JP3177672U - 野生害獣威嚇撃退装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ソーラーパネルを電源として、コストが低廉な野生害獣威嚇撃退装置を提供する。
【解決手段】発電ソーラーパネルを電源として、音声記憶再生装置、音声増幅装置、照明発光装置、音波発生装置、赤外線感知装置、微弱電波発生装置を備える。また、それぞれを制御する制御装置をICモジュールにて電子基盤に組み込み、一体化する。この構成により、低周波によるモスキー波を常時発射する事により野生害獣の侵入を防止し、侵入した野生害獣に有っては本体下部に設けた赤外線感知器により侵入を感知、赤外線感知器にて感知出来ない範囲にあっては本体内部の微弱電力による超短波発生基盤から微弱電波を発射し反射波によるドップラー効果にて二重の感知装置を設け、それぞれの装置を駆動させ侵入した野生害獣を音声と高輝度LED照明により威嚇し野生害獣を傷つける事無く撃退する。
【選択図】図1

Description

田畑に侵入し被害を及ぼす野生害獣を傷つける事無く効果的に追い払う節電型野生害獣
威嚇撃退装置を提供する。
従来から昼夜に関わらず野生害獣による畑作被害があり、特に昨今では山林開発や異常
気候による野生害獣のテリトリーが脅かされ食料不足に伴い、里山の畑作被害は甚大な問
題となり、農家での経済的被害に悩まされているところである。対策として簡易的な防護
網を設置しても喰いちぎられ耐久性には乏しく充分で無い。柵を設置しても野生害獣の習
性から、柵の下に穴を掘り、くぐり抜ける。牧柵の設置においては、高圧電流を使用する
ため商用電源を必要とし、維持経費がかかる、又万一漏電した場合、人間への感電という
恐れもあり危険である。作物被害を被った事後の対策として関係各所と共に駆除対策や駆
除実施もある中、罠など駆除方法によっては、動物愛護団体からのクレームもある。
実用新案登録第3155629号公報 実用新案登録第3162211号公報
特許文献1から鳥獣害防止案山子は本体そのものが大きく本体形成や付属する物品にコ
ストも掛かる。赤外線感知器だけでは感知できない部分があり感知漏れもある。又本体内
部構造においてもそれぞれの部分の数が多く、全体的なコスト高となる、感知漏れや音に
よる撃退法にも限られた範囲であり、離れた場所での音が無く、田畑への害獣が侵入した
後の光照明や音波の発射で侵入事前の対策は無く問題がある。
特許文献2による、野生動物撃退装置は、いくつにも分割されていて各設備にはそれぞ
れ組み立てが必要となり、一体化された物では無く組み立てての一体化であり、又音波発
射においては、害獣を感知した後に音波が発射されているので田畑への侵入以前の対策は
なされていない。又音の威嚇によるものはサイレンと言ったもので動物だけでなく人間へ
の恐怖心をあおる事にも成る。両考案共に事後対策であり、感知方法においても、赤外線
感知のみのため、感知出来ない場合もある。音による効果も本体取り付け付近のみで離れ
た場所での効果は無く問題がある。
発電ソーラーパネルにより本体内部の充電池にて野生害獣の苦手とする周波数音波を昼
夜常時発射し、赤外線感知装置、及び微弱電力による超音波の反射波によるドップラー効
果にて二重の感知装置で感知し野生害獣に対し、本体の高輝度LED発光体で光り照明に
よる威嚇と共に音声記憶装置に記憶された外敵の一つである複数の犬の吠え声を音声増幅
装置により音量を大きくし、本体スピーカーから出して威嚇し、害獣を傷つける事無く追
い払う野生害獣威嚇撃退装置であり、本体装置から外部スピーカーを増設する事により、
離れた場所でも音を出し侵入した野生害獣を威嚇して追い払う事が出来、音声記憶再生に
は複数の音や音声を記憶再生する事により、目的の野生害獣威嚇撃退装置以外にも使用範
囲を広げる事が出来る野生害獣威嚇撃退装置である。特許文献1及び特許文献2から共に
侵入以前の対策に問題がある。そこで全てを考慮し野生害獣を傷つける事無く追い払う方
法として複合的な威嚇を行い田畑への侵入防止のため、野生害獣が苦手とする音波の常時
発射と侵入した場合の照明発光による威嚇と共に音声よる復合的な威嚇行為をあわせ持つ
小型一体化した装置が必要である。音波発射は常時とし感知装置においては感知の漏れを
防ぐために赤外線感知と共に微弱電力による超短波発射の反射波によるドップラー感知と
二重の感知装置を備える事により感知漏れを解消し音による威嚇も離れた所でも音が出せ
る事にある。それらのコスト高を抑えて小型一体化し省エネで設置が簡易でありメンテナ
ンスを簡略、維持費不要、装置充実とした野生害獣撃退装置を提供する。
本考案は上記の問題を鑑みて考案されたもので、目的はコンパクトな一層の小型一体化
省エネ、設置簡易、メンテナンス簡略、発電ソーラーパネル電源による維持費不要、装置
の充実、コストの低減、をはかった野生害獣威嚇撃退装置を提供する事にある。野生害獣
が田畑に侵入を防止するため、田畑への設置、又は野生害獣の進入路に設置をする装置で
箱形本体1とソーラーパネル7の2構成でソーラーパネルからの発電力により本体内部の
充電池9を充電、この電力により常時音波発生基盤13の動作で音波が発射され、本体部
に取り付けた赤外線感知器8及び微弱電力超短波発射による超短波ドップラー感知基盤1
5により、動きの有るものを感知し本体を制御する電源制御基盤10内のリレーを動作さ
せる事によりLED照明制御基盤14が動作し、威嚇用LED照明6を動作させる。同時
に音声記憶発生基盤11音声増幅基盤12を動作させて蓋部2に有る音声スピーカー4か
ら音声を発生させる。本体内部は低電力で動作させるためのソーラーパネルから充電され
ている充電池を電源としてそれぞれを制御するICモジュールを組み合わせた回路で内蔵
されている。音声記憶発生装置には野生害獣の外敵に成る音声記憶は数種類の記憶を可能
とし、照明は高輝度LEDを複数個用い常時発射のモスキー波音波は人間に感知出来ない
周波数で、野生害獣にあわせて周波数の変換が可能なモスキー波を蓋部音波発射圧電スピ
ーカー5により常時発射している。
このモスキー波は人間には可聴出来ないので音波が発射されているか確認のため音波発
射確認テストスイッチ17により可聴確認が出来る。又音波の周波数は野生害獣にあわせ
、周波数変換調整装置22によって周波数の可変が可能である。
発電ソーラーパネルは本体と分離されているため、本体が田畑や野生害獣進入路に向け
て設置されていても発電ソーラーパネルは本体設置方向に関係なく自由に日照方向に設置
出来効率よく内部の充電池に充電が成される。
本体の音声記憶装置から本体音声スピーカーにより出る音量は音量増幅装置に内蔵され
た音量調整装置より可変出来る。又音が届かない場所にも本体音声スピーカーの外部端子
18から取り出し離れた場所へ外部スピーカーを設置する事により一層の効果が上がる。
音声発生時間は赤外線感知器と一体化されたタイマースイッチ20の調整により音声発
生時間は調整可能であり昼夜明暗調整も赤外線感知器に一体化された昼夜調整スイッチ2
1により調整可能である。
本体内の音声記憶発生装置においては、音声記憶が複数種類記憶出来るので他の音声を
記憶させる事により野生害獣の種類により選別出来る。又目的外にも用途は広い、又音声
増幅装置内に内蔵された音量調整装置により、音量出力を制御出来るので用途にあわせた
音量出力に可変出来る。
本考案の野生害獣威嚇撃退装置は様々に使用が出来る。電源制御基盤上に設けられた音
波発生基盤のスイッチを切る事により停波が出来る。音声記憶発生基盤においては数種類
の音声記憶が出来、音波を停波し音声記憶を異なる音に記憶させれば多様化も可能である
。例えば難聴者宅の玄関に設置する事により玄関に来客時インターホンや呼び出し音では
気付かないため、LED照明基盤から外部端子を設け宅内に取り付けた別照明で来客を知
らせる事が出来る、この場合の照明としては自動点滅の照明が好ましい。来客は音声記憶
装置から流れるオルゴール音や小鳥のさえずり音で待機出来、夜間においては本体LED
照明により足下を照らす事も出来、快く待機する事が出来る。又このままの使用では鉄道
線路内に侵入する動物に威嚇し侵入を防止出来る事により、鉄道事故の防止となる。高速
道路においても同じ事が言える。
本体取り付けは田畑や野生害獣の進入路に立てられた直径30mmから40mm程度の
パイプに本体背面のガイドレール25にクランプ26を挟みボルトを締めるだけで取り付
けを可能にし、特殊な工具は必要としない。又発電ソーラーパネルも同パイプ、又は他所
に立てたパイプに発電ソーラーパネルの一体化されているクランプを締めるだけで本体同
様特殊な工具が必要なく取り付けを可能にした。
野生害獣威嚇撃退装置に必要な各制御装置を本体内に収容させる事により本体の小型一
体化になり、害獣感知においては赤外線感知器に加え、微弱電力超短波発射により反射波
によるドップラー感知と二重にする事で感知漏れを無くし、制御に必要な電源は発電ソー
ラーパネルからの本体内充電池に充電される事により昼夜を問わず駆動させる事が可能、
又発電ソーラーパネルを本体から分離させる事により本体設置方向に関係なく日照方向に
対して自由に向けられ効率よく充電が行われる。音声記憶装置からの音声もタイマースイ
ッチによって自由に時間の設定が出来る。音量増幅装置により音量調整が可能となり設置
場所に応じた出力に対応出来、離れた場所においては外部スピーカー端子から外部の離れ
た場所でも外部スピーカーの設置が可能であり野生害獣への威嚇は広範囲に効率よく行わ
れる。威嚇照明には高輝度LEDを使用する事により内部電池の消耗を最小限に抑え電力
を必要とするそれぞれの制御装置はICモジュールにて充電池の消耗を考慮し設置につい
ては特殊な工具を必要とせず簡易に取り付け可能でコストを抑え性能においても効率の良
い野生害獣威嚇撃退装置である。
本考案の実施形態による全体図である。 図1本体内の内部構成配置図である。 図1本体の蓋部構成図である。 図1本体の背面図である。 図1本体背面設置取り付け図である。 図1本体及びLED照明の断面図である。 図1ソーラーパネルの断面図である。
特許文献1及び特許文献2から共に侵入以前の対策に問題がある。そこで全てを考慮し
野生害獣を傷つける事無く追い払う方法として複合的な威嚇を行い田畑への侵入防止のた
め、野生害獣が苦手とする音波の常時発射と侵入した場合の照明発光による威嚇と共に音
声よる復合的な威嚇行為をあわせ持つ小型一体化した装置が必要である。音波発射は常時
とし感知装置においては感知の漏れを防ぐために赤外線感知と共に微弱電力による超短波
発射の反射波によるドップラー感知と二重の感知装置を備える事により感知漏れを解消し
音による威嚇も離れた所でも音が出せる事にある。それらのコスト高を抑えて小型一体化
し省エネで設置が簡易でありメンテナンスを簡略、維持費不要、装置充実とした野生害獣
撃退装置である。本考案は上記の問題を鑑みて考案されたもので、目的はコンパクトな一
層の小型一体化省エネ、設置簡易、メンテナンス簡略、発電ソーラー電源による維持費不
要、装置の充実、コストの低減、をはかった野生害獣威嚇撃退装置を提供する事にある。
野生害獣が田畑に侵入を防止するため、田畑への設置、又は野生害獣の進入路に設置をす
る装置で箱形本体1と発電ソーラーパネル7の2構成で発電ソーラーパネルからの発電力
により本体内部の充電池9を充電、この電力により常時音波発生基盤13の動作で音波が
発射され、本体部に取り付けた赤外線感知器8及び微弱電力超短波発射による超短波ドッ
プラー感知基盤15により、動きの有るものを感知し本体を制御する電源制御基盤10内
のリレーを動作させる事によりLED照明制御基盤14が動作し、威嚇用LED照明6を
動作させる。同時に音声記憶発生基盤11音声増幅基盤12を動作させて蓋部2に有る音
声スピーカー4から音声を発生させる。本体内部は低電力で動作させるための発電ソーラ
ーパネルから充電されている本体内部の充電池を電源としてそれぞれを制御するICモジ
ュールを組み合わせた電子回路で内蔵されている。音声記憶発生装置には野生害獣の外敵
に成る音声記憶は数種類の記憶を可能とし、照明は高輝度LEDを複数個用い、常時発射
の音波は人間に感知出来ない周波数で、野生害獣にあわせて周波数の変換が可能なモスキ
ー波を蓋部音波発射圧電スピーカー5により常時発射している。このモスキー波は人間に
は可聴出来ない為音波が発射されているか確認のため音波発射確認テストスイッチ17に
より可聴確認が出来る。又音波の周波数は野生害獣にあわせ、周波数変換調整装置22に
よって周波数の可変が可能である。発電ソーラーパネルは本体と分離されているため、本
体が田畑や野生害獣進入路に向けて設置されていても発電ソーラーパネルは本体設置方向
に関係なく自由に日照方向に設置出来効率よく充電が成される。本体の音声記憶装置から
本体音声スピーカーにより出る音量は音量増幅装置に内蔵された音量調整装置より可変出
来る。又音が届かない場所にも本体音声スピーカーの外部端子18から取り出し離れた場
所へ外部スピーカーを設置する事により一層の効果が上がる。
音声発生時間は赤外線感知器と一体化されたタイマースイッチ20の調整により音声発
生時間は調整可能であり昼夜明暗調整も赤外線感知器に一体化された昼夜調整スイッチ2
1により調整可能である。
本体内の音声記憶発生装置においては、音声記憶が複数種類記憶出来るので他の音声を
記憶させる事により目的外にも用途は広い、又音声増幅装置内に内蔵された音量調整装置
により、音量出力を制御出来るので用途にあわせた出力に可変出来る。
本考案の野生害獣威嚇撃退装置は様々に使用が出来る。電源制御基盤上に設けられた音
波発生基盤のスイッチを切る事により停波が出来る。音声記憶発生基盤においては数種類
の音声記憶が出来、音波を停波し音声記憶を異なる音に記憶させれば多様化も可能である
。例えば難聴者宅の玄関に設置する事により玄関に来客時インターホンや呼び出し音では
気付かないため、LED照明基盤から外部端子を設け宅内に取り付けた別照明で来客を知
らせる事が出来る、この場合の照明としては自動点滅の照明が好ましい。来客は音声記憶
装置から流れるオルゴール音や小鳥のさえずり音で待機出来、夜間においては本体LED
照明により足下を照らす事も出来、快く待機する事が出来る。又このままの使用では鉄道
線路内に侵入する動物に威嚇し侵入を防止出来る事により、鉄道事故の防止となる。高速
道路においても同じ事が言える。
本体取り付けは田畑や野生害獣の進入路に立てられた30mmから40mm程度のパイ
プに本体背面のガイドレール25にクランプ26を挟みボルトを締めるだけで取り付けを
可能にし、特殊な工具は必要としない。又発電ソーラーパネルも同パイプ、又は他所に立
てたパイプに発電ソーラーパネルの一体化されているクランプを締めるだけで本体同様特
殊な工具が必要なく取り付けを可能にした事により任意の場所に設置出来る。考案の野生
害獣威嚇撃退装置について図面1,2,3,を参照に説明する。本考案した野生害獣威嚇
撃退装置は発電ソーラーパネルによる充電型で有り商用電源は必要無く威嚇の為の音波発
生装置、照明装置、音声発生装置、音声増幅装置、感知装置は本体内部の充電池の自己電
力により制御され、小型軽量、設置簡易な野生害獣威嚇撃退装置である。
図1において野生害獣威嚇撃退装置は防水を施された小型の箱にそれぞれの動作をするI
C電子基盤を収納したもので、万一メンテナンスが必要な場合、樹脂製ボルトを外す事に
より本体1と蓋部2に分割される。本体に内蔵された充電池9からは常時モスキー音波発
生基盤13を動作させ蓋部2の音波発射圧電スピーカー5から威嚇の音波モスキー波が発
射されている。本体下部にある赤外線センサー感知器8及び本体内部の微弱電力超短波ド
ップラー感知基盤15にて動きのある物体を感知し、電源制御基盤10のリレーで動作制
御され充電池9からの電源で赤外線感知LED照明感知基盤14と共に微弱電力超音波ド
ップラー感知基盤15の二重による感知動作で本体上部の威嚇用LED照明6が点灯、音
声記憶発生基盤11の動作と共に音声増幅基盤12で音声増幅され蓋部2に取り付けられ
た音声スピーカー4から音が放出される。音量の調整は音声増幅基盤12にて音量の調整
が出来、離れた所へのスピーカー設置はスピーカー外部端子18から取り出しが可能であ
る。発電ソーラーパネル7からの本体の内部充電池への充電は充電用端子19に発電ソー
ラーパネルからのコードプラグを本体に差し込む事により日照時間帯は常に充電される。
取り付け設置には本体背面にあるガイドレール25にクランプ26を用い立てられた直径
30mmから40mm程度の太さのパイプ27に特殊工具を必要無く容易に取り付けが出
来、ソーラーパネルも一体化されているクランプにより容易に取り付けができる。耐久性
においても本体、蓋部共防塵防水に成っており風雨においても耐久性には優れている。本
体内部に配置された各動作基盤もそれぞれが単独であり、メンテナンスにおいても容易で
ありICモジュールを組み合わせた電子基盤で故障もなくコストもかからない軽量小型で
一体化された野生害獣威嚇撃退装置である。
設置においては野生害獣進入路に任意に立てられたパイプに本体背面に取り付けられたガイドレール及びクランプによって簡単に取り付けする事が出来る。又進入路以外田畑の中でも同様に取り付けが出来る。田畑への野生害獣侵入前から、野生害獣の苦手とする音波によるモスキー波の常時発射により野生害獣の侵入を防止出来る。
設置においての高さは、野生害獣の大きさにて任意の高さに設置が出来、野生害獣侵入に
おいてもその害獣の体型に合わせた感知で撃退出来る。感知角度においても自由に角度の可変が出来、如何なる侵入にも対処出来る。又収穫時期が過ぎれば本体背面のクランプを外し、簡単に撤去収納が可能である。
本体が軽量、小型に一体化された単独の物であり、設置に伴う電源の設備も無く、必要に
応じて取り付け、取り外しが簡単に行える事にある。
1 野生害獣威嚇撃退装置本体
2 蓋部
3 蓋部取り付けボルト穴
4 蓋部音声スピーカー
5 蓋部音波発射圧電スピーカー
6 威嚇用LED照明
7 発電ソーラーパネル
8 赤外線感知器
9 充電池
10 電源制御基盤
11 音声記憶発生基盤
12 音声増幅基盤
13 音波発生基盤
14 赤外線感知,LED照明制御基盤
15 微弱電力超短波ドップラー感知基盤
16 装置メインスイッチ
17 音波発生テストスイッチ
18 スピーカー外部取り出し端子
19 ソーラーパネル充電コード端子
20 タイマースイッチ
21 昼夜明暗調整スイッチ
22 音波周波数変換調整装置
23 蓋部音声スピーカー端子
24 蓋部音波発射圧電スピーカー端子
25 本体背面取り付けガイドレール
26 取り付けクランプ
27 取り付けパイプ
田畑に侵入し被害を及ぼす野生害獣を傷つける事無く効果的に追い払う節電型野生害獣
威嚇撃退装置を提供する。
従来から昼夜に関わらず野生害獣による畑作被害があり、特に昨今では山林開発や異常
気候による野生害獣のテリトリーが脅かされ食料不足に伴い、里山の畑作被害は甚大な問題となり、農家での経済的被害に悩まされているところである。対策として簡易的な防護網を設置しても喰いちぎられ耐久性には乏しく充分で無い。柵を設置しても野生害獣の習性から、柵の下に穴を掘り、くぐり抜ける。牧柵の設置においては、高圧電流を使用するため商用電源を必要とし、維持経費がかかる、又万一漏電した場合、人間への感電という恐れもあり危険である。作物被害を被った事後の対策として関係各所と共に駆除対策や駆除実施もある中、罠など駆除方法によっては、動物愛護団体からのクレームもある。
実用新案登録第3155629号公報 実用新案登録第3162211号公報
特許文献1から鳥獣害防止案山子は本体そのものが大きく本体形成や付属する物品にコ
ストも掛かる。赤外線感知器だけでは感知できない部分があり感知漏れもある。又本体内部構造においてもそれぞれの部分の数が多く、全体的なコスト高となる、感知漏れや音による撃退法にも限られた範囲であり、離れた場所での音が無く、田畑への害獣が侵入した後の光照明や音波の発射で侵入事前の対策は無く問題がある。
特許文献2による、野生動物撃退装置は、いくつにも分割されていて各設備にはそれぞ
れ組み立てが必要となり、一体化された物では無く組み立てての一体化であり、又音波発射においては、害獣を感知した後に音波が発射されているので田畑への侵入以前の対策はなされていない。又音の威嚇によるものはサイレンと言ったもので動物だけでなく人間への恐怖心をあおる事にも成る。両考案共に事後対策であり、感知方法においても、赤外線感知のみのため、感知出来ない場合もある。音による効果も本体取り付け付近のみで離れた場所での効果は無く問題がある。
本体は、防水小型箱、発電ソーラーパネル、充電池、電源制御装置、赤外線感知器、感
知用微弱超短波発生装置、モスキート音波発生装置、音声記憶再生装置、音声増幅装置、スピーカー、高輝度LED照明装置、簡易取り付けレールと12装置の構成で成りたち発電ソーラーパネルにより本体内部の充電池に充電して、その電源にて野生害獣の苦手とする周波数音波を本体内部のモスキート音波発生基盤にて昼夜常時発射し、野生害獣の侵入を防止し、又侵入した野生害獣には本体外部に取り付けた赤外線感知装置、及び本体内
部の微弱電力超音波発射基盤により超音波の反射波によるドップラー効果にて二重の感知装置で感知し侵入した野生害獣に対し、本体の外部に取り付けた高輝度LED発光体で光り照明による威嚇と共に本体内部の音声記憶装置に記憶された野生害獣の外敵の一つである犬の吠え声を本体内部の音声増幅装置により音量を大きくし、本体スピーカーか
ら音を出して威嚇し、又本体内部の音声記憶装置には数種の音声を記憶出来音声を野生
害獣によって選別出来、音量は本体内部の音声増幅装置にて調整を可能とし、スピーカ
ーは本体から離れた場所でも設置出来るよう本体から外部スピーカーの取り出しを可能にして害獣を傷つける事無く追い払うことを特徴とする野生害獣威嚇撃退装置とする。
また、本体装置から、外部スピーカーを増設する事により、離れた場所でも音を出し侵入した野生害獣を威嚇して追い払う事が出来、音声記憶再生には複数の音や音声を記憶再生する
事により、目的の野生害獣威嚇撃退装置以外にも使用範囲を広げる事が出来ることを特徴とする請求項1に記載の野生害獣威嚇撃退装置とする。
また、発電ソーラーパネルは本体と分離され本体の取り付け方向に関係無く取り付けクランプにより方向、角度と日照場所を自由に選択でき、本体内の充電池に効率よく充電され日照
時間帯は発電ソーラーパネルからの電源で音波の常時発射と共に本体内部に収容された充電池に充電し、夜間は本体内部の充電された充電池によって昼夜を問わず駆動できることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の野生害獣威嚇撃退装置とする。
また、装置本体背面に取り付けられたガイドレールにクランプを用いて田畑に建てた任意の太さ、任意の長さのパイプに方向、高さ、角度を制限無く簡単に取り付けができることを特
徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の野生害獣威嚇撃退装置とする。
発電ソーラーパネルにより本体内部の充電池にて野生害獣の苦手とする周波数音波を昼
夜常時発射し、赤外線感知装置、及び微弱電力による超音波の反射波によるドップラー効果にて二重の感知装置で感知し野生害獣に対し、本体の高輝度LED発光体で光り照明による威嚇と共に音声記憶装置に記憶された外敵の一つである複数の犬の吠え声を音声増幅装置により音量を大きくし、本体スピーカーから出して威嚇し、害獣を傷つける事無く追い払う野生害獣威嚇撃退装置であり、本体装置から外部スピーカーを増設する事により、離れた場所でも音を出し侵入した野生害獣を威嚇して追い払う事が出来、音声記憶再生には複数の音や音声を記憶再生する事により、目的の野生害獣威嚇撃退装置以外にも使用範囲を広げる事が出来る野生害獣威嚇撃退装置である。特許文献1及び特許文献2から共に侵入以前の対策に問題がある。そこで全てを考慮し野生害獣を傷つける事無く追い払う方法として複合的な威嚇を行い田畑への侵入防止のため、野生害獣が苦手とする音波の常時発射と侵入した場合の照明発光による威嚇と共に音声よる復合的な威嚇行為をあわせ持つ小型一体化した装置が必要である。音波発射は常時とし感知装置においては感知の漏れを防ぐために赤外線感知と共に微弱電力による超短波発射の反射波によるドップラー感知と二重の感知装置を備える事により感知漏れを解消し音による威嚇も離れた所でも音が出せる事にある。それらのコスト高を抑えて小型一体化し省エネで設置が簡易でありメンテナンスを簡略、維持費不要、装置充実とした野生害獣撃退装置を提供する。
本考案は上記の問題を鑑みて考案されたもので、目的はコンパクトな一層の小型一体化
省エネ、設置簡易、メンテナンス簡略、発電ソーラーパネル電源による維持費不要、装置の充実、コストの低減、をはかった野生害獣威嚇撃退装置を提供する事にある。野生害獣が田畑に侵入を防止するため、田畑への設置、又は野生害獣の進入路に設置をする装置で箱形本体1とソーラーパネル7の2構成でソーラーパネルからの発電力により本体内部の充電池9を充電、この電力により常時音波発生基盤13の動作で音波が発射され、本体部に取り付けた赤外線感知器8及び微弱電力超短波発射による超短波ドップラー感知基盤15により、動きの有るものを感知し本体を制御する電源制御基盤10内のリレーを動作させる事によりLED照明制御基盤14が動作し、威嚇用LED照明6を動作させる。同時に音声記憶発生基盤11音声増幅基盤12を動作させて蓋部2に有る音声スピーカー4から音声を発生させる。本体内部は低電力で動作させるためのソーラーパネルから充電されている充電池を電源としてそれぞれを制御するICモジュールを組み合わせた回路で内蔵されている。音声記憶発生装置には野生害獣の外敵に成る音声記憶は数種類の記憶を可能とし、照明は高輝度LEDを複数個用い常時発射のモスキート音波は人間に感知出来ない周波数で、野生害獣にあわせて周波数の変換が可能なモスキート音波を蓋部音波発射圧電スピーカー5により常時発射している。
このモスキート音波は人間には可聴出来ないのでモスキート音波が発射されているか確
認のためモスキート音波発射確認テストスイッチ17により可聴確認が出来る。又音波の周波数は野生害獣にあわせ周波数変換調整装置22によって周波数の可変が可能である。
発電ソーラーパネルは本体と分離されているため、本体が田畑や野生害獣進入路に向け
て設置されていても発電ソーラーパネルは本体設置方向に関係なく自由に日照方向に設置出来効率よく内部の充電池に充電が成される。
本体の音声記憶装置から本体音声スピーカーにより出る音量は音量増幅装置に内蔵され
た音量調整装置より可変出来る。又音が届かない場所にも本体音声スピーカーの外部端子18から取り出し離れた場所へ外部スピーカーを設置する事により一層の効果が上がる。
音声発生時間は赤外線感知器と一体化されたタイマースイッチ20の調整により音声発
生時間は調整可能であり昼夜明暗調整も赤外線感知器に一体化された昼夜調整スイッチ21により調整可能である。
本体内の音声記憶発生装置においては、音声記憶が複数種類記憶出来るので他の音声を
記憶させる事により野生害獣の種類により選別出来る。又目的外にも用途は広い、又音声増幅装置内に内蔵された音量調整装置により、音量出力を制御出来るので用途にあわせた音量出力に可変出来る。
本考案の野生害獣威嚇撃退装置は様々に使用が出来る。電源制御基盤上に設けられた音
波発生基盤のスイッチを切る事により停波が出来る。音声記憶発生基盤においては数種類の音声記憶が出来、音波を停波し音声記憶を異なる音に記憶させれば多様化も可能である。例えば難聴者宅の玄関に設置する事により玄関に来客時インターホンや呼び出し音では気付かないため、LED照明基盤から外部端子を設け宅内に取り付けた別照明で来客を知らせる事が出来る、この場合の照明としては自動点滅の照明が好ましい。来客は音声記憶装置から流れるオルゴール音や小鳥のさえずり音で待機出来、夜間においては本体LED照明により足下を照らす事も出来、快く待機する事が出来る。又このままの使用では鉄道線路内に侵入する動物に威嚇し侵入を防止出来る事により、鉄道事故の防止となる。高速道路においても同じ事が言える。
本体取り付けは田畑や野生害獣の進入路に立てられた直径30mmから40mm程度の
パイプに本体背面のガイドレール25にクランプ26を挟みボルトを締めるだけで取り付けを可能にし、特殊な工具は必要としない。又発電ソーラーパネルも同パイプ、又は他所に立てたパイプに発電ソーラーパネルの一体化されているクランプを締めるだけで本体同様特殊な工具が必要なく取り付けを可能にした。
野生害獣威嚇撃退装置に必要な各制御装置を本体内に収容させる事により本体の小型一
体化になり、害獣感知においては赤外線感知器に加え、微弱電力超短波発射により反射波によるドップラー感知と二重にする事で感知漏れを無くし、制御に必要な電源は発電ソーラーパネルからの本体内充電池に充電される事により昼夜を問わず駆動させる事が可能、又発電ソーラーパネルを本体から分離させる事により本体設置方向に関係なく日照方向に対して自由に向けられ効率よく充電が行われる。音声記憶装置からの音声もタイマースイッチによって自由に時間の設定が出来る。音量増幅装置により音量調整が可能となり設置場所に応じた出力に対応出来、離れた場所においては外部スピーカー端子から外部の離れた場所でも外部スピーカーの設置が可能であり野生害獣への威嚇は広範囲に効率よく行われる。威嚇照明には高輝度LEDを使用する事により内部電池の消耗を最小限に抑え電力を必要とするそれぞれの制御装置はICモジュールにて充電池の消耗を考慮し設置については特殊な工具を必要とせず簡易に取り付け可能でコストを抑え性能においても効率の良い野生害獣威嚇撃退装置である。
本考案の実施形態による全体図である。 図1本体内の内部構成配置図である。 図1本体の蓋部構成図である。 図1本体の背面図である。 図1本体背面設置取り付け図である。 図1本体及び発電ソーラーパネルの断面図である。
特許文献1及び特許文献2から共に侵入以前の対策に問題がある。そこで全てを考慮し
野生害獣を傷つける事無く追い払う方法として複合的な威嚇を行い田畑への侵入防止のため、野生害獣が苦手とする音波の常時発射と侵入した場合の照明発光による威嚇と共に音声よる復合的な威嚇行為をあわせ持つ小型一体化した装置が必要である。音波発射は常時とし感知装置においては感知の漏れを防ぐために赤外線感知と共に微弱電力による超短波発射の反射波によるドップラー感知と二重の感知装置を備える事により感知漏れを解消し音による威嚇も離れた所でも音が出せる事にある。それらのコスト高を抑えて小型一体化し省エネで設置が簡易でありメンテナンスを簡略、維持費不要、装置充実とした野生害獣撃退装置である。本考案は上記の問題を鑑みて考案されたもので、目的はコンパクトな一層の小型一体化省エネ、設置簡易、メンテナンス簡略、発電ソーラー電源による維持費不要、装置の充実、コストの低減、をはかった野生害獣威嚇撃退装置を提供する事にある。野生害獣が田畑に侵入を防止するため、田畑への設置、又は野生害獣の進入路に設置をする装置で箱形本体1と発電ソーラーパネル7の2構成で発電ソーラーパネルからの発電力により本体内部の充電池9を充電、この電力により常時音波発生基盤13の動作で音波が発射され、本体部に取り付けた赤外線感知器8及び微弱電力超短波発射による超短波ドップラー感知基盤15により、動きの有るものを感知し本体を制御する電源制御基盤10内のリレーを動作させる事によりLED照明制御基盤14が動作し、威嚇用LED照明6を動作させる。同時に音声記憶発生基盤11音声増幅基盤12を動作させて蓋部2に有る音声スピーカー4から音声を発生させる。本体内部は低電力で動作させるための発電ソーラーパネルから充電されている本体内部の充電池を電源としてそれぞれを制御するICモジュールを組み合わせた電子回路で内蔵されている。音声記憶発生装置には野生害獣の外敵に成る音声記憶は数種類の記憶を可能とし、照明は高輝度LEDを複数個用い、常時発射の音波は人間に感知出来ない周波数で、野生害獣にあわせて周波数の変換が可能なモスキート音波を蓋部音波発射圧電スピーカー5により常時発射している。このモスキート音波は人間には可聴出来ない為音波が発射されているか確認のため音波発射確認テストスイッチ17により可聴確認が出来る。又音波の周波数は野生害獣にあわせ、周波数変換調整装置22によって周波数の可変が可能である。発電ソーラーパネルは本体と分離されているため、本体が田畑や野生害獣進入路に向けて設置されていても発電ソーラーパネルは本体設置方向に関係なく自由に日照方向に設置出来効率よく充電が成される。本体の音声記憶装置から本体音声スピーカーにより出る音量は音量増幅装置に内蔵された音量調整装置より可変出来る。又音が届かない場所にも本体音声スピーカーの外部端子18から取り出し離れた場所へ外部スピーカーを設置する事により一層の効果が上がる。
音声発生時間は赤外線感知器と一体化されたタイマースイッチ20の調整により音声発
生時間は調整可能であり昼夜明暗調整も赤外線感知器に一体化された昼夜調整スイッチ21により調整可能である。
本体内の音声記憶発生装置においては、音声記憶が複数種類記憶出来るので他の音声を
記憶させる事により目的外にも用途は広い、又音声増幅装置内に内蔵された音量調整装置により、音量出力を制御出来るので用途にあわせた出力に可変出来る。
本考案の野生害獣威嚇撃退装置は様々に使用が出来る。電源制御基盤上に設けられた音
波発生基盤のスイッチを切る事により停波が出来る。音声記憶発生基盤においては数種類の音声記憶が出来、音波を停波し音声記憶を異なる音に記憶させれば多様化も可能である。例えば難聴者宅の玄関に設置する事により玄関に来客時インターホンや呼び出し音では気付かないため、LED照明基盤から外部端子を設け宅内に取り付けた別照明で来客を知らせる事が出来る、この場合の照明としては自動点滅の照明が好ましい。来客は音声記憶装置から流れるオルゴール音や小鳥のさえずり音で待機出来、夜間においては本体LED照明により足下を照らす事も出来、快く待機する事が出来る。又このままの使用では鉄道線路内に侵入する動物に威嚇し侵入を防止出来る事により、鉄道事故の防止となる。高速道路においても同じ事が言える。
本体取り付けは田畑や野生害獣の進入路に立てられた30mmから40mm程度のパイ
プに本体背面のガイドレール25にクランプ26を挟みボルトを締めるだけで取り付けを可能にし、特殊な工具は必要としない。又発電ソーラーパネルも同パイプ、又は他所に立てたパイプに発電ソーラーパネルの一体化されているクランプを締めるだけで本体同様特殊な工具が必要なく取り付けを可能にした事により任意の場所に設置出来る。考案の野生害獣威嚇撃退装置について図面1,2,3,を参照に説明する。本考案した野生害獣威嚇撃退装置は発電ソーラーパネルによる充電型で有り商用電源は必要無く威嚇の為の音波発生装置、照明装置、音声発生装置、音声増幅装置、感知装置は本体内部の充電池の自己電力により制御され、小型軽量、設置簡易な野生害獣威嚇撃退装置である。
図1において野生害獣威嚇撃退装置は防水を施された小型の箱にそれぞれの動作をするIC電子基盤を収納したもので、万一メンテナンスが必要な場合、樹脂製ボルトを外す事により本体1と蓋部2に分割される。本体に内蔵された充電池9からは常時モスキー音波発生基盤13を動作させ蓋部2の音波発射圧電スピーカー5から威嚇の音波モスキー波が発射されている。本体下部にある赤外線センサー感知器8及び本体内部の微弱電力超短波ドップラー感知基盤15にて動きのある物体を感知し、電源制御基盤10のリレーで動作制御され充電池9からの電源で赤外線感知LED照明感知基盤14と共に微弱電力超音波ドップラー感知基盤15の二重による感知動作で本体上部の威嚇用LED照明6が点灯、音声記憶発生基盤11の動作と共に音声増幅基盤12で音声増幅され蓋部2に取り付けられた音声スピーカー4から音が放出される。音量の調整は音声増幅基盤12にて音量の調整が出来、離れた所へのスピーカー設置はスピーカー外部端子18から取り出しが可能である。発電ソーラーパネル7からの本体の内部充電池への充電は充電用端子19に発電ソーラーパネルからのコードプラグを本体に差し込む事により日照時間帯は常に充電される。取り付け設置には本体背面にあるガイドレール25にクランプ26を用い立てられた直径30mmから40mm程度の太さのパイプ27に特殊工具を必要無く容易に取り付けが出来、ソーラーパネルも一体化されているクランプにより容易に取り付けができる。耐久性においても本体、蓋部共防塵防水に成っており風雨においても耐久性には優れている。本体内部に配置された各動作基盤もそれぞれが単独であり、メンテナンスにおいても容易でありICモジュールを組み合わせた電子基盤で故障もなくコストもかからない軽量小型で一体化された野生害獣威嚇撃退装置である。
設置においては野生害獣進入路に任意に立てられたパイプに本体背面に取り付けられたガ
イドレール及びクランプによって簡単に取り付けする事が出来る。又進入路以外田畑の中で
も同様に取り付けが出来る。田畑への野生害獣侵入前から、野生害獣の苦手とする音波によ
るモスキート音波の常時発射により野生害獣の侵入を防止出来る。
設置においての高さは、野生害獣の大きさにて任意の高さに設置が出来、野生害獣侵入においてもその害獣の体型に合わせた感知で撃退出来る。感知角度においても自由に角度の可
変が出来、如何なる侵入にも対処出来る。又収穫時期が過ぎれば本体背面のクランプを外し
、簡単に撤去収納が可能である。
本体が軽量、小型に一体化された単独の物であり、設置に伴う電源の設備も無く、必要に応じて取り付け、取り外しが簡単に行える事にある。
1 野生害獣威嚇撃退装置本体
2 蓋部
3 蓋部取り付けボルト穴
4 蓋部音声スピーカー
5 蓋部音波発射圧電スピーカー
6 威嚇用LED照明
7 発電ソーラーパネル
8 赤外線感知器
9 充電池
10 電源制御基盤
11 音声記憶発生基盤
12 音声増幅基盤
13 音波発生基盤
14 赤外線感知,LED照明制御基盤
15 微弱電力超短波ドップラー感知基盤
16 装置メインスイッチ
17 モスキート音波発生テストスイッチ
18 スピーカー外部取り出し端子
19 ソーラーパネル充電コード端子
20 タイマースイッチ
21 昼夜明暗調整スイッチ
22 音波周波数変換調整装置
23 蓋部音声スピーカー端子
24 蓋部音波発射圧電スピーカー端子
25 本体背面取り付けガイドレール
26 取り付けクランプ
27 取り付けパイプ
本考案の実施形態による全体図である。 図1本体内の内部構成配置図である。 図1本体の蓋部構成図である。 図1本体の背面図である。 図1本体背面設置取り付け図である。 図1本体及び本体蓋部及びLED照明の断面図である。 図1発電ソーラーパネルの断面図である。

Claims (4)

  1. 本体は、防水小型箱、発電ソーラーパネル、充電池、電源制御装置、赤外線感知器、感
    知用微弱超短波発生装置、モスキー音波発生装置、音声記憶再生装置、音声増幅装置、ス
    ピーカー、高輝度LED照明装置、簡易取り付けレールと12装置の構成で成りたち発電
    ソーラーパネルにより本体内部の充電池に充電して、その電源にて野生害獣の苦手とする
    周波数音波を本体内部のモスキー音波発生基盤にて昼夜常時発射し、野生害獣の侵入を防
    止し、又侵入した野生害獣には本体外部に取り付けた赤外線感知装置、及び本体内部の
    微弱電力超音波発射基盤により超音波の反射波によるドップラー効果にて二重の感知装置
    で感知し侵入した野生害獣に対し、本体の外部に取り付けた高輝度LED発光体で光り照
    明による威嚇と共に本体内部の音声記憶装置に記憶された野生害獣の外敵の一つである犬
    の吠え声を本体内部の音声増幅装置により音量を大きくし、本体スピーカーから音
    を出して威嚇し、又本体内部の音声記憶装置には数種の音声を記憶出来音声を野生害獣
    によって選別出来、音量は本体内部の音声増幅装置にて調整を可能とし、スピーカーは
    本体から離れた場所でも設置出来るよう本体から外部スピーカーの取り出しを可能にして
    害獣を傷つける事無く追い払う野生害獣威嚇撃退装置。
  2. 本体装置から、外部スピーカーを増設する事により、離れた場所でも音を出し侵入した
    野生害獣を威嚇して追い払う事が出来、音声記憶再生には複数の音や音声を記憶再生する
    事により、目的の野生害獣威嚇撃退装置以外にも使用範囲を広げる事が出来る野生害獣威
    嚇撃退装置。
  3. 発電ソーラーパネルは本体と分離され本体の取り付け方向に関係無く取り付けクランプ
    により方向、角度と日照場所を自由に選択でき、本体内の充電池に効率よく充電され日照
    時間帯は発電ソーラーパネルからの電源で音波の常時発射と共に本体内部に収容された充
    電池に充電し、夜間は本体内部の充電された充電池によって昼夜を問わず駆動できる野生
    害獣威嚇撃退装置。
  4. 装置本体背面に取り付けられたガイドレールにクランプを用いて田畑に建てた任意の太
    さ、任意の長さのパイプに方向、高さ、角度を制限無く簡単に取り付けが出来る野生害獣
    威嚇撃退装置。
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