JPH09306985A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH09306985A JPH09306985A JP8124392A JP12439296A JPH09306985A JP H09306985 A JPH09306985 A JP H09306985A JP 8124392 A JP8124392 A JP 8124392A JP 12439296 A JP12439296 A JP 12439296A JP H09306985 A JPH09306985 A JP H09306985A
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- Japan
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- film
- trench
- polycrystalline silicon
- semiconductor device
- manufacturing
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- Element Separation (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 レジストとエッチングガスの反応生成物が側
壁保護膜としてトレンチ内の側壁に付着することを防止
して、側壁が垂直になる絶縁分離用のトレンチを形成す
る半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 素子分離領域の形状にパターニングした
フォトレジスト膜18をエッチングマスクとして、RI
Eにより多結晶シリコン膜16、Si3 N4 膜14、及
びパッド酸化膜12を選択的にエッチング除去して、ト
レンチ形成部20の単結晶シリコン基板10表面を露出
させた後、フォトレジスト膜18を除去してから、単結
晶シリコン基板10及び厚さ250nm程度の多結晶シ
リコン膜16を同時にエッチングし、単結晶シリコン基
板10に側壁が垂直にエッチンされた深さ200nmの
トレンチ22を形成する。
壁保護膜としてトレンチ内の側壁に付着することを防止
して、側壁が垂直になる絶縁分離用のトレンチを形成す
る半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 素子分離領域の形状にパターニングした
フォトレジスト膜18をエッチングマスクとして、RI
Eにより多結晶シリコン膜16、Si3 N4 膜14、及
びパッド酸化膜12を選択的にエッチング除去して、ト
レンチ形成部20の単結晶シリコン基板10表面を露出
させた後、フォトレジスト膜18を除去してから、単結
晶シリコン基板10及び厚さ250nm程度の多結晶シ
リコン膜16を同時にエッチングし、単結晶シリコン基
板10に側壁が垂直にエッチンされた深さ200nmの
トレンチ22を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に係り、特にトレンチ絶縁分離型の半導体装置の製造方
法に関する。
に係り、特にトレンチ絶縁分離型の半導体装置の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置、例えば半導体集積回路の製
造方法において、各半導体素子間又は半導体素子内にお
ける所要部間を電気的に分離する場合には、一般にLO
COS(Local Oxidation of Silicon;選択酸化)法が
用いられていた。しかし、このLOCOS法は、いわゆ
るバーズビーク(bird's beak )の発生により集積密度
が低下する等の問題があるため、高度に微細化・集積化
された半導体装置、特に例えば微細集積化が進行したメ
モリ素子等の集積半導体回路においては、絶縁物が充填
形成されたトレンチ(trench)により絶縁分離を行うト
レンチ絶縁分離法が広く用いられている。
造方法において、各半導体素子間又は半導体素子内にお
ける所要部間を電気的に分離する場合には、一般にLO
COS(Local Oxidation of Silicon;選択酸化)法が
用いられていた。しかし、このLOCOS法は、いわゆ
るバーズビーク(bird's beak )の発生により集積密度
が低下する等の問題があるため、高度に微細化・集積化
された半導体装置、特に例えば微細集積化が進行したメ
モリ素子等の集積半導体回路においては、絶縁物が充填
形成されたトレンチ(trench)により絶縁分離を行うト
レンチ絶縁分離法が広く用いられている。
【0003】従来のトレンチ絶縁分離法を、図9を用い
て説明する。図9に示すように、先ず、半導体基板40
上に、パッド酸化膜(Pad Oxide )42、Si3 N4 膜
(シリコン窒化膜)44、及びCMP(Chemical Mecha
nical Polishing ;化学的機械的研磨)終点検出用の多
結晶シリコン膜46を順に積層して形成する。続いて、
この多結晶シリコン膜46上に、素子分離領域の形状に
パターニングされたフォトレジスト膜48を形成する。
て説明する。図9に示すように、先ず、半導体基板40
上に、パッド酸化膜(Pad Oxide )42、Si3 N4 膜
(シリコン窒化膜)44、及びCMP(Chemical Mecha
nical Polishing ;化学的機械的研磨)終点検出用の多
結晶シリコン膜46を順に積層して形成する。続いて、
この多結晶シリコン膜46上に、素子分離領域の形状に
パターニングされたフォトレジスト膜48を形成する。
【0004】その後、このフォトレジスト膜48をマス
クとして、多結晶シリコン膜46、Si3 N4 膜44、
パッド酸化膜42、及び半導体基板40を選択的に異方
性ドライエッチングする。こうして、半導体基板40に
トレンチ50を形成する。
クとして、多結晶シリコン膜46、Si3 N4 膜44、
パッド酸化膜42、及び半導体基板40を選択的に異方
性ドライエッチングする。こうして、半導体基板40に
トレンチ50を形成する。
【0005】次いで、図示はしないが、フォトレジスト
膜48を除去した後、全面に絶縁膜を堆積して、トレン
チ50内を埋め込む。続いて、多結晶シリコン膜46を
CMP終点検出用のストッパとするCMPにより、絶縁
膜をその表面から平坦に研磨していき、多結晶シリコン
膜46を露出させる。その後、多結晶シリコン膜46、
Si3 N4 膜44、及びパッド酸化膜42を除去する。
こうして、絶縁膜が充填されたトレンチ50により電気
的に分離された素子形成領域を形成する。
膜48を除去した後、全面に絶縁膜を堆積して、トレン
チ50内を埋め込む。続いて、多結晶シリコン膜46を
CMP終点検出用のストッパとするCMPにより、絶縁
膜をその表面から平坦に研磨していき、多結晶シリコン
膜46を露出させる。その後、多結晶シリコン膜46、
Si3 N4 膜44、及びパッド酸化膜42を除去する。
こうして、絶縁膜が充填されたトレンチ50により電気
的に分離された素子形成領域を形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のトレンチ絶縁分離法においては、フォトレジスト膜
48をマスクとする異方性ドライエッチングにより半導
体基板40にトレンチ50を形成するため、このドライ
エッチングの際に、図9に示すように、フォトレジスト
膜48とエッチングガスの反応生成物であるカーボン系
ポリマが混在する側壁保護膜52がトレンチ50内の側
壁に付着形成される。そしてこの側壁保護膜52の存在
により、トレンチ50内の側壁は垂直にエッチングされ
ず、斜めに傾いてエッチングされる。
来のトレンチ絶縁分離法においては、フォトレジスト膜
48をマスクとする異方性ドライエッチングにより半導
体基板40にトレンチ50を形成するため、このドライ
エッチングの際に、図9に示すように、フォトレジスト
膜48とエッチングガスの反応生成物であるカーボン系
ポリマが混在する側壁保護膜52がトレンチ50内の側
壁に付着形成される。そしてこの側壁保護膜52の存在
により、トレンチ50内の側壁は垂直にエッチングされ
ず、斜めに傾いてエッチングされる。
【0007】また、トレンチ50を形成する際、エッチ
ングする領域、即ちトレンチ開口部が大きい場合により
多くの側壁保護膜52が付着形成されるため、トレンチ
50内の側壁の傾き角にはトレンチ開口幅依存性が生ず
る。従って、図9に示すように、開口部が小さいトレン
チ50においては、そのトレンチ50内の側壁の傾きは
小さく、開口部が大きいトレンチ50においては、その
トレンチ50内の側壁の傾きは大きくなる。こうしたト
レンチ50内の側壁の傾きは、トレンチ50内に絶縁膜
を充填する場合のカバレージや、素子形成領域に形成す
るトランジスタの特性に影響するため、同一の半導体基
板40面内においては均一であることが望ましい。
ングする領域、即ちトレンチ開口部が大きい場合により
多くの側壁保護膜52が付着形成されるため、トレンチ
50内の側壁の傾き角にはトレンチ開口幅依存性が生ず
る。従って、図9に示すように、開口部が小さいトレン
チ50においては、そのトレンチ50内の側壁の傾きは
小さく、開口部が大きいトレンチ50においては、その
トレンチ50内の側壁の傾きは大きくなる。こうしたト
レンチ50内の側壁の傾きは、トレンチ50内に絶縁膜
を充填する場合のカバレージや、素子形成領域に形成す
るトランジスタの特性に影響するため、同一の半導体基
板40面内においては均一であることが望ましい。
【0008】そこで本発明は、上記問題点を鑑みてなさ
れたものであり、絶縁分離用のトレンチを形成する際、
レジストとエッチングガスの反応生成物が側壁保護膜と
してトレンチ内の側壁に付着することを防止して、側壁
が垂直になるトレンチを形成する半導体装置の製造方法
を提供することを目的とする。
れたものであり、絶縁分離用のトレンチを形成する際、
レジストとエッチングガスの反応生成物が側壁保護膜と
してトレンチ内の側壁に付着することを防止して、側壁
が垂直になるトレンチを形成する半導体装置の製造方法
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下の本発
明に係る半導体装置の製造方法により達成される。即
ち、請求項1に係る半導体装置の製造方法は、半導体基
板上に、バッファ膜を介して多結晶シリコン膜を形成す
る第1の工程と、前記多結晶シリコン膜上に、素子分離
領域の形状にパターニングしたレジストを形成する第2
の工程と、前記レジストをマスクとして、前記多結晶シ
リコン膜及び前記バッファ膜を選択的にエッチング除去
し、トレンチ開口部の前記半導体基板表面を露出させる
第3の工程と、前記レジストを除去する第4の工程と、
前記多結晶シリコン膜及び前記半導体基板の異方性エッ
チングを行い、前記半導体基板に所定の深さのトレンチ
を形成する第5の工程と、を有することを特徴とする。
明に係る半導体装置の製造方法により達成される。即
ち、請求項1に係る半導体装置の製造方法は、半導体基
板上に、バッファ膜を介して多結晶シリコン膜を形成す
る第1の工程と、前記多結晶シリコン膜上に、素子分離
領域の形状にパターニングしたレジストを形成する第2
の工程と、前記レジストをマスクとして、前記多結晶シ
リコン膜及び前記バッファ膜を選択的にエッチング除去
し、トレンチ開口部の前記半導体基板表面を露出させる
第3の工程と、前記レジストを除去する第4の工程と、
前記多結晶シリコン膜及び前記半導体基板の異方性エッ
チングを行い、前記半導体基板に所定の深さのトレンチ
を形成する第5の工程と、を有することを特徴とする。
【0010】このように請求項1に係る半導体装置の製
造方法においては、レジストを除去した後、多結晶シリ
コン膜及び半導体基板を同時に異方性エッチングしてト
レンチを形成することにより、トレンチ形成中に、レジ
ストとエッチングガスの反応生成物が側壁保護膜として
トレンチ内の側壁に付着することはない。このため、ト
レンチ内の側壁がトレンチ開口幅依存性をもって斜めに
傾いてエッチングされることを効果的に抑制することが
できる。即ち、トレンチ内の側壁の傾き角のトレンチ開
口幅依存性を効果的に抑制して、トレンチ内の側壁を常
に垂直にエッチングすることができる。
造方法においては、レジストを除去した後、多結晶シリ
コン膜及び半導体基板を同時に異方性エッチングしてト
レンチを形成することにより、トレンチ形成中に、レジ
ストとエッチングガスの反応生成物が側壁保護膜として
トレンチ内の側壁に付着することはない。このため、ト
レンチ内の側壁がトレンチ開口幅依存性をもって斜めに
傾いてエッチングされることを効果的に抑制することが
できる。即ち、トレンチ内の側壁の傾き角のトレンチ開
口幅依存性を効果的に抑制して、トレンチ内の側壁を常
に垂直にエッチングすることができる。
【0011】また、上記請求項1記載の半導体装置の製
造方法において、前記第1の工程における前記バッファ
膜は、パッド酸化膜、又はパッド酸化膜及び他の膜が順
に積層された積層膜とすることができる。このように半
導体基板と多結晶シリコン膜とを区分するバッファ膜と
して、少なくとも半導体基板表面に接触する部分にはパ
ッド酸化膜を用いると、素子形成領域となる半導体基板
表面に結晶欠陥が誘起されることを防止することができ
る。また、このパッド酸化膜は、トレンチにより電気的
に分離された素子形成領域にMOSFET(Metal-Oxid
e-Semiconductor Field Effect Transistor )を形成す
る場合、ゲート酸化膜として用いることも可能である。
造方法において、前記第1の工程における前記バッファ
膜は、パッド酸化膜、又はパッド酸化膜及び他の膜が順
に積層された積層膜とすることができる。このように半
導体基板と多結晶シリコン膜とを区分するバッファ膜と
して、少なくとも半導体基板表面に接触する部分にはパ
ッド酸化膜を用いると、素子形成領域となる半導体基板
表面に結晶欠陥が誘起されることを防止することができ
る。また、このパッド酸化膜は、トレンチにより電気的
に分離された素子形成領域にMOSFET(Metal-Oxid
e-Semiconductor Field Effect Transistor )を形成す
る場合、ゲート酸化膜として用いることも可能である。
【0012】また、前記他の膜として窒化膜を用いるこ
とができる。このようにバッファ膜として、パッド酸化
膜及び窒化膜が順に積層された積層膜が用いると、トレ
ンチを形成する際にたとえ多結晶シリコン膜がオーバー
エッチングされても、この窒化膜によりその下のパッド
酸化膜を保護することができる。なお、パッド酸化膜上
に積層する膜としては、窒化膜に限定されることはな
く、例えばタングステン(W)膜やタングステンシリサ
イド(WSi)膜等を用いてもよい。
とができる。このようにバッファ膜として、パッド酸化
膜及び窒化膜が順に積層された積層膜が用いると、トレ
ンチを形成する際にたとえ多結晶シリコン膜がオーバー
エッチングされても、この窒化膜によりその下のパッド
酸化膜を保護することができる。なお、パッド酸化膜上
に積層する膜としては、窒化膜に限定されることはな
く、例えばタングステン(W)膜やタングステンシリサ
イド(WSi)膜等を用いてもよい。
【0013】また、前記第5の工程は、前記多結晶シリ
コン膜及び前記半導体基板の異方性エッチングを行い、
前記半導体基板に所定の深さのトレンチを形成すると共
に、前記バッファ膜上に所定の厚さの前記多結晶シリコ
ン膜を残存させる工程とすることができる。このように
多結晶シリコン膜及び半導体基板を同時に異方性エッチ
ングして所定の深さのトレンチを形成すると共に、バッ
ファ膜上に所定の厚さの多結晶シリコン膜を残存させる
ことにより、その後、全面に絶縁膜を堆積してトレンチ
内を充填した後、その絶縁膜を平坦に研磨する際に、こ
の残存させた多結晶シリコン膜を絶縁膜研磨の終点検出
用のストッパとして利用することができる。
コン膜及び前記半導体基板の異方性エッチングを行い、
前記半導体基板に所定の深さのトレンチを形成すると共
に、前記バッファ膜上に所定の厚さの前記多結晶シリコ
ン膜を残存させる工程とすることができる。このように
多結晶シリコン膜及び半導体基板を同時に異方性エッチ
ングして所定の深さのトレンチを形成すると共に、バッ
ファ膜上に所定の厚さの多結晶シリコン膜を残存させる
ことにより、その後、全面に絶縁膜を堆積してトレンチ
内を充填した後、その絶縁膜を平坦に研磨する際に、こ
の残存させた多結晶シリコン膜を絶縁膜研磨の終点検出
用のストッパとして利用することができる。
【0014】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
は、上記半導体装置の製造方法において、前記第5の工
程の後、全面に絶縁膜を堆積して、前記絶縁膜により前
記トレンチ内を充填する第6の工程と、前記絶縁膜を平
坦に研磨して、前記多結晶シリコン膜を露出させた後、
前記多結晶シリコン膜を除去する第7の工程とを有する
ものとすることができる。このように側壁が垂直にエッ
チングされたトレンチ内に絶縁膜を充填すると共に、こ
の絶縁膜を平坦化することにより、絶縁膜が充填された
トレンチにより電気的に分離された素子形成領域を形成
することができる。
は、上記半導体装置の製造方法において、前記第5の工
程の後、全面に絶縁膜を堆積して、前記絶縁膜により前
記トレンチ内を充填する第6の工程と、前記絶縁膜を平
坦に研磨して、前記多結晶シリコン膜を露出させた後、
前記多結晶シリコン膜を除去する第7の工程とを有する
ものとすることができる。このように側壁が垂直にエッ
チングされたトレンチ内に絶縁膜を充填すると共に、こ
の絶縁膜を平坦化することにより、絶縁膜が充填された
トレンチにより電気的に分離された素子形成領域を形成
することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を説明する。図1乃至図9は、それ
ぞれ本発明の一の実施の形態に係るトレンチ絶縁分離型
の半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図で
ある。先ず、図1に示すように、例えば半導体基板とし
ての単結晶シリコン基板10表面を熱酸化して、単結晶
シリコン基板10上に、例えば厚さ10nm程度の、い
わゆるパッド酸化膜12を形成する。続いて、このパッ
ド酸化膜12上に、例えばCVD(Chemical Vapor Dep
osition )法を用いて、厚さ100nm程度のSi3 N
4 膜14を被着形成する。更に、このSi3 N4 膜14
上に、厚さ250nm程度の多結晶シリコン膜16を形
成する。
本発明の実施の形態を説明する。図1乃至図9は、それ
ぞれ本発明の一の実施の形態に係るトレンチ絶縁分離型
の半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図で
ある。先ず、図1に示すように、例えば半導体基板とし
ての単結晶シリコン基板10表面を熱酸化して、単結晶
シリコン基板10上に、例えば厚さ10nm程度の、い
わゆるパッド酸化膜12を形成する。続いて、このパッ
ド酸化膜12上に、例えばCVD(Chemical Vapor Dep
osition )法を用いて、厚さ100nm程度のSi3 N
4 膜14を被着形成する。更に、このSi3 N4 膜14
上に、厚さ250nm程度の多結晶シリコン膜16を形
成する。
【0016】次いで、図2に示すように、多結晶シリコ
ン膜16上に、フォトレジスト膜18を塗布した後、リ
ソグラフィ技術を用いて、素子分離領域の形状にパター
ニングし、トレンチ形成部20を開口する。続いて、こ
のトレンチ形成部20が開口されたフォトレジスト膜1
8をエッチングマスクとして、異方性エッチング、例え
ばRIE(Reactive Ion Etching;反応性イオンエッチ
ング)により、多結晶シリコン膜16、Si3 N4 膜1
4、及びパッド酸化膜12を選択的にエッチング除去す
る。そしてトレンチ形成部20の単結晶シリコン基板1
0表面を露出させる。
ン膜16上に、フォトレジスト膜18を塗布した後、リ
ソグラフィ技術を用いて、素子分離領域の形状にパター
ニングし、トレンチ形成部20を開口する。続いて、こ
のトレンチ形成部20が開口されたフォトレジスト膜1
8をエッチングマスクとして、異方性エッチング、例え
ばRIE(Reactive Ion Etching;反応性イオンエッチ
ング)により、多結晶シリコン膜16、Si3 N4 膜1
4、及びパッド酸化膜12を選択的にエッチング除去す
る。そしてトレンチ形成部20の単結晶シリコン基板1
0表面を露出させる。
【0017】次いで、図3に示すように、フォトレジス
ト膜18を除去する。次いで、図4に示すように、単結
晶シリコンと多結晶シリコンのエッチング速度がほぼ等
しくなる条件において、露出している単結晶シリコン基
板10及び多結晶シリコン膜16を同時にエッチング
し、単結晶シリコン基板10に例えば深さ200nmの
トレンチ22を形成する。このとき、フォトレジスト膜
18を除去した後に、単結晶シリコン基板10及び多結
晶シリコン膜16をエッチングしてトレンチ22を形成
することにより、フォトレジスト膜18とRIEのエッ
チングガスの反応生成物が側壁保護膜としてトレンチ2
2内の側壁に付着することはないため、トレンチ22内
の側壁の傾き角のトレンチ開口幅依存性が効果的に抑制
され、トレンチ22内の側壁は常に垂直にエッチングさ
れる。
ト膜18を除去する。次いで、図4に示すように、単結
晶シリコンと多結晶シリコンのエッチング速度がほぼ等
しくなる条件において、露出している単結晶シリコン基
板10及び多結晶シリコン膜16を同時にエッチング
し、単結晶シリコン基板10に例えば深さ200nmの
トレンチ22を形成する。このとき、フォトレジスト膜
18を除去した後に、単結晶シリコン基板10及び多結
晶シリコン膜16をエッチングしてトレンチ22を形成
することにより、フォトレジスト膜18とRIEのエッ
チングガスの反応生成物が側壁保護膜としてトレンチ2
2内の側壁に付着することはないため、トレンチ22内
の側壁の傾き角のトレンチ開口幅依存性が効果的に抑制
され、トレンチ22内の側壁は常に垂直にエッチングさ
れる。
【0018】また、単結晶シリコン基板10に深さ20
0nmのトレンチ22が形成された段階で、Si3 N4
膜14上には多結晶シリコン膜16が50nm程度の厚
さに残存している。なお、多結晶シリコンのエッチング
速度が単結晶シリコンのエッチング速度より速い条件に
おいて単結晶シリコン基板10及び多結晶シリコン膜1
6を同時にエッチングする場合には、その分だけSi3
N4 膜14上に形成する多結晶シリコン膜16の厚さを
厚くすれば多結晶シリコン膜16を残存させることがで
きる。
0nmのトレンチ22が形成された段階で、Si3 N4
膜14上には多結晶シリコン膜16が50nm程度の厚
さに残存している。なお、多結晶シリコンのエッチング
速度が単結晶シリコンのエッチング速度より速い条件に
おいて単結晶シリコン基板10及び多結晶シリコン膜1
6を同時にエッチングする場合には、その分だけSi3
N4 膜14上に形成する多結晶シリコン膜16の厚さを
厚くすれば多結晶シリコン膜16を残存させることがで
きる。
【0019】次いで、図5に示すように、熱酸化処理を
行い、外部に露出した単結晶シリコン基板10表面、即
ちトレンチ22内の側面及び底面に、厚さ20nm程度
のシリコン酸化膜24を形成する。同時に、多結晶シリ
コン膜16表面に、シリコン酸化膜26を形成する。な
お、この熱酸化は、例えば塩酸を1%含むドライ酸化雰
囲気中において温度1000℃の条件で行う。次に、図
6に示すように、バイアスECR(Electron Cyclotron
Resonance;電子サイクロトロン共鳴)を用いたCVD
法により、全面に、厚さ500nm程度のSiO2 絶縁
膜28を堆積し、このSiO2 絶縁膜28によってトレ
ンチ22内を埋め込む。
行い、外部に露出した単結晶シリコン基板10表面、即
ちトレンチ22内の側面及び底面に、厚さ20nm程度
のシリコン酸化膜24を形成する。同時に、多結晶シリ
コン膜16表面に、シリコン酸化膜26を形成する。な
お、この熱酸化は、例えば塩酸を1%含むドライ酸化雰
囲気中において温度1000℃の条件で行う。次に、図
6に示すように、バイアスECR(Electron Cyclotron
Resonance;電子サイクロトロン共鳴)を用いたCVD
法により、全面に、厚さ500nm程度のSiO2 絶縁
膜28を堆積し、このSiO2 絶縁膜28によってトレ
ンチ22内を埋め込む。
【0020】次いで、図7に示すように、CMPにより
SiO2 絶縁膜28をその表面から平坦に研磨してい
き、多結晶シリコン膜16を露出させる。即ち、単結晶
シリコン基板10及び多結晶シリコン膜16をエッチン
グしてトレンチ22を形成した際に残存させた多結晶シ
リコン膜16を、CMP終点検出用のストッパとして用
いて、多結晶シリコン膜16面が露出する位置までSi
O2 絶縁膜28及びシリコン酸化膜26を研磨する。
SiO2 絶縁膜28をその表面から平坦に研磨してい
き、多結晶シリコン膜16を露出させる。即ち、単結晶
シリコン基板10及び多結晶シリコン膜16をエッチン
グしてトレンチ22を形成した際に残存させた多結晶シ
リコン膜16を、CMP終点検出用のストッパとして用
いて、多結晶シリコン膜16面が露出する位置までSi
O2 絶縁膜28及びシリコン酸化膜26を研磨する。
【0021】次に、図8に示すように、多結晶シリコン
膜16をKOHのエッチング液を用いてエッチング除去
した後、Si3 N4 膜14をH3 PO4 のエッチング液
を用いてエッチング除去する。このとき、多結晶シリコ
ン膜16側面のシリコン酸化膜26も除去される。こう
してシリコン酸化膜24を介してSiO2 絶縁膜28が
充填されたトレンチ22により電気的に分離された素子
形成領域30を形成する。
膜16をKOHのエッチング液を用いてエッチング除去
した後、Si3 N4 膜14をH3 PO4 のエッチング液
を用いてエッチング除去する。このとき、多結晶シリコ
ン膜16側面のシリコン酸化膜26も除去される。こう
してシリコン酸化膜24を介してSiO2 絶縁膜28が
充填されたトレンチ22により電気的に分離された素子
形成領域30を形成する。
【0022】次いで、図示はしないが、CVD法等を用
いて、全面に多結晶シリコン膜を形成したのち、フォト
リソグラフィ技術を用いて所定の形状にパターニングし
て、素子形成領域30のパッド酸化膜12上にゲート電
極を形成する。即ち、パッド酸化膜12をゲート酸化膜
として使用する。続いて、このゲート電極をマスクとし
て素子形成領域30表面に不純物を選択的に導入して、
ソース領域及びドレイン領域を相対して形成する。こう
して、SiO2 絶縁膜28が充填されたトレンチ22に
より電気的に分離された素子形成領域30に、ソース領
域とドレイン領域とに挟まれたチャネル領域上にゲート
酸化膜としてのパッド酸化膜12を介してゲート電極が
形成されたMOSFETを形成する。
いて、全面に多結晶シリコン膜を形成したのち、フォト
リソグラフィ技術を用いて所定の形状にパターニングし
て、素子形成領域30のパッド酸化膜12上にゲート電
極を形成する。即ち、パッド酸化膜12をゲート酸化膜
として使用する。続いて、このゲート電極をマスクとし
て素子形成領域30表面に不純物を選択的に導入して、
ソース領域及びドレイン領域を相対して形成する。こう
して、SiO2 絶縁膜28が充填されたトレンチ22に
より電気的に分離された素子形成領域30に、ソース領
域とドレイン領域とに挟まれたチャネル領域上にゲート
酸化膜としてのパッド酸化膜12を介してゲート電極が
形成されたMOSFETを形成する。
【0023】このように本実施の形態に係る半導体装置
の製造方法によれば、素子分離領域の形状にパターニン
グしたフォトレジスト膜18をエッチングマスクとし
て、RIEにより多結晶シリコン膜16、Si3 N4 膜
14、及びパッド酸化膜12を選択的にエッチング除去
して、トレンチ形成部20の単結晶シリコン基板10表
面を露出させた後、フォトレジスト膜18を除去してか
ら、単結晶シリコン基板10及び多結晶シリコン膜16
を同時にエッチングし、単結晶シリコン基板10にトレ
ンチ22を形成することにより、トレンチ22の形成中
に、フォトレジスト膜18とRIEのエッチングガスの
反応生成物が側壁保護膜としてトレンチ22内の側壁に
付着することはないため、トレンチ22内の側壁がトレ
ンチ開口幅依存性をもって斜めに傾いてエッチングされ
ることを効果的に抑制して、トレンチ22内の側壁を常
に垂直にエッチングすることができる。
の製造方法によれば、素子分離領域の形状にパターニン
グしたフォトレジスト膜18をエッチングマスクとし
て、RIEにより多結晶シリコン膜16、Si3 N4 膜
14、及びパッド酸化膜12を選択的にエッチング除去
して、トレンチ形成部20の単結晶シリコン基板10表
面を露出させた後、フォトレジスト膜18を除去してか
ら、単結晶シリコン基板10及び多結晶シリコン膜16
を同時にエッチングし、単結晶シリコン基板10にトレ
ンチ22を形成することにより、トレンチ22の形成中
に、フォトレジスト膜18とRIEのエッチングガスの
反応生成物が側壁保護膜としてトレンチ22内の側壁に
付着することはないため、トレンチ22内の側壁がトレ
ンチ開口幅依存性をもって斜めに傾いてエッチングされ
ることを効果的に抑制して、トレンチ22内の側壁を常
に垂直にエッチングすることができる。
【0024】また、このように側壁が垂直にエッチング
されたトレンチ22内にシリコン酸化膜24を介してS
iO2 絶縁膜28を埋め込むと共に、このSiO2 絶縁
膜28を平坦化することにより、シリコン酸化膜24を
介してSiO2 絶縁膜28が充填されたトレンチ22に
より電気的に分離された素子形成領域30を形成するた
め、トレンチ22内にSiO2 絶縁膜28を埋め込む場
合のカバレージを良好にすると共に、素子形成領域30
に形成したMOSFETの特性を良好なものにすること
ができる。
されたトレンチ22内にシリコン酸化膜24を介してS
iO2 絶縁膜28を埋め込むと共に、このSiO2 絶縁
膜28を平坦化することにより、シリコン酸化膜24を
介してSiO2 絶縁膜28が充填されたトレンチ22に
より電気的に分離された素子形成領域30を形成するた
め、トレンチ22内にSiO2 絶縁膜28を埋め込む場
合のカバレージを良好にすると共に、素子形成領域30
に形成したMOSFETの特性を良好なものにすること
ができる。
【0025】また、Si3 N4 膜14上に厚さ250n
m程度の多結晶シリコン膜16を形成し、単結晶シリコ
ン基板10及び多結晶シリコン膜16を同時にエッチン
グして例えば深さ200nmのトレンチ22を形成する
ことにより、トレンチ22が形成された段階で、Si3
N4 膜14上に多結晶シリコン膜16を残存させること
が可能であるため、その後、全面に厚さ500nm程度
のSiO2 絶縁膜28を堆積してトレンチ22内を埋め
込んだ後、このSiO2 絶縁膜28をその表面から平坦
に研磨する際に、残存させた多結晶シリコン膜16をC
MP終点検出用のストッパとして利用することができ
る。
m程度の多結晶シリコン膜16を形成し、単結晶シリコ
ン基板10及び多結晶シリコン膜16を同時にエッチン
グして例えば深さ200nmのトレンチ22を形成する
ことにより、トレンチ22が形成された段階で、Si3
N4 膜14上に多結晶シリコン膜16を残存させること
が可能であるため、その後、全面に厚さ500nm程度
のSiO2 絶縁膜28を堆積してトレンチ22内を埋め
込んだ後、このSiO2 絶縁膜28をその表面から平坦
に研磨する際に、残存させた多結晶シリコン膜16をC
MP終点検出用のストッパとして利用することができ
る。
【0026】また、単結晶シリコン基板10と多結晶シ
リコン膜16との間に介在させるバッファ膜として、単
結晶シリコン基板10表面を熱酸化して形成したパッド
酸化膜12とその上に形成したSi3 N4 膜14との積
層膜を用いることにより、素子形成領域となる単結晶シ
リコン基板10表面に結晶欠陥が誘起されることを防止
すると共に、トレンチ22を形成する際にたとえ多結晶
シリコン膜16がオーバーエッチングされた場合でもパ
ッド酸化膜12がダメージを受けることを防止すること
ができる。また、このパッド酸化膜12は、トレンチ2
2により電気的に分離された素子形成領域30にMOS
FETを形成する場合に、ゲート酸化膜として用いるこ
とも可能である。
リコン膜16との間に介在させるバッファ膜として、単
結晶シリコン基板10表面を熱酸化して形成したパッド
酸化膜12とその上に形成したSi3 N4 膜14との積
層膜を用いることにより、素子形成領域となる単結晶シ
リコン基板10表面に結晶欠陥が誘起されることを防止
すると共に、トレンチ22を形成する際にたとえ多結晶
シリコン膜16がオーバーエッチングされた場合でもパ
ッド酸化膜12がダメージを受けることを防止すること
ができる。また、このパッド酸化膜12は、トレンチ2
2により電気的に分離された素子形成領域30にMOS
FETを形成する場合に、ゲート酸化膜として用いるこ
とも可能である。
【0027】なお、上記トレンチ絶縁分離型の半導体装
置の製造方法においては、単結晶シリコン基板10と多
結晶シリコン膜16との間のバッファ膜として、パッド
酸化膜12とSi3 N4 膜14とを順に積層した積層膜
を用いているが、このSi3N4 膜14の代わりに、例
えばタングステン膜やタングステンシリサイド膜等を用
いてもよい。
置の製造方法においては、単結晶シリコン基板10と多
結晶シリコン膜16との間のバッファ膜として、パッド
酸化膜12とSi3 N4 膜14とを順に積層した積層膜
を用いているが、このSi3N4 膜14の代わりに、例
えばタングステン膜やタングステンシリサイド膜等を用
いてもよい。
【0028】また、シリコン酸化膜24を介してSiO
2 絶縁膜28が充填されたトレンチ22により電気的に
分離された素子形成領域30には、MOSFETを形成
した場合について説明したが、このトレンチ絶縁分離法
はMOSFETの場合のみならず、高度に微細化・集積
化された半導体集積回路に広く適用することが可能であ
る。
2 絶縁膜28が充填されたトレンチ22により電気的に
分離された素子形成領域30には、MOSFETを形成
した場合について説明したが、このトレンチ絶縁分離法
はMOSFETの場合のみならず、高度に微細化・集積
化された半導体集積回路に広く適用することが可能であ
る。
【0029】
【発明の効果】以上、詳細に説明した通り、本発明に係
る半導体装置の製造方法によれば、素子分離領域の形状
にパターニングしたレジストをマスクとして、多結晶シ
リコン膜及びバッファ膜を選択的にエッチング除去し、
トレンチ開口部の半導体基板表面を露出させた後、この
レジストを除去してから、多結晶シリコン膜及び半導体
基板の異方性エッチングを行って所定の深さのトレンチ
を形成することにより、トレンチ形成中に、レジストと
エッチングガスの反応生成物が側壁保護膜としてトレン
チ内の側壁に付着することはないため、トレンチ内の側
壁の傾き角のトレンチ開口幅依存性を効果的に抑制し
て、トレンチ内の側壁を常に垂直にエッチングすること
ができる。
る半導体装置の製造方法によれば、素子分離領域の形状
にパターニングしたレジストをマスクとして、多結晶シ
リコン膜及びバッファ膜を選択的にエッチング除去し、
トレンチ開口部の半導体基板表面を露出させた後、この
レジストを除去してから、多結晶シリコン膜及び半導体
基板の異方性エッチングを行って所定の深さのトレンチ
を形成することにより、トレンチ形成中に、レジストと
エッチングガスの反応生成物が側壁保護膜としてトレン
チ内の側壁に付着することはないため、トレンチ内の側
壁の傾き角のトレンチ開口幅依存性を効果的に抑制し
て、トレンチ内の側壁を常に垂直にエッチングすること
ができる。
【0030】また、側壁が垂直にエッチングされたトレ
ンチを形成した後、全面に絶縁膜を堆積してトレンチ内
を充填すると共に、この絶縁膜を平坦化することによ
り、絶縁膜が充填されたトレンチにより電気的に分離さ
れた素子形成領域を形成するため、トレンチ内に絶縁膜
を埋め込む場合のカバレージを良好にすると共に、素子
形成領域に形成するトランジスタの特性を良好なものに
することができる。従って、高度に微細化・集積化され
た半導体集積回路に好適なトレンチ絶縁分離法を提供す
ることができる。
ンチを形成した後、全面に絶縁膜を堆積してトレンチ内
を充填すると共に、この絶縁膜を平坦化することによ
り、絶縁膜が充填されたトレンチにより電気的に分離さ
れた素子形成領域を形成するため、トレンチ内に絶縁膜
を埋め込む場合のカバレージを良好にすると共に、素子
形成領域に形成するトランジスタの特性を良好なものに
することができる。従って、高度に微細化・集積化され
た半導体集積回路に好適なトレンチ絶縁分離法を提供す
ることができる。
【図1】本発明の一の実施の形態に係るトレンチ絶縁分
離型の半導体装置の製造方法を説明するための工程断面
図(その1)である。
離型の半導体装置の製造方法を説明するための工程断面
図(その1)である。
【図2】本発明の一の実施の形態に係るトレンチ絶縁分
離型の半導体装置の製造方法を説明するための工程断面
図(その2)である。
離型の半導体装置の製造方法を説明するための工程断面
図(その2)である。
【図3】本発明の一の実施の形態に係るトレンチ絶縁分
離型の半導体装置の製造方法を説明するための工程断面
図(その3)である。
離型の半導体装置の製造方法を説明するための工程断面
図(その3)である。
【図4】本発明の一の実施の形態に係るトレンチ絶縁分
離型の半導体装置の製造方法を説明するための工程断面
図(その4)である。
離型の半導体装置の製造方法を説明するための工程断面
図(その4)である。
【図5】本発明の一の実施の形態に係るトレンチ絶縁分
離型の半導体装置の製造方法を説明するための工程断面
図(その5)である。
離型の半導体装置の製造方法を説明するための工程断面
図(その5)である。
【図6】本発明の一の実施の形態に係るトレンチ絶縁分
離型の半導体装置の製造方法を説明するための工程断面
図(その6)である。
離型の半導体装置の製造方法を説明するための工程断面
図(その6)である。
【図7】本発明の一の実施の形態に係るトレンチ絶縁分
離型の半導体装置の製造方法を説明するための工程断面
図(その7)である。
離型の半導体装置の製造方法を説明するための工程断面
図(その7)である。
【図8】本発明の一の実施の形態に係るトレンチ絶縁分
離型の半導体装置の製造方法を説明するための工程断面
図(その8)である。
離型の半導体装置の製造方法を説明するための工程断面
図(その8)である。
【図9】従来のトレンチ絶縁分離法を説明するための工
程断面図である。
程断面図である。
10……単結晶シリコン基板、12……パッド酸化膜、
14……Si3 N4 膜、16……多結晶シリコン膜、1
8……フォトレジスト膜、20……トレンチ形成部、2
2……トレンチ、24、26……シリコン酸化膜、28
……SiO2 絶縁膜、30……素子形成領域、40……
半導体基板、42……パッド酸化膜、44……Si3 N
4 膜、46……多結晶シリコン膜、48……フォトレジ
スト膜、50……トレンチ、52……側壁保護膜。
14……Si3 N4 膜、16……多結晶シリコン膜、1
8……フォトレジスト膜、20……トレンチ形成部、2
2……トレンチ、24、26……シリコン酸化膜、28
……SiO2 絶縁膜、30……素子形成領域、40……
半導体基板、42……パッド酸化膜、44……Si3 N
4 膜、46……多結晶シリコン膜、48……フォトレジ
スト膜、50……トレンチ、52……側壁保護膜。
Claims (5)
- 【請求項1】 半導体基板上に、バッファ膜を介して多
結晶シリコン膜を形成する第1の工程と、 前記多結晶シリコン膜上に、素子分離領域の形状にパタ
ーニングしたレジストを形成する第2の工程と、 前記レジストをマスクとして、前記多結晶シリコン膜及
び前記バッファ膜を選択的にエッチング除去し、トレン
チ開口部の前記半導体基板表面を露出させる第3の工程
と、 前記レジストを除去する第4の工程と、 前記多結晶シリコン膜及び前記半導体基板の異方性エッ
チングを行い、前記半導体基板に所定の深さのトレンチ
を形成する第5の工程とを有することを特徴とする半導
体装置の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置の製造方法に
おいて、 前記第1の工程における前記バッファ膜が、パッド酸化
膜、又はパッド酸化膜及び他の膜が順に積層された積層
膜であることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の半導体装置の製造方法に
おいて、 前記他の膜が、窒化膜であることを特徴とする半導体装
置の製造方法。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の半導
体装置の製造方法において、 前記第5の工程が、前記多結晶シリコン膜及び前記半導
体基板の異方性エッチングを行い、前記半導体基板に所
定の深さのトレンチを形成すると共に、前記バッファ膜
上に所定の厚さの前記多結晶シリコン膜を残存させる工
程であることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の半導体装置の製造方法に
おいて、 前記第5の工程の後、全面に絶縁膜を堆積して、前記絶
縁膜により前記トレンチ内を充填する第6の工程と、 前記絶縁膜を平坦に研磨して、前記多結晶シリコン膜を
露出させた後、前記多結晶シリコン膜を除去する第7の
工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8124392A JPH09306985A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8124392A JPH09306985A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09306985A true JPH09306985A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14884296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8124392A Pending JPH09306985A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09306985A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11289094A (ja) * | 1998-04-04 | 1999-10-19 | Toshiba Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
KR100345750B1 (ko) * | 1998-01-27 | 2002-07-27 | 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 | 제거가능한 경질 마스크를 사용하는 트렌치 캐패시터의 제조 방법 |
KR100400277B1 (ko) * | 2000-06-22 | 2003-10-01 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체소자의 소자분리막 형성방법 |
KR100533381B1 (ko) * | 2001-06-29 | 2005-12-06 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체소자의 소자분리막 제조방법 |
CN103681451A (zh) * | 2012-09-26 | 2014-03-26 | 南亚科技股份有限公司 | 沟槽结构的制造方法 |
-
1996
- 1996-05-20 JP JP8124392A patent/JPH09306985A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100345750B1 (ko) * | 1998-01-27 | 2002-07-27 | 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 | 제거가능한 경질 마스크를 사용하는 트렌치 캐패시터의 제조 방법 |
JPH11289094A (ja) * | 1998-04-04 | 1999-10-19 | Toshiba Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
KR100400277B1 (ko) * | 2000-06-22 | 2003-10-01 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체소자의 소자분리막 형성방법 |
KR100533381B1 (ko) * | 2001-06-29 | 2005-12-06 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체소자의 소자분리막 제조방법 |
CN103681451A (zh) * | 2012-09-26 | 2014-03-26 | 南亚科技股份有限公司 | 沟槽结构的制造方法 |
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