JPH041987Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH041987Y2 JPH041987Y2 JP7172486U JP7172486U JPH041987Y2 JP H041987 Y2 JPH041987 Y2 JP H041987Y2 JP 7172486 U JP7172486 U JP 7172486U JP 7172486 U JP7172486 U JP 7172486U JP H041987 Y2 JPH041987 Y2 JP H041987Y2
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- Japan
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- doll
- sounding body
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- melody
- resonance tube
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- Expired
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 3
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 3
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の目的]
(産業上の利用分野)
この考案は、所謂メロデイICを発音体として
使用したメロデイICを内蔵する人形玩具に関す
る。
使用したメロデイICを内蔵する人形玩具に関す
る。
(従来の技術)
従来、玩具用の発音体として、汽車玩具等に装
着する玩具笛(実公昭47−20713号公報)やクツ
シヨン等に装着する発生玩具(実公昭49−21677
号公報)が知られている。また、ICに任意のメ
ロデイを記憶させ、極小スピーカーからメロデイ
を発生させる。所謂メロデイICを使用した発音
体が知られている。
着する玩具笛(実公昭47−20713号公報)やクツ
シヨン等に装着する発生玩具(実公昭49−21677
号公報)が知られている。また、ICに任意のメ
ロデイを記憶させ、極小スピーカーからメロデイ
を発生させる。所謂メロデイICを使用した発音
体が知られている。
(考案が解決しようとする問題点)
ところが、前者公報に係る発音笛では共鳴拡室
内に共鳴挟室と圧風発生器とを設け、この圧風発
生器に吹鳴口を穿設するものなので、発音体の構
造が大掛りにならざるを得ない。また、後者公報
に係る発生玩具では、単純な声色を発する笛体を
音階を変えて複数個用音し、各笛体を夫々独立し
たクツシヨン体に装着して異なる音声を発生させ
るようにしてある。したがつて、笛体自体は簡単
な構造でも、笛体の音声を換えるために多くのク
ツシヨン体を必要とし、人形玩具に使用して音声
を変えるには不適当である。
内に共鳴挟室と圧風発生器とを設け、この圧風発
生器に吹鳴口を穿設するものなので、発音体の構
造が大掛りにならざるを得ない。また、後者公報
に係る発生玩具では、単純な声色を発する笛体を
音階を変えて複数個用音し、各笛体を夫々独立し
たクツシヨン体に装着して異なる音声を発生させ
るようにしてある。したがつて、笛体自体は簡単
な構造でも、笛体の音声を換えるために多くのク
ツシヨン体を必要とし、人形玩具に使用して音声
を変えるには不適当である。
一方、近年では、ICに任意のメロデイを記憶
させ、極小スピーカーからメロデイを発生させ
る、所謂メロデイICを使用した発音体が知られ
ている。この発音体は、複雑なメロデイでも繰り
返し発音できることや、発音体自体が極めて小型
であること等から、各種電機器具や、一部の玩具
等にも既に利用されている。ところが、スピーカ
ーが極小なことから、大きな音量を発音させるに
は、この発音体をできるだけ外部に露出させる必
要がある。しかしながら、主に幼児等が扱うビニ
ル製人形玩具は、極めて乱暴な扱いが予想され、
発音体を外部に露出させるには耐久性上の問題が
あつた。また、この種の玩具で発音体を保護しよ
うとすると内に発音体を装着せざるを得ず、した
がつて、発音体の音が玩具内部に籠ってしまい、
充分な発音効果が得られない不都合がある。
させ、極小スピーカーからメロデイを発生させ
る、所謂メロデイICを使用した発音体が知られ
ている。この発音体は、複雑なメロデイでも繰り
返し発音できることや、発音体自体が極めて小型
であること等から、各種電機器具や、一部の玩具
等にも既に利用されている。ところが、スピーカ
ーが極小なことから、大きな音量を発音させるに
は、この発音体をできるだけ外部に露出させる必
要がある。しかしながら、主に幼児等が扱うビニ
ル製人形玩具は、極めて乱暴な扱いが予想され、
発音体を外部に露出させるには耐久性上の問題が
あつた。また、この種の玩具で発音体を保護しよ
うとすると内に発音体を装着せざるを得ず、した
がつて、発音体の音が玩具内部に籠ってしまい、
充分な発音効果が得られない不都合がある。
そこでこの考案は上述の問題点を解決すべく案
出されたもので、メロデイICを利用した発音体
を確実に保護し、しかも、音声が籠らずに充分な
発生音量を得られるメロデイICを内蔵する人形
玩具の提供を目的とする。
出されたもので、メロデイICを利用した発音体
を確実に保護し、しかも、音声が籠らずに充分な
発生音量を得られるメロデイICを内蔵する人形
玩具の提供を目的とする。
[考案の構成]
(問題点を解決するための手段)
上述の目的を達成すべくこの考案は、人形体
と、この人形体を載置する基台とから成り、基台
の上面から内部に、メロデイICを内蔵する発音
体を収納する収納凹部を凹設し、収納凹部を囲む
基台上面に筒体状の共鳴管を配設し、発音体から
発せられた音声を通過せしめる開口部を共鳴管の
適位置に設け、この共鳴管の上端に人形体を固定
したことを問題解決のための手段とする。
と、この人形体を載置する基台とから成り、基台
の上面から内部に、メロデイICを内蔵する発音
体を収納する収納凹部を凹設し、収納凹部を囲む
基台上面に筒体状の共鳴管を配設し、発音体から
発せられた音声を通過せしめる開口部を共鳴管の
適位置に設け、この共鳴管の上端に人形体を固定
したことを問題解決のための手段とする。
(作用)
この考案によれば、基台が発音体を収納保護
し、基台と人形体との間に介した共鳴管の開口部
から発音体の音声を外部に発するものである。
し、基台と人形体との間に介した共鳴管の開口部
から発音体の音声を外部に発するものである。
(実施例)
以下、図面を参照してこの考案の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
図に示される符号1は、ビニル樹脂等で形成さ
れ、内部に空気を充填させる人形体である。この
人形体1の底部には、補強板1Aを設けてあり、
人形体1底部の強度を高めてある(第2図参照)。
れ、内部に空気を充填させる人形体である。この
人形体1の底部には、補強板1Aを設けてあり、
人形体1底部の強度を高めてある(第2図参照)。
符号2は、人形体1を載置せしめる基台であ
り、ビニル樹脂の外膜2Aの内部に、弾性力を有
する充填材2Bを詰めたものである。この基台2
は、自身上面から内部適位置に所定形状の収納凹
部3を形成し、メロデイIC P1を利用した発音
体Pを収納する。図示例では、基台2の底部に補
強板2Cを設けて基台2底部の強化を図ると共
に、この補強板2Cの収納凹部3に通じる部分を
着脱自在に設けて封着部2Dを形成し、基台2の
底部から発音体Pを装着できるようにしてある。
り、ビニル樹脂の外膜2Aの内部に、弾性力を有
する充填材2Bを詰めたものである。この基台2
は、自身上面から内部適位置に所定形状の収納凹
部3を形成し、メロデイIC P1を利用した発音
体Pを収納する。図示例では、基台2の底部に補
強板2Cを設けて基台2底部の強化を図ると共
に、この補強板2Cの収納凹部3に通じる部分を
着脱自在に設けて封着部2Dを形成し、基台2の
底部から発音体Pを装着できるようにしてある。
そして、収納凹部3を囲む基台2の上面に、適
数個の開口部6を開口した管体状の共鳴管5を配
設し、この共鳴管5を介した基台2上に人形体1
を載置固定する。図示例での開口部6は、共鳴管
5の側面に複数個の開口部6を切欠いて形成して
ある。この他図示していないが、複数本の短い共
鳴管5を形成し、この共鳴管5を収納凹部3の周
囲に間隙を置いて配設し、この間隙を開口部6と
するなど、開口部6の形状や開口位置は任意に設
定できるものである。
数個の開口部6を開口した管体状の共鳴管5を配
設し、この共鳴管5を介した基台2上に人形体1
を載置固定する。図示例での開口部6は、共鳴管
5の側面に複数個の開口部6を切欠いて形成して
ある。この他図示していないが、複数本の短い共
鳴管5を形成し、この共鳴管5を収納凹部3の周
囲に間隙を置いて配設し、この間隙を開口部6と
するなど、開口部6の形状や開口位置は任意に設
定できるものである。
一方、図示例で使用する発音体Pは、所定枠体
P6内にメロデイIC P1とスピーカーP2とを
配設し、プリント基盤P4上に揺動自在に設けら
れたスイツチ接片P3を上方から押圧してプリン
ト基盤P4に接することで回路が作動するもので
ある(第3図参照)。そこで実施例においては、
スイツチ接片P3の上部に押圧体4を設け、この
押圧体4を人形体1の底部で下方に押圧すること
で発音体Pのスイツチが入るようにしてある。ま
た、この他発音体Pは、光センサーや音センサー
等を備えたものを使用するも良く、このようなセ
ンサーを備えた発音体Pを使用した際には、スイ
ツチング機構をセンサーに対応させたものにす
る。
P6内にメロデイIC P1とスピーカーP2とを
配設し、プリント基盤P4上に揺動自在に設けら
れたスイツチ接片P3を上方から押圧してプリン
ト基盤P4に接することで回路が作動するもので
ある(第3図参照)。そこで実施例においては、
スイツチ接片P3の上部に押圧体4を設け、この
押圧体4を人形体1の底部で下方に押圧すること
で発音体Pのスイツチが入るようにしてある。ま
た、この他発音体Pは、光センサーや音センサー
等を備えたものを使用するも良く、このようなセ
ンサーを備えた発音体Pを使用した際には、スイ
ツチング機構をセンサーに対応させたものにす
る。
次に、この実施例に使用した発音体Pを発音さ
せるには、空気を充填させた人形体1を強く把持
し、或いは人形体1を下方に押圧することで、人
形体1下端に設けた押圧体4がスイツチ接片P3
をプリント基盤P4に接触させて回路を作動させ
る。そして、発音体P内のスピーカーP2から出
た音声は、共鳴管5で形成された間隙から開口部
6を経て外部に発音される。
せるには、空気を充填させた人形体1を強く把持
し、或いは人形体1を下方に押圧することで、人
形体1下端に設けた押圧体4がスイツチ接片P3
をプリント基盤P4に接触させて回路を作動させ
る。そして、発音体P内のスピーカーP2から出
た音声は、共鳴管5で形成された間隙から開口部
6を経て外部に発音される。
[考案の効果]
この考案は上述の如く構成したことにより、発
音体を確実に保護し、しかも音声が人形の内部に
籠らずに済む。
音体を確実に保護し、しかも音声が人形の内部に
籠らずに済む。
すなわち、人形体1と、この人形体1を載置す
る基台2とから成り、基台2の上面から内部に、
メロデイIC P1を内蔵する発音体Pを収納する
収納凹部3を凹設し、収納凹部3を囲む基台2上
面に筒体状の共鳴管5を配設し、発音体Pから発
せられた音声を通過せしめる開口部6を共鳴管5
の適位置に設け、この共鳴管5の上端に人形体1
を固定したことにより、人形体1と基台2との間
には共鳴管5により形成された間隙が生じる。そ
して、収納凹部3内の発音体Pから発せられた音
声は、この間隙から、共鳴管5の開口部6を経て
外部に伝わるので、発音体Pの音声は人形の内部
に籠らずに済み、音量豊かな透明感のある音を発
することができる。
る基台2とから成り、基台2の上面から内部に、
メロデイIC P1を内蔵する発音体Pを収納する
収納凹部3を凹設し、収納凹部3を囲む基台2上
面に筒体状の共鳴管5を配設し、発音体Pから発
せられた音声を通過せしめる開口部6を共鳴管5
の適位置に設け、この共鳴管5の上端に人形体1
を固定したことにより、人形体1と基台2との間
には共鳴管5により形成された間隙が生じる。そ
して、収納凹部3内の発音体Pから発せられた音
声は、この間隙から、共鳴管5の開口部6を経て
外部に伝わるので、発音体Pの音声は人形の内部
に籠らずに済み、音量豊かな透明感のある音を発
することができる。
しかも、発音体Pは、基台2の収納凹部3内に
収納されており、収納凹部3の開口部がわには共
鳴管5を介して人形体1を固定してあるので、発
音体Pを確実に保護できる。したがつて、幼児等
の乱暴な扱いにも充分耐え得るものとなる。
収納されており、収納凹部3の開口部がわには共
鳴管5を介して人形体1を固定してあるので、発
音体Pを確実に保護できる。したがつて、幼児等
の乱暴な扱いにも充分耐え得るものとなる。
このようにこの考案によれば、メロデイICを
利用した発音体を確実に保護し、音声が玩具内部
に籠らずに充分な発音量を得られるなど、実用上
有益な種々の効果を奏する。
利用した発音体を確実に保護し、音声が玩具内部
に籠らずに充分な発音量を得られるなど、実用上
有益な種々の効果を奏する。
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は分解斜視図、第2図は断面図、第3図は要部拡
大断面図、第4図は他の実施例を示す正面図であ
る。 1……人形体、1A……補強板、2……基台、
2A……外膜、2B……充填材、2C……補強
板、2D……封着部、3……収納凹部、4……押
圧体、5……共鳴管、6……開口部、P……発音
体、P1……メロデイIC、P2……スピーカー、
P3……スイツチ接片、P4……プリント基盤、
P5……電池、P6……枠体。
は分解斜視図、第2図は断面図、第3図は要部拡
大断面図、第4図は他の実施例を示す正面図であ
る。 1……人形体、1A……補強板、2……基台、
2A……外膜、2B……充填材、2C……補強
板、2D……封着部、3……収納凹部、4……押
圧体、5……共鳴管、6……開口部、P……発音
体、P1……メロデイIC、P2……スピーカー、
P3……スイツチ接片、P4……プリント基盤、
P5……電池、P6……枠体。
Claims (1)
- 人形体と、この人形体を載置する基台とから成
り、基台の上面から内部に、メロデイICを内蔵
する発音体を収納する収納凹部を凹設し、収納凹
部を囲む基台上面に筒体状の共鳴管を配設し、発
音体から発せられた音声を通過せしめる開口部を
共鳴管の適位置に設け、この共鳴管の上端に人形
体を固定したことを特徴とするメロデイICを内
蔵する人形玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7172486U JPH041987Y2 (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7172486U JPH041987Y2 (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62183892U JPS62183892U (ja) | 1987-11-21 |
JPH041987Y2 true JPH041987Y2 (ja) | 1992-01-23 |
Family
ID=30914536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7172486U Expired JPH041987Y2 (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH041987Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-13 JP JP7172486U patent/JPH041987Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62183892U (ja) | 1987-11-21 |
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