JP3189808U - 鳥獣撃退装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】住宅地の鉄塔等に設置しても、鳥獣を威嚇するための刺激が住宅地への迷惑となることを低減でき、且つ低コストの鳥獣撃退装置を提供する。【解決手段】送電線鉄塔21等に鳥獣が近づいたり、滞留したりするときに、鳥獣を感知して信号を発する指向性の体感センサーを備え、鳥獣の近接を感知して発生した体感センサーの感知信号に応じて、体感センサーの指向範囲に合わせた範囲に鳥獣を威嚇する刺激を発生させる刺激発生器を備えた鳥獣撃退装置1である。刺激発生器は、音源とパラメトリックスピーカー、またはフラッシュ発光器または打撃装置からなり、太陽電池パネルと二次電池からなる電源を備えていることが好ましい。【選択図】図1

Description

本発明は、所定の箇所に鳥獣が滞留するのを防止する鳥獣撃退装置に係り、特に電線や電線を支持する鉄塔等に鳥類が飛来して滞留することによって発生する糞や鳴き声による住民への被害を有効に防止する鳥獣撃退装置に関するものである。
近年、送電線や架空地線などの電線や、その電線を支持する鉄塔に、ハジブトカラスや、ドバト、ムクドリ、ヒヨドリ、スズメ等の鳥が止まって営巣するなどして発生する糞、鳴き声が住民に迷惑や被害を及ぼすことも多い。また、営巣等により、電気的な事故が発生する場合もあり得る。
そこで以前より、特定箇所への鳥類の営巣や飛来を防止するために、鳥類の飛来箇所に対してネットで覆ったり、障害物を置いたり、忌避剤を撒いたりして、機械的に侵入を防止する方法や、目玉模様や、案山子、その他の音や光により威嚇して追い払う方法等が提案されており、実施もされている。
前者の機械的に侵入を防止する方法は、鳥獣を確実に撃退できるので局所的な領域への侵入防止等には効果的であるが、広範囲な領域への侵入に対処する場合には設備面で過大となり、実施困難な場合もある。後者の威嚇によって追い払う方法は、鳥獣の撃退の面での確実性には劣るが、広範囲な領域への侵入に対処する場合には設備面で有利であり、実施も比較的容易である。
例えば、後者の方法として、特許文献1には、体熱センサーで鳥獣類の侵入を検出し、警報機を駆動させて追い払う鳥獣警報器が記載されている。また、特許文献2には音声と発光の組み合わせにより鳥獣を撃退する装置が記載されている。また、特許文献3には赤外センサーで鳥獣類の侵入を検出し、その進入体に向けて音、光、臭い等の威嚇刺激を出力する進入体威嚇装置が記載されている。
実公平4−27344号公報 特開2000−175612号公報 特開2009−178140号公報
音や光により威嚇して鳥獣を撃退する方法の場合は、広範囲な領域への侵入等に対処可能であるが、学習能力のある鳥獣の場合には馴致の問題で、効果が長続きしない可能性がある。また、住宅地の近辺等に設置する場合には、音や光の刺激自体も、住宅地等への迷惑とならないように配慮する必要がある。
特許文献1、2は、センサーまたはタイマーで、音または光の刺激で鳥獣を威嚇するものであるが、音や光の刺激を周囲に撒き散らすため、住宅地の鉄塔等へ設置しての使用は難しい。
また、特許文献3の技術の場合は、鳥獣の居る箇所を狙って、音の刺激を指向性のスピーカーを用いて与えて威嚇するものであり、広範囲な耕作地等への鳥獣の侵入を防止するのには適するが、住宅地の鉄塔等での使用は難しく、新たな工夫と調整を要するので、コスト面等を含めオーバースペックとなる可能性が高い。
即ち、本考案の課題は、住宅地の鉄塔等に設置しても、鳥獣を威嚇するための刺激が住宅地への迷惑となることを低減できるような、且つ低コストの鳥獣撃退装置を提供することにある。
本考案は、鳥獣が近づいたときに、鳥獣を感知して信号を発する指向性の体感センサーを備え、鳥獣の近接を感知して発生した体感センサーの感知信号に応じて、前記体感センサーの指向に合わせた範囲に鳥獣を威嚇する刺激を発生させる刺激発生器を備えた鳥獣撃退装置である。
第1の考案は,鳥獣を感知して信号を発する指向性の体感センサーを備え、前記体感センサーの前記信号に応じて、前記体感センサーの指向範囲に合わせて鳥獣を威嚇する刺激を発生させる刺激発生器を備えた鳥獣撃退装置である。
第2の考案は,前記刺激発生器が音源とパラメトリックスピーカーからなることを特徴とする第1の考案に記載の鳥獣撃退装置である。
第3の考案は,前記刺激発生器がフラッシュ発光器からなることを特徴とする第1の考案に記載の鳥獣撃退装置である。
第4の考案は,前記刺激発生器が打撃装置からなることを特徴とする第1の考案に記載の鳥獣撃退装置である。
第5の考案は,太陽電池パネルと二次電池からなる電源を備えたことを特徴とする第1乃至4の考案のいずれかに記載の鳥獣撃退装置である。
第6の考案は,前記刺激発生器を制御するタイマーを備えたことを特徴とする第1乃至5の考案のいずれかに記載の鳥獣撃退装置である。
第7の考案は,周囲の明るさを感知する光センサーを備えたことを特徴とする第1乃至6の考案のいずれかに記載の鳥獣撃退装置である。
本考案の鳥獣撃退装置は、鳥獣を威嚇するための刺激を、鳥獣を感知する体感センサーの指向範囲に合わせて発生させるので、住宅地の鉄塔等に設置しても、住宅地への迷惑を緩和できる。
また、体感センサーで鳥獣を感知した場合に合わせて、刺激を発生させるため、適切なタイミングで鳥獣を威嚇でき、不要な刺激の発生を抑えることができるので、電地の消耗を抑えると共に鳥獣の馴致の問題を低減できる。
また、太陽電池を用いることで、消耗による一次電池等の定期交換が不要となるので、メンテナンスが容易である。
また、タイマーや光センサーにより昼夜等を判別できるので、対象となる鳥獣に合わせた撃退が可能となり、住宅地の鉄塔等では、夜間に鳥獣を威嚇する刺激の発生を停止させる等の制御ができ、住宅地等での迷惑を緩和できる。
本考案の鳥獣撃退装置を鉄塔に設置する場合の説明図である 本考案(第2の考案)の鳥獣撃退装置の概念図である。 本考案(第3の考案)の鳥獣撃退装置の概念図である。 本考案(第4の考案)の鳥獣撃退装置の概念図である。 本考案(第7の考案)の鳥獣撃退装置の概念図である。 本考案の鳥獣撃退装置の一例を示す外観図である。
本考案は、鳥獣が近づいたときに、鳥獣を感知して信号を発する指向性の体感センサーを備え、鳥獣の近接を感知して発生した体感センサーの感知信号に応じて、前記体感センサーの指向範囲に合わせた範囲に鳥獣を威嚇する刺激を発生させる刺激発生器を備えた鳥獣撃退装置である。
図1に本考案の鳥獣撃退装置を鉄塔に設置する場合の説明図を示す。送電線鉄塔の場合は、図1に示すように、鉄塔21の頂部や腕金部や送電線22に鳥が飛来して滞留することが多い。滞留する鳥が多い場合は、鳴声や糞が鉄塔近辺の住宅地の迷惑となる可能性があり、さらに営巣等により電気的な事故が発生する場合もあるので、この鳥の飛来や滞留を阻止するために、本考案の鳥獣撃退装置1を鉄塔21に設置する。
鳥獣撃退装置1を対象となる鳥の飛来する方向又は滞留する区域に合わせて設置し、これらの鳥に照準を合わせて図1に斜線で示した体感センサーの感知範囲と威嚇する刺激の伝達方向を調整する。
このように、本考案の鳥獣撃退装置1では、対象とする鳥獣の侵入経路、滞留範囲に照準を合わせて、本考案の鳥獣撃退装置1を設置することにより、送電線鉄塔等の所定の範囲内への鳥獣の侵入や滞留を防止している。そのため、例えば照準を図1のように上空に向け、近辺の住宅地から逸らすように設定することにより、近辺の住宅地への迷惑を軽減することが可能となる。
次に、第2の考案である鳥獣を威嚇するための刺激発生器として音源とパラメトリックスピーカーを用いた場合の鳥獣撃退装置について説明する。図2に第2の考案の鳥獣撃退装置の概念図を示す。この鳥獣撃退装置1は体感センサー3、音源4、パラメトリックスピ−カー5、コントローラー8とこれらを駆動するための電源2を備えている。体感センサー3が鳥獣を感知した場合の信号に応じてコントローラー8で、音源4とパラメトリックスピーカー5の駆動を制御する。体感センサー3としては、対象とする鳥獣を感知できる感度を持っていれば良く、一般的な赤外線センサーを用いた体感センサーを使用できる。市販の体感センサーは通常、指向性を有しているが、さらに、識域の調整や、カバーを取り付ける等で感知する領域の調整を行うことが可能である。
パラメトリックスピーカー5は、通常のスピーカーに比較して、鋭い指向性を持たせることができる。この鋭い指向性によって、特定の狭い範囲に音声を流すことができるので、体感センサー3の感知範囲、即ち鳥獣の侵入や滞留を防止したい範囲に合わせて、威嚇音を流すことができる。このように、鳥獣の感知に合わせて、威嚇音を必要な範囲に絞って流すことができるので、周囲に威嚇音を撒き散らす場合と比較して、鳥獣が馴致し難く、周囲の住宅地等への迷惑も抑えることが可能となる。
音源4は、対象とする鳥獣を威嚇するような音声を出力させるためのもので、音声レコーダーや音声合成ICなどで構成し、次段のパラメトリックスピーカー5で威嚇音を対象範囲に向かって発声する。威嚇音としては、鳥獣の警戒音、恐怖の叫び声、天敵の鳴き声、不快音、衝撃音等を適宜選定すればよい。鳥獣の場合は、音声刺激等に馴致する場合があるので、一種類の音声だけでなく、数種類の音声から適宜選択して出力するとより効果的である。
次に、第3の考案である鳥獣を威嚇するための刺激発生器としてフラッシュ発光器を用いた場合の鳥獣撃退装置について説明する。図3に第3の考案の鳥獣撃退装置の概念図を示す。この鳥獣撃退装置1は体感センサー3、フラッシュ発光器6、コントローラー8とこれらを駆動するための電源2を備えている。体感センサー3が鳥獣を感知した場合の信号に応じてコントローラー8で、フラッシュ発光器6の駆動を制御する。体感センサー3は、上記考案と特に変わらない。
フラッシュ発光器6の場合は、威嚇刺激が光であるので、鋭い指向性を持たせることができる。この鋭い指向性によって特定の狭い範囲に光を投射することができるので、体感センサー3の感知範囲、即ち鳥獣の侵入や滞留を防止したい範囲に合わせて、威嚇光を投射することができる。このように、鳥獣の感知に合わせて、威嚇光を必要な範囲に絞って投射することができるので、周囲に威嚇光を撒き散らす場合と比較して、鳥獣が馴致し難く、周囲の住宅地等への迷惑も抑えることが可能となる。
フラッシュ発光器6は対象とする鳥獣を威嚇するような光を投射させるためのもので、必要な輝度の光を発光できるものであれば良く、フラッシュランプや高輝度LEDなど既存の発光器が使用できる。威嚇光としては、対象となる鳥獣に合わせて適宜選定すればよい。例えばカラスなどは、スズメバチの色に似た赤色や黄色系の光の投射が忌避効果が高いと言われている。また、対象となる鳥獣によっては赤外線や紫外線がより効果的な場合もあるとも言われている。また、一定の光刺激だけでなく、ストロボのように適宜点滅させた光を投射すると威嚇効果がある。
次に、第4の考案である鳥獣を威嚇するための刺激発生器として打撃装置を用いた場合の鳥獣撃退装置について説明する。図4に第4の考案の鳥獣撃退装置の概念図を示す。この鳥獣撃退装置1は体感センサー3、打撃装置7、コントローラー8とこれらを駆動するための電源2を備えている。体感センサー3が鳥獣を感知した場合の信号に応じてコントローラー8で、打撃装置7の駆動を制御する。体感センサー3は、上記考案と特に変わらない。
打撃装置7は対象とする鳥獣を威嚇するような振動、打撃音を投射するためのもので、必要な打撃を与えられる装置であれば良く、液圧式打撃装置、回転打撃装置、電磁式打撃装置等の既存の打撃装置が使用できる。打撃の振動は鉄塔等のビーム23を伝播して行くので、打撃を与えるビーム23を選択することにより、ある程度、打撃による威嚇刺激を特定方向に投射することができる。よって、体感センサー3の感知範囲、即ち鳥獣の侵入や滞留を防止したい範囲に合わせて、打撃による威嚇刺激を流すことができる。このように、鳥獣の感知に合わせて、威嚇刺激を必要な範囲に絞って流すことができるので、周囲に威嚇音を撒き散らす場合と比較して、鳥獣が馴致し難く、周囲の住宅地等への迷惑もある程度抑えることが可能となる。
打撃装置7により、対象とする鳥獣を威嚇するような振動、打撃音を投射する場合にも、鳥獣はこの威嚇刺激等に馴致する場合があるので、単調な打撃だけでなく、複数種類の打撃パターンを適宜選択して行うとより効果的である。
次に、第5、6、7の考案である太陽電池パネルと二次電池からなる電源、タイマー、光センサーを用いた場合の鳥獣撃退装置について説明する。図5にこの考案の鳥獣撃退装置の概念図を示す。この鳥獣撃退装置1は体感センサー3と刺激発生器としての音源4、パラメトリックスピ−カー5と、コントローラー8と、タイマー10、光センサー11と、これらを駆動するための電源2として太陽電池パネル12と二次電池13を備えている。体感センサー3が鳥獣を感知した場合の信号に応じてコントローラー8で、音源4、パラメトリックスピ−カー5の駆動を制御する。体感センサー3は、上記考案と特に変わらない。また、刺激発生器は、フラッシュ発光器6や打撃装置7に置き換えることもできる。
この場合は、電源2として太陽電池パネル12と二次電池13を用いているので、長期間に亘って電池の交換が不要となる。この二次電池13としては充電式ニッケル水素電池が推奨されるが、他の鉛蓄電池等の充電式電池を用いても良い。なお、電源に乾電池を用いる場合は、鳥獣撃退装置1の大きさや設置環境によって異なるが、鉄塔のムクドリを対象とした第2の考案である音源とパラメトリックスピーカーを用いた鳥獣撃退装置が、単1電池8本並列接続の電源で充分駆動可能であり、約1週間ごとの電池交換で継続運転が可能であった。威嚇刺激の出力の大きさによって異なるが、フラッシュ発光器や打撃装置を駆動するのに必要な電池の容量は、パラメトリックスピーカーを駆動する場合よりも小さいので、本考案の鳥獣撃退器の電池交換頻度はこれ以下で済む。太陽電池パネル12と二次電池13からなる電源2の容量もこの乾電池と同程度で充分に鳥獣撃退器1の駆動が可能である。
また、タイマー10を備えることにより、タイマー10の信号に応じてコントローラー8で鳥獣撃退装置1の駆動を制御できる。タイマー10として、例えば24時間タイマーを用いれば、夜間には周辺住宅地等への迷惑を低減するために、威嚇刺激の投射を停止ないし低減することや、対象となる鳥獣の活動時間帯にのみ威嚇刺激を投射するないし強化する等の制御が可能となる。また、短時間タイマーを用いれば、威嚇刺激の投射パターンを変えることや、周辺住宅地への迷惑を低減するために所定時間で停止する等の制御が可能となる。
なお、図5の概念図では、タイマー10とコントローラー8とは別体として示しているが、このようにタイマー10の信号に応じてコントローラー8で制御するような回路を構成しても良いし、一体化したタイマー機能を有するコントローラー8を用いても良いし、タイマー10を単にスイッチとして回路中に組み込んでも良い。コントローラー8としてマイコンのような制御ICを用いるような場合は制御IC自体にタイマー機能が組み込まれている場合が多い。
また、光センサー11を備えることにより、昼夜等の周囲の明るさを感知できる。これにより、夜間には周辺住宅地等への迷惑を低減するために、威嚇刺激の投射を停止ないし低減することや、対象鳥獣の活動時間帯にのみ威嚇刺激を投射するないし強化する等の制御が可能となる。鳥獣の活動パターンは、季節や天候等により大きく影響を受けるので、時間ばかりでなく周囲の照度も鳥獣撃退装置1を制御する際の判断指標となり得る。光センサー11とタイマー10はそれぞれ有用であり、用途に応じて選択すれば良い。また、両方を備えることで、きめ細かい制御が可能となる。
この鳥獣撃退装置1の外観図を図6に示す。これは筐体16内に、体感センサー3、音源4、パラメトリックスピ−カー5、コントローラー8とタイマー10、光センサー11、二次電池(充電式ニッケル水素電池)13等を収納し、筐体1前面にパラメトリックスピ−カー5の音声投射面、体感センサー3の感知面、光センサー11の感知面を配し、筐体1の上面に太陽電池パネル12を備えている。筐体16は屋外設置が主なので防水構造であることが望ましい。
この例では、体感センサー3の感知面とパラメトリックスピ−カー5の音声の投射面が、近接して配置されている。このように、実際には、体感センサー3とパラメトリックスピ−カー5とはこれらの感知範囲や投射範囲の大きさに比較して近接して配置できるので、例えば図5の概念図より見て取れる以上に、体感センサー3の指向の範囲に合わせてパラメトリックスピーカー5からの音声の威嚇刺激の投射範囲を設定できる。
なお、刺激発生器として、フラッシュ発光器6や打撃器7に置き換えることもできる。フラッシュ発光器6は、光の投射面をこの例のパラメトリックスピ−カー5の音声の投射面に置き換えるように配置すれば良い。打撃器7の場合は、体感センサー3の感知範囲に合わせて、打撃するビーム23を選択して配置する必要がある。
さらに、この例では太陽電池パネル12を筐体16の上面に設置しているが、太陽電池パネル12の受光面はできるだけ発電効率の良い方向に向けた方が望ましいので、鳥獣撃退装置1の設置箇所に応じて、体感センサー3とパラメトリックスピーカー5等の邪魔にならない箇所に適宜設置すれば良い。また、太陽電池パネル12は雨水や埃等が電池パネル面に堆積しないように、斜めに設置することが望ましい。
1 鳥獣撃退装置
2 電源
3 体感センサー
4 音源
5 指向性スピーカー
6 フラッシュ発光器
7 打撃装置
8 コントローラー
10 タイマー
11 光センサー
12 太陽電池パネル
13 二次電池
14 乾電池
16 筐体
21 鉄塔
22 送電線
23 ビーム

Claims (7)

  1. 鳥獣を感知して信号を発する指向性の体感センサーを備え、前記体感センサーの前記信号に応じて、前記体感センサーの指向範囲に合わせて鳥獣を威嚇する刺激を発生させる刺激発生器を備えた鳥獣撃退装置。
  2. 前記刺激発生器が音源とパラメトリックスピーカーからなることを特徴とする請求項1に記載の鳥獣撃退装置。
  3. 前記刺激発生器がフラッシュ発光器からなることを特徴とする請求項1に記載の鳥獣撃退装置。
  4. 前記刺激発生器が打撃装置からなることを特徴とする請求項1に記載の鳥獣撃退装置。
  5. 太陽電池パネルと二次電池からなる電源を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の鳥獣撃退装置。
  6. 前記刺激発生器を制御するタイマーを備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の鳥獣撃退装置。
  7. 周囲の明るさを感知する光センサーを備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の鳥獣撃退装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015092181A (ja) * 2015-01-06 2015-05-14 株式会社東京精密 三次元座標測定機
CN112769082A (zh) * 2019-11-04 2021-05-07 中国石油天然气股份有限公司 用于架空线路的提醒装置
JP2022066717A (ja) * 2020-10-19 2022-05-02 新生電子株式会社 鳥類忌避装置

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