JP2015014620A - 転動体ベル - Google Patents

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小泉俊博
Toshihiro Koizumi
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Koizumi Seisakusho Co Ltd
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【課題】小さな振れで鳴り、音の大きさや音色の調整が容易なベルの提供を目的とする。【解決手段】ベル全体が揺れることで鳴るベルであって、ベース部と、当該ベース部に直接又は間接的に支持されたりん部とを有し、前記ベース部は凹部を有し、凹部には転動体が転動可能に載置されていて、ベル全体が揺れることで転動体がベース部の凹部の周縁部まで転がると、りん部を打鈴するものであり、前記転動体とりん部の内壁との当接角度又は高さにて音の調整を可能にしたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、ドアベル、警報ベル、動物よけ鈴、呼び鈴等、広い分野にて利用できる転動体ベルに関するものである。
従来からの人の来訪を知らせるドアベル、人に警報する警報ベル、熊等の動物よけのためのベル、縁起物としての鈴等、各種ベルが提案されているが、従来のベルはいずれも大きく振らないと鳴らないものであり音色も単調であった。
特許文献1には金属薄板で形成した空所に転動子を収容した鈴を開示し、特許文献2には上下の共鳴体の間に玉を保持した鈴おもちゃを開示するが、いずれも大きな振れにて音がでるものである。
また、従来のベルにおいては、紐などで、錘を吊り下げて、錘によって、りん部を打鈴することで音がなる方式のものがある。この場合は、この錘が振れる周期は、紐の固定された支点から、錘の重心点までの距離で周期が決まってしまう問題があった。加えて、前記錘を吊り下げるタイプにあっては、玉がりん部の内壁と当たる角度が一定である。さらに、りん部を振っても錘が(打鈴部までの)位置エネルギーを越えたエネルギーを与えないといけないため、すぐには鳴らない問題があった。
実用新案登録第3012065号公報 意匠登録第392367号公報
本発明は、小さな振れで鳴り、音の大きさや音色の調整が容易なベルの提供を目的とする。
本発明に係る転動体ベルは、ベル全体が揺れることで、鳴るベルであって、ベース部と、当該ベース部に直接又は間接的に支持されたりん部とを有し、前記ベース部は凹部を有し、凹部には転動体が転動可能に載置されていて、ベル全体が揺れることで、転動体がベース部の凹部の周縁部まで転がるとりん部を打鈴するものであり、前記転動体とりん部内壁との当接角度又は高さにて音の調整を可能にしたことを特徴とするものとした。
ここで転動体は、ベル全体の振れや揺れにより転がり、りん部に当たるも
のをいい、転がるものであれば形状に制限はないが、転がりやすいものとし
ては、球体に近いものが好ましい。更に金属製のものであって、内部にじんせいを持たせつつ、パチンコ玉のような、表面を熱処理を施し、反発力が強いものが好ましい。
また、ベース部とりん部とは所定の隙間や空間を有するように転結するのがよく、それにより、音の鳴り響きが良くなる。
本発明は、この球体等の転動体の転動する周期(速さ)をベース部の凹部
の底面形状(転動面形状)にて調整した点にある。
このようにすると、従来のベルは吊り下げ部材の長さによる影響が大きく
、音の調整が困難であったのに対して、本発明は、凹部の底面の曲率等にて
容易に調整可能である。
本発明に係るベルは、球体等の転動体がベース部に形成した凹部形状からなる転動面を転がるようにしたので、転動面の形状により転動体の転がりやすさ、転がり速度を調整することができる。
そこで、転動面の形状を中央部が最も低くなる球面形状にし、球面の曲率
を小さくすれば転動体が転がりにくくなり、転動体がりん部に当たる力がそ
れだけ弱くなるので小さい音になる。
また、ベルの揺れが小さい場合には、転動体がりん部に当たる前に中央側
に戻ることで音が鳴らない。
また、逆に転動面の曲率を大きくし、平坦に近い状態にすると小さい揺れ
でも音が鳴る。
転動面の形状は必ずしも球面形状にする必要はなく、転動体の転がる方向
を規制した溝部を有してもよく、例えば中心から周縁部に向けて放射状に形
成したり、うず巻き状に溝部を形成してもよい。
特に周縁部に向けて、転動体をほぼ直角に当たるように導く形状であると、転動体が周縁部を回転する不具合を防ぐので、好ましい。例えば、放射状に形成した形状に見られるように、少なくとも周縁部において、転動体をほぼ直角に導く形状であればよい。
溝部を用いることで、転動体方向性を制御できるので、りん部の形状や位置が自由に設定できるので好ましい。
また、凹部の底面であって、少なくとも中央部に所定の曲率からなる球面
形状部を有するようにすると、この球面形状部にて転動体の転がる周期やり
ん部に当たる強さの調整がしやすい。
従来の糸等で吊り下げた打鈴球の場合には、りん部の内壁との当たる角度
が一定であるのに対して、本発明に係るベルは、ベース部の転動面の傾斜角
度、りん部の内壁の角度によって転動体の当たり方が変わるので、それらの
角度や転動体の当たる高さを調整することができる。
また、転動体の大きさや材質によってもりん部の鳴り方が変化するが、紐等で結ばれていないために、転動体の取り替えも容易であることで、転動体によって鳴り方を変化させることもできる。
また、ベース部も同様に取替え可能の構造にすると、都合に応じた形状のベース部を都度採用することができて、便利である。
本発明でベース部は、ベルに加えられた揺れ又は振動が所定の大きさ以下
の場合に転動体を停止させて置く停止手段を有することもできる。
ここで転動体の停止手段としては、ベース部の転動用凹面の一部、例えば
中央部に小さなくぼみを設ける方法や、ベース部が鉄等の強磁性体でない場
合で、転動体が磁性体である場合に、このベース部にマグネットを埋設ある
いは、ベース部の裏側等にマグネットを配設する方法がある。
いずれにしても、ベルの揺れや振動が小さい場合に、転動体が動かないよ
うにしたものであれば、手段に制限は無い。
このようにすると、小さな揺れや振れでは転動体が動かないが、所定の大
きさ以上になり、転動体がくぼみより飛び出したり、マグネットから外れる
ことで共鳴体に当たるようになる。
また、ベース部は弾性体に支持されたり、あるいはベース部は、弾性体に
支持されるとともにベース部の揺れ又は振れの周期をその弾性率等で調整し
たものであってもよい。
加えて、本発明の転動体ベルに、水平に保持される宇宙ゴマや羅針盤、龕灯などに用いられる機械的水平機構、水中に浮かせる浮遊機構、吊り下げ重力による水平機構を用いると転動体の位置調整に手間がかからず好ましい。また、それによって、水平機構のゆれが適度に転動体の移動に影響を与えて、コミカルな動きと、思わぬ打鈴のリズムが醸し出される効果も生ずる。
たとえば、龕灯のような、二つの自由方向を組み合わせた重力による水平機構を用いた場合に、二つの自由方向が、互いに異なる静摩擦係数のもので構成しすることで、揺れに応じた、転動体の揺動を制御できる。場合によっては、少なくとも一方を固定化させたりさせてもよい。静摩擦係数を制御することで、引き戸などに用いたときに、適度に、転動体ベルが傾斜することを利用して、転動体ベルの鳴りすぎなど、抑えるなどの制御できてよい。
本発明に係るベルはベル単体としても使用可能である。
また、製品の一部に組み込んだり、玄関ドア等の被取付体に取り付けて使
用することも可能である。
玄関ドアには前後方向に回動する開きドアと左右方向にスライドする引戸
があり、引戸は開きドアに比較して振れ、揺れが小さい。
本発明に係るベルはベース部の上面を転動体が転がる際にりん部に当たる
ので、このような振れの小さい引戸に取り付けても、大きい音が発生する。
また、風等による小さな揺れでは鳴らないようにできる。
被取付体にベルを取り付ける際に被取付体に取り付けるための取付部とベ
ルとを弾性体で連結すると、この弾性体がベルの振れや揺れを増幅したり、
逆に抑制したりする。
例えば、取付部の上に弾性体を介してベルを立設すると、取付部の振れを
増幅させるように作用し、取付部の下に弾性体でベルを吊り下げると振れが
弾性体により抑えられるが長く鳴る。
本発明に係るベルをドアに取り付ける場合にドアを開閉する取手に取り付
けてもよい。
また、ベース部を転動する転動体の移動範囲を制御又は移動を止める制御
手段を有するようにすると、振る強さと音の大きさを制御したり、音そのも
のがでないようにすることもできる。もちろん転動体を磁性体として、磁力を用いて、りん部の外部あるいは内部より磁力吸着する手段を用いて、転動体の動作を停止させることで、音が出ないようにしてもよい。このような制御手段によって、音が不要なときに音を出さないようにできる。
本発明に係るベルは、転動体のりん部への当たり方を調整することで、鳴
る音の高さ,強さ,音色等の調整が可能である。
特に転動体の転がる周期,速度を底面の曲率,転がり軌道の規制溝等によ
って調整が容易である。
また、転動面の曲率を大きくし平坦な形状に近づけると、微細な揺動によ
っても充分な運動エネルギーを与えることができ、大きな音になる。
ベース部を支持する弾性体の弾性率により音の大きさや音色の調整が容易
である。
さらには、転動体の制御手段を設けると、転動体の転がり範囲や転がりそ
のものを止めることができる。
さらには、ベル部をカバーで覆うように構成し、ベース部をカバー部と接合することで、簡便に本発明を構成することができる。この場合に、ベース部の底部を下方向に凸形状の曲面で構成すると、平面に置いたときに、全体がゆらゆら揺れる構成にできるために、なんともユーモラスな動作と同時にりん部に衝突する時の音で、和みや癒しを与える転動体ベルとしても利用できる。
また、カバーで覆われているために、熊鈴として利用した場合に、接触による音の減衰がないためにポケットに入れたり、リュックに取り付けたりしても快適に利用することができる。
本発明の具体的な形態の実施例を図面に基づいて説明する。図1の図面は中央部のフリーハンドで描いた縦端面図による説明図である。簡略のため、転動体(4)は斜線を省略し、説明のために記入したものである。図面に示す転動体ベルは、縦軸方向を軸とした回転体である。
図1はフリーハンドによる説明図である。転動体(4)を除き、縦中央端面図で表してある。この形態は、りん部(1)をカバー(2)で覆い、そのカバー(2)と連続的につながれたベース部(5)からなる。もち手(3)などにより全体を振って、転動体(4)を転がして鳴らしてもよいし、引き戸などに取り付けて利用してもよい。また、ベース部(5)の底部が、下方向に凸である場合に、平面に載置して、ゆらゆら揺れる起き上がりこぼしのように、揺らして、鳴らしてもよい。この場合、ベース部(5)の転動面(6)を転動体(4)が転がり、りん部(1)に衝突することで、音がなると同時にコミカルな動きをするので、和みや癒し効果を得ることができる。
りん部(1)の素材は金属が望ましいが、特に限定はなく、ベルとしての機能を果たせばよい。また、ベース部(5)及びカバー(2)においては、樹脂によりものが好ましいが、特に制約はない。カバー(2)は全体を覆うものであっても、空間を有するものであってもよい。空間を有するものは、音が外部に伝わりやすいといった効果を発揮する。
本発明の実施形態を示すフリーハンドによる説明縦中央端面図である。
1 りん部2 カバー3 もち手4 転動体5 ベース部6 転動面

Claims (5)

  1. ベル全体が揺れることで鳴るベルであって、ベース部と、当該ベース部に直接又は間接的に支持されたりん部とを有し、
    前記ベース部は凹部を有し、凹部には転動体が転動可能に載置されていて、
    ベル全体が揺れることで転動体がベース部の凹部の周縁部まで転がると、りん部を打鈴するものであり、前記転動体とりん部の内壁との当接角度又は高さにて音の調整を可能にしたことを特徴とする転動体ベル
  2. 前記ベース部は、ベルに加えられた揺れ又は振動が所定の大きさ以下の場合に転動体を停止させて置く停止手段を有することを特徴とする請求項1記載の転動体ベル
  3. 前記ベース部下部が下方向に凸形状をなすことを特徴とする請求項1又は2記載の転動体ベル
  4. 前記ベース部を転動する転動体の移動範囲を制御又は移動を止める制御手段を有することを特徴とする請求項1、2または3に記載の転動体ベル
  5. 前記りん部を覆うカバーを有することを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の転動体ベル
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