JPH05194U - 擬音発生装置及び玩具 - Google Patents

擬音発生装置及び玩具

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JPH05194U
JPH05194U JP4537891U JP4537891U JPH05194U JP H05194 U JPH05194 U JP H05194U JP 4537891 U JP4537891 U JP 4537891U JP 4537891 U JP4537891 U JP 4537891U JP H05194 U JPH05194 U JP H05194U
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秀康 唐沢
憲 小谷
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株式会社センテクリエイシヨンズ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放り投げると動物の鳴き声のような擬音を常
に発生する擬音発生装置とこれを含む擬音発生玩具を提
供する。 【構成】 擬音発生装置10は、管笛27を有する錘2
5をケース内に一定方向に移動可能に収納し、このケー
ス内の錘25の移動方向の片側には錘25の移動により
容積が増減する部屋26を形成し、部屋26の容積が減
少する方向に錘25が移動するとき部屋26内の空気が
管笛27を通って出ることで音を発生する擬音発生部材
20と、これを収納する容器11、13と、該容器内に
擬音発生部材20を錘25の移動方向が実質的に鉛直方
向と一致するように回動自在に支持する支持手段15と
から成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、放り投げることにより擬音を発生する擬音発生装置及びこれを含む 擬音発生玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、人形や動物の縫いぐるみの中に、振ったり押えつけたりすると音を発生 する装置を取り付けることはよく知られている。
【0003】 また、このような装置として、管笛を有する錘をケース内に一定方向に移動可 能に収納し、ケース内の錘の移動方向の片側には、錘の移動により容積が増減す る部屋を形成し、その容積が減少する方向に錘が移動するとき部屋内の空気が前 記管笛を通って出ることで音を発生する擬音発生部材が開発されている。
【0004】 この部材を錘の移動できる方向、例えば縦に振ると、錘が移動して錘の片側の 部屋の容積が減少し、空気が管笛を通って反対側の部屋に流出することによって 音が発生する。
【0005】 しかしながら、この部材を錘の移動できない方向、例えば横に振った場合には 錘の片側の部屋の容積の増減は無いので音は発生しない。すなわち、この部材は 錘の移動できる方向と振る方向とが一致していないと、音が発生しないものであ る。更に、この部材を放り投げた場合、この部材の投げられた向きが錘の移動で きる方向を向いていれば音は発生するが、その方向を向いていなければ音は発生 しない。
【0006】 従って、この擬音発生部材を、放り投げて遊ぶことを目的とした玩具に使用し ても、音発生の効果は乏しいと考えられていた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の点に鑑み、放り投げたとき常に動物の鳴き声のような擬音を発 生する擬音発生装置と、これを好適に使用した擬音発生玩具を提供することを目 的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の擬音発生装置は、管笛を有する錘をケース内に一定方向に移動可能に 収納し、該ケース内の錘の移動方向の片側には、錘の移動により容積が増減する 部屋を形成し、該部屋の容積が減少する方向に錘が移動するとき部屋内の空気が 前記管笛を通って出ることで音を発生する擬音発生部材と、該擬音発生部材を収 納する容器と、該擬音発生部材を前記錘の移動方向が実質的に鉛直方向と一致す るように前記容器内に回動自在に支持する支持手段とから成ることを特徴として いる。
【0009】 本考案の擬音発生装置の好ましい例によれば、前記支持手段は、前記容器内に 回動自在に軸支された枠体から成り、前記擬音発生部材は、該枠体の内側にその 回動軸と直交する軸を支点として回転自在に支持される。本考案の擬音発生装置 の更に好ましい例は、容器が中空の球体であることを特徴とする。
【0010】 本考案の擬音発生玩具は、管笛を有する錘をケース内に一定方向に移動可能に 収納し、該ケース内の錘の移動方向の片側には、錘の移動により容積が増減する 部屋を形成し、該部屋の容積が減少する方向に錘が移動するとき部屋内の空気が 前記管笛を通って出ることで音を発生する擬音発生部材と、該擬音発生部材を収 納する容器と、該擬音発生部材を錘の移動方向が実質的に鉛直方向と一致するよ うに前記容器内に回動自在に支持する支持手段とから成る擬音発生装置を含むこ とを特徴としている。
【0011】
【作用】
擬音発生装置は、その内部に配置した擬音発生部材の錘の移動方向が常に実質 的に鉛直方向を維持するようになっているので、この擬音発生装置を放り投げる と、必ず擬音発生手段の錘は下降及び上昇し、錘の上部の部屋の容積が増減する 。このため、管笛からの空気の流入及び流出が実現し、常に擬音が発生する。
【0012】
【実施例】
図1は本考案の擬音発生装置の一例を示す斜視図、図2は擬音発生装置内部に 配置された枠体の説明図、図3は枠体に取付けられた擬音発生部材の縦断面図で ある。
【0013】 擬音発生装置10は、2個の椀型半球体11と13を接合して形成した中空の 球形の容器内に枠体15を配置し、この枠体15に円筒型の擬音発生部材20を 取り付けたものである。
【0014】 枠体15は長方形で、向かい合った1対の長辺15a,15bの中央には、内 側に突出する軸17a、17bを、向かい合った1対の短辺15c、15dの中 央には、外側に突出する軸17c、17dをそれぞれ有している。
【0015】 軸17a、17bは擬音発生部材20の周壁やや上方に設けられた軸受19a 、19bに嵌合し、擬音発生部材20は軸17a、17bを支軸として自由に縦 回転できる。軸17c、17dは、擬音発生装置10の内壁に設けられた軸受1 9c、19dに嵌合し、枠体15は、軸17c、17dを支軸として自在に回転 できる。
【0016】 擬音発生部材20は、上蓋21で覆われた円筒形のケースを有し、上蓋21は チューブ状の薄い弾性膜、例えばゴム製の膜23を挟み込んで固定している。こ のゴム膜23は円筒型ケースの上部内壁を覆い、その下端は円盤状の錘25に接 着固定されている。これら上蓋21とゴム膜23と錘25により、部屋26が形 成されている。
【0017】 錘25の中央には、上下に貫通する孔が設けられ、管笛27が嵌め込まれてい る。この管笛27は、空気が部屋26から流出するとき、リード28が振動して 音を発生する。錘25の底面はスプリング29により支持され、円筒型ケースの 錘25の下方にも部屋30が設けられている。
【0018】 擬音発生部材20の円筒型ケースの底面には孔31が設けられ、部屋30の空 気は外部と流通できる。
【0019】 上記の構成を有する擬音発生装置10は、次の(1)〜(4)の構成により、擬音発 生部材20が常に実質的に鉛直方向を維持するようになっている。
【0020】 (1) 擬音発生部材20の重心が下に偏っている。 (2) 擬音発生部材20は周壁のやや上方で軸支されている。 (3) 擬音発生部材20は自由回転できる。 (4) 枠体15も自由回転し得る。
【0021】 従って、この擬音発生装置10が放り投げられたとき、枠体15及び擬音発生 部材20が回転し、擬音発生部材20は実質的に鉛直方向を維持するので、錘2 5が円筒内を上方に移動し、部屋26の空気が管笛27を通って部屋30に流出 し、リード28が振動して擬音を発生する。
【0022】 図4及び図5は、それぞれ擬音発生装置10を内蔵する豚及び烏の形状を有す る本考案の玩具40及び50の外観を表わす図である。玩具40及び50は、放 り投げられると、常にそれぞれの動物にふさわしい擬音を発生する。擬音発生装 置から発生される音色は笛の管部及びリードの太さ、長さ、材質などにより変化 し、目的とする擬音に合うように調節される。
【0023】 以上、実施例について説明したが、本考案は上記実施例に限定されない。例え ば、擬音発生部材を収納する容器は、ボール状すなわち実施例のような球形が好 ましいが、立方体その他の立体形状でも良い。また、擬音発生部材を容器内に支 持する手段は、実施例の枠体に限らず、擬音発生部材を回転自在に支持できるも のであればよい。更に他の種々の設計変更、新たな構成の付加なども、本考案の 要旨を逸脱しない限り、本考案の範囲に含まれる。
【0024】
【考案の効果】
本考案の擬音発生装置は、放り投げると擬音を必ず発生する効果を有し、玩具 やファンシーグッズの中に配置するのに適しており、これを含む本考案の玩具を 放り投げて楽しく遊ぶことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】図1の実施例の枠体の説明図。
【図3】図1の実施例の擬音発生部材の断面図。
【図4】本考案の玩具の一実施例の外観図。
【図5】本考案の玩具の別の実施例の外観図。
【符号の説明】
10…擬音発生装置、11、13…椀型半球体、15…
枠体、17…軸、19…軸受、20…擬音発生部材、2
1…上蓋、23…弾性膜、25…錘、26、30…部
屋、27…管笛、28…リード、29…スプリング、3
1…管笛、40、50…玩具。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】管笛を有する錘をケース内に一定方向に移
    動可能に収納し、該ケース内の錘の移動方向の片側に
    は、前記錘の移動により容積が増減する部屋を形成し、
    該部屋の容積が減少する方向に前記錘が移動するとき該
    部屋内の空気が前記管笛を通って出ることで音を発生す
    る擬音発生部材と、該擬音発生部材を収納する容器と、
    該擬音発生部材を前記錘の移動方向が実質的に鉛直方向
    と一致するように前記容器内に回動自在に支持する支持
    手段とから成ることを特徴とする擬音発生装置。
  2. 【請求項2】前記支持手段は、前記容器内に回動自在に
    軸支された枠体から成り、前記擬音発生部材は、該枠体
    の内側にその回動軸と直交する軸を支点として回転自在
    に支持されていることを特徴とする請求項1の擬音発生
    装置。
  3. 【請求項3】前記容器が中空の球体であることを特徴と
    する請求項1の擬音発生装置。
  4. 【請求項4】管笛を有する錘をケース内に一定方向に移
    動可能に収納し、該ケース内の錘の移動方向の片側に
    は、前記錘の移動により容積が増減する部屋を形成し、
    該部屋の容積が減少する方向に前記錘が移動するとき該
    部屋内の空気が前記管笛を通って出ることで音を発生す
    る擬音発生部材と、該擬音発生部材を収納する容器と、
    該擬音発生部材を前記錘の移動方向が実質的に鉛直方向
    と一致するように前記容器内に回動自在に支持する支持
    手段とから成る擬音発生装置を含むことを特徴とする擬
    音発生玩具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013047894A1 (ja) * 2011-09-27 2013-04-04 三共理研 株式会社 笛玩具
US10755684B1 (en) 2019-04-09 2020-08-25 Gramercy Products, Inc. Squeaker arrangement producing variable sounds

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US10755684B1 (en) 2019-04-09 2020-08-25 Gramercy Products, Inc. Squeaker arrangement producing variable sounds

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