JP5821045B1 - ベル - Google Patents
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Abstract
【課題】小さな揺れでも音が鳴るベルの提供を目的とする。【解決手段】内部が中空のベル本体部と当該内部に打撃子を備え、前記ベル本体部は打撃子が転がることで振動するベース部と、当該ベース部の振動に共振する共振部を有することを特徴とする。【選択図】 図1
Description
本発明はベルに関し、特に内部に打撃子を有するベルに係る。
人が持ち歩いたり、ペットに取り付けるためのベルがある。
このようなベルは、熊等の動物が近付くのを避けるため、人に警報するため等使用する目的もさまざまである。
また、ドア等に取り付け、人の来訪を知らせるためのベルもある。
例えば、従来の熊よけベルは単に鈴を身につけて歩く時の揺れにより鳴るものの他に、特許文献1,2にはワイヤーに打撃部を連結したり、筒状の保持部を設けることで音の出る状態と音の出ない状態とに切り換えるものが提案されている。
しかし、従来のベルは大きく揺れないと大きな音がでないものであった。
特に従来のぶら下げ鈴は、内部が中空になっていて、下側にスリット状の切欠きを有するものの、玉がこの中空部のスリット部の両側に跨がるように載置されているため鈴が揺れ、玉が鈴本体を打撃しても直ぐに玉がスリット部に納まり、鈴本体の振動を止めてしまう問題があった。
このようなベルは、熊等の動物が近付くのを避けるため、人に警報するため等使用する目的もさまざまである。
また、ドア等に取り付け、人の来訪を知らせるためのベルもある。
例えば、従来の熊よけベルは単に鈴を身につけて歩く時の揺れにより鳴るものの他に、特許文献1,2にはワイヤーに打撃部を連結したり、筒状の保持部を設けることで音の出る状態と音の出ない状態とに切り換えるものが提案されている。
しかし、従来のベルは大きく揺れないと大きな音がでないものであった。
特に従来のぶら下げ鈴は、内部が中空になっていて、下側にスリット状の切欠きを有するものの、玉がこの中空部のスリット部の両側に跨がるように載置されているため鈴が揺れ、玉が鈴本体を打撃しても直ぐに玉がスリット部に納まり、鈴本体の振動を止めてしまう問題があった。
本発明は、小さな揺れでも音が鳴るベルの提供を目的とする。
本発明に係るベルは、内部が中空のベル本体部と当該内部に打撃子を備え、前記ベル本体部は内側底部に打撃子が転がるための転がり面又は転がり凹部を有する概ね水平方向に配置したベース部と、前記ベース部の上側に、水平方向に切り欠いたスリット部を介して当該ベース部の振動により共振する概ね水平方向の共振部を配置してあり、前記打撃子は表面に凹凸がある玉状、又は異形状の玉状であり、前記ベル本体部を横方向に動かすと前記玉状の打撃子が前記ベース部の転がり面又は転がり凹部を転がり、鳴ることを特徴とする。
ここで打撃子は、中空のベル本体部が揺れて転がるものであり、この転がる際にベース部が振動し、この振動が共振部に伝わり大きな音になる。
打撃子は、転がりによりベース部に振動を与えるように表面に凹凸がある玉状、また異形状の玉状がよい。
ここで打撃子は、中空のベル本体部が揺れて転がるものであり、この転がる際にベース部が振動し、この振動が共振部に伝わり大きな音になる。
打撃子は、転がりによりベース部に振動を与えるように表面に凹凸がある玉状、また異形状の玉状がよい。
本発明に係るベルは、振動部と共振部とが対応するように形成されていれば各種構造が考えられるが、従来のぶら下げ鈴のように中空部に納められた玉がスリット部に納まり、振動を抑えるものは含まれない。
また、ベル本体部が衣服やバック,リュック等に触れ、振動が抑えられるのを防ぐにはベル本体部をその振動を妨げないカバー部材でカバーされていてもよい。
例えば、ベル本体部はカバー部材でカバーされており、前記カバー部材は前記ベース部及び共振部に触れないように離間され、前記支持部材に保持するようにしてもよい。
また、ベル本体部が衣服やバック,リュック等に触れ、振動が抑えられるのを防ぐにはベル本体部をその振動を妨げないカバー部材でカバーされていてもよい。
例えば、ベル本体部はカバー部材でカバーされており、前記カバー部材は前記ベース部及び共振部に触れないように離間され、前記支持部材に保持するようにしてもよい。
本発明においては、打撃子が転がる状態と静止状態に切り換える打撃子の静止手段を有していてもよい。
静止手段としては、押え部材として静止部材の挿入、穴等の打撃子の収納凹部を設ける、磁石で吸着させる等、各種手段が考えられる。
静止手段としては、押え部材として静止部材の挿入、穴等の打撃子の収納凹部を設ける、磁石で吸着させる等、各種手段が考えられる。
本発明においては、打撃子が転がりやすいようにベル本体部を略水平に保持するための保持機構を有するのが好ましい。
保持機構としては、ベル本体部を略水平にぶら下げる支持部材、ベル本体部を略水平に保持するカバー部材、宇宙ゴマ(地球ゴマ)のように水平枠と垂直枠との組み合せからなる水平機構を用いてもよい。
具体的には、前記ベル本体部のスリット部を有しない側部から、側面視でU字状部と当該U字状部の上部側の先をさらに上方に折り返したL字状部からなる支持部材を有するようにしてもよい。
保持機構としては、ベル本体部を略水平にぶら下げる支持部材、ベル本体部を略水平に保持するカバー部材、宇宙ゴマ(地球ゴマ)のように水平枠と垂直枠との組み合せからなる水平機構を用いてもよい。
具体的には、前記ベル本体部のスリット部を有しない側部から、側面視でU字状部と当該U字状部の上部側の先をさらに上方に折り返したL字状部からなる支持部材を有するようにしてもよい。
本発明に係るベルは、打撃子が転がることで振動するベース部と、これに共振する共振部を有するので、ベル本体部を軽く横方向(水平方向)に動かすだけで鳴る。
この場合に共振部に打撃子が触れないのが好ましい。
この場合に共振部に打撃子が触れないのが好ましい。
本発明に係るベル10の構造例を以下図に基づいて説明するが、本発明はこれに限定されない。
図1(a)は、カバー部材30の無い状態のベル10を示す。
ベル本体部11は、内側底部に打撃子20の転がり面又は転がり凹部を有する略水平方向のベース部12とその上の共振部13とからなり、ベース部12に対して共振部13が共振するようにスリット部14を切り欠き形成してある。
ベル本体部11が略水平に保持されるように、このベル本体部11の側部からU字状に折り返し、さらに上部がL字状に折り返した支持部材15を有する。
このようにすると、支持部材15の上端部の吊り下げ孔15aにヒモ等を通し、衣服,ベルト,バック,リュック等にぶら下げるだけで、ベル本体部11が略水平に保持される。
ベル本体部11の材質は、振動により音が鳴るものであれば特に限定がない。
例えば、スチール,銅合金等の金属製が好ましい。
打撃子20の材質は、転がりによりベース部12に振動を与えるものであれば制限がない。
例えば、スチール,銅合金,セラミックス,石等が例として挙げられる。
打撃子20の形状は、完全な球状よりも異形状の方が好ましく、表面に凹凸があってもよい。
図1(a)は、カバー部材30の無い状態のベル10を示す。
ベル本体部11は、内側底部に打撃子20の転がり面又は転がり凹部を有する略水平方向のベース部12とその上の共振部13とからなり、ベース部12に対して共振部13が共振するようにスリット部14を切り欠き形成してある。
ベル本体部11が略水平に保持されるように、このベル本体部11の側部からU字状に折り返し、さらに上部がL字状に折り返した支持部材15を有する。
このようにすると、支持部材15の上端部の吊り下げ孔15aにヒモ等を通し、衣服,ベルト,バック,リュック等にぶら下げるだけで、ベル本体部11が略水平に保持される。
ベル本体部11の材質は、振動により音が鳴るものであれば特に限定がない。
例えば、スチール,銅合金等の金属製が好ましい。
打撃子20の材質は、転がりによりベース部12に振動を与えるものであれば制限がない。
例えば、スチール,銅合金,セラミックス,石等が例として挙げられる。
打撃子20の形状は、完全な球状よりも異形状の方が好ましく、表面に凹凸があってもよい。
図1(b)は、ベル本体部11の振動を妨げないカバー部材30で、このベル本体部11を覆うようにカバーした例である。
このようにすると、ベル本体部11の振動の妨げにはならず、音がすぐに止まることはなくなる。
カバー部材の形状に制限はなく、例えば図6に示すようにベル10の吊り下げ孔15aを除いてほぼ全体をカバー部材31の内に納め、カバー部材31にてベル本体部11を略水平に保持しつつ、バック等に入れてもよい。
このようにすると、ベル本体部11の振動の妨げにはならず、音がすぐに止まることはなくなる。
カバー部材の形状に制限はなく、例えば図6に示すようにベル10の吊り下げ孔15aを除いてほぼ全体をカバー部材31の内に納め、カバー部材31にてベル本体部11を略水平に保持しつつ、バック等に入れてもよい。
水平保持機構としては、図2に示すように保持枠41の内側に図2では左右の回動軸41a,41aにて水平枠42を回動自在に連結し、さらに水平枠42の前後の回動軸42a,42aを介して内側に垂直枠43を回動自在に連結した構造にしてもよい。
回動軸41a,41aの軸線と回動軸42a,42aの軸線は直交し、垂直枠43の下部にベル本体部11Aを支持部材15を介して固定してある。
また、保持枠41に吊り下げ孔44を設けた例になっている。
このようにすると、図3(a),(b)に示すように保持枠41が左右、前後に揺れてもベル本体部11Aの重力にて略水平に保持される。
回動軸41a,41aの軸線と回動軸42a,42aの軸線は直交し、垂直枠43の下部にベル本体部11Aを支持部材15を介して固定してある。
また、保持枠41に吊り下げ孔44を設けた例になっている。
このようにすると、図3(a),(b)に示すように保持枠41が左右、前後に揺れてもベル本体部11Aの重力にて略水平に保持される。
本発明に係るベル10は、打撃子20の静止手段を有するのが好ましい。
その静止手段に制限はない。
例えば、図4にはベル本体部11に挿入口13aを設け、静止部材50を差し込み可能にした例を示し、図5には打撃子20が磁性体でベル本体部11が磁性体でない場合に共振部13等にマグネット51を配置しておき、図5(a)に示すようにベル本体部11を一旦逆さにしたり、上下に振ることで打撃子20をマグネットに磁着させた例を示す。
静止手段としては、打撃子の収納凹部や孔を設ける等、構造に制限はない。
その静止手段に制限はない。
例えば、図4にはベル本体部11に挿入口13aを設け、静止部材50を差し込み可能にした例を示し、図5には打撃子20が磁性体でベル本体部11が磁性体でない場合に共振部13等にマグネット51を配置しておき、図5(a)に示すようにベル本体部11を一旦逆さにしたり、上下に振ることで打撃子20をマグネットに磁着させた例を示す。
静止手段としては、打撃子の収納凹部や孔を設ける等、構造に制限はない。
10 ベル
15 支持部材
20 打撃子
30 カバー部材
41 保持枠
42 水平枠
43 垂直枠
15 支持部材
20 打撃子
30 カバー部材
41 保持枠
42 水平枠
43 垂直枠
Claims (3)
- 内部が中空のベル本体部と当該内部に打撃子を備え、
前記ベル本体部は内側底部に打撃子が転がるための転がり面又は転がり凹部を有する概ね水平方向に配置したベース部と、前記ベース部の上側に、水平方向に切り欠いたスリット部を介して当該ベース部の振動により共振する概ね水平方向の共振部を配置してあり、
前記打撃子は表面に凹凸がある玉状、又は異形状の玉状であり、前記ベル本体部を横方向に動かすと前記玉状の打撃子が前記ベース部の転がり面又は転がり凹部を転がり、鳴ることを特徴とするベル。 - 前記ベル本体部のスリット部を有しない側部から、側面視でU字状部と当該U字状部の上部側の先をさらに上方に折り返したL字状部からなる支持部材を有することを特徴とする請求項1記載のベル。
- 前記ベル本体部はカバー部材でカバーされており、
前記カバー部材は前記ベース部及び共振部に触れないように離間され、前記支持部材に保持されていることを特徴とする請求項2記載のベル。
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JPS60193099U (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-21 | 都築 泉 | 振鈴,栓抜きを持つた鯨造形 |
JP2002013184A (ja) * | 2000-06-28 | 2002-01-18 | Masakatsu Makino | U字ブロック用吊り具 |
JP2013087595A (ja) * | 2011-10-21 | 2013-05-13 | Asahi Kasei Homes Co | 外壁パネル吊り上げ具及び外壁パネル |
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