-27 Multiplex transmission apparatuses, multiplex transmission networks, and operation method therefor
CNB971148686A CN1135757C (zh) 1996-05-31 1997-05-31 多路复用传输装置、多路复用传输网和用于它们的操作方法
US09/731,424 US6697386B2 (en) 1996-05-31 2000-12-06 Multiplex transmission apparatuses, multiplex transmission networks, and operation method therefor
US10/728,260 US7386012B2 (en) 1996-05-31 2003-12-03 Multiplex transmission apparatuses, multiplex transmission networks, and operation method therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13801196A JP3663253B2 (ja) 1996-05-31 1996-05-31 多重化伝送装置

Related Child Applications (4)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003074797A Division JP3664484B2 (ja) 2003-03-19 2003-03-19 多重伝送装置および多重分離装置
JP2003074801A Division JP3666489B2 (ja) 2003-03-19 2003-03-19 多重化信号の伝送方法
JP2003074800A Division JP3635083B6 (ja) 2003-03-19 多重化信号の伝送方法
JP2003074799A Division JP3635082B2 (ja) 2003-03-19 2003-03-19 多重化伝送網

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09321729A true JPH09321729A (ja) 1997-12-12
JP3663253B2 JP3663253B2 (ja) 2005-06-22

Family

ID=15211980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13801196A Expired - Fee Related JP3663253B2 (ja) 1996-05-31 1996-05-31 多重化伝送装置

Country Status (4)

Country Link
US (3) US6169754B1 (ja)
JP (1) JP3663253B2 (ja)
CN (1) CN1135757C (ja)
TW (1) TW339487B (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0966122A2 (en) * 1998-06-16 1999-12-22 Alcatel Method and device for improving flexibility and transparency at the nodes of synchronous hierarchy data transport networks
EP1037421A2 (en) * 1999-03-18 2000-09-20 Fujitsu Limited Transmission method and apparatus for transmitting low-speed SDH signals using a high-speed SDH frame
WO2001097390A2 (en) 2000-06-14 2001-12-20 Vitesse Semiconductor Corporation Transparent transport overhead mapping
JP2002281107A (ja) * 2001-03-16 2002-09-27 Hitachi Ltd 光伝送システム、光伝送装網管理装置、光伝送装置及び光伝送区間提供サービス。
WO2004062146A1 (ja) * 2002-12-27 2004-07-22 Fujitsu Limited 伝送装置
JP2011130245A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 Fujitsu Ltd 通信装置および通信方法
JP2013005008A (ja) * 2011-06-13 2013-01-07 Nec Corp 通信装置、通信システムおよび無線送信方法
JP2014057280A (ja) * 2012-09-14 2014-03-27 Hitachi Ltd 伝送システム及び方法
JP2015528233A (ja) * 2012-07-05 2015-09-24 中▲興▼通▲訊▼股▲フン▼有限公司 業務オーバーヘッドの処理方法、装置及びシステム

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3663253B2 (ja) * 1996-05-31 2005-06-22 株式会社日立コミュニケーションテクノロジー 多重化伝送装置
US7301953B1 (en) * 1996-10-22 2007-11-27 Sprint Communications Company L.P. Method and system for transporting a secondary communication signal with a primary communication signal
US7643500B1 (en) * 1996-10-22 2010-01-05 Sprint Communications Company L.P. Overhead replication for SONET signals
US6895018B1 (en) * 1998-07-28 2005-05-17 Nortel Networks Limited Method and system for improved sonet data communications channel
US6757243B1 (en) * 1998-12-29 2004-06-29 At&T Corp. System and method for service independent data routing
JP2000244562A (ja) * 1999-02-18 2000-09-08 Nec Corp カットスルー伝送装置及びカットスルー伝送方法
JP2000269911A (ja) * 1999-03-17 2000-09-29 Fujitsu Ltd 伝送端局装置及びネットワークシステム
DE69939014D1 (de) * 1999-09-07 2008-08-14 Lucent Technologies Inc Verbesserte Verarbeitung von Mehrfachrahmen für Tandemverbindungspuren mit Übertragungschutzverfahren
JP3539551B2 (ja) * 1999-11-16 2004-07-07 日本電気株式会社 共通搬送波上への異種データトラヒック収容フレーム及び伝送装置
US6782009B1 (en) * 2000-03-17 2004-08-24 Applied Micro Circuits Corporation Multi-port data arbitration control
US6870860B1 (en) * 2000-04-19 2005-03-22 Ciena Corporation Semi-transparent time division multiplexer/demultiplexer
CN101073246A (zh) 2000-09-15 2007-11-14 格瑞普技术集团公司 增强查号辅助系统
EP1229692A1 (en) * 2001-02-02 2002-08-07 BRITISH TELECOMMUNICATIONS public limited company Method and apparatus for tunnelling data in a network
GB0110437D0 (en) * 2001-04-27 2001-06-20 Marconi Comm Ltd A transmission method
US7362759B2 (en) * 2001-05-21 2008-04-22 Intel Corporation Method and apparatus for encoding information
US7158517B2 (en) 2001-05-21 2007-01-02 Intel Corporation Method and apparatus for frame-based protocol processing
DE60203690T2 (de) * 2002-02-12 2006-03-02 Lucent Technologies Inc. Verfahren und Vorrichtung zur Übertragung eines SDH/SONET Client-Signals als Dienstleistung
US7269130B2 (en) * 2002-03-29 2007-09-11 Bay Microsystems, Inc. Redundant add/drop multiplexor
US7145882B2 (en) * 2002-04-04 2006-12-05 Bay Microsystems, Inc. Multiplexed automatic protection switching channels
KR20030091396A (ko) * 2002-05-27 2003-12-03 삼성전자주식회사 방송신호의 위치정보 기록방법와 방송신호의 위치정보기록이 가능한 방송신호 수신장치 및 송출장치
DE10324605A1 (de) * 2003-05-30 2004-12-23 Siemens Ag Verfahren und Netzelement zur Verarbeitung von Overheaddaten eines Transportmoduls
US7420970B2 (en) * 2003-06-16 2008-09-02 Arm Limited Read ports and methods of outputting data via read ports
US7032032B2 (en) * 2003-07-29 2006-04-18 Cisco Technology, Inc. Method and apparatus for providing tandem connection, performance monitoring, and protection architectures over ethernet protocols
US20050086555A1 (en) * 2003-10-20 2005-04-21 David Langridge Optical communications network
US20060067314A1 (en) * 2004-09-29 2006-03-30 Michael Ho Overhead processing and generation techniques
US8228926B2 (en) * 2005-04-12 2012-07-24 Genband Us Llc Dynamic loading for signaling variants
JP4648151B2 (ja) * 2005-10-13 2011-03-09 富士通株式会社 データ多重分離装置、データ多重分離方法およびデータ多重分離プログラム
US7804832B2 (en) * 2006-02-13 2010-09-28 Cisco Technology, Inc. Method and system for simplified network wide traffic and/or flow monitoring in a data network
US7746903B2 (en) * 2006-03-07 2010-06-29 Harris Corporation SONET management and control channel improvement
US7809022B2 (en) 2006-10-23 2010-10-05 Harris Corporation Mapping six (6) eight (8) mbit/s signals to a SONET frame
DE102007004951A1 (de) * 2007-01-26 2008-07-31 Deutsche Thomson Ohg Verfahren zum paketvermittelten Übertragen von Mediendaten sowie Vorrichtung zum Bearbeiten von Mediendaten
US8249063B2 (en) * 2009-06-30 2012-08-21 Lsi Corporation Method and apparatus for signal formation with guaranteed consistent overhead insertion
CN102681999A (zh) * 2011-03-08 2012-09-19 阿里巴巴集团控股有限公司 一种用户行为信息收集及信息发送方法及装置
US8711882B2 (en) * 2011-12-23 2014-04-29 Lsi Corporation Reframing circuitry with virtual container drop and insert functionality to support circuit emulation protocols

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0479628A (ja) 1990-07-20 1992-03-13 Fujitsu Ltd オーバーヘッド信号伝送方法
JPH0479629A (ja) 1990-07-23 1992-03-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Sdhディジタル多重伝送路の監視方式
US5291486A (en) * 1991-08-19 1994-03-01 Sony Corporation Data multiplexing apparatus and multiplexed data demultiplexing apparatus
JPH05114892A (ja) 1991-09-25 1993-05-07 Fujitsu Ltd 光インタフエース方式
JPH0758718A (ja) 1993-08-17 1995-03-03 Fujitsu Ltd 信号伝送装置の保守用専用回線の回線設定装置
US5623357A (en) * 1993-08-18 1997-04-22 Grc International, Inc. Method and apparatus for the monitoring and demarcation of synchronous digital hierarchy networks
US6188692B1 (en) * 1995-05-11 2001-02-13 Pmc-Sierra Ltd. Integrated user network interface device for interfacing between a sonet network and an ATM network
JPH0993305A (ja) * 1995-09-26 1997-04-04 Fujitsu Ltd Sdh/sonet相互接続用インターフェース装置
JP3663253B2 (ja) * 1996-05-31 2005-06-22 株式会社日立コミュニケーションテクノロジー 多重化伝送装置
US6094440A (en) * 1996-07-05 2000-07-25 Hitachi, Ltd. Multiplex type transmitting apparatus
JP3425046B2 (ja) * 1996-11-29 2003-07-07 富士通株式会社 受信ポインタ処理装置
JP3765899B2 (ja) * 1997-01-27 2006-04-12 富士通株式会社 伝送装置
US5841760A (en) 1997-04-24 1998-11-24 Northern Telecom Limited Transparent multiplexer/demultiplexer

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0966122A3 (en) * 1998-06-16 2002-04-10 Alcatel Method and device for improving flexibility and transparency at the nodes of synchronous hierarchy data transport networks
EP0966122A2 (en) * 1998-06-16 1999-12-22 Alcatel Method and device for improving flexibility and transparency at the nodes of synchronous hierarchy data transport networks
US6822956B1 (en) 1998-06-16 2004-11-23 Alcatel Method and device for improving flexibility and transparency at the nodes of synchronous hierarchy data transport networks
EP1037421A2 (en) * 1999-03-18 2000-09-20 Fujitsu Limited Transmission method and apparatus for transmitting low-speed SDH signals using a high-speed SDH frame
EP1037421A3 (en) * 1999-03-18 2002-10-16 Fujitsu Limited Transmission method and apparatus for transmitting low-speed SDH signals using a high-speed SDH frame
US6674771B1 (en) 1999-03-18 2004-01-06 Fujitsu Limited Transmission method and apparatus for transmitting low-speed SDH signals using a high-speed SDH frame
EP1305883A4 (en) * 2000-06-14 2006-08-23 Vitesse Semiconductor Corp TRANSPARENT TRANSPORT OVERHEAD ILLUSTRATION
WO2001097390A2 (en) 2000-06-14 2001-12-20 Vitesse Semiconductor Corporation Transparent transport overhead mapping
EP1305883A2 (en) * 2000-06-14 2003-05-02 Vitesse Semiconductor Corporation Transparent transport overhead mapping
JP2004503980A (ja) * 2000-06-14 2004-02-05 ビテッセ セミコンダクター コーポレイション トランスペアレントなトランスポート・オーバヘッドのマッピング
JP4685326B2 (ja) * 2000-06-14 2011-05-18 ビテッセ セミコンダクター コーポレイション トランスペアレントなトランスポート・オーバヘッドのマッピング
JP2002281107A (ja) * 2001-03-16 2002-09-27 Hitachi Ltd 光伝送システム、光伝送装網管理装置、光伝送装置及び光伝送区間提供サービス。
JP4639496B2 (ja) * 2001-03-16 2011-02-23 株式会社日立製作所 光伝送システム、光伝送装網管理装置、光伝送装置及び光伝送区間提供サービス。
WO2004062146A1 (ja) * 2002-12-27 2004-07-22 Fujitsu Limited 伝送装置
JP2011130245A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 Fujitsu Ltd 通信装置および通信方法
US8705570B2 (en) 2009-12-18 2014-04-22 Fujitsu Limited Communication device and communication method
JP2013005008A (ja) * 2011-06-13 2013-01-07 Nec Corp 通信装置、通信システムおよび無線送信方法
JP2015528233A (ja) * 2012-07-05 2015-09-24 中▲興▼通▲訊▼股▲フン▼有限公司 業務オーバーヘッドの処理方法、装置及びシステム
JP2014057280A (ja) * 2012-09-14 2014-03-27 Hitachi Ltd 伝送システム及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20010001002A1 (en) 2001-05-10
CN1173770A (zh) 1998-02-18
JP3663253B2 (ja) 2005-06-22
CN1135757C (zh) 2004-01-21
US6697386B2 (en) 2004-02-24
US6169754B1 (en) 2001-01-02
TW339487B (en) 1998-09-01
US20040165618A1 (en) 2004-08-26
US7386012B2 (en) 2008-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3663253B2 (ja) 多重化伝送装置
EP0874487B1 (en) Transparent transport in a telecommunication system
CA2234790C (en) Transparent multiplexer/demultiplexer
US5850387A (en) Processor device for terminating and creating synchronous transport signals
US5465252A (en) Method for receiving and delivering section overheads of and for STM-1 signals in a section-overhead server of a network node
JP2005531988A (ja) トランスペアレントでフレキシブルな連結
JPH10313332A (ja) 伝送装置及びこの伝送装置を具備するネットワーク
JP2000269912A (ja) 高速sdh信号による低速sdh信号の伝送方法と伝送装置
US6765933B1 (en) Inter-chip port and method for supporting high rate data streams in SDH and SONET transport networks
US20010021171A1 (en) Transmission unit and two-way signal conversion method
JP3811706B2 (ja) 光信号伝送装置
EP1282250B1 (en) Method of transparently transporting frames with reduced overhead between two networks through an intermediate network using a common frame with expanded payload section
JP3356032B2 (ja) 多重化伝送装置、ポインタ処理装置、多重化伝送網および多重化伝送装置の構成方法
JP3664484B2 (ja) 多重伝送装置および多重分離装置
JP3666489B2 (ja) 多重化信号の伝送方法
JP3635082B2 (ja) 多重化伝送網
JP3635083B2 (ja) 伝送装置の多重分離方法
JP3635083B6 (ja) 多重化信号の伝送方法
US6915348B1 (en) Validation of a connection between arbitrary end-points in a communications network using an augmented SPE
US6337848B1 (en) Path switching device for transmission apparatus
JP2002237794A (ja) 通信装置
WO2001026265A1 (fr) Systeme et procede de transmission numerique
JPH06205003A (ja) 通信制御装置
JPH11205364A (ja) データ伝送装置
JP2000013420A (ja) リング伝送システム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20040225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040824

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090401

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100401

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100401

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110401

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120401

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120401

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130401

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140401

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees