JPH11205364A - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JPH11205364A
JPH11205364A JP10009138A JP913898A JPH11205364A JP H11205364 A JPH11205364 A JP H11205364A JP 10009138 A JP10009138 A JP 10009138A JP 913898 A JP913898 A JP 913898A JP H11205364 A JPH11205364 A JP H11205364A
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JP
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data
frame
slot
payload
signal
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JP10009138A
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Toru Hayashi
亨 林
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 回路構成を複雑にすることなく、容易に端末
装置を増設することができるデータ伝送装置を得る。 【解決手段】 端末装置65,66から出力されたデー
タをデータバス44から受信すると、そのデータをデー
タスロットに挿入してペイロードを生成するとともに、
そのペイロードにSOHを付加してフレームを生成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ノード装置に接
続された端末装置から他のノード装置に接続された端末
装置にデータを送信するデータ伝送装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図10は例えば特開平5−268235
号公報に示された従来のデータ伝送装置を示す構成図で
あり、図において、1〜6はノード装置、7〜19はノ
ード装置に接続された端末装置、A,Bはノード装置1
〜6をループ状に接続する伝送路である。また、図11
は例えばノード装置4の詳細構成を示す構成図であり
(ただし、各ノード装置は同一構成である)、図におい
て、21は伝送路Aと接続された伝送路インタフェー
ス、22はノード装置3から伝送路Aを介して送信され
たフレームを受信する受信回路、23はフレームを伝送
路Aを介してノード装置5に送信する送信回路、24は
伝送路Bと接続された伝送路インタフェース、25はノ
ード装置5から伝送路Bを介して送信されたフレームを
受信する受信回路、26はフレームを伝送路Bを介して
ノード装置3に送信する送信回路である。
【0003】また、27はフレームを構成するSOH
(セクションオーバーヘッド)内の情報から伝送路A,
Bの異常を検知すると、ループバック回路の接続先を切
り換えるノード制御回路、28はノード制御回路27の
指示の下で接続先を切り換えるループバック回路、29
は受信回路22又は25がフレームを受信すると、その
フレームからSOHを除去してペイロードを抽出すると
ともに、そのペイロードからPOH(パスオーバーヘッ
ド)を除去してデータスロット内のデータを端末インタ
フェース30〜32に送信し、また、端末インタフェー
ス30〜32からデータを受信すると、そのデータをデ
ータスロットに挿入するとともに、そのデータスロット
にPOH及びSOHを付加してフレームを生成する多重
化/多重分離部、30〜32は多重化/多重分離部29
に接続された端末インタフェースである。
【0004】次に動作について説明する。例えば、ノー
ド装置3からフレームが伝送路Aを通じてノード装置4
に送信されると、ノード装置4の受信回路22がフレー
ムを受信する。そして、受信回路22がフレームを受信
すると、ノード制御回路27が、そのフレームを構成す
るSOH内の情報に基づいて伝送路Aに異常があるか否
かを判断し、異常が認められない場合には、そのフレー
ムを伝送路Aを通じてノード装置5に送信するため、ル
ープバック回路28の接続先が送信回路23になるよう
に制御する。一方、ノード装置4とノード装置5を接続
する伝送路Aの異常が認められると、そのフレームを伝
送路Bを通じてノード装置5に送信するため、ループバ
ック回路28の接続先が送信回路26になるように制御
する。
【0005】また、受信回路22がフレームを受信する
と、そのフレームをノード装置5に送信する前に、多重
化/多重分離部29がループバック回路28を通じてそ
のフレームを受信し、そのフレームからSOHを除去し
てペイロードを抽出する(図12を参照)。そして、多
重化/多重分離部29は、ペイロードを抽出すると、そ
のペイロードからPOHを除去して、POHとデータス
ロットを分離し、そのデータスロット内のデータが端末
装置13〜15宛の場合には、その端末装置に送信す
る。
【0006】このようにして、端末装置13〜15宛の
データがあれば、多重化/多重分離部29は、そのデー
タを端末装置に送信するが、その際、端末装置13〜1
5からデータの送信を受け付け、送信するデータがあれ
ば、そのデータを先に分離したデータスロットの空きス
ロットに挿入し、そのデータスロットにPOHとSOH
を付加してフレームを生成する。一方、送信するデータ
がなければ、先に分離したデータスロットにPOHとS
OHを付加してフレームを生成する。
【0007】そして、多重化/多重分離部29がフレー
ムを生成すると、そのフレームはループバック回路28
に入力されるが、ループバック回路28の接続先は、上
述したように、ノード制御回路27に制御され、そのフ
レームは送信回路23又は送信回路26に出力される。
これにより、送信回路23又は送信回路26が、そのフ
レームを伝送路A又は伝送路Bに出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ伝送装置
は以上のように構成されているので、ノード装置に接続
された端末装置から他のノード装置に接続された端末装
置にデータを送信することができるが、多重化/多重分
離部29に端末インタフェース30〜32を直接接続す
る必要があるため、多重化/多重分離部29に端末イン
タフェース30〜32を接続するための入出力ポートを
設けなければならず、端末インタフェースの数が多くな
ると回路構成が複雑になり、実質的に端末装置の接続数
が制限されるという課題があった。また、多重化/多重
分離部29に接続できる端末装置の最大数は、多重化/
多重分離部29における入出力ポートの数に一致し、入
出力ポートの数を増やすと回路構成が複雑になるため、
端末装置を増設する余地が極めて少なくなるという課題
があった。さらに、フレームを生成する際、POHを付
加するので、POHを付加する回路と除去する回路が必
要になり、回路構成が複雑になるという課題もあった。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、回路構成を複雑にすることなく、
容易に端末装置を増設することができるデータ伝送装置
を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ伝
送装置は、受信手段により受信されたフレームからセク
ションオーバーヘッドを除去してペイロードを抽出する
とともに、そのペイロードを構成するデータスロット内
のデータを端末装置が接続されているデータバスに出力
する一方、端末装置から出力されたデータをデータバス
から受信すると、そのデータをデータスロットに挿入し
てペイロードを生成するとともに、そのペイロードにセ
クションオーバーヘッドを付加してフレームを生成する
ようにしたものである。
【0011】この発明に係るデータ伝送装置は、ペイロ
ードを生成する際、データスロットと信号スロットを多
重化してペイロードを生成するようにしたものである。
【0012】この発明に係るデータ伝送装置は、データ
スロット内のデータをデータバスに出力する際、ペイロ
ードを構成するデータスロットと信号スロットを分離す
るようにしたものである。
【0013】この発明に係るデータ伝送装置は、フレー
ムを生成する際、セクションオーバーヘッド内のスロッ
トに当該フレームがマルチフレームの先頭フレームであ
ることを示すデータを挿入するようにしたものである。
【0014】この発明に係るデータ伝送装置は、データ
スロット内のデータをデータバスに出力する際、セクシ
ョンオーバーヘッド内のスロットに当該フレームがマル
チフレームの先頭フレームであることを示すデータが挿
入されているか否かを判定するようにしたものである。
【0015】この発明に係るデータ伝送装置は、ペイロ
ードを生成する際、自局戻り信号をデータスロットに挿
入するようにしたものである。
【0016】この発明に係るデータ伝送装置は、フレー
ム生成手段により挿入された自局戻り信号がデータスロ
ットに存在する場合には、通信異常の発生を認知するよ
うにしたものである。
【0017】この発明に係るデータ伝送装置は、フレー
ムを生成する際、一旦、低速クロックに同期してペイロ
ードをメモリに格納し、高速クロックに同期してそのメ
モリからペイロードを取得してフレームを生成するよう
にしたものである。
【0018】この発明に係るデータ伝送装置は、データ
スロット内のデータをデータバスに出力する際、一旦、
高速クロックに同期してペイロードをメモリに格納し、
低速クロックに同期してそのメモリからペイロードを取
得してデータスロット内のデータを送信するようにした
ものである。
【0019】この発明に係るデータ伝送装置は、フレー
ム生成手段が生成するフレームの形態としては、SDH
方式の伝送方式に適用されるSTM−1フレームを採用
し、各ノード装置を接続する伝送路としては、光ファイ
バーケーブルを採用するようにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるデ
ータ伝送装置を示す構成図であり、図において、31は
基本ユニット(ノード装置)、32〜34は拡張ユニッ
ト(ノード装置)、35〜38は光ファイバーケーブル
を用いて構成された伝送路、39はフレームの伝送速度
等を設定するノード管理プロセッサ、40,41は基本
ユニット31の端末インタフェース、42は基本ユニッ
ト31の拡張インタフェース、43はノード管理バス、
44はデータバスである。また、45,46,49,5
0,53,54は拡張ユニットの端末インタフェース、
47,51,56は拡張ユニットの拡張インタフェー
ス、48,52,57は拡張ユニットのデータバスであ
る。
【0021】また、図2は基本ユニット31における拡
張インタフェース42の詳細を示す構成図であり、図に
おいて、61は拡張ユニット34から伝送路38を介し
て光信号(フレーム)を受信すると、その光信号(フレ
ーム)を電気信号(フレーム)に変換する光/電気変換
部(受信手段)、62は光/電気変換部61により電気
信号に変換されたフレームからSOH(セクションオー
バーヘッド)を除去してペイロードを抽出する一方、多
重/分離部63により生成されたペイロードにSOHを
付加してフレームを生成するSTM−1フレーマ部(ペ
イロード抽出手段、フレーム生成手段)、63はSTM
−1フレーマ部62により抽出されたペイロードを構成
するデータスロットと信号スロットを分離し、そのデー
タスロット内のデータ及び信号スロット内の付加情報を
データバス44に出力する一方、端末装置65,66か
ら送信されたデータ及び付加情報をデータバス44から
受信すると、そのデータをデータスロットに挿入すると
ともに、その付加情報を信号スロットに挿入し、そのデ
ータスロットと信号スロットを多重化してペイロードを
生成する多重/分離部(ペイロード抽出手段、フレーム
生成手段)、64はSTM−1フレーマ部62により生
成されたフレームを電気信号から光信号に変換し、その
光信号(フレーム)を伝送路35を介して拡張ユニット
32に送信する電気/光変換部(送信手段)、65,6
6は端末装置である。
【0022】また、図3は拡張ユニット32における拡
張インタフェース47の詳細を示す構成図であり(ただ
し、他の拡張ユニット33,34における拡張インタフ
ェース51,56も同一構成である)、図において、7
1は基本ユニット31から伝送路35を介して光信号
(フレーム)を受信すると、その光信号(フレーム)を
電気信号(フレーム)に変換する光/電気変換部(受信
手段)、72は光/電気変換部71により電気信号に変
換されたフレームからSOHを除去してペイロードを抽
出する一方、多重/分離部73により生成されたペイロ
ードにSOHを付加してフレームを生成するSTM−1
フレーマ部(ペイロード抽出手段、フレーム生成手
段)、73はSTM−1フレーマ部72により抽出され
たペイロードを構成するデータスロットと信号スロット
を分離し、そのデータスロット内のデータ及び信号スロ
ット内の付加情報をデータバス48に出力する一方、端
末装置75,76から送信されたデータ及び付加情報を
データバス48から受信すると、そのデータをデータス
ロットに挿入するとともに、その付加情報を信号スロッ
トに挿入し、そのデータスロットと信号スロットを多重
化してペイロードを生成する多重/分離部(ペイロード
抽出手段、フレーム生成手段)、74はSTM−1フレ
ーマ部72により生成されたフレームを電気信号から光
信号に変換し、その光信号(フレーム)を伝送路36を
介して拡張ユニット33に送信する電気/光変換部(送
信手段)、75,76は端末装置である。
【0023】次に動作について説明する。基本ユニット
31におけるノード管理プロセッサ39がデータ伝送の
初期設定として、例えば、フレームの伝送方式としてS
DH方式(同期デジタル・ハイアラーキ)を採用すると
ともに、そのフレームの形態としてSTM−1フレーム
を採用し、フレームの伝送速度を155Mbit/sを
設定した場合について説明する。
【0024】このように初期設定された状態において、
例えば、基本ユニット31の端末インタフェース40に
接続されている端末装置65から拡張ユニット32の端
末インタフェース45に接続されている端末装置75に
データの付加情報を伝送する場合、まず、端末装置65
が端末インタフェース40を介してデータをデータバス
44に出力すると、多重/分離部63がそのデータをデ
ータバス44から受信し、そのデータをデータスロット
に挿入する。即ち、ペイロードは、図4に示すように、
複数のデータスロットと信号スロットから構成される
が、拡張ユニット34等が他の拡張ユニット33等にデ
ータを伝送するために、あるデータスロットにデータを
格納している場合があるので、データが格納されていな
い空き状態のデータスロットにデータを挿入する。
【0025】そして、多重/分離部63は、データスロ
ットにデータを挿入すると、データスロットと信号スロ
ット(信号スロットは、例えば、データスロットに挿入
するデータ以外の付加情報(例えば、ダイヤリング情
報)を伝送するエリアであり、データに付加情報を付け
て伝送する必要がある場合、端末装置がデータに対応す
る付加情報を出力し、その付加情報を信号スロットに挿
入する)を多重化してペイロードを生成する(図4を参
照)。そして、多重/分離部63がペイロードを生成す
ると、STM−1フレーマ部62が、SDH方式による
フレーム伝送の実施を可能にするため、多重/分離部6
3により生成されたペイロードにSOHを付加してフレ
ームを生成する(図4を参照)。
【0026】このようにして、フレームが生成される
と、電気/光変換部64が、そのフレームを電気信号か
ら光信号に変換したのち、その光信号(フレーム)を伝
送路35を介して拡張ユニット32に送信する。これに
より、その光信号(フレーム)は、伝送路35を介して
拡張ユニット32に送信され、拡張ユニット32の光/
電気変換部71が、その光信号(フレーム)を受信し、
その光信号(フレーム)を電気信号(フレーム)に変換
する。
【0027】そして、光/電気変換部71がフレームを
電気信号に変換すると、STM−1フレーマ部72が、
そのフレームからデータを取り出すことができるように
するため、そのフレームからSOHを除去してペイロー
ドを抽出する(図4を参照)。そして、STM−1フレ
ーマ部72がペイロードを抽出すると、多重/分離部7
3が、そのペイロードを構成するデータスロットと信号
スロットを分離する。そして、多重/分離部73は、デ
ータスロットと信号スロットを分離すると、そのデータ
スロット内のデータと、信号スロット内の付加情報をデ
ータバス48に出力し、そのデータと付加情報を端末イ
ンタフェース45に接続されている端末装置75に送信
する。
【0028】なお、多重/分離部73は、データスロッ
ト内のデータをデータバス48に出力する際、端末装置
75又は端末装置76からデータ伝送の要求がある場合
には、先に説明した基本ユニット31の拡張インタフェ
ース42における多重/分離部63と同様に、データが
格納されていない空き状態のデータスロットに、端末装
置75又は端末装置76から送信されたデータを挿入し
たのち、データスロットと信号スロットを多重化してペ
イロードを生成する(付加情報を送信する必要がある場
合には、その付加情報を信号スロットに挿入したのち、
データスロットと信号スロットを多重化する)。一方、
端末装置75又は端末装置76からデータ伝送の要求が
ない場合には、新たにデータスロットにデータを挿入す
ることなく、先に分離したデータスロットと信号スロッ
トを多重化してペイロードを生成する。以下、データを
送信する場合のSTM−1フレーマ部72及び電気/光
変換部74の動作は、基本ユニット31の拡張インタフ
ェース42におけるSTM−1フレーマ部62及び電気
/光変換部64の動作と同様であるため説明を省略す
る。
【0029】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、光/電気変換部71等により受信されたフレ
ームからSOHを除去してペイロードを抽出するととも
に、そのペイロードを構成するデータスロット内のデー
タを端末装置が接続されているデータバス48等に出力
する一方、端末装置から出力されたデータをデータバス
48等から受信すると、そのデータをデータスロットに
挿入してペイロードを生成するとともに、そのペイロー
ドにSOHを付加してフレームを生成するように構成し
たので、端末装置を増設する際に、端末装置をデータバ
ス48等に接続するだけで、端末装置を増設することが
できるようになり、その結果、端末装置の接続数が多重
/分離部73等の入出力ポート数によって制限されず、
容易に端末装置を増設することができる効果を奏する。
【0030】実施の形態2.上記実施の形態1では、ペ
イロードがデータスロットと信号スロットから構成され
ることを説明したが、この実施の形態2では、ペイロー
ドの構成を詳細に説明する。即ち、この実施の形態2で
は、図4に示すように、SOHが9列×9行のサイズで
あり、ペイロードが261列×9行のサイズである。そ
して、ペイロードは、従来のデータ伝送装置におけるペ
イロードのように、POH(パスオーバーヘッド)は付
加されておらず(図12を参照)、8個のデータスロッ
トと、1個の信号スロットが対を為し、261組のデー
タスロットと信号スロットの対が存在する。
【0031】従って、この実施の形態2におけるデータ
スロットの数としては、2088個(8×261個)で
あり、各データスロットには、0から2087の番号を
付けられている。これにより、STM−1フレームのペ
イロードは、64kbit/s信号換算で、2088回
線分のスロットを割り付けることができ、各端末装置が
許容する伝送速度に応じて自由にスロットを割り当てる
ことができる。
【0032】なお、データスロットと信号スロットは、
図5に示すように、8ビットで構成され、信号スロット
の各ビットが各データスロットに対応付けられている。
例えば、信号スロットのS0ビットがD0のデータスロ
ットに対応付けられており、信号スロットのS7ビット
がD7のデータスロットに対応付けられている。
【0033】以上で明らかなように、この実施の形態2
によれば、POHを付加せずにペイロードを生成するの
で、POHを付加する回路とPOHを除去する回路が不
要になり、回路構成を簡略化することができる効果を奏
する。また、データスロットと信号スロットを多重化し
てペイロードを生成するので、各データスロットごと
に、必要な付加情報を添付して伝送することができる効
果を奏する。
【0034】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3によるデータ伝送装置における基本ユニット31の
拡張インタフェース42の詳細を示す構成図であり、図
において、図2と同一符号は同一又は相当部分を示すの
で説明を省略する。81はマルチフレームを生成する
際、マルチフレームパルスをデータバス44に出力する
基本部、82は基本部81から出力されたマルチフレー
ムパルスをデータバス44から受信すると、そのマルチ
フレームパルスをコード化し、SOHのD1スロットに
そのコード化したデータを挿入するマルチフレーム信号
転送制御部、83はSOHのD1スロット内のデータを
再生するマルチフレーム同期保護部、84はマルチフレ
ームパルスに同期してフレームナンバーをカウントし、
フレームナンバーを出力するフレームカウンタ、85は
例えばフレームナンバーが“2”,“4”,“6”のと
きは自局戻り信号を出力し、フレームナンバーが
“1”,“3”,“5”のときは多重表示信号を出力す
るセレクタ、86は多重/分離部63から出力された制
御信号に基づいて自局戻り信号又は多重表示信号を挿入
するデータスロットを指示するタイムスロット、87は
多重/分離部63により生成されたペイロード内のデー
タスロットに自局戻り信号又は多重表示信号を挿入する
セレクタである。
【0035】また、図7はこの発明の実施の形態3によ
るデータ伝送装置における拡張ユニット32の拡張イン
タフェース47の詳細を示す構成図であり(ただし、他
の拡張ユニット33,34における拡張インタフェース
51,56も同一構成である)、図において、図3と同
一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
91はSOHのD1スロット内のデータを再生するとと
もに、D1スロット内のデータを再生するごとにパルス
信号を出力するマルチフレーム同期保護部、92はマル
チフレーム同期保護部91から出力されたパルス信号を
受信すると、そのパルス信号に同期してフレームナンバ
ーをカウントし、フレームナンバーを出力するフレーム
カウンタ、93は例えばフレームナンバーが“2”,
“4”,“6”のときは自局戻り信号を出力し、フレー
ムナンバーが“1”,“3”,“5”のときは多重表示
信号を出力するセレクタ、94は多重/分離部73から
出力された制御信号に基づいて自局戻り信号又は多重表
示信号を挿入するデータスロットを指示するタイムスロ
ット、95は多重/分離部73により生成されたペイロ
ード内のデータスロットに自局戻り信号又は多重表示信
号を挿入するセレクタである。
【0036】次に動作について説明する。例えば、基本
ユニット31がマルチフレームを生成して、拡張ユニッ
ト32の端末インタフェース45に接続されている端末
装置75にデータを伝送する場合、まず、多重/分離部
63が、上記実施の形態1と同様に、端末装置65等か
ら出力されたデータをデータスロットに挿入してペイロ
ードを生成するが、マルチフレームを生成する場合に
は、基本部81がマルチフレームの数だけマルチフレー
ムパルスをデータバス44に出力する。
【0037】そして、基本部81がマルチフレームパル
スをデータバス44に出力すると、マルチフレーム信号
転送制御部82が、そのマルチフレームパルスをコード
化し、SOHのD1スロットにそのコード化したデータ
を挿入する(図8を参照)。即ち、マルチフレーム信号
転送制御部82は、当該フレームがマルチフレームの先
頭フレームである場合には(最初にマルチフレームパル
スを受信した場合)、SOHのD1スロットに、例え
ば、“00000000”のデータを挿入し、当該フレ
ームがマルチフレームの先頭フレームでない場合には
(マルチフレームパルスが2個目以降の場合)、SOH
のD1スロットに、例えば、“11111111”のデ
ータを挿入する。
【0038】また、フレームカウンタ84は、基本部8
1がマルチフレームパルスをデータバス44に出力する
と、そのマルチフレームパルスに同期してフレームナン
バーをカウントし、フレームナンバーを出力する。例え
ば、マルチフレームを6フレーム構成とする場合には、
“1”〜“6”のフレームナンバーを出力する。そし
て、セレクタ85は、例えば、フレームカウンタ84が
“2”,“4”,“6”のフレームナンバーを出力する
場合には、自局戻り信号を出力し、フレームカウンタ8
4が“1”,“3”,“5”のフレームナンバーを出力
する場合には、多重表示信号(端末装置からデータを送
信するときに挿入する信号)を出力する。
【0039】ここで、自局戻り信号は、基本ユニット3
1に接続された端末装置65,66が出力したデータ
が、正常に拡張ユニット32等が受信したか否かを判断
するための信号であり、正常に拡張ユニット32等が受
信した場合には、自局戻り信号が他のデータに書き換え
られ、正常に拡張ユニット32等が受信しない場合に
は、自局戻り信号が他のデータに書き換えられずに、そ
のまま基本ユニット31に戻ってくるので、自局戻り信
号を挿入することにより、正常に拡張ユニット32等が
受信したか否かを判断することができる。
【0040】そして、セレクタ87は、セレクタ85か
ら自局戻り信号が出力されると、多重/分離部63によ
り生成されたペイロード内のデータスロットに自局戻り
信号を挿入し、セレクタ85から多重表示信号が出力さ
れると、多重/分離部63により生成されたペイロード
内のデータスロットに多重表示信号を挿入する。これに
より、フレームナンバーが“2”,“4”,“6”のフ
レームのデータスロットには自局戻り信号が挿入され、
フレームナンバーが“1”,“3”,“5”のフレーム
のデータスロットには、多重表示信号が挿入されること
になる。なお、自局戻り信号又は多重表示信号を挿入す
るデータスロットの識別は、タイムスロット86の指示
を受けることにより行い、タイムスロット86は、多重
/分離部63から出力された制御信号に基づいて自局戻
り信号又は多重表示信号を挿入するデータスロットを指
示する。
【0041】このようにして、データスロットに自局戻
り信号又は多重表示信号が挿入されると、STM−1フ
レーマ部62が、上記実施の形態1と同様の手法で、マ
ルチフレームを生成し、電気/光変換部64が、マルチ
フレームを光信号に変換して拡張ユニット32に送信す
る。
【0042】そして、拡張ユニット32の光/電気変換
部71が電気信号のマルチフレームに変換し、STM−
1フレーマ部72が、上記実施の形態1と同様にして、
ペイロードを抽出すると、マルチフレーム同期保護部9
1が、SOHのD1スロット内のデータを再生し、その
データを再生するごとにパルス信号を出力する。そし
て、その再生されたデータは多重/分離部73に出力さ
れ、多重/分離部73は当該フレームがマルチフレーム
に係るものであること認識するとともに、どのフレーム
がマルチフレームの先頭フレームであるかを認識する。
【0043】そして、マルチフレーム同期保護部91か
らパルス信号が出力されると、フレームカウンタ92
が、そのパルス信号に同期してフレームナンバーをカウ
ントし、フレームナンバーを出力するが、当該マルチフ
レームが正常に伝送された場合には、上述したように、
マルチフレーム内のデータは端末装置75宛のデータで
あるので、SOHのD1スロット内のデータ、即ち、自
局戻り信号を他のデータに変更するため、セレクタ93
が、フレームナンバーが“2”,“4”,“6”のと
き、多重表示信号を出力する。なお、フレームナンバー
が“2”,“4”,“6”のフレームのデータスロット
にデータ(端末装置75,65から出力されたデータ)
を挿入する必要がある場合には、基本ユニットが使用す
る“00000000”以外の自局戻り信号、例えば、
“00001111”の自局戻り信号を出力する。
【0044】そして、セレクタ95は、セレクタ93か
ら自局戻り信号が出力されると、多重/分離部73によ
り生成されたペイロード内のデータスロットに自局戻り
信号を挿入し、セレクタ93から多重表示信号が出力さ
れると、多重/分離部73により生成されたペイロード
内のデータスロットに多重表示信号を挿入する。なお、
自局戻り信号又は多重表示信号を挿入するデータスロッ
トの識別は、タイムスロット94の指示を受けることに
より行い、タイムスロット94は、多重/分離部73か
ら出力された制御信号に基づいて自局戻り信号又は多重
表示信号を挿入するデータスロットを指示する。
【0045】このようにして、データスロットに自局戻
り信号又は多重表示信号が挿入されると、STM−1フ
レーマ部72が、上記実施の形態1と同様の手法で、マ
ルチフレームを生成し、電気/光変換部74が、マルチ
フレームを光信号に変換して拡張ユニット33に送信す
る。そして、そのマルチフレームが一巡して、基本ユニ
ット31が受信すると、マルチフレーム同期保護部83
が、SOHのD1スロット内のデータを再生し、そのデ
ータを多重/分離部63に出力する。
【0046】そして、SOHのD1スロット内のデータ
が出力されると、多重/分離部63が、そのデータを自
局戻り信号と比較し、そのデータが自局戻り信号と一致
しない場合には、マルチフレーム内のデータが正常に端
末装置75に伝送されたものと判断する。一方、そのデ
ータが自局戻り信号と一致する場合には、マルチフレー
ム内のデータが正常に端末装置75に伝送されていない
ものと判断する。
【0047】以上で明らかなように、この実施の形態3
によれば、フレームを生成する際、SOHのD1スロッ
トに当該フレームがマルチフレームの先頭フレームであ
ることを示すデータを挿入するように構成したので、拡
張ユニット等から伝送されたフレームがマルチフレーム
に係るものであることを認識することができるととも
に、どのフレームがマルチフレームの先頭フレームであ
るかを認識することができる効果を奏する。また、ペイ
ロードを生成する際、自局戻り信号をデータスロットに
挿入するように構成したので、マルチフレームの通信異
常を認識することができる効果を奏する。
【0048】実施の形態4.図9はこの発明の実施の形
態4によるデータ伝送装置における拡張ユニット32の
拡張インタフェース47の詳細を示す構成図であり(た
だし、他の拡張ユニット33,34における拡張インタ
フェース51,56も同一構成である)、図において、
図3と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省
略する。101はSTM−1フレーマ部72の高速クロ
ックに同期してペイロードが書き込まれ、多重/分離部
73の低速クロックに同期してペイロードが読み出され
る2ポートメモリ、102は多重/分離部73の低速ク
ロックに同期してデータスロットが書き込まれ、STM
−1フレーマ部72の高速クロックに同期してデータス
ロットが読み出される2ポートメモリ、103は多重/
分離部73の低速クロックに同期して信号スロットが書
き込まれ、STM−1フレーマ部72の高速クロックに
同期して信号スロットが読み出される2ポートメモリ、
104は多重/分離部73から出力される制御信号に基
づいてデータスロット及び信号スロットを2ポートメモ
リ102,103から読み出し、データスロットと信号
スロットを多重化するセレクタである。
【0049】次に動作について説明する。上記実施の形
態1では、STM−1フレーマ部72と多重/分離部7
3が直接接続されてペイロードを送受信するものについ
て示したが、図9に示すように、STM−1フレーマ部
72と多重/分離部73の間に、2ポートメモリ10
1,102,103を設けるようにしてもよい。
【0050】即ち、基本ユニット又は他の拡張ユニット
からデータ及び付加情報を受信する場合には、2ポート
メモリ101へのペイロードの書き込みをSTM−1フ
レーマ部72の高速クロックに同期して実施し、2ポー
トメモリ101からペイロードの読み出しを多重/分離
部73の低速クロックに同期して実施する。これによ
り、データバス44、端末インタフェース45,46及
び端末装置75,76が高速動作できない場合でも、端
末装置75,76がデータ及び付加情報を受信すること
ができるようになる。
【0051】一方、端末装置75,76からデータ及び
付加情報を送信する場合には、2ポートメモリ102へ
のデータスロットの書き込みを多重/分離部73の低速
クロックに同期して実施するとともに、2ポートメモリ
103への信号スロットの書き込みを多重/分離部73
の低速クロックに同期して実施し、また、2ポートメモ
リ102からデータスロットの読み出しをSTM−1フ
レーマ部72の高速クロックに同期して実施するととも
に、2ポートメモリ103から信号スロットの読み出し
をSTM−1フレーマ部72の高速クロックに同期して
実施する。これにより、データバス44、端末インタフ
ェース45,46及び端末装置75,76が高速動作で
きない場合でも、端末装置75,76がデータ及び付加
情報を送信することができるようになる。なお、この実
施の形態4では、セレクタ104がデータスロットと信
号スロットを多重化するようにしているが、上記実施の
形態1と同様に、多重/分離部73が多重化するように
してもよい。
【0052】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、受信
手段により受信されたフレームからセクションオーバー
ヘッドを除去してペイロードを抽出するとともに、その
ペイロードを構成するデータスロット内のデータを端末
装置が接続されているデータバスに出力する一方、端末
装置から出力されたデータをデータバスから受信する
と、そのデータをデータスロットに挿入してペイロード
を生成するとともに、そのペイロードにセクションオー
バーヘッドを付加してフレームを生成するように構成し
たので、端末装置を増設する際に、端末装置をデータバ
スに接続するだけで、端末装置を増設することができる
ようになり、その結果、端末装置の接続数が多重/分離
部の入出力ポート数によって制限されず、容易に端末装
置を増設することができる効果がある。
【0053】この発明によれば、ペイロードを生成する
際、データスロットと信号スロットを多重化してペイロ
ードを生成するように構成したので、各データスロット
ごとに、必要な付加情報を添付して伝送することができ
る効果がある。
【0054】この発明によれば、データスロット内のデ
ータをデータバスに出力する際、ペイロードを構成する
データスロットと信号スロットを分離するように構成し
たので、データと付加情報を別々に、端末装置に送信す
ることができるようになり、その結果、端末装置におけ
るデータと付加情報の分離処理が不要になる効果があ
る。
【0055】この発明によれば、フレームを生成する
際、セクションオーバーヘッド内のスロットに当該フレ
ームがマルチフレームの先頭フレームであることを示す
データを挿入するように構成したので、拡張ユニット等
から伝送されたフレームがマルチフレームに係るもので
あることを認識することができるとともに、どのフレー
ムがマルチフレームの先頭フレームであるかを認識する
ことができる効果がある。
【0056】この発明によれば、データスロット内のデ
ータをデータバスに出力する際、セクションオーバーヘ
ッド内のスロットに当該フレームがマルチフレームの先
頭フレームであることを示すデータが挿入されているか
否かを判定するように構成したので、当該フレームがマ
ルチフレームに係るものであることを認識することがで
きるとともに、どのフレームがマルチフレームの先頭フ
レームであるかを認識することができる効果がある。
【0057】この発明によれば、ペイロードを生成する
際、自局戻り信号をデータスロットに挿入するように構
成したので、マルチフレームの通信異常を認識すること
ができる効果がある。
【0058】この発明によれば、フレーム生成手段によ
り挿入された自局戻り信号がデータスロットに存在する
場合には、通信異常の発生を認知するように構成したの
で、必要に応じて、データを再送することができる効果
がある。
【0059】この発明によれば、フレームを生成する
際、一旦、低速クロックに同期してペイロードをメモリ
に格納し、高速クロックに同期してそのメモリからペイ
ロードを取得してフレームを生成するように構成したの
で、端末装置及びデータバスが高速動作できない場合で
も、端末装置がデータを送信することができる効果があ
る。
【0060】この発明によれば、データスロット内のデ
ータをデータバスに出力する際、一旦、高速クロックに
同期してペイロードをメモリに格納し、低速クロックに
同期してそのメモリからペイロードを取得してデータス
ロット内のデータを送信するように構成したので、端末
装置及びデータバスが高速動作できない場合でも、端末
装置がデータを受信することができる効果がある。
【0061】この発明によれば、フレーム生成手段が生
成するフレームの形態としては、SDH方式の伝送方式
に適用されるSTM−1フレームを採用し、各ノード装
置を接続する伝送路としては、光ファイバーケーブルを
採用するように構成したので、回路構成を複雑にするこ
となく、容易に端末装置を増設することができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるデータ伝送装
置を示す構成図である。
【図2】 基本ユニットにおける拡張インタフェースの
詳細を示す構成図である。
【図3】 拡張ユニットにおける拡張インタフェースの
詳細を示す構成図である。
【図4】 STM−1フレームの内容を説明する説明図
である。
【図5】 データスロット及び信号スロットの構成を示
す説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態3によるデータ伝送装
置における基本ユニットの拡張インタフェースの詳細を
示す構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態3によるデータ伝送装
置における拡張ユニットの拡張インタフェースの詳細を
示す構成図である。
【図8】 SOHの構成を示す説明図である。
【図9】 この発明の実施の形態4によるデータ伝送装
置における拡張ユニットの拡張インタフェースの詳細を
示す構成図である。
【図10】 従来のデータ伝送装置を示す構成図であ
る。
【図11】 ノード装置の詳細構成を示す構成図であ
る。
【図12】 ペイロードの構成を示す説明図である。
【符号の説明】
31 基本ユニット(ノード装置)、32〜34 拡張
ユニット(ノード装置)、35〜38 伝送路(光ファ
イバーケーブル)、44,48,52,57データバ
ス、61,71 光/電気変換部(受信手段)、62,
72 STM−1フレーマ部(ペイロード抽出手段、フ
レーム生成手段)、63,73 多重/分離部(ペイロ
ード抽出手段、フレーム生成手段)、64,74 電気
/光変換部(送信手段)、65,66,75,76 端
末装置。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つ以上の端末装置が接続さ
    れた複数のノード装置と、上記複数のノード装置をルー
    プ状に接続する伝送路とを備えたデータ伝送装置におい
    て、各ノード装置は、他のノード装置からフレームを受
    信する受信手段と、上記受信手段により受信されたフレ
    ームからセクションオーバーヘッドを除去してペイロー
    ドを抽出するとともに、そのペイロードを構成するデー
    タスロット内のデータを端末装置が接続されているデー
    タバスに出力するペイロード抽出手段と、端末装置から
    出力されたデータをデータバスから受信すると、そのデ
    ータをデータスロットに挿入してペイロードを生成する
    とともに、そのペイロードにセクションオーバーヘッド
    を付加してフレームを生成するフレーム生成手段と、上
    記フレーム生成手段により生成されたフレームを他のノ
    ード装置に送信する送信手段とを備えたことを特徴とす
    るデータ伝送装置。
  2. 【請求項2】 フレーム生成手段は、ペイロードを生成
    する際、データスロットと信号スロットを多重化してペ
    イロードを生成することを特徴とする請求項1記載のデ
    ータ伝送装置。
  3. 【請求項3】 ペイロード抽出手段は、データスロット
    内のデータをデータバスに出力する際、ペイロードを構
    成するデータスロットと信号スロットを分離することを
    特徴とする請求項2記載のデータ伝送装置。
  4. 【請求項4】 フレーム生成手段は、フレームを生成す
    る際、セクションオーバーヘッド内のスロットに当該フ
    レームがマルチフレームの先頭フレームであることを示
    すデータを挿入することを特徴とする請求項1から請求
    項3のうちのいずれか1項記載のデータ伝送装置。
  5. 【請求項5】 ペイロード抽出手段は、データスロット
    内のデータをデータバスに出力する際、セクションオー
    バーヘッド内のスロットに当該フレームがマルチフレー
    ムの先頭フレームであることを示すデータが挿入されて
    いるか否かを判定することを特徴とする請求項4記載の
    データ伝送装置。
  6. 【請求項6】 フレーム生成手段は、ペイロードを生成
    する際、自局戻り信号をデータスロットに挿入すること
    を特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1
    項記載のデータ伝送装置。
  7. 【請求項7】 ペイロード抽出手段は、フレーム生成手
    段により挿入された自局戻り信号がデータスロットに存
    在する場合には、通信異常の発生を認知することを特徴
    とする請求項6記載のデータ伝送装置。
  8. 【請求項8】 フレーム生成手段は、フレームを生成す
    る際、一旦、低速クロックに同期してペイロードをメモ
    リに格納し、高速クロックに同期してそのメモリからペ
    イロードを取得してフレームを生成することを特徴とす
    る請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載のデ
    ータ伝送装置。
  9. 【請求項9】 フレーム抽出手段は、データスロット内
    のデータをデータバスに出力する際、一旦、高速クロッ
    クに同期してペイロードをメモリに格納し、低速クロッ
    クに同期してそのメモリからペイロードを取得してデー
    タスロット内のデータを送信することを特徴とする請求
    項1から請求項7のうちのいずれか1項記載のデータ伝
    送装置。
  10. 【請求項10】 フレーム生成手段が生成するフレーム
    の形態としては、SDH方式の伝送方式に適用されるS
    TM−1フレームを採用し、各ノード装置を接続する伝
    送路としては、光ファイバーケーブルを採用することを
    特徴とする請求項1から請求項9のうちのいずれか1項
    記載のデータ伝送装置。
JP10009138A 1998-01-20 1998-01-20 データ伝送装置 Pending JPH11205364A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7630414B2 (en) 2001-04-26 2009-12-08 International Business Machines Corporation Multiple low-speed into single high-speed SDH/SONET channel mapper/framer device and method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7630414B2 (en) 2001-04-26 2009-12-08 International Business Machines Corporation Multiple low-speed into single high-speed SDH/SONET channel mapper/framer device and method

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