JPH04111394U - 玩具用笛 - Google Patents

玩具用笛

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JPH04111394U
JPH04111394U JP2190891U JP2190891U JPH04111394U JP H04111394 U JPH04111394 U JP H04111394U JP 2190891 U JP2190891 U JP 2190891U JP 2190891 U JP2190891 U JP 2190891U JP H04111394 U JPH04111394 U JP H04111394U
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JP
Japan
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pipe
whistle
bag
toy
elastic foam
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JP2190891U
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English (en)
Inventor
家達 渡辺
清 秋生
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H3/00Dolls
    • A63H3/28Arrangements of sound-producing means in dolls; Means in dolls for producing sounds

Abstract

(57)【要約】 【目的】 音色の変更が容易になるとともに、しかも、
玩具に内蔵した場合、その発音が自然となるような玩具
用笛を提供する。 【構成】 気密性フィルムからなる袋体と、この袋体内
に封入される弾性発泡体と、この弾性発泡体封入後の前
記袋体内の空隙部に送風口が挿入される笛体とを備えた
玩具用笛において、前記笛体の発音口にパイプを着脱可
能に連結した。 【効果】 音色の変更の自由度が大きくなり、しかも、
パイプ先端を発音最適位置まで導くことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ぬいぐるみ人形の中など玩具に内蔵される玩具用笛に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
この種の玩具用笛として、袋体と、この袋体内に封入される弾性発泡体と、前 記袋体内の空隙部に送風口が挿入される笛体とを備えた特開昭55−10649 1号公報記載の玩具用笛が知られている。
【0003】 ところが、前記玩具用笛によれば、弾性発泡体と袋体との間にできる空隙に笛 体の送風口を差し込んでいるだけなので、笛体の挿入安定性に欠け、安定した発 音を長時間持続できないという問題があった。
【0004】 そこで、従来、合成樹脂製フィルムからなる袋体に、略円柱形状の空隙部が貫 通された軟質の弾性発泡体を封入し、前記空隙部の内径に略一致する外径を有す る管体状の笛体を袋体に挿入するとともに、笛体を袋体若しくは弾性発泡体の何 れか、又はその両方に固定する一方、笛体の先端部には複数個の孔を設けたキャ ップを着脱自在に設けた、実公昭63−19106号公報に記載のものが考えら れている。
【0005】 この実公昭63−19106号公報記載のもの(以下、従来技術と称する。) では、笛体を袋体若しくは弾性発泡体の何れか、又はその両方に固定しているの で、笛体の挿入安定性に優れ、安定した発音が長時間持続できるという効果を有 する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記玩具用笛にあっては、それを内蔵させる笛付き玩具に応じた音 色の音を発音させることが必要となるが、この場合、従来技術にあっては笛体ま たはキャップの構造(径の大きさ、材質、長さ)を変えることによって、音色を 変えるしかなかったが、笛体およびキャップの構造変更には機能上の制約があり 、音色変更の自由度が少なく、特に、笛体はもともと構造が複雑であり、その構 造変更作業が煩雑であった。
【0007】 また、前記玩具用笛は、例えばぬいぐるみ人形またはソフト人形などでは容量 の大きい腹部に内蔵されるのが一般的であるが、笛体およびキャップからなる玩 具用笛では、キャップに設けた孔が前記腹部内に埋没してしまうことになり、腹 部に発音のための開口を設けない場合には音が腹部にこもってしまうという問題 が生じる。また、腹部から発声が行なわれることになり不自然であるという問題 も生じる。
【0008】 本考案は、以上のような問題点に鑑みなされたもので、音色の変更が容易にな るとともに、しかも、玩具に内蔵した場合、その発音が自然となるような玩具用 笛を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の玩具用笛は、気密性フィルムからなる袋体と、この袋体内に封 入される弾性発泡体と、この弾性発泡体封入後の前記袋体内の空隙部に送風口が 挿入される笛体とを備えた玩具用笛において、前記笛体の発音口にパイプを着脱 可能に連結させるようにしたものである。 請求項2記載の玩具用笛は、気密性フィルムからなる袋体と、この袋体内に封 入される弾性発泡体と、この弾性発泡体封入後の前記袋体内の空隙部に送風口が 挿入される笛体とを備えた玩具用笛において、前記笛体の発音口にパイプ一端を 着脱可能に連結させ、このパイプ他端に孔を設けたキャップを着脱可能に連結さ せるようにしたものである。
【0010】
【作用】 上記した手段によれば、パイプの構造(内径、材質、長さ)などを変えること により、音色を変えることができる。つまり、パイプの内径を変えれば音量を、 また、パイプの材質を変えれば音質を、さらには、パイプの長さを変えれば音の 高さをそれぞれ変えることができる。したがって、笛体および/またはキャップ の構造変化による音色変化に加えて、パイプの構造変化による音色変化を加味す ることができ、音色変化の自由度が増し、内蔵させる玩具に対応した音色を容易 に作り出すことが可能となる。
【0011】 また、その場合、機能上の制約を受ける笛体やキャップに比べて、パイプはそ の構造変化の自由度が大きいので、パイプの構造変化のみによって、かなり広い 範囲の音色を作り出すことができる。笛体やキャップの構造変化を伴わせること なく、パイプの構造変化のみによって音色を変えるようにすれば、笛体やキャッ プの規格化をも図ることができる。
【0012】 さらに、上記した手段によれば、笛体にパイプを連結しているので、笛体とパ イプ先端とを離置することができ、パイプ先端を発音の最適位置まで導くことが できることになり、発音が自然となり、音のこもりもなくなる。なお、その際、 パイプが長過ぎるときには、玩具内におけるパイプの引回しを適宜に行なえば良 い。一方、パイプの構造変化のみによってはパイプが短か過ぎるときには、パイ プを所望の長さに維持しつつ、笛体やキャップの構造変化によって音色を変える ようにすれば良い。
【0013】
【実施例】
以下、本考案に係る玩具用笛の実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】 図1は実施例の玩具用笛を適用した赤ちゃん人形の一部切欠側面図である。
【0015】 この赤ちゃん人形1の腹部11には口部12まで連通する空洞部13が形成さ れ、この空洞部13には実施例の玩具用笛2が設置されている。
【0016】 この玩具用笛2は、図2に示すように、弾性発泡体21を封入した袋体22内 の空隙部23に笛体24の送風口24aが挿入され、笛体24の発音口24bに パイプ25の一端が着脱可能に連結され、パイプ25の他端にキャップ26が着 脱可能に連結された構造となっている。
【0017】 ここで、袋体22は、特に限定はされないが、塩化ビニル樹脂やポリエチレン 樹脂などの合成樹脂その他の気密性フィルムから構成され、図2に示すように、 その口部を紐22aによって閉じることができるようになっている。
【0018】 弾性発泡体21は、図2に示されるように、例えば中心部に空隙部23が形成 されるように板状体の弾性発泡体両端を丸めることによって形成されている。し たがって、この弾性発泡体21が袋体22内に封入された場合には、当該袋体2 2内にはそのまま空隙部23が残されることになる。なお、図示されてはいない が、塊状の弾性発泡体21に円柱形状の貫通孔を穿設して形成しても良いことは 勿論である。
【0019】 笛体24は両笛として構成され、図2および図3に示すように、少なくとも笛 体24の送風口24aが前記空隙部23に挿入されるようにして設置される。笛 体24挿入後の空隙部23の容量は音量に影響を及ぼす。なお、笛体24を単笛 としても良い。
【0020】 笛体24の発音口24bに連結されるパイプ25はここでは例えばビニールパ イプなどの可撓性パイプによって形成されている。このパイプ25にあっては、 赤ちゃん独自の音色を出すために、その内径、材質、長さが適当に選択されてい る。図1の赤ちゃん人形1ではパイプ25先端に連結されたキャップ26が口部 12近傍まで到達する長さに設定されている。なお、音色は、パイプ25の構造 のみに依存するものではなく、当該パイプ25に連結される笛体24の構造およ びキャップ26の構造にも依存するので、それらを考慮した上で、パイプ25の 内径、材質、長さ(但し、図1の赤ちゃん人形1ではパイプ25の長さは予め決 められている。)を選択する必要がある。なお、パイプ25は可撓性を持たない 剛性パイプによって形成されていても良く、さらには、材質など構造の異なる2 本以上のパイプを連結して構成されるものであっても良い。また、場合によって はパイプは分岐されているものであっても良い。
【0021】 キャップ26はパイプ25の一端に着脱可能に外嵌されるものであり、このキ ャップ26には複数の孔26aが設けられている。このキャップ26は赤ちゃん 人形1の充填物が笛体24に吸い込まれるのを防止する働きをする。なお、キャ ップ26の複数の孔26aの個数や径は音色に影響を与える。
【0022】 このように構成された赤ちゃん人形1に発音させるには腹部11を押圧すれば 良い。この場合、笛体24が両笛の場合には腹部11を押圧し袋体22内弾性発 泡体21が縮む間はもとより、弾性発泡体21が膨らみ元の大きさに復帰するま で発音が行なわれる。
【0023】 以上のように構成された赤ちゃん人形1によれば下記のような効果が得られる ことになる。
【0024】 前記赤ちゃん人形1によれば、パイプ25の内径、材質、長さなど(この場合 特に長さ)を比較的長くすることにより共鳴を起こさせ、従来の構造では難しか った赤ちゃんの泣き声に近い音色の音を出すことができた。ちなみに、笛体24 の内径を7mm、長さを32mm、材質を塩化ビニールにし、パイプ25の内径 を7.5mm、長さを10cm〜11,5cm程度、材質を塩化ビニールまたは ゴムにし、笛体24内に設けられる2枚の振動板の幅を5mm、長さを15mm 、厚さを0.04〜0.05mm、材質を真鍮板としたとき、赤ちゃんの泣き声 に近い音色が出せた。
【0025】 また、笛体24にパイプ25を連結して当該パイプ25先端を赤ちゃん人形1 の口部12近くに位置させたので、発音が不自然でなくなり、音のこもりもなく なった。
【0026】 以上本考案者によってなされた考案を実施例に基づき具体的に説明したが、本 考案は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々 変更可能であることはいうまでもない。
【0027】 例えば、前記赤ちゃん人形1では、笛体1に連結されるパイプ25先端を口部 12まで導いたが、図4に示すように、頭部13の空洞部13aまで導くように しても良い。この場合、頭部をつんざくような音が出せるので、赤ちゃんの泣き 声の場合特に有効である。
【0028】 また、前記実施例では、赤ちゃん人形1に使用される玩具用笛2を例に説明し たが、動物や自動車のぬいぐるみなど、押圧によって発音する玩具に使用される 玩具用笛一般に適用できる。
【0029】
【考案の効果】
この考案に係る玩具用笛によれば、パイプの構造(内径、材質、長さ)などを 変えることにより、音色を変えることができる。つまり、パイプの内径を変えれ ば音量を、また、パイプの材質を変えれば音質を、さらには、パイプの長さを変 えれば音の高さをそれぞれ変えることができる。したがって、笛体および/また はキャップの構造変化による音色変化に加えて、パイプの構造変化による音色変 化を加味することができ、音色変化の自由度が増し、内蔵させる玩具に対応した 音色を容易に作り出すことが可能となる。
【0030】 また、その場合、機能上の制約を受ける笛体やキャップに比べて、パイプはそ の構造変化の自由度が大きいので、パイプの構造変化のみによって、かなり広い 範囲の音色を作り出すことができる。笛体やキャップの構造変化を伴わせること なく、パイプの構造変化のみによって音色を変えるようにすれば、笛体やキャッ プの規格化をも図ることができる。
【0031】 さらに、上記した手段によれば、笛体にパイプを連結しているので、笛体とパ イプ先端とを離置することができ、パイプ先端を発音の最適位置まで導くことが できることになり、発音が自然となり、音のこもりもなくなる。なお、その際、 パイプが長過ぎるときには、玩具内におけるパイプの引回しを適宜に行なえば良 い。一方、パイプの構造変化のみによってはパイプが短か過ぎるときには、パイ プを所望の長さに維持しつつ、笛体やキャップの構造変化によって音色を変える ようにすれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の玩具用笛を適用した赤ちゃん人形の一
部切欠側面図である。
【図2】実施例の玩具用笛の分解斜視図である。
【図3】実施例の玩具用笛の底面斜視図である。
【図4】実施例の玩具用笛を適用した他の赤ちゃん人形
の一部切欠側面図である。
【符号の説明】
2 玩具用笛 21 弾性発泡体 22 袋体 24 笛体 25 パイプ 26 キャップ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密性フィルムからなる袋体と、この袋
    体内に封入される弾性発泡体と、この弾性発泡体封入後
    の前記袋体内の空隙部に送風口が挿入される笛体とを備
    えた玩具用笛において、前記笛体の発音口にはパイプが
    着脱可能に連結されていることを特徴とする玩具用笛。
  2. 【請求項2】 気密性フィルムからなる袋体と、この袋
    体内に封入される弾性発泡体と、この弾性発泡体封入後
    の前記袋体内の空隙部に送風口が挿入される笛体とを備
    えた玩具用笛において、前記笛体の発音口にはパイプ一
    端が着脱可能に連結され、このパイプ他端には孔を設け
    たキャップが着脱可能に連結されていることを特徴とす
    る玩具用笛。
JP2190891U 1991-03-12 1991-03-12 玩具用笛 Pending JPH04111394U (ja)

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JP2190891U JPH04111394U (ja) 1991-03-12 1991-03-12 玩具用笛
GB9205265A GB2253570B (en) 1991-03-12 1992-03-11 Sound producing device for a toy

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GB2253570B (en) 1994-10-19
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GB2253570A (en) 1992-09-16

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