JPH09311629A - 紙片保定具 - Google Patents

紙片保定具

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JPH09311629A
JPH09311629A JP9064971A JP6497197A JPH09311629A JP H09311629 A JPH09311629 A JP H09311629A JP 9064971 A JP9064971 A JP 9064971A JP 6497197 A JP6497197 A JP 6497197A JP H09311629 A JPH09311629 A JP H09311629A
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JP
Japan
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permanent magnet
paper piece
guide plate
floating
paper
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JP9064971A
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Tatsu Kawabe
龍 川邊
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Yokoyama Iwao
Original Assignee
Yokoyama Iwao
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Publication date
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    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F1/00Cardboard or like show-cards of foldable or flexible material
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙片を紙片案内板と遊動永久磁石部材との間
で直立保定する際に、遊動永久磁石部材を紙片案内板に
磁着させたまま、紙片を両者の間に挿入して直立保定さ
せ、逆にその状態から、所望の紙片を簡単に抜き取るこ
とを可能にする。 【解決手段】 ベース板1、当該ベース板の上に斜めに
固定された弧状の非磁性材製紙片案内板3、当該紙片案
内板の凸出側面に固定された永久磁石4および、当該紙
片案内板の凹入面に、湾曲する外壁表面によって摺動自
在かつ回動自在に磁着する遊動永久磁石5とからで構成
される紙片保定具。ベース板25の上に斜設された非磁
性材製紙片案内板26、当該紙片案内板内に水平方向に
所定間隔を開けて埋設された複数個の永久磁石27及び
前記紙片案内板に、湾曲する外壁表面によって摺動自在
かつ回動自在に磁着する水平方向に所定間隔を有する複
数個の遊動永久磁石30とからで構成される紙片保定
具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は紙片を直立保定す
ることを目的とした紙片保定具に関し、特に永久磁石の
磁着力を利用して紙片を直立保定することを目的とした
紙片保定具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙片を直立に保持する技術として
は、永久磁石を利用したものが知られている。これは、
強磁性板と永久磁石駒との組み合わせとして広く知られ
ており、各種形態で使用されている。例えば鉄板製の掲
示板に、紙片を、永久磁石駒で固定する場合などがあ
る。
【0003】また、机の上に載置可能なバネ式のバイン
ダーに原稿、資料等の上端部を挟み込んで保持する技術
も知られている。
【0004】一方、レストランなどのテーブルの上に置
かれるメニュースタンドのように、溝部を有するベース
部材の上に、メニューなどが印刷されていて、一定の強
度を有する紙片を嵌め込んで直立保持させる技術も知ら
れている。
【0005】
【発明により解決すべき課題】前記従来の永久磁石を利
用した技術においては、紙片より大きい鉄板等の強磁性
板に、当該強磁性板の表面と平行であって一定程度の接
触面積を有する永久磁石駒で紙片を固定していた。そこ
で、紙片を固定する場合には、片方の手で紙片を保持し
つつ他方の手で永久磁石駒を強磁性板から外し、次いで
紙片を強磁性板に押さえ付けつつ紙片を永久磁石駒で強
磁性板に固定しなければならなかった。また、紙片を強
磁性板から取り外す場合には、まず片方の手で紙片を保
持しつつ、他方の手で永久磁石駒を強磁性板から外し
て、紙片を強磁性板から取り除かなければならなかっ
た。すなわち、片手で、紙片の直立保定、取り外しを行
うことはできなかった。また、複数枚の紙片を保定して
いる場合に、その中から必要な一枚だけを抜き取る事、
逆に、一枚だけ追加すべく差し込むことも、強磁性板に
永久磁石駒を磁着させたままでは行う事ができず、やは
り片手での操作は不可能であった。
【0006】更に、前記従来の永久磁石を利用した技術
においては、何れも紙片より大きい鉄板等の強磁性板へ
永久磁石駒で紙片を固定するものであり、机上に設置す
る場合には邪魔になるという問題点があった。
【0007】また、バネ式のバインダーを用いる場合
も、原稿、資料等の抜き差しを片手で行う事は困難であ
り、ワードプロセッサー、タイプ等の操作時に、短時間
で、簡単に原稿の抜き差しをおこなうことはできなかっ
た。
【0008】一方、レストランなどのテーブルの上に置
かれるメニュースタンドのように、溝部を有するベース
部材の上に、メニューなどが印刷されていて、一定の強
度を有する紙片を嵌め込んで直立保持させる技術におい
ては、紙片に一定の強度を持たせる必要があることか
ら、コストの削減が難しいという問題点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、ベース材上
に固定した非磁性材製の紙片案内板の一方の側面に永久
磁石を固定し、あるいは当該紙片案内板内に永久磁石を
埋設し、他方の側面に湾曲した外壁表面で当接する遊動
永久磁石を磁着させる構成を採用することによって、紙
片案内板の当該他方の側面に遊動永久磁石の湾曲面を磁
着させたまま、当該他方の側面と遊動永久磁石の湾曲面
との間に、紙片を挿脱可能にし、これによって前記従来
の問題点を解決したのである。ここで、固定あるいは埋
設される永久磁石、あるいは遊動永久磁石のいずれか一
方を強磁性部材によって構成しても、本発明の作用、効
果に相違はない。
【0010】なお、この明細書における遊動永久磁石、
遊動強磁性部材における「遊動」とは、永久磁石あるい
は強磁性部材を紙片案内板側面に磁着させ、また取り外
すことが可能である事、更には、永久磁石あるいは強磁
性部材を紙片案内板側面上において磁着させたまま上下
左右に自由に摺動させることが可能で、また側面上で磁
着させたまま自由に回動可能であることを意味してい
る。
【0011】また、この明細書における「紙片の直立保
定」の直立とは、垂直に紙片を保定する場合のみなら
ず、垂直線に対して5度乃至30度程度傾けて紙片を保
定する場合をも含むことを意味している。
【0012】すなわち、この発明が提案する第一の紙片
保定具は、ベース板の上方に固定された非磁性材製の紙
片案内板、当該紙片案内板の一側面に固定された、ある
いは当該紙片案内板内に埋設された永久磁石および、当
該紙片案内板の他側面に移動可能に磁着する遊動永久磁
石あるいは遊動強磁性部材とからで構成される紙片保定
具である。
【0013】また、この発明が提案する第二の紙片保定
具は、ベース板の上方に固定された非磁性材製の紙片案
内板、当該紙片案内板の一側面に固定された、あるいは
当該紙片案内板内に埋設された永久磁石、当該紙片案内
板の他側面に移動可能に磁着する遊動永久磁石あるいは
遊動強磁性部材および、前記紙片案内板の他側面に付設
された遊動永久磁石あるいは遊動強磁性部材の脱落防止
手段とからで構成される紙片保定具である。
【0014】前記本発明の第一の紙片保定具において
は、ベース板に、紙片及び遊動永久磁石が垂直方向に落
下あるいは脱落することを防止する役割を果たさせるこ
とができる。すなわち、直立保定すべき紙片の枚数が多
く、厚さが増したために十分な磁着力を発揮できない場
合、あるいは紙片が重くて磁力のみによって支えられな
い場合などに、紙片及び遊動永久磁石が垂直方向に落
下、脱落するのを防止する必要があるが、ベース板に所
定の幅を持たせることによって、この垂直方向への落
下、脱落を防止できるのである。
【0015】一方、紙片案内板をベース板の上方に斜め
に固定する構造を採用すれば、紙片案内板の傾斜と遊動
永久磁石あるいは遊動強磁性部材の磁着力とにより紙片
及び遊動永久磁石の垂直方向への落下、脱落を防止する
事ができるので、このような構造を採用することによっ
て、ベース板に紙片及び遊動永久磁石の垂直方向への落
下、脱落防止の役割を負わせる必要がなくなる。
【0016】また、前記本発明の第二の紙片保定具にお
いては、紙片案内板の遊動永久磁石あるいは遊動強磁性
部材が磁着する側面に、遊動永久磁石、遊動強磁性部材
の脱落防止手段が付設されているので、ベース材に落
下、脱落防止を担わせたり、紙片案内板をベース材上に
斜設すること等は、特に考慮する必要がなくなる。
【0017】前記本発明の第一、第二の紙片保定具にお
いて、遊動永久磁石あるいは遊動強磁性部材が磁着する
側面が凹入する弧状に紙片案内板を形成すれば、保定す
べき紙片の面積より極めて小さな面積からなる紙片案内
板であっても、紙片を直立に保定することができる。こ
のような平面(上方向)から見て紙片案内板背後側に湾
曲している弧状の紙片案内板を用いれば、紙片を湾曲さ
せて保定できるからである。
【0018】遊動永久磁石あるいは遊動強磁性部材が磁
着する側面を波状面にすることによっても同様の作用、
効果を得る事ができる。ただし、この場合には、固定さ
れている永久磁石と遊動永久磁石あるいは遊動強磁性部
材との間の間隔が大きくなると、磁着力が低下するので
注意を要する。
【0019】紙片案内板を、前記のように弧状に形成し
ない場合、すなわち平坦な紙片案内板を用いる場合であ
っても、紙片案内板の横方向左右に、紙片を湾曲して支
持する支持具を設ければ、同じように、保定すべき紙片
の面積より極めて小さな面積からなる紙片案内板によっ
て、紙片を直立に保定することができる。
【0020】すなわち、遊動永久磁石等が磁着する側面
が凹入する弧状に紙片案内板を形成し、当該紙片案内板
をベース板の上に斜めに固定し、更に、当該紙片案内板
の下端側に水平突状等の遊動永久磁石等の脱落防止手段
を設けておけば、最も効果的に、紙片案内板の面積より
はるかに大きい面積を有する紙片を、落下、脱落を防止
しつつ、当該紙片案内板の傾斜角度にそって直立に保定
できるのである。
【0021】前記本発明の第一、第二の紙片保定具にお
いて、遊動永久磁石あるいは遊動強磁性部材は、円盤形
状、球形、楕円球形、半円盤形状、半球形、半楕円球
形、断面円形あるいは断面楕円形の柱状体あるいは筒状
体などのように、湾曲する外壁表面によって紙片案内板
に当接する形状とすることが好ましい。このような形状
にすることによって、遊動永久磁石あるいは遊動強磁性
部材が紙片案内板の側面に接触する面積は極めて小さく
なる。この結果、遊動永久磁石、遊動強磁性部材と紙片
案内板の側面との間の抵抗も小さくなり、遊動永久磁
石、遊動強磁性部材は、紙片案内板側の永久磁石との間
の磁力によって紙片案内板側面に強く吸着されているに
もかかわらず、紙片案内板の側面上を上下左右に自由に
摺動可能であり、また側面上で自由に回動可能となる。
これによって、遊動永久磁石あるいは遊動強磁性部材を
紙片案内板に磁着させたまま、両者の間に、容易に、紙
片を挿入し、あるいは抜き取る事が可能になり、片手で
の紙片の保定、取り外しが可能となったのである。
【0022】前記のように、遊動永久磁石あるいは遊動
強磁性部材そのものを、湾曲する外壁表面によって紙片
案内板に当接する形状に構成することの他に、次のよう
に、遊動永久磁石あるいは遊動強磁性部材を構成するこ
とも可能である。すなわち、遊動永久磁石あるいは遊動
強磁性部材を、内部に永久磁石片あるいは強磁性部材片
を有する非磁性材製の球体、半球体、楕円球体あるいは
半楕円球体のいずれかにより構成すること、あるいは非
磁性材製の中空球体、中空半球体、中空楕円球体あるい
は中空半楕円球体のいずれかの内部に、永久磁石片ある
いは強磁性部材片を、遊動自在に封入することにより構
成することが可能である。これらのいずれによっても、
遊動永久磁石あるいは遊動強磁性部材が紙片案内板側面
に当接する部分は湾曲した形状となっており、また、紙
片案内板の一方の側面に固定されたあるいは紙片案内板
内に埋設された永久磁石との間での磁着力を利用する事
ができる。そして、前述したように、遊動永久磁石ある
いは遊動強磁性部材を紙片案内板に磁着させたまま、両
者の間に、容易に、紙片を挿入し、あるいは抜き取る事
が可能である。
【0023】前記において、紙片案内板側に永久磁石を
固定あるいは埋設する一方、遊動永久磁石として、充実
した非磁性材製の球体、半球体、楕円球体あるいは半楕
円球体内に永久磁石片を内在させて構成する場合、永久
磁石片等を偏心して内在させておけば、湾曲した外壁表
面の側が、必ず、紙片案内板側面に当接するように調整
することや、紙片案内板側の永久磁石との間の磁着力を
調整することが可能になる。
【0024】また、充実した非磁性材製の球体等におい
て、外壁表面の一部を永久磁石片あるいは強磁性部材片
で構成することによって遊動永久磁石あるいは遊動強磁
性部材を構成することも可能である。
【0025】一方、このような構成において、特に、永
久磁石片を充実球体等内に偏心して存在させる場合であ
って、紙片案内板の一方の側面に固定されている、ある
いは紙片案内板内に埋設されているものも永久磁石であ
る時には、互いの極性を考慮して、すなわち、両者が吸
着し合う方向を考慮して紙片案内板側の永久磁石の固
定、埋設、あるいは遊動永久磁石側の永久磁石の配置を
考える必要があるため、製品の組み立て作業が煩雑にな
るという不都合が生じ得る。
【0026】中空の球体等の中に、永久磁石片を遊動自
在に封入して遊動永久磁石を構成した場合には、このよ
うな不都合は生じない。すなわち、紙片案内板側の永久
磁石と吸着し合う時に、中空球体等の中にあって自由に
運動できる永久磁石片が、吸着できる方向に、自ら、姿
勢を整えるからである。
【0027】前記においては、非磁性材製の紙片案内板
の一側面に永久磁石を固定し、当該紙片案内板の他側面
に、移動可能に、遊動永久磁石あるいは遊動強磁性部材
を磁着する構成を採用したが、これとは逆に、非磁性材
製の紙片案内板の一側面に強磁性部材を固定し、あるい
は紙片案内板の中に強磁性部材を埋設し、当該紙片案内
板の他側面には、移動可能に、遊動永久磁石を磁着する
構成を採用することも可能である。
【0028】本発明においては、紙片案内板の他側面側
(裏面側)に固定あるいは埋設する永久磁石は円盤その
他の形状が使用できるが、遊動永久磁石(又は強磁性
体)は、円盤形状又は球状非磁性体に円盤状永久磁石
(又は強磁性体)を埋設した形状が好ましい。何故なら
ば、固定永久磁石は磁力線を合理的に発生して遊動永久
磁石を強力に磁着できればよいけれども、遊動永久磁石
は、紙片の挿脱に際し比較的抵抗の少ないことが望まし
いからであり、抵抗の少ない典型的な形態は転動だから
である。
【0029】前述した本発明の紙片保定具は、机上に載
置し、壁に掛け又は永久磁石を付し直立強磁性板面に磁
着して使用することができる。
【0030】この発明が提案する第三の紙片保定具は、
ベース板の上方に斜設された非磁性材製の紙片案内板、
当該紙片案内板内に、水平方向に所定間隔を開けて埋設
された複数個の永久磁石および、前記紙片案内板の両側
面あるいは一側面に、水平方向に所定間隔を開けて、移
動可能に磁着する複数個の遊動永久磁石あるいは遊動強
磁性部材とからで構成される紙片保定具である。
【0031】ここで、遊動永久磁石あるいは遊動強磁性
部材は、断面円形あるいは楕円形の柱状部材、筒状部材
のように、湾曲する外壁表面によって紙片案内板に当接
する形状としたものである。遊動永久磁石あるいは遊動
強磁性部材の紙片案内板に当接する部分の形状を湾曲面
とした理由は、前記本発明の第一、第二の紙片保定具の
場合と同様である。
【0032】したがって、遊動永久磁石、遊動強磁性部
材の形状そのものをこのように構成する他に、遊動永久
磁石あるいは遊動強磁性部材を、内部に、所定間隔を隔
てて、複数個の永久磁石片あるいは強磁性部材片を有す
る断面円形あるいは断面楕円形の、非磁性材製の柱状体
から構成すること、あるいは、長手方向において内部が
複数区画に仕切られている断面円形あるいは断面楕円形
の非磁性材製中空筒状体の各区画ごとに、永久磁石片あ
るいは強磁性部材片を、遊動自在に封入して構成するこ
とも可能である。
【0033】この紙片保定具においては、紙片案内板内
に複数の永久磁石が所定間隔を開けて水平に配置され、
また紙片案内板に磁着する複数の遊動永久磁石もこれに
対応して所定間隔を開けて配置されているので、水平方
向における所定長さを有する遊動永久磁石等によって紙
片を直立保定する事ができる。紙片案内板内の複数の永
久磁石と、複数個の遊動永久磁石等との間の磁力を利用
するので、前記第一、第二の紙片保定具の場合よりも、
厚みがあり、また重量も重い紙片を直立保定するのに有
効である。また、この紙片保定具においては、ベース板
が、紙片及び遊動永久磁石等が垂直方向に落下あるいは
脱落することを防止する役割を担っている。
【0034】ここで、前記本発明の第一、第二の紙片保
定具の場合と同様に、非磁性材製の紙片案内板内に埋設
するものを、永久磁石でなく複数個の強磁性部材とし、
前記紙片案内板の両側面あるいは一側面に、水平方向に
所定間隔を開けて、移動可能に磁着させるものを複数個
の遊動永久磁石にすることも可能である。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明が提案する紙片保定具は、
ベース板1、当該ベース板1の上に斜めに固定された平
面(上方向)から見て弧状の非磁性材製紙片案内板3、
当該紙片案内板の凸面側に固定あるいは埋設された永久
磁石4および、当該紙片案内板の凹面側に、湾曲する外
壁表面によって摺動自在かつ回動自在に磁着する遊動永
久磁石5とからで構成される紙片保定具である。
【0036】本発明が提案する他の紙片保定具は、ベー
ス板25、当該ベース板25の上に斜めに固定された非
磁性材製紙片案内板26、当該紙片案内板内に水平方向
に所定間隔を開けて埋設された複数個の永久磁石27お
よび、当該紙片案内板の両面側あるいは一側面に、湾曲
する外壁表面によって摺動自在かつ回動自在に磁着す
る、水平方向に所定間隔を開けて配置された複数個の遊
動永久磁石30とからで構成される紙片保定具である。
【0037】
【実施例1】図1、図2、図3についてこの発明の実施
例を説明する。
【0038】非磁性材製(例えば、合成樹脂製)のベー
ス板1に支板2を直立設置し、該支板2に非磁性材製
(例えば、合成樹脂製)の紙片案内板3を傾斜して固定
する。前記紙片案内板3は平面(上方向)から見て支板
2側へ突出するように凹弧状に形成してある。
【0039】前記紙片案内板3の凸出面3aの側に位置
する支板2に円盤状の永久磁石4を固定すると共に、紙
片案内板3の凹入面3bに遊動永久磁石5を当接磁着さ
せたものである。図中6は永久磁石4のカバーであり、
ベース板1の一側には壁面等への取り付け用の永久磁石
片7が固定されている。
【0040】前記遊動永久磁石5は円盤状であるが、透
明合成樹脂製の球体8内へ埋設してあるので、全外形は
図2図示のように球状になっている。
【0041】前記実施例において、紙片9を矢示10の
ように押し込むと、円盤状の遊動永久磁石5を含む球体
8が、矢示11aの方向へ回転し、紙片9を容易に挿し
込むことができる。また紙片9を矢示12の方向へ引張
れば、円盤状の遊動永久磁石5を含む球体8は、矢示1
1bの方向へ回転し、容易に取外すことができる。すな
わち、紙片9の挿脱に際して、円盤状の遊動永久磁石5
を含む球体8を、紙片案内板3から引き離す必要がな
い。
【0042】前記において、円盤状の遊動永久磁石5を
含む球体8の重量が磁着力より大きくなると(例えば紙
片数が多くなった場合)、球体8は紙片9と共に、矢示
13のように落下して、紙片9を押えなくなる。そこで
紙片案内板3を傾斜(例えば10度傾斜)させて球体の
落下分力を小さくし、球体8が紙片案内板3に沿って自
動復帰できるようにしてある。
【0043】前記において、紙片9が複数枚あっても、
最前面の紙片9aは摩擦力が比較的小さい(遊動永久磁
石が回転するから)ので、紙片9aを矢示14のように
引上げても、次位の紙片9bは現位置に留る。すなわ
ち、直立保定されている複数の紙片の中から一枚のみ抜
き取る、あるいは一枚を新たに差し込む場合でも、遊動
永久磁石5をわざわざ取り外す必要がない。
【0044】本実施例においては、遊動永久磁石5は図
1、図2、図3に示されているように円盤形状のものが
使用されている。この場合、紙片案内板3側の永久磁石
4も図1、図3図示のように、円盤形状のものを用い、
支板2の裏面に、図1図示のように、垂直に取り付けな
ければ永久磁石4と遊動永久磁石5との間の磁着力が有
効に発揮されないので、注意を要する。この条件は、紙
片案内板側に固定されているものも、紙片を押さえる側
にも永久磁石が使用され、なおかつ両者が、円盤形状で
ある場合に、要求される条件である。
【0045】例えば、遊動永久磁石5が円盤形状であっ
ても、紙片案内板側に固定されるのが鉄板のような強磁
性部材である場合には、矩形の強磁性部材を用いて紙片
案内板の裏面側に固定しておくだけで十分である。
【0046】また、遊動永久磁石5として図4、図5、
図6図示のような球形あるいは半球形の永久磁石を用い
る場合には、矩形の永久磁石あるいは強磁性部材を用い
て紙片案内板3の裏面側に固定しておけば十分である。
【0047】図4図示の遊動永久磁石5は、非磁性材製
の球体5a内に永久磁石5bが埋め込まれているもので
ある。図5図示の遊動永久磁石5は、非磁性材製の半球
体5a内に永久磁石5bが埋め込まれているものであ
る。永久磁石5bを図示のように偏心させて存在させて
おけば、湾曲している球面5c側を紙片案内板に常に当
接させる事ができる。図6図示の遊動永久磁石5は、非
磁性材製の中空球体5a内に永久磁石片5bが、遊動自
在に封入されているものである。
【0048】図6図示の遊動永久磁石5を用いて紙片9
を保定する場合が図7に現されている。永久磁石片5b
は中空球体5a内で自由に動き回り、紙片案内板3の側
の永久磁石4の極性に合わせて互いに引き合い、紙片9
を保定することになる。図7の例では、紙片案内板3
は、平坦面3aとその後ろ側を構成する背後部3bとで
構成され、永久磁石4はこの背後部3bに埋設されてい
る。背後部3bをキャラクター商品の形状にしたり、様
々な置物の形状にして視覚的に楽しむ事もできる。ま
た、図6図示の中空遊動永久磁石5内に、永久磁石片5
bと共に鈴を封入し、音を発生させて聴覚的に楽しむ事
もできる。
【0049】遊動永久磁石5の形状、構成は、図1〜図
3、図4、図5、図6図示のものに限られず、紙片案内
板にその湾曲した外壁表面で接する形状であれば、永久
磁石そのものを円盤形状、球形、楕円球形、半円盤形
状、半球形、半楕円球形、断面円形あるいは断面楕円形
の柱状体、筒状体にするものの他、球体等の内部に永久
磁石片を埋設する場合、中空球体等の中に遊動自在に永
久磁石片を封入する場合など様々な構成を採用し得る。
【0050】紙片案内板3は、図7のように平坦に構成
する場合はもちろん、図1乃至図3図示のように遊動永
久磁石5が磁着する側面が凹入するように弧状に形成す
る事もできる。図1乃至図3図示のような弧状の紙片案
内板3を用いた方が紙片案内板3の面積より大きい面積
を有する紙片9を直立保定する上では好ましい。
【0051】以上の説明では、紙片案内板3に永久磁石
4を固定し、遊動永久磁石5としても永久磁石を用いた
が、どちらか一方を鉄などの強磁性部材で構成すること
も可能である。ただし、一定程度の厚さ、重みを有する
紙片を直立保定する上では、磁力の観点から、両者とも
永久磁石とすることが好ましい。
【0052】
【実施例2】この発明の他の実施例を図8、図9につい
て説明する。
【0053】非磁性材製(例えば、合成樹脂製)のベー
ス板1に、平面(上方向)から見て弧状の非磁性材製
(例えば、合成樹脂製)紙片案内板3を固定し、該紙片
案内板3の凸出面3a側に永久磁石4を固定し、凹入面
3bへ遊動永久磁石5を摺動自在かつ回転自在に当接、
磁着させる。前記遊動永久磁石5としては球状の永久磁
石を用いている。
【0054】この実施例においては、図1乃至図3の実
施例とは異なり紙片案内板3の下側に受板15を設けて
ある。紙片9の枚数が多くなったり、紙片9の重量が大
きい場合に、永久磁石4と遊動永久磁石5との間の磁力
が不足し、紙片9が下方向に落下したり、これにともな
って遊動永久磁石5が脱落するおそれがあるが、受板1
5はこれを防止する役割を果たしている。図9は、遊動
永久磁石5が最も下までスライドして降りた状態を現し
ている。
【0055】この実施例2における紙片9と遊動永久磁
石5との関係は前記実施例1と同様につき詳細な説明を
省略した。
【0056】
【実施例3】図10、図11に示す実施例は、前記実施
例1、2の湾曲した紙片案内板に代えて、平板状の紙片
案内板を用いたものである。即ち非磁性材よりなるベー
ス板1に合成樹脂製の紙片案内板17を斜に固定し、紙
片案内板17の中間側縁から腕杆18、18を横方向
で、前方(遊動永久磁石側)へ突設し、前記腕杆18、
18の先端に案内球19、19を固定したもので、紙片
案内板17と案内球19、19により紙片9を湾曲支持
するものである。
【0057】このように構成すれば、平板状の紙片案内
板17を用いても、当該紙片案内板17の面積より大き
い面積の紙片を容易に直立保定できる。
【0058】この実施例の使用方法は実施例1と同様に
付その説明を省略する。
【0059】
【実施例4】図12、図13の実施例は、実施例3の腕
杆18、18に代えて、支杆20、20をベース板1へ
直立設置したものである。支杆20、20の上端には案
内球21、21を固定し、実施例3と同様に紙片9を湾
曲して支持する。
【0060】
【使用例1】図14はこの発明の紙片保定具を垂直な壁
に取り付けて使用する使用例を示すものである。この発
明の紙片保定具は、通常、卓上に載置して使用するが、
垂直壁に磁着して使用することもできる。この場合には
ベース板1を磁着し易い状態に構成するので使用例を示
した。
【0061】即ち、壁24への磁着用の永久磁石22
を、合成樹脂製のベース板1の裏面に固定し、ベース板
1に固着した覆板23へ永久磁石4を固定し、遊動永久
磁石5により紙片案内板3との間に紙片9を挟着したも
のである。
【0062】
【実施例5】図15乃至図18図示の実施例は、メニュ
ースタンドのように一定の重さと、厚みを備えた紙片を
直立保定するのに適した紙片保定具を現すものである。
【0063】非磁性材製(例えば、合成樹脂製)のベー
ス板25上に非磁性材製(例えば、合成樹脂製)の紙片
案内板26を固定する。紙片案内板26は図示のように
一定程度傾斜してベース板25上に固定されていること
が好ましい。保定すべきメニューの重さと厚みを考慮し
たものである。
【0064】紙片案内板26内には、永久磁石27、2
7が水平方向に所定間隔を開けて埋設されている。柱状
部材28内には、紙片案内板26内の永久磁石27、2
7と等しい間隔で永久磁石30a、30bが埋設されて
いる。一方、中空筒状部材29は仕切り31で仕切られ
た空洞32a、32b内に永久磁石片33a、33bが
封入されている。これによって、紙片案内板26の両側
に、柱状部材28と中空の筒状部材29とが矢示34、
35のように磁着する。前記において、永久磁石27、
27を埋設する間隔は、直立保定すべき紙片の大きさ等
に応じて定められる。図15では、2個を埋設する例を
示しているが、3個あるいは4個の永久磁石を所定の間
隔で埋設する事も可能である。柱状部材28等に埋設さ
れる永久磁石の間隔は、前記永久磁石27、27の間隔
に対応させる必要がある。
【0065】図16のように柱状部材28と筒状部材2
9とが紙片案内板26に磁着した常態で、レストランの
メニューのように一定の重みと厚みとを備えた紙片36
を矢示37のように挿入すると、柱状部材28は矢示3
9のように回転し、紙片36を紙片案内板26との間に
挟み込み、その磁力によって直立保持する。一方、紙片
36を矢示40のように引き抜くと、柱状部材28は矢
示41のように回転し、柱状部材28を他方の手で取り
外す等の作業を要せずに、紙片36を引き抜くことがで
きる。
【0066】図15、図16では、遊動永久磁石、遊動
強磁性体の例として、柱状部材28と中空の筒状部材2
9を図示したが、遊動永久磁石等と紙片案内板との間の
抵抗が少なく、遊動永久磁石等が紙片案内板表面を自由
に摺動し、また回動することができれば、遊動永久磁石
等を紙片案内板26から取り外す事なしに、紙片36を
挿入して直立保定し、また引き抜く事が可能である。す
なわち、遊動永久磁石、遊動強磁性体が湾曲する外壁表
面で紙片案内板26に当接する形状であれば、遊動永久
磁石等としては、図15図示の柱状部材28、中空の筒
状部材29の他に、永久磁石あるいは強磁性部材そのも
のを柱状体等に構成する事もできる。ただし、中空筒状
体内に永久磁石を封入する場合には、複数の永久磁石が
互いに吸着してしまわないように、中間に仕切りを設け
る必要がある。
【0067】また、図15、図16の例では、それぞれ
2個の永久磁石を用い(合計4個用い)、1個宛て紙片
案内板26の各側壁面付近に埋設しているが、紙片案内
板26の両側面付近にまで近接し得る大きな1個の永久
磁石を2個用い、これを所定間隔開けて埋設する事も可
能である。
【0068】図17、図18は、紙片案内板26内に円
盤状の永久磁石42、42を、水平方向に所定間隔を開
けて埋設し、柱状部材43内にも円盤状の永久磁石4
4、44を、水平方向に所定間隔を開けて埋設した実施
例を現すものである。この使用方法は、図15、図16
の場合と同一であるので、説明を省略する。
【0069】なお、この実施例においても、紙片案内板
26内に埋設するものを永久磁石にし、磁着する側を永
久磁石あるいは強磁性部材にする組み合わせのみなら
ず、紙片案内板26内に埋設するものを強磁性部材に
し、磁着する側を永久磁石にする組み合わせも可能であ
る。ただし、磁力の関係からは、両者とも永久磁石とす
ることが好ましい。
【0070】
【発明の効果】この発明によれば、遊動永久磁石が湾曲
した外壁表面で、摺動自在かつ回動自在に、紙片案内板
表面に磁着しているので、紙片案内板裏面側に固着した
あるいは紙片案内板内に埋設した永久磁石との間の磁力
によって、当該遊動永久磁石を紙片案内板表面に磁着さ
せたままで、直立保定すべき紙片を、紙片案内板表面と
遊動永久磁石との間に簡単に挿入することができる。ま
た、紙片を抜き取る際にも、遊動永久磁石を紙片案内板
表面から取り外す事なしに、所望の紙片を簡単に抜き取
る事ができる。
【0071】紙片案内板をベース板上に斜めに固定すれ
ば、保定されている状態の紙片が下方向に落下する事を
防止できる。特に、遊動永久磁石の脱落防止手段、例え
ば水平方向の突条を紙片案内板表面の下側に設ければ、
保定されている状態の紙片が下方向に落下する事を防止
できると共に、遊動永久磁石の脱落も防止できる。
【0072】紙片案内板を平面(上方向)から見て弧状
に形成し、紙片を凹面側に遊動永久磁石で保定すれば、
保定すべき紙片の面積より極めて小さな面積からなる紙
片案内板で、紙片を当該凹面に沿って弧状に湾曲させ
て、直立保定できる。
【0073】また、紙片案内板内に複数個の永久磁石
を、水平方向に所定間隔を開けて、埋設し、当該紙片案
内板に湾曲した外壁表面で磁着する遊動永久磁石も水平
方向に所定間隔を開けて配置すれば、レストランのメニ
ューのように一定程度の厚さと重量とを兼ね備えた紙片
をも簡単に直立保定することができる。
【0074】この発明によれば紙片の多寡に関係なく、
紙片を正しく直立方向に保定し得ると共に、紙片の挿脱
が簡単容易に片手で出来るなどの効果がある。
【0075】また遊動永久磁石と、固定永久磁石とは磁
力による吸引で関係位置を保っているので、取付片など
を介在する場合と異なり、故障を生じるおそれはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の好ましい紙片保定具の縦断側面
図。
【図2】 図1の紙片保定具の正面図。
【図3】 図1の紙片保定具の平面図。
【図4】 この発明に使用される遊動永久磁石の好まし
い実施例を現す断面図。
【図5】 この発明に使用される遊動永久磁石の他の実
施例を現す断面図。
【図6】 この発明に使用される遊動永久磁石の更に他
の実施例を現す断面図。
【図7】 図6図示の遊動永久磁石を用いたこの発明の
紙片保定具の縦断側面図。
【図8】 この発明の他の好ましい紙片保定具の縦断側
面図。
【図9】 図8の紙片保定具において多く紙片が保定さ
れた状態を現す縦断側面図。
【図10】 紙片支持具を備えたこの発明の紙片保定具
を現す平面図。
【図11】 図10図示の紙片保定具の一部を切断した
側面図。
【図12】 紙片支持具を備えたこの発明の他の紙片保
定具を現す平面図。
【図13】 図12図示の紙片保定具の一部を切断した
側面図。
【図14】 この発明の紙片保定具を垂直壁に取り付け
た使用例を現す横断面図。
【図15】 この発明の他の紙片保定具を現す斜視図。
【図16】 図15中、A−A線断面図。
【図17】 この発明の更に他の紙片保定具を現す斜視
図。
【図18】 図17中、B−B線断面図。
【符号の説明】
1 ベース板 3 紙片案内板 3a 紙片案内板の凸面 3b 紙片案内板の凹面 4 永久磁石 5 遊動永久磁石 5a 非磁材製の球体、半球体、中空球体 5b 永久磁石 5c 湾曲表面 9 紙片 15 受板 25 ベース板 26 紙片案内板 27 永久磁石 28 非磁材製の柱状体 29 非磁材製の中空筒状体 30a、30b 遊動永久磁石 33a、33b 遊動永久磁石 36 紙片 42 永久磁石 44 非磁材製の柱状体 44 遊動永久磁石

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース板の上方に固定された非磁性材製
    の紙片案内板、当該紙片案内板の一側面に固定された、
    あるいは当該紙片案内板内に埋設された永久磁石およ
    び、当該紙片案内板の他側面に移動可能に磁着する遊動
    永久磁石あるいは遊動強磁性部材とからで構成される紙
    片保定具。
  2. 【請求項2】 ベース板の上方に固定された非磁性材製
    の紙片案内板、当該紙片案内板の一側面に固定された、
    あるいは当該紙片案内板内に埋設された永久磁石、当該
    紙片案内板の他側面に移動可能に磁着する遊動永久磁石
    あるいは遊動強磁性部材および、前記紙片案内板の他側
    面に付設された遊動永久磁石あるいは遊動強磁性部材の
    脱落防止手段とからで構成される紙片保定具。
  3. 【請求項3】 紙片案内板は、ベース板の上方に斜設さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2記載の紙片保
    定具。
  4. 【請求項4】 紙片案内板は、遊動永久磁石あるいは遊
    動強磁性部材が磁着する側面が凹入する弧状に形成され
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載の紙片保定
    具。
  5. 【請求項5】 遊動永久磁石あるいは遊動強磁性部材
    は、湾曲する外壁表面によって紙片案内板に当接する形
    状であることを特徴とする請求項1又は2記載の紙片保
    定具。
  6. 【請求項6】 遊動永久磁石あるいは遊動強磁性部材
    は、内部に永久磁石片あるいは強磁性部材片を有する非
    磁性材製の球体、半球体、楕円球体あるいは半楕円球体
    のいずれかにより構成したことを特徴とする請求項1又
    は2記載の紙片保定具。
  7. 【請求項7】 遊動永久磁石あるいは遊動強磁性部材
    は、非磁性材製の中空球体、中空半球体、中空楕円球体
    あるいは中空半楕円球体のいずれかの内部に、永久磁石
    片あるいは強磁性部材片を、遊動自在に封入して構成し
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の紙片保定具。
  8. 【請求項8】 ベース板の上方に斜設された非磁性材製
    の紙片案内板、当該紙片案内板内に、水平方向に所定間
    隔を開けて埋設された複数個の永久磁石および、前記紙
    片案内板の両側面あるいは一側面に、水平方向に所定間
    隔を開けて、移動可能に磁着する複数個の遊動永久磁石
    あるいは遊動強磁性部材とからで構成される紙片保定
    具。
  9. 【請求項9】 遊動永久磁石あるいは遊動強磁性部材
    は、湾曲する外壁表面によって紙片案内板に当接する形
    状であることを特徴とする請求項8記載の紙片保定具。
  10. 【請求項10】 遊動永久磁石あるいは遊動強磁性部材
    は、内部に、所定間隔を隔てて、複数個の永久磁石片あ
    るいは強磁性部材片を有する断面円形あるいは断面楕円
    形の、非磁性材製の柱状体から構成したことを特徴とす
    る請求項8記載の紙片保定具。
  11. 【請求項11】 遊動永久磁石あるいは遊動強磁性部材
    は、長手方向において内部が複数区画に仕切られている
    断面円形あるいは断面楕円形の非磁性材製中空筒状体の
    各区画ごとに、永久磁石片あるいは強磁性部材片を、遊
    動自在に封入して構成したことを特徴とする請求項8記
    載の紙片保定具。
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