JPH0423247Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0423247Y2
JPH0423247Y2 JP1985165803U JP16580385U JPH0423247Y2 JP H0423247 Y2 JPH0423247 Y2 JP H0423247Y2 JP 1985165803 U JP1985165803 U JP 1985165803U JP 16580385 U JP16580385 U JP 16580385U JP H0423247 Y2 JPH0423247 Y2 JP H0423247Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
note
key
top plate
rod
keys
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985165803U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6274273U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985165803U priority Critical patent/JPH0423247Y2/ja
Publication of JPS6274273U publication Critical patent/JPS6274273U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0423247Y2 publication Critical patent/JPH0423247Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は幼児が押鍵操作を楽しみながら各鍵
が発する音階音を容易に知得できるようにしたピ
アノ玩具に関する。
(従来の技術) 現在、ピアノ玩具としては十数鍵の鍵盤を備
え、ケース内に棒体とハンマーからなる機械的な
発音機構を組み込んだもの、または器枠内に簡単
な音源発音装置を組み込むと共に各鍵の下側にス
イツチを配設し、打鍵操作によつてスイツチを閉
じ適宜の音階音を発するようにしたものなどが市
販されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記従来のピアノ玩具では機械的発
音のものおよび電気的発音のもののいずれにして
も、単に打鍵操作に伴う発音を楽しむだけで、打
鍵により発生した楽音がどのような音階音である
かを幼児に積極的に認識させる手段を備えていな
い。
そこで、この考案は打鍵による発音を楽しむだ
けでなく、各楽音の音階音を目視により容易に覚
え込むことができ、しかも機構の変化に興味を持
たせうるようにしたピアノ玩具を提供するもので
ある。
(問題点を解決するための手段) この考案は上記目的のもとに、所要大きさの底
板と、該底板の左右および後方部周辺に設けた側
板と、該側板上に設けた天板とからなる器枠、該
器枠の内部に設けられた音源発音装置および器枠
の前部に回動可能に並設され、上記音源発音装置
を操作する所要数の鍵を具備したピアノ玩具とし
て、上記天板の表面には五線譜を表示し、該五線
譜の音符表示位置に通孔をそれぞれ設け、各通孔
には音名文字を表示するかまたは個別に色分けし
た音符ロツドを天板の表面から上方へ突出自在に
それぞれ挿通し、各音符ロツドを連結部材を介し
て各音符ロツドに対応した鍵の後端部にそれぞれ
連結し、所要の鍵を押鍵することにより連結部材
を介して該押鍵した鍵に対応した音符ロツドを上
記通孔を通し天板の表面から上方へ直立状態に突
出させるようにしたことを特徴としている。
(作用) 各鍵の前部を押下げることにより発音機構によ
つて各鍵に対応した音階音が発せられると同時
に、各鍵の後部に連結部材を介して連結された音
符ロツドが天井上の五線譜中の通孔から突出し
て、各鍵に対する音階音が何であるかを知らせ、
鍵に対する押下げを止めれば、音符ロツドが自重
で降下すると共に鍵が水平状態に戻る。
(実施例) 第1図および第2図を参照してこの考案の実施
例につき説明すれば、Aはグランドピアノの形体
に類似した偏平なピアノ玩具の器枠であつて、底
板1と、馬蹄形状をなし両側前部2aが一段低く
形成された側板2と、底板1より後方にずらして
配置された天板3と、天板3の前端下面に垂設さ
れた鍵盤押え4および底板1の前端において側板
2間に架設された口棒5とからなり、口棒5の後
側上部において側板の両側前部2aの間に左右の
拍子木6a,6bと2オクターブ分(15個)の鍵
7(この実施例の場合は白鍵のみ)が並設され、
各鍵7は後部下面に切欠7aを備えていて、この
切欠7aを介して底板1上に設けられたL字形レ
ール状のおさ8にそれぞれほぼ水平にかつ回動可
能に支持され、後端部下面が木またはフエルトか
らなる鍵盤枕9に当接する一方、中央部上面は鍵
盤押え4の下端部に貼着されたフエルト等に軽く
当接している。
そして、おさ8には各鍵7に対応させて接点ば
ね10がそれぞれ前向きに取付けられ、また各接
点ばね10に対向させて接点基板11が底板1上
に配設され、各接点基板11は器枠部の音源発音
装置Sに接続されており、また鍵盤押え4の一側
には電源用のスイツチ12が設けられている。
ところで、この考案では天板3の表面に五線譜
13が二段に表示され、その五線譜13上には各
鍵7に対応した音階音を表示するための通孔13
aが設けられ、それらの通孔13aにはロツド状
をなし、側面に各鍵7に対する音階音の文字を表
示するかまたは個別の色合いとした音符ロツド1
4が上面を天板3の表面にほぼ一致させて出没可
能に嵌合され、各音符ロツド14の下端には、底
板1の中央部上の中間ステー15の回動可能に枢
支されたL字形杆16の先端が長孔を介しそれぞ
れ連結され、また、各L字形杆16の他端はレバ
ー17を介し各鍵7の後端部上に設けられたフラ
ンジ7bにそれぞれ連結されている。
そこで、使用に当たり音源発音装置Sの電源の
スイツチ12を入れ、通常のように適宜の鍵7の
前部を押下げれば、おさ8に取付けられた押下げ
鍵7に対応した接点ばね10が第2図点線のよう
にたわんで接点基板10に接触することになり、
その鍵7に対する音階音(例えば高音階のレ)が
発せられ、それと同時に当該鍵7の後部に連結さ
れたレバー17、L字形杆16を介して音符ロツ
ド14が点線のように天板3から直立状態に突出
し、押下げた鍵7が発する音が五線譜13上のど
のような音名であるかを幼児に認識させることに
なる。
また、鍵7に対する押圧を止めれば音符ロツド
14が自重で降下し、それに伴つて連結杆16,
17を介して鍵7が水平状態に戻り、発音が止
む。このような操作を各鍵7に対し継続的に行う
ことにより演奏を楽しみながら曲と音符との結び
付きを感覚的かつ視覚的に覚えることになる。
なお、上述の例では発音機構として電気的なも
のを示したが、これはハンマーと弦による機械的
なものとしてもよい。また、連結部材は鍵7の後
端部から音符ロツド14にまで延びる一本の杆体
としてもよい。
(考案の効果) 以上のようにこの考案では、ピアノ玩具とし天
板の表面に五線譜を表示すると共に五線譜中には
音階音を表わすための通孔を設け、各通孔には音
階音を文字または個別の色合いで表示した音符ロ
ツドをそれぞれ出没可能に嵌合し、各音符ロツド
を連結部材を介し対応する鍵の後端部に連結し、
押鍵操作によつて通孔を通し天板から直立状態に
突出させるようにしたので、幼児は押鍵操作を楽
しみながら押鍵した音の五線譜上での位置関係と
音名を視覚で捕えながら容易に認識することがで
き、しかも音譜ロツドの通孔からの出没動作に興
味を持ちながら音譜に親しませることができ、そ
して、音符ロツドや通孔は単純な直線的なもので
よく、それらの工作や両者の組付けが容易であ
り、ピアノ教習用の玩具として有益なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の斜視図。第2図は
第1図のX−X線に沿つた断面図。 図中、1……底板、2……側板、2a……両側
前部、3……天板、4……鍵盤押え、7……鍵、
13……五線譜、13a……通孔、14……音符
ロツド、16……L字形杆、17……レバー、A
……器枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所要大きさの底板1と、該底板1の左右および
    後方部周辺に設けた側板2と該側板2上に設けた
    天板3とからなる器枠A、該器枠Aの内部に設け
    られた音源発音装置および器枠Aの前部に回動可
    能に並設され上記音源発音装置を操作する所要数
    の鍵7を具備したピアノ玩具において、上記天板
    3の表面には五線譜13を表示し、該五線譜13
    の音符表示位置に通孔13aをそれぞれ設け、各
    通孔13aには音名文字を表示するかまたは個別
    に色分けした音符ロツド14を天板3の表面から
    上方へ突出自在にそれぞれ挿通し、各音符ロツド
    14を連結部材を介して各音符ロツド14に対応
    した鍵7の後端部にそれぞれ連結し、所要の鍵7
    を押鍵することにより連結部材を介して該押鍵し
    た鍵7に対応した音符ロツド14を上記通孔13
    aを通し天板3の表面から上方へ直立状態に突出
    させるようにしたことを特徴とする音階教習ピア
    ノ玩具。
JP1985165803U 1985-10-30 1985-10-30 Expired JPH0423247Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985165803U JPH0423247Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985165803U JPH0423247Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6274273U JPS6274273U (ja) 1987-05-12
JPH0423247Y2 true JPH0423247Y2 (ja) 1992-05-29

Family

ID=31096176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985165803U Expired JPH0423247Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0423247Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3986547B2 (ja) * 2004-06-21 2007-10-03 貴司 吉峰 鍵盤楽器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6033370B2 (ja) * 1979-11-05 1985-08-02 住友化学工業株式会社 2−アリ−ルエタノ−ルの製造法
JPH0719021U (ja) * 1993-09-21 1995-04-04 センサー・テクノロジー株式会社 助手席用エアバッグモジュール

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54154062U (ja) * 1978-04-17 1979-10-26
JPS6033370U (ja) * 1983-08-10 1985-03-07 ヤマハ株式会社 電子楽器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6033370B2 (ja) * 1979-11-05 1985-08-02 住友化学工業株式会社 2−アリ−ルエタノ−ルの製造法
JPH0719021U (ja) * 1993-09-21 1995-04-04 センサー・テクノロジー株式会社 助手席用エアバッグモジュール

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6274273U (ja) 1987-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6271453B1 (en) Musical blocks and clocks
US5949010A (en) Musical blocks
US3358070A (en) Electronic organ arpeggio effect device
US6727417B2 (en) Computerized music teaching instrument
US6337434B2 (en) Music teaching instrument
US3757024A (en) Musical instrument
JPH0348607Y2 (ja)
US3915050A (en) Keyboard instrument
JPH0423247Y2 (ja)
JPH0422356Y2 (ja)
US2265237A (en) Musical instrument
US3981221A (en) Portable keyboard
US4628792A (en) Modified musical instrument keyboard
JP2004233853A (ja) 音楽学習玩具
US2203569A (en) Musical instrument
CN216697565U (zh) 一种用于培养音乐素养和思维的学习用具
JPS6226139Y2 (ja)
CN220324028U (zh) 提琴训练装置
JP3244919U (ja) カリンバ演奏用補助具
CN218100486U (zh) 一种五线谱琴
US4658696A (en) Pedal keyboard operated musical instrument
RU193280U1 (ru) Механическое программируемое музыкальное устройство
JP3010565U (ja) ピアノ教習具
WO2020251399A1 (ru) Механическое программируемое музыкальное устройство
US3512445A (en) Audible and visual musical teaching device