JP2007159787A - 仏鈴 - Google Patents

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俊博 小泉
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Abstract

【課題】 本発明は、従来の課題を鑑みて発明されたものであり、厳かで澄んだ音色を奏でるとともに、鈴台からの鈴の離脱を防ぐことができる、従来にない斬新な仏鈴を提供することを目的とする。
【解決手段】 椀状で底面Uが曲面状をなす鈴1の内側に、磁石3を載置し、前記鈴1を置く箇所には前記磁石3の磁力が及ぶ範囲に磁性部材4を備えていることを特徴とする仏鈴。
【選択図】 図2

Description

本発明は、仏壇のお参りの際に鳴らす仏鈴に関するものである。
一般的な仏鈴は図4のように、小さな座布団22の上に載せられており、仏壇の壇上等に置かれている。そして、鈴21を鈴棒23で叩くことで、チーンという高く澄んだ金属音が仏間に響き渡り、その場において、厳粛で厳かな雰囲気を醸し出すものである。
しかしながら、前述のように仏鈴を座布団の上に置いた場合には、該仏鈴の底部が座布団に沈み込んで広範囲に接触し、鈴棒で前記仏鈴を叩いた際、籠もったような濁りのある音色となる問題点があった。さらに、座布団の上に鈴を載せるような形態であるから、例えば、使用者が加減無く強く叩いた場合には、鈴が座布団から転げ落ちて、仏壇を破損する心配もあり、仮に鈴と鈴台とを一体的に固定し、該鈴の転落を防ぐような構造にした場合、今度は鈴の振動を規制する欠点があり、製造者側では、前述の様々な問題点を解消できる斬新な仏鈴の開発を日々進めている。
そこで本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、厳かで澄んだ音色を奏でるとともに、鈴台からの鈴の転落を防ぐことができる、従来にない斬新な仏鈴を提供することを目的とする。
本発明のうち請求項1の発明は、椀状で底面が曲面状をなす鈴の内側に、磁石を載置し、前記鈴を置く箇所には前記磁石の磁力が及ぶ範囲に磁性部材を備えていることを特徴とする。
鈴は椀状をなすものであるが、この椀状の概念としては、上端が開放した形態のものが全て含まれる。また、磁性部材を磁石の磁力が及ぶ箇所に備えるとは、具体的に、磁性部材と鈴に載置した磁石とが互いに引き合うような箇所にあることを意味し、例えば、設置面そのものを磁性部材で構成したり、設置面の内部に磁性部材を埋め込んだりしても良い。
また、請求項2の発明のように、鈴台の一部又は全部を磁性部材で構成すれば、鈴を鈴台に載せて使用する際にも磁石の効果を発揮することができる。
さらに、磁石は鈴との接触箇所を曲面状に形成することが望ましく、特に、請求項3の発明のように球形にすることが最も好適である。
また、請求項4の発明のように、鈴に磁石の位置決め手段を形成すると、磁石が位置決め手段により鈴内側の所定の箇所に留められ、鈴が常に一定姿勢を保つよう磁力が働き、使用時に安定した音色が奏でられる。ここで位置決め手段とは、磁石を鈴の内側における所定の箇所に留めておけるものであればよく、具体的には、窪み、孔、切欠等が挙げられる。
本発明のうち請求項1の発明によれば、鈴の底部が曲面状に形成されることから鈴と設置面とが点で接触し、設置面からの鈴への干渉を抑え、鈴を叩いた場合には、澄んだ音色を奏でて先祖を敬う厳かな雰囲気を醸し出すことが可能となる。また、鈴の内側に載置された磁石が動くことで、磁石がない場合と比べて鈴の揺れが変化する。特に、鈴の形状や、磁石の形状・大きさ及び磁力の強弱の組合せにより、鈴の揺れ方を様々に変化させることができ、その揺れる様子や音の変化を楽しむことができる。
本発明のうち請求項2の発明によれば、鈴を鈴台に載せて使用する際にも磁石による揺れの効果を得ることができる。また、鈴台の揺れや、あるいは鈴棒で叩いた際の鈴の揺れに対し、磁石の吸引によって鈴台からの鈴の転落を防ぐことができ、仏壇や仏具の破損の心配がない。
本発明のうち請求項3の発明によれば、磁石を球形にすることにより、鈴を揺らした際に鈴の内側で磁石が自由に動き回り、鈴の揺れを特に大きく変化させ、その揺れる様子や音の変化を楽しむことができる。
本発明のうち請求項4の発明によれば、鈴に載置した磁石の位置が固定され、鈴の揺れが抑えられるため、本仏鈴の使用時においては常に安定した階調の音色を奏でられる。
本発明の仏鈴の具体的な構成について、各図面に基づいて以下に説明する。
図1及び図2は本発明の仏鈴の第1実施形態を示す。まず鈴1は、全体が椀型をなすものであり、その全体を真鍮で鋳造するとともに、その表面にメッキ塗装を施している。次に鈴台2は、その上面側が扁平で且つ全体が円盤状をなしており、上部には磁性部材4が埋め込まれている。磁性部材4の上面側は鈴台2の外に露出しており、その上に鈴1を載せ、さらに鈴1の内側に球形の磁石3を載せている。
上記のように構成した仏鈴は、磁性部材4の上面側と鈴1の底面U、及び鈴1の内面側と磁石3とがそれぞれ点で接触している。この結果、鈴棒で叩いた際の鈴1の振動が妨げられず、鈴1は籠もりのない澄んだ音色を奏でる。そして磁石3を載置することで、鈴棒で鈴1を叩いた際には、叩かれた衝撃で一旦は鈴1が左右に揺れるものの、鈴1に磁石3の磁力が働いて常に初期位置に戻ろうとするので、鈴台2からの鈴1の転落を防ぐことができる。また、磁石3は鈴1の内側を自由に動くため、鈴1の揺れは様々に変化し、その様子を楽しむことができる。なお、本実施例においては球形の磁石3を用いているが、これが滑らかに動くためには、磁石3の極性が表面全体にわたって同じであることが望ましい。
また、鈴1は必ずしも鈴台2の上で使用する必要はなく、鉄板等磁性部材4で構成された面や磁性部材4が埋め込まれた面の上であれば同様に使用可能である。さらに、磁石3の磁力の強さを調節すれば、傾斜面や垂直面に鈴1を設置することも可能である。
また図3は、本仏鈴の第2実施形態を示すものである。この仏鈴は、鈴1の内側中央部分に位置決め手段5を設けたものであり、この位置決め手段5に磁石3が入り込むことで磁石3と鈴1との接触箇所が常に位置決めされ、鈴1の揺れが抑えられるため、安定した階調の音色を常時奏でられる。なお、本実施形態では磁石3の位置決め手段5として窪みを設けているが、例えば窪みの代わりに貫通孔や切欠等を設けても、磁石3を鈴1の所定箇所に位置決めできる。また、本実施形態においては鈴台2全体が磁性部材4により構成されている。
本発明の仏鈴の第1実施形態を示す斜視図である。 図1のA−A線縦断面図である。 本発明の仏鈴の第2実施形態を示す縦断面図である。 従来の仏鈴を示す斜視図である。
符号の説明
1 鈴
2 鈴台
3 磁石
4 磁性部材
5 位置決め手段
U 底面

Claims (4)

  1. 椀状で底面(U)が曲面状をなす鈴(1)の内側に、磁石(3)を載置し、前記鈴(1)を置く箇所には前記磁石(3)の磁力が及ぶ範囲に磁性部材(4)を備えていることを特徴とする仏鈴。
  2. 前記磁性部材(4)は、鈴台(2)の一部又は全部を構成していることを特徴とする請求項1記載の仏鈴。
  3. 前記磁石(3)は球形であることを特徴とする請求項1又は2記載の仏鈴。
  4. 前記鈴(1)には、前記磁石(3)の位置決め手段(5)を備えていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の仏鈴。
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