JP3158567U - 磁石内蔵箸 - Google Patents

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【課題】一度揃えたペアの2本の箸が少しの力では容易には離れないようにした磁石内蔵箸を提供する。【解決手段】2本の箸本体の各上端近くと中央部分の同じ位置の側面に穴を穿ち、該穴の中に永久磁石を、その磁束が側面に直角方向に伸び、且つ、2本の箸を並べたときに同じ位置で向き合う二つの永久磁石が互いに引き合う磁極配置で埋め込む。【選択図】図1

Description

本考案は、2本の箸が不使用時にバラバラにならないよう磁石で揃えた状態にしておける磁石内蔵の箸に関する。
一般家庭で食事に使用される箸の多くは、漆塗装した木、竹、合成樹脂製の箸であり使用後に洗浄して繰り返し使用される。箸は2本をペアで使用するものであるためペアである2本を常に揃った状態で食卓上に準備しなければならない。ところが多数の箸を準備する場合は、洗浄後に必要な箸を一旦、ペアで揃えて準備したとしても食卓上に並べるまでの間に2本がバラバラの状態になって他の箸と混ざってしまう。そのため並べる前に再びペアの2本を探し出して揃える作業が必要になる。また箸は転がりやすいため丁寧に食卓上に並べておかないと離れたり振動で移動したりする。特にレストラン、料亭等で使用する場合には離れたり移動したりすると見苦しくお客に失礼になる。
こうした問題を解決するため箸に磁石を内蔵させ、ペアの2本の箸を揃えた状態にしておくアイディアが提案されている。例えば、特許文献1には図5の(1)に示すような箸本体51の上端に磁石52を取り付けた箸50が提案されている。また、特許文献2には図6の(1)に示すような箸本体56の長手方向中間に磁石57を埋め込んだ箸55が提案されている。これらの箸50、55の場合は2本の箸に取り付けた磁石が互いに引き合うため食卓上に並べた後に箸が離れたり位置ずれしたりする心配が少ない。
しかし、例えば図5の(1)に示した箸50の場合、図5の(2)に示すように2個の磁石52が互いに引き合って接触した状態のままで2本の箸本体51の先端部分を矢印のように開かせる旋回トルクが働いた場合には僅かな力でもって先端部分が開いてしまう。先端部分が開くと2個の磁石52の接触面に位置ずれが生ずる。位置ずれ生ずると2個の磁石52のN極とS極との引き合う力が弱まり、ある限度を超えると接触状態を維持できなくなって2本の箸は離れてバラバラになってしまう。図6の(1)に示した箸55の場合も、図6の(2)に示すような旋回トルクが働いた場合には僅かな力でもって近接した2個の磁石57の間に位置ずれが生じて引き合う力が弱まり、遂には2本の箸は離れてバラバラになってしまう。
このような旋回トルクが食卓上に置かれた箸に加わることは少ない。しかし、多数の箸を準備する場合は、洗浄後に必要なペアの箸を選び出して揃えて準備したとしても食卓上に運ぶ間にそのような旋回トルクが働いたり、あるいは2個の磁石を引き剥がす直接的な強い力が働いたりすることも多い。前記の箸50、55の場合には、そのような力が働くと2本の箸はバラバラの状態になって他の箸と混ざってしまう。そのため食卓上に並べる前に再びペアの2本を探し出して揃える作業が必要になる。
特開平09−103353号公報 特開2007−282904号公報
本考案は、従来技術のこうした問題点を解決するためになされたもので、その課題は一度揃えたペアの2本の箸が少しの力では容易には離れないようにした磁石内蔵箸を提供することにある。
前記課題を解決するための請求項1に記載の考案は、永久磁石を埋め込んだ磁石内蔵箸であって、該永久磁石はペアである2本の箸本体の各上端近くと中央部分の同じ位置の側面に穴を穿ち、該穴の中に磁束が前記側面に直角方向に伸び、且つ、2本の箸を並べたときに同じ位置で向き合う二つの永久磁石が互いに引き合うような磁極配置で埋め込まれていることを特徴とする磁石内蔵箸である。
このような構成の磁石内蔵箸によれば同じ位置に埋め込まれた2組の永久磁石によって2本の箸本体部が互いに吸引しあう。一組の永久磁石は箸本体部の上端近くで吸引しあい、他の一組の永久磁石は箸本体部の長手方向中央部分で吸引し合う。このようにかなり離れた2ケ所にて2本の箸本体部間に吸引力が働いているため、2本の箸本体部に先端部を開かせようとする旋回トルクが働いたとしても、それに対する抗力が強いため先端部が開きにくい。そのため2本の箸本体部がバラバラに離れることが防止される。また、磁力で引き合っているため食卓上に並べた後に箸が離れたり位置ずれしたりする心配も少ない。
また、請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の磁石内蔵箸において、2本の箸本体の同じ位置に埋め込まれる二つの永久磁石の一方を磁気を帯びていない強磁性体に置き替えたことを特徴とする磁石内蔵箸である。
このような構成の磁石内蔵箸は、2個の永久磁石の代わりに価格の安い2個の強磁性体を使用するため、その分、製作費用を低減できる利点を有する。
第1の実施形態に係る磁石内蔵箸1の外形図である。 第1の実施形態に係る磁石内蔵箸1の永久磁石の取り付け図である。 第1の実施形態に係る磁石内蔵箸1の永久磁石の磁極配置示す図である。 第2の実施形態に係る磁石内蔵箸1aの構成図である。 従来技術に係る磁石内蔵箸の構成例である。 従来技術に係る磁石内蔵箸の他の構成例である。
以下、本考案に係る磁石内蔵箸の構成例について実施形態に分けて説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係る磁石内蔵箸1の外形図、図2の(1)は磁石内蔵箸1の一方の箸本体部2aの正面図、図2の(2)はその側面図である。箸本体部2a、2bは木、竹、合成樹脂等で断面矩形の棒状に製作され、先端にいくに従って細くなっている。
箸本体部2aには上端近くと長手方向中央部分の2ケ所の側面に穴4a、5aが設けられ、その中に永久磁石6a、7aが埋め込まれている。永久磁石6a、7aは、その磁束が箸本体部2aの側面に直角な方向に伸びるように埋め込んである。永久磁石6a、7aを埋め込んだ後の穴4a、5aの開口部は、漆等で塞いで埋め込まれた永久磁石6a、7aが見えないようにしてもよいし、塞がずに永久磁石6a、7aの表面が箸本体部2aの側面表面に一致するようにしておいてもよい。
2本の箸本体部2a、2bの構成で異なる点は、永久磁石6a、6bと7a、7aの磁気極性の向きである。永久磁石6a、6b、7a、7aを箸1に埋め込む目的は、2本の箸本体部2a、2bを図1に示すように向かい合わせに並べたときに箸本体部2a、2b間に4個の永久磁石により磁気吸引力が働らくようにするためである。そのため、向かい合わせとなる2組の永久磁石6a、6b及び7a、7bは、図3に示すように向かい合わせとなる側の磁気極性を一方はN極、他方はS極となるような配置で埋め込んである。
本実施形態の磁石内蔵箸1は、2組の永久磁石6a、6bと7a、7aによって2本の箸本体部2a、2bを互いに磁気吸引させる。そして、一組の永久磁石6a、6bは箸本体部2a、2bの上端近くで吸引しあい、他の一組の永久磁石7a、7aは箸本体部2a、2bの長手方向中央部分で吸引し合う。このようにかなり離れた2ケ所にて2本の箸本体部2a、2b間に磁気吸引力が働いているため、図5の(2)、図6の(2)の矢印で示したような箸本体部2a、2bの先端部を開かせようとする旋回トルクが働いたとしても、それに対する抗力が強いため先端部が開きにくい。従って、磁力で吸引し合っている2本の箸本体部2a、2bがバラバラに離れることが防止される。また、食卓上に並べた後に箸が離れたり位置ずれしたりする心配が少ない利点は、従来の磁石内蔵箸50、55と同様である。
(第2の実施形態)
図4は第2の実施形態に係る磁石内蔵箸1aの構成図である。この磁石内蔵箸1aが第1の実施形態に係る磁石内蔵箸1と異なる点は、向かい合わせとなる2組の永久磁石6a、6bと7a、7aの各組の一方の永久磁石を磁気を帯びていない強磁性体に置き替えた点である。図4では箸本体部2b側の埋め込み磁石を強磁性体8b、9bに置き替えてある。このように強磁性体8b、9bに置き替えても、それに向かい合わせとなる永久磁石6a、6bによって強磁性体8b、9bとの間に磁気吸引力が働くため2本の箸本体部2a、2b間にも吸引力が働く。従って、2本の箸本体部2a、2bを離そうとする力に抗することができる。
本実施形態の磁石内蔵箸1aは、2個の永久磁石に代えて価格の安い2個の強磁性体を使用するためその分、製作費用を低減できる利点を有する。
図面中、1、1aは磁石内蔵箸、2a、2bは箸本体、4a、5aは磁石取り付け穴、6a、6b、7a、7bは永久磁石、8b、9bは強磁性体を示す。

Claims (2)

  1. 永久磁石を埋め込んだ磁石内蔵箸であって、該永久磁石はペアである2本の箸本体の各上端近くと中央部分の同じ位置の側面に穴を穿ち、該穴の中に磁束が前記側面に直角方向に伸び、且つ、2本の箸を並べたときに同じ位置で向き合う二つの永久磁石が互いに引き合うような磁極配置で埋め込まれていることを特徴とする磁石内蔵箸。
  2. 請求項1に記載の磁石内蔵箸において、前記2本の箸本体の前記同じ位置に埋め込まれる二つの永久磁石の一方を磁気を帯びていない強磁性体に置き替えたことを特徴とする磁石内蔵箸。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102018428A (zh) * 2010-12-10 2011-04-20 孙慧兰 自动夹食的筷子
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