JP2003237272A - マグネットホルダー - Google Patents

マグネットホルダー

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JP2003237272A
JP2003237272A JP2002038695A JP2002038695A JP2003237272A JP 2003237272 A JP2003237272 A JP 2003237272A JP 2002038695 A JP2002038695 A JP 2002038695A JP 2002038695 A JP2002038695 A JP 2002038695A JP 2003237272 A JP2003237272 A JP 2003237272A
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JP
Japan
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magnet
holder
paper
wall surface
roller
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JP2002038695A
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English (en)
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Mitsuru Imotani
充 芋谷
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IMOTANI KK
Imotani Co Ltd
Original Assignee
IMOTANI KK
Imotani Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マグネットホルダーにより取り付けた紙を、
紙の端を引っ張るだけで簡単に外すことができ、しかも
マグネットホルダーは壁面から外れて落ちない便利なマ
グネットホルダーを提供することを目的とする。 【解決手段】 ホルダー本体1を、一軸上に設けた複数
の転動部材3で支えて壁面W上を移動可能にすると共
に、ホルダー本体1に磁石2を取り付け、ホルダー本体
1が磁石2により壁面Wに吸着するようにしたマグネッ
トホルダーとした。前記転動部材は、ホルダー本体1の
両端に回動自在に取り付けられた一対のローラー3,3
とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ホルダー本体に
磁石を取り付け、掲示板等の磁石により吸着可能な壁面
に、メモ用紙等の紙を一時的に取り付けるためのマグネ
ットホルダーに関し、マグネットホルダーにより取り付
けられた紙を引っ張ると、マグネットホルダーが壁面か
ら外れて落ちることなく紙だけが外れるようにしたもの
である。
【0002】
【従来の技術】掲示板、パーテーション、スチール家
具、冷蔵庫等の磁石により吸着可能な壁面に使用するマ
グネットホルダーは従来からあり、ホルダー本体の裏側
面に磁石を取り付けただけのものであった。さらに、前
記の磁石により吸着可能な壁面とマグネットホルダーと
の間に紙を挟み、紙を一時的に取り付けるようにしたも
のであった。
【0003】そして、マグネットホルダーにより取り付
けられた紙を外すときは、そのまま紙を引っ張るとマグ
ネットホルダーが壁面から外れて落ちるので、一方の手
で紙を持ちながら他方の手でマグネットホルダーを取り
除かなければならず、面倒であるという問題点があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明では、
上記従来の問題点を解決し、マグネットホルダーにより
取り付けた紙を、紙の端を引っ張るだけで簡単に外すこ
とができ、しかもマグネットホルダーは壁面から外れて
落ちない便利なマグネットホルダーを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明で
は、ホルダー本体1を、一軸上に設けた複数の転動部材
3で支えて壁面W上を移動可能にすると共に、ホルダー
本体1に磁石2を取り付け、ホルダー本体1が磁石2に
より壁面Wに吸着するようにしたマグネットホルダーと
した。
【0006】このようにすれば、紙Pを取り外すため
に、紙Pの下部を持って手前側に引くと、ホルダー本体
1を浮き上がらそうという力が働くが、ホルダー本体1
は磁石2の磁着力により掲示板等の着磁可能な場所に引
き寄せられているので、紙Pの上を転動部材3により転
がる。その結果、紙Pの下部を持って手前側に引いても
マグネットホルダーは外れないが、紙Pだけが外れる。
尚、転動部材3は、円盤状、筒状、球状等、転動するも
のであればよく、任意に選択使用できる。
【0007】請求項2に記載のように、前記転動部材
は、ホルダー本体1の両端に回動自在に取り付けられた
一対のローラー3,3とすることができる。
【0008】このようにすれば、構造が簡単になり、製
造しやすくなるだけでなく、ホルダー本体1に装飾部材
を取り付けて実施することもできるようになる。
【0009】請求項3に記載のように、請求項2に記載
の構成に加え、磁石2が、ローラー3,3の中心を通
り、壁面Wと直交する平面上に設けられているようにす
ることが好ましい。
【0010】このようにすれば、紙Pの下部を持って手
前側に引いても、磁石2は壁面Wに最も近い位置にある
ので、強い磁着力が得られる。
【0011】請求項4記載の発明では、ホルダー本体5
を、円筒状のローラー7内に回動自在に取り付けると共
に、ホルダー本体5に磁石6を取り付け、ホルダー本体
5が磁石6により壁面Wに吸着するようにしたマグネッ
トホルダーとした。
【0012】このようにすれば、紙Pを取り外すため
に、紙Pの下部を持って手前側に引くと、ホルダー本体
5を浮き上がらそうという力が働くが、ホルダー本体5
は磁石6の磁着力により掲示板等の着磁可能な場所に引
き寄せられているので、紙Pの上をローラー7により転
がる。その結果、紙Pの下部を持って手前側に引いても
マグネットホルダーは外れないが、紙Pだけが外れる。
さらに、ローラー7が円筒状であるため、紙を押さえる
面が多くなる作用も有する。
【0013】請求項5記載のように、請求項4記載の構
成に加え、ローラー7が、ホルダー本体5全体を覆う円
筒状であり、且つローラー7が不透明体であるようにす
ることが好ましい。
【0014】このようにすれば、ホルダー本体5が見え
なくなるので、外観が良くなるだけでなく、ローラー7
の外側面に広告や模様を付すことができるようになる。
【0015】請求項6記載のように、請求項4又は5記
載の構成に加え、磁石6がローラー7の回転軸を中心と
し、放射方向に複数個取り付けられているようにするこ
とができる。
【0016】このようにすれば、着磁可能な面に近づけ
ると、ホルダー本体5がローラー7内で回動し、磁石6
が着磁可能な面に向けて回動する角度が少なくなり、マ
グネットホルダーを取り付けやすくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の一
例を図面に基づき説明する。
【0018】図1は、この発明のマグネットホルダーの
第1実施例を示す斜視図である。
【0019】図中符号1は、直方体形状をしたホルダー
本体であり、裏側面には着磁面に吸着する役割をする磁
石2を2個取り付けている、さらに、ホルダー本体1の
両端にはローラー3,3を回転軸4,4により軸支して
いる。
【0020】使用する磁石2は、アルニコ磁石、フェラ
イト磁石、鉄・クロム・コバルト磁石、マンガン・アル
ミニュム・カーボン磁石、稀土類磁石(ネオジム磁石、
サマリウム磁石)、ボンド磁石等の中より適宜選択する
ことができるが、現在工業化されている磁石の中で最も
磁着力の強いネオジム磁石を採用すれば、磁石2が小型
化され、ホルダー本体1の形状の自由度が増すだけでな
く、軽量化できるため好ましい。
【0021】磁石2,2は、ローラー3,3の中心を通
り、壁面Wと直交する平面上に設けられており、壁面W
との磁着力が強くなるように配されている。
【0022】マグネットホルダーにより紙Pを取り付け
たとき、磁石2は、紙Pと接するようにすると強い磁着
力が得られるので好ましいが、紙Pとの摩擦抵抗を少な
くするために紙Pと少し隙間があるようにしても良い。
【0023】この実施例では、転動部材としてローラー
3を使用した例を示したが、紙Pとのホルダー本体1と
の摩擦抵抗を小さくできるものであればどのようなもの
でも採用でき、例えばボール等に変更して実施すること
ができるし、数量も任意に変更して実施することができ
る。
【0024】この発明のマグネットホルダーは、掲示板
等の磁着可能な壁面Wのある場所に、磁石2,2の吸着
力を利用して取り付けられ、壁面Wとマグネットホルダ
ーとの間に紙Pを挟んで紙Pを一時的に取り付けるよう
にしたものである。
【0025】このようにして取り付けられた紙Pを引っ
張って取り外そうとしたときの状態を示したのが、図2
の説明図である。
【0026】紙Pを取り外すために、紙Pの下部を持っ
て手前側に引くと、マグネットホルダーには、斜め上方
に向かう力Fが働く。そして、ホルダー本体1を壁面W
より引き離そうとする。このとき、ホルダー本体1には
壁面上方に向かう分力F1 と、壁面垂直方向に向かう分
力F2 が生ずる。
【0027】一方、マグネットホルダーのホルダー本体
1は磁石2,2の吸着力により壁面Wに引き寄せられて
おり、しかも磁石2による吸着力Fm は、壁面垂直方向
に向かう分力F2 より大きいので、マグネットホルダー
は壁面Wより外れない。
【0028】その結果、ローラー3,3が転がり、マグ
ネットホルダーは紙Pの上を移動するが、マグネットホ
ルダーは壁面Wからは外れず、紙Pだけが壁面Wから外
れる。
【0029】図3及び図4は、円筒状のローラー内にホ
ルダー本体を回動自在に取り付けた第2実施例である。
【0030】以下に詳しく説明する。
【0031】図中符号5は、ホルダー本体であり、横長
長方形をしており裏側面には磁石6を2個取り付けてい
る。この磁石6の数は、この実施例では2個としている
が、磁着力を増やすために、任意数に変更できる。
【0032】符号7は、円筒状に形成された不透明な合
成樹脂、又は円筒状に形成されたアルミニウム等の磁着
しないが磁力を通す金属で形成されたローラーであり、
両端にはホルダー本体5の支持部7a,7aを設けている。
【0033】さらに、ホルダー本体5は、ローラー7内
に嵌入され、両端を支持部7a,7aにより回動自在に支持
されている。
【0034】この実施例のマグネットホルダーでは、ロ
ーラー7を通過した磁石6の磁力により壁面Wに吸着す
るようになっている。
【0035】ローラー7の表面には、印刷若しくはシー
トを貼り付けることにより、広告や模様を付すことがで
きるようになっている。
【0036】マグネットホルダーを壁面Wに近づける
と、磁石6の吸着力によりホルダー本体5が回動し、磁
石6が壁面W側に近づき、壁面Wに吸着する。
【0037】紙Pを引っ張って外すときの作用は前記第
1実施例と同一であるので、説明を省略する。
【0038】以上が第2実施例であり、磁石6を一方向
にだけ設けた例を示したが、壁面Wに吸着しやすいよう
に、ローラー7の回転軸を中心とし、放射方向に複数個
取り付けられているようにすることもできる。
【0039】このようにすれば、マグネットホルダーを
壁面Wに近づけると、ホルダー本体5がローラー7内で
回動し、磁石6が着磁可能な面に向けて回動する角度が
少なくなるので、マグネットホルダーを取り付けやすく
なる。
【0040】
【発明の効果】この発明のマグネットホルダーでは、上
述のように構成されており、紙Pを引っ張るとマグネッ
トホルダーが転動部材により紙Pの上を移動するので、
紙Pを引っ張ってもマグネットホルダーは壁面Wから外
れず、紙Pだけが外れる便利で使いやすいものになる。
【0041】請求項2記載の発明のように、前記転動部
材は、ホルダー本体1の両端に回動自在に取り付けられ
た一対のローラー3,3とすれば、構造が簡単になり、
製造しやすくなるため安価になるだけでなく、ホルダー
本体に装飾部材を取り付けて意匠的な工夫を加えて実施
することもできる。
【0042】請求項3に記載のように、請求項2に記載
の構成に加え、磁石2が、ローラー3,3の中心を通
り、壁面Wと直交する平面上に設けられているようにす
れば、紙Pの下部を持って手前側に引いても、磁石2は
壁面Wに最も近い位置にあるので、強い磁着力が得られ
るようになり、多少乱暴に紙Pを引っ張ってもマグネッ
トホルダーは壁面Wから外れなくなる。
【0043】請求項4記載の発明では、ホルダー本体5
を、円筒状のローラー7内に回動自在に取り付けると共
に、ホルダー本体5に磁石6を取り付け、ホルダー本体
5が磁石6により壁面Wに吸着するようにしたマグネッ
トホルダーとした。
【0044】このようにすれば、紙Pを取り外すため
に、紙Pの下部を持って手前側に引くと、ホルダー本体
5を浮き上がらそうという力が働くが、ホルダー本体5
は磁石6の磁着力により掲示板等の着磁可能な場所に引
き寄せられているので、紙Pの上をローラー7により転
がる。その結果、紙Pの下部を持って手前側に引いても
マグネットホルダーは外れないが、紙Pだけが外れる。
さらに、ローラー7が円筒状であるため、紙を押さえる
面が多くなり、紙を保持しやすくなるため、小さな紙で
も保持できるだけでなく、紙を線状に押さえるため、紙
が皺になりにくい使いやすいものとなる。
【0045】請求項5記載のように、請求項4記載の構
成に加え、ローラー7が、ホルダー本体5全体を覆う円
筒状であり、且つローラー7が不透明体であるようにす
れば、ホルダー本体5が見えなくなるので、外観が良く
なるだけでなく、ローラー7の外側面に広告や模様を付
すことができるようになり、使いやすいものとなる。
【0046】請求項6記載のように、請求項4又は5記
載の構成に加え、磁石6がローラー7の回転軸を中心と
し、放射方向に複数個取り付けられているようにすれ
ば、着磁可能な面に近づけると、ホルダー本体5がロー
ラー7内で回動し、磁石6が着磁可能な面に向けて回動
する角度が少なくなり、マグネットホルダーを取り付け
やすくなり、使いやすいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例であるマグネットホルダ
ーの斜視図である。
【図2】紙を引っ張ったときのマグネットホルダーの状
態を説明する説明図である。
【図3】この発明の第2実施例であるマグネットホルダ
ーの斜視図である。
【図4】この発明の第2実施例であるマグネットホルダ
ーの断面図である。
【符号の説明】
P 紙 W 壁面 1 ホルダー本体 2 磁石 3 転動部材 5 ホルダー本体 6 磁石 7 転動部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルダー本体(1)を、一軸上に設けた
    複数の転動部材(3)で支えて壁面(W)上を移動可能
    にすると共に、ホルダー本体(1)に磁石(2)を取り
    付け、ホルダー本体(1)が磁石(2)により壁面
    (W)に吸着するようにしたことを特徴とするマグネッ
    トホルダー。
  2. 【請求項2】 転動部材が、ホルダー本体(1)の両端
    に回動自在に取り付けられた一対のローラー(3,3)
    であることを特徴とする請求項1記載のマグネットホル
    ダー。
  3. 【請求項3】 磁石(2)が、ローラー(3,3)の中
    心を通り、壁面(W)と直交する平面上に設けられてい
    ることを特徴とする請求項2記載のマグネットホルダ
    ー。
  4. 【請求項4】 ホルダー本体(5)を、円筒状のローラ
    ー(7)内に回動自在に取り付けると共に、ホルダー本
    体(5)に磁石(6)を取り付け、ホルダー本体(5)
    が磁石(6)により壁面(W)に吸着するようにしたこ
    とを特徴とするマグネットホルダー。
  5. 【請求項5】 ローラー(7)が、ホルダー本体(5)
    全体を覆う円筒状であり、且つローラー(7)が不透明
    体であることを特徴とする請求項4記載のマグネットホ
    ルダー。
  6. 【請求項6】 磁石(6)がローラー(7)の回転軸を
    中心とし、放射方向に複数個取り付けられていることを
    特徴とする請求項4又は5記載のマグネットホルダー。
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Cited By (3)

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