JPH09305351A - 文字列抽出システム及びプログラム記憶媒体 - Google Patents

文字列抽出システム及びプログラム記憶媒体

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JPH09305351A
JPH09305351A JP8123038A JP12303896A JPH09305351A JP H09305351 A JPH09305351 A JP H09305351A JP 8123038 A JP8123038 A JP 8123038A JP 12303896 A JP12303896 A JP 12303896A JP H09305351 A JPH09305351 A JP H09305351A
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    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/14Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0484Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range
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  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーションの画面上で、所望の文字列
上の1点をカーソルで指示するだけで、その文字列を抽
出して他のアプリケーションに与える。 【解決手段】 文字列抽出システム3は、WWWブラウ
ザ2がディスプレイ画面に表示させるため、API11
のテキスト出力部11Aに送ろうとする出力を、入力
し、ウィンドウシステム1に供給すると共に、入力した
データからマウスカーソル位置近傍の所定の条件を満足
する文字列を抽出して辞書検索アプリケーション4に与
える。文字列抽出システム3は、随時、マウスカーソル
位置近傍の文字列を抽出するため、マウスカーソルが所
定時間以上静止する毎に、ディスプレイ画面上のマウス
カーソル位置近傍に任意の画像を書き込むことにより、
マウスカーソル位置近傍のテキストデータの再出力を行
わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表示画面上に表
示された文字列の中から、指示された単語を抽出して他
のアプリケーションに与えるための単語抽出システムお
よび該システムを構成するためのプログラムを記憶した
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ウィンドウズ(Windows〜マイクロソフ
ト社商標)3.1およびウィンドウズ95(Windows9
5〜マイクロソフト社商標)等のウィンドウシステム
は、マルチタスクまたは疑似マルチタスクを実現するオ
ペレーティングシステム(OS)として広く普及しつつ
ある。
【0003】ウィンドウシステム上で動作するアプリケ
ーション(アプリケーションプログラム)は、一般に、
アプリケーションインタフェース(API:applicatio
n program interfece)を用いてウインドウシステムの
各種システム機能を利用する。
【0004】ウィンドウシステムでは、1つのアプリケ
ーションを実行中に他のアプリケーションを実行するこ
とができる。このような機能を有効に活用するアプリケ
ーションとして、例えば、辞書検索アプリケーションが
注目されている。辞書検索アプリケーションは、辞書を
検索することにより、用語の意味、類義語、反対語、日
本語の用字、英語のスペル等を検索し参照することがで
きる。辞書検索アプリケーションを、マルチタスク環境
で使用した場合、辞書検索機能が組み込まれていない他
のアプリケーションの実行中に、辞書検索の結果を参照
することができる。
【0005】例えば、日本語ワードプロセッサアプリケ
ーションの実行中に、国語辞書の検索アプリケーション
を起動すれば、用語の意味を確認したり、類義語を探し
たりして文書作成に利用することができる。また、作成
中の文書が英語から日本語への翻訳文である場合には、
英和辞書の検索アプリケーションを有効に利用すること
ができる。
【0006】また、英文ワードプロセッサアプリケーシ
ョンの実行中に、英和辞書および和英辞書の検索アプリ
ケーションを起動すれば、日本語から英語への翻訳文の
作成や日本人が英文を作成する際の用語の検索、意味お
よびスペルの確認に使用することもできる。さらに、W
WW(World Wide Web)ブラウザを実行してインターネ
ットの英語のホームページ等を参照しているときに、英
和辞書を検索して、ブラウザに表示される英文中の単語
の意味を調べることもできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の辞書検
索アプリケーションで辞書を検索するには、検索したい
用語をクリップボードを介して、他のアプリケーション
から辞書検索アプリケーションに転送したり、入力用の
ウィンドウ内で検索したい用語を入力する必要があっ
た。
【0008】また、辞書検索機能を備えるワードプロセ
ッサアプリケーションも存在する。この場合、辞書を検
索するためには、編集中の文書内の検索したい語句を範
囲指定してから辞書検索機能を起動するか、辞書検索機
能を起動してから検索すべき語句を入力する必要があっ
た。
【0009】このように、従来の辞書検索システムにお
いては、検索対象の文字列(単語)を指示する操作が煩
雑であった。
【0010】同様な問題は、文字列単位でテキストデー
タを処理する種々の場合に発生しており、より簡便に任
意の文字列(単語)を指示できるシステムが望まれてい
る。
【0011】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、簡便に任意の文字列(単語等)を指示できる
文字列抽出システム及び該文字列抽出システムを構築す
るたためのプログラムを記憶した媒体を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点に係る文字列抽出システム
は、テキスト出力部を含むアプリケーションインタフェ
ースを備えるオペレーティングシステムを実行する手段
と、オペレーティングシステム上で動作し且つ前記テキ
スト出力部を介して前記オペレーティングシステムに文
字列を供給することにより、該文字列を表示画面上に表
示するアプリケーションを実行する手段と、前記表示画
面上のカーソル位置に画像を書き込むことにより、前記
アプリケーションに再表示用の文字列を出力させる描画
手段と、前記アプリケーションが出力した再表示用の文
字列を入力することにより、前記カーソル位置近傍の文
字列を抽出し、さらに、入力した文字列を前記テキスト
出力部を介してオペレーティングシステムに供給するこ
とにより、再表示する手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0013】上記目的を達成するため、この発明の第2
の観点に係る文字列抽出システムは、テキスト出力部を
含むアプリケーションインタフェースを備えるオペレー
ティングシステムを実行する手段と、オペレーティング
システム上で動作し且つ前記テキスト出力部を介して前
記オペレーティングシステムに文字列を供給することに
より、該当文字列を表示画面上に表示するアプリケーシ
ョンを実行する手段と、前記表示画面上のカーソル位置
に画像を書き込むことにより、前記アプリケーションに
表示用の文字列を出力させると共に出力先を所定のアド
レスに設定する描画手段と、前記アプリケーションから
前記所定のアドレスに出力された表示用の文字列を入力
することにより、カーソル位置近傍の文字列を抽出し、
さらに、入力した文字列を前記テキスト出力部を介して
オペレーティングシステムに供給することにより、再表
示する手段と、を備えることを特徴とする。
【0014】第1及び第2の観点にかかる発明によれ
ば、アプリケーションが文字列を表示している際に、カ
ーソルを操作して文字列の適当な位置を指示すると、描
画手段がこのカーソル位置に画像を書き込む。この書き
込みに応答して、アプリケーションは再表示(再描画)
用の文字列情報を出力する。通常ならば、この表示デー
タは、オペレーティングシステムのアプリケーションプ
ログラムインタフェースの文字出力部に供給され、オペ
レーティングシステムにより、再表示される。しかし、
この発明では、表示用の文字列は抽出手段に与えられ
る。従って、抽出手段はこの文字列からカーソル近傍の
文字列を抽出することができる。更に、文字列抽出手段
が、入力した文字列をアプリケーションインタフェース
のテキスト出力部を介してオペレーティングシステムに
供給するので、オペレーティングシステムはこの文字列
を再表示できる。
【0015】前記描画手段は、例えば、目視困難なドッ
ト列をカーソル位置に書き込む。この書き込みにより、
再描画が必要になり、アプリケーションは文字列を出力
する。
【0016】前記抽出手段は、例えば、カーソルの近傍
で、スペース等の終端文字で挟まれる文字列を、単語と
して抽出してもよい。前記抽出手段は、例えば、カーソ
ルの位置を先頭とする所定数の文字列を抽出してもよ
い。
【0017】前記抽出手段が抽出した文字列を辞書等を
検索するための、検索語としてもよい。
【0018】また、この発明の第3の観点に係る文字列
抽出システムは、表示画面に文字列を表示するアプリケ
ーションと、表示画面にカーソルを表示し、外部操作に
応答して、このカーソルを移動するカーソル表示手段
と、前記アプリケーションに対し、前記カーソルが指示
する位置を含む所定の領域の文字列を再出力させる再出
力手段と、前記再出力手段に応答して、前記アプリケー
ションが再出力した文字列を入力し、入力した文字列と
前記カーソルが指示する位置と所定の文字列条件に従っ
て、カーソル近傍の文字列を抽出する抽出手段と、を具
備することを特徴とする。
【0019】この構成によれば、アプリケーションが文
字列を表示している際に、カーソルを操作して文字列の
適当な位置を指示すると、再出力手段が、アプリケーシ
ョンに文字列を再出力させる。抽出手段は再出力された
文字列から、所定の文字列条件に従って、カーソル近傍
の文字列、例えば、単語を抽出する。
【0020】前記再出力手段は、例えば、前記カーソル
が指示する位置に目視困難なドット列を書き込む手段
と、ドット列の書き込みを検出し、書き込み後のデータ
を表示するために、前記アプリケーションにドット列が
書き込まれた位置の文字列を出力させる手段と、を含
む。
【0021】前記抽出手段は、例えば、カーソル位置近
傍の、スペースなどの終端文字で挟まれる文字列を、単
語として抽出する。
【0022】前記抽出手段が抽出した単語から辞書を検
索し、検索結果を表示する辞書アプリケーションを備え
てもよい。
【0023】また、この発明の第4の観点に係る文字列
抽出システムは、表示画面上への文字列表示を行う文字
列出力部を含むアプリケーションインタフェースを有す
るオペレーティングシステムを実行するオペレーティン
グシステム実行手段と、前記文字列出力部に表示対象文
字列を供給することにより、前記表示画面上へ文字列を
表示するアプリケーションと、前記オペレーティングシ
ステムの前記文字列出力部と置換して使用され、前記ア
プリケーションからの表示データを受信し、受信した表
示データを前記オペレーティングシステムに供給すると
共に受信した表示データに含まれる文字列を抽出する文
字列抽出部と、を具備することを特徴とする。
【0024】この構成によれば、アプリケーションプロ
グラムインタフェースの文字列出力部が文字列抽出部に
置換される。このため、アプリケーションが表示対象文
字列を出力すると、この表示対象文字列が文字列抽出部
に供給される。このため、表示対象文字列から任意の文
字列が抽出される。
【0025】また、これらの処理、即ち、文字列を抽出
するためのプログラムを媒体に格納して頒布し、これら
をコンピュータにインストールすることにより、上述の
文字列抽出システムを構成しても良い。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態に係
る文字列抽出システムを説明する。
【0027】(第1の実施の形態)図1は、この発明に
係る文字列抽出システムを組み込んだWWW(World Wi
deWeb)アクセスシステムの実施の形態の構成を模式的
に示している。WWWアクセスシステムは、ウィンドウ
システム1、WWWブラウザ2、文字列抽出システム
3、および辞書検索アプリケーション4を具備してい
る。
【0028】ウィンドウシステム1は、マルチウィンド
ウおよびマルチタスクによるアプリケーションの実行を
サポートしたオペレーティングシステム(OS)であ
る。ウィンドウシステム1は、システム機能を呼び出す
ためのシステム関数群からなるアプリケーションインタ
フェース(以下「API」と称する)11を備える。A
PI11は、表示画面のウィンドウにテキスト文字列を
表示させるための例えばTextOut()またはExtTextOut()
のような関数からなるテキスト出力部11Aを含む。
【0029】WWWブラウザ2は、ウィンドウシステム
1上で実行される主アプリケーションであり、インター
ネット上のWWWホームページ等のアクセスおよび表示
に用いられる。WWWブラウザ2は、表示画面上への文
字表示をAPI11のテキスト出力部11Aを介して行
う。
【0030】文字列抽出システム3は、テキスト入力部
31と描画部32を備える。テキスト入力部31は、W
WWブラウザ2がテキスト出力部11Aに向けて出力し
た文字列情報を、テキスト出力部11Aに与えず、自己
に入力する。テキスト入力部31は入力した文字列情報
を、テキスト出力部11Aおよび辞書検索部4に与え
る。即ち、WWWブラウザ2が表示のために出力した文
字列は、通常と異なり、直接ではなく、文字列抽出シス
テム3を介してテキスト出力部11Aに供給され、さら
に、辞書検索部4に供給される。
【0031】このような処理を可能とするため、文字列
抽出システム3は、文字列情報を取り込む際に、図2に
示すAPI11のTextOut()とExtTextOut()のアドレス
をテキスト入力部31のアドレスに書き換え、入力した
文字列情報をウインドウシステム1に渡すために、AP
I11のTextOut()とExtTextOut()のアドレスを本来の
アドレスに戻す。このような操作を「APIのフック」
と呼ぶ。
【0032】データ書き込み部32は、マウスカーソル
位置近傍の文字列を抽出するため、マウスカーソルが所
定時間以上停止する毎に、マウスカーソル近傍に事実上
視認することが困難な矩形を描画する。これにより、W
WWブラウザ2に、少なくともマウスカーソル近傍の文
字列情報を再表示のために出力させる。描画する矩形
は、背景色とほぼ同色で、ほぼ文字高さで幅が狭いドッ
ト列、例えば灰色の1×8ドットのドット列である。
【0033】文字列抽出システム3は、マウスカーソル
位置近傍の文字列を抽出するため、マウスカーソルが所
定時間以上停止する毎に、マウスカーソル近傍に事実上
視認困難な矩形を書き込む。これにより、WWWブラウ
ザ2に、少なくともマウスカーソル位置近傍の文字列情
報を再出力させる。
【0034】辞書検索アプリケーション4は、主アプリ
ケーションであるWWWブラウザ2の補助としてウィン
ドウシステム1上で実行される補助アプリケーションで
ある。辞書検索アプリケーション4は、文字列抽出シス
テム3から供給された文字列の中から、辞書の検索語を
抽出し、抽出した検索語で辞書を検索し、検索結果をテ
キスト出力部11Aに供給して表示させる。
【0035】辞書検索アプリケーション5は、単語抽出
システム4を介して供給された単語で辞書を検索して、
その意味等をテキスト出力部11Aを介してウインドウ
システム1に供給し、表示させる。
【0036】上述した図1のWWWアクセスシステム
は、通常の場合、主としてソフトウェアで実現され、例
えば、図3に示すような構成のコンピュータシステム上
で実現される。図3に示すコンピュータシステムは、C
PU(中央処理装置)51、ディスプレイ52、メモリ
53、ハードディスク54、キーボード55、マウス5
6およびインタフェース(I/F)57、58、59を
有している。
【0037】CPU51およびメモり53は、システム
バスBに結合される。ディスプレイ52はインタフェー
ス57を介してシステムバスBに結合される。ハードデ
ィスク54はインタフェース58を介してシステムバス
Bに結合される。キーボード55およびマウス56はイ
ンタフェース59を介してシステムバスBUSに結合さ
れている。
【0038】ハードディスク54には、上述したオペレ
ーティングシステムとしてのウィンドウシステム1、な
らびにWWWブラウザ2、文字列抽出システム3、単語
抽出システム4及び辞書検索システム5を含む各種アプ
リケーションを構築するプログラムが格納されている。
【0039】図3のコンピュータシステムが起動される
と、CPU51は、ウィンドウシステム1のプログラム
を、インタフェース58を介してハードディスク54か
ら読み込んで起動し、インタフェース57を介してディ
スプレイ52に表示を行うとともに、メモリ53の設定
を行う。次に、CPU51は、インタフェース59を介
してキーボード55およびマウス56の操作入力に応答
し、ハードディスク54からWWWブラウザ2、文字列
抽出システム3、及び辞書検索システム4を含む各種ア
プリケーションのプログラムを読み込み、これらを起動
する。
【0040】このようにして、図4に示すように、ウィ
ンドウシステム1は、CPU51、ディスプレイ52、
メモリ53、ハードディスク54、キーボード55、マ
ウス56およびインタフェース(I/F)57、58、
59等のハードウェアを制御する。WWWブラウザ2、
文字列抽出システム3、及び辞書検索アプリケーション
4等のアプリケーションは、API11を経由してウィ
ンドウシステム1上で動作する。
【0041】次に、図1の構成を有するWWWアクセス
システムの動作を図5〜図9に示すフローチャートを参
照して説明する。なお、以下の説明では、ウィンドウシ
ステム1および主アプリケーションであるWWWブラウ
ザシステム2は起動しているものとする。
【0042】文字列抽出システム3は、起動されると、
他のアプリケーションからウィンドウシステム1のAP
I11のテキスト出力部11Aヘの文字列情報の入力を
禁止し、自己のテキスト入力部31に取り込むように設
定する(ステップS11)。即ち、API11にテキス
ト関数(テキスト入力部31の関数)をフックする。換
言すると、API11Aのテキスト出力部11Aが文字列
抽出システム3に置換される。このために、図2に示す
API11に設定されているTextOut()とExtTextOut()
の各アドレスをセーブすると共に自己のアドレスに設定
する。
【0043】次に、文字列抽出のために、描画部32を
タイマ登録する(ステップS12)。このタイマ登録に
より、100ms毎に発生するタイマイベントにより、
図6に示す描画処理(矩形を書き込む処理)が実行され
る。
【0044】描画部32は、API11を介してウィン
ドウシステム1からマウスカーソルの例えば絶対座標に
よる位置情報を取り込む(ステップS21)。取り込ん
だマウスカーソルの位置座標が、辞書検索アプリケーシ
ョン4の検索結果を表示しているウインドウ内であるか
否かを判別する(ステップS22)。検索結果を表示し
ているウインドウ内の場合、処理を終了し、メインルー
チンにリターンする。
【0045】マウスカーソルが検索結果を表示している
ウインドウの外に位置している場合、その位置が前回の
タイマイベント発生時の位置から変化しているか否かを
判定し(ステップS23)、位置が変化していないとき
はタイマ変数tをインクリメントする(ステップS2
4)。
【0046】次に、インクリメントした後のタイマ変数
tを、マウス56の静止を判別するために予め設定した
設定値Tと比較する(ステップS25)。変数tが設定
値Tを越えているときは、画面上のマウスカーソルの近
傍に矩形を書き込む(ステップS26)。また、タイマ
変数tを初期化する。さらに、矩形を書き込んで文字列
を再描画させることを示すキャプチャーフラグ(Captur
e Flag)CFをオンする(ステップS26)。続いて、
処理を終了してリターンし、以後も100ms毎のタイマイ
ベントにより、描画処理が起動される。
【0047】矩形は、視認できない画像が望ましい。そ
こで、この実施の形態では、図10(B)に示すよう
に、灰色または背景色の1×8ドットを書き込む。抽出
しようとする文字列の条件および表示されているテキス
トの種類等によっては、マウスカーソルが指示する行の
みでなく前後の行を含む3行程度を再出力させて、抽出
対象とすることが望ましいこともある。そのような場合
には、複数行にまたがるドット列を書き込む。また、ア
プリケーション2が、文字単位で描画データを出力する
タイプの場合には、例えば、400×8ドットの矩形を
書き込むことにより、ほぼ1行分の文字列を出力させる
ことができる。
【0048】ステップS23において、マウスカーソル
の位置の変化が検出されると、マウスカーソルは移動中
であると推定されるので、t=0とし(ステップS2
7)、今回の描画処理を終了する。ステップS25にお
いて、変数tが設定値Tを超えていないと判断されたと
きは、マウスカーソルは短時間静止しているだけであ
り、再度移動する可能性がある。従って、今回の描画処
理を終了する。
【0049】ウィンドウシステム1は、図7に示すよう
な、描画検出を常時行っている。即ち、ウインドウシス
テム1は、表示画面に対する描画を検出すると、その絶
対座標を検出し(ステップS31)、その絶対座標及び
ウインドウシステムから得られた各種情報に基づき、矩
形書き込み位置を含むウィンドウを判別する(ステップ
S32)。そして、ウィンドウシステム1は、判別され
たウインドウを形成しているアプリケーション(この場
合WWWブラウザ2)に対し、少なくとも該当部分を含
む所定領域を再度表示することを命令する(ステップS
33)。
【0050】WWWブラウザ2は、ウィンドウシステム
1から再表示命令を受けると、図8に示すように、該当
部分の文字列情報を再出力する(ステップS41)。ス
テップS11において、API11のTextOut()とExtTe
xtOut()のアドレスがテキスト入力部31のアドレスに
設定されている。このため、WWWブラウザ2は文字列
抽出システム3に再表示用の文字列情報を出力する。
【0051】図5のフローチャートに戻り、文字列抽出
システム3は、ステップS12でタイマ登録を行った
後、WWWブラウザ2が再表示用の文字列情報を出力す
るのを待つ(ステップS13)。文字列抽出システム3
は、WWWブラウザ2からの文字列情報を受け取ると、
CFフラグがオンで、且つ、供給された文字列情報がマ
ウスカーソルの位置の文字列であるか否かを判別する
(ステップS13)。
【0052】NO、即ち、CFフラグがオフ、及び/又
は、供給された文字列情報がマウスカーソルとは異なる
位置の文字列の場合、次の文字列情報の供給を待つ。一
方、YES、即ち、キャプチャフラグCFがオンで、且
つ、供給された文字列情報がマウスカーソルの位置の文
字列の場合、フックした関数を元に戻し、即ち、API
11のTextOut()とExtTextOut()に、テキスト出力部1
1Aのアドレスを設定し、テキスト出力部11Aを介し
て、文字列情報をウインドウシステム1に供給する(ス
テップS14)。また、CFフラグをオフする(ステッ
プS14)。ウインドウシステム1は、供給された文字
列情報を表示画面の該当個所に表示する(ステップS1
4)。
【0053】また、文字列抽出システム3は、WWWブ
ラウザ2から供給された文字列情報とマウスカーソルの
座標を辞書検索アプリケーション4に供給する(ステッ
プS15)。
【0054】ステップS15の終了後、この文字列抽出
システム3が起動されている限りステップS13〜S1
5の処理が繰り返される。
【0055】次に、辞書検索アプリケーション4の動作
を図9のフローチャートを参照して説明する。辞書検索
アプリケーション4は、文字列抽出システム3から文字
列情報とマウスカーソルの座標が供給されると、それら
の情報から、検索対象文字列を抽出する(ステップS5
1)。例えば、供給された文字列が英語、ドイツ語等の
場合、マウスカーソルの前後の終端文字(スペース、タ
ブ、ピリオド、クレスチョンマーク等)で挟まれた文字
列(単語)を検索対象文字列とする。また、供給された
文字列が日本語、中国語等の場合、マウスカーソルの位
置の文字を先頭にして所定数の文字を検索対象文字列と
する。適切な検索対象語を抽出できない場合には、文字
数を順次1つずつ減らして、検索対象文字列とする。
【0056】続いて、抽出された検索対象文字列で辞書
を検索する(ステップS52)。辞書検索アプリケーシ
ョン4は、検索結果を、API11のテキスト出力部1
1Aに供給し、ウインドウシステム1は、供給された検
索結果を、画面上の適当なウインドウ内に表示する(ス
テップS53)。さらに、テキスト入力部31の関数を
フックし、文字列情報の供給先をテキスト入力部31と
する。
【0057】上述の動作を、図10の具体例を参照して
説明する。画面に、図10(A)に示すように、主アプ
リケーションにより「Thisis a pen.」と
表示されているとする。ここで、マウスカーソルが「T
his」を指示している。この指示が一定時間以上、例
えば、400ms以上継続すると、ステップS24で、
t>Tと判別される。このため、ステップS25で、図
10(B)に示すように、1×8のドットを書き込む
(描画する)。この描画はウインドウシステム1により
検出され、ウインドウシステム1は、主アプリケーショ
ンに「This is a pen.」を含む領域の再
表示を指示する(ステップS33)。
【0058】この指示に応答し、主アプリケーション2
は、「This is a pen.」を含む文字列情
報(表示データ)を出力する(ステップS41)。この
文字列情報はAPI11のテキスト出力部11Aではな
く、文字列抽出システム3に供給される。文字列抽出シ
ステム3は、供給された文字列情報をAPI11Aに供
給する(ステップS15)。ウインドウシステム1は、
表示データを再度描画して表示する。このため、表示は
図10(A)の元の状態に戻る。
【0059】続いて、文字列抽出システム3は、供給さ
れた文字列情報(テキスト、位置情報等)とカーソルの
位置情報を辞書検索アプリケーション4に供給する。辞
書検索アプリケーション4は、供給された文字列情報と
その位置情報、及びカーソルの位置情報から、カーソル
が「This」の「h」を指示していることを判別す
る。
【0060】辞書検索アプリケーション4は、カーソル
が指示する「h」から順次前方と後方に文字をチェック
し、「T」の前と「s」の後ろに終端文字が存在するこ
とを判別し、終端文字間の文字列「This」を検索対
象文字列として抽出する(ステップS51)。続いて、
抽出した「This」で辞書、例えば、英和辞書を検索
し、対応する訳語「これ」を索出する(ステップS5
2)。次に、辞書検索アプリケーション4は、検索語
「This」と訳語「これ」の対「This:これ」を
API11のテキスト出力部11Aに出力する(ステッ
プS53)。ウインドウシステム1は、辞書検索アプリ
ケーション4から供給された「This:これ」をカー
ソルの右下に図10(C)に示すように表示する。
【0061】このようにして、この実施の形態によれ
ば、例えば、マウスカーソルで画面上の任意の文字列を
指示するだけで、その文字列を抽出することができる。
さらに、この抽出した文字列から、例えば、検索文字列
を抽出し、辞書などを検索し、検索結果を画面に表示す
ることができる。
【0062】(第2の実施の形態)次に、この発明の第
2の実施の形態を説明する。この実施の形態にかかる文
字列抽出システムの基本的な構成は、第1の実施の形態
のシステムと基本的に同一である。ただし、マウスカー
ソルが一定時間以上停止したことを検出して、矩形を描
画し、文字列を抽出する工程が以下に説明するように、
第1の実施の形態とは異なる。
【0063】まず、ウインドウシステム1は、図11A
に示すように、マウスが移動したことを判別すると、タ
イマがセットされているか否かを判別し(ステップS6
1)、セットされていれば、タイマを解除(リセット)
する(ステップS62)。タイマがセットされていない
場合、又はタイマを解除した後、タイマを起動する(ス
テップS63)。このような処理を行うことにより、例
えば、マウスが一定期間(例えば、300ミリ秒以上)
停止した場合のみ、タイマがカウントを完了し、タイマ
イベントが発生する。
【0064】タイマイベントが発生すると、描画部32
は、タイマを解除し(ステップS71)、主アプリケー
ションが出力する文字列情報をテキスト入力部31に供
給するために、テキスト入力部31の関数(テキスト関
数)をフックする(ステップS72)。次に、CFフラ
グをオンする。続いて、図形をカーソル位置に書き込み
(ステップS73)、終了する。
【0065】この描画処理により、主アプリケーション
2は再表示のために、文字列情報を出力する。ステップ
S72でテキスト関数がフックされているので、主アプ
リケーション2が出力する文字列情報はテキスト入力部
31に供給される。テキスト入力部31は、供給された
文字列情報が自ウインドウ内の文字列の情報であるか否
かを判別し(ステップS81)、もし、自ウインドウ内
であれば、フックしたテキスト関数を元に戻し(ステッ
プS82)、処理を終了する。
【0066】一方、ステップS81で、供給された文字
列情報が自ウインドウ外の文字の文字列であることを判
別すると(ステップS81)、CFフラグがオフである
か否かを判別する(ステップS83)。CFフラグがオ
フの場合、ステップS82に進み、フックしたテキスト
関数を元に戻し、処理を終了する。
【0067】ステップS83で、CFフラグがオンであ
ると判別された場合、供給された文字列情報を取り込み
(ステップS84)、辞書検索アプリケーション4に抽
出した文字列を供給する(ステップS84)。その後、
CFフラグをオフする(ステップS85)。その後、ス
テップS82に進み、フックしたテキスト関数を元に戻
し、文字列抽出処理を終了する。辞書検索アプリケーシ
ョン4は、ステップS85で供給された文字列から検索
文字列を抽出し、辞書を検索し、検索結果を得る。ステ
ップS82で、フックしていたテキスト関数を元に戻し
ているので、検索結果はAPI11のテキスト出力部1
1Aに供給され、表示される。
【0068】第1の実施の形態では、タイマイベントが
所定周期で必ず発生し、描画が行われたが、この実施の
形態では、マウスが一定期間以上停止した場合のみ、タ
イマイベントが発生し、描画が行われる。従って、シス
テムの負担が小さい。また、第2の実施の形態では、第
1の実施の形態と比較して、テキスト関数のフック・オ
フフックの回数を低減することができる。従って、シス
テムの負担が小さい。
【0069】なお、この発明は、上記実施の形態に限定
されず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、以
上の説明では、主アプリケーション2がWWWブラウザ
である場合について説明したが、主アプリケーション2
はワードプロセッサ、スプレッドシート、またはデータ
ベース等のどのようなアプリケーションでもよい。ま
た、補助アプリケーション4も辞書検索アプリケーショ
ンに限らず、データベース検索アプリケーション、デー
タ入力アプリケーション等の種々のアプリケーションを
利用することができる。
【0070】また、上記説明においては、アプリケーシ
ョンプログラムに文字列(表示情報)を再出力させるた
めに、ドット列データをカーソル位置に書き込んだが、
アプリケーションプログラムに文字列(表示情報)を再
出力させることができるならば、他の手法を採用しても
よい。
【0071】また、この発明は、抽出した文字列(単
語)で辞書を検索する場合に限定されず、カーソルが指
示する単語等の文字列をコピー、削除、置換する場合の
ように、単語を処理する任意の場合に適用可能である。
また、カーソルの指示する位置の前後のピリオド、クエ
スチョンマーク等との間の文字列を切り出すことによ
り、文を抽出してもよい。
【0072】この発明においては、ハードディスク等の
記録媒体に記録されたプログラムを読み出すことによ
り、コンピュータシステム上に上述した文字列抽出シス
テムを構築するが、ハードディスクに限らず、任意の媒
体にプログラムを格納し、これをコンピュータにインス
トールすることにより、文字列抽出システムを構築して
もよい。また、媒体として通信媒体を使用し、ネットワ
ークを介してプログラムを頒布し、ダウンロードしたプ
ログラムをインストールして使用するようにしてもよ
い。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、アプリケーションの画面上で、所望の文字列の1点
をカーソルで指示することにより、その文字列を抽出し
て補助アプリケーションに与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る文字列抽出システ
ムのを組み込んだWWWアクセスシステムの模式的構成
を示すブロック図である。
【図2】アプリケーションインタフェースを説明するた
めの図である。
【図3】図1のシステムを構成するコンピュータシステ
ムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図4】図1のシステムの各機能部分の階層構成を説明
するための図である。
【図5】図1の文字列抽出システムの動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図6】図1の文字列抽出システムの動作を説明するた
めの描画処理のフローチャートである。
【図7】図1の文字列抽出システムの動作を説明するた
めの描画検出処理のフローチャートである。
【図8】図1の文字列抽出システムの動作を説明するた
めの再表示処理のフローチャートである。
【図9】図1の文字列抽出システムの動作を説明するた
めの辞書検索処理のフローチャートである。
【図10】図1の文字列抽出システムの動作を説明する
ための表示例を示す図である。
【図11】第2の実施の形態にかかる文字列抽出システ
ムの描画動作を説明するための描画処理のフローチャー
トである。
【図12】第2の実施の形態にかかる文字列抽出システ
ムの描画動作を説明するための描画処理のフローチャー
トである。
【図13】図1の文字列抽出システムの動作を説明する
ための文字列抽出処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ウィンドウシステム 2 WWWブラウザ(主アプリケーション) 3 文字列抽出システム 4 辞書検索アプリケーション(補助アプリケーシ
ョン) 11 アプリケーションインタフェース(API) 11A テキスト出力部 31 テキスト入力部 32 描画部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テキスト出力部を含むアプリケーションイ
    ンタフェースを備えるオペレーティングシステムを実行
    する手段と、 前記オペレーティングシステム上で動作し且つ前記テキ
    スト出力部を介して前記オペレーティングシステムに文
    字列を供給することにより、該文字列を表示画面上に表
    示するアプリケーションを実行する手段と、 前記表示画面上のカーソル位置に画像を書き込むことに
    より、前記アプリケーションに再表示用の文字列を出力
    させる描画手段と、 前記アプリケーションが出力した再表示用の文字列を入
    力することにより、前記カーソル位置近傍の文字列を抽
    出し、さらに、入力した文字列を前記テキスト出力部を
    介してオペレーティングシステムに供給することによ
    り、再表示する入力手段と、 を備えることを特徴とする文字列抽出システム。
  2. 【請求項2】テキスト出力部を含むアプリケーションイ
    ンタフェースを備えるオペレーティングシステムを実行
    する手段と、 前記オペレーティングシステム上で動作し且つ前記テキ
    スト出力部を介して前記オペレーティングシステムに文
    字列を供給することにより、該文字列を表示画面上に表
    示するアプリケーションを実行する手段と、 前記表示画面上のカーソル位置に画像を書き込むことに
    より、前記アプリケーションに表示用の文字列を出力さ
    せると共に出力先を所定のアドレスに設定する描画手段
    と、、 前記アプリケーションから前記所定のアドレスに出力さ
    れた表示用の文字列を入力することにより、カーソル位
    置近傍の文字列を抽出する入力手段と、 を備えることを特徴とする文字列抽出システム。
  3. 【請求項3】前記描画手段は、目視困難なドット列をカ
    ーソル位置に書き込む手段を含むことを特徴とする請求
    項1又は2に記載の文字列抽出システム。
  4. 【請求項4】前記入力手段が取得した文字列から、カー
    ソル位置近傍の終端文字で挟まれる文字列を、単語とし
    て抽出する単語抽出手段を含むことを特徴とする請求項
    1、2又は3に記載の文字列抽出システム。
  5. 【請求項5】前記入力手段が取得した文字列から、カー
    ソル位置の文字を先頭とする文字列を、単語として抽出
    する単語手段を含むことを特徴とする請求項1、2又は
    3に記載の文字列抽出システム。
  6. 【請求項6】抽出した単語から辞書を検索し、前記入力
    手段を介さずに前記表示手段に検索結果を供給して表示
    させる辞書アプリケーションを更に備える、ことを特徴
    とする請求項4又は5に記載の文字列抽出システム。
  7. 【請求項7】表示画面に文字列を表示するアプリケーシ
    ョンと、 前記表示画面にカーソルを表示し、外部操作に応答し
    て、このカーソルを移動するカーソル表示手段と、 前記アプリケーションに対し、前記カーソルが指示する
    位置を含む所定の領域の文字列を再出力させる再出力手
    段と、 前記再出力手段に応答して、前記アプリケーションが再
    出力した文字列を入力し、入力した文字列に従って、カ
    ーソル近傍の文字列を抽出する抽出手段と、 を具備することを特徴とする文字列抽出システム。
  8. 【請求項8】表示画面上への文字列表示を行う文字列出
    力部を含むアプリケーションインタフェースを有するオ
    ペレーティングシステムを実行するオペレーティングシ
    ステム実行手段と、 前記文字列出力部に表示対象文字列を供給することによ
    り、前記表示画面上へ文字列を表示するアプリケーショ
    ンと、 前記オペレーティングシステムの前記文字列出力部と置
    換して使用され、前記アプリケーションからの表示デー
    タを受信し、受信した表示データを前記オペレーティン
    グシステムに供給すると共に受信した表示データに含ま
    れる文字列を抽出する文字列抽出部と、 を具備することを特徴とする文字列抽出システム。
  9. 【請求項9】表示画面上への文字列表示を行う文字列出
    力部を含むアプリケーションインタフェースを有するオ
    ペレーティングシステム上で動作し、且つ、前記アプリ
    ケーションインタフェースの文字列出力部を介して表示
    画面に文字列を表示するアプリケーションの表示画面に
    データを書き込むことにより、前記アプリケーションに
    文字列情報の再出力を行わせる再出力用プログラムと、 前記アプリケーションから前記アプリケーションインタ
    フェースの文字列出力部に向けて出力された文字列情報
    を入力する入力用プログラムと、 前記入力用プログラムが入力した文字列情報から、所定
    の文字列条件に従って、カーソル位置近傍の文字列を抽
    出する文字列抽出プログラムと、 を記憶することを特徴とするプログラム記憶媒体。
  10. 【請求項10】他アプリケーションに対し、カーソルが
    指示する位置を含む所定の領域の表示データを再出力さ
    せるプログラムと、 前記他のアプリケーションが出力した表示データを取り
    込み、取り込んだ表示データと前記カーソルが指示する
    位置とから、前記カーソルが指示する文字列を抽出する
    プログラムと、 を記憶するプログラム記憶媒体。
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