JP2002013184A - U字ブロック用吊り具 - Google Patents

U字ブロック用吊り具

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JP2002013184A
JP2002013184A JP2000194352A JP2000194352A JP2002013184A JP 2002013184 A JP2002013184 A JP 2002013184A JP 2000194352 A JP2000194352 A JP 2000194352A JP 2000194352 A JP2000194352 A JP 2000194352A JP 2002013184 A JP2002013184 A JP 2002013184A
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Japan
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hanging
outer member
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pin
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JP2000194352A
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Masakatsu Makino
正勝 牧野
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Individual
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/60Planning or developing urban green infrastructure

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  • Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 U字ブロックを簡単に水平姿勢で吊り上げて
安全を確保する。 【解決手段】 壁肉の外面の上端が傾斜部を経て膨出部
を形成するU字ブロックの膨出部に挿入されて吊り上げ
るときの吊り具となるU字ブロック用吊り具において、
この吊り具が、膨出部を銜え込む凹陥部と、凹陥部の内
方に在って膨出部の内面にあてがわれる内材と、凹陥部
の外方に在って膨出部と傾斜部の外面にあてがわれる外
材と、内材及び外材に連続して内方に延ばされる基体と
からなることを特徴とするU字ブロック用吊り具。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、水路工事等に使用
されるU字ブロックを吊り上げる吊り具に関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】U字ブロックは断面がU字形をしていて
非常に取り扱い難い。このため、持ち運び等には非常に
難儀をする。多くの場合、ワイヤ等を巻いて吊り上げた
りしているが、地上に直に置いたU字ブロックでは、ワ
イヤを巻き付けること自体が難渋する。又、吊り上げた
としても、ワイヤではバランスを取るのが難しく、長手
方向、幅方向共に傾いたりする。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このため、特開平6−
316947号公報及び実開平7−23779号公報に
は、吊上力をU字ブロックの内側にセットした作用杆の
外張力に変換して吊り上げる吊り具が提案されている。
しかし、このようなものは、何らかの原因で作用杆と内
面との間に滑りが生ずると、そのまま落下して危険であ
る。又、構造も複雑で価格も高いものとなっている。本
発明は、このような課題を解決するものであり、滑るこ
とがない安全で安価な吊り具を提供するものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】以上の課題の下、本発明
に係るU字ブロック用吊り具は、壁肉の外面の上端が傾
斜部を経て膨出部を有するU字ブロックの膨出部に挿入
されて吊り上げるときの吊り具となるU字ブロック用吊
り具において、この吊り具が、膨出部を銜え込む凹陥部
と、凹陥部の内方に在って膨出部の内面にあてがわれる
内材と、凹陥部の外方に在って膨出部と傾斜部の外面に
あてがわれる外材と、内材及び外材に連続して内方に延
ばされる基体とからなることを特徴とするものでる。 【0005】本発明の吊り具は、内材と外材とでU字ブ
ロックの壁肉の膨出部を挟み、このとき、外材は、膨出
部と傾斜部にあてがわれるため、凹陥部の最小間隔は膨
出部の肉厚よりも狭い。従って、たとえ滑ったとして
も、膨出部が凹陥部を抜け落ちることはなく、安全であ
る。加えて、この吊り具は、内材と外材及び基体とから
なる簡単な形状であるから、安価に製作できる。 【0006】又、本発明は、以上の基体の内端からの凹
陥部、内材及び外材の各寸法が異なるものが基体の上下
にそれぞれ設けられる構成、基体の内端に吊り策に係止
できるピンが設けられるものであり、このピンがU字ブ
ロックの幅方向中心に設定される構成を提供する。 【0007】U字ブロックにはその幅や壁肉厚さに種々
のサイズのものがあるから、これに対応した凹陥部等を
基体の上下に形成しておくとすれば、一つもので二つの
サイズのものに適用できる。又、基体の内端に形成され
る吊り策に係止できるピンの位置をU字ブロックの幅方
向中心に設定しておけば、幅方向に傾かない姿勢で吊り
上げられる。 【0008】更に、本発明は、以上の外材の下方に下外
材がピンによって内外方向に回動自在に接続されるもの
であり、下外材の外側位置の外材にロックピンを差し込
むことで下外材の外方回動が規制される構成を提供す
る。 【0009】外材の形状が不変なものであれば、凹陥部
をU字ブロックの端から膨出部に挿入し、滑らせてバラ
ンスする位置(長手方向の中心)まで移動させなければ
ならず、操作が非常に煩雑である。しかし、外材の下方
に下外材をピンによって内外方向に回動自在に接続して
おけば、下外材を外方に逃がすことで、膨出部の長手方
向の任意の位置に凹陥部を上から挿入できるから、操作
が簡単である。尚、吊り上げるときには、ロックピンを
差し込んでおけば、下材は外方には後退しないから安全
である。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の一例を示す吊り具
の正面図、図2は斜視図であるが、この吊り具Aは、高
張力の鋼板等からなり、基体1と、基体1の一端側にほ
ぼ直角に延出する外材2と内材3とからなり、外材2と
内材3との間に凹陥部4が形成されるものである。この
場合に適用されるU字ブロックBは、壁肉5によって断
面がU字形をしているものであり、壁肉5の上端が傾斜
部6を経て外方に膨出する膨出部7を形成しているもの
である。 【0011】吊り具Aの凹陥部4はU字ブロックBの膨
出部7を上から銜え込むようにするもので、このとき、
内材3は膨出部7の内面にあてがわれ、外材2は膨出部
7とこれに続く傾斜部6にあてがわれるようになってい
る。従って、U字ブロックBのサイズに合わせて凹陥部
4、内材3及び外材2の寸法が決められる。尚、本例の
U字ブロックBは、膨出部7の内面も下方の壁肉5の内
面よりも外方に膨出しているから、内材3の丈はこの段
よりも短く設定される。 【0012】基体1の他端側の中央には、長手方向に切
欠部8が形成されており、この切欠部8の中にはピン9
が通されている。このピン9にはクレーンのフック等の
吊り索10が引っ掛けられるようになっており、吊り具
Aの凹陥部4を膨出部7に挿入したとき、このピン9
は、U字ブロックBの幅方向中心に来るように設定され
るものが好ましい。 【0013】以上により、吊り具AをU字ブロックBの
端から膨出部7が凹陥部4の中に取り込まれるように挿
入すると、内材3は膨出部7の内面に、外材2は膨出部
7の外面と傾斜部6にそれぞれあてがわれるが、この状
態のとき、凹陥部4は膨出部7をあまり隙間なく銜え込
むように設定されるのが好ましい。以上の吊り具AをU
字ブロックBの長手方向の中心まで移動させ、吊り索1
0を係合してこれを持ち上げれば、U字ブロックBは吊
り上げられる。 【0014】このとき、凹陥部4は膨出部7をあまり隙
間なく銜え込むこと、吊り索10を係合するピン9はU
字ブロックBの幅方向中心に設定されていること、基体
1は凹陥部4に対して略直角に内方向に延びていること
から、吊り上げたとき、U字ブロックBは水平状態を保
ち、姿勢が安定する。加えて、U字ブロックBの重心は
吊り具Aの基体1のピン9下方にあることから、そのモ
ーメントによって内材3と外材2は膨出部7や傾斜部6
に対してくさび作用を発し、滑り等を生じない。勿論、
凹陥部4の最小間隔は膨出部7の肉厚よりも狭いから、
膨出部7が凹陥部4から抜け落ちることもない。 【0015】図3はU字ブロックBの他の例を示す正面
図であるが、このタイプは、壁肉5の内面がストレート
なものであるが、このようなU字ブロックBであって
も、前記と同様な構成の吊り具Aで吊り上げることがで
きる。但し、壁肉5は上方に拡がっているものが多い
が、この場合でも、基体1を凹陥部4に対して角度をも
たせて水平に延伸するようにするのが適する。 【0016】図4は吊り具Aの他の例を示す正面図であ
るが、本例のものは、基体1の上下両面に内材3、凹陥
部4、外材2のセットが二組設けられるものであり、一
つの基体1で二種類の吊り具Aを現出するものである。
この場合、内材3、凹陥部4、外材2からなるセットの
寸法及びこのセットのピン9からの寸法はそれぞれのサ
イズのU字ブロックBに対応させてある。 【0017】図5は吊り具Aの他の例を示す正面図、図
6は同じく背面図であるが、本例のものは、外材3の下
方に下外材11がピン12によって内外方向に回動自在
に接続されたものである。本例の下外材11は、外材3
の両面に接触する二枚の板材等からなり、それぞれを下
材3に干渉しない位置で渡し材13で連結したものであ
る。この場合の下外材11は、傾斜部6に接する役割を
果たすものであり、これを後退(外方回動)させておく
と、膨出部7の任意の位置で上から凹陥部4を銜え込ま
せることができるから、装着操作が迅速にできる利点が
ある。尚、吊り上げるときには、下外材11が後退して
はならないので、外材3の下部に下外材11よりも後退
する孔14があいた張出部15を形成しておき、吊り上
げるときには、この孔14にロックピン16を差し込む
ようにしている。 【0018】即ち、ロックピン16を抜いて下外材11
を後退させ、これをU字ブロックBの長手方向の中心位
置の膨出部7に上から挿入して凹陥部4を銜え込ませ、
次いで下外材11を前進させて傾斜部6にあてがい、最
後にロックピン16を孔14に差し込めば、装着操作が
完了する。この場合、ロックピン16は紛失してはなら
ないので、基体1の適所からチェン17等で吊り下げて
おくのが適する。又、ロックピン16を孔14に差し込
んだ後はこれが抜けないようしなければならないが、こ
れをロックピン16の外端に孔18を形成し、これに割
りピン19等を差し込むようにすればよい。この割りピ
ン19も紛失してはならないから、常時、孔18に差し
込んでおき、抜き差しするときのみ外すようにすればよ
い。 【0019】 【発明の効果】以上、本発明の吊り具によれば、内材と
外材との間の凹陥部でU字ブロックの膨出部の長手方向
中央部分を銜えて基体を吊り上げれば、U字ブロックは
水平姿勢で吊り上げられるから、吊り上げが安定して安
全である。加えて、外材の下部を外方回動可能な下外材
にすれば、凹陥部による銜え込みが長手方向任意の位置
でできるから、装着操作が迅速である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一例を示す吊り具によるU字ブロック
吊り上げの状態を示す正面図である。 【図2】本発明の一例を示す吊り具によるU字ブロック
吊り上げの状態を示す斜視図である。 【図3】本発明の他の一例を示す吊り具によるU字ブロ
ック吊り上げの状態を示す正面図である。 【図4】本発明の他の一例を示す吊り具の正面図であ
る。 【図5】本発明の他の一例を示す吊り具の正面図であ
る。 【図6】本発明の他の一例を示す吊り具の背面図であ
る。 【符号の説明】 A 吊り具 B U字ブロック 1 基体 2 内材 3 外材 4 凹陥部 5 壁肉 6 傾斜部 7 膨出部 9 ピン 10 吊り索 11 下外材 13 ピン 16 ロックピン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 壁肉の外面の上端が傾斜部を経て膨出部
    を形成するU字ブロックの膨出部に挿入されて吊り上げ
    るときの吊り具となるU字ブロック用吊り具において、
    この吊り具が、膨出部を銜え込む凹陥部と、凹陥部の内
    方に在って膨出部の内面にあてがわれる内材と、凹陥部
    の外方に在って膨出部と傾斜部の外面にあてがわれる外
    材と、内材及び外材に連続して内方に延ばされる基体と
    からなることを特徴とするU字ブロック用吊り具。 【請求項2 】 基体の内端からの凹陥部、内材及び外材
    の各寸法が異なるものが基体の上下にそれぞれ設けられ
    る請求項1のU字ブロック用吊り具。 【請求項3】 基体の内端に吊り策に係止できるピンが
    設けられるものであり、このピンがU字ブロックの幅方
    向中心に設定される請求項1又は2のU字ブロック用吊
    り具。 【請求項4】 外材の下方に下外材がピンによって内外
    方向に回動自在に接続されるものであり、下外材の外側
    位置の外材にロックピンを差し込むことで下外材の外方
    回動が規制されるものである請求項1〜3いずれかのU
    字ブロック用吊り具。
JP2000194352A 2000-06-28 2000-06-28 U字ブロック用吊り具 Pending JP2002013184A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5821045B1 (ja) * 2014-07-11 2015-11-24 株式会社小泉製作所 ベル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5821045B1 (ja) * 2014-07-11 2015-11-24 株式会社小泉製作所 ベル

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