JP5261723B2 - りん具 - Google Patents
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Description
2つのりん本体を組み合せたりん具であって、上部に位置する第1のりん本体(1)と下部に位置する第2のりん本体(2)とを上部下部とを縦方向に反転させ、第1のりん本体(1)を下部に位置せしめ、第2のりん本体(2)を上部に位置せしめても安定直立する反転設置可能であることを特徴としたりん具であってもよい。
つまり、上部と下部との第1のりん本体(1)と第2のりん本体(2)を反転リバースさせても、安定直立して、撥やりん棒で叩いても安全に安定したりん具としたことで、上部と下部の位置関係を替えてのバリエーションを楽しめるりん具にすることができた。
ここで、2つのりん本体を組み合せたりん本体を複合りん本体(4)と定義する。
その場合に、りん具は第1のりん本体と第2のりん本体とを上下反転設置可能に接続部材で接続してあり、第1のりん本体と第2のりん本体とのいずれか一方又は両方にりん棒を置くための中空部を有するようにしてもよく、りん具は第1のりん本体と第2のりん本体とを上下反転設置可能に接続部材で接続してあり、当該接続部材にりん棒を置くための中空部を有するようにしてもよい。
つまり、反転設置可能である設置手段を台座(3)用いて、上部に位置する第1のりん本体(1)と下部に位置する第2のりん本体(2)とを上部と下部を縦方向に反転させ、第1のりん本体(1)を下部に位置せしめ、第2のりん本体(2)を上部に位置せしめても安定直立することを特徴とした、第1のりん本体(1)と第2のりん本体(2)からなる複合りん本体(4)と台座(3)からなるようにする方法である。
第1のりん本体(1)が下部になろうととも、安定せしめるように第1のりん本体(1)と台座(3)とが、安定接触する構造になっていればよい。
もちろん、りん棒(8)以外にも、線香を入れて、線香立ての代わりにしても良いし、紙を丸めて収納してもよい。
また、この部分に積極的にモノを納めることで、音の周波数特性に変化を起こさせることができるため、積極的に音を変化させるのに、便利である。
円形状の板状のものであれば、見栄えもよく、デザイン的にも感じがよい。
また、円形状のものは、上部に位置するりんの音を特に反響させ、強調する構造に適している。
特に上部に位置するりん本体の音が強調されて、下部に位置するりん本体の音が、隠れやすかった。
これを反転設置させることで、従来聞きづらかった第2のりん本体の音が上部になることで、叩きやすくなることも加わり、より、強調され聞きやすくなった。
安定設置の場合に、複合りん本体下部が広がっている必要があるが、台座を用いることで、それをスムーズに解消することができる。
もちろん、りん棒(8)以外にも、線香を入れて、線香立ての代わりにしても良いし、紙を丸めて収納してもよい。
また、この部分に音響変化を想定した形状のものを納めることで、音の周波数特性に変化を起こさせることができるため、積極的に音を変化させることができる。
第1のりん本体もしくは、第2のりん本体を直接持つ必要がないため、第1のりん本体もしくは第2のりん本体が汚れにくい。
また、仏壇など遠方に位置するところに設置したり、取り除いたりするときに、仏器を移動するための仏器さしのようなものを利用するのに都合がよい。
円形状の板状のものであれば、見栄えもよく、デザイン的にも感じがよい。
また、円形状のものは、上部に位置させたほうのりん本体を特に反響させ、強調する構造に適している。
見た目にもゴージャスである。
実際の形状は縦軸を中心とした回転体である。
簡明のために、特に注釈がない図面は全て、回転体の軸を基準とした説明縦端面で表してある。
端面図であるが、斜線は簡明のため省略する。
以下の図面も同様である。
実際のものは縦軸を中心とした回転体である。
この形態は、第1のりん本体(1)と第2にりん本体(2)から、構成されている。
第1及び第2のりん本体は、金属が適切である。
特に青銅、真鍮、などの銅合金は響きがよい。
鉄も同様に感じよく響きやすい。
とはいえ、響きやすくりんとして、適切であれば材質にこだわらない。
通常の大きさは、1センチ〜10センチ程度が、持ちやすいため、反転させやすく、手ごろである。
もちろん、適宜、ユーザーの要望に応じた大きさでよく、特に制限はない。
上部に位置する第1のりん本体(1)と下部に位置するりん本体(2)を反転することでも安定して、りんとして提供することが可能である。
図3は、反転前と反転後の形状変化を示したものである。
図4の形態のように縦方向に細長い意匠であってもよい。
第1のりん本体(1)と第2のりん本体(2)との接続方法は、一体成形となっていてもよいし、ネジ結合や溶接、挟着接合でも、方法は特に問わない。
もちろん接続部材などをもちいてつなげてもよい。
第1のりん本体(1)と第2のりん本体(2)とは同じ形状である必要もないし、同じ音質、同じ材質である必要もない。
この形態は第1のりん本体(1)を反転させて下部にきても、第2のりん本体(2)のようにうまく、設置できるような形状となっている。
台座(3)は従来からあるりん座布団のようなやわらかなものであってもよい。
むしろ、やわらかな座布団のような緩衝材は、密着性がよく、便利である。
台座(3)の材質に限定はない。
ただ、安定感を得るために、金属、陶器などの、密度の高いものがずれにくいため適している。
この形態では、台座(3)は固定され、複合りん(4)のみ反転させて使用する。
接続部材(7)に限定は特にない。
図5のような形態も同様に台座(3)を利用した形態である。
このように、台座(3)を利用することで、複合りん(4)のバリエーションが広がる。
簡便のため、斜線は省略してある。
この説明縦断面図において、複合りん(4)の縦軸方向にそった概略中央部に第1のりん本体(1)と第2のりん本体(2)を貫く中空部(5)を有している形態である。
図8も同様な形態である。
複合りん本体(4)は端面図で表し斜線は省略している。
説明のため、りん棒(8)は正面からみた形状で図示している。
つまみ部(6)は図のような円形の必要はなく、つまみやすい形状であれば、形状は問わないが、円形状である方が、見た目もよく、上部に位置する第1もしくは第2のりん本体の音色を強くする役目も果たす。
付与する形態は溶接、ネジ結合などさまざまな形態がある。
適切な形態をとればよく、特に必然的な付与形態は限定されない。
また、本発明はりん棒、撥などで叩くことにより先祖を供養したり、信仰するものを祭る祭壇あるいは、愛玩動物用など供養するために利用するりん具に関するものであるが、呼び鈴として、用いてもよい。
2 第2のりん本体
3 台座
4 複合りん本体
5 中空部
6 つまみ部
7 接続部材
8 りん棒
Claims (3)
- りん本体は、りん棒を置くための中空部を有することを特徴とするりん具。
- 第1のりん本体と第2のりん本体とを上下反転設置可能に接続部材で接続してあり、第1のりん本体と第2のりん本体とのいずれか一方又は両方にりん棒を置くための中空部を有することを特徴とするりん具。
- 第1のりん本体と第2のりん本体とを上下反転設置可能に接続部材で接続してあり、当該接続部材にりん棒を置くための中空部を有することを特徴とするりん具。
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