JPH0739975Y2 - 取外し可能な浴室、化粧室用器具取付台 - Google Patents
取外し可能な浴室、化粧室用器具取付台Info
- Publication number
- JPH0739975Y2 JPH0739975Y2 JP1991055615U JP5561591U JPH0739975Y2 JP H0739975 Y2 JPH0739975 Y2 JP H0739975Y2 JP 1991055615 U JP1991055615 U JP 1991055615U JP 5561591 U JP5561591 U JP 5561591U JP H0739975 Y2 JPH0739975 Y2 JP H0739975Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathroom
- magnet
- mounting base
- magnets
- outer ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、スチール壁体に磁力で
吸着させる浴室、化粧室用器具の取付台に関するもので
ある。
吸着させる浴室、化粧室用器具の取付台に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、磁石の吸引力を利用して吸着させ
るものとしては、メモ等を壁面に止着するフエライト磁
石片とか、或は事務室のスチール板、又はゴム磁石等が
存在する。
るものとしては、メモ等を壁面に止着するフエライト磁
石片とか、或は事務室のスチール板、又はゴム磁石等が
存在する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来、メモ等を止める
のに多く利用されているフエライト磁石片や、また事務
室のスチール板、ゴム磁石等、全てのものに共通して言
えることは吸着力が弱いために、例えば仮設用のトイ
レ、ユニット型の浴室、作業所等、近来スチールを主体
とする壁面が増大してきているが、生活に必需の浴室、
化粧室用器具を支持させることは到底不可能であり、こ
れらを取付けるにはボルトやビスで取付けるためボルト
やビスを挿入する穴を一々穿孔せねばならず、しかも穴
をあけると後で防湿作業等が必要となり誠に煩わしかっ
た。本考案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、重
量のある浴室、化粧室用器具をスチール壁面に磁石で簡
単に着脱のできる浴室、化粧室用器具の取付台を提供し
ようとするものである。
のに多く利用されているフエライト磁石片や、また事務
室のスチール板、ゴム磁石等、全てのものに共通して言
えることは吸着力が弱いために、例えば仮設用のトイ
レ、ユニット型の浴室、作業所等、近来スチールを主体
とする壁面が増大してきているが、生活に必需の浴室、
化粧室用器具を支持させることは到底不可能であり、こ
れらを取付けるにはボルトやビスで取付けるためボルト
やビスを挿入する穴を一々穿孔せねばならず、しかも穴
をあけると後で防湿作業等が必要となり誠に煩わしかっ
た。本考案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、重
量のある浴室、化粧室用器具をスチール壁面に磁石で簡
単に着脱のできる浴室、化粧室用器具の取付台を提供し
ようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案における浴室、化粧室用器具取付台は、取付
台の内部に配設する磁石を対向吸着させるスチール壁面
と平行方向に極性の異なる磁石を一定間隔をあけて配設
し、取付台の上面側には適宜好みの浴室、化粧室用器具
を形成する。
に、本考案における浴室、化粧室用器具取付台は、取付
台の内部に配設する磁石を対向吸着させるスチール壁面
と平行方向に極性の異なる磁石を一定間隔をあけて配設
し、取付台の上面側には適宜好みの浴室、化粧室用器具
を形成する。
【0005】
【作用】極性の異なる磁石の各々の磁極に発生する磁力
はより強力となりスチール壁面に強力に吸着でき、各種
の重量器具をも吸着支持できる。
はより強力となりスチール壁面に強力に吸着でき、各種
の重量器具をも吸着支持できる。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1及び図3において、取付台1は例えば輪形の磁石が嵌
入固着できる大きさの円形枠にプラスチック材で形成す
る。磁石2は例えば永久磁石を輪形に形成した外輪磁石
で取付台1の内側に一側面3を外側に向けて嵌入固着す
る。さらに詳しくは、外輪磁石2は両側面がN,Sの磁
性を有し、図1の実施例の場合はN極を吸着面側(前記
一側面3)として図示しているが、かならずしもN極に
限定されるものではなく、吸着面側をS極としてもよい
が、この場合後述する内側の磁石の磁極と逆極性の向き
であればよい。
1及び図3において、取付台1は例えば輪形の磁石が嵌
入固着できる大きさの円形枠にプラスチック材で形成す
る。磁石2は例えば永久磁石を輪形に形成した外輪磁石
で取付台1の内側に一側面3を外側に向けて嵌入固着す
る。さらに詳しくは、外輪磁石2は両側面がN,Sの磁
性を有し、図1の実施例の場合はN極を吸着面側(前記
一側面3)として図示しているが、かならずしもN極に
限定されるものではなく、吸着面側をS極としてもよい
が、この場合後述する内側の磁石の磁極と逆極性の向き
であればよい。
【0007】円板形磁石4は、永久磁石を円板形に形成
し、前記外輪磁石2の中空部内周面と円板状に隙間5を
設けて、外輪磁石2の中心部に外輪磁石2の表裏の磁極
と極性を逆向きにして取付台1に一体に取付ける回転防
止磁石6は取付台1に取付けた前記、外輪磁石2の外側
位置(図2においては下側位置)に外輪磁石2の表裏の
磁極と逆極性に取付ける。浴室、化粧室用器具7は任意
の所望形状に取付台1の上側に一体に形成してもよく、
また取付台1に取付けてもよい。
し、前記外輪磁石2の中空部内周面と円板状に隙間5を
設けて、外輪磁石2の中心部に外輪磁石2の表裏の磁極
と極性を逆向きにして取付台1に一体に取付ける回転防
止磁石6は取付台1に取付けた前記、外輪磁石2の外側
位置(図2においては下側位置)に外輪磁石2の表裏の
磁極と逆極性に取付ける。浴室、化粧室用器具7は任意
の所望形状に取付台1の上側に一体に形成してもよく、
また取付台1に取付けてもよい。
【0008】浴室、化粧室用器具7は例えば図1〜図3
に示すようにシャワーの握り手Rが挿入できる形状に形
成してシャワー受け台としてもよく、また、図4に示す
石鹸受け台、図5に示すペーパーホルダー、図6に示す
タオル掛け等、種々の形成のものが採択できる。緩衝ゴ
ム8は前記、外輪磁石2、円板形磁石4、回転防止磁石
6の各外側面の外側に緩衝用として貼着することが望ま
しい。吸着鋼板壁面9は建造物と一体に成形されていて
もよく、また建造物に取付けられたものでもよい。また
磁石はかならずしも輪形に限定されるものではなく、棒
状、角形を用いて交互に異極に配置してもよい。
に示すようにシャワーの握り手Rが挿入できる形状に形
成してシャワー受け台としてもよく、また、図4に示す
石鹸受け台、図5に示すペーパーホルダー、図6に示す
タオル掛け等、種々の形成のものが採択できる。緩衝ゴ
ム8は前記、外輪磁石2、円板形磁石4、回転防止磁石
6の各外側面の外側に緩衝用として貼着することが望ま
しい。吸着鋼板壁面9は建造物と一体に成形されていて
もよく、また建造物に取付けられたものでもよい。また
磁石はかならずしも輪形に限定されるものではなく、棒
状、角形を用いて交互に異極に配置してもよい。
【0009】次に本考案の試料による実験結果を図7に
基づいて説明する。直径20mm、厚さ6mmの磁石Mを4
個横方向に並列し、下面側に荷重負荷用の梃Tを固着す
る。そして壁面Hに一端を固着した厚さ1mの鉄板Sの
下面側に吸着させ、前記梃Tに荷重Pを移動させながら
加えて吸着力試験を試みた。試験結果 磁石4個を同極に配列した場合 W=72mm L=36mmの位置で脱落 磁石4個を互いに異極に配列した場合 W=72mm L=95mmの位置で脱落 以上の試験結果から 脱着荷重Pに耐え得る抵抗力(吸着力)は (異極の場合) (72+95)×P ━━━━━━━ = ━━━━━━━ = 1.54倍となることを確認した (同極の場合) (72+36)×P また、鉄板Sの上側に下側のMと対向して異極に磁石M
を更に配列すると一層強力となりL=130mmと実に
1.87倍と増強なることが判明した。
基づいて説明する。直径20mm、厚さ6mmの磁石Mを4
個横方向に並列し、下面側に荷重負荷用の梃Tを固着す
る。そして壁面Hに一端を固着した厚さ1mの鉄板Sの
下面側に吸着させ、前記梃Tに荷重Pを移動させながら
加えて吸着力試験を試みた。試験結果 磁石4個を同極に配列した場合 W=72mm L=36mmの位置で脱落 磁石4個を互いに異極に配列した場合 W=72mm L=95mmの位置で脱落 以上の試験結果から 脱着荷重Pに耐え得る抵抗力(吸着力)は (異極の場合) (72+95)×P ━━━━━━━ = ━━━━━━━ = 1.54倍となることを確認した (同極の場合) (72+36)×P また、鉄板Sの上側に下側のMと対向して異極に磁石M
を更に配列すると一層強力となりL=130mmと実に
1.87倍と増強なることが判明した。
【0010】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。本
考案を実施すると、小さな磁石群で強力な吸着力が得ら
れ特に片持ち染と同様の形式で壁面に固着されることの
多い浴室、化粧室用器具取付台においては吸着力の増強
は利用範囲を大きく増大し、種々の浴室、作業所等のス
チール壁面に広範囲に利用できる。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。本
考案を実施すると、小さな磁石群で強力な吸着力が得ら
れ特に片持ち染と同様の形式で壁面に固着されることの
多い浴室、化粧室用器具取付台においては吸着力の増強
は利用範囲を大きく増大し、種々の浴室、作業所等のス
チール壁面に広範囲に利用できる。
【図1】取外し可能な浴室、化粧室用器具取付台に握り
手を取付けた場合の縦断面図。
手を取付けた場合の縦断面図。
【図2】第1図のA−A線上の縦断面図。
【図3】第1図のB−B線上の横断面図。
【図4】取外し可能な浴室、化粧室用器具取付台に石鹸
受け台を取付けた場合の縦断面図。
受け台を取付けた場合の縦断面図。
【図5】取外し可能な浴室、化粧室用器具取付台にペー
パーホルダーを取付けた場合の縦断面図。
パーホルダーを取付けた場合の縦断面図。
【図6】取外し可能な浴室、化粧室用器具取付台にタオ
ル掛けを取付けた場合の縦断面図。
ル掛けを取付けた場合の縦断面図。
【図7】本考案の試料による実験状態を示す図。
1 取付台 2 外輪磁石 3 一側面 4 円板形磁石 5 隙間 6 回転防止磁石 7 浴室、化粧室用器具 8 緩衝ゴム 9 吸着鋼板壁面
Claims (1)
- 【請求項1】 取付台1の内部に配設する磁石を、対向
吸着させるスチール壁面9と平行方向に極性の異なる磁
石を一定間隔をあけて配設し、取付台の上面側に所望の
浴室、化粧室用器具7を形成せしめてなる取外し可能な
浴室、化粧室用器具取付台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991055615U JPH0739975Y2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 取外し可能な浴室、化粧室用器具取付台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991055615U JPH0739975Y2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 取外し可能な浴室、化粧室用器具取付台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04138466U JPH04138466U (ja) | 1992-12-25 |
JPH0739975Y2 true JPH0739975Y2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=31929800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991055615U Expired - Lifetime JPH0739975Y2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 取外し可能な浴室、化粧室用器具取付台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739975Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7361392B2 (ja) * | 2020-03-31 | 2023-10-16 | 常雄 竹内 | 磁石にくっつく壁面等の平面上に着脱可能にとりつけられる磁石を用いた平面上を360度移動可能で固定もできる保持具 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55162516A (en) * | 1979-06-02 | 1980-12-17 | Nippon Gakki Seizo Kk | Method of controlling combustion in liquid fuel evaporation burner |
JPS6135105U (ja) * | 1985-01-14 | 1986-03-04 | 大日本印刷株式会社 | 飲料用液の紙容器への充填密封装置 |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP1991055615U patent/JPH0739975Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04138466U (ja) | 1992-12-25 |
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