JPH09307122A - 光素子モジュール - Google Patents

光素子モジュール

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JPH09307122A
JPH09307122A JP8123391A JP12339196A JPH09307122A JP H09307122 A JPH09307122 A JP H09307122A JP 8123391 A JP8123391 A JP 8123391A JP 12339196 A JP12339196 A JP 12339196A JP H09307122 A JPH09307122 A JP H09307122A
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JP
Japan
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optical element
silicon substrate
silicon
element module
cap
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JP8123391A
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English (en)
Inventor
Kinji Nagata
欣司 永田
Fumio Miyagawa
文雄 宮川
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Shinko Electric Industries Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Industries Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/30Technical effects
    • H01L2924/301Electrical effects
    • H01L2924/3025Electromagnetic shielding

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光素子を充分に気密封止でき、且つ小型化が
可能な光素子モジュールを提供する。 【解決手段】 レーザダイオード等の光素子12が気密
封止される光素子モジュールにおいて、該光素子12が
搭載されたシリコン基板10の一面側に形成された導電
パターン14の一端部と、導電パターン14の一端部に
電気的に接続された光素子12とが、シリコン基板10
の一面側に封止ガラス層26を介して接合されたシリコ
ンキャップ24によって封止され、且つ導電パターン1
4の他端部がシリコンキャップ24の外方に位置してい
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光素子モジュールに
関し、更に詳細にはレーザダイオード等の光素子が気密
封止されて成る光素子モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】光通信等の発達によりレーザダイオード
やフォトダイオード等の光素子が汎用されてきている。
かかる光素子が搭載された光素子モジュールには、光素
子保護等のために気密封止が要求される。このため、従
来、光素子モジュールとしては、図10に示す様に、光
導波路102が形成されたシリコンプラットフォーム1
00のテラス面104に光素子106を搭載し、この光
素子106を部分的に樹脂封止すると共に、光導波路1
02を介して光ファイバ110と光素子106との間に
おいて、光信号が送受信可能となるように、シリコンプ
ラットフォーム100に形成した凹部108に光ファイ
バ110の一端部を挿入した後、このシリコンプラット
フォーム100を箱体に封入する。次いで、この箱体を
樹脂封止してから、更にセラミックパッケージによって
封止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様に、従来の光素
子モジュールは、光素子が三重に封止されているため、
当初目的の気密封止を達成することができる。しかし、
光素子を三重に封止することは、最終的に得られる光素
子モジュールが大型となるため、光通信の送受信機等に
使用される光素子モジュールとしては、更に一層の小型
化が要請されている。そこで、本発明の課題は、光素子
を充分に気密封止でき、且つ小型化が可能な光素子モジ
ュールを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記課題
を解決すべく、光素子が搭載されたシリコン基板の一面
側に、シリコンキャップを接合して光素子を気密封止で
きないか試みた。しかしながら、シリコン基板の一面側
には、一端部が搭載される光素子と電気的に接続される
導電パターンが形成されている。このため、本発明者等
は、光素子が搭載されたシリコン基板の一面側に、シリ
コンキャップを接合する際に、導電パターン間の絶縁と
封止とを考慮することが大切であることを知り、更に検
討を重ねた。その結果、封止ガラスを用いることによっ
て、導電パターン間の絶縁と封止とを図りつつシリコン
基板とシリコンキャップとを接合できること、或いは導
電パターンとシリコン基板の他面側(以下、シリコン基
板の底面側と称することがある)に形成された外部接続
端子とを、シリコン基板内に形成したビアを介して電気
的に接続することによって、シリコン基板の一面側にシ
リコンキャップを接合する接合場所を確保できるため、
はんだによってシリコン基板とシリコンキャップとを接
合できることを見出し、本発明に到達した。
【0005】すなわち、本発明は、レーザダイオード等
の光素子が気密封止されて成る光素子モジュールにおい
て、該光素子が搭載されたシリコン基板の一面側に形成
された導電パターンの一端部と、前記導電パターンの一
端部に電気的に接続された光素子とが、前記シリコン基
板の一面側に封止ガラス層を介して接合されたシリコン
キャップによって封止され、且つ前記導電パターンの他
端部がシリコンキャップの外方に位置していることを特
徴とする光素子モジュールにある。また、本発明は、レ
ーザダイオード等の光素子が気密封止されて成る光素子
モジュールにおいて、該光素子が搭載されたシリコン基
板の一面側に形成された、一端部が前記光素子と電気的
に接続される導電パターンと、前記シリコン基板の他面
側に形成されたバンプ等の外部接続端子とが、シリコン
基板内に形成されたビアを介して電気的に接続され、且
つ前記光素子と導電パターンとが封止されるように、光
素子が搭載されたシリコン基板の一面側に、はんだ等の
金属ろう材層を介してシリコンキャップが接合されてい
ることを特徴とする光素子モジュールでもある。
【0006】かかる本発明では、シリコン基板とシリコ
ンキャップとの接合部に形成された穴部に光ファイバの
一端部が挿入され、前記光ファイバの一端部周面と穴部
壁面とが封止ガラス層又は金属ろう材層で封止すること
によって、光素子モジュールの構造を簡素化できる。一
方、シリコン基板内に光導波路を形成した場合には、光
導波路の一端側に光ファイバの端面を接合することによ
って、シリコン基板とシリコンキャップとから成るパッ
ケージに光ファイバの一端部を挿入する穴部を形成する
ことなく、光ファイバと光素子との間において、光信号
が送受信可能となるため、光素子モジュールを容易に形
成できる。また、シリコン基板の一面側に形成された導
電パターンの他端部又はシリコン基板の他面側に形成さ
れた外部接続端子とリードフレームのインナーリードと
を電気的に接続することによって、光素子モジュールを
実装基板に容易に実装できる。更に、シリコン基板とシ
リコンキャップとを更に樹脂封止することにより、光素
子を封止する空間部の気密性を更に向上できる。尚、シ
リコンキャップとしては、はんだ等の金属ろう材層を介
してシリコン製のシールリングの一面側に蓋体が接合さ
れているキャップも使用できる。
【0007】本発明では、シリコンキャップと接合する
シリコン基板の接合面に形成された導体パターンは、封
止ガラス層を介してシリコンキャップと接合されてい
る。このため、シリコン基板の接合面に形成された導体
パターン間は、封止ガラス層によって封止されており、
導体パターン同士の封止層を介しての電気的短絡も防止
できる。また、本発明では、シリコン基板の表面に形成
された導電パターンと、シリコン基板の他面側に形成さ
れた外部接続端子とが、シリコン基板内に形成されたビ
アを介して電気的に接続されているため、シリコン基板
の一面側にシリコンキャップを接合する接合場所を確保
でき、導電パターンを光素子と共に気密封止するよう
に、シリコンキャプをシリコン基板の一面側に被着する
ことができる。このため、はんだ等の金属ろう材層によ
って両者を接合でき、光素子を高度な気密状態で保持で
きる。この様に、本発明においては、シリコン基板とシ
リコンキャップとが接合された気密空間内に光素子を封
止できるため、光素子を三重に封止する従来の光素子モ
ジュールに比較して、光素子モジュールの信頼性を向上
させつつ小型化を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を図面によって更に詳細に
説明する。図1は、本発明に係る光素子モジュールの一
例を説明する断面図である。図1に示す光素子モジュー
ルは、シリコン製のシリコン基板10の一面側にレーザ
ダイオード又はフォトダイオードの光素子12が銀ガラ
スやAu−Si又はAu−Ge等の合金により接合さ
れ、光素子12が搭載された一面側には、スパッタとフ
ォトリソ法等によって形成された銅等の金属から成る導
電パターン14が形成されている。この導電パターン1
4の一端部は、光素子12とワイヤ16によってボンデ
ィングされていると共に、導電パターン14の一端部
は、リードフレームのインナーリード18とワイヤ20
によってボンディングされている。尚、シリコン基板1
0は、リードフレームのダイパッド22上に搭載されて
いる。
【0009】この様に、光素子12が搭載され且つ導電
パターン14が形成されたシリコン基板10の一面側に
は、導電パターン14の一端部が光素子12と共に気密
封止されるように、シリコン製のシリコンキャップ24
が被着される。シリコン製のシリコンキャップ24を用
いることによって、シリコン基板10とキャップとの熱
膨張率差に起因する気密性の低下を防止するためであ
る。かかるシリコンキャップ24とシリコン基板10の
一面側との接合は、封止ガラス層26によってなされて
おり、導電パターン14間の絶縁及び封止も同時になさ
れている。また、図1に示す光素子モジュールにおいて
は、シリコン基板10とシリコンキャップ24との接合
部に形成された穴部に、光ファイバ28と光素子12と
の間において、光信号が送受信可能となるように、光フ
ァイバ28の一端部が挿入され、且つ光ファイバ28の
一端部周面と穴部壁面との封止も封止ガラス層26でな
されている。この穴部は、図2に示す様に、シリコン基
板10とシリコンキャップ24との接合面の各々に、エ
ッチング加工又はレーザ加工によって形成されたV溝3
0、32が合わされて形成されたものである。かかる封
止ガラス層26を形成する封止ガラスとしては、封着温
度が450〜460℃のPbO−B2 3 −ZnO系の
非晶質ガラスやZnO−B2 3 −SiO2 系の結晶質
ガラスを好適に用いることができる。
【0010】この様な、封止ガラス層26によって封止
された光素子モジュールは、先ず、シリコンキャップ2
4の所定箇所に、封止ガラスと樹脂バインダーとを混練
して得たガラスペーストをスクリーン印刷等によって塗
布して乾燥し、所定厚さのガラスペースト層を形成す
る。次いで、搭載された光素子12と導電パターン14
の一端部とがワイヤボンディングされたシリコン基板1
0に形成されたV溝32に光ファイバ28の一端部を挿
入した後、導電パターン14の一端部を光素子12と共
に気密封止すると共に、導電パターン14の他端部をシ
リコンキャップ24の外方とするように、シリコンキャ
ップ24をシリコン基板10の一面側に被着する。その
後、シリコンキャップ24を押圧しつつ酸化雰囲気中で
加熱処理してガラスペースト層中の樹脂バインダーを脱
バインダーした後、酸化雰囲気中又は還元雰囲気中にお
いて、封止ガラスの封着温度で所定時間保持することに
よって、図1に示す光素子モジュールを得ることができ
る。得られた光素子モジュールは、図1に示す様に、シ
リコン基板10をリードフレームのダイパッド22上に
搭載し、且つリードフレームのインナーリード18の一
端部と導体パターン14の他端部とをワイヤボンディン
グすることによって、実装基板等への実装を容易とする
ことができる。
【0011】図1に示す光素子モジュールは、シリコン
基板10とシリコンキャップ24との接合が封止ガラス
層26によってなされているため、光素子12を良好な
気密状態で保持できるが、光素子12の気密状態を更に
一層良好に保持すると共に、光素子モジュールの機械的
強度の向上のためには、図3に示す様に、封止ガラス層
26によって接合されたシリコン基板10とシリコンキ
ャップ24とを更に封止樹脂34で封止することが好ま
しい。また、図1〜図3に示す光素子モジュールでは、
シリコン基板10とシリコンキャップ24との接合部に
形成された穴部に挿入された光ファイバ28の一端部周
面が封止ガラス層26によって封着されているが、図4
に示す様に、シリコン基板10内に光導波路36を形成
することによって、光ファイバ28の一端部を挿入する
穴部をパッケージに形成することは要しないため、光素
子モジュールを容易に形成できる。かかる図4に示す光
素子モジュールにおいては、光導波路36のシリコン基
板10の側面に開口する開口部に、光ファイバ28の一
端部に設けられたジルコニアセラミックから成る円筒形
状のレセプタクル38の端面を接着剤等により接合する
ことによって、光ファイバ28と光素子12との間にお
いて、光導波路36を介して光信号が送受信可能とな
る。尚、図4に示す光素子モジュールにおいても、光素
子12の気密状態を更に一層良好に保持すると共に、光
素子モジュールの機械的強度を向上すべく、封止ガラス
層26によって接合されたシリコン基板10とシリコン
キャップ24とを更に封止樹脂34で封止してもよい。
【0012】図1〜図4に示す光素子モジュールでは、
シリコン基板10とシリコンキャップ24との接合が封
止ガラス層26によってなされているが、更に高度な気
密封止が要求される場合には、シリコン基板10とシリ
コンキャップ24との接合を、はんだ等の金属ろう材層
によって行うことが必要である。この様に、シリコン基
板10とシリコンキャップ24との接合を金属ろう材で
行う場合には、シリコン基板10の一面側に形成された
導電パターン14間の絶縁が問題となる。この点、本発
明では、図5に示す様に、光素子12がシリコン基板1
0の一面側に形成され、光素子12とフリップチップ方
式で接続されている導電パターン40と、シリコン基板
10の他面側(底面側)に形成された外部接続端子とし
てのバンプ42とを、シリコン基板10内に形成された
ビア44を介して電気的に接続することによって、シリ
コン基板10の一面側に、シリコンキャップ24を接合
する接合場所を確保できる。
【0013】かかるビア44は、レーザー加工やエッチ
ング加工等によって穿設したシリコン基板10を貫通す
る貫通孔に、めっき、導体ペーストの充填、銀ろう等の
金属ろう材の充填等により、銀ろう、アルミ、金、銅等
の金属を充填することによって形成でき、導電パターン
40は、スパッタとフォトリソ法等によって形成でき
る。また、バンプ42としては、はんだボールを用いる
ことができる。この様に、シリコン基板10に搭載され
た光素子12は、導電パターン40と共に気密封止され
るように、金属ろう材層46を介してシリコンキャップ
24とシリコン基板10とが接合されている。また、図
5に示す光素子モジュールにおいては、シリコン基板1
0とシリコンキャップ24との接合部に形成された穴部
に、光ファイバ28と光素子12との間において、光信
号が送受信可能となるように、光ファイバ28の一端部
が挿入されており、光ファイバ28の一端部周面と穴部
壁面との封止も金属ろう材層46によってなされてい
る。この穴部は、図6に示す様に、シリコン基板10と
シリコンキャップ24との接合面の各々に、エッチング
加工又はレーザ加工によって形成されたV溝30、32
が合わされて形成されているものである。本発明で用い
る金属ろう材としては、はんだを好適に用いることがで
きる。かかる金属ろう材を封止に用いる場合には、金属
ろう材層46を形成するシリコン基板10及びシリコン
キャップ24の所定箇所、及び穴部に挿入される光ファ
イバ28の一端部周面も含めて金属をメタライズしてお
くことによって、溶融した金属ろう材の流れを良好とす
ることができ好ましい。
【0014】この様な、金属ろう材層46によって封止
された光素子モジュールは、先ず、ビア44と接続され
た導電パターン40に、光素子12をフリップチップ方
式で搭載したシリコン基板10の所定箇所に、金属ろう
材のシートを載置した後、シリコン基板10に形成され
たV溝32に光ファイバ28の一端部を挿入する。次い
で、導電パターン40を光素子12と共に気密封止する
ように、シリコンキャップ24をシリコン基板10の一
面側に被着した後、シリコンキャップ24を押圧しつつ
金属ろう材をリフローする。その後、シリコン基板10
の底面側に、導電パターン40とビア44を介して電気
的に接続される、外部接続端子としてのはんだボール等
のバンプ44を形成することによって、図5に示す光素
子モジュールを得ることができる。
【0015】図5に示す光素子モジュールにおいても、
光素子12の気密状態を更に一層良好に保持すると共
に、光素子モジュールの機械的強度の向上のためには、
図7に示す様に、金属ろう材層46によって接合された
シリコン基板10とシリコンキャップ24とを更に封止
樹脂34で封止することが好ましい。ここで、シリコン
基板10とシリコンキャップ24とを封止樹脂34で封
止する場合には、図7に示す様に、外部接続端子として
のバンプ44をリードフレームのインナーリード48と
接続しておくことによって、樹脂封止された光素子モジ
ュールを実装基板に容易に実装できる。また、図5に示
す光素子モジュールにおいては、導体パターン40に光
素子12がフリップチップ方式で接続されているが、図
7に示す様に、シリコン基板10の一面側に銀ガラスや
Au−Si又はAu−Ge等の合金によって接合した光
素子12と導体パターン40とがワイヤボンディングさ
れていてもよい。尚、図7において、光素子モジュール
を補強すべく、リードフレームのインナーリード50
は、セラミック基板10の底面側に形成されたダミーパ
タ−ンに接続されている。
【0016】図5〜図7に示す光素子モジュールにおい
ても、光素子モジュールを容易に形成すべく、図8に示
す様に、シリコン基板10内に光導波路36を形成して
もよい。かかる図8に示す光素子モジュールにおいて
は、光導波路36のシリコン基板10の側面に開口する
開口部に、光ファイバ28の一端部に設けられたジルコ
ニアセラミックから成る円筒形状のレセプタクル38の
端面を接着剤等により接合することによって、光ファイ
バ28と光素子12との間において、光導波路36を介
して光信号が送受信可能となる。尚、図8に示す光素子
モジュールにおいても、光素子12の気密状態を更に一
層良好に保持すると共に、光素子モジュールの機械的強
度の向上を図るべく、金属ろう材層46によって接合さ
れたシリコン基板10とシリコンキャップ24とを更に
封止樹脂34で封止してもよい。
【0017】以上、述べてきた図1〜図8において、シ
リコン製のシリコンキャップ24を使用してきたが、本
発明においては、図9に示す様に、シリコンキャップと
して、はんだ等の金属ろう材層52を介してシリコン製
のシールリング54の一面側に金属製又はガラス製の蓋
体56が接合されているキャップを使用できる。この場
合、シールリング54の他面側と導体パターン14とが
接合する場合には、図9に示す様に、シールリング54
の他面側とシリコン基板10の一面側との封着を封止ガ
ラス層26を介して行う。他方、図5に示す様に、シリ
コン基板10の一面側において、シリコンキャップ24
を接合する接合場所を確保できる場合には、はんだ等の
金属ろう材を介してシールリング54の他面側とシリコ
ン基板10の一面側との封着を行う。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、光素子を三重に封止す
る従来の光素子モジュールに比較して、光素子モジュー
ルの信頼性を向上させつつ小型化できるため、光通信の
送受信機等に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光素子モジュールの一例を示す断
面図である。
【図2】光ファイバ28の一端部の接続状態を示す断面
図である。
【図3】図1に示す光素子モジュールを樹脂封止した状
態を示す断面図である。
【図4】本発明に係る光素子モジュールの他の例を示す
断面図である。
【図5】本発明に係る光素子モジュールの他の例を示す
断面図である。
【図6】光ファイバ28の一端部の接続状態を示す断面
図である。
【図7】本発明に係る素子モジュールの他の例を示す断
面図である。
【図8】本発明に係る素子モジュールの他の例を示す断
面図である。
【図9】本発明に係る素子モジュールの他の例を示す断
面図である。
【図10】従来の光素子モジュールを説明するための説
明図である。
【符号の説明】
10 シリコン基板 12 光素子 14、40 導電パターン 18 リードフレームのインナーリード 24 シリコンキャップ 26 封止ガラス層 28 光ファイバ 30、32 穴部を形成するV溝 34 封止樹脂 36 光導波路 38 レセプタクル 42 バンプ(外部接続端子) 44 ビア 46 金属ろう材層 54 シールリング 56 蓋体

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザダイオード等の光素子が気密封止
    されて成る光素子モジュールにおいて、 該光素子が搭載されたシリコン基板の一面側に形成され
    た導電パターンの一端部と、前記導電パターンの一端部
    に電気的に接続された光素子とが、前記シリコン基板の
    一面側に封止ガラス層を介して接合されたシリコンキャ
    ップによって封止され、 且つ前記導電パターンの他端部がシリコンキャップの外
    方に位置していることを特徴とする光素子モジュール。
  2. 【請求項2】 シリコン基板とシリコンキャップとの接
    合部に形成された穴部に光ファイバの一端部が挿入さ
    れ、前記光ファイバの一端部周面と穴部壁面とが封止ガ
    ラス層で封止されている請求項1記載の光素子モジュー
    ル。
  3. 【請求項3】 シリコン基板内に形成された光導波路の
    一端側に、光ファイバの端面が接合されている請求項1
    記載の光素子モジュール。
  4. 【請求項4】 シリコン基板の一面側に形成された導電
    パターンの他端部とリードフレームのインナーリードと
    が電気的に接続されている請求項1〜3のいずれか一項
    記載の光素子モジュール。
  5. 【請求項5】 シリコン基板とシリコンキャップとが更
    に樹脂封止されている請求項1〜4のいずれか一項記載
    の光素子モジュール。
  6. 【請求項6】 シリコンキャップが、はんだ等の金属ろ
    う材層を介してシリコン製のシールリングの一面側に蓋
    体が接合されているキャップである請求項1〜5のいず
    れか一項記載の光素子モジュール。
  7. 【請求項7】 レーザダイオード等の光素子が気密封止
    されて成る光素子モジュールにおいて、 該光素子が搭載されたシリコン基板の一面側に形成され
    た、一端部が前記光素子と電気的に接続される導電パタ
    ーンと、前記シリコン基板の他面側に形成されたバンプ
    等の外部接続端子とが、シリコン基板内に形成されたビ
    アを介して電気的に接続され、 且つ前記光素子と導電パターンとが封止されるように、
    光素子が搭載されたシリコン基板の一面側に、はんだ等
    の金属ろう材層を介してシリコンキャップが接合されて
    いることを特徴とする光素子モジュール。
  8. 【請求項8】 シリコン基板とシリコンキャップとの接
    合部に形成された穴部に光ファイバの一端部が挿入さ
    れ、前記光ファイバの一端部周面と穴部壁面とが金属ろ
    う材層で封止されている請求項7記載の光素子モジュー
    ル。
  9. 【請求項9】 シリコン基板内に形成された光導波路の
    一端側に、光ファイバの端面が接合されている請求項7
    記載の光素子モジュール。
  10. 【請求項10】 シリコン基板の他面側に形成された外
    部接続端子とリードフレームのインナーリードとが電気
    的に接続されている請求項7〜9のいずれか一項記載の
    光素子モジュール。
  11. 【請求項11】 シリコン基板とシリコンキャップとが
    更に樹脂封止されている請求項7〜10のいずれか一項
    記載の光素子モジュール。
  12. 【請求項12】 シリコンキャップが、はんだ等の金属
    ろう材層を介してシリコン製のシールリングの一面側に
    蓋体が接合されているキャップである請求項7〜11の
    いずれか一項記載の光素子モジュール。
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