JP6351020B1 - 有害動物忌避装置 - Google Patents

有害動物忌避装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6351020B1
JP6351020B1 JP2017002511A JP2017002511A JP6351020B1 JP 6351020 B1 JP6351020 B1 JP 6351020B1 JP 2017002511 A JP2017002511 A JP 2017002511A JP 2017002511 A JP2017002511 A JP 2017002511A JP 6351020 B1 JP6351020 B1 JP 6351020B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder member
sound generating
sound
motor
harmful animal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017002511A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018110546A (ja
Inventor
田中 進
進 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LUMIERE INCORPORATED
Original Assignee
LUMIERE INCORPORATED
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LUMIERE INCORPORATED filed Critical LUMIERE INCORPORATED
Priority to JP2017002511A priority Critical patent/JP6351020B1/ja
Priority to PCT/JP2018/000272 priority patent/WO2018131589A1/ja
Priority to CN201880003536.5A priority patent/CN109714961A/zh
Priority to TW107100928A priority patent/TWI767977B/zh
Priority to KR1020197007018A priority patent/KR102481655B1/ko
Application granted granted Critical
Publication of JP6351020B1 publication Critical patent/JP6351020B1/ja
Publication of JP2018110546A publication Critical patent/JP2018110546A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01MCATCHING, TRAPPING OR SCARING OF ANIMALS; APPARATUS FOR THE DESTRUCTION OF NOXIOUS ANIMALS OR NOXIOUS PLANTS
    • A01M29/00Scaring or repelling devices, e.g. bird-scaring apparatus
    • A01M29/16Scaring or repelling devices, e.g. bird-scaring apparatus using sound waves
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01MCATCHING, TRAPPING OR SCARING OF ANIMALS; APPARATUS FOR THE DESTRUCTION OF NOXIOUS ANIMALS OR NOXIOUS PLANTS
    • A01M29/00Scaring or repelling devices, e.g. bird-scaring apparatus
    • A01M29/30Scaring or repelling devices, e.g. bird-scaring apparatus preventing or obstructing access or passage, e.g. by means of barriers, spikes, cords, obstacles or sprinkled water

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Insects & Arthropods (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

【課題】耐久性が高く容易に使用可能であり、人には不快感が少ない音を使用して、有害動物には高い忌避効果を有し確実に追い払うことができる有害動物忌避装置を提供する。【解決手段】電源36に接続されたモータ40と、モータ40により回転する回転軸42に接続されモータ40の回転により揺動する重り46と、重り46を囲む筒体である音発生筒部材14を有する。音発生筒部材14は、合成樹脂により一体に成形されて断面が多角形の筒体に形成され、音発生筒部材14の一方の端部は開口され、他方の端部は板状の天面部20で閉鎖され、天面部20には小さい径の筒体である収容筒部材12が貫通している。モータ40の回転により重り46が音発生筒部材14の内周面に衝突して、有害動物が忌避反応を示す200Hz〜500Hzの周波数の打撃音を発生する【選択図】図1

Description

この発明は、農作物に害を与えるイノシシ等の有害動物が田畑や人家の近くに侵入することを防止する有害動物忌避装置に関する。
従来、音や振動を発生させることにより有害動物の侵入を防ぐ装置が提案されている。例えば、特許文献1に開示されている有害動物撃退装置は、外側を覆う金属製の筒部材と、筒部材の内側に設けられた電池と、電池に接続されたモータを有する。モータの回転軸には、モータの回転により揺動して筒部材の内側面に当たって音を発生する重りが設けられている。モータを回転させると、重りが筒部材の内面に衝突して打撃音を発し、打撃音により有害動物を警戒させ追い払うことができる。
また、特許文献2には、イノシシなどの有害動物を忌避する装置であって、周波数150Hz〜800Hzの音波を発振する音波発振手段を備える有害動物忌避装置を開示している。この有害動物忌避装置の音波を発生させる装置は、スピーカーや笛である。
特開2015−39355号公報 特開2010−246535号公報
上記背景技術の特許文献1に開示された有害動物撃退装置の場合、重りや筒部材が金属で作られ、筒部材に衝突して発生する音の周波数帯域が幅広く、打撃音が騒音となり、人にも不快感を与えるものである。さらに、金属製の重りを駆動するためモータの負担も大きく電池の消耗も早くなる場合もあった。
特許文献2に開示された有害動物忌避装置の場合、音の発生源がスピーカーや笛であり、スピーカーを野外に置いて長期間使用するには、電子機器やスピーカーの防水性や対候性が問題となる。また、笛は、常時使用できるものでなく、使用し難いものである。
この発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、耐久性が高く容易に使用可能であり、人には不快感が少ない音を使用して、有害動物には高い忌避効果を有し、確実に追い払うことができる有害動物忌避装置を提供することを目的とする。
本発明は、電源に接続されたモータと、前記モータにより回転する回転軸に接続され前記モータの回転により揺動する合成樹脂製の重りと、前記重りを囲む筒体である音発生筒部材とを備え、前記音発生筒部材は、合成樹脂により断面が多角形の筒体状に一体に形成され、前記筒体の一方の端部は開口され、他方の端部は板状の天面部で閉鎖されているとともに、前記天面部に透孔が形成されて筒体である収容筒部材が貫通して設けられ、前記収容筒部材の内側には前記電源と前記モータが設けられ、前記モータの前記回転軸が前記音発生筒部材の内側に突出して前記重りが接続され、前記モータの回転により前記重りが前記音発生筒部材の内周面に衝突して、有害動物が忌避反応を示す200Hz〜800Hz、好ましくは200Hz〜500Hzの周波数の打撃音を発生する有害動物忌避装置である。
さらに、地面に設置された三脚を設け、前記三脚の内側で前記音発生筒部材は、その下端部の開口が下方を向いて吊り下げられ、前記音発生筒部材の、前記収容筒部材に取り付けられた部分は、複数の連結保持部材により前記三脚に保持され、揺動が防止されて前記地面との間に所定の間隔を開けて前記音発生筒部材が安定に設置されているものである。前記三脚は、中間部が環部材により連結保持されていると良い。
前記音発生筒部材は、互いに隣接する側面の成す角度が90度よりも大きく150度以下であると良い。特に、前記音発生筒部材は断面が五角形又は六角形の筒体に形成されているものである。
さらに、前記収容筒部材の下端部には、外側面を一周するフランジ部が設けられ、前記音発生筒部材の前記天面部を前記収容筒部材が貫通して取り付けられた状態で、前記フランジ部が前記音発生筒部材の前記天面部の裏面側に嵌合して位置決めされるものである。また、前記モータと前記重りの間には、コイルスプリングが設けられていると良い。
前記有害動物忌避装置には前記モータを制御する制御部が設けられ、前記制御部は前記モータを設定された時間間隔で繰り返し駆動すると良い。
本発明の有害動物忌避装置は、人には不快感が少ない音を発生させて、有害動物には高い忌避効果を有し確実に追い払うことができる。しかも、容易に使用可能であり、忌避効果が長期間持続し、耐久性も高いものである。
この発明の第一実施形態の有害動物忌避装置の正面図である。 この実施形態の有害動物忌避装置の斜視図である。 この実施形態の有害動物忌避装置の分解した正面図である。 この実施形態の有害動物忌避装置を設置した状態を示す斜視図である。 この発明の第二実施形態の有害動物忌避装置の正面図である。 この実施形態の有害動物忌避装置の斜視図である。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図3はこの発明の第一実施形態を示すもので、この実施形態の有害動物忌避装置10は、クマ等の大型の動物や、イノシシやハクビシン等を対象として、200Hz〜800Hz、好ましくは200Hz〜500Hzの音で威嚇してこれらの有害動物を排除するものである。200Hz〜800Hzの音は、打撃音等で発生してもよく、録音または合成した音を再生して流しても良い。200Hz〜800Hzの音は、子供を持つイノシシが敵を威嚇する時に出す短く低い警戒音に似ているもので、イノシシ等の動物には不快な周波数の音である。
この実施形態の有害動物忌避装置10は、後述する電池36や制御部38、モータ40を覆う細長い円筒体であり軸方向が、使用状態において上下方向に位置する収容筒部材12と、収容筒部材12の下端部12aに取り付けられ収容筒部材12より大きい径の六角筒体である音発生筒部材14が互いに組み付けられて設けられている。
収容筒部材12は、一定の断面形状を有する円筒体であり、上端部12bと下端部12aは開口されている。収容筒部材12の下端部12aの少し上方には、外側面を一周するフランジ部15が設けられている。フランジ部15は、上下方向の厚みが薄い四角形の板体であり、周縁部は、下端部12aに向かって湾曲した曲面に形成されている。フランジ部15には、収容筒部材12の直径の延長線上に2個、音発生筒部材14に取り付けるためのネジ18が螺合される図示しないネジ穴が設けられている。収容筒部材12は、例えばPP樹脂製やPE樹脂製であり、色は例えばイノシシ等が認識可能な青である。
音発生筒部材14は、水平方向の断面形状が上端部14bよりも下端部14aの方が大きい形状であり、下端部14aに近づくにつれて徐々に広がる角錐台状である。音発生筒部材14の下端部14aは開口され、上端部14bは板状の天面部20で閉鎖されている。なお、6つの側面と天面部20の間の各角部は曲面で面取りされている。天面部20の中心には、収容筒部材12の下端部12aが挿通される透孔22が上下に貫通して形成されている。天面部20の上面の中央には、天面部20から上方に高くなる矩形の段部24が設けられ、さらに段部24の上面には円筒状の嵌合筒部26が形成され、段部24と嵌合筒部26の中心には透孔22が上下に貫通している。段部24の上面には、矩形の段部24の対角線上に、収容筒部材12のフランジ部15のネジ穴に螺合されるネジ18が差し込まれる挿通孔28が一対設けられ、挿通孔28は、天面部20と段部24を上下に貫通して設けられている。段部24の下面には、挿通孔28と同芯状に四角形の凹部24aが形成されている。凹部24aは、フランジ部15が嵌合し位置決めされる形状に設けられている。
音発生筒部材14は、例えばPP樹脂製やPE樹脂製であり、ブロー成形等により作られる。音発生筒部材14は、200Hz〜800Hz、好ましくは200Hz〜500Hzの音が発生するように、厚みが1mm〜1.5mmである。大きさは、例えば六角筒を形成する6つの側面は台形状に形成され下底である下端部14aは例えば約4cmであり、上底である上端部14bは例えば約3.5cmである。なお、音発生筒部材14の下端部14aの大きさは、例えば6つの側面の辺同士の間隔は約14cm、6つの側面の角部同士の間隔では約16cmとなる。上端部14bの径は、6つの側面の辺同士の間隔が約12cm、6つの側面の角部同士の間隔では約13.8cmとなる。下端部14aから上端部14bまでの高さは約13cmである。色は、例えばイノシシ等が認識可能な青色が好ましい。
収容筒部材12の上端部12bは、キャップ16が嵌められて閉鎖されている。キャップ16は、収容筒部材12の上端部12bの開口を閉鎖する天面16aを有し、天面16aの周囲には収容筒部材12の外側面を一周して覆う側面16bが設けられている。天面16aの外側面には、吊り下げ用の孔を有した係止部29が取り付けられている。天面16aの内側面には、後述するケース32を吊り下げるフック30が設けられている。キャップ16は収容筒部材12、音発生筒部材14と同じく、PP樹脂製やPE樹脂製であり、色は例えば青である。
収容筒部材12の中には、収容筒部材12より少し短い円筒形状の細長いケース32が設けられている。ケース32は、収容筒部材12と同じくPP樹脂製やPE樹脂製であり、収容筒部材12にわずかなゆとりを有して嵌合される円筒状の箱体である。ケース32の、キャップ16側となる上端部32bの外側面には、係止突部34が設けられ、係止突部34には、キャップ16のフック30が差し込まれて吊り下げられる透孔34aが設けられている。
ケース32の中には、電源である電池36が2個直列で1組または直列に2組収容されている。電池36は、例えばアルカリ単一電池である。ケース32の中の、上端部32bと反対側の下端部32aに近い位置には、制御用電子回路が形成された制御部38が設けられ、さらに下端部32a側には、モータ40が設けられている。電池36は、制御部38とモータ40に接続され、制御部38とモータ40も互いに接続されている。ケース32には、電池36の交換や、制御部38とモータ40のメンテナンスを行う図示しない蓋部が設けられている。
制御部38には、図示しないタイマーが設けられ、後述するように、モータ40を間欠駆動や、所定時間を区切ったタイマー駆動する制御を行う。さらに、制御部38には、昼夜を判別するための光センサである明かりセンサと、イノシシ等の外周の体温を検出する焦電センサやその他の赤外線センサの体温センサの出力が入力されてもよく、明るさや対象物の有無に合わせて駆動しても良い。
ケース32の下端部32aには、モータ40の回転軸42が外側に突出している。回転軸42は、有害動物忌避装置10の組立状態で収容筒部材12の下端部12aから突出し、音発生筒部材14の上端部14bから音発生筒部材14の内側に向かって突出する。回転軸42の突出する先端には、円盤状の金属製のプーリー43が同軸で固定されている。プーリー43の周辺部には、厚み方向、つまり上下方向に貫通する孔部43aが複数、例えば4個形成されている。4個の孔部43aは、プーリー43の円周に沿って等間隔に設けられている。プーリー43の孔部43aの1個には、所定の長さのコイルスプリング44が取り付けられている。コイルスプリング44は、例えばSUS製の引張バネであり、直径0.8mm×外系10mm×長さ38mmである。コイルスプリング44の基端部がプーリー43に連結され、先端部は下垂し、下垂した先端部には合成樹脂製の重り46が取り付けられている。重り46は、例えばABS樹脂で射出成形によって作られ、直径が14mmの球体であり、重さは2gである。音発生筒部材14に衝突した時に約200Hz〜800Hzの音が発生するものである。コイルスプリング44と重り46は、音発生筒部材14の内側に位置し、フリーな状態で揺動可能である。なお、プーリー43のその他の3個の孔部43aは、長期間の使用により孔部43aが破損した時の予備である。
この実施形態の有害動物忌避装置10の組立方法は、まず音発生筒部材14の下端部14aから収容筒部材12を入れ、透孔22を挿通して上方に引き出し、収容筒部材12のフランジ部15が音発生筒部材14の段部24の下面側の四角形の凹部24aに嵌合し位置決めされる。そして、段部24に形成された挿通孔28に、ネジ18を差し込み、ネジ18の先端を収容筒部材12のフランジ部15に形成されたネジ穴に螺合して、一体に係止する。ケース32に電池36、プーリー43、コイルスプリング44、重り46、キャップ16を取り付け、収容筒部材12の上端部12bから入れ、キャップ16を収容筒部材12上端部12bに係止する。音発生筒部材14の内側にコイルスプリング44と重り46が揺動可能に位置し、組立が完了する。そして、係止部29に紐等を巻き付けて、木の枝や柵に結んで吊り下げて使用する。
この実施形態の有害動物忌避装置10の使用に際しては、例えば図4に示すように、地面に置いた三脚60の内側に吊り下げられて設けられる。三脚60は、3本のポール60aを有し、上端部は結束部材60bで束ねられ、下端部を広げた状態でポール60aの外側に、大きさの異なる3個の環部材60c,60d,60eを互いに上下に離間させて取り付け、三脚の形状を保っている。有害動物忌避装置10の上端部にはステンレス製等のS字フック62が取り付けられ、S字フック62は紐体64で三脚60の結束部材60b付近に吊り下げられている。これにより有害動物忌避装置10は、3本のポール60a及び3個の環部材60c,60d,60eの内側に吊り下げられ、下端部14aは三脚60の高さの半分よりもやや地面に近い位置に達して保持されている。
音発生筒部材14には、適当な長さの連結保持部材である針金66の一端部を取り付け、針金66の他方の端部を、三脚60のポール60aや環部材60c,60dに巻き回して取り付ける。針金66は、音発生筒部材14を中心として放射方向に3本取り付け、音発生筒部材14が三脚60の中心軸に一致して下垂するように保持している。音発生筒部材14の嵌合筒部26の側周面に、図4に示すように、針金66を通して連結するための連結突起68が設けられてい
次に有害動物忌避装置10の動作について説明する。まず、図示しないスイッチを入れると、モータ40が回転して、モータ40の回転軸42に取り付けられているプーリー43と、コイルスプリング44と重り46が、所定の回転数で回転する。回転は、タイマーにより設定した時間帯のみ作動するように制御部38により制御される。さらに、モータ40の回転動作を間欠駆動するように制御する。例えば、5秒間回転し、30秒間停止した後、7秒間回転し、20秒間停止する。これを繰り返す。その他、例えば明かりセンサにより、夜間に動くイノシシ用に、暗くなったことを検知してモータ40を回転させてもよく、イノシシ等の動物の体温を検知する体温センサを作動させて、体温センサが検知信号を発した時にモータ40が回転するように設定しても良い。
モータ40の回転時、重り46には回転による遠心力が働き、コイルスプリング44が伸ばされて、音発生筒部材14の六角筒の内周面に重り46が当たって打撃音を発生する。この時、重り46が音発生筒部材14に衝突して、モータ40に作用する力が変化し、モータ40の回転速度や、重り46の衝突位置、タイミングが異なり、音発生筒部材14の内周面には重り46が均等に当たらず、ランダムに音発生筒部材14の内周面に衝突する。これにより、六角筒の内周面に断続的に不規則に重り46が衝突し、不規則な打撃音を発生するため、イノシシやハクビシン等の有害動物にとって不快な状況になり、しかも慣れることがない。発生する音は、モータ40の回転数、音発生筒部材14と重り46の素材や形状を調節し、200Hz〜800Hz、好ましくは200Hz〜500Hzの周波数の音にする。なお、音発生筒部材14の厚みが1mmの場合、164Hz〜706Hz、86.8db程度の音が発生する。発生した音は、音発生筒部材14の下方の開口から拡散するように広がり、広範囲に不規則な音を発信して、イノシシやハクビシン等の有害動物を慣れさせずに、長時間忌避効果を維持する。
有害動物忌避装置10の電池36が消耗した時は、収容筒部材12からキャップ16を外し、ケース32を引き出して、ケース32の図示しない蓋部を外して新しい電池36と交換する。長期間の使用によりプーリー43の孔部43aが摩耗して、側面側に切れることがあるが、切れた時は、予備の3個の孔部43aのいずれかにコイルスプリング44を付け替える。
この実施形態の有害動物忌避装置によれば、人には不快感が少ない周波数の音を発生させて、有害動物には高い忌避効果を有し確実に追い払うことができる。音発生筒部材14と重り46を樹脂にして、柔らかく大きな音を発生可能にし、200Hz〜800Hzの低周波数の音を発することができる。この周波数帯は、人間には耳障りではない低い音であるが、有害動物は忌避行動をとる音であり、確実に必要な周波数で警告音を発生するものである。音発生筒部材14と重り46は、ともに金属の場合と比べて柔らかい材料である合成樹脂で作られているため、衝突を繰り返しても一方がすり減ることがなく、耐久性がある。特に重り46の材料であるABS樹脂は摩擦に強いため、耐久性が高い。また、音発生筒部材14が円筒の場合、重り46が内周面で滑るように連続的に当たって、大きな音が発生しないが、六角筒等の角がある形の場合には、内周面により強く重り46が衝突して大きな音及び振動を発生することができる。特に、六角筒は隣接する側面同士の間の角度が鈍角であり、内周面に対して重り46が小さい角度で衝突し、跳ね返る角度も小さいため、滑らかに且つ連続的な打撃音が発生し、音発生筒部材14および重り46の寿命も長くなる。その他、跳ね返る角度が小さくスムーズに回転することができるため、重り46とコイルスプリング44が上方に跳ね上がってプーリー43に絡むというトラブルがない。なお、五角筒でも同様であり、隣接する側面同士の間の角度が鈍角でありスムーズに回転することができる。
コイルスプリング44は、長さが遠心力の強さにより変化し、重り46が音発生筒部材14の六角筒の内周面に均等に当たらず、不規則な音を断続的に発生する。このため、臆病で警戒心の強いイノシシやハクビシン等の有害動物にとって、不規則な音は警戒心を誘い、より効果的に長期間これらの有害動物を近づけない効果が持続する。
さらに、制御部38により間欠的に駆動されるものであり、常時音が発生することがなく、この点からも静かで、寿命も長くなる。また、人間には耳障りではない低い音であるため、民家の近くでも使用可能であり、民家近くに出没するタヌキやハクビシンにも使用し追い払うことができる。なお、この発明による有害動物忌避装置は、録音した200Hz〜800Hz、好ましくは200Hz〜500Hzの音を再生して発生させても、同様の効果を得ることができる。
プーリー43には4個の孔部43aが設けられているため、長期間の使用により孔部43aが切れても予備の孔部43aにコイルスプリング44を付け替えて使用することができる。音発生筒部材14は、嵌合筒部26に収容筒部材12が挿通されて確実に取り付けられるため、風の影響等により、収容筒部材12に対する横揺れと上下の振動を防ぐことができ、安定して音を発生させることができる。
また、有害動物忌避装置10は安価であり、小形で製造が簡単であるため、容易に利用することができる。キャップ16は簡単に防水構造にすることができ、耐水性を容易にかつ確実に持たせることができ、天候に関わらず屋外で長時間使用することができる。さらに、メンテナンスが容易であり、電池36を交換して繰り返し使用することができ、省エネルギーで効率よく、長時間継続的に必要な周波数と必要な音量の警告音を出すことができ、ランニングコストも安価なものである。
特に、制御部38によりタイマー駆動することによって、無駄な動作を省き省電力になり、間欠駆動によりさらに効率の良い駆動を行うことができる。また、明かりセンサや体温センサと組み合わせてモータ40を駆動することができ、更に高効率で動作させることができ、無駄な音の発生を抑えて電池寿命を延ばし、メンテナンス回数も減らすことができる。
さらに、有害動物忌避装置10は、三脚60にS字フック62と紐体64により吊り下げられ、環部材60c,60d,60eに針金66等の連結保持部材で取り付けて設置することにより、確実に保持固定される。環部材60c,60d,60eに針金66等の連結保持部材で取り付けることにより、音発生筒部材14が収容筒部材12から外れることを阻止し、風で揺れ動くことが効果的に防止され、中間の環部材60dにより三脚60の外にはみ出て揺れることも防ぐことができる。また、三脚60に取り付けることにより、音発生筒部材14の形状が大きくても風の影響で大きく揺れることがなく、確実に大きな警告音を発生することができる。環部材60c,60d,60eは、三脚60を強固に固定し、音発生筒部材14の保護も兼ねており、有害動物忌避装置10を安定に設置することができる。この他、三脚60には、S字フック62によりワンタッチで取り付けることができ、着脱が簡単であり、また音発生筒部材14には影響が出ない。S字フック62はステンレス製であり、耐久性がある。
次にこの発明の第二実施形態について図5、図6に基づいて説明する。なお、ここで、上記実施形態と同様の部材は同様の符号を付して説明を省略する。この実施形態の有害動物忌避装置50は、収容筒部材12と、収容筒部材12の下端部12aに取り付けられ収容筒部材12より大きい径の四角筒体である音発生筒部材52が互いに組み付けられて設けられている。四角筒体は、隣接する側面同士の間の角度が直角であり、上記実施形態の六角筒体の場合よりも内周面に重り46が大きい角度で衝突し跳ね返る角度も大きいが、回転数が低い場合など、条件によっては四角筒を使用する。
収容筒部材12は、一定の断面形状を有する円筒体であり、上端部12bと下端部12aは開口されている。収容筒部材12の下端部12aの少し上方には、外側面を一周するフランジ部54が設けられている。フランジ部54は板状であり、上端部12bに向かって突出する差込突起56が、収容筒部材12の直径の延長線上に一対ずつ、計2個設けられている。
音発生筒部材52は、水平方向の断面形状が上端部52bよりも下端部52aの方が大きい形状であり、下端部52aに近づくにつれて徐々に広がる四角錐台状である。音発生筒部材52の下端部52aは開口され、上端部52bは板状の天面部20で閉鎖されている。天面部20の中心には、収容筒部材12の下端部12aが挿通される透孔22が上下に貫通して形成されている。天面部20の上面の中央には、天面部20から上方に高くなる矩形の段部24が設けられ、さらに段部24の上面には円筒状の嵌合筒部26が形成され、段部24と嵌合筒部26の中心には透孔22が上下に貫通している。段部24の上面には、矩形の段部24の対角線上に、収容筒部材12のフランジ部54の差込突起56が差し込まれて係止する挿通孔58が一対設けられ、挿通孔58は、天面部20と段部24を上下に貫通して設けられている。音発生筒部材52は、例えばPP樹脂製やPE樹脂製であり、ブロー成形により作られる。音発生筒部材52は、200Hz〜800Hz、好ましくは200Hz〜500Hzの音が発生するように、厚みは1mm〜1.5mmである。大きさは、例えば四角筒を形成する4つの側面の下端部14aは約13.5cm、上端部14bは約11.5cmであり、音発生筒部材52の下端部52aから上端部52bまでの高さは約13cmである。色はイノシシ等が認識可能な青色である。
この実施形態の有害動物忌避装置50によれば、上記実施の形態と同様の組立方法で製造され、同様の使用方法であり、同様の効果を有するものである。収容筒部材12と音発生筒部材52の連結にねじ等を使用せず、組立が容易であり、工具がない屋外等でも簡単に組み立てることができる。
なお、この発明の有害動物忌避装置は、上記実施の形態に限定されるものではなく、音発生筒部材の形状は、四角筒や六角筒以外に五角筒でも良く、五角形や六角形、八角形等、音発生筒部材は、互いに隣接する側面の成す角度が90度よりも大きく150度以下の場合、特に好ましい。音発生筒部材の隣接する各側面がこのように形成されていると、上述のように、直角に交わる四角形の場合と比較して、側面に対する重りの跳ね返る角度が小さくなり、重りが回転軸に絡み付く等の弊害がなく、衝撃音も連続的に滑らかに発生する。さらに、長丸や楕円、半円状の断面形状でもよく、効果的に打撃音を発することができる形状であれば良い。音発生筒部材と収容筒部材は、一体的に合成樹脂で成形されて設けられていても良い。また、有害動物忌避装置を吊り下げる手段は係止部やS字フック以外でもよく、ケースをキャップに吊り下げるフックも、適宜変更可能である。コイルスプリングの強さや重りの重さ、モータの回転数は適宜変更可能であり、打撃による衝撃音が発生するように重りが音発生筒部材に断続的にぶつかるものであれば良い。電源は、充電式の電地や太陽電池等でも良い。各部材の合成樹脂の材料は、200Hz〜800Hz、好ましくは200Hz〜500Hzの音を発生するものであれば上記実施形態以外でも良い。
10,50 有害動物忌避装置
12 収容筒部材
14,52 音発生筒部材
20 天面部
26 嵌合筒部
29 係止部
36 電池
38 制御部
40 モータ
42 回転軸
43 プーリー
44 コイルスプリング
46 重り

Claims (7)

  1. 電源に接続されたモータと、前記モータにより回転する回転軸に接続され前記モータの回転により揺動する合成樹脂製の重りと、前記重りを囲む筒体である音発生筒部材とを備え、
    前記音発生筒部材は、合成樹脂により断面が多角形の筒体状に一体に形成され、前記筒体の一方の端部は開口され、他方の端部は板状の天面部で閉鎖されているとともに、前記天面部に透孔が形成されて筒体である収容筒部材が貫通して設けられ、
    前記収容筒部材の内側には前記電源と前記モータが設けられ、前記モータの前記回転軸が前記音発生筒部材の内側に突出して前記重りが接続され、
    地面に設置された三脚を設け、前記三脚の内側で前記音発生筒部材は、その下端部の開口が下方を向いて吊り下げられ、前記音発生筒部材の、前記収容筒部材に取り付けられた部分は、複数の連結保持部材により前記三脚に保持され、揺動が防止されて前記地面との間に所定の間隔を開けて前記音発生筒部材が安定に設置され、
    前記モータの回転により前記重りが前記音発生筒部材の内周面に衝突して、有害動物が忌避反応を示す200Hz〜800Hzの周波数の打撃音を発生することを特徴とする有害動物忌避装置。
  2. 前記三脚は、中間部が環部材により連結保持されている請求項1記載の有害動物忌避装置。
  3. 前記音発生筒部材は、互いに隣接する側面の成す角度が90度よりも大きく150度以下である請求項1記載の有害動物忌避装置。
  4. 前記音発生筒部材は、断面が五角形又は六角形の筒体に形成されている請求項3記載の有害動物忌避装置。
  5. 前記収容筒部材の下端部には、外側面を一周するフランジ部が設けられ、前記音発生筒部材の前記天面部を前記収容筒部材が貫通して取り付けられた状態で、前記フランジ部が前記音発生筒部材の前記天面部の裏面側に嵌合して位置決めされる請求項1記載の有害動物忌避装置。
  6. 前記モータと前記重りの間には、コイルスプリングが設けられている請求項3記載の有害動物忌避装置。
  7. 前記有害動物忌避装置には前記モータを制御する制御部が設けられ、前記制御部は前記モータを設定された時間間隔で繰り返し駆動する請求項6記載の有害動物忌避装置。
JP2017002511A 2017-01-11 2017-01-11 有害動物忌避装置 Active JP6351020B1 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017002511A JP6351020B1 (ja) 2017-01-11 2017-01-11 有害動物忌避装置
PCT/JP2018/000272 WO2018131589A1 (ja) 2017-01-11 2018-01-10 有害動物忌避装置
CN201880003536.5A CN109714961A (zh) 2017-01-11 2018-01-10 有害动物回避装置
TW107100928A TWI767977B (zh) 2017-01-11 2018-01-10 有害動物迴避裝置
KR1020197007018A KR102481655B1 (ko) 2017-01-11 2018-01-10 유해동물 기피장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017002511A JP6351020B1 (ja) 2017-01-11 2017-01-11 有害動物忌避装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6351020B1 true JP6351020B1 (ja) 2018-07-04
JP2018110546A JP2018110546A (ja) 2018-07-19

Family

ID=62779780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017002511A Active JP6351020B1 (ja) 2017-01-11 2017-01-11 有害動物忌避装置

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP6351020B1 (ja)
KR (1) KR102481655B1 (ja)
CN (1) CN109714961A (ja)
TW (1) TWI767977B (ja)
WO (1) WO2018131589A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102483279B1 (ko) * 2022-04-18 2022-12-29 주식회사 엘스글로벌 야생동물 퇴치장치
KR102626759B1 (ko) * 2023-04-14 2024-01-19 주식회사 엘스글로벌 두더지 및 멧돼지 퇴치기

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4835104B1 (ja) * 1969-07-01 1973-10-25
JPS5760699Y2 (ja) * 1981-01-09 1982-12-24
US5224438A (en) * 1992-03-24 1993-07-06 Gardener's Supply Company Device for repelling rodents
TW319017U (en) * 1997-05-13 1997-11-01 Leaven Entpr Co Ltd Improved structure of mousetraps
JPH11346636A (ja) * 1998-06-11 1999-12-21 Apollo:Kk 鳥獣威嚇機
AT500073A1 (de) * 2004-03-24 2005-10-15 Walter Rom Glocke und klöppel für glocken
JP2006226617A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Hitachi Home & Life Solutions Inc 加熱調理器
KR100938589B1 (ko) * 2008-04-17 2010-01-26 (주)대호테크 삼각대를 이용한 간이 크레인
JP2010246535A (ja) * 2009-03-26 2010-11-04 Yusuke Eguchi 有害動物忌避装置及び有害動物忌避方法
JP4653855B1 (ja) * 2010-05-10 2011-03-16 株式会社三和オートメーション 鐘体の鳴動装置
KR20130000167U (ko) * 2011-06-29 2013-01-08 조대희 조적용 지지대
CN202722353U (zh) * 2012-07-13 2013-02-13 谭全清 风力稻草人驱鸟器
CN202842213U (zh) * 2012-09-17 2013-04-03 余姚市杭佳电子有限公司 一种圆锥形太阳能驱鼠器
JP6029144B2 (ja) * 2013-08-23 2016-11-24 有限会社ルミエール 有害動物撃退装置
KR20150039355A (ko) 2013-10-02 2015-04-10 엘지전자 주식회사 이동 단말기 및 그 제어방법
JP2015084769A (ja) * 2013-12-04 2015-05-07 株式会社鎌田スプリング モグラ忌避装置
JP5821045B1 (ja) 2014-07-11 2015-11-24 株式会社小泉製作所 ベル
CN205756848U (zh) * 2016-05-26 2016-12-07 南安市永腾技术咨询有限公司 一种超声波害虫驱赶装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2018131589A1 (ja) 2018-07-19
TWI767977B (zh) 2022-06-21
KR20190100160A (ko) 2019-08-28
KR102481655B1 (ko) 2022-12-26
JP2018110546A (ja) 2018-07-19
TW201824995A (zh) 2018-07-16
CN109714961A (zh) 2019-05-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6029144B2 (ja) 有害動物撃退装置
US6814021B1 (en) Bird repeller and assembly method
US6615770B2 (en) Method and apparatus to control animal behavior
US20100236470A1 (en) Bird repeller and method of assembly
JP6351020B1 (ja) 有害動物忌避装置
EP2093730B1 (en) Fire detector
KR102267338B1 (ko) 차량 엔진룸 내부의 동물 퇴치장치
JP3177672U (ja) 野生害獣威嚇撃退装置
KR101872516B1 (ko) 유해조수 퇴치장치
JP3221129U (ja) 動物用警音装置
JP3128756U (ja) 猪(熊・鹿・猿)撃退装置
JP3121672U (ja) 風を検知して鳴る電子風鈴
WO2011142077A1 (ja) 鐘体の鳴動装置
US5764154A (en) Passive non-energized earthquake detector
JPH08140545A (ja) 魚釣(投げ釣)の、魚信感知器
KR102505336B1 (ko) 조류퇴치장치
JP2008283866A (ja) 鳥類排除装置
JP4938523B2 (ja) 鳥獣撃退装置並びにこの装置を使用した鳥獣撃退システム
KR20200032486A (ko) 조류 퇴치기.
CN217028673U (zh) 一种震动报警窗体
JP2005204631A (ja) 鳥獣被害防除装置
JP3155629U (ja) 鳥獣害防止用案山子
JP3221514U (ja) 鳥類営巣防止装置
JP2004163117A (ja) 振動検知装置
KR20190086629A (ko) 유해 조수 퇴치기

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180410

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180529

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6351020

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250