JP4295177B2 - マグネットホルダー - Google Patents

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Description

本発明は、紙などを挟持できるマグネットホルダーに関する。
従来のマグネットホルダーは、その使用の際、マグネットホルダーを保持するための冷蔵庫のドア等、スチール製の保持部材に紙片を置いて、その上から紙片を保持するためにその都度マグネットホルダーのマグネットを冷蔵庫のドア等から引離して紙片上に再び戴置して紙を透過した磁力で紙片をマグネットホルダーとドア等の保持部材との間に挟持するようにするのが主であった。
またマグネットをドア等の保持部材から引離さずにシーソーのように支点を中心としてマグネットホルダーを回動傾斜させるシーソーマグネット式仮止め用具が提案されている(例えば、特許文献1)。
このマグネットホルダーによれば、シーソー状に交互に磁着する構造であり、保持部材に磁着している側の面によって一方向から挿入された紙片のみが有効に磁着挟持されるが、保持部材に磁着していない側の面は浮いていて保持部材にその他の紙片を挟持することができない。
特開2000−318362号公報
従来のマグネットホルダーには、次のような欠点があった。
(イ)磁着挟持するときマグネットホルダー自体を冷蔵庫の面から離して再び、紙片の上に戴置磁着挟持しなければならなかった。又紙片を外すとき、磁着挟持している紙片全てを一旦外さなければならなかった。
(ロ)数枚の紙片を重ねて挟持できるが一番上の紙片しか見えず、重要なメモを見落とすことがあり、一枚ずつ紙片が見えるようにするためには個別のマグネットホルダーが必要であった。
(ハ)紙片を重ねて中央上部を磁着挟持するものが主で、紙片は一定の向きにまとめて磁着挟持するものであった。
本発明はこれらの欠点を解決したものであって、中央にマグネットを埋設保持した多角形の平面部と、その多角形の平面部における外周の直線状の各辺から屈曲して形成される複数の平坦な傾斜部とからなり、平面部と傾斜部とは、その境界の稜線で形成される各支点部にて平面部を磁気吸着可能で平坦な保持部材上で回動させることができると共に、回動時に傾斜部を上記保持部材上に隙間無く密着させるように形成してなり、傾斜部を保持部材上に隙間無く密着させて平面部を回動させた状態で、平面部より広い幅の紙片の中央部を挿入すると、その紙片は、左右を平面部から露出した状態で稜線にて形成される支点部の手前に当接して位置決され、さらに傾斜部の密着を解除することにより平面部が保持部材に磁気吸着することによって位置決めされた状態で挟持されることを可能となし、同手順で、複数の紙片を平面部の周囲に多角形状に形成される複数の支点部を用いて位置をずらせて掲示できると共に、その状態から傾斜部の一つを保持部材方向に押圧すると、押圧方向に形成された支点部で位置決めされた紙片以外の全ての紙片は挟着保持され、押圧方向に形成された支点部で位置決めされた紙片のみ抜き取り可能となる構成のマグネットホルダーとして実施することができる。
なお、平面部は三角形乃至五角形とするのが好ましい
一つのマグネットホルダーで、ホルダー自体を外すことなく、連絡文書や通知ハガキや招待状等紙片の大きさや重要度により、分類して多方向から挿入磁着挟持できるようにしたもので、紙片の一部は重なるが大部分が視覚できて各メモの内容が判別できる効果を奏する。
さらにまた、多方向から各々挿入磁着挟持した紙片の内、外したい紙片があるとき、外したい紙片に対応した平坦な傾斜部の押圧面を押圧することで、稜線を支点として回動し、外したい紙片のみを外すことができる。この紙片を外すために傾斜部の押圧面を押圧すことが、他の方向から挿入磁着挟持している紙片を押圧することにもなることから、他の方向から挿入磁着挟持している紙片は確りと保持されるという効果を奏する。
以下、実施例を用いて説明する。
以下、図1から図5を参照して、本発明の実施例1について説明する。
マグネットホルダー1は、非磁性体で形成された適宜な合成樹脂、例えば、アクリル樹脂を成形材料として一体成形されたホルダー2と、このホルダー2に埋設保持されたマグネット3とから構成されている。このホルダー2には図1に示すように、マグネット3を取り囲むように平坦な傾斜部4(4a、4b、4c)、平面部5(5a、5b、5c)が設けられている。
前記平坦な傾斜部4a、4b、4cと平面部5との平面が各々交差する稜線が支点部6(6a、6b、6c)を形成している。すなわち、この支点部6a、6b、6cを境界として平坦な傾斜部4a、4b、4cと平面部5とは各々くの字状に二つの平面を形成している。なお、ホルダー2における傾斜部4a、4b、4cに対向する側には押圧面7(7a、7b、7c)が設けられている。そして、支点部6a、6b、6cは、押圧面7a、7b、7cを押圧したときホルダーが回動しやすいように僅かな丸みが形成されている。
また、平坦な傾斜部4a、4b、4cは、たとえば冷蔵庫のドア面等のような保持部材8の面と隙間がないように密着する形状に形成されている。
紙片Pは図2においては1枚の紙片P(Pa)のみが示されていて、図5においては3枚の紙片P(Pa、Pb、Pc)が示されている。
さらに、ホルダー2とマグネット3の全体を覆うように合成樹脂でコーティングしても良い
本発明は、以上のような構造で、これを使用して紙片Paを磁着挟持するときは、図2に示す支点部(6a)を支点として傾斜部4aの押圧面7aを一方の手の指で冷蔵庫のドア面に向かって回動押圧するとマグネット3を囲む平面部5a、5b、5cが図3のように浮き隙間9ができる。
この隙間9は傾斜面4aが冷蔵庫のドア面との間に隙間がないように密着押圧されるので支点部6aまでの隙間となる。図5に示す紙片Paを他方の手で持ちながら隙間9にすべり込ませ、支点部6aに当接するまで挿入する。
そして押圧している指を弛めるとマグネット3の磁力で紙片Paが冷蔵庫のドア面に吸着され、マグネットホルダー1と冷蔵庫のドア面との間の磁力を利用して、紙片Paが挟持される。
同様に図1の支点部6bを支点として傾斜部4bの押圧面7bを一方の手の指で冷蔵庫のドア面に向かって回動押圧するとマグネット3を囲む平面部5a、5b、5cが図3のように浮き隙間9ができる。
この隙間9は傾斜面4bが冷蔵庫のドア面との間に隙間がないように密着押圧されるので支点部6bまでの隙間となる。図5に示す紙片Pbを他方の手で持ちながら隙間9にすべり込ませ、支点部6bに当接するまで挿入する。
このとき、先に支点部6aまで挿入挟持している紙片Paが、傾斜部4bの面に押圧されているので、紙片Paが確りと固定されたままであって外れることはない。
そして押圧している指を弛めるとマグネット3の磁力で紙片Pbが冷蔵庫のドア面に吸着され、マグネットホルダー1と冷蔵庫のドア面との間の磁力を利用して、紙片Pa、Pbとが共に挟持される。
同様に図1の支点部6cを支点として傾斜部4cの押圧面7cを一方の手の指で冷蔵庫のドア面に向かって回動押圧するとマグネット3を囲む平面部5a、5b、5cが図3のように浮き隙間9ができる。
この隙間9は傾斜部4cが冷蔵庫のドア面との間に隙間がないように密着押圧されるので支点部6cまでの隙間となる。そこに紙片Pcを他方の手で持ちながら隙間9にすべり込ませ、支点部6cに当接するまで挿入する。
このとき、先に支点部6a、6bまで挿入挟持している紙片Pa、Pbが傾斜部4cの面に押圧されるので、紙片Pa、Pbが確りと固定されたままであって外れることはない。
そして押圧している指を弛めるとマグネット3の磁力で紙片Pcが冷蔵庫のドア面に吸着され、マグネットホルダー1と冷蔵庫のドア面との間の磁力を利用して、紙片Pa、Pb、Pcとが共に挟持される。
紙片を外すとき、例えば図5に示す紙片Paを外す場合は、支点部6aを支点として一方の手の指で押圧面7aを冷蔵庫のドア面に向かって回動押圧し、傾斜部4aを冷蔵庫のドア面まで密着させると、磁着挟持している平面部5a、5b、5cが浮くので他方の手で紙片Paを外せる。
一方同時に他方向から挿入挟持されている紙片Pb、Pcは傾斜部4aの面と冷蔵庫の面で押圧されたまま保持されているので、紙片Pb、Pcは外れることがなく保持されている。
同様に紙片Pbを外すときは、支点部6bを支点として一方の手の指で押圧面7bを冷蔵庫のドア面に向かって回動押圧し、傾斜部4bを冷蔵庫のドア面まで密着させると、磁着挟持している平面部5a、5b、5cが浮くので他方の手で紙片Pbを外せる。
一方同時に他方向から挿入挟持されている紙片Pcは傾斜部4bの面と冷蔵庫の面で押圧されたまま保持されているので、紙片Pcは外れることがなく保持されている。
同様に紙片Pcを外すときは、支点部6cを支点として一方の手の指で押圧面7cを冷蔵庫のドア面に向かって回動押圧し傾斜部4cを冷蔵庫のドア面まで密着させると、磁着挟持している平面部5a、5b、5cが浮くので他方の手で紙片Pcを外せる。
以上のように本実施例においては、例えば、連絡文書や通知ハガキやメモ等紙片の大きさや重要度により、分類して三方向から挿入磁着挟持できて、外すときは一方向から挿入磁着挟持している紙片のみを外し、他の方向からの挿入磁着挟持している紙片は挟持したままにできる三方向マグネットホルダーを得ることができる。
尚、事例は、順をおって説明しているが、使用する場合においては、順位にこだわることなく、紙片を必要な場所に挿入し、必要な紙片を外す使用方法になる。
つぎに、図6から図8を参照して、本発明の実施例2について説明する。
マグネットホルダー1は、非磁性体で形成された適宜な合成樹脂、例えば、アクリル樹脂を成形材料として一体成形されたホルダー2と、このホルダー2に埋設保持されたマグネット3とから構成されている。このホルダー2には図6に示すように、マグネット3を取り囲むように平坦な傾斜部4(4a、4b、4c、4d)、平面部5(5a、5b、5c、5d)が設けられている。
前記平坦な傾斜部4a、4b、4c、4dと平面部5との平面が各々交差する稜線が支点部6(6a、6b、6c、6d)を形成している。すなわち、この支点部6a、6b、6c、6dを境界として平坦な傾斜部4a、4b、4c、4dと平面部5とは各々くの字状に二つの平面を形成している。
なお、ホルダー2における傾斜部4a、4b、4c、4dに対向する側には押圧面7(7a、7b、7c、7d)が設けられている。そして、支点部6a、6b、6c、6dは、押圧面7a、7b、7c、7dを押圧したときホルダーが回動しやすいように僅かな丸みが形成されている。
また平坦な傾斜部4a、4b、4c、4dは、たとえば冷蔵庫のドア面等のような保持部材8の面と隙間がないように密着する形状に形成されている。
紙片Pは図6においては4枚の紙片P(Pa、Pb、Pc、Pd)が示され、図7においては1枚の紙片P(Pa)のみが示されていている。なおホルダー2とマグネット3の全体を覆うように合成樹脂でコーティングしても良い。
本発明は、以上のような構造で、これを使用して紙片Paを磁着挟持するときは、図6に示す支点部(6a)を支点として傾斜部4aの押圧面7aを一方の手の指で冷蔵庫のドア面に向かって回動押圧するとマグネット3を囲む平面部5a、5b、5c、5dが図8のように浮き隙間9ができる。
この隙間9は傾斜面4aが冷蔵庫のドア面との間に隙間がないように密着押圧されるので支点部6aまでの隙間となる。図6に示す紙片Paを他方の手で持ちながら隙間9にすべり込ませ、支点部6aに当接するまで挿入する。
そして押圧している指を弛めるとマグネット3の磁力で紙片Paが冷蔵庫のドア面に吸着され、マグネットホルダー1と冷蔵庫のドア面との間の磁力を利用して、紙片Paが挟持される。
同様に図6の支点部6bを支点として傾斜部4bの押圧面7bを一方の手の指で冷蔵庫のドア面に向かって回動押圧するとマグネット3を囲む平面部5a、5b、5c、5dが図8のように浮き隙間9ができる。
この隙間9は傾斜部4bが冷蔵庫のドア面との間に隙間がないように密着押圧されるので支点部6bまでの隙間となる。そこに紙片Pbを他方の手で持ちながら隙間9にすべり込ませ、支点部6bに当接するまで挿入する。
このとき、先に支点部6aまで挿入挟持している紙片Paが傾斜部4bの面に押圧されるので、紙片Paが確りと固定されたままであって外れることはない。
そして押圧している指を弛めるとマグネット3の磁力で紙片Pbが冷蔵庫のドア面に吸着され、マグネットホルダー1と冷蔵庫のドア面との間の磁力を利用して、紙片Pa、Pbが共に挟持される。
同様に図6の支点部6cを支点として傾斜部4cの押圧面7cを一方の手の指で冷蔵庫のドア面に向かって回動押圧するとマグネット3を囲む平面部5a、5b、5c、5dが図8のように浮き隙間9ができる。
この隙間9は傾斜部4cが冷蔵庫のドア面との間に隙間がないように密着押圧されるので支点部6cまでの隙間となる。そこに紙片Pcを他方の手で持ちながら隙間9にすべり込ませ、支点部6cに当接するまで挿入する。
このとき、先に支点部6a、6bまで挿入挟持している紙片Pa、Pbが傾斜部4cの面に押圧されるので、紙片Pa、Pbが確りと固定されたままであって外れることはない。
そして押圧している指を弛めるとマグネット3の磁力で紙片Pcが冷蔵庫のドア面に吸着され、マグネットホルダー1と冷蔵庫のドア面との間の磁力を利用して、紙片Pa、Pb、Pcとが共に挟持される。
同様に図6の支点部6dを支点として傾斜部4dの押圧面7dを一方の手の指で冷蔵庫のドア面に向かって回動押圧するとマグネット3を囲む平面部5a、5b、5c、5dが図8のように浮き隙間9ができる。
この隙間9は傾斜部4dが冷蔵庫のドア面との間に隙間がないように密着押圧されるので支点部6dまでの隙間となる。そこに紙片Pdを他方の手で持ちながら隙間9にすべり込ませ、支点部6dに当接するまで挿入する。
このとき、先に支点部6a、6b、6cまで挿入挟持している紙片Pa、Pb、Pcが傾斜部4dの面に押圧されるので、紙片Pa、Pb、Pcが確りと固定されたままであって外れることはない。
そして押圧している指を弛めるとマグネット3の磁力で紙片Pdが冷蔵庫のドア面に吸着され、マグネットホルダー1と冷蔵庫のドア面との間の磁力を利用して、紙片Pa、Pb、Pc、Pdとが共に挟持される。
紙片を外すとき、例えば図6に示す紙片Paを外す場合は、支点部6aを支点として一方の手の指で押圧面7aを冷蔵庫のドア面に向かって回動押圧し、傾斜部4aを冷蔵庫のドア面まで密着させると、磁着挟持している平面部5a、5b、5c、5dが浮くので他方の手で紙片Paを外せる。
一方同時に他方向から挿入挟持されている紙片Pb、Pc、Pdは傾斜部4aの面と冷蔵庫の面で押圧されたまま保持されているので、紙片Pb、Pc、Pdは外れることがなく保持されている。
同様に、図6に示す紙片Pbを外す場合は、支点部6bを支点として一方の手の指で押圧面7bを冷蔵庫のドア面に向かって回動押圧し、傾斜部4bを冷蔵庫のドア面まで密着させると、磁着挟持している平面部5a、5b、5c、5dが浮くので他方の手で紙片Pbを外せる。
一方同時に他方向から挿入挟持されている紙片Pc、Pdは傾斜部4bの面と冷蔵庫の面で押圧されたまま保持されているので、紙片Pc、Pdは外れることがなく保持されている。
同様に、図6に示す紙片Pcを外す場合は、支点部6cを支点として一方の手の指で押圧面7cを冷蔵庫のドア面に向かって回動押圧し、傾斜部4cを冷蔵庫のドア面まで密着させると、磁着挟持している平面部5a、5b、5c、5dが浮くので他方の手で紙片Pcを外せる。
一方同時に他方向から挿入挟持されている紙片Pdは傾斜部4bの面と冷蔵庫の面で押圧されたまま保持されているので、紙片Pdは外れることがなく保持されている。
同様に、図6に示す紙片Pdを外す場合は、支点部6dを支点として一方の手の指で押圧面7dを冷蔵庫のドア面に向かって回動押圧し、傾斜部4dを冷蔵庫のドア面まで密着させると、磁着挟持している平面部5a、5b、5c、5dが浮くので他方の手で紙片Pdを外せる。
以上のように本実施例においては、例えば、連絡文書や通知ハガキやメモ、優待券等紙片の大きさや重要度により、分類して四方向から挿入磁着挟持できて、外すときは一方向から挿入磁着挟持している紙片のみを外し、他の方向からの挿入磁着挟持している紙片は挟持したままにできる四方向マグネットホルダーを得ることができる。
尚、事例は、順をおって説明しているが、使用する場合においては、順位にこだわることなく、紙片を必要な場所に挿入し、必要な紙片を外す使用方法になる。
つぎに、図9から図11を参照して、本発明の実施例3について説明する。
マグネットホルダー1は、非磁性体で形成された適宜な合成樹脂、例えば、アクリル樹脂を成形材料として一体成形されたホルダー2と、このホルダー2に埋設保持されたマグネット3とから構成されている。このホルダー2には図9に示すように、マグネット3を取り囲むように平坦な傾斜部4(4a、4b、4c、4d、4e)、平面部5(5a、5b、5c、5d、5e)が設けられている。
前記平坦な傾斜部4a、4b、4c、4d、4eと平面部5との平面が各々交差する稜線が支点部6(6a、6b、6c、6d、6e)を形成している。すなわち、この支点部6a、6b、6c、6d、6eを境界として平坦な傾斜部4a、4b、4c、4d、4eと平面部5とは各々くの字状に二つの平面を形成している。
なお、ホルダー2における傾斜部4a、4b、4c、4d、4eに対向する側には押圧面7(7a、7b、7c、7d、7e)が設けられている。そして、支点部6a、6b、6c、6d、6eは、押圧面7a、7b、7c、7d、7eを押圧したときホルダーが回動しやすいように僅かな丸みが形成されている。
また平坦な傾斜部4a、4b、4c、4d、4eは、たとえば冷蔵庫のドア面等のような保持部材8の面と隙間がないように密着する形状に形成されている。
紙片Pは図9においては5枚の紙片P(Pa、Pb、Pc、Pd、Pe)が示され、図10においては1枚の紙片P(Pa)のみが示されていている。なおホルダー2とマグネット3の全体を覆うように合成樹脂でコーティングしても良い。
本発明は、以上のような構造で、これを使用して紙片Paを磁着挟持するときは、図9に示す支点部(6a)を支点として傾斜部4aの押圧面7aを一方の手の指で冷蔵庫のドア面に向かって回動押圧するとマグネット3を囲む平面部5a、5b、5c、5d、5eが図11のように浮き隙間9ができる。
この隙間9は傾斜面4aが冷蔵庫のドア面との間に隙間がないように密着押圧されるので支点部6aまでの隙間となる。図9に示す紙片Paを他方の手で持ちながら隙間9にすべり込ませ、支点部6aに当接するまで挿入する。
そして押圧している指を弛めるとマグネット3の磁力で紙片Paが冷蔵庫のドア面に吸着され、マグネットホルダー1と冷蔵庫のドア面との間の磁力を利用して、紙片Paが挟持される。
同様に図9の支点部6bを支点として傾斜部4bの押圧面7bを一方の手の指で冷蔵庫のドア面に向かって回動押圧するとマグネット3を囲む平面部5a、5b、5c、5d、5eが図11のように浮き隙間9ができる。
この隙間9は傾斜部4bが冷蔵庫のドア面との間に隙間がないように密着押圧されるので支点部6bまでの隙間となる。そこに紙片Pbを他方の手で持ちながら隙間9にすべり込ませ、支点部6bに当接するまで挿入する。
このとき、先に支点部6aまで挿入挟持している紙片Paが傾斜部4bの面に押圧されるので、紙片Paが確りと固定されたままであって外れることはない。
そして押圧している指を弛めるとマグネット3の磁力で紙片Pbが冷蔵庫のドア面に吸着され、マグネットホルダー1と冷蔵庫のドア面との間の磁力を利用して、紙片Pa、Pbが共に挟持される。
同様に図9の支点部6cを支点として傾斜部4cの押圧面7cを一方の手の指で冷蔵庫のドア面に向かって回動押圧するとマグネット3を囲む平面部5a、5b、5c、5d、5eが図11のように浮き隙間9ができる。
この隙間9は傾斜部4cが冷蔵庫のドア面との間に隙間がないように密着押圧されるので支点部6cまでの隙間となる。そこに紙片Pcを他方の手で持ちながら隙間9にすべり込ませ、支点部6cに当接するまで挿入する。
このとき、先に支点部6a、6bまで挿入挟持している紙片Pa、Pbが傾斜部4cの面に押圧されるので、紙片Pa、Pbが確りと固定されたままであって外れることはない。
そして押圧している指を弛めるとマグネット3の磁力で紙片Pcが冷蔵庫のドア面に吸着され、マグネットホルダー1と冷蔵庫のドア面との間の磁力を利用して、紙片Pa、Pb、Pcとが共に挟持される。
同様に図9の支点部6dを支点として傾斜部4dの押圧面7dを一方の手の指で冷蔵庫のドア面に向かって回動押圧するとマグネット3を囲む平面部5a、5b、5c、5d、5eが図11のように浮き隙間9ができる。
この隙間9は傾斜部4dが冷蔵庫のドア面との間に隙間がないように密着押圧されるので支点部6dまでの隙間となる。そこに紙片Pdを他方の手で持ちながら隙間9にすべり込ませ、支点部6dに当接するまで挿入する。
このとき、先に支点部6a、6b、6cまで挿入挟持している紙片Pa、Pb、Pcが傾斜部4dの面に押圧されるので、紙片Pa、Pb、Pcが確りと固定されたままであって外れることはない。
そして押圧している指を弛めるとマグネット3の磁力で紙片Pdが冷蔵庫のドア面に吸着され、マグネットホルダー1と冷蔵庫のドア面との間の磁力を利用して、紙片Pa、Pb、Pc、Pdとが共に挟持される。
同様に図9の支点部6eを支点として傾斜部4eの押圧面7eを一方の手の指で冷蔵庫のドア面に向かって回動押圧するとマグネット3を囲む平面部5a、5b、5c、5d、5eが図11のように浮き隙間9ができる。
この隙間9は傾斜部4eが冷蔵庫のドア面との間に隙間がないように密着押圧されるので支点部6eまでの隙間となる。そこに紙片Peを他方の手で持ちながら隙間9にすべり込ませ、支点部6eに当接するまで挿入する。
このとき、先に支点部6a、6b、6c、6dまで挿入挟持している紙片Pa、Pb、Pc、Pdが傾斜部4eの面に押圧されるので、紙片Pa、Pb、Pc、Pdが確りと固定されたままであって外れることはない。
そして押圧している指を弛めるとマグネット3の磁力で紙片Peが冷蔵庫のドア面に吸着され、マグネットホルダー1と冷蔵庫のドア面との間の磁力を利用して、紙片Pa、Pb、Pc、Pd、Peとが共に挟持される。
紙片を外すとき、例えば図9に示す紙片Paを外す場合は、支点部6aを支点として一方の手の指で押圧面7aを冷蔵庫のドア面に向かって回動押圧し、傾斜部4aを冷蔵庫のドア面まで密着させると、磁着挟持している平面部5a、5b、5c、5d、5eが浮くので他方の手で紙片Paを外せる。
一方同時に他方向から挿入挟持されている紙片Pb、Pc、Pd、Peは傾斜部4aの面と冷蔵庫の面で押圧されたまま保持されているので、紙片Pb、Pc、Pd、Peは外れることがなく保持されている。
同様に、図9に示す紙片Pbを外す場合は、支点部6bを支点として一方の手の指で押圧面7bを冷蔵庫のドア面に向かって回動押圧し、傾斜部4bを冷蔵庫のドア面まで密着させると、磁着挟持している平面部5a、5b、5c、5d、5eが浮くので他方の手で紙片Pbを外せる。
一方同時に他方向から挿入挟持されている紙片Pc、Pd、Peは傾斜部4bの面と冷蔵庫の面で押圧されたまま保持されているので、紙片Pc、Pd、Peは外れることがなく保持されている。
同様に、図9に示す紙片Pcを外す場合は、支点部6cを支点として一方の手の指で押圧面7cを冷蔵庫のドア面に向かって回動押圧し、傾斜部4cを冷蔵庫のドア面まで密着させると、磁着挟持している平面部5a、5b、5c、5d、5eが浮くので他方の手で紙片Pcを外せる。
一方同時に他方向から挿入挟持されている紙片Pd、Peは傾斜部4cの面と冷蔵庫の面で押圧されたまま保持されているので、紙片Pd、Peは外れることがなく保持されている。
同様に、図9に示す紙片Pdを外す場合は、支点部6dを支点として一方の手の指で押圧面7dを冷蔵庫のドア面に向かって回動押圧し、傾斜部4dを冷蔵庫のドア面まで密着させると、磁着挟持している平面部5a、5b、5c、5d、5eが浮くので他方の手で紙片Pdを外せる。
一方同時に他方向から挿入挟持されている紙片Peは傾斜部4dの面と冷蔵庫の面で押圧されたまま保持されているので、紙片Peは外れることがなく保持されている。
同様に、図9に示す紙片Peを外す場合は、支点部6eを支点として一方の手の指で押圧面7eを冷蔵庫のドア面に向かって回動押圧し、傾斜部4eを冷蔵庫のドア面まで密着させると、磁着挟持している平面部5a、5b、5c、5d、5eが浮くので他方の手で紙片Peを外せる。
以上のように本実施例においては、例えば、連絡文書や通知ハガキやメモ、優待券、会員証等紙片の大きさや重要度により、分類して五方向から挿入磁着挟持できて、外すときは一方向から挿入磁着挟持している紙片のみを外し、他の方向からの挿入磁着挟持している紙片は挟持したままにできる5方向マグネットホルダーを得ることができる。
尚、事例は、順をおって説明しているが、使用する場合においては、順位にこだわることなく、紙片を必要な場所に挿入し、必要な紙片を外す使用方法になる
本発明の吸着面から見た平面図である。 本発明によるマグネットホルダーを保持部材に取り付けて紙片を挟持した状態を示す側面図である。 本発明のマグネットホルダーを指で冷蔵庫のドア面に回動押圧し紙片を挿入している状態を示す側面図である。 図1のA−A線に沿った断面図である。 本発明のマグネットホルダーに三方向から紙片を挟持した使用例を示す図である。 本発明のマグネットホルダーに四方向から紙片を挟持した使用例を示す図である。 図6のA−A線に沿った断面図である。 本発明によるマグネットホルダーを指で冷蔵庫のドア面に回動押圧し紙片を挿入している状態を示す図6のA−A線に沿った断面側面図である。 本発明のマグネットホルダーに五方向から紙片を挟持した使用例を示す図である。 図9のA−A線に沿った断面図である。 本発明によるマグネットホルダーを指で冷蔵庫のドア面に回動押圧し紙片を挿入している状態を示す図9のA−A線に沿った断面側面図である
1 マグネットホルダー
2 ホルダー
3 マグネット
4 傾斜部
5 平面部
6 支点部
7 押圧部
8 冷蔵庫のドア面等保持部材
9 隙間
P 紙片

Claims (2)

  1. 中央にマグネットを埋設保持した多角形の平面部と、その多角形の平面部における外周の直線状の各辺から屈曲して形成される複数の平坦な傾斜部とからなり、
    上記平面部と上記傾斜部とは、その境界の稜線で形成される各支点部にて上記平面部を磁気吸着可能で平坦な保持部材上で回動させることができると共に、回動時に上記傾斜部を上記保持部材上に隙間無く密着させるように形成してなり、
    上記傾斜部を上記保持部材上に隙間無く密着させて上記平面部を回動させた状態で、上記平面部より広い幅の紙片の中央部を挿入すると、該紙片は、左右を上記平面部から露出した状態で上記稜線にて形成される上記支点部の手前に当接して位置決され、さらに上記傾斜部の密着を解除することにより上記平面部が上記保持部材に磁気吸着することによって位置決めされた状態で挟持されることを可能となし、
    同手順で、複数の紙片を平面部の周囲に多角形状に形成される複数の支点部を用いて位置をずらせて掲示できると共に、その状態から上記傾斜部の一つを上記保持部材方向に押圧すると、該押圧方向に形成された上記支点部で位置決めされた紙片以外の全ての紙片は挟着保持され、該押圧方向に形成された上記支点部で位置決めされた紙片のみ抜き取り可能となることを特徴とするマグネットホルダー
  2. 平面部は三角形乃至五角形としたことを特徴とする請求項1に記載のマグネットホルダ
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