JP2007054287A - 仏りん - Google Patents

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Toshihiro Koizumi
俊博 小泉
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Abstract

【課題】りん棒で叩いた時の感触が良く、音が長続きし、その上、叩いた衝撃で動いて視覚的にも面白味のある仏りんを開発すること。
【解決手段】 上向きに開口する器状であってその内周面及び外周面を球面状に形成する。底部2以外の箇所よりも底部を肉厚に形成する。仏りんの外径を4〜7cmに形成すると共に、底面中央部に2〜9mmの円形の水平面を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、仏壇や祭壇あるいはお墓などに設置され、叩いて鳴らす仏りんに関する。
仏りんは通常、底を平らに形成し、りん台と言われる専用の敷布団の上に置き、自身の重みによってその底側を布団に沈めて安定させて使用する。また、図4に示すように、全体を恰もワイングラスの同等の形状に形成したもの、即ち、円盤状の台座部91の中央から支え棒92を起立し、支え棒の上に仏りん本体93の底面中央部を連続した一体形状のものもある。
ところが、これらは何れも仏りん及び仏りん本体の底側が敷布団やその台座部分に安定して保持されているため、りん棒には叩いた時の反発力が大きく作用する。従って、叩くために動かした手の方向と、叩いた後のりん棒が戻るように動く方向は、相反する向きとなり、叩いた時の感触が良くない。また、同理由のため、叩いた時に発する音の減衰が大きく、音が長続きしなかった。さらに、叩いても動かないので、視覚的には全く面白味がないものであった。
本発明は上記実情を考慮して創作されたもので、その目的は、りん棒で叩いた時の感触が良く、音が長続きし、その上、叩いた衝撃で動いて視覚的にも面白味のある仏りんを開発することである。
即ち、請求項1の発明の仏りんは、上向きに開口する器状であって、その内周面及び外周面を球面状に形成してあることを特徴とする。
板等の硬い平面の上に仏りんを置いてりん棒で叩けば、仏りんの内外周面を球面状としてあるので、叩いた衝撃によって仏りんが自然な感じで大きく揺れる。
また、仏りんの肉厚は全体的に均一であっても良いが、叩いた衝撃による揺れをある程度早く止めるには、請求項2の発明のように、底部以外の箇所よりも底部を肉厚に形成することが望ましい。
さらに、仏りんの外周面をその全域に亘って完全な球面状としても良いが、叩いた衝撃による自然な揺れを確保しながらも、振幅が小さくなってからの揺れを早く止めるには、全体的には球面状としながらも底面中央部を局部的に水平面とすることが望ましい。それには、請求項3の発明のようにすれば良い。即ち、仏りん本体の外径を4cm〜7cmに形成すると共に、底面中央部に直径2mm〜9mmの円形の水平面を設けることである。ちなみに、底面中央部の寸法が上記寸法よりも大きければ、振幅の初めから揺れがぎこちなくなるし、底が平らであることが外観上、明らかに分かって違和感がある。
請求項1の発明は、板等の硬い平面の上に仏りんを置いてりん棒で叩けば、内外周面を球面状としてあるので、叩いた衝撃によって仏りんが自然な感じで大きく揺れる。一方、仏りんが揺れることによってりん棒には仏りんからの反発力が伝わらないので、叩いた勢いを殆ど殺されることなく手の動きのままりん棒が動き、叩いた感触が良くなる。また、衝撃で仏りんが揺れ動くので、視覚的に面白味があるし、揺れることによって音の減衰が小さくなり、音が長続きする。さらに、球面状の外観がもたらす可愛らしさを発揮できる。
請求項2の発明は、底部以外の箇所よりも底部を肉厚にして重くしてあるので、揺れが早く止まり、見た目に安心感を与え、仏具としての価値を高められる。
請求項3の発明は、仏りんの外径を4〜7cmに形成すると共に、底面中央部に直径2〜9mmの円形の水平面を設けたので、全体寸法に対して底面中央部の水平面の寸法がかなり小さいものとなる。従って、球面状の外観がもたらす可愛らしさと自然な揺れを維持しながらも、底面中央部の水平面によって揺れを一段と早く止められる。
本発明の仏りん1は金属製(真鍮、鉄等の鋳造品)であって図1に示すように、器状に作製してある。器状とは、より正確に言えば恰も内部が中空の球を半分よりも少し上側で水平に切り取った形状である。従って、仏りん1は、上向きに開口する中空の半球状であって、その上端面が環状の水平面となり、内周面及び外周面が球面状となっている。また、仏りん1はその外径を5cm程度に形成し、底部2以外の肉厚を2mm程度に均一に形成してある。底部2はその内面側を水平な面とすることによって、底部2以外の箇所よりも肉厚に形成し、その底面中央部を直径3mm〜7mmの円形の水平面3に形成し、さらに、水平面3の中央部には底面側から視て円錐状の凹部4を形成してある。
仏りん1を作る手順は、まず、鋳造によって底部2が肉厚で全体としてほぼ中空の半球状に形成する。その後に鋳肌をなくすために鋳造品の内周面及び外周面を切削加工によって薄く削って凹凸のない滑らかな面にし、底面中央部については水平面3に切削する。外周面の切削加工の際には底面中央部のまさしく中心をセンタとし、そのセンタを基準としてその円周方向に切削する。このとき実際の製造現場では精度上の理由から、上述したセンタよりも僅かに外側までしか切削できない。従って、図3に示すように、切削加工上、底面中央部には削り残しの小さな突起5ができ、突起5のあるまま床などの平らな箇所に仏りん1をおくと、僅かに傾いてしまう。従って、さらに水平面3の中央部における突起5の周囲をセンタから直径1.5mm程度の範囲で深く切削加工し、突起5を削りながら凹部4を形成する。凹部4を形成した際に凹部4の内部中央にも、突起5を削った削り残しの凸部6ができるが、凸部6は底面中央部の水平面よりも上方にあるので、平らな面に仏りんを置いた場合に傾くことなく、水平に設置でき、仏具としての価値を高められる。
図2に示すように水平面に置いた仏りんをりん棒7で叩けば、左右に大きく揺れて音が鳴るが、底部2を肉厚にして重くしてあることと、底面中央部を水平面としていることの相乗効果によって、自然な揺れを確保しつつ、振幅が小さくなってからの揺れを早く止められる。
(イ)(ロ)図は仏りんの設置状態を示す縦断面図、斜視図である。 仏りんの使用状態を示す説明図である。 仏りんの最終加工前の状態を示す断面図である。 従来の仏りんの一例を示す斜視図である。
符号の説明
1 仏りん
2 底部
3 水平面

Claims (3)

  1. 上向きに開口する器状であって、その内周面及び外周面を球面状に形成してあることを特徴とする仏りん。
  2. 底部(2)以外の箇所よりも底部を肉厚に形成してあることを特徴とする請求項1記載の仏りん。
  3. 球面状の外径を4〜7cmに形成すると共に、底面中央部に直径2〜9mmの円形の水平面(3)を設けてあることを特徴とする請求項1又は2記載の仏りん。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010005304A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Koizumi Seisakusho:Kk りん具
JP6440047B1 (ja) * 2018-03-28 2018-12-19 城司 吉岡 打鈴装置

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