JP2525198Y2 - 擬音発生装置及び玩具 - Google Patents

擬音発生装置及び玩具

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JP2525198Y2
JP2525198Y2 JP4537891U JP4537891U JP2525198Y2 JP 2525198 Y2 JP2525198 Y2 JP 2525198Y2 JP 4537891 U JP4537891 U JP 4537891U JP 4537891 U JP4537891 U JP 4537891U JP 2525198 Y2 JP2525198 Y2 JP 2525198Y2
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秀康 唐沢
憲 小谷
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株式会社センテクリエイションズ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、放り投げることにより
擬音を発生する擬音発生装置及びこれを含む擬音発生玩
具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人形や動物の縫いぐるみの中に、
振ったり押えつけたりすると音を発生する装置を取り付
けることはよく知られている。
【0003】また、このような装置として、管笛を有す
る錘をケース内に一定方向に移動可能に収納し、ケース
内の錘の移動方向の片側には、錘の移動により容積が増
減する部屋を形成し、その容積が減少する方向に錘が移
動するとき部屋内の空気が前記管笛を通って出ることで
音を発生する擬音発生部材が開発されている。
【0004】この部材を錘の移動できる方向、例えば縦
に振ると、錘が移動して錘の片側の部屋の容積が減少
し、空気が管笛を通って反対側の部屋に流出することに
よって音が発生する。
【0005】しかしながら、この部材を錘の移動できな
い方向、例えば横に振った場合には錘の片側の部屋の容
積の増減は無いので音は発生しない。すなわち、この部
材は錘の移動できる方向と振る方向とが一致していない
と、音が発生しないものである。更に、この部材を放り
投げた場合、この部材の投げられた向きが錘の移動でき
る方向を向いていれば音は発生するが、その方向を向い
ていなければ音は発生しない。
【0006】従って、この擬音発生部材を、放り投げて
遊ぶことを目的とした玩具に使用しても、音発生の効果
は乏しいと考えられていた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記の点に鑑
み、放り投げたとき常に動物の鳴き声のような擬音を発
生する擬音発生装置と、これを好適に使用した擬音発生
玩具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案の擬音発生装置
は、管笛を有する錘をケース内に一定方向に移動可能に
収納し、該ケース内の錘の移動方向の片側には、錘の移
動により容積が増減する部屋を形成し、該部屋の容積が
減少する方向に錘が移動するとき部屋内の空気が前記管
笛を通って出ることで音を発生する擬音発生部材と、該
擬音発生部材を収納する容器と、該擬音発生部材を前記
錘の移動方向が実質的に鉛直方向と一致するように前記
容器内に回動自在に支持する支持手段とから成ることを
特徴としている。
【0009】本考案の擬音発生装置の好ましい例によれ
ば、前記支持手段は、前記容器内に回動自在に軸支され
た枠体から成り、前記擬音発生部材は、該枠体の内側に
その回動軸と直交する軸を支点として回転自在に支持さ
れる。本考案の擬音発生装置の更に好ましい例は、容器
が中空の球体であることを特徴とする。
【0010】本考案の擬音発生玩具は、管笛を有する錘
をケース内に一定方向に移動可能に収納し、該ケース内
の錘の移動方向の片側には、錘の移動により容積が増減
する部屋を形成し、該部屋の容積が減少する方向に錘が
移動するとき部屋内の空気が前記管笛を通って出ること
で音を発生する擬音発生部材と、該擬音発生部材を収納
する容器と、該擬音発生部材を錘の移動方向が実質的に
鉛直方向と一致するように前記容器内に回動自在に支持
する支持手段とから成る擬音発生装置を含むことを特徴
としている。
【0011】
【作用】擬音発生装置は、その内部に配置した擬音発生
部材の錘の移動方向が常に実質的に鉛直方向を維持する
ようになっているので、この擬音発生装置を放り投げる
と、必ず擬音発生手段の錘は下降及び上昇し、錘の上部
の部屋の容積が増減する。このため、管笛からの空気の
流入及び流出が実現し、常に擬音が発生する。
【0012】
【実施例】図1は本考案の擬音発生装置の一例を示す斜
視図、図2は擬音発生装置内部に配置された枠体の説明
図、図3は枠体に取付けられた擬音発生部材の縦断面図
である。
【0013】擬音発生装置10は、2個の椀型半球体1
1と13を接合して形成した中空の球形の容器内に枠体
15を配置し、この枠体15に円筒型の擬音発生部材2
0を取り付けたものである。
【0014】枠体15は長方形で、向かい合った1対の
長辺15a,15bの中央には、内側に突出する軸17
a、17bを、向かい合った1対の短辺15c、15d
の中央には、外側に突出する軸17c、17dをそれぞ
れ有している。
【0015】軸17a、17bは擬音発生部材20の周
壁やや上方に設けられた軸受19a、19bに嵌合し、
擬音発生部材20は軸17a、17bを支軸として自由
に縦回転できる。軸17c、17dは、擬音発生装置1
0の内壁に設けられた軸受19c、19dに嵌合し、枠
体15は、軸17c、17dを支軸として自在に回転で
きる。
【0016】擬音発生部材20は、上蓋21で覆われた
円筒形のケースを有し、上蓋21はチューブ状の薄い弾
性膜、例えばゴム製の膜23を挟み込んで固定してい
る。このゴム膜23は円筒型ケースの上部内壁を覆い、
その下端は円盤状の錘25に接着固定されている。これ
ら上蓋21とゴム膜23と錘25により、部屋26が形
成されている。
【0017】錘25の中央には、上下に貫通する孔が設
けられ、管笛27が嵌め込まれている。この管笛27
は、空気が部屋26から流出するとき、リード28が振
動して音を発生する。錘25の底面はスプリング29に
より支持され、円筒型ケースの錘25の下方にも部屋3
0が設けられている。
【0018】擬音発生部材20の円筒型ケースの底面に
は孔31が設けられ、部屋30の空気は外部と流通でき
る。
【0019】上記の構成を有する擬音発生装置10は、
次の(1)〜(4)の構成により、擬音発生部材20が常に実
質的に鉛直方向を維持するようになっている。
【0020】(1) 擬音発生部材20の重心が下に偏って
いる。 (2) 擬音発生部材20は周壁のやや上方で軸支されてい
る。 (3) 擬音発生部材20は自由回転できる。 (4) 枠体15も自由回転し得る。
【0021】従って、この擬音発生装置10が放り投げ
られたとき、枠体15及び擬音発生部材20が回転し、
擬音発生部材20は実質的に鉛直方向を維持するので、
錘25が円筒内を上方に移動し、部屋26の空気が管笛
27を通って部屋30に流出し、リード28が振動して
擬音を発生する。
【0022】図4及び図5は、それぞれ擬音発生装置1
0を内蔵する豚及び烏の形状を有する本考案の玩具40
及び50の外観を表わす図である。玩具40及び50
は、放り投げられると、常にそれぞれの動物にふさわし
い擬音を発生する。擬音発生装置から発生される音色は
笛の管部及びリードの太さ、長さ、材質などにより変化
し、目的とする擬音に合うように調節される。
【0023】以上、実施例について説明したが、本考案
は上記実施例に限定されない。例えば、擬音発生部材を
収納する容器は、ボール状すなわち実施例のような球形
が好ましいが、立方体その他の立体形状でも良い。ま
た、擬音発生部材を容器内に支持する手段は、実施例の
枠体に限らず、擬音発生部材を回転自在に支持できるも
のであればよい。更に他の種々の設計変更、新たな構成
の付加なども、本考案の要旨を逸脱しない限り、本考案
の範囲に含まれる。
【0024】
【考案の効果】本考案の擬音発生装置は、放り投げると
擬音を必ず発生する効果を有し、玩具やファンシーグッ
ズの中に配置するのに適しており、これを含む本考案の
玩具を放り投げて楽しく遊ぶことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】図1の実施例の枠体の説明図。
【図3】図1の実施例の擬音発生部材の断面図。
【図4】本考案の玩具の一実施例の外観図。
【図5】本考案の玩具の別の実施例の外観図。
【符号の説明】
10…擬音発生装置、11、13…椀型半球体、15…
枠体、17…軸、19…軸受、20…擬音発生部材、2
1…上蓋、23…弾性膜、25…錘、26、30…部
屋、27…管笛、28…リード、29…スプリング、3
1…管笛、40、50…玩具。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−57275(JP,A) 実開 昭60−43285(JP,U) 実開 昭48−73096(JP,U) 実開 平2−42664(JP,U) 実開 平4−65595(JP,U) 特公 昭30−4171(JP,B1) 実公 昭32−11236(JP,Y1)

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】管笛を有する錘をケース内に一定方向に移
    動可能に収納し、該ケース内の錘の移動方向の片側に
    は、前記錘の移動により容積が増減する部屋を形成し、
    該部屋の容積が減少する方向に前記錘が移動するとき該
    部屋内の空気が前記管笛を通って出ることで音を発生す
    る擬音発生部材と、該擬音発生部材を収納する容器と、
    該擬音発生部材を前記錘の移動方向が実質的に鉛直方向
    と一致するように前記容器内に回動自在に支持する支持
    手段とから成ることを特徴とする擬音発生装置。
  2. 【請求項2】前記支持手段は、前記容器内に回動自在に
    軸支された枠体から成り、前記擬音発生部材は、該枠体
    の内側にその回動軸と直交する軸を支点として回転自在
    に支持されていることを特徴とする請求項1の擬音発生
    装置。
  3. 【請求項3】前記容器が中空の球体であることを特徴と
    する請求項1の擬音発生装置。
  4. 【請求項4】管笛を有する錘をケース内に一定方向に移
    動可能に収納し、該ケース内の錘の移動方向の片側に
    は、前記錘の移動により容積が増減する部屋を形成し、
    該部屋の容積が減少する方向に前記錘が移動するとき該
    部屋内の空気が前記管笛を通って出ることで音を発生す
    る擬音発生部材と、該擬音発生部材を収納する容器と、
    該擬音発生部材を前記錘の移動方向が実質的に鉛直方向
    と一致するように前記容器内に回動自在に支持する支持
    手段とから成る擬音発生装置を含むことを特徴とする擬
    音発生玩具。
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