JP2006326115A - おりん(仏鈴) - Google Patents
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Abstract
【解決手段】おりん本体部11とおりん台部12とを弾性を有する連結部材13にて連結しておりん本体部11とおりん台部12とに間隙14を設け、おりん台部12は床面に載置するものであり、連結部材13はおりん本体部11を支持していて、おりん台部12を床面に載置した状態にて、おりん本体部11と床面とに間隙15を有していることを特徴とする。 これにより、弾性振動しているおりん本体部11が連結部材13を弾性支持部として揺らぐので、反響音であるもんの鳴り時間を長くできる。
【選択図】 図1
Description
かんとは、おりんを鳴らす際におりんを叩く打音のことである。
おつとは、叩いた際のおりんの弾性振動による振動音のことである。
もんとは、弾性振動するおりんの中で反射し合う反響音のことである。
そして、反響音であるもんが、情緒を有し人の心や感情に左右する音である。
一般的におりん1は器状であり主に略おわん型である。仏壇の前やお墓の前でおりん1を鳴らす際には、図6に示すように、座布団3の上におりん1を乗せてりん棒2で叩いておりん1を鳴らしていた。
従来のおりん1の反響音であるもんの鳴りが不充分で、より長い反響音や余韻が望まれていた。
また、おりん1を叩くりん棒2が従来金属製であり、打音であるかんの金属音が耳ざわりとなっていた。
おりん本体部とおりん台部とを弾性を有する連結部材で連結し、おりん台部を床面等に載置した場合におりん本体部と床面との間に隙間を有しているので、おりん本体部が連結部材の弾性振動にて揺らぐことになり、おりん本体部を叩いた際の弾性振動と振動音とが長くなる。
従って、本発明にて弾性を有する連結部材とは、線状でも薄い板状でもよく、おりん本体部が揺らぐものであればよい。
りん棒で打つとおりん本体部が連結部材を弾性支持部として揺らぐ。
そして、りん棒の打撃部にゴム材を被覆しておけば、おりんを強く叩いておりん本体部の弾性振動を大きくしても、ゴム材が叩く際の衝撃を緩和し衝撃音を小さくするので、おりん本体部を叩く音であるかんの音量を小さくし、反響音であるもんの鳴り時間を長くできる。
おりん台部を器状の金属製にしておりんを鳴らした際には、おりん本体部とおりん台部とが共に鳴り、双方の反響音である2音のもんが共鳴し合い、より心地良い反響音であるもんの鳴り時間を長くできる。
また、おりん台部を木製等の非金属製にした場合には、おりん本体部を叩く音であるかんを柔らかい音にして、もんの鳴り時間を長くできる。
おりんを床面に載置した際にはおりん台部の鳴りは止むものの、おりん本体部が連結部材を弾性支持部として揺らぐので、反響音であるもんの鳴り時間を長くできる。
このおりん10はりん棒90で叩いて鳴らす。
器状の略おわん型であるおりん本体部11と、おりん台部12と、を弾性を有する連結部材13にて連結する。
おりん本体部11と、おりん台部12と、に台部間隙14を設け、おりん台部12は床面に載置する。
連結部材13はおりん本体部11の内側に配設し、器状のおりん10とした場合に器状の底部中央から線状または板状の弾性部材13を開口部に向けて延在し、その先におりん台部12を連結する。
おりん本体部11と、床面と、におりん間隙15を有している。
図1(ロ)に示すようにおりん台部12の床面側を曲面にしておけば、おりん10を鳴らした際には、おりん10の揺らぎを大きくでき、より反響音であるもんの鳴り時間を長くできる。
本実施例では連結部材13にピアノ線を用いたが、実施の際は用途に応じた連結部材13を用いるのが良い。
おりん台部12は、木製でも金属製でもよいが、おりん本体部11を安定的に支持できるものがよい。
りん棒90は真鍮製であり打撃部にゴム材91を被覆する。
従来のゴム被覆の無いりん棒に対して打音であるかんの金属音が弱くなる。
また、図2に示すおりん20ように、器状の略おわん型であるおりん本体部21の外側頂点部に弾性を有する連結部材23を配設するのも良い。
本実施例では器状の略おわん型であるおりん本体部11のおりん10を示すが、図3に示す(イ)円錐型おりん30、(ロ)円柱型おりん40、(ハ)略球型おりん50等のように望みの形状にして、望みの鳴りにするのが良い。
また、図4に示すおりん60のようにおりん本体部61に宗派紋等の意匠を施す意匠部70を設けるのも良い。
このおりん80は片手で持って鳴らすことができ、りん棒不用でありながら反響音であるもんの鳴り時間が長い。
器状の略おわん型であるおりん本体部81の外側頂部に棒状の把持部86を配設する。
おりん本体部81と、おりん台部82と、を弾性を有する連結部材83にて連結する。
おりん本体部81と、おりん台部82と、に台部間隙84を設け、おりん台部82は床面に載置することも可能な器状になっている。
連結部材83はおりん本体部81の内側に配設し、底部中央から開口部に向けて延在し、その先におりん台部82を連結する。
おりん本体部81と、床面と、におりん間隙85を有している。
11 おりん本体部
12 おりん台部
13 連結部材
14 台部間隙
15 おりん間隙
20 おりん
21 おりん本体部
23 連結部材
30 円錐型おりん
40 円柱型おりん
50 略球型おりん
60 おりん
61 おりん本体部
70 意匠部
80 おりん
81 おりん本体部
82 おりん台部
83 連結部材
84 台部間隙
85 おりん間隙
86 把持部
90 りん棒
91 ゴム材
Claims (5)
- おりん本体部とおりん台部とを弾性を有する連結部材にて連結しておりん本体部とおりん台部とに間隙を設け、
おりん台部は床面に載置するものであり、連結部材はおりん本体部を支持していて、おりん台部を床面に載置した状態にて、おりん本体部と床面とに間隙を有していることを特徴とするおりん。 - おりん本体部を器状に形成し、おりん本体部の外側頂部とおりん台部とを連結部材にて連結してあることを特徴とする請求項1記載のおりん。
- おりん本体部を器状に形成し、おりん本体部の内側底部とおりん台部とを連結部材にて連結してあることを特徴とする請求項1記載のおりん。
- おりん本体部に把持部を配設し、把持部を把持して振ると連結部材が弾性変形しておりん台部がおりん本体部に当たり打音を発することを特徴とする請求項3記載のおりん。
- 打撃部にゴム材を被覆してあることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のおりんに用いるりん棒。
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