JPH09318901A - 光偏向装置 - Google Patents

光偏向装置

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JPH09318901A
JPH09318901A JP8153023A JP15302396A JPH09318901A JP H09318901 A JPH09318901 A JP H09318901A JP 8153023 A JP8153023 A JP 8153023A JP 15302396 A JP15302396 A JP 15302396A JP H09318901 A JPH09318901 A JP H09318901A
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JP
Japan
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optical
motor
optical box
elastic member
vibration
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Application number
JP8153023A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka No
芳孝 能
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH09318901A publication Critical patent/JPH09318901A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント時にモータ駆動部を高速で回転させ
ても、その振動が軽減されて良好な画像を印字可能とす
る。 【構成】 プリント時にはレーザー出力装置からレーザ
ー光がポリゴンミラー21へ出射されるが、ポリゴンミ
ラー21は高速で回転しているためにモータ24の回転
部には振動が発生し、この振動が光学箱20に設けたモ
ータ取付基準面26aに伝播して微小量の変位が発生す
る。このとき、モータ24の取付基準面26aに相対し
て挟着されて弾性変形している弾性部材26により、光
学箱20に設けた位置決め溝部26bから取付基準面2
6aに対して常時軽押圧力が付勢されているので、微小
量の変位は回避され振動も軽減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザービームプ
リンタやレーザーファクシミリに用いられる光偏向装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の光偏向装置の平面図を示
し、図8は光路に沿った断面図を示している。装置本体
の光学箱1には、レーザー光を出射するレーザー光源2
が設けられ、レーザー光の光路上には、レーザー光を線
状に集光するシリンドリカルレンズ3、レーザー光を偏
向するポリゴンミラー4が配置されており、ポリゴンミ
ラー4は高速回転するモータ5に連結されている。
【0003】ポリゴンミラー4の反射方向の光路上に
は、幅広の走査レンズ6と折り返しミラー7が配置され
ており、折り返しミラー7の反射方向の光学箱1の下方
には感光ドラム8が配設されている。また、走査レンズ
6と折り返しミラー7の間の端部には、走査レーザー光
の一部を反射する同期ミラー9が配置され、同期ミラー
9の反射方向のレーザー光の走査範囲の外側には、同期
レンズ10、CCD等の光センサを有する同期センサユ
ニット11が配置されている。
【0004】光偏向装置であるこのような光学部材を固
定した光学箱1は、レーザービームプリンタ本体の光学
スティ12の所定位置にセットされ、光学箱1に設けら
れた取付固定部1a、1bがビス等を用いて光学スティ
12上に取り付けられている。
【0005】このような構成において、レーザー光源2
から出射されたレーザー光は、シリンドリカルレンズ3
により線状にポリゴンミラー4上に集光され、高速回転
するポリゴンミラー4によって偏向されて、走査レンズ
6、折り返しミラー7を介して感光ドラム8上を高速で
走査される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年は
画像の高精細度化のためにモータ駆動の回転数が高速化
される傾向があり、上述のような従来例においては、モ
ータ駆動の振動が光学箱1から光学部品に伝播して画像
不良が発生するという問題が生じている。従って、その
対策として光学箱1の剛性の向上を図ったり、ポリゴン
ミラー4に重りを貼り付けて、使用時と同程度の回転数
で高速回転させながら動バランスの調整を行っている。
【0007】しかし、リブを追加する程度の光学箱1の
剛性向上では大幅な改善は期待できず、高剛性の樹脂材
料や金属材料を使用する必要が生ずるためにコストアッ
プとなり、更に高速回転時での動バランスの調整作業が
難しく、作業効率が低下するという問題も発生する。
【0008】本発明の目的は、上述した問題点を解消
し、プリント時にモータ駆動部を高速で回転させても、
その振動を軽減して良好な画像の印字が可能な光偏向装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る光偏向装置は、半導体レーザーユニット
から出射したレーザービームをモータ駆動部に装着した
ポリゴンミラーで偏向し、走査レンズで結像して感光体
に走査する光偏向装置において、前記半導体レーザーユ
ニット、モータ駆動部を固定する光学箱と該光学箱を固
定する本体スティとの間に、振動伝達を吸収するために
弾性部材を挟着したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図6に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は第1の実施例の断
面図を示し、図2は拡大図である。装置本体の光学箱2
0には、ポリゴンミラー21、走査レンズ22、折り返
しミラー23等が配置されており、ポリゴンミラー21
は駆動モータ24に連結されている。そして、光学箱2
0は光学スティ25に図3に示すような円筒形状の弾性
部材26を介して固定されている。
【0011】光学箱20の内面に駆動モータ24を取り
付けるための円環状の取付基準面26aが設けられ、こ
の取付基準面26aに相対する位置の光学箱20の底面
に、弾性部材26を圧入して位置決めするための位置決
め溝部26bが設けられている。
【0012】弾性部材26は振動に対して減衰効果を有
するゴム系の合成樹脂等の部材で形成され、光学箱20
の位置決め溝部26bに、自重で落下することがない程
度に軽く圧入されており、光学スティ25に光学箱20
を取付ける際には、弾性部材26を光学箱20と光学ス
ティ25との間に挟着して弾性変形させ、光学箱20を
図7に示すような取付固定部11a、11bによりビス
を用いて光学スティ25に固定している。
【0013】上述の構成において、プリント時にはレー
ザー出力装置からレーザー光がポリゴンミラー21へ出
射されるが、ポリゴンミラー21は高速で回転している
ために、モータ24の回転部に振動が発生し、この振動
が光学箱20に設けたモータ24の取付基準面26aに
伝播して微小量の変位が発生する。このとき、モータ2
4の取付基準面26aに相対して挟着され弾性変形して
いる弾性部材26により、微小量の変位は回避され振動
も軽減される。
【0014】なお、弾性部材26を挟着している押圧力
は大き過ぎると光学箱20自体が変形するので、光学箱
20の材質や強度によっても異なるが、押圧力は数10
g程度が好適であり、また弾性部材26のばね定数は小
さい方が弾性部材26の寸法のばらつきを吸収するため
には良好である。このような弾性部材26を使用するこ
とにより、モータ24が高速で回転しても、その振動が
光学箱20を介して内部の光学部品へ伝播されることを
防止することができる。
【0015】図4は第2の実施例の断面図を示し、板金
のプレス材により形成した図5に示すような形状の板ば
ねから成る弾性部材30が使用されている。その他の構
成は第1の実施例と同様であり、図2と同じ符号は同じ
部材を表している。この弾性部材30は円周上に複数個
の脚部30aを形成して光学箱20に押圧力を付加する
形状なので、脚部30aの個数、ばね材の板厚、ばね材
の材質を変えることにより、ばね定数を簡便に変更する
ことができ、設計の自由度が大きくなる。
【0016】図6は第3の実施例の断面図を示し、弾性
部材として市販のコイルスプリングから成る弾性部材4
0が使用されており、最も低コストで実現可能であっ
て、先の実施例と同様の効果が得られる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る光偏向
装置は、光学箱と光学スティとの間に弾性部材を挟着す
ることにより、モータ駆動部が高速回転時に発生する振
動を軽減することができ、光学部品への振動の伝播を防
止して良好な印字画像を得ることができる。更に、組立
時に調整取付けが不要なので組立作業が簡略化され、光
学箱の材質や肉厚をそのままにして、モータの高速回転
に対応させることができかつ低コスト化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の断面図である。
【図2】図1の拡大断面図である。
【図3】弾性部材の斜視図である。
【図4】第2の実施例の断面図である。
【図5】弾性部材の斜視図である。
【図6】第3の実施例の断面図である。
【図7】従来例の光偏向装置の平面図である。
【図8】断面図である。
【符号の説明】
20 光学箱 21 ポリゴンミラー 22 走査レンズ 23 折り返しミラー 24 モータ 25 光学スティ 26、30、40 弾性部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザーユニットから出射したレ
    ーザービームをモータ駆動部に装着したポリゴンミラー
    で偏向し、走査レンズで結像して感光体に走査する光偏
    向装置において、前記半導体レーザーユニット、モータ
    駆動部を固定する光学箱と該光学箱を固定する本体ステ
    ィとの間に、振動伝達を吸収するために弾性部材を挟着
    したことを特徴とする光偏向装置。
  2. 【請求項2】 前記光学箱を樹脂材料で形成し、前記弾
    性部材を位置決めするための位置決め溝部を、前記モー
    タ駆動部装着用のモータ取付面と相対する前記光学箱の
    底部に設けた請求項1に記載の光偏向装置。
JP8153023A 1996-05-24 1996-05-24 光偏向装置 Pending JPH09318901A (ja)

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