JP5197866B1 - カラスの営巣防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電柱、鉄塔などの架空配電線支持体の頂部に装着しなくても、頂部よりも下方において装着が容易であって、営巣防止効果がより大であるカラスの営巣防止装置を提供する。
【解決手段】本発明の営巣防止装置100は、太陽光Sの受光面を有し、構築物に飛来したカラスKに向けてLED光Lを照射する筐体と、太陽光Sを受光して発電する太陽電池と、これを電源として天空に向かってLED光Lの点滅発光を照射する複数のLED光源と、このLED光源を点滅制御させる電気制御回路とから成り、構築物の頂部Tよりも下方に固定可能な固定具10を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、カラス(烏)の営巣防止装置に関する。詳しくは例えば電柱、鉄塔等の構築物の頂部に敷設されている水平アーム等の高圧電線支持部材の上に、カラスが飛来して営巣するのを防止する装置に関する。
従来より、電力供給各社が難儀している点として、各種電気供給設備への鳥類の営巣被害がある。
営巣をする鳥類としては、カラス、スズメ(雀)、鳩等の種類を問わず、多くの鳥類が存在する。また、営巣をする電気供給設備の種類、場所としても対象を問わないが、中でもカラスの場合は、電柱頂部に通常取り付ける高圧線(2万ボルト)支持用の水平アーム(腕金)の上が格好の営巣場所となる。
なぜならば水平アームは、電柱の頂部近くの高所に取り付けられているため、人間から営巣活動を邪魔されにくく、また、水平アームの取付態様が文字通り水平方向に長く、かつ隣接するアームとの間隔も狭いため、カラスが口に加えてきた雑木類を上空から落とすと、水平アーム上に引っ掛かりやすく、そこに雑木類が蓄積されるため、容易に営巣ができるからである。
問題は、水平アーム上に営巣ができると、この営巣を介して高圧線が金属製の水平アームと導通して短絡する点にある。このような短絡事故は過去に度々あり、一度短絡すると、近隣の一般住宅の停電は勿論、病院、公共機関等を含めた広域停電を招くので、その被害は甚大なものとなる。
また、営巣を除去するにしても、営巣は電柱等の高所にある上、近くに存在する2万ボルトの高圧線のために撤去作業は大掛かりなものとなる。したがって、その撤去作業費は馬鹿にならないほど高額なものとなる。
このようなカラスの営巣防止を目的とした従来技術としては、従来より数多のものがあるが(例えば特許文献1、2)、出願人は、以前に特願2010−243536において、太陽光を電源とするカラス撃退用のLED(発光ダイオード)光源が点滅発光する装置を提案した。
この装置は、飛来するカラスに対して、カラスが生理的に嫌う雀蜂の体表面色に似せた黄色又は赤色のLED光源を昼間のみ点滅発光するもので、電柱頂部に装着するものである。
そして、この装置12台を出願人が実際に自社の構内の電柱頂部に装着して数ヶ月間試行してみたところ、営巣数はなんと0件であり、装着した電柱から5径間(電柱5本分の距離)の範囲は営巣を確認できなかったほどの大きな効果が確認された。
しかし、この装置は、高圧線が近くに存在する電柱頂部に装着するものであったため、装着作業時に高所作業用の専用設備を準備する必要があった。また、作業員の装着作業の安全上、高圧線の計画停電を必要とした。
特開2006−304626号公報(段落0021、図1) 特開2008−199985号公報(段落0021、図6、図7)
そこで、本発明は、前述した出願人のカラスの営巣防止装置の課題を解消することを目的とするもので、営巣防止装置の設置場所が例えば電柱、鉄塔などの架空配電線支持体の危険な頂部でなく、装着作業が容易かつ安全な下方に装着でき、しかも営巣防止効果がより大であるカラスの営巣防止装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明のカラスの営巣防止装置は、電柱、鉄塔などの構築物の頂部よりも下方に装着し、前記構築物に飛来するカラスに向けてLED光源を点滅発光することにより、カラスの営巣を防止するカラスの営巣防止装置であって、太陽光を効率的に受光するために前記構築物の中心軸に対して傾斜した太陽光受光面と、前記構築物に飛来したカラスに向けてLED光を照射するLED発光窓とを有する筐体と、前記筐体を前記構築物の頂部よりも下方に固定可能な固定具と、該筐体内に設けられ、前記傾斜した太陽光受光面から太陽光を受光して発電する太陽電池と、前記太陽電池により得られた電力を電源として前記LED発光窓から天空に向かってLED光の点滅発光を照射する複数のLED光源と、前記複数のLED光源を点滅制御するLED光源の電気制御回路と、から成ることを特徴とする。
ここで、前述の「構築物」とは、具体的には電柱、送電用鉄塔などの架空配電線支持体が含まれるが、本発明では広い概念のものであり、およそ飛来するカラスの営巣を防止する必要のある構築物一般を指すものとする。
LED光源の点滅発光源としては、種々のものを用いることができるが、本発明では光源としてLED照明球(以下、「LED光源」と称する。)を用いる。カラスに対してLED光を照射する理由は、LED光は指向性が高く、カラスの目を直接狙って照射でき、カラスの撃退効果が高いからである。そのため、LED光源は、照明球の先端部に集光レンズを装着して発光をビームの如く絞るのが良い。
LED光源の発光色としては、鳥獣の瞳孔が撹乱するほどの高輝度から成る黄色、アンバー色(琥珀色)、オレンジ色又は赤色光系の波長帯域、及び青色から紫色までの青色系の波長帯域が好ましい。これらのうち黄色等の発光色の波長領域は、560〜620nmの範囲内のものである。これらの発光色は、いずれもカラスが生理的に嫌う色であり、カラスの習性を利用したものである。特に黄色は、カラスが嫌うスズメ蜂の体表面の色に似ているので撃退効果が高い。
筐体は、複数のLED光源を保持し、その内部に太陽光の受光セルやその制御回路を内蔵するためのものである。
筐体の材質は、金属製やプラスチック製など特に限定されないが、その色は黒色にするのが好ましい。筐体を黒色にすると、LED光として黄色を用いた場合にその黄色がカラスには際立って見えるからである。筐体内部には、太陽電池セルが内蔵されており、その太陽光の受光窓は、太陽光を多く入射させるべく構築物の中心軸に対して角度θだけ傾斜している。
筐体内には、電源として太陽電池に加えて、さらに充電式二次電池を内蔵するのが好ましい。雨天や曇天時等のように太陽電池による発電が期待できない日に備えるためである。これにより、太陽電池では発電が期待できない日でも充電式二次電池により、LED光源の継続した点滅、発光が可能になる。
LED光源の電気制御回路は、LED光源がランダムな点滅間隔又は一時的に連続したLED発光が可能な制御プログラムを備えるものが好ましい。このようにするのは、カラスのLED光に対する慣れを防ぎ、常に撃退効果を維持するためである。
また、LED光源の電気制御回路は、太陽電池自身の出力電圧を検知することで日照または日没を検知し、日中のみLED光源を点滅制御させるようにする。何故ならば、夜間に点滅発光することによりLED発光が火事であるとの誤認による近隣住民に迷惑を掛けないことと、カラスが営巣活動を休止する夜間に備えて、営巣防止装置の夜間の発光を止めて節電をするためである。
本発明では、以上の諸部材を一つの筐体内に搭載したものである。すなわち、個々の筐体内には、LED光源とその電源及び制御回路が含まれているので、個々に独立して持ち運びが可能であり、取り付け先では個々に独立して発光が可能である。したがって、カラスが群れをなして飛来するような場合は、それに応じて設置数を適宜増減できる効果がある。
そのため、構築物に容易に取り付けられるように、筐体の裏側に構築物への引っ掛け具、ブラケット等の簡易な固定具が設けられており、構築物の頂部よりも下方に固定可能なようにする。この固定具は、筐体に設けられているが、勿論、構築物に設けた固定バンドやブラケット等であってもよく、本発明では両者を含めて「固定具」と称する。
本発明のカラスの営巣防止装置によれば、構築物の頂部よりも下方に固定具で装着するので、営巣防止装置を電柱頂部に装着していた従来装着よりも装着作業が格段に安全になる。
また、構築物に飛来するカラスに向けて、カラスの習性上、嫌いな黄色の高輝度のLED光源を複数、下方から上方に向けて点滅発光するので、餌を啄ばむために下を向く機会の多いカラスに対する撃退効果が高い。
また、電源として筐体内部に太陽電池セルを有し、その太陽光の受光窓が太陽光を多く入射させるべく構築物の中心軸に対して傾斜しているので、日中の太陽光を日没まで効率的に捕捉することができる。
さらに、個々の筐体ごとに、複数のLED光源を点滅制御するLED光源の電気制御回路を有するので、カラスに対する撃退効果がさらに高くなる。
ここで、構築物が電柱、高圧電線支持用鉄塔などの架空配電線支持体である場合は、複数のLED光源として、鳥獣の瞳孔が撹乱するほどの高輝度から成る黄色、アンバー、又は赤色光を下方から天空に向けて放射することができるので、カラスに対する営巣防止及び撃退効果がより一層高くなる。
また、筐体内に、電源として太陽電池に加えて、さらに充電式二次電池を内蔵させた場合には、雨天時また曇天時のように太陽電池セルの発電が期待できないときにおいてもLED光源を継続して自立発光させることができる。
そして、このLED光源を電気制御回路によりランダムな点滅間隔又は一時的に連続したLED発光をさせると、カラスに対する営巣防止及び撃退効果がより一層高くなる。
さらに、LED光源の電気制御回路を、太陽電池自身の電圧出力を検知することで日照または日没を検知し、日中のみLED光源を点滅制御させることができ、この場合は節電ができ、また、近隣住民に対する迷惑も防止することができる。
本発明に係るカラスの営巣防止装置の全体斜視図で、そのうち図1(a)は、太陽光受光面側の全体斜視図、図1(b)は、背面側の全体斜視図である。 図1の営巣防止装置の詳細図で、そのうち図2(a)は、平面図、図2(b)は、図2(a)の装置のA−A線で切断した断面図、図2(c)は、図2(b)の装置の太陽光受光面側の側面図である。 図1の営巣防止装置に内蔵されている電源等の電気制御回路図である。 図3の電気制御回路の動作フロー図である。 図1の営巣防止装置の第1実施形態を示す正面図である。 図1の営巣防止装置の第2実施形態を示す正面図である。 図1の営巣防止装置の第3実施形態を示す正面側の斜視図である。
以下、発明を実施するための形態を、その図面を参照しながら説明する。
実施形態1
本発明の第1実施形態を図1〜図5の図面を参照しながら説明する。
本第1実施形態は、詳細は図5で後述するが、本発明のカラスの営巣防止装置100を、電柱Pの頂部Tに敷設されている水平アームF等の高圧電線支持部材の下方に設置した例である。
図1(a)は、本発明に係るカラスの営巣防止装置100の全体斜視図で、そのうち図1(a)は、太陽光受光面1側の全体斜視図、図1(b)は、背面2側の全体斜視図である。
図1(a)に示すように、本発明のカラスの営巣防止装置100は、電源として太陽光を効率良く受光するために、その受光面1が垂直面に対して角度θ(本実施形態では30°)で傾斜しており、全体形状としては略台形状の箱体(幅90mm、高さ110mm、奥行き90mm)をしている。
筐体3は、薄鋼鈑を折り曲げて略台形状に成形したもので、その傾斜面は太陽光の受光面1とするため、縦長の長方形の受光窓15が開口されている。この太陽光の受光面1は、受光窓15からなるべく多くの太陽光を取り込むために、電柱P(図5)、鉄塔等の構築物の中心軸に対して、その傾斜角θが20〜60°の範囲内に形成するのが好ましい。傾斜角θは、その設置場所の緯度や季節にもよるが設置場所の正午において、太陽光が受光窓15に対して直交するような角度に設定するのが好ましい。具体的にはカラスKの営巣活動が盛んになる時期である3〜5月頃の太陽の傾きにより決めると良い。
筐体3の上面5は、円形のLED光の発光窓6(内径20mm)が所定間隔で2個開口されており、受光面1と上面5とには、雨天時に雨が筐体3内部に侵入しないように、連続した薄い透明ポリカーボネイト製カバー7が十字穴付き小ネジ8で筐体3表面に固定されている。
一方、図1(b)に示すように、筐体3の背面2には、図示しない電柱、鉄塔などの構築物に引っ掛けて固定するための舌状の引っ掛け具である係止具9が固定されている。この係止具9は、細長い鋼鈑の上部9aを筐体3の背面2に溶接し、下部9bを背面2との隙間がtとなるように折り曲げ成形したものである。
この引っ掛け具を図5に示す電柱Pに巻回固定した固定バンド10に差し込むのである。固定バンド10は、公知の市販のもので、金属バンドを電柱Pに巻回した後、端部に位置する付属のボルトをドライバーで回すことにより、徐々にバンド内径が縮径されて電柱Pにしっかりと固定するタイプのものである。この固定バンド10は、金属製、合成樹脂製、ゴム製等の種々のものを使用できる。
図2は、図1の営巣防止装置100の詳細図で、そのうち図2(a)は、平面図、図2(b)は、図2(a)の装置のA−A線で切断した断面図、図2(c)は、図2(b)の装置の太陽光受光面1側の側面図である。
図2(a)に示すように、筐体3の上面5には、前述した黄色の発光を有するLED光源11(外径10mm)が間隔30mmで配列されている。
このLED光源11は、図2(b)の断面図に示すように、筐体3内部の背面2側に固定されたL字状金具13により筐体3内部から支持され、その放射面を発光窓6の中から上方を臨む位置関係に固定したもので、最大出力が1Wタイプ(2.2V、450mmA)のものである。
LED光源11の発光色は、カラスKの習性上、嫌いな色とされている「すずめ蜂」の体表面色である黄色であり、その波長領域は560〜620nmの範囲内のものである。本実施形態では、カラスKの目を狙い、文字通りカラスKの目を直接射るような狭い範囲の高輝度のLED光Lを照射するため、LED光源11の先端部には集光レンズ12を設けた。集光レンズ12は、紫外線吸収剤入りのもので先端部が突出しており、拡散角度を狭い照射角度内に絞ることができる。
L字状金具13の受光面1側には、図3で後述するLED光源11の電気制御回路30(図3)を有する回路基板14が固定されている。
受光窓15の裏側の筐体3には、受光窓15の全面を覆うように太陽電池セル16がナット18で固定されている。
一方、筐体3内部の底面には、雨天時や曇天時の発電が期待できないときのため電源として二次電池17が固定されている。本実施形態では、二次電池17は、ニッケル水素蓄電池(登録商標:エネループ)であり、2.4Vで1800mmAhの能力のものである。すなわち、雨天時等には二次電池17を電源とし、一方、晴天時には太陽電池セル16を電源とすると共にその余剰電力を二次電池に充電している。
次に、図3の電気制御回路図に基づき、回路基板14中に設けられている電気制御回路30について説明する。
電気制御回路30は、前述したLED光源11、太陽電池セル16及び太陽電池セル16で発電した電力を充電する二次電池17と、二次電池17の電圧を検出する電圧検出手段31と、二次電池17から太陽電池セル16側への逆流を防ぐための逆流防止ダイオード32と、二次電池17が満充電になった場合に太陽電池セル16からの充電をカットするための充電制御手段33と、太陽電池セル16の電圧出力の有無により日昇を判定する電圧検出手段34と、この電圧検出手段34からの信号を検知して充電制御手段33を制御しつつ、負荷であるLED光源11の点滅制御を行うCPU35と、LED光源11のオンオフをスイッチする半導体スイッチ36とから構成されている。
ここで、二次電池17は、例えばニッカド電池、ニッケル水素蓄電池、または鉛蓄電池、リチウムイオン二次電池、電気二十層キャパシタである。
なお、充電制御手段33内部において、太陽電池セル16の発電電流を微小抵抗(不図示)に通電させて電圧に変換し、その値をCPU35に取り込み、電流の積算値を監視することで二次電池17の満充電をコントロールしてもよい。
また二次電池17からの放電電流を微小抵抗に通電させて電圧に変換し、その値をCPU35に取り込み、電流の積算値を監視することで二次電池17の過放電を監視及びコントロールしてもよい。
更に、CPU35以外の図示しないロジック回路やゲートアレイなどの手段で同様の回路を形成してもよい。
上記CPU35には、カラスKの営巣を防止するために種々のプログラムを入力することができる。例えば、カラスKが営巣活動を休止する夜間を除いた昼間の時間帯のみLED光源11を点滅発光するプログラムや、カラスKの馴れを防止するためにLED光源11の点滅間隔と点滅時間をランダム又は一時的に連続したLED発光が可能なプログラムである。
具体的な点滅発光プログラムとして、LED光源11を点灯しない時間を作ったり、その後突然、高速で点滅させたり、或は即時に遅いタイミングで点灯させるなど、点灯間隔、点滅周期をランダムに組み合わせたものである。
このような多彩なプログラムによる意表を突く点灯をすることで、カラスKの馴れを防ぎ、常にカラスKを驚かせて撃退できるようにする。
また、本発明の応用展開として、上記電気制御回路30に図示しない超音波センサーを併用して、カラスKが構築物に近づいた時のみLED発光を開始したり、或いはスピーカ等の拡声装置を併用してカラスKの警戒音や、カラスKが嫌う雀蜂の羽音や猛禽類の吼え声、大音響の撃退音等をLED発光と同時に発することもできる。
さらに、カラスKは毎年3〜5月頃に営巣活動が盛んになるので、本発明の装置がこの時期に作動するように、また、節電を考慮して時計及びカレンダー機能をCPU35に搭載しても良い。
次に、図3の電気制御回路30の動作フロー図である図4及び本発明に係る営巣防止装置100の設置例の一例である図5を参照しながら、本発明の作用を説明する。
図5において、まず、本発明に係る営巣防止装置100を電柱Pの水平アームF等の下方に取り付けるには、作業者が図示しないバケット車、梯子等の適当な昇降具を用いて、水平アームF等の下方(地上約10m)にまで上り、電柱Pに営巣防止装置100の固定金具である固定バンド10を重力で下方にずり落ちない程度に仮止めする。
この作業は、前述した改良前の電柱Pの頂部Tに営巣防止装置100を装着するタイプと異なり、2万ボルトもの高圧電線を支持している高所の水平アームFにまで作業者が営巣防止装置100を持ち上げる必要が無いので、その装着作業は改良前のものに比べて格段に安全かつ簡単である。
次に、作業者が図示しないバケット車の中から上方を見て、カラスKが営巣をしそうな水平アームFの下方であって、太陽光Sが届きそうな位置の固定バンド10上に、筐体3裏面に固定してある舌状の固定金具9の下部9bを固定バンド10と電柱Pとの隙間に差し入れ、下方に押し込む。
これで1個の営巣防止装置100をその受光面1を太陽に向けた姿勢で仮止めしたことになる。このようにして太陽光Sが当たる範囲のバンドの周囲に複数の営巣防止装置100を装着し、その後固定バンド10を本締めする。本実施形態では、太陽光Sの当たる側を中心に10個の営巣防止装置100を固定バンド10の周囲に装着した。
このように電柱Pを取り巻くように、複数の営巣防止装置100を固定すると、太陽が動いてもあたかも太陽を自動追尾するが如く、いずれかの営巣防止装置100の太陽電池セル16が太陽光Sを日没まで順次、捉えることができる。
次に図4において、最初はLED光源11は消灯している(S1)。
ここで、図3において、太陽電池セル16が太陽光Sを受光すると、太陽電池セル16で発電された電力は、逆流防止ダイオード32と充電制御手段33を介して二次電池17へ充電される。充電時は電圧検知手段31により二次電池17の電池電圧がモニターされて、その値がCPU35に内蔵されている図示しないA/Dコンバーターにより取り込まれる。
二次電池17が満充電の電圧に至ったら、充電制御手段33を制御し、太陽電池セル16からの充電を遮断する。充電を遮断した後、二次電池17の電圧が下がり始めたら再度、充電制御手段33をオンして充電を開始する。
カラスKの営巣活動は、日中に行われるのでLED光源11の発光動作は日中のみでよい。そこで太陽電池セル16出力の電圧の推移を電圧検出手段34により検知して、その電圧値をCPU35のA/Dコンバーターに取り込む(S2)。
太陽電池セル16が閾値の規定電圧と比較され、日照があると判別され(S3)、規定値電圧以上であると日照があると判断され(Y)、LED光源11の点滅動作がランダムに開始する(S4)。すなわち、CPU35内部でソフトウエアにより、LED光源11の点滅の間隔のタイミングをランダムに発生させ、そのパルス信号をCPU35のポートへ出力し、半導体スイッチ36をオンオフさせ、LED光源11を高輝度点滅させる。
一方、日没により太陽電池セル16の出力電圧が低下したら、現在は夜間(N)であると判断し、LED光源11の点滅動作を停止させる(S1)。
ここで、雨天や積雪などの影響で太陽電池セル16の発電量が低下したことで二次電池17の容量も低下し、電圧が著しく低くなる過放電状態になった場合は、電圧検出手段31によって検出された電圧を判断する(S5)。
すなわち、過放電状態と判断した場合(Y)は、日中のLED光源11の点滅動作を停止(S7)する。過放電状態ではないと判断した場合(N)は、点滅の間隔を長くしたり、DUTY比(LED光源11がONしている時間とOFFしている時間の比率)を短くすることで、平均の消費電流を低減させて、過放電を防止するようCPU35で制御する(S6)。
逆に二次電池17が過充電状態になることを防止するために同様の動作を行い(S8)、過充電状態であると判断した場合(Y)は、充電制御手段33をオフして充電を停止させる(S9)。問題ないと判断した場合は(N)、元に戻る(S2)。
これらのロジカルなランダム信号の発生手段は、上記のようにソフトウエア的手段以外にハードウエア的手段によって構成してもよい。
以上の動作フローにより、本実施形態の装置100は、次の効果を奏する。LED光源11がランダムに点滅し、黄色のLED光が集光レンズで絞られ、天空に向かって照射されると、カラスKが飛来しても電柱Pを中心としてその周囲にカラスKの習性上、嫌いな黄色の超高輝度のLED光が点滅しているので、カラスKは構築物への飛来を中止する。
この場合、太陽が時間の経過とともに動いても、電柱Pの周囲に固定されている複数個の営巣防止装置100のうちいずれかの装置100の受光窓15に太陽光Sが入射するから、日没近くまで発電を継続することができる。
一方、太陽が出ていない雨天や曇天時には、バックアップとして二次電池17からの電力が供給されるので、本発明の装置はLED発光窓6から継続してLED光を天空に向かって照射し続けることができる。
そして、日没近くになると、太陽電池セル16自身の電圧出力が低下するので、これを信号として日没を検知し、カラスKが営巣活動を休止する夜間の時間帯の点滅発光を停止する。この処置により節電運転ができると同時に、近隣の地域住民による火事等の誤認による迷惑もなくなる。
翌日に太陽が昇り始めると、太陽光Sを受光面1に直接受けた営巣防止装置100の太陽電池セル16の電圧が上昇するので、これを信号として営巣防止装置100が起動し、LED発光窓6からのLED光Lの照射が再開される。
以上に述べたとおり、本発明に係るカラスKの営巣防止装置100は、個々に独立して持ち運びが可能であり、電柱Pなどの構築物への取り付けに際しては、電柱Pの頂部Tよりも下方位置に固定バンド10を固定し、これに営巣防止装置100の係止具9を引っ掛けるだけでよいので、従来の頂部Tに装着するタイプに比べて装着作業が格段に安全かつ容易である。
また、カラスKがその習性上、嫌いな黄色の超高輝度のLED光Lを点滅発光するので、営巣防止効果が大である。
更に、電源として2系統の電源を備えているため、天候の如何に関わらず作動が可能であり、長期に渡ってカラスKの営巣活動を効果的に防止することができる。したがって、電力供給会社は、従来、営巣防止に投資していた高額の営巣防止装置100の設置費、定期パトロール費及び営巣の撤去費等を節減することができ、多大の効果を発揮する。
実施形態2
図6は、図1の営巣防止装置200の第2実施形態を示す正面図である。
この図は、第1実施形態の営巣防止装置100を2万ボルトの高圧線支持用の水平アームF(腕金)の側面に複数個係止したものである。
すなわち、水平アームFの側面には、第1実施形態で説明した引っ掛け具を180°回転させて倒立させたような係止具9が所定間隔で溶接されている。一方、営巣防止装置200の背面2には、図のような断面コの字状の被係止具20がビス21で固定されている。
したがって、作業者が図示しないバケット車に乗り、水平アームF側面の係止具9に営巣防止装置200の被係止具20を引っ掛ければ、容易に水平アームFの側面に営巣防止装置200を固定することができる。この第2実施形態における営巣防止装置200の位置は、前述の第1実施形態の場合よりもやや上方位置にはなるが、それでも電柱Pの頂部Tに装着していた従来装置よりは低い位置でよいため、装着作業が格段に安全で容易である。
なお、符号25は、前述したスピーカであり、カラスKが電柱Pに近づくとカラスが嫌う猛禽類や大音響の撃退音等が発するようになっている。
実施形態3
図7は、図1の営巣防止装置300の第3実施形態を示す正面側の斜視図である。
この図は、構築物が高圧トランス21の例であり、上部に高圧用碍子22を有するものである。カラス(不図示)は、その習性上、高圧用碍子22と高圧用碍子22との間で営巣をすることがよくある。
本実施形態の営巣防止装置300は、筐体4が横長の直方体状のものであり、その側面に太陽電池セル16の受光窓23を設け、内部に前述したLED光源11の二次電池17や電気制御回路30等を内蔵し、筐体4上部にLED光源11を一定間隔で配置し、これをブラケット24で高圧トランス21の架台26の側面に固定したものである。
この例では、太陽光Sが太陽電池セル16の受光窓23から入射すると、筐体内部で発電されて上部の複数のLED光源11からLED光Lを上方の図示しないカラスに向けて点滅発光するものである。
この例によっても営巣防止装置300の取付場所は、高圧用碍子22の下方でよく、取り付け作業が格段に安全である。
そして、LED光源11は、高圧用碍子22の周囲を取り巻くように複数個が設置されているから、その点滅発光Lも高圧用碍子22を取り巻くように下方から上方に向けて発光するため、カラスに対する撃退効果が高くなる。
以上に本発明の種々の実施形態を説明したが、本発明は、前記第1〜第3実施形態のものに限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲及び実施形態の範囲で種々の変形、組み合わせが可能であり、これらの変形、組み合わせ例も本発明の範囲に含まれることは勿論である。
本発明の営巣防止装置は、文字通りカラスの営巣を防止する装置であるが、基本的にはLED光を照明光として放射するものであるから、その設置対象は前述した電柱、鉄塔などの架空配電線支持体に限定されない。したがって、本発明の装置は、交通案内標識灯、災害時用標識灯などとしても効果的に適用できる。
1 太陽光受光面
2 背面
3、4 筐体
5 上面
6 発光窓
7 透明ポリカーボネイト製カバー
8 十字穴付き小ネジ
9、20 係止具
10 固定バンド
11 LED光源
12 集光レンズ
13 L字状金具
14 回路基板
15、23 受光窓
16 太陽電池セル
17 二次電池
18 ナット
21 高圧トランス
22 高圧用碍子
24 ブラケット
25 スピーカ
26 架台
30 電気制御回路
31 電圧検出手段
32 逆流防止ダイオード
33 充電制御手段
34 電圧検出手段
35 CPU
36 半導体スイッチ
100 カラスの営巣防止装置(第1実施形態)
200 カラスの営巣防止装置(第2実施形態)
300 カラスの営巣防止装置(第3実施形態)
F 水平アーム
K カラス
L LED光
P 電柱
S 太陽光
T 電柱の頂部
θ 受光面の垂直面に対する傾斜角度

Claims (5)

  1. 電柱、鉄塔などの構築物の頂部よりも下方に装着し、前記構築物に飛来するカラスに向けてLED光源を点滅発光することにより、カラスの営巣を防止するカラスの営巣防止装置であって、
    太陽光を効率的に受光するために前記構築物の中心軸に対して傾斜した太陽光受光面と、前記構築物に飛来したカラスに向けてLED光を照射するLED発光窓とを有する筐体と、
    前記筐体を前記構築物の頂部よりも下方に固定可能な固定具と、
    該筐体内に設けられ、前記傾斜した太陽光受光面から太陽光を受光して発電する太陽電池と、
    前記太陽電池により得られた電力を電源として前記LED発光窓から天空に向かってLED光の点滅発光を照射する複数のLED光源と、
    前記複数のLED光源を点滅制御するLED光の電気制御回路と、から成ることを特徴とするカラスの営巣防止装置。
  2. 請求項1記載のカラスの営巣防止装置において、
    前記構築物は、電柱、高圧電線支持用鉄塔などの架空配電線支持体から成り、前記複数のLED光源は、黄色、アンバー、又は赤色光であることを特徴とするカラスの営巣防止装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載のカラスの営巣防止装置において、
    前記筐体内には、電源として前記太陽電池に加えて、さらに充電式二次電池が内蔵されていることにより、前記LED光源が長期に渡って自立発光するようにしたことを特徴とするカラスの営巣防止装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のカラスの営巣防止装置において、
    前記LED光源の電気制御回路は、前記LED光源がランダムな点滅間隔又は一時的に連続したLED発光を組み合わせ可能な制御回路であることを特徴とするカラスの営巣防止装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のカラスの営巣防止装置において、
    前記LED光源の電気制御回路は、前記太陽電池自身の電圧出力を検知することで日照または日没を検知し、日中のみLED光源を点滅制御させるようにした電気制御回路であることを特徴とするカラスの営巣防止装置。
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