JPH09307997A - 圧電音響変換器 - Google Patents

圧電音響変換器

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JPH09307997A
JPH09307997A JP9025657A JP2565797A JPH09307997A JP H09307997 A JPH09307997 A JP H09307997A JP 9025657 A JP9025657 A JP 9025657A JP 2565797 A JP2565797 A JP 2565797A JP H09307997 A JPH09307997 A JP H09307997A
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善文 佐々木
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R17/00Piezoelectric transducers; Electrostrictive transducers
    • H04R17/02Microphones

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧電音響変換素子の振動特性を損なうことな
く、外部導体に対し、確実、かつ、容易に接続できる圧
電音響変換器を提供する。 【解決手段】 第1のケース部材11は内部空間10に
連なる音響孔110を有している。圧電音響変換素子2
は、振動板21の一面211上に圧電素子22を搭載し
て構成され、内部空間10を2分するようにして、ケー
ス1の内部に収納されている。端子部材31、32は、
一端311、321がケース1の内部で圧電素子22に
接続され、中間部312、322が第1のケース部材1
1及び第2のケース部材12の間で押さえられ、中間部
312、322より先の部分が、ケース1の外部に導出
され、第2のケース部材12の一面の上方に向かって折
り返されたばね片313、323となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブザーや電話機等
に用いられる圧電音響変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電音響変換器と外部導体とを電気的に
接続する場合、一般には、絶縁被覆リード線を使用し、
リード線の一端を圧電音響変換器に含まれる圧電音響変
換素子に半田付けし、他端を圧電音響変換器の外部に導
出して外部導体と半田付けする。このような技術は、実
公平2ー38558号公報、実開平6ー38399号、実開昭64ー13900
号公報、特開昭61ー13800号公報、米国特許第4,006,371
号、米国特許第3,700,938号等に開示されている。
【0003】面倒な半田付け工程を省略する手段とし
て、実公平2-45917号公報、特開昭60ー199298号公報、米
国特許第4,965,483号等には、ばね端子部材を用い、そ
のばね圧力により、ばね端子部材を圧電音響変換素子に
電気的に接続すると共に、ばね状端子を圧電音響変換器
の外部に導出し、外部導体と電気的に接続する技術が開
示されている。
【0004】しかしながら、ばね状端子を用いる場合、
次のような条件を満たさなければならない。第1に、ば
ね状端子と外部導体との電気的接続において、接続部分
の信頼性があること、すなわち、接点部における相互の
押しつける力が大きいこと、第2に、圧電音響変換素子
との電気的接続において、振動板の振動を抑制しないこ
と、すなわち、接点部における圧電音響変換素子への押
しつける力が必要以上に大きくないことである。
【0005】この2つの要件は、互いに相反するもので
あるために、充足することが困難であり、上述した先行
技術文献にも、これらの要件を満たす手段は開示されい
ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ブザ
ーや電話機用送受話器に適用し得る圧電音響変換器を提
供することである。
【0007】本発明のもう一つの課題は、半田付け等の
工程を必要とすることなしに、外部導体に対し、電気的
に確実、かつ、容易に接続し得る圧電音響変換器を提供
することである。
【0008】本発明の更にもう一つの課題は、圧電音響
変換素子の振動特性を損なうことなく、安定して動作す
る圧電音響変換器を提供することである。
【0009】本発明の更にもう一つの課題は、外部導体
との電気的接続の信頼性を向上させた圧電音響変換器を
提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係る圧電音響変換器は、ケースと、圧電
音響変換素子と、少なくとも一対の端子部材とを含む。
前記ケースは、第1のケース部材と、第2のケース部材
とを組み合わせて構成され、内部空間を有している。前
記第1のケース部材は前記内部空間に連なる音響孔を有
している。前記圧電音響変換素子は、振動板の一面上に
圧電素子を搭載して構成され、前記内部空間を2分する
ようにして、前記ケースの前記内部空間内に収納されて
いる。
【0011】前記一対の端子部材は、一端が前記ケース
の内部で前記圧電音響変換素子に接続され、中間部が前
記第1のケース部材及び前記第2のケース部材の間で押
さえられ、中間部より先の部分が、前記ケースの外部に
導出され、前記第2のケース部材の一面の上方に向かっ
て折り返されたばね片となっている。
【0012】圧電音響変換素子は、振動板の一面上に圧
電素子を搭載して構成され、ケースの内部空間を2分す
るようにして、ケースの内部空間内に収納されている。
第1のケース部材は内部空間に連なる音響孔を有してい
る。このような構造であると、圧電音響変換素子を電気
信号によって励振し、振動音を音響孔を通って外部に放
音する(受話機能)ことができる。また、第1のケース
部材に設けられた音響孔を通って、音波を第1のケース
部材の内部に導き、圧電音響変換素子を、音圧及びその
周波数に従って振動させ、その振動を、圧電素子の有す
るピエゾ効果により、電気信号に変換する(送話機能)
ことができる。これは、本発明に係る圧電音響変換器が
ブザーや電話機用送受話器に適用できることを意味す
る。
【0013】一対の端子部材は、中間部より先の部分
が、ケースの外部に導出され、ケースの一面の上方に向
かって折り返されたばね片となっているから、ブザーや
電話機用送受話器への適用に当たって、一対の端子部材
に外部導体を電気的に接続する場合、外部導体を、ケー
スの一面の上方からばね片に押し付け、そのときに発生
するばね圧を利用して、ばね片に電気的に接続すること
ができる。従って、半田付け等の工程を必要とすること
なしに、一対の端子部材と、外部導体とを、電気的に確
実、かつ、容易に接続することができる。
【0014】一対の端子部材は、一端がケースの内部で
圧電音響変換素子に接続され、中間部が第1のケース部
材及び第2のケース部材の間で押さえられている。この
構造によれば、外部導体からばね片に働く圧力が、端子
部材の中間部において遮断され、圧電音響変換素子に接
続されている一端部には伝達されない。このため、圧電
音響変換素子の振動特性を損なうことなく、安定して動
作する圧電音響変換器が得られる。
【0015】しかも、外部導体からばね片に働く圧力
が、端子部材の中間部において遮断され、圧電音響変換
素子に接続されている一端部には伝達されないから、ば
ね片を厚くする等して、ばね性を増大させ、外部導体と
の接触圧力を増大させ、接続の信頼性を向上させた場合
でも、圧電音響変換素子の振動特性に悪影響を与えるこ
とがない。
【0016】本発明の更に具体的な特徴及び利点は、図
面を参照して更に具体的に説明する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る圧電音響変換
器の分解斜示図、図2は図1に示した圧電音響変換器の
斜示図、図3は図1に示した圧電音響変換器の平面図、
図4は図3の4−4線に沿った断面図、図5は図3の5
−5線に沿った断面図である。図示するように、本発明
に係る圧電音響変換器は、ケース1と、圧電音響変換素
子2と、一対の端子部材31、32とを含む。
【0018】ケース1は、第1のケース部材11と、第
2のケース部材12とを組み合わせて構成され、内部空
間10を有している(図4参照)。第1のケース部材1
1は内部空間10に連なる音響孔110を有している。
ケース1の材料としては、例えば、ポリスチレン(AB
S)、ポリエチレンテレフタレート(PBT)またはポ
リカーボネート(PC)等の熱可塑性樹脂が用いられ
る。これらの材料は用途等により適宜選択される。ケー
ス1は、インジェクション成型等により製造される。そ
の形状は、用途に応じて任意に設定できる。実施例に示
された第1のケース部材11及び第2のケース部材12
は、共に、短円筒状であり、ケース1は第1のケース部
材11及び第2のケース部材12の周辺部の側壁部を互
いに噛み合和せることによって、組み立てられている。
【0019】圧電音響変換素子2は、振動板21の一面
211上に圧電素子22を搭載して構成され、内部空間
10を2分するようにして、ケース1の内部空間10の
内部に収納されている。圧電素子22は、圧電磁器22
0の相対する両面に電極221、222を有する。この
電極電極221、222は、Ag等を真空蒸着法や印刷
法を用いて形成される。振動板21と圧電素子22は、
導電ペースト等で接着されており、導電ペーストによっ
て互いに電気的に導通されている。また、用途に応じ
て、振動板21の一面に1個の圧電素子22を接着した
もの(ユニモルフ)、2個の圧電素子を振動板21の両
面に接着したもの(バイモルフ)が用いられる。振動板
21及び圧電素子22の材料、製造方法、形状は任意で
あり、用途に応じて、適宜選択される。振動板21の材
料としては、例えば、黄銅等を挙げられる。圧電素子2
2の材料としては、例えば、PMN系、PZT系等を挙
げられる。
【0020】端子部材31は、一端311がケース1の
内部で圧電素子22に接続され、中間部312が第1の
ケース部材11及び第2のケース部材12の間で押さえ
られ、中間部312より先の部分が、ケース1の外部に
導出され、第2のケース部材12の一面の上方に向かっ
て折り返されたばね片313となっている。一端311
と圧電素子22との間の接続は、半田等による固定手段
が用いられるほか、一端311にばね性を付与して、圧
電素子22の表面に弾力的に接触させるような構造を採
用することもできる。
【0021】端子部材32は、一端321がケース1の
内部で振動板21に接続され、中間部322が第1のケ
ース部材11及び第2のケース部材12の間で押さえら
れ、中間部322より先の部分が、ケース1の外部に導
出され、第2のケース部材12の一面の上方に向かって
折り返されたばね片323となっている。一端321と
振動板21との間の接続は、半田等による固定手段が用
いられるほか、一端321にばね性を付与して振動板2
1に弾力的に接触させるような構造を採用することもで
きる。端子部材31、32は、りん青銅板、ベリリウム
銅板またはステンレス板等の材料によって構成される。
【0022】上述のように、圧電音響変換素子2は、振
動板21の一面上に圧電素子22を搭載して構成され、
ケース1の内部空間10を2分するようにして、ケース
1の内部空間10内に収納されている。第1のケース部
材11は内部空間10に連なる音響孔110を有してい
る。このような構造であると、第1のケース部材11に
設けられた音響孔110を通って、音波を第1のケース
部材11の内部に導き、圧電音響変換素子2を、音圧及
びその周波数に従って振動させ、その振動を、圧電素子
22の有するピエゾ効果により、電気信号に変換するこ
とができる。また、圧電音響変換素子2を電気信号によ
って励振し、振動音を音響孔110を通って外部に放音
することができる。これは、本発明に係る圧電音響変換
器がブザーや電話機用送受話器に適用できることを意味
する。
【0023】一対の端子部材31、32は、中間部31
2、322より先の部分が、ケース1の外部に導出さ
れ、第2のケース部材12の一面121の上方に向かっ
て折り返されたばね片313、323となっているか
ら、ブザーや電話機用送受話器への適用に当たって、一
対の端子部材31、32に外部導体を電気的に接続する
場合、外部導体を、第2のケース部材12の一面121
の上方からばね片313、323に、矢印Fの方向(図
2参照)押し付け、そのときに発生するばね圧を利用し
て、ばね片313、323に電気的に接続することがで
きる。従って、半田付け等の工程を必要とすることなし
に、一対の端子部材31、32と、外部導体とを、電気
的に確実、かつ、容易に接続することができる。
【0024】端子部材31は、一端311がケース1の
内部で圧電素子22に接続され、中間部312が第1の
ケース部材11及び第2のケース部材12の間で押さえ
られている。端子部材32は、一端321がケース1の
内部で振動板21に接続され、中間部322が第1のケ
ース部材11及び第2のケース部材12の間で押さえら
れている。この構造によれば、外部導体からばね片31
3、323に働く圧力Fが、端子部材31、32の中間
部312、322において遮断され、圧電音響変換素子
2に接続されている一端部311、321には伝達され
ない。このため、圧電音響変換素子2の振動特性を損な
うことなく、安定して動作する圧電音響変換器が得られ
る。
【0025】しかも、外部導体からばね片313、32
3に働く圧力Fが、端子部材31、32の中間部31
2、322において遮断され、圧電音響変換素子2に接
続されている一端部311、321には伝達されないか
ら、ばね片313、323を厚くする等して、ばね性を
増大させ、外部導体との接触圧力を増大させ、接続の信
頼性を向上させた場合でも、圧電音響変換素子2の振動
特性に悪影響を与えることがない。
【0026】一対の端子部材31、32と、外部導体と
の組み合わせについては、本発明に係る圧電音響変換器
を電話機用送受話器に適用した具体例を参照して、後で
詳しく説明する。
【0027】図1〜図5のうち、特に、図4を参照する
と、第1のケース部材11は、圧電音響変換素子2の前
面に第1の音響空間101を生じさせている。第2のケ
ース部材12は、圧電音響変換素子2の背面に、第1の
音響空間101から区画された第2の音響空間102を
生じさせている。この構造によれば、第1の音響空間1
01及び第2の音響空間102の共鳴特性を利用した音
響特性を得ることができる。
【0028】第2のケース部材12は、第2の音響空間
102に連なる背気孔120を有し、背気孔120は音
響抵抗シート4によって閉じられている。このような構
造であると、背気孔120及び音響抵抗シート4により
適度の音響抵抗制動を与え、周波数特性を平坦化し、周
波数特性を改善することができる。
【0029】更に、第2のケース部材12は、背面部1
21を有しており、背面部121は第1のケース部材1
1の天面部111と対向する。端子部材31、32は、
第2のケース部材12の背面部121の上方に向かって
折り返されている。このような構造であると、ブザーや
電話機への適用において、第1のケース部材11の天面
部111のある側を音響応答面とし、第1のケース部材
11の天面部111とは反対側にある第2のケース部材
12の背面部121のある側から外部導体をばね接触さ
せることができるので、組立てが容易になる。
【0030】更に、端子部材31、32は、ケース1の
外部に導出された部分の厚みが、一端部311、321
側の厚みよりも大きい。この構造によれば、端子部材3
1、32は、一端部311、321側と、ケース1の外
部に導出された部分とにおいて、端子部材強度を調節で
きる。端子部材31、32の一端部311、321側で
は、圧電素子22の振動を阻害しないように端子部材強
度を低くし、ケース1の外部に導出された部分では、外
部との電気的接続を確実に実行するために、端子部材強
度を高くする。上述の端子部材強度を得るためには、端
子部材31、32は、ケース1の外部に導出された部分
で0.15〜0.40mmの厚みが必要であり、一端部3
11、321側で0.03〜0.13mmの厚みが必要で
ある。ここで、端子部材強度とは端子部材の変形されに
くさを言う。
【0031】上述した厚みを有する端子部材31、32
は、金属板材を折り曲げ加工することにより、容易に得
ることができる。図6〜図13は金属板材の折り曲げ加
工部品として実現された端子部材31、32の具体例及
びその製造方法示す図である。図において、寸法は必ず
しも、図1〜図5の実施例と対応しない。図6は端子部
材31、32の斜視図、図7は図6の7ー7線に沿った
拡大断面図である。
【0032】図6及び図7を参照すると、端子部材3
1、32のそれぞれの一端部311、321は、金属板
材の板厚による厚みt1を有する。一端部311、32
1を除く部分は、金属板材に折り曲げ加工を施すことに
よって厚みt2まで増大されている。このような構造で
あると、圧電音響変換素子2に接続される一端部31
1、321の厚みt1を薄くして、圧電音響変換素子2
の振動特性を阻害しないような構造とする一方、外部導
体と接触するばね片313、323の厚みt2を大きく
して、ばね性を増大させ、外部導体との電気的接続にお
いて、接触圧力を増大させた端子部材を容易に実現でき
る。
【0033】図8及び図9は図6及び図7に示した端子
部材の製造方法を示す図である。まず図8に示すよう
に、金属板材30を点線O1、O2に沿って矢印a1、
a2の向きに折り畳む。
【0034】次に、図9に示すように、金属板材30を
点線O3、O4に沿って矢印a3、a4の向きに折り畳
む。これにより、図6及び図7に示した端子部材31、
32が得られる。
【0035】図10は端子部材31、32の別の実施例
を示す斜視図、図11は図10の11ー11線に沿った
拡大断面図である。図において、寸法は必ずしも、図1
〜図5の実施例と対応しない。
【0036】図10及び図11を参照すると、端子部材
31、32のそれぞれの一端部311、321は、金属
板材の板厚による厚みt1を有する。一端部311、3
21を除く部分は、金属板材に折り曲げ加工を施すこと
によって厚みt2まで増大されている。従って、図10
及び図11に示された端子部材31、32も、図6及び
図7に示した実施例と同様の作用効果を奏する。
【0037】図12及び図13は図10及び図11に示
した端子部材31、32の製造方法を示す図である。ま
ず、図12に示すように、金属板材30を点線O5に沿
って矢印b1の向きに折り畳む。
【0038】次に、図11に示すように、金属板材30
を点線O6に沿って矢印b2の向きに折り畳む。これに
より、図9図10に示した端子部材31、32が得られ
る。
【0039】再び、図1〜図5を参照して説明する。ば
ね片313、323の先端部は、第2のケース部材12
の一面121の面内に位置する。このような構造である
と、ブザーまたは電話機への適用において、ばね片31
3、323に対して外部導体を確実に接触させることが
できるようになると共に、圧電音響変換器を安定した状
態で固定することができる。
【0040】更に、第1のケース部材11は、端子部材
31の中間部312を押さえる端子導出部分112が、
外側に突出する突出部分となっている。第2のケース部
材12は、端子部材32の中間部322を押さえる端子
導出部分122が、外側に突出する突出部分となってい
る。このような構造であると、端子部材31、32の中
間部312、322を押さえる領域の面積が大きくなる
ので、外部導体からばね片313、323に働く圧力の
遮断及び端子部材31、32の固定がより確実になる。
【0041】更に、第1のケース部材11は、端子導出
部分112に突起113、114、115を有し、第2
のケース部材12は端子導出部分122に突起113、
114、115を受ける孔123、124、125を有
する。このような構造であると、突起113と孔12
3、突起114と孔124、突起115と孔125との
嵌め合いにより、第1のケース部材11及び第2のケー
ス部材12を確実に組み合わせることができる。
【0042】突起113及び孔123は、端子部材31
の通る領域内に配置されている。突起115及び孔12
5は、端子部材32の通る領域内に配置されている。端
子部材31は、中間部312に突起113を通す孔31
4を有する。端子部材32は、中間部322に突起11
5を通す孔324を有する。このような構造であると、
端子部材31の孔314内に突起113を通し、端子部
材32の孔324内に突起115を通すことにより、端
子部材31、32をケース1に確実に位置決めし、固定
できる。このため、端子部材31、32の位置変動によ
る圧電音響変換素子2の振動障害を阻止することができ
る。
【0043】圧電素子22は、その全周と、振動板21
の全周辺との間に間隔Dを有して、振動板21の一面2
11の面上に搭載されている。振動板21は、周辺部分
が、第1のケース部材11及び第2のケース部材12の
間で押さえられている。この構造によれば、圧電音響変
換素子2の音響特性を、振動板21の直径、厚み等によ
って容易に設定することができる。
【0044】図14及び図15は本発明に係る圧電音響
変換器の組立方法を示す図である。まず、図14に示す
ように、第1のケース部材11の内部に圧電音響変換素
子2を設置し、端子部材31、32を圧電音響変換素子
2と接続する。
【0045】次に、図15に示すように、第2のケース
部材12を第1のケース部材11に嵌め込み、端子部材
31、32のケース1の外部に導出された部分を、矢印
c1、c2に沿って第2のケース部材12の一面121
の上方に折り返す。
【0046】本発明に係る圧電音響変換器は、ブザーや
電話機用送受話器に適用される。図16は本発明に係る
圧電音響変換器を用いた電話機用送受話器の部分断面
図、図17は図16に示した電話機用送受話器の分解す
図である。
【0047】図16及び図17に示すように、電話機用
送受話器は、送受話器本体5と、圧電音響変換器6とを
含む。圧電音響変換器6は、図1〜図15に示した本発
明に係る圧電音響変換器であり、送受話器本体5の内部
に配置される。送受話器本体5は、送話口及び受話口5
0を有する。圧電音響変換器6は、送話口または受話口
50の一方、または両者に備えられている。一般に、送
話口または受話口50と圧電音響変換器6との間には、
パッキン7が装着される。パッキン7は、シリコンゴム
等の弾性体から構成されており、送受話器本体5の設け
られた凹部53に挿入され、音漏れ及び音質の劣化を防
ぐ役割を果たす。
【0048】圧電音響変換器6は、第1のケース部材1
1に設けられた音響孔110(図1参照)が、受話口5
0に対面するように配置されている。
【0049】送受話器本体5は、ケース51と、蓋52
とを有する。ケース51は、送話口または受話口50を
有する。蓋52は、送話口または受話口50とは反対側
に位置するケース51の背面に配置され、圧電音響変換
器6に備えられた端子部材31、32のばね片313、
323に接触して押圧する。蓋52は、端子部材31、
32のばね片313、323と接触する部分に、外部導
体となる一対の導体パターン521を有する。
【0050】図1〜図5を参照して、既に述べたよう
に、圧電音響変換器6において、一対の端子部材31、
32は、中間部312、322より先の部分が、ケース
1の外部に導出され、第2のケース部材12の一面12
1の上方に向かって折り返されたばね片313、323
となっているから、一対の端子部材31、32のばね片
313、323に蓋52の導体パターン521を電気的
に接続する場合、導体パターン521を、第2のケース
部材12の一面121の上方からばね片313、323
に押し付け、そのときに発生するばね圧を利用して、ば
ね片313、323に電気的に接続することができる。
従って、半田付け等の工程を必要とすることなしに、一
対の端子部材31、32と、蓋52に設けられた導体パ
ターン521とを、電気的に確実、かつ、容易に接続す
ることができる。
【0051】端子部材31は、一端311がケース1の
内部で圧電素子22に接続され、中間部312が第1の
ケース部材11及び第2のケース部材12の間で押さえ
られている。端子部材32は、一端321がケース1の
内部で振動板21に接続され、中間部322が第1のケ
ース部材11及び第2のケース部材12の間で押さえら
れている。この構造によれば、導体パターン521から
ばね片313、323に働く圧力が、端子部材31、3
2の中間部312、322において遮断され、圧電音響
変換素子2に接続されている一端部311、321には
伝達されない。このため、圧電音響変換素子2の振動特
性を損なうことなく、安定して動作する電話機用送受話
器が得られる。
【0052】しかも、導体パターン521からばね片3
13、323に働く圧力が、端子部材31、32の中間
部312、322において遮断され、圧電音響変換素子
2に接続されている一端部311、321には伝達され
ないから、ばね片313、323を厚くする等して、ば
ね性を増大させ、導体パターン521との接触圧力を増
大させ、接続の信頼性を向上させた場合でも、圧電音響
変換素子2の振動特性に悪影響を与えることがない。
【0053】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。 (a)ブザーや電話機用送受話器に適用し得る圧電音響
変換器を提供できる。 (b)半田付け等の工程を必要とすることなしに、外部
導体を、電気的に確実、かつ、容易に接続し得る圧電音
響変換器を提供できる。 (c)圧電音響変換素子の振動特性を損なうことなく、
安定して動作する圧電音響変換器を提供できる。 (d)外部導体との電気的接続の信頼性を向上させた圧
電音響変換器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧電音響変換器の分解斜示図であ
る。
【図2】図1に示した圧電音響変換器の斜示図である。
【図3】図1及び図2に示した圧電音響変換器の平面図
である。
【図4】図3の4−4線に沿った断面図である。
【図5】図3の5−5線に沿った断面図である。
【図6】図1〜図5に示した圧電音響変換器に用いられ
る端子部材の一例を示す斜視図である。
【図7】図6の7ー7線に沿った拡大断面図である。
【図8】図6及び図7に示した端子部材の製造工程を示
す斜示図である。
【図9】図8の製造工程の後の工程を示す斜視図であ
る。
【図10】図1〜図5に示した圧電音響変換器に用いら
れる端子部材の別の例を示す斜視図である。
【図11】図10の11ー11線に沿った拡大断面図で
ある。
【図12】図10及び図11に示した端子部材の製造工
程を示す斜示図である。
【図13】図12の製造工程の後の工程を示す斜視図で
ある。
【図14】図1〜図5に示した圧電音響変換器の組立工
程を示す概略図である。
【図15】図14に示した組立工程の後の工程を示す概
略図である。
【図16】本発明に係る圧電音響変換器を用いた電話機
用送受話器の部分断面図である。
【図17】図16に示した電話機用送受話器の分解図で
ある。
【符号の説明】
1 ケース 11 下ケース 10 内部空間 110 音響孔 12 上ケース 2 圧電音響変換素子 21 振動板 22 圧電素子 31、32 端子部材 4 音響抵抗シート 5 送受話器本体 6 圧電音響変換器

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、圧電音響変換素子と、少なく
    とも一対の端子部材とを含む圧電音響変換器であって、 前記ケースは、第1のケース部材と、第2のケース部材
    とを組み合わせて構成され、内部空間を有しており、 前記第1のケース部材は、前記内部空間に連なる音響孔
    を有しており、 前記圧電音響変換素子は、振動板の一面上に圧電素子を
    搭載して構成され、前記内部空間を2分するようにし
    て、前記ケースの前記内部空間内に収納されており、 前記一対の端子部材は、 一端が前記ケースの内部で前記圧電音響変換素子に接続
    され、 中間部が前記第1のケース部材及び前記第2のケース部
    材の間で押さえられ、 中間部より先の部分が、前記ケースの外部に導出され、
    前記第2のケース部材の上方に向かって折り返されたば
    ね片となっている圧電音響変換器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された圧電音響変換器で
    あって、 前記圧電音響変換素子は、前記振動板の周辺が前記ケー
    スによって支持されている圧電音響変換器。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された圧電音響変換器で
    あって、 前記第1のケース部材は、前記圧電音響変換素子の前面
    に、前記音響孔に連なる第1の音響空間を生じさせてお
    り、 前記第2のケース部材は、前記圧電音響変換素子の背面
    に、前記第1の音響空間から区画された第2の音響空間
    を生じさせている圧電音響変換器。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された圧電音響変換器で
    あって、 前記第2のケース部材は、前記第2の音響空間に連なる
    背気孔を有し、前記背気孔は音響抵抗シートによって閉
    じられている圧電音響変換器。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載された圧電音響変換器で
    あって、 前記第1のケース部材は、天面部を有し、前記天面部は
    前記音響孔を有しており、 前記第2のケース部材は、背面部を有しており、前記背
    面部は前記背気孔を有し、前記第1のケース部材の前記
    天面部と対向する圧電音響変換器。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載された圧電音響変換器で
    あって、 前記端子部材は、前記第2のケース部材の前記背面部の
    上方に向かって折り返されている圧電音響変換器。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載された圧電音響変換器で
    あって、 前記端子部材は、前記ケース外部に導出された部分の厚
    みが、前記一端部側の厚みよりも大きい圧電音響変換
    器。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載された圧電音響変換器で
    あって、 前記端子部材は、金属板材の折り曲げ加工部品であり、 前記一端部は、前記金属板材の板厚による厚みを有して
    おり、 前記一端部を除く部分は、前記金属板材に折り曲げ加工
    を施すことによって厚みが増大されている圧電音響変換
    器。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載された圧電音響変換器で
    あって、 前記ばね片の先端部は、前記ケースの一面の面内に位置
    する圧電音響変換器。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載された圧電音響変換器
    であって、 前記第1のケース部材及び前記第2のケース部材は、前
    記端子部材の前記中間部を押さえる端子導出部分が、外
    側に突出する突出部分となっている圧電音響変換器。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載された圧電音響変換器
    であって、 前記第1のケース部材及び前記第2のケース部材のうち
    の一方は、前記端子部材の前記中間部を押さえる端子導
    出部分に突起を有し、他方は前記端子導出部分に前記突
    起を受ける穴を有する圧電音響変換器。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載された圧電音響変換
    器であって、 前記突起及び前記孔は、それぞれ2個以上備えられ、少
    なくとも2つは、前記端子部材の通る領域内に配置され
    ており、 前記端子部材は、前記中間部に前記突起を通す孔を有す
    る圧電音響変換器。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載された圧電音響変換器
    であって、 前記圧電素子は、その全周と、前記振動板の全周辺との
    間に間隔を有して、前記振動板の一面上に搭載されてお
    り、 前記振動板は、前記間隔を生じる周辺部分が、前記第1
    のケース部材及び前記第2のケース部材の間で押さえら
    れている圧電音響変換器。
  14. 【請求項14】 受話器本体と、圧電音響変換器とを含
    む電話機用送受話器であって、 前記圧電音響変換器は、請求項1乃至請求項13の何れ
    かに記載されたものであって、前記受話器本体内に配置
    されている電話機用送受話器。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載された送受話器であ
    って、 前受話器本体は、送話口及び受話口を有し、 前記圧電音響変換器は、送話口及び受話口の少なくとも
    一方に備えられている送受話器。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載された送受話器であ
    って、 前記圧電音響変換器は、前記第1のケース部材に設けら
    れた前記音響孔が、前記送話口または前記受話口に対面
    するように配置されている送受話器。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載された送受話器であ
    って、 前記受話器本体は、ケースと、蓋とを有しており、 前記ケースは、前記送話口及び受話口を有し、 前記蓋は、前記送話口及び受話口とは反対側に位置する
    前記ケースの背面に配置され、前記圧電音響変換器に備
    えられた前記端子部材の前記ばね片に接触して押圧する
    送受話器。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載された送受話器であ
    って、 前記蓋は、前記端子部材の前記ばね片と接触する部分
    に、導体パターンを有する送受話器。
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