JPS6121103Y2 - - Google Patents

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JPS6121103Y2
JPS6121103Y2 JP3542680U JP3542680U JPS6121103Y2 JP S6121103 Y2 JPS6121103 Y2 JP S6121103Y2 JP 3542680 U JP3542680 U JP 3542680U JP 3542680 U JP3542680 U JP 3542680U JP S6121103 Y2 JPS6121103 Y2 JP S6121103Y2
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JP
Japan
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sounding
case body
mounting plate
lower case
musical instrument
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JP3542680U
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JPS56135795U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、発音体が鋭敏な音を発し、かつその
余韻が長く残るようにした楽器おもちやに関する
ものである。
従来この種の楽器おもちやの1例として、実開
昭54−105698号公報に示されるものがあり、これ
はその外形状をピアノに模して形成するととも
に、キーの打鍵によつて打撃棒を回転させてこれ
を発音体に打撃させて音を発するようにしたもの
である。このようなタイプの楽器おもちやにおい
て、発せられた音の余韻が残るようにできれば、
音に対して敏感な子供の興味を強く引き、その商
品価値を高めることができると期待されることか
ら、その打撃棒を長尺に形成するのが望ましい。
また従来より、自動車、動物等を模した子供用
乗物が種々市場出回つており、かかる子供用乗物
において上述の楽器おもちやを内蔵するようにす
れば、乗物として遊ぶことができ、又それにあき
たときには楽器おもちやを使つて遊ぶことがで
き、子供の興味を強く引きつけて子供用乗物の商
品的価値を高めることができると考えられるが、
この場合楽器おもちやはこれをコンパクトな大き
さにする必要がある。
しかるに上記従来公報記載の楽器おもちやで
は、その大きさについては何ら考慮されておら
ず、発せられた音の余韻を残すために打撃棒を長
尺にすると、その構造上、楽器おもちやの幅が大
きくなり、又キーと打撃棒とを別個に支承してい
るために楽器おもちやの幅が大きく、そのためこ
の楽器おもちやをそのまま子供用乗物に内蔵する
ことは難しいという問題があつた。
これに対し、本件考案者は、既に楽器おもちや
を内蔵した子供用乗物を考案し、出願(実願昭54
−77624号(実公昭58−28949号公報)している。
すなわちピアノを模した楽器おもちやを子供用乗
物に収納することにより、子供用乗物の座席を開
けてピアノ、木琴あるいは鉄琴として曲を演奏し
て遊ぶことができ、又座席を閉じてその座席に座
り、ハンドルを手に持ち、地面をけつて進むよう
にして普通の子供用乗物として遊ぶこともできる
ものである。
この先願に係る子供用乗物に内蔵した楽器おも
ちやでは、打撃体をL字状に形成していることか
ら、余韻のある音を確保しつつ楽器おもちやの幅
を小さくでき、キーと打撃棒とを同軸に支承して
いることから、楽器おもちやの幅を小さくできる
とともに、その組立作業を簡単化して低コスト化
を実現できるものであるが、その全体の高さがや
や高く、子供用乗物に限らずその他のおもちやに
容易に組み込むことができるためにはその形状を
より小さくすることが望まれる。しかも、形状を
小さくすることにより輸送コストを低減すること
も可能である。
また発音体を打撃するタイプの楽器おもちやに
おいて、発音体が鋭敏な音を発し、かつその余韻
が長く残るようにするためには、発音体と発音体
を載置するクツシヨン材との接触面積を小さくす
ることが望ましい。
そこで従来のこの種の楽器おもちやにおいて
は、輪ゴムを引張り加減に張つた上に発音体を載
置したり、あるいは太いゴムの上面に小さな突起
を設け、この上に発音体を載置したりしており、
このようにするとクツシヨン材と発音体との接触
面積が小さくなつて、発音体は鋭敏な音をすると
ともに余韻が残るようになり、さらに輪ゴムを用
いた場合には、クツシヨン材を安価に製造するこ
とができた。
しかしながらこのようなクツシヨン材は材質的
に老化しやすいものであり、さらに輪ゴムの場合
には摩耗しやすいという欠点もあつた。
本考案は以上のような従来のものの欠点を除去
するためになされたもので、打撃棒を略く字状に
形成することにより、余韻のある音を確保しつ
つ、幅を小さくするとともにその嵩を低くし、又
キーと打撃棒とを同軸に支承することにより、幅
を小さくするとともに組立作業の簡単化と低コス
ト化とを実現し、さらには発泡材または海綿状体
からなるクツシヨン材上に発音体を載置すること
により、クツシヨン材と発音体との接触面積を小
さくして鋭敏な音を発するようにするとともに、
クツシヨン材の耐久性を向上させた楽器おもちや
を提供することを目的としている。
以下、本考案の一実施例を図について説明す
る。
第1図ないし第4図は本考案の一実施例による
ピアノおもちやを示している。図において、1は
1オクターブの音階を出すためにそれぞれ所定の
長さに形成された8つの木片又は金属片からなる
発音体で、これらの発音体1は、その前、後両端
付近にそれぞれ透孔1aを有し、またその両側部
1bは下方に折り曲げられている。そして、これ
らの発音体1は相互に平行に前後のクツシヨン材
2を介して載置板3上に載置されている。このク
ツシヨン材2には、高度発泡材を用いており、ま
た載置板3にはすべての発音体1の中央部を透視
できる窓3aが設けられ、この窓3aの周縁の
前、後部に上記クツシヨン材2が固定されてい
る。
また、上側ケース体4には、発音体1の透孔1
aを貫通する前、後突起4a,4bと、すべての
発音体1の中央部を透視できる窓4cとが設けら
れている。そして、この上側ケース体4は発音体
1の透孔1aを貫通した後突起4bを載置板3の
挿入孔3bに挿入するとともに、同じく発音体1
の透孔1aを貫通した前突起4aに載置板3の透
孔3cを挿通したねじ5を螺合させることによ
り、載置板3に固定されている。このとき、発音
体1は上側ケース体4の前、後突起4a,4bに
よつて位置決めされて保持されることとなる。
一方、下側ケース体6は、その両側壁前部に挿
通軸7を収納するための切り欠き6aを有し、ま
たその底面の中央部には全巾に段部6bと、段部
6bの一部を大きく上方に突出させた突出部6c
とが形成され、さらにその上面開口の内部周縁に
は載置部6dが設けられている。また、打撃棒8
は、略く字状に形成されており、その先端には球
体の中央部8dを打ち抜いて形成された、発音体
1を打撃するための打撃部8aが設けられ、その
基部8bには挿通孔8cが形成されている。一
方、キー9は、打鍵部9aと、この打鍵部9aに
連続する両側壁9bと、両側壁9bに連続する先
端部9cとを有し、両側壁9bには挿通孔9dが
形成され、また先端部9c上面にはクツシヨン材
10が固定されている。
また第4図は本実施例のピアノおもちやの付属
部品であるステイツク15を示しており、このス
テイツク15の先端にはほぼ球状の打撃部15a
が設けられている。
そして、このピアノおもちやを組立てるには、
まずキー9の両側壁9b間に打撃棒8の基部8b
を挿入した後、打撃棒8およびキー9の両挿通孔
8c,8dに挿通軸7を挿通し、この挿通軸7を
下側ケース体6の切り欠き6aに収納する。この
とき打撃棒8は下側ケース体6の底部の段部6b
に固定されたクツシヨン材16に支持されて下側
ケース体6内で挿通軸7の回りに上方に回動自在
に収納され、またキー9は下側ケース体6前部に
おいて挿通軸7の回りに回動自在に装着される。
次に、発音体1および上側ケース体4が装着され
た載置板3を下側ケース体6の後部に配置し、載
置板3の端部3dを下側ケース体6の載置部6d
に、又載置板3下面の突起3eを下側ケース体6
の突出部6cに載置する。そして、下側ケース体
6の突出部6cを挿通したねじ11を載置板3の
突起3eに螺合する。
次に、このピアノおもちやの作用効果について
説明する。まず、キー9の打鍵部9aを打鍵する
と、その先端部9cは挿通軸7の回りに図中A方
向に回動し、クツシヨン材10を介して打撃棒8
を打撃する。すると、打撃棒8は挿通軸7の回り
にB方向にキー9の回動とは自由に勢いよく回動
し、その打撃部8aは載置板3の窓3aを介して
発音体1の下面を打撃する。これによつて、発音
体1は振動して音を発することとなる。このと
き、クツシヨン材2は高度発泡材によつて成形さ
れ、その上面に多数の小さな突起を有しているの
で、発音体1はこの突起によつて支持され、発音
体1の振動が吸収されにくくなつて発音体1は鋭
敏な、響きのいい音を発し、かつその余韻が長く
残るようになる。またクツシヨン材2に高度発泡
材を使用しているので、耐久性が大きく向上して
いる。
また本実施例では、1オクターブの音階を出す
ように8つの発音体1と、それに対応した8つの
キー9とを設けたので、童謡等の簡単な曲を演奏
して遊ぶことができる。また、上側ケース体4に
は窓4cが設けられており、第4図に示すような
先端に球状の打撃部15aを有する付属品のステ
イツク15を両手に持つて上側ケース体4の窓4
cを介して発音体1の上面を直接たたくことがで
きるので、木琴あるいは鉄琴として楽しく遊ぶこ
とができる。
またこのピアノおもちやは打撃棒8を略く字状
にするとともに、打撃棒8とキー9とを同軸に支
承して全体形状をコンパクトにしたので、輸送コ
ストを著しく低減することができ、かつ子供用乗
物その他のおもちやに容易に収納することができ
る。そしてこのようにピアノおもちやを内蔵した
子供用乗物は、座席に座つてハンドルを手に持
ち、両足で地面をけつて進むようにして普通の子
供用乗物として遊ぶことができ、またそのような
遊び方をしない場合でも、上記のようにピアノお
もちやにより曲を演奏して遊ぶことができ、非常
に多様な遊び方ができるので子供にとつて非常に
興味深いものである。
なお上記実施例において、クツシヨン材2とし
て高度発泡材を用いた場合について説明したが、
これは普通の発泡材を用いてもよく、あるいはス
ポンジ等の海綿状体であつてもよい。また、上記
実施例では、木琴あるいは鉄琴としても使用でき
るピアノおもちやについて説明したが、本考案は
発音体を打撃するタイプの楽器おもちやであれ
ば、例えば木琴、あるいは鉄琴としてだけ使用で
きる楽器おもちや等他の任意の楽器おもちやに適
用できるものである。
以上のように本考案によれば、打撃棒を略く字
状に形成するようにしたので、余韻のある音を確
保しつつ、楽器おもちやの幅を小さくかつその嵩
を低くでき、又キーと打撃棒とを同軸に支承する
ようにしたので、楽器おもちやの幅を小さくで
き、しかも組立作業の簡単化と低コスト化とを実
現でき、さらには楽器おもちやの発音体を載置す
るクツシヨン材を発泡材あるいは海綿状体によつ
て成形し、発音体とクツシヨン材との接触面積を
小さくするようにしたので、鋭敏な響きのいい音
を出すことができ、耐久性の大きな楽器おもちや
が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるピアノおもち
やの一部切開平面図、第2図は第1図の−線
断面図、第3図は第2図の分解断面図、第4図は
上記実施例のステイツクの平面図である。 1……発音体、2……クツシヨン材、3……載
置板、8……打撃棒、9……キー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前、後両端付近にそれぞれ透孔を有し音階に関
    連づけられた複数の発音体と、該複数の発音体が
    載置される載置板と、上記複数の発音体と上記載
    置板との間に介在する発泡材又は海綿状体からな
    るクツシヨン材と、上記発音体の透孔を貫通する
    複数の突起を有し上記載置板に固定されて上記発
    音体を保持する上側ケース体と、後部に上記載置
    板が配置され前部に横方向に挿通軸が配置される
    下側ケース体と、上記下側ケース体内で上記挿通
    軸に回動自在に設けられ先端に上記発音体を打撃
    する打撃部を有する複数の側面略く字状の打撃棒
    と、上記下側ケース体の前部で上記挿通軸に回動
    自在に設けられその打鍵により上記打撃棒を回動
    せしめる複数のキーとを備えたことを特徴とする
    楽器おもちや。
JP3542680U 1980-03-17 1980-03-17 Expired JPS6121103Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3542680U JPS6121103Y2 (ja) 1980-03-17 1980-03-17

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JP3542680U JPS6121103Y2 (ja) 1980-03-17 1980-03-17

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Publication Number Publication Date
JPS56135795U JPS56135795U (ja) 1981-10-14
JPS6121103Y2 true JPS6121103Y2 (ja) 1986-06-24

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ID=29631065

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JP3542680U Expired JPS6121103Y2 (ja) 1980-03-17 1980-03-17

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