JP3213973U - おりんセット - Google Patents

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一智 藤巻
一智 藤巻
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株式会社藤巻製作所
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Abstract

【課題】りん棒を安定的に保持でき、打りんの際には、掴みやすいおりんセットを提供する。【解決手段】上部が開口13したりん10と、りん10を載置するりん載置部材30と、りん10の底部内側12aに立設載置するりん棒20とを備え、りん10は非磁性材からなり、りん棒20は底部に磁石22を有し、りん載置部材30は強磁性材又は磁石31を有し、りん棒20側の磁石22とりん載置部材30側の強磁性材又は磁石31との間にりん10の底部12を挟み込んだ状態でりん棒20を磁力にてりん10の底部内側12aに立設載置する。【選択図】図1

Description

本考案は、仏具の1つであるおりんに関し、特にりんと、りんを打ち鳴らすためのりん棒と、りんの下に敷くりん座布団等のりん台との組み合せからなるおりんセットに係る。
お仏壇等にお参りする際に、おりんが仏具として使用されている。
おりんは、りん棒でりんを打ち鳴らすと、澄み切った音が鳴る。
そこでりんは、りん座布団等のクッション製のある軟らかいりん載置部材を敷き、その上に載せ、りん棒で打りんすることが一般的である。
りん棒としては、丸棒形状に近いものや、拡径した断面円形状の打撃部を有するもの等が市販されているが、転がりやすく、りんの側に置いておくスペースも必要であった。
近年は、仏壇等が小型化し、それに伴っておりんの小型化が要求されている。
特許文献1には、りん載置台の上にりんを磁着するものが開示されているが、りんの揺動を目的としたものであり、りん棒との一体化を図ったものではない。
特開2009−153565号公報
本考案は、りん棒を安定的に保持でき、打りんの際には掴みやすいおりんセットの提供を目的とする。
本考案に係るおりんセットは、上部が開口したりんと、前記りんを載置するりん載置部材と、前記りんの底部内側に立設載置するりん棒とを備え、前記りんは非磁性材からなり、前記りん棒は底部に磁石を有し、前記りん載置部材は強磁性材又は磁石を有し、前記りん棒側の磁石と前記りん載置部材側の強磁性材又は磁石との間に前記りんの底部を挟み込んだ状態で前記りん棒を磁力にて前記りんの底部内側に立設載置することを特徴とする。
ここで、りん棒を非磁性材であるりんの底部内側に磁着するのに、りん棒の底部に磁石を取り付けた場合には、りん載置部材側に鉄等の強磁性材を設ける態様と、りん棒の底部に取り付けた磁石と、りん載置部材に設けた磁石との相互の対向面の磁極がN,S極相互に異なる態様がある。
また、このりん載置部材側に磁石を設けた場合には、りん棒の底部には鉄等の強磁性材、又は対向面が異極となる磁石を設けてもよい。
本考案では、りん棒をりんの底部内側にりん載置部材側との磁力を用いて立設するものであり、りん棒の底部は筒状の端面あるいは平坦面等を有するのが好ましい。
ここで、磁力が強すぎるとりん棒を掴み、持ち上げる際にりんから離れにくくなる。
そこで、本考案において、りん棒の底部に設けた磁石又は強磁性材は前記りん棒の底面との間に磁力を調整するための隙間を有するのが好ましい。
ここで隙間は空間でもよく、樹脂,布等の非磁性材をこの隙間として取り付けてもよい。
本考案において、りん棒は棒状の把持部と、その下側に拡径した打撃部を有し、これらは非磁性材であれば材質に限定はない。
例えば、樹脂材,黒檀等の木材が例として挙げられる。
打撃部には、底面に隙間が形成されるように、磁石又は強磁性材が取り付けられている。
また、りんの音が長く鳴り響くように、りん載置部材はクッション性のある布製の座布団であってもよい。
りんは、黄銅,青銅,沙張等の非磁性材を用いて鋳造等により製作され、上部が開口したお椀状であるのが好ましい。
本考案に係るおりんセットは、りん座布団のようなクッション性のあるりん載置部材を敷物にしてりんを載せた場合に、りんの底部内側に従来のりん棒を立てた状態で置こうとしても不安定であり倒れやすいが、本考案にあっては、りん棒の底部に設けた磁石又は強磁性材と、りん載置部材に設けた磁石等との間の磁力にて安定した状態で、りん棒を起立状態に保持できる。
これにより、従来のようにりん棒が転がることもなく、コンパクトなおりんセットになる。
また、りん棒とりん載置部材との間の磁力を調整してあることで、りん棒を持ち上げる際にりんの底部内側から離れやすくなり、りん棒の取り扱いが容易である。
本考案に係る実施例1のおりんセットの断面図を示す。 実施例2のおりんセットの断面図を示す。 実施例1の構成例(a)及び外観図(b)を示す。 実施例3のおりんセットの断面図を示す。 (a)は実施例3の部品構成例、(b)は外観図を示す。
本考案に係るおりんセットの具体例を以下図に基づいて説明する。
図1,図3に実施例1を示す。
おりんセットは、りん10と、このりん10を載置するためのりん座布団(りん載置部材)30を有する。
りん10をりん座布団30の上に載置した状態で、りん棒20を起立状態にりん10の底部12の底部内側12aの上面に載置でき、その状態を磁力にて保持する。
りん10は、黄銅を用いてお椀状に鋳造し、内外周面を切削加工にて仕上げた例になっている。
りん10は、上方に開口部13を有し、お椀状であれば形状や大きさに制限はない。
りん10は、底部12と、その周囲から立ち上げた側部11を有し、本実施例では底部内側12aの上面が平坦になっているが、りん棒20を中央部に載置できればよく、緩やかな凹面形状等でもよい。
底部12の底部載置面12bは、りん座布団30に載置できれば凸面形状でもよく、その中央部に平坦部を形成してもよい。
りん棒20は、棒状の把持部23の下側に把持部よりも拡径した打撃部21を取り付けてある。
把持部23の上端部は、指で掴みやすいように少し拡径したつまみ部23aを有した例になっている。
把持部23及び打撃部21は別体でも一体的でもよいが、樹脂や木等の非磁性材で製作されている。
打撃部21の内部には、収容部21aを形成し、その内部に磁石22を把持部の先端に設けた取付部23bを介して取り付けてある。
打撃部21の端部21bは、収容部21aを形成することで、円筒状の端部形状になっている。
これにより、りん棒20が起立状態に保持しやすくなっている。
磁石22は、磁力を調整する目的で収容部21aの端部側に樹脂製のスペーサー24を取り付けてある。
このスペーサーの厚みを変えて、磁石22の高さ調整をしてもよい。
りん座布団30は、布製の袋体に綿等を詰めた布団状になっている。
本実施例1では、りん座布団30の内部に磁石31を入れてあり、打撃部21側の磁石22と、このりん座布団30側の磁石31とは、相互に磁着するように対向面がN,S極と異なる極となっている。
りん座布団30の大きさもりん10を載置できればよく、さらに小さくしてもよい。
実施例1のおりんセットの外観図を図3に示す。
通常は図3(b)に示すように、セットした状態で仏壇等に置いてあり、供養する前にりん棒20のつまみ部23aを指で掴んで持ち上げると、磁力がスペーサー24の厚みにより調整されているので、りん10の底部内側12aから容易に離れるようになっている。
本考案の実施例2を図2に示す。
りん棒の把持部23と打撃部21とを、ねじ部にて螺着するとともに、おねじ部からなる取付部23cにめねじ部を有する磁石22を螺着し、端部21bとの間に空間からなる隙間25を形成し、磁石22の取り付け高さを調整する。
実施例2は、りん座布団30の裏面側に鉄板からなる強磁性材32を取り付けた例になっている。
これにより、りんの底部内側12aに磁力を用いてりん棒20を立設保持できる。
なお、りん座布団側に磁石を取り付け、りん棒の打撃部21の内部に鉄等の強磁性材を取り付けても同様の効果が得られる。
本考案の実施例3を図4,5に示す。
本実施例は、りん座布団の替わりに樹脂又は木製のりん載置部材40とし、上面側に磁石31a又は強磁性材を埋め込んである。
りん載置部材40の上面には、フエルト等の軟質シート41を取り付け、下面には滑り止めを目的に軟質シート42を貼り付けてある。
10 りん
11 側部
12 底部
12a 底部内側
12b 底部載置面
13 開口部
20 りん棒
21 打撃部
21a 収容部
21b 端部
22 磁石
23 把持部
23a つまみ部
23b 取付部
24 スペーサー
25 隙間
30 りん座布団(りん載置部材)
31 磁石
32 強磁性材

Claims (3)

  1. 上部が開口したりんと、前記りんを載置するりん載置部材と、前記りんの底部内側に立設載置するりん棒とを備え、
    前記りんは非磁性材からなり、
    前記りん棒は底部に磁石を有し、前記りん載置部材は強磁性材又は磁石を有し、
    前記りん棒側の磁石と前記りん載置部材側の強磁性材又は磁石との間に前記りんの底部を挟み込んだ状態で前記りん棒を磁力にて前記りんの底部内側に立設載置することを特徴とするおりんセット。
  2. 前記りん載置部材側は磁石を有し、前記りん棒の底部側は強磁性材又は磁石を有することを特徴とする請求項1記載のおりんセット。
  3. 前記りん棒の底部に設けた磁石又は強磁性材は前記りん棒の底面との間に磁力を調整するための隙間を有することを特徴とする請求項1又は2記載のおりんセット。
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