JP3155629U - 鳥獣害防止用案山子 - Google Patents
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Abstract
【課題】田畑や果樹園などに接近して来る野生の鳥、猪、猿、鹿などの鳥獣を、効果的に追い払うことができる案山子を提供する。【解決手段】案山子の頭部13の円周方向に複数の顔面を有し、上半身または頭部が円周方向に回転自在で、頭部顔面の眼球部に発光体ユニットを設けて、鳥獣を光により威嚇し、内部に音声発生ユニットを設けて、鳥獣を音により威嚇する。また、昼夜を判別する光センサと、発光体ユニットおよび音声発生ユニットの作動を任意に設定できる回路を設け、外部にソーラーパネルを設け、内部にソーラーパネルの起電力により充電される蓄電池を設け、該蓄電池を電源として発光体ユニットおよび音声発生ユニットを作動させる。【選択図】図3
Description
本考案は、田畑や果樹園などに設置して、野生の鳥、猪、猿、鹿などの鳥獣が接近して農作物を荒らすのを防止するための鳥獣害防止用案山子に関する。
従来から、田畑や果樹園などには、野生の鳥、猪、猿、鹿などの鳥獣による農作物の被害を防止するために、人間の形を模した案山子が設置されていた。しかし、野生の鳥、猪、猿、鹿などの鳥獣は、案山子を初めて見たときは、人間と思って近づかないものの、動きもせず威嚇音も発しないことから人間ではないことがわかると、容易に田畑や果樹園などに侵入して農作物を荒らすことがあった。
上記の鳥獣害防止具は、頭部の顔面は1面で威嚇効果が低く、また、従来の案山子は人間を模した外観形状の人形を立てているだけで、当初は効果があっても次第に威嚇効果が薄れ、野生の鳥、猪、猿、鹿などは恐れることなく接近してくる。本考案の目的は、田畑や果樹園などに接近して来る野生の鳥、猪、猿、鹿などの鳥獣を、効果的に追い払うことができる鳥獣害防止用案山子を提供することにある。
野生の鳥、猪、猿、鹿などの鳥獣が接近して、農作物を荒らすのを防止するために、田畑や果樹園などに設置する、人間の上半身を模した外観形状からなる案山子において、頭部の円周方向に複数の顔面を有し、上半身または頭部が円周方向に回転自在で、頭部顔面の眼球部に発光体ユニットを設けて、鳥獣を光により威嚇し、内部に音声発生ユニットを設けて、鳥獣を音により威嚇する。また、昼夜を判別する光センサと、発光体ユニットおよび音声発生ユニットの作動を任意に設定できる回路を設け、外部にソーラーパネルを設け、内部にソーラーパネルの起電力により充電される蓄電池を設け、該蓄電池を電源として発光体ユニットおよび音声発生ユニットを作動させる。
上述の様に、本考案の鳥獣害防止用案山子は、頭部の円周方向に複数の顔面を有し、上半身または頭部が円周方向に回転自在であるため、接近する鳥獣に対して、あたかも人間が睨み付けるような効果があり、接近して来る鳥獣を追い払うことができる。また、眼球部の発光体ユニットと、内部の音声発生ユニットにより、学習機能を持つ鳥獣に対して、さらに威嚇効果を高めることが出でき、電源はソーラーパネルにより電源コードや電池交換の必要がなくなる。
人間の上半身を模した案山子を、田畑や果樹園に直立させ、胴部の服は着せ替えることができるため、学習機能を持つ鳥獣に対して効果がある。スプリングの腕と手は、風などにより胴部が回転、停止した際には大きく揺れて、あたかも本当の人間が手を振っているような動きをして、鳥獣を威嚇することができる。頭部の前面には人間の顔面、後面には猛獣の顔面を持つマスクをかぶせ、胴部が回転した際には、顔面の方向が変わるが、前後面に2つの顔面により、近づいてくる鳥獣に対して、回転の都度、それぞれの顔面で睨み付ける効果がある。
また、顔面の眼球部は発光体ユニットで威嚇効果を高め、口部の音声発生ユニットは、音声で威嚇することができる。各ユニットの作動を任意に設定できる回路により、様々な状況に応じた対応が可能となり、ソーラーパネルと蓄電池により、電源コードの必要もなく、電池交換の必要もなくなる。
以下、図に従って実施例を説明する。図1のように人間の上半身を模した外観形状からなり、胴部中心には田畑や果樹園の地面に突き刺して直立させるための中心軸1を設ける。また、平坦な地面に設置する場合には、中心に中心軸1の下端を挿入するための、勘合部2を有する円盤状の設置板3を取り付ける。
胴部4は布やビニール素材の服5を着せるために、人間の胴部の輪郭形状からなる胴部骨組み6を形成する。図2は胴部4の部分図で、胴部骨組み6と中心軸1との連結部7は玉軸受け8を設け、中心軸1に対して胴部4は回転自在にする。
図3は上半身の外観形状図で、胴部4は胴部骨組み6を覆う服5を着せ替えることができるため、一定の期間をおいて異なる服5に着せ替えることににより、学習機能を持つ鳥獣に対して効果がある。
図1のように胴部4の両肩部9には、スプリングや樹脂などの弾性体からなる両腕10を延設し、その先端に手11を取り付ける。
両腕10は弾性体で形成されているため、中心軸1に対して回転自在に取り付けられた胴部4が、風などにより回転、停止した際には、慣性力により左右の手11が大きく揺れ、あたかも本当の人間が手を振っているような動きをして、近付いて来る鳥獣を威嚇することができる。
胴部4の上方には人間の頭部の輪郭形状からなる頭部骨組み12を設け、ゴムやビニール素材からなり、頭部13の前面には図4のような人間の顔面15a、後面には図5のような猛獣の顔面15bを持つ袋状のマスク14をかぶせる。
図3の状態で胴部4が風などにより回転した際には、頭部骨組み12にかぶせたマスク14の顔面15a、15bの方向が変わるが、マスク14には前後面に2つの顔面15a、15bが設けられているため、近づいてくる鳥獣に対して、回転の都度、それぞれの顔面15a、15bで睨み付ける効果がある。
マスク14に設けられた2つの顔面15a、15bは、異なる形相にすることにより、学習機能を持つ鳥獣に対して威嚇効果があり、また、頭部骨組み12に対してマスク14は交換が可能なため、人間、猛獣など、近付いてくる鳥獣に威圧を与える様々な形相により、より効果を上げることがでいる。
図4および図5のように顔面15a、15bの眼球部16にはLEDやランプなどの発光体ユニット17を埋め込み、様々な形相に加え昼夜を問わず、発光による威嚇効果を高めることができる。
顔面15a、15bの口部内には音声発生ユニット18を設け、顔面15a、15bの形相および眼球部16の発光体ユニット17による威嚇に加え、音声でも威嚇することができる。
また、音声発生ユニット18は 人の声に限らず、鳥獣に威嚇効果のある様々な種類の音に設定が可能なユニットを設け、近付いて来る鳥獣の種類に対応して、その鳥獣が嫌う音声や音で威嚇することができる。
マスク14の頭部先端に図4のように昼夜を判別する光センサ19を設け、胴部4の内部には発光体ユニット17および音声発生ユニット18の作動を任意に設定できる回路20を図2のように設ける。
昼夜を判別する光センサ19と、発光体ユニット17および音声発生ユニット18の作動を、任意に設定できる回路20により、昼のみ、夜のみ、または昼夜に、発光体ユニット17のみ、音声発生ユニット18のみ、または発光体ユニット17と音声発生ユニット18の両方を作動させるなどの設定ができるため、様々な状況に応じた対応が可能となる。
また、発光体ユニット17および音声発生ユニット18を制御する基盤にはタイマー回路21を図2のように設け、前記の各設定による発光体ユニット17および音声発生ユニット18の作動は、任意の間隔(時間)をおいて作動させることもできる。
マスク14の頭部には図4のようにソーラーパネル22を設け、胴部4の内部にソーラーパネル22の起電力により充電される蓄電池23を図2のように設け、該蓄電池23を電源として発光体ユニット17および音声発生ユニット18を作動させることにより、電源コードの必要もなく、蓄電池のみの場合のような電池交換の必要もなく、使用することができる。
上記実施例ではマスク14の顔面15a、15bを前面と後面の2面としたが、円周方向に異なる3面以上の複数面にすることにより、様々な形相の顔面で、より威嚇効果を高めることもできる。
また、各種ユニット、回路20および蓄電池23を胴部の内部に配置したが、頭部13の内部など作動に支障のない部分であればいかなる所に配置してもよい。
1 中心軸
2 勘合部
3 設置板
4 胴部
5 服
6 胴部骨組み
7 連結部
8 玉軸受け
9 肩部
10 腕
11 手
12 頭部骨組み
13 頭部
14 マスク
15a 顔面
15b 顔面
16 眼球部
17 発光体ユニット
18 音声発生ユニット
19 光センサ
20 回路
21 タイマー回路
22 ソーラーパネル
23 蓄電池
2 勘合部
3 設置板
4 胴部
5 服
6 胴部骨組み
7 連結部
8 玉軸受け
9 肩部
10 腕
11 手
12 頭部骨組み
13 頭部
14 マスク
15a 顔面
15b 顔面
16 眼球部
17 発光体ユニット
18 音声発生ユニット
19 光センサ
20 回路
21 タイマー回路
22 ソーラーパネル
23 蓄電池
Claims (4)
- 野生の鳥、猪、猿、鹿などの鳥獣が接近して、農作物を荒らすのを防止するために、田畑や果樹園などに設置する、人間の上半身を模した外観形状からなる案山子において、頭部の円周方向に複数の顔面を有し、上半身または頭部が円周方向に回転自在な鳥獣害防止用案山子。
- 頭部顔面の眼球部に発光体ユニットを設けて、鳥獣を光により威嚇し、内部に音声発生ユニットを設けて、鳥獣を音により威嚇する請求項1記載の鳥獣害防止用案山子。
- 昼夜を判別する光センサと、発光体ユニットおよび音声発生ユニットの作動を任意に設定できる回路を設けて、各ユニットを作動させる請求項2記載の鳥獣害防止用案山子。
- 外部にソーラーパネルを設け、内部にソーラーパネルの起電力により充電される蓄電池を設け、該蓄電池を電源として発光体ユニットおよび音声発生ユニットを作動させる請求項3記載の鳥獣害防止用案山子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009006727U JP3155629U (ja) | 2009-08-27 | 2009-08-27 | 鳥獣害防止用案山子 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009006727U JP3155629U (ja) | 2009-08-27 | 2009-08-27 | 鳥獣害防止用案山子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3155629U true JP3155629U (ja) | 2009-11-26 |
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JP2009006727U Expired - Fee Related JP3155629U (ja) | 2009-08-27 | 2009-08-27 | 鳥獣害防止用案山子 |
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JP (1) | JP3155629U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108812630A (zh) * | 2018-07-05 | 2018-11-16 | 廖嘉俊 | 一种鱼塘用驱鸟装置 |
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2009
- 2009-08-27 JP JP2009006727U patent/JP3155629U/ja not_active Expired - Fee Related
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