JP5866665B2 - 笛玩具 - Google Patents

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Description

この発明は、ボールに笛が取り付けられており、ボールで遊ぶと笛が鳴るように構成した笛玩具に関する。
笛の種類は各種あるが、シリンダー様の容器内にピストン様の筒状の笛が往復動可能に設けられており、笛が往復動することで筒状の笛内を通過する空気流によって奏鳴すると言うものがある。筒状の笛の往復動のために、筒状の笛に錘を設けた牛笛や、筒状の笛と容器との間にコイル状のバネを取り付けたいわゆるゲコゲコ笛なるものもある。
このような鳴き笛をボールに設けた玩具に、実開平06−034660号の「音出し投的用玩具」と、実開平05−000194号の「擬音発生装置及び玩具」がある。実開平06−034660号は、ぬいぐるみに納めた球体6の中心に鳴き笛(鳴動体2)を内包させたものであるが、特に球体6の中心にある鳴動体2が常時重力下方向に復元するウェイトを有しており、その復元するウェイトの変移により鳴動体の内部の空気が流出して、笛体が鳴るようにしたものである。また実開平05−000194号も同様に、球体中心部に回動自在に設けた枠体15に擬音発生部材20が回動自在に取り付けられて、この擬音発生部材20の錘25が常時重力下方向に復元するように構成したものである。
実開平06−034660号公報 実開平05−000194号公報
実開平06−034660号も実開平05−000194号も、笛が球体の中心にあって、笛の錘が2軸の組み合わせにより常時重力下方向に復元するように構成されているものである。笛が球体の中心に設けられているのは、錘による笛の姿勢の重力復元を重要視した結果と考えられる。
しかしながらこの構成では、笛の姿勢を制御するための2軸の組み合わせなどの構成が複雑で容易には作れず製造コストが高くなってしまうと言う問題がある。また笛が球体の中心に内包されているため、笛の音が球体により閉ざされて内に籠もり勝ちとなり、球体の外には小さな音でしか聞こえない。更に両者共に投擲時の鳴きの良さを課題としているために、球体を持っている時の手指の握り加減や身体の揺れによって微妙な鳴きを行うなど、投げる以外の遊びの時の鳴きを重要視していない。
そこでこの発明は、上述したような問題を解決して、製造が容易でコストが安く、笛の音が内に籠もることなく大きく聞こえ、投げる時のみならず遊んでいる内はいつでも鳴きを行うと言うような、これまでにない新しい笛玩具の提供を課題とする。
上記課題は、請求項1の発明では、笛部を有する往復動体が往復動し得るように筒部の中に納められているか、または筒部の中に弾性体を介して納められており、前記筒部が、中空体に設けた開口部の内側に、この開口部を流通する空気流によって前記笛部が奏鳴して前記筒部内で反響し得るように、取り付けられている笛玩具とすることにより達成される。この笛部の鳴り方には2種類がある。(1)中空体が主として笛部が往復動する方向に振られると、笛部はそれ自体の重量によって筒部内を往復動して音を発する。筒部内を笛部が移動すると、筒部内の反響スペースが大きくなったり小さくなったりするために、変化のある奏鳴が生ずる。すなわち筒部内の反響スペースが、往復動体の往復動に従って増減するが、往復動体には笛部が設けてありこの笛部から発生する音が上記反響スペースを通ることになる。この中空体の開口部を流通する空気流は笛部を通過するために笛部を奏鳴させることが出来るのである。なおこの現象は、従来のボールに開口部を設けてこの内側に、本発明で用いた往復動する笛ではない、ごく普通の笛を取り付けただけのものでは見ることが出来ない。(2)中空体は手で持つことで圧縮されて、中空体内部の空気が開口部の内側に設けられた笛部を通り開口部より中空体の外へと流通する。この際の笛部での空気流通によって笛部が鳴る。また投げたボールが床に落ちたりキャッチボールのように相手が受け止めたりする時の中空体の圧縮によっても笛部が鳴る。なお中空体が弾性を備えていれば、上記圧縮から弾性反発する際に、今度は中空体外部の空気が開口部より中空体の中へ流通する時に開口部の内側に設けた笛部を通ることでも笛部が鳴る。そして実際の遊びでは(1)と(2)の鳴り方が一緒になって起こることが多く、それだけ目新しく興味深いものとなっているのである。
上記中空体は一般的にはボールであり弾性を備えていることが望ましいが、外形は球体に拘るものではなく、動物などの具象体であっても良く、また布製などのぬいぐるみを被った構成としても良い。また上記筒部の、上記笛部が往復動する方向の上記筒部に対面する部位に、空気流を妨げないようにしてクッションが設けられているものとしても良い。筒部と往復動体(笛部)の材質によっては往復動する往復動体が筒部に当たってカチカチと言うような音を発する場合がある。これを良しとしないのであれば筒部と往復動体の間に何らかのクッションを介在させることが出来る。クッションには、紙や布、スポンジ、ゴム板などを任意に用いることが可能である。なお後述する請求項2の発明では、往復動体(笛部)が弾性体を介して往復動するように構成されているが、仮に往復動体が筒部に当たる問題があるのであればクッションを用いるようにしても良い。
なお、笛部を有する往復動体が往復動し得るように、筒部の中に弾性体を介して納められている場合の、笛部の鳴り方にも2種類がある。(1)笛部は弾性体と笛部それ自体の重量とによって筒部内を往復動して、笛部の姿勢に拘わらずしかし姿勢により微妙に異なる、音を発することが出来る。上記弾性体には板バネやゴム紐や反発力を利用する磁石など、任意の構成を採用して良いが、比較的にコイルバネの利用が好適である。(2)中空体は、手で持つことで圧縮されて、中空体内部の空気が開口部の内側に設けた筒部の中の笛部を通り開口部より中空体の外へと流通する。この際の笛部での空気流通によって笛部が鳴る。同様に投げたボールが床に落ちたりキャッチボールのように相手が受け止めたりする時の中空体の圧縮によっても笛部が奏鳴する。中空体が弾性を備えていれば、上記圧縮から弾性反発する際に、今度は中空体外部の空気が開口部より中空体の中へ流通する時に開口部の内側に設けた笛部を通ることでも笛が鳴る。
上述した発明に於ける(1)の鳴り方に付いてより詳しくは、筒部内を笛部が移動すると、筒部内の反響スペースが大きくなったり小さくなったりするため、変化のある鳴き声のような奏鳴が生ずる。すなわち筒部内の反響スペースが、往復動体の往復動に従って増減するが、往復動体には笛部が設けてありこの笛部から発生する音が上記反響スペースを通ることになる。中空体が空中を飛ばされている最中にもあるいは手で持っているだけの身体の僅かな動きででも、笛部が振動して笛が鳴る。これは従来より知られている鳴き方である。しかしながら実際の遊びでは(2)の鳴り方が加わるため興趣ある奏鳴音を聞くことが可能になっているのである。なお笛部を含む往復動体はそれ自体に幾分か重量があるが、ここに別の錘を設けることによっても(この錘がない軽い状態のものと比べれば錘の分だけ重くはなるが)、笛部にまた異なる鳴き方をさせることが可能である。しかしながらこの錘は笛部の姿勢を制御するためのものではなく弾性体の振動に変化を与えるためのものであると言うことが出来る。
なお、笛部を有する往復動体が往復動し得るように、筒部の中に弾性体を介して納められている発明に付いても、中空体は一般的にはボールであり弾性を備えていることが望ましいが、外形は球体に拘るものではなく動物などの具象体であっても良く、また布製などのぬいぐるみを被った構成としても良い。
また上記課題は、請求項2の発明では、往復動体が往復動し得るように筒部の中に納められているか、または筒部の中に弾性体を介して納められており、前記筒部が中空体に設けた開口部の内側に取り付けられており、前記筒部の前記中空体への取り付け部とは反対側の通気口に笛部が、前記開口部と前記通気口との間を流通する空気流によって奏鳴して前記筒部内で反響し得るように、取り付けられている笛玩具とすることにより達成される。この笛部の鳴り方は基本的には上述した請求項1の発明と同じであるが、笛部は往復動体と共には動かず、笛部は筒部側に固定されている点で異なる。しかしながら笛部は筒部内、すなわち上記開口部と通気口との間を流通して上記通気口を通過する空気流によって鳴るものであり、また笛部から発生する音は筒部内に於ける往復動体の往復動に従って増減する反響スペースを通過するものである。
なお、往復動体が往復動し得るように、筒部の中に弾性体を介して納められている発明に付いては、往復動体は弾性体と往復動体それ自体の重量とにより筒部内を往復動して、往復動体の姿勢に拘わらずしかし姿勢により微妙に異なる、反響スペースの増減を現すことが出来る。上記弾性体には板バネやゴム紐や反発力を利用する磁石など、任意の構成を採用して良いが、比較的にコイルバネの利用が好適である。筒部内の反響スペースが大きくなったり小さくなったりすることで、笛部から発生する音に変化がもたらされる。
また上記課題は、請求項3の発明では、往復動体が往復動し得るように筒部の中に納められているか、または筒部の中に弾性体を介して納められており、前記筒部が中空体に設けた開口部の内側に取り付けられており、前記筒部の前記開口部と前記往復動体との間の壁面に通気口が設けられており、この通気口の外側に笛部が、前記開口部と前記通気口との間を流通する空気流によって奏鳴して前記筒部内で反響し得るように、取り付けられている笛玩具とすることにより達成される。この笛部の鳴り方は次のようである。すなわち(1)中空体が主として往復動体が往復動する方向に振られると、往復動体はそれ自体の重量によって筒部内を往復動して筒部内の反響スペースが大きくなったり小さくなったりする。また中空体の開口部を流通する空気流は、筒部の壁面に設けた通気口やこの通気口の外側に設けた笛部を通って笛部を奏鳴させる。この笛部で生じた音が上記反響スペースを通ることになるため、変化のある音が発せられることになる。なおこの現象は、従来のボールに開口部を設けてこの内側に、本発明で用いた往復動する笛ではない、ごく普通の笛を取り付けただけのものでは見ることが出来ない。(2)中空体は手で持つことで圧縮されて、中空体内部の空気が開口部の内側に設けられた筒部や、筒部の壁面にある通気口の外側に設けた笛部を通り、開口部より中空体の外へと流通する。この際の笛部での空気流通によって笛部が鳴る。また投げたボールが床に落ちたりキャッチボールのように相手が受け止めたりする時の中空体の圧縮によっても笛部が鳴る。なお中空体が弾性を備えていれば、上記圧縮から弾性反発する際に、今度は中空体外部の空気が開口部より中空体の中へ流通する時に、筒部の外側の笛部を通ることでも笛部が鳴る。そして実際の遊びでは(1)と(2)の鳴り方が一緒になって起こることが多く、それだけ目新しく興味深いものとなっているのである。
なお、往復動体が往復動し得るように、筒部の中に弾性体を介して納められている発明に付いては、往復動体は弾性体と往復動体それ自体の重量とにより筒部内を往復動して、往復動体の姿勢に拘わらずしかし姿勢により微妙に異なる、反響スペースの増減を現すことが出来る。上記弾性体には板バネやゴム紐や反発力を利用する磁石など、任意の構成を採用して良いが、比較的にコイルバネの利用が好適である。筒部内の反響スペースが大きくなったり小さくなったりすることで、笛部から発生する音を変化させることが出来る。
次に請求項1〜請求項3の発明に関して、上記開口部と上記笛部との組が、上記中空体の複数個所に設けられているものとすることが出来る。中空体内部の空気が流通する開口部はただ1箇所にのみ限定されるものではない。従って例えば2つの開口部に異なる音色の鳴き笛(上記笛部)を設ける構成なども可能である。
また上記中空体が遊戯用やペット用のボールであるものとすることが出来る。人の遊技用であれば人が手で掴んだり脚で蹴ったりすることで笛が嗚る。ペット用であればペットが鼻先で突いて転がしたり口で噛んだりすることで笛が鳴る。従ってこの発明は飼い主とペットが遊ぶのに好適な笛玩具でもある。
また上記中空体がぬいぐるみ様体であるものとすることが出来る。外見上はぬいぐるみであり、これを持ったり抱いたり相手に受け渡したりすることで笛が鳴る。なおペット用に構成することも可能である。
また上記往復動体が上記中空体のほぼ直径分を往復動し得るように、上記筒部が上記中空体のほぼ直径分の長さで設けられているものとすることが出来る。これにより反響スペースを出来るだけ大きく取ることが可能になる。従ってこの反響スペースを利用する笛部の音色や鳴き方も大きく変化することになる。これは一般的な感覚では「面白い鳴き声である」とされるであろう。
また前記中空体が人形であり、人形の口に当たる部位に舌用開口部を備えると共に前記往復動体が舌状体を備えており、前記往復動体が往復動するのに連れて前記舌状体が前記舌用開口部の付近で往復動するように設けられているものとすることが出来る。上述したように中空体は手で圧縮されると、中空体内部の空気が開口部の内側にある筒部内の往復動体を動かして開口部より中空体の外へと流通する。逆に上記圧縮から弾性反発する際には、中空体外部の空気が開口部より中空体の中へと流通して往復動体を動かす。このことは往復動体の往復動としても現れるから、往復動体に設けた舌状体の往復動となって現れる。従って人形を手で圧縮すると、舌状体が人形すなわち中空体の上記舌用開口部から外方向に出るように動くし、また中空体に弾力性があれば手の力を緩めることで、舌状体が舌用開口部から内方向に入るように動作する。このような動作の様子を笛部の奏鳴と共に楽しむことが出来るのである。なお上記舌用開口部と上記開口部とを共用する設計も可能である。
この発明によれば、従来例のように笛の錘を常時重力下方向に復元させる手段を設ける必要が無く、笛の取り付け場所も中空体の中心部に限定されず、開口部の内側に設ければ良いから、製造が容易でコストが安い。また中空体の開口部の内側に設けた笛部を空気の流通路としているため、笛の音が内に籠もることなく大きく聞こえるようになっている。また投げる時のみならず遊んでいる内はいつでも鳴きを行うようになっている。このようにこの発明は、これまでにない新しい笛玩具を提供することに成功している。
実施例1の説明図である。 ボール1と筒部2との取り付け構造の説明図である。 実施例2の笛部24付近の説明図である。 実施例3の錘28付近の説明図である。 実施例4の説明図である。 実施例5の説明図である。 実施例6の説明図である。 実施例7の説明図である。 実施例8の説明図である。 実施例9のボール人形5と筒部6〜キャップ65を分解して表した説明図である。 実施例10のボール1と筒部7との取り付け構造の説明図である。 実施例12のボール1と筒部8との取り付け構造の説明図である。
図1および図2を用いて実施例1のボール笛を説明する。弾力性と形状復元性とを有する合成樹脂製のボール1には1個の開口部10が設けられており、ボール1の内側の上記開口部10に、筒部2の通気口20が位置するようにして筒部2が取り付けられている。この筒部2は、図2から明らかとなるように、全体は天部と底部とを有する円筒形状を呈しており、天部には上記通気口20が開口されており、この反対側の底部には別の通気口21が開口されている。円筒形状の筒部2の内部には、内側に円筒形状の支持体23を有するやはり円筒形状の往復動体22が、筒部2の底部に設けたコイルバネ26により往復動自在に設けられている。上記支持体23は、その円筒壁面で笛部24を固定するためのものである。この笛部24にはリード25が、笛部24の中心部にその長手方向に向けて片持ち状態で振動するように取り付けられている。すなわちリード25の他側は自由端であってここが振動して音を発するのである。
このボール笛には次の2つの奏鳴モードがある。すなわちその1はボール1が振動することで、往復動体22ごと笛部24が、筒部2の内部でコイルバネ26の弾性力を借りて振動して、笛部24の往復動に連れて笛部24内に空気流通が生じ、リード25から笛音を発生するモードである。笛部24はその内部の空気流通で鳴る笛である。また筒部2の内部空間に於ける笛部24の位置変化に連れて、筒部2内の反響スペースが大きくなったり小さくなったりするため、ゲコゲコ笛の嗚き声のような奏鳴が生ずる。すなわち筒部2内の反響スペースの大小が、その時に鳴る笛の音色に変化を与える原因となるのであり、この発明ではこの原理を応用しているのである。その2はボール1が投げられて壁や床に衝突したり相手にキャッチされたりした時に圧縮され(図2の矢線P)、ボール1内部の空気が通気口21から、笛部24、通気口20、ボール1の開口部10を素早く通過してボール1の外に出る際に、笛部24内のリード25から爆発的な笛音を発生するモードである。なおボール1には弾力性があって自動的に形状復元を行うので、この際には開口部10からボール1の内部に向けて空気流が発生する。
なおこの2種類の奏鳴モードは、実際には独立して生ずる場合よりは複合的に生ずることが多い。従って非常に複雑な音色を奏でることが出来るのである。このボール笛の用途は遊技用であるが、ペット用としての利用が可能である。
図3で表したこの実施例は上述した実施例1の筒部2に関して、往復動体22すなわち笛部24を支持する一側のコイルバネ26に加えて、他側にもコイルバネ27を設けた点に特徴を有する。笛部24は上下のコイルバネ26,27に挟まれるように支持されて、筒部2の中を往復動自在なものとなっている。
笛部24は上下のコイルバネ26,27の相互作用によって微妙な動作を現ずる。あるいはコイルバネ26とコイルバネ27とを強さや形状や材質などの異なるものにすることで、笛部24の往復運動に変化を加えることが可能である。この変化は笛部24内に生ずる空気流通や筒部2内の反響スペースに於ける反響の変化でもある。
図4で表したこの実施例は、上述した実施例1の筒部2に関して、笛部が円筒形状の錘28と、この錘28の筒の中心部分にその長手方向に向けて片持ち状態で取り付けられたリード25とから成るものであり、上記錘28は、筒部2の底部に設けたコイルバネ26によって往復動体22と共に往復動自在である。この錘28の素材選択は任意であって、鉄や鉛を用いるのが一般的であるが、必ずしもこれに拘るものではない。
この実施例のリード25は、コイルバネ26と錘28との相互作用によって鳴るものであり、ボールが転がっていたり飛んでいる最中の姿勢の変化や、手でボールを抱えた時の姿勢の変化が錘28の動きに影響を及ぼすが、このことはリード25に生ずる空気流通に影響を与える原因となる。なお鎖線で表すようなコイルバネを取り付けて、実施例2のように上下2つのコイルバネを有するものとしても構成し得る。
図5で表したこの実施例が上述の実施例1と異なる点は、コイルバネ26のような弾性力によって笛部を振動させる弾性体を備えていないことである。すなわち弾力性と形状復元性とを有する合成樹脂製のボール1には1個の開口部10が設けられており、ボール1の内側の上記開口部10に、筒部3の通気口30が位置するようにして筒部3が取り付けられている。この筒部3は、全体は天部と底部とを有する円筒形状を呈しており、天部に通気口30が開口されており、この反対側の底部には別の通気口31が開口されている。円筒形状の筒部3の内部には、内側に円筒形状の支持体33を有するやはり円筒形状の往復動体32が筒部3内を往復動自在に設けられている。この支持体33の中には笛部34が固定されており、この笛部34にはリード35が、笛部34の中心部にその長手方向に向けて片持ち状態で振動するように取り付けられている。
このボール笛にも2つの奏鳴モードがある。すなわちその1はボール1を持って上下に振ることで筒部3の内部で笛部34が往復動して、この往復動に連れて笛部34内に空気流通が生じ、これによりリード35から笛音を発生するモードである。筒部3の内部空間に於ける笛部34の位置変化に連れて筒部3内の反響スペースが大きくなったり小さくなったりして奏鳴する。すなわち筒部3内の反響スペースの大小が、その時に鳴っている笛の音色に変化を与える原因になっている。その2はボール1が投げられて壁や床に衝突したり相手にキャッチされたりした時の力(図5の矢線P)で圧縮されて、ボール1内部の空気が通気口31から、笛部34、通気口30、ボール1の開口部10を素早く通過してボール1の外に抜ける際に、笛部34のリード35から爆発的な笛音を発生するモードである。このボール1には弾力性があって自動的に形状復元を行うので、この際には開口部30からボール3の内部に向けて空気流が発生する。このようにこの実施例には2種類の奏鳴モードがあるがこれ等は複合的に生ずることが多い。従って非常に複雑な音色を奏でることが出来るのである。このボール笛の用途は遊技用であるが、ペット用などとしての利用も可能である。
上述の実施例4では笛部34が往復動する際に、笛部34を支持する円筒形状の往復動体32が筒部3の天部や底部に当たる場合がある。すると筒部3や往復動体32の素材如何ではカチカチと言うような両者が打ち合う音が発生する。仮にこれを嫌うのであれば、例えば往復動体32の素材にゴムなどの弾力素材を使うと言う設計が可能である。また実施例5では次のようにしてこの問題を回避している。
すなわち図6で表すように、筒部36は天部と底部とを有する円筒形状を呈しており、天部に通気口37が開口され、底部には別の通気口38が開口されており、筒部36の内部には、リード302によって奏鳴する笛部301が固定された円筒形状の支持体300を有する往復動体39が、筒部36内を往復動自在に設けられている。そして筒部36の天部および底部の内側には、中心部が開口されたゴム製のクッション303が固定されている。従って往復動体39が激しく往復動する場合であっても、クッション303に当たってその衝撃が緩和されるのである。
図7で表したこの実施例は、上述した実施例1のボール1と同様の弾力性と形状復元性とを有する合成樹脂製のボール1に付いて、図7で回転対称の位置に2個の開口部10,11が設けられており、ボール1の一側の上記開口部10の内側には、筒部29の通気口200が位置するようにして筒部29が取り付けられていると共に、ボール1の他側の上記開口部11の内側には、筒部201の通気口202が位置するようにして筒部201が取り付けられている点に特徴を有する。
図示しないが、筒部29と筒部201とは反響スペースや笛部のリードに違いがあるため、異なる音色の音を出すものであり、これ等2つの鳴き笛(上記笛部)が「鳴き比べ」をしているように聞こえる点が特に面白い。なお2つの異なる音色の笛を、その通気口同士を合わせるようにして、直列に繋げて成るものを提供することも可能である。
図8で表したこの実施例はぬいぐるみ12に係るものである。ぬいぐるみと言えば具象形としての動物のぬいぐるみを想起するが、この実施例では物品としてのサイコロを模したものである点に特徴がある。すなわち転がすことにより奏でられる微妙な音を、サイコロゲームを通して楽しもうと言うものである。
弾力性と形状復元性とを有する合成樹脂製のサイコロ12は、その表面に起毛処理が施されており、筒部1を内蔵するものである。この筒部1の通気口10は、サイコロ12の「1」の目に開けた開口部13に一致するように為されている。筒部1の内部構成に関しては実施例1のそれに倣う。
図9で表したこの実施例では、弾力性と形状復元性とを有する合成樹脂製のボール1に1個の開口部10が設けられており、ボール1の内側の上記開口部10に、筒部4の通気口40が位置するようにして筒部4が取り付けられている。この筒部4は図9から明らかとなるように全体は天部と底部とを有する円筒形状を呈しており、天部から底部までの長さはこのボール1の内部直径にほぼ等しく、天部には上記通気口40が開口されており、この反対側の底部42はボール1の内壁に固定されており、この近傍の筒部4の側面部には別の通気口41が開口されている。なお筒部4に設けられた笛部の構成は上述した実施例1にほぼ倣うものである。
この実施例で特徴的なのは、図示しない笛部の位置変化に連れて大きくなったり小さくなったりする筒部4内の反響スペースが実施例1のものに比して著しく長くなっており、高い音から低い音への音色の変化の幅が大きく、非常に面白い音として聞こえる点で興味深い。なお上記底部42をボール1の内壁に固定しない構成もまた可能である。
図10で表したこの実施例は、ボール人形5に係るものである。弾力性と形状復元性とを有する合成樹脂製のボール人形5には1個の開口部50と、その上に2個のムービングアイ(目)51が設けられている。このボール人形5には内側の上記開口部50に、この実施例に特徴的な笛構造が取り付けられている。すなわち開口部50の内側に取り付けられる筒部6は、開口部50側が開口され他側が閉じられており、他側の近傍の側面部に通気口60が開口されている。筒部6内にはコイルバネ61と笛部62とが納められているが、この笛部62には舌状体64を設けたホルダー63が被せられている。このホルダー63は他の実施例で往復動体と呼称されているものに相当している。このような筒部6に開口部50の外側よりキャップ65が嵌められている。このキャップ65には鼻の画柄の下方に、口を模した舌用開口部66が開口されており、上記ホルダー63の舌状体64がこの舌用開口部66を出入りするように構成されている。なおホルダー63の外側には、長手方向に向けて突部68が設けられており、この突部68が上記筒部6の内側に長手方向に刻設されたガイド溝67に嵌め合わされて、ホルダー63が筒部6内で回動しないように構成されている。
ボール人形5が振動することにより、筒部6の内部でホルダー63すなわち笛部62がコイルバネ61の弾性力によって振動し、しかも上記突部68とガイド溝67との嵌合によってホルダー63が回動することなく振動して、ホルダー63の先の舌状体64が上記キャップ65の開口部66から、回動することなく、恰もお喋りするかのように出たり入ったりする。あるいはボール人形5が手で潰されて圧縮されることによって、ホルダー63の先の舌状体64がキャップ65の舌用開口部66から飛び出し、またボール人形5がその弾力性によって形状復元を行う際にはホルダー63の先の舌状体64がキャップ65の舌用開口部66から中に引き込む様子が見られる。これ等の運動に際しては鳴き笛(上記笛部62)の奏鳴を伴うために、見ていて興趣の尽きることがない。
図11で表したこの実施例は、上述した実施例1の筒部2に関して、往復動体22が笛部24を有さず、笛部24が筒部2の外側に配設されている点に特徴を有する。すなわち弾力性と形状復元性とを有する合成樹脂製のボール1には1個の開口部10が設けられており、ボール1の内側の上記開口部10に、筒部7の通気口70が位置するようにして筒部7が取り付けられている。この筒部7は、図11から明らかとなるように、全体は天部と底部とを有する円筒形状を呈しており、天部には上記通気口70が開口されており、この反対側の底部には別の通気口71が開口されている。円筒形状の筒部7の内部には、中央部に通気部73が形成されたやはり円筒形状の往復動体72が、筒部7の底部に設けたコイルバネ74により往復動自在に設けられている。また筒部7の底部の外側には、通気口71に位置合わせするようにして笛部76が固定されている。この笛部76にはリード77が、笛部76の中心部にその長手方向に向けて片持ち状態で振動するように取り付けられている。すなわちリード77の他側は自由端であってここが振動して音を発するのである。
笛部76はその内部の空気流通で鳴る笛である。ボール1が投げられて壁や床に衝突したり相手にキャッチされたりした時に圧縮され(図11の矢線P)、ボール1内部の空気が笛部76、通気口71から、往復動体72の通気部73、通気口70、ボール1の開口部10を通過してボール1の外に出る際に、笛部76内のリード77から笛音を発生するが、往復動体72が筒部7の内部でコイルバネ74の弾性力を借りて振動して、筒部7内の反響スペースが大きくなったり小さくなったりすることにより、笛部76から生ずる音色に変化が与えられる。なおボール1には弾力性があって自動的に形状復元を行うので、この際には開口部10からボール1の内部に向けて空気流が発生する。なお通気口71は筒部7の底部に設けられているが、これを図11に鎖線で表したように、筒部7の側部に設けるようにする設計が可能である。この場合には筒部7の側部に開口された側気口75に位置合わせするようにして笛部76を固定することになる(図示せず)。
このように笛部を筒部の外に設けると共に、笛部を筒部の側部に開口した側気口に設ける他の実施例として、次の実施例11を上げる。
図12で表したこの実施例は、弾力性と形状復元性とを有する合成樹脂製のボール1に1個の開口部10が設けられており、ボール1の内側の上記開口部10に、筒部8の通気口80が位置するようにして筒部8が取り付けられている。この筒部8は図12から明らかとなるように、全体は天部と底部とを有する円筒形状を呈しており、天部から底部までの長さはこのボール1の内部直径にほぼ等しく、天部には上記通気口80が開口されており、この反対側の底部はボール1の内壁に固定されるも、ボール1の内部に通気する通気口86が開口されている。この筒部8の内部には、仮に筒部8をシリンダーとすればそのピストンとなる円筒形状の往復動体82が、筒部8の底部に設けたコイルバネ83により往復動自在に設けられている。一方、筒部8の上記通気口80と上記往復動体82との間の壁面には側気口81が開口されており、ここに笛部84が、筒部8の外側に位置するように設けられている。この笛部84にはリード85が笛部84の中心部にその長手方向に向けて片持ち状態で振動するように取り付けられている。リード85の他側は自由端であってここが振動して音を発するのである。
ボール1が投げられて壁や床に衝突したり相手にキャッチされたりした時にはボール1が圧縮される。すると笛部84の内部のリード85を振動させて笛音を発生させ、側気口81から、通気口80、ボール1の開口部10を通過してボール1の外に出る空気の流れと、筒部8の底部の通気口86から入り往復動体82を押し上げて通気口80、ボール1の開口部10からボール1の外に出る空気の流れとの二つの別々の流れを生ずるが、これ等は筒部8内の反響スペースで合流して通気口80から一緒に外に出る。またボール1には弾力性があって自動的に形状復元を行うので、この際には開口部10からボール1の内部に向けて空気流が発生する。筒部8内の反響スペースまでは一緒の空気流は、笛部84のリード85を振動させる流れと、往復動体82を押し下げる流れとの二つの別々の流れに分かれるが、この何れも最終的にはボール1の内部に流れ込む。従って往復動体82が筒部8の内部で振動して筒部8内の反響スペースが大きくなったり小さくなったりすることにより、笛部84から生ずる音色に変化が与えられることになる。なおコイルバネ83は往復動体82を往復動自在に支持し、その弾性力は往復動体82の振動を助ける。この実施例で特徴的な点は、筒部8の内部で往復動体82が振動することにより大きくなったり小さくなったりする筒部8内の反響スペースに向けて、筒部8の外側に設けた笛部84を作用させている点である。大きくなったり小さくなったりする筒部8内の反響スペースが、実施例1のものに比して著しく長くなっており、高い音から低い音への音色の変化の幅が大きく、非常に面白い音として聞こえる点で興味深い。
なお上述した実施例9のボール人形5のように、本実施例にあってもボール1の外形を人形とし、往復動体82に舌状体を設け、この舌状体が通気口80を出たり入ったりするように構成することが可能である。またボール1の内部直径にほぼ等しい筒部8の底部をボール1の内壁に固定しない設計も可能である。また通気口86を筒部8の底部にではなく側面部に開口するようにしても良い。なおそもそもこの通気口86を設けないようにする構成も可能であり、投げる遊び以外でも、ボール1を持っている時の手指の握り加減や身体の揺れにより生ずる笛部84での空気流やコイルバネ83で支持された往復動体82の振動によって、微妙な鳴きを行わせることが出来る。
この発明はボールに限定されず、上記中空体をおもちゃのハンマーの打撃部として構成したり、上記中空体をおもちゃのバットとして構成したりすることを自由に行って良い。バットと実施例のボールとを組合わせた玩具として提供することも可能である。あるいはスポーツトレーニング用のバランスボールを構成することも可能であり、この発明の用途は多岐に亘る。
1 ボール
10,11,13 開口部
12 ぬいぐるみ
2 筒部
20,21 通気口
22 往復動体
23 支持体
24 笛部
25 リード
26,27 コイルバネ
28 錘
29,201 筒部
200,202 通気口
3,36 筒部
30,31,37,38 通気口
32,39 往復動体
33,300 支持体
34,301 笛部
35,302 リード
303クッション
4 筒部
40,41 通気口
42 底部
5 ボール人形
50 開口部
51 ムービングアイ
6 筒部
60 通気口
61 コイルバネ
62 笛部
63 ホルダー(往復動体)
64 舌状体
65 キャップ
66 舌用開口部
67 ガイド溝
68 突部
7 筒部
70,71 通気口
72 往復動体
73 通気部(通気口)
74 コイルバネ
75 通気口
76 笛部
77 リード
8 筒部
80,86 通気口
81 側気口(通気口)
82 往復動体
83 コイルバネ
84 笛部
85 リード

Claims (5)

  1. 笛部を有する往復動体が往復動し得るように筒部の中に納められているか、または筒部の中に弾性体を介して納められており、前記筒部が、中空体に設けた開口部の内側に、この開口部を流通する空気流によって前記笛部が奏鳴して前記筒部内で反響し得るように、取り付けられている笛玩具。
  2. 往復動体が往復動し得るように筒部の中に納められているか、または筒部の中に弾性体を介して納められており、前記筒部が中空体に設けた開口部の内側に取り付けられており、前記筒部の前記中空体への取り付け部とは反対側の通気口に笛部が、前記開口部と前記通気口との間を流通する空気流によって奏鳴して前記筒部内で反響し得るように、取り付けられている笛玩具。
  3. 往復動体が往復動し得るように筒部の中に納められているか、または筒部の中に弾性体を介して納められており、前記筒部が中空体に設けた開口部の内側に取り付けられており、前記筒部の前記開口部と前記往復動体との間の壁面に通気口が設けられており、この通気口の外側に笛部が、前記開口部と前記通気口との間を流通する空気流によって奏鳴して前記筒部内で反響し得るように、取り付けられている笛玩具。
  4. 前記筒部の、前記往復動体が往復動する方向の前記往復動体に対面する部位に、前記空気流を妨げないようにしてクッションが設けられている、請求項1乃至請求項3の何れか一に記載の笛玩具。
  5. 前記中空体が人形であり、人形の口に当たる部位に舌用開口部を備えると共に前記往復動体が舌状体を備えており、前記往復動体が往復動するのに連れて前記舌状体が前記舌用開口部の付近で往復動するように設けられている、請求項1乃至請求項3の何れか一に記載の笛玩具。
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