JP4877831B2 - 確認システム、情報提供システム、ならびに、プログラム - Google Patents

確認システム、情報提供システム、ならびに、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ブラウザでの閲覧前にウェブ文書の安全度を容易に確認するのに好適な確認システム、当該確認システムを構成するコンピュータにて実行されるプログラム、ブラウザで閲覧しているウェブ文書内のテキストに対する関連情報を閲覧するのに好適な情報提供システム、ならびに、当該情報提供システムを構成するコンピュータにて実行されるプログラムに関する。
従来から、インターネット内に配置された文書を、ユーザの端末装置から閲覧するWWW(World Wide Web)システムが提供されている。このようなウェブ文書を閲覧するためのアプリケーションはブラウザと呼ばれ、各種のブラウザが各社から提案されている。
ブラウザを経由して利用できるサービスには、外国語で作成されたウェブ文書をユーザの母国語に飜訳するものがある。たとえば、あるシステムでは、ユーザが飜訳を希望するウェブ文書のURL(Universal Resource Locater)を、CGI(Common Gateway Interface)を用いて飜訳サーバに知らせ、飜訳サーバが当該ウェブ文書を取得した後に飜訳を行い、飜訳後の文書をユーザのブラウザに提供して表示させることとしている。
このほか、以下の文献には、ブラウザが動作するオペレーティング・システムのシステムコールにフックをかけてマウスカーソルの近傍に表示される文字列を取得し、当該文字列の飜訳結果をポップアップ表示する技術が開示されている。
特許第3422897号公報
一般に、ユーザがあるウェブ文書の閲覧を希望する場合には、ユーザ本人でも、ウェブ文書提供者でもない、第三者の意見を聞きたい場合がある。たとえば上記の飜訳サービスは、「第三者の意見」として当該ウェブ文書の飜訳文が提供されると考えることができる。
一方で、ウェブは有用な情報の宝庫である一方で、悪意のあるコンテンツが提供されていることも否定できない。そこで、ユーザの閲覧前に、ウェブ文書内の単語の出現頻度に基づき、SPAMフィルタで利用されるベイジアンフィルタ技術等を用いてウェブ文書の分類を行い、ウェブ文書が安全か否かを確認することも考えられる。
また、悪意のあるサイトのホスト名やIPアドレスを格納したブラックリストを端末装置に定期的にダウンロードさせ、そのようなサイトへのアクセスを警告したり、事前に防止する手法もありうる。
このほか、ウェブ文書に含まれるテキストについての関連情報を、第三者の意見として、複数のサーバ装置から取得したい場合もありうる。
しかしながら、ユーザが利用する端末装置においてこのような事前確認を行うこととすると、端末装置の計算負荷が高くなる、という問題が生じる。また、ブラックリストそのものが巨大になってしまって端末装置の記憶領域を消費してしまうおそれもある。さらに、定期的にブラックリストをダウンロードさせる手法では、ブラックリストが必ずしも最新のものとなるとは限らず、危険なサイトに入り込んでしまう可能性もある。
一方で、ブラックリストに掲載されていないサイトであっても、SPAMフィルタ等と同様に事前確認を行いたいという要望は存在するが、[特許文献1]に開示の技術を適用するのでは、端末装置の計算資源が消費されてしまうほか、オペレーティングシステムそのものに対してフックをかけるという処理を行うため、ウェブ文書の閲覧以外の局面でも不要な計算が行われてしまう、という問題がある。
さらに、複数のサーバ装置から第三者の意見として関連情報を取得するにあたっては、当該関連情報を適切にユーザに提示する必要がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、ブラウザでの閲覧前にウェブ文書の安全度を容易に確認するのに好適な確認システム、当該確認システムを構成するコンピュータにて実行されるプログラム、ブラウザで閲覧しているウェブ文書内のテキストに対する関連情報を閲覧するのに好適な情報提供システム、ならびに、当該情報提供システムを構成するコンピュータにて実行されるプログラムを提供することを目的とする。
以上の目的を達成するため、本発明の原理にしたがって、下記の発明を開示する。
本発明の第1の観点に係る確認システムは、端末装置と、サーバ装置と、を備え、以下のように構成する。
すなわち、端末装置は、文書取得部、文書表示部、安全情報取得部、安全情報表示部、入力受付部、ディスパッチ部を備える。
ここで、文書取得部は、与えられたURLに対応付けられるウェブ文書を、コンピュータ通信網から取得する。
一方、文書表示部は、文書取得部によりウェブ文書が取得されると、当該取得されたウェブ文書を画面に表示する。
さらに、安全情報取得部は、与えられたURLに対する安全情報を、サーバ装置から取得する。
そして、安全情報表示部は、当該画面に表示されたウェブ文書に含まれるURLに対する安全情報が安全情報取得部により取得されると、当該画面において当該URLが表示される位置の近傍に当該安全情報を表示する。
一方、入力受付部は、画面に表示されたウェブ文書に含まれるURLを指定する第1種もしくは第2種の指示入力を受け付ける。
さらに、ディスパッチ部は、当該第1種の指示入力が受け付けられた場合、文書取得部に、当該第1種の指示入力に指定されたURLを与え、当該第2種の指示入力が受け付けられた場合、安全情報取得部に当該第2種の指示入力に指定されたURLを与える。
一方、サーバ装置は、安全情報記憶部、安全情報提供部を備える。
ここで、安全情報記憶部は、URLと、当該URLに対する安全情報と、を対応付けて記憶する。
一方、安全情報提供部は、端末装置から求められたURLに対応付けて安全情報記憶部に記憶される安全情報を、端末装置に提供する。
本発明のその他の観点に係るプログラムは、ブラウザプログラムが動作する端末装置用コンピュータにて実行されるプラグインプログラムと、サーバ用コンピュータにて実行されるサーバプログラムと、を備え、以下のように構成する。
まず、ブラウザプログラムは、端末装置用コンピュータを、与えられたURLに対応付けられるウェブ文書を、コンピュータ通信網から取得する文書取得部、文書取得部によりウェブ文書が取得されると、当該取得されたウェブ文書を画面に表示する画面表示部、画面に表示されたウェブ文書に含まれるURLを指定する第1種もしくは第2種の指示入力を受け付ける入力受付部、当該指示入力の種類に対応付けられる手段に、当該指示入力に指定されたURLを与えるディスパッチ部として機能させる。
ここで、ブラウザプログラムは、ディスパッチ部において、当該第1種の指示入力に対して、文書取得部を対応付ける。
一方、プラグインプログラムは、端末装置用コンピュータを、与えられたURLに対する安全情報を、サーバ装置から取得する安全情報取得部、当該画面に表示されたウェブ文書に含まれるURLに対する安全情報が安全情報取得部により取得されると、当該画面において当該URLが表示される位置の近傍に当該安全情報を表示する安全情報表示部として機能させる。
ここで、プラグインプログラムは、ディスパッチ部において、当該第2種の指示入力に対して、安全情報取得部を対応付ける。
さらに、サーバプログラムは、サーバ用コンピュータをURLと、当該URLに対する安全情報と、を対応付けて記憶する安全情報記憶部、端末装置から求められたURLに対応付けて安全情報記憶部に記憶される安全情報を、端末装置に提供する安全情報提供部として機能させる。
また、本発明のプログラムは、以下のように構成することができる。
すなわち、プラグインプログラムは、端末装置用コンピュータを、与えられたURLを閲覧する旨をサーバ装置に通知してから、当該URLを文書取得部に与える閲覧フック部として機能させ、プラグインプログラムは、ディスパッチ部において、当該第1種の指示入力に対して、文書取得部にかえて、閲覧フック部を対応付ける。
一方、サーバプログラムは、サーバ用コンピュータを、端末装置からの閲覧する旨の通知を受け付ける通知受付部、安全情報記憶部に記憶されるURLのそれぞれについて、当該安全情報が求められた回数と、当該閲覧する旨の通知が受け付けられた回数と、を、当該URLに対応付けられる安全情報に反映させる安全情報反映部としてさらに機能させる。
本発明のその他の観点に係る情報提供システムは、端末装置と、複数のサーバ装置と、を備え、以下のように構成する。
すなわち、端末装置は、文書取得部、文書表示部、関連情報取得部、関連情報表示部、入力受付部、ディスパッチ部を備える。
ここで、文書取得部は、与えられたテキストが示すURLに対応付けられるウェブ文書を、コンピュータ通信網から取得する。
一方、文書表示部は、文書取得部によりウェブ文書が取得されると、当該取得されたウェブ文書を画面に表示する。
さらに、関連情報取得部は、与えられたテキストに対する関連情報を、複数のサーバ装置のそれぞれから取得する。
そして、関連情報表示部は、当該画面に表示されたウェブ文書に含まれるテキストに対する関連情報が関連情報取得部により取得されると、当該画面において当該テキストが表示される位置の近傍に当該関連情報を表示する。
一方、入力受付部、当該画面に表示されたウェブ文書に含まれるテキストを指定する第1種または第2種の指示入力を受け付ける。
さらに、ディスパッチ部は、当該第1種の指示入力が受け付けられた場合、文書取得部に、当該第1種の指示入力に指定されたテキストを与え、当該第2種の指示入力が受け付けられた場合、関連情報取得部に、当該第2種の指示入力に指定されたテキストを与える。
一方、複数のサーバ装置のそれぞれは、関連情報記憶部、関連情報提供部を備える。
ここで、関連情報記憶部は、テキストと、当該テキストに対する関連情報と、を対応付けて記憶する。
一方、関連情報提供部は、端末装置から求められたテキストに対応付けて関連情報記憶部に記憶される関連情報を、端末装置に提供する。
本発明のその他の観点に係るプログラムは、ブラウザプログラムが動作する端末装置用コンピュータにて実行されるプラグインプログラムと、複数のサーバ用コンピュータのそれぞれにて実行されるサーバプログラムと、を備え、以下のように構成することができる。。
まず、ブラウザプログラムは、端末装置用コンピュータを、与えられたテキストが示すURLに対応付けられるウェブ文書を、コンピュータ通信網から取得する文書取得部、文書取得部によりウェブ文書が取得されると、当該取得されたウェブ文書を画面に表示する画面表示部、当該画面に表示されたウェブ文書に含まれるテキストを指定する第1種もしくは第2種の指示入力を受け付ける入力受付部、当該指示入力の種類に対応付けられる手段に、当該指示入力に指定されたテキストを与えるディスパッチ部として機能させる。
ここで、ブラウザプログラムは、ディスパッチ部において、当該第1種の指示入力に対して、文書取得部を対応付ける。
一方、プラグインプログラムは、端末装置用コンピュータを、与えられたテキストに対する関連情報を、複数のサーバ用コンピュータのそれぞれから取得する関連情報取得部、当該画面に表示されたウェブ文書に含まれるテキストに対する関連情報が関連情報取得部により取得されると、当該画面において当該テキストが表示される位置の近傍に当該関連情報を表示する関連情報表示部として機能させる。
ここで、プラグインプログラムは、ディスパッチ部において、当該第2種の指示入力に対して、関連情報取得部を対応付ける。
さらに、サーバプログラムは、複数のサーバ用コンピュータのそれぞれをテキストと、当該テキストに対する関連情報と、を対応付けて記憶する関連情報記憶部、端末装置から求められたテキストに対応付けて関連情報記憶部に記憶される関連情報を、端末装置に提供する関連情報提供部として機能させる。
また、本発明のプログラムは、以下のように構成することができる。
すなわち、プラグインプログラムは、端末装置用コンピュータにおいて、関連情報取得部により複数のサーバ用のコンピュータから関連情報が取得されるごとに、関連情報表示部は、当該画面において当該テキストが表示される位置の近傍の所定領域内に表示されるべきテキストとして当該関連情報を追加することにより、当該関連情報を表示するように機能させる。
また、本発明のプログラムは、以下のように構成することができる。
すなわち、プラグインプログラムは、端末装置用コンピュータにおいて、関連情報取得部により複数のサーバ用のコンピュータから関連情報が取得されるごとに、関連情報表示部は、当該画面において当該テキストが表示される位置の近傍に既に表示されている関連情報があれば、当該既に表示されている関連情報の背面に当該取得された関連情報をずらしながら重ねて表示し、関連情報表示部は、当該画面において重ねて表示される関連情報のいずれかを表すテキストが指定されると、当該テキストにより表される関連情報を最前面に移動して表示し、入力受付部は、当該画面において重ねて表示される関連情報のいずれかを表すテキストを指定する第3の指示入力をさらに受け付け、ディスパッチ部において、当該第3種の指示入力に対して、関連情報表示部を対応付けるように機能させる。
また、本発明のプログラムは、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等のコンピュータ読取可能な情報記録媒体に記録することができる。
上記プログラムは、当該プログラムが実行されるコンピュータとは独立して、コンピュータ通信網を介して配布・販売することができる。また、上記情報記録媒体は、当該コンピュータとは独立して配布・販売することができる。
本発明によれば、ブラウザでの閲覧前にウェブ文書の安全度を容易に確認するのに好適な確認システム、当該確認システムを構成するコンピュータにて実行されるプログラム、ブラウザで閲覧しているウェブ文書内のテキストに対する関連情報を閲覧するのに好適な情報提供システム、ならびに、当該情報提供システムを構成するコンピュータにて実行されるプログラムを提供することができる。
以下に本発明の実施形態を説明する。以下では、理解を容易にするため、一般的な情報処理装置に本発明が適用される実施形態を説明するが、各種のゲーム装置、PDA、携帯電話などの情報処理装置においても同様に本発明を適用することができる。すなわち、以下に説明する実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素または全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
図1は、本発明の確認システムの実施形態の1つに係るサーバ装置や端末装置が実現される典型的な情報処理装置の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
情報処理装置101は、CPU(Central Processing Unit;中央処理ユニット)102によって制御される。情報処理装置101に電源を投入すると、CPU 102は、ROM 103に記憶されたIPL(Initial Program Loader;初期プログラムローダ)を実行する。
IPLは、ハードディスク104、FDドライブ110に装着されたFD、CD−ROMドライブ(CDD)111に装着されたCD−ROMなどの記録媒体に記憶されたOS(Operating System;オペレーティング・システム)プログラムを読み出して実行するプログラムである。
OSを起動した後、CPU 102は、キーボード105やマウス106などにより入力されたユーザの指示にしたがって、あるいは、ハードディスクなどにあらかじめ記述された設定ファイルの内容にしたがって、ハードディスクなどに記憶されたアプリケーションプログラムを実行する。
ここで、サーバ用コンピュータでは、サーバ用プログラムがアプリケーションプログラムに相当し、端末装置用コンピュータでは、ブラウザ用プログラムおよび当該ブラウザ用プログラムの機能を付加するプラグイン用プログラムがアプリケーションプログラムに相当する。
キーボード105や、マウス106などを操作することによって、各種の情報が入力される。ハードディスク104、FDドライブ110に装着されたFD、CD−ROMドライブ111に装着されたCD−ROMなどの記憶媒体に、各種の情報が記録されることになる。
CPU 102は、プログラムの実行の際に、RAM 107を一時的な作業用記憶領域として用いる。このほか、一時的な作業用記憶領域として、CPU 102内に設けられたレジスタやキャッシュ(図示せず)が使われる。
プログラムの実行に伴ない、途中経過を見せるため、CPU 102は、液晶ディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)などの表示装置108に当該情報を表示することができる。マウス106による指示操作では、マウス106を移動することにより、画面に表示されたカーソルが移動し、マウス106をクリックすることにより、カーソルが指すメニュー項目を選択することができる。
情報処理装置101は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどのインターフェース109を介してインターネットなどのコンピュータ通信網と通信を行うことができる。インターフェース109を介して受信した字画入力を処理の対象としたり、出力された文字をインターフェース109を介して送信したり、インターフェース109を介して受信したプログラムを実行したり、などができる。
端末装置用コンピュータにて、一般的なブラウザ用プログラムが動作している状況下では、画面にウェブ文書が表示されていると、他のウェブ文書に対するアンカーが画面に表示される。
ブラウザ用プログラムの既定の動作、すなわち、プラグイン用プログラムを導入していないときの動作では、ユーザがマウス106を利用してアンカーをシングルクリックすると、インターネット内でアンカーのURLに配置されたウェブ文書が取得され、取得されたウェブ文書が画面に表示される。
以下、この処理を繰り返すことにより、ユーザは、URLを指定するアンカーで連結されたウェブ文書を次々と閲覧することができる。
プラグイン用プログラムを導入すると、マウス106による指示入力があった場合に、既定の動作とは異なる動作を実行させることができるようになる。本実施形態では、アンカーをダブルクリックすると、サーバ装置に対して当該アンカー先のURLが安全か否かの情報を問い合わせ、その結果を画面に表示するものとする。
また、アンカーをシングルクリックしたときの動作は、上記の既定の動作と同じでも良いが、アンカー先のURLを閲覧する旨をサーバ装置に通知して、ユーザがそのアンカーを選択した旨を報告した後に、上記の既定の動作を実行し、当該URLのウェブ文書を閲覧するものとしても良い。
なお、以下では、理解を容易にするため、当該通知を行う実施形態について説明する。また、ダブルクリックではなく、アンカーの近くにマウスカーソルを一定時間以上置く、あるいは、シフトキーを押しながらシングルクリックする等、各種の操作を、安全情報の問合せのための指示入力としても良い。
一般に、あるURLについて、当該URLについての安全情報の問合せがされた回数が多ければ多いほど、そのURLの安全度は低くなり、当該URLを閲覧する旨の通知がされた回数が多ければ多いほど、そのURLの安全度は高くなるものと想定することが可能である。この回数の集計においては、一人のユーザではなく、多数のユーザによる判定が考慮されるからである。
すなわち、本実施形態では、いずれのユーザの端末が問合せや通知を行ったかを区別せずに、その回数を集計する。各ユーザ自身がどのような確認・閲覧行動をとったかを蓄積して、ウェブ文書の安全度の判定に利用するのである。
そこで、本実施形態においては、
(1)悪意のあるサイトであることが判明している場合にはその旨を安全情報に指定し、
(2)悪意のあるサイトであることが判明していない場合には、端末装置からの問合せに応じ、もしくは、事前にクロールすることによって、ウェブ文書を取得して、ベイジアンフィルタ等の技術により安全度を判定する際に、当該URLに対して過去に問合せがされた回数や閲覧通知がされた回数も安全情報として考慮する
こととする。以下詳細に説明する。
(サーバ装置)
図2は、サーバ用コンピュータにてサーバ用プログラムが動作することにより実現されるサーバ装置の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
サーバ装置201は、安全情報記憶部202、安全情報提供部203、通知受付部204、安全情報反映部205、安全情報生成部206を備える。
ここで、安全情報記憶部202は、個々のURLに対する安全情報を記憶するものであり、サーバ装置201を実現するサーバ用コンピュータのハードディスク104等の記憶媒体を利用するのが典型的である。
検索エンジンにおいてウェブ文書がクロールされるのと同様に、事前に(典型的には定期的に)ウェブ文書を取得して、当該ウェブ文書を解析し、安全度を判定して、これを安全情報に含める。また、事前に取得されていなかったURLウェブ文書について、端末装置から問合せがあった場合には、必要に応じて安全情報を生成する。
これらの処理は、CPU 102、RAM 107、インターフェース109が共働して安全情報生成部206として機能することにより、実現される。一般の検索エンジンが実行する処理では、ウェブ文書と検索キーワードとの重み付けを行うところ、本実施形態の処理では、ウェブ文書とその安全情報との対応付けを行うのである。
あるURLに対する安全情報としては、以下のようなものを採用することができる。
(a)当該URLから取得されるウェブ文書のキャッシュ。
(b)当該ウェブ文書からHTMLタグを除去したテキスト形式の文書。
(c)ウェブ文書をブラウザで表示したと想定した場合のサムネイル画像。
(d)当該ウェブ文書についての端末装置からの問合せ回数。この回数が多ければ多いほど、当該ウェブ文書の危険性は高いと想定される。
(e)当該ウェブ文書を閲覧する旨の端末装置からの通知回数。この回数が多ければ多いほど、当該ウェブ文書の安全性は高いと想定される。
(f)当該ウェブ文書を、ベイジアンフィルタなど、危険度・安全度を測定するフィルタプログラムに通して得られる危険度・安全度のスコア。上記(d)(e)の回数を考慮してスコアを計算しても良い。
(g)上記(f)のスコアに対応付けられるメッセージ。ユーザに安全度・危険度を知らせるための説明文に相当するものである。
(h)別途用意されたブラックリストに当該URLが含まれているか否か。たとえば成人向け情報のみを提供するサイト(URL)や詐欺的商法を謀るサイト(URL)、SPAMメール内に指定されているサイト(URL)などを別途ブラックリストに登録しておき、当該ブラックリストに当該URLが合致するか否かの結果を保存しておく。なお、本情報は、安全情報記憶部202に直接記憶することとせずに、必要に応じてブラックリストを参照して取得することとしても良い。すなわち、ブラックリストも安全情報記憶部202に記憶される情報の一つと考えることもできる。ブラックリストは、サーバ装置201の管理者が手動で登録することとしても良いし、ユーザからの通報や、インターネット内の外部データベースを参照することとしても良い。
安全情報提供部203は、端末装置からURLを指定する問合せがあったときに、その問合せに指定されるURLに対応付けられて安全情報記憶部202に記憶される安全情報を取得し、問合せに対する応答として端末装置に提供するものである。
当該問合せのURLについて事前にクロールがなされていない場合には、問合せに応じて当該URLのウェブ文書をクロールして、上記のように安全情報を生成し、安全情報記憶部202に登録してから、当該安全情報を端末装置に提供することとなる。
なお、上記のように、問合せの回数そのものが安全情報に反映されるので、安全情報提供部203が問合せを受け付けると、安全情報記憶部202における当該URLについての問合せ回数を1増やすように、安全情報反映部205が更新を行う。
通知受付部204は、端末装置においてユーザがブラウザ画面に表示することを自ら選んだURLの通知を端末装置から受け付けるものである。
上記のように、通知の回数そのものが、安全情報に反映されるので、通知受付部204が通知を受け付けると、安全情報記憶部202における当該URLについての通知回数を1増やすように、安全情報反映部205が更新を行う。
上記のように安全情報反映部205は、問合せの回数や通知の回数を安全情報記憶部202に反映させるものであるから、問合せや通知がされるたびに、上記のような安全情報生成部を起動して、スコアを更新する等の処理を実行させても良い。
このように、CPU 102は、インターフェース109と共働して安全情報提供部203ならびに通知受付部204として機能するほか、安全情報反映部205としても機能する。
なお、あるURLが、単語の出現頻度から見れば安全と判定されている状況下であっても、問合せ回数Xに対する通知回数Yの比Y/Xが所定閾値未満であるときには、ユーザが自分で危険であると判定してアクセスを回避したと考えられるし、所定閾値以上であれば、ユーザが自分で安全であると判定してアクセスを行ったと考えられる。したがって、この比Y/Xをスコアの一つとして採用し、当該スコアを用いて安全か危険かの判定を行うことも可能である。
また、「安全か危険か」という判定は、「ユーザの好感度が高いか低いか」と強い相関があると考えられる。したがって、Y/Xを「あるURLに対する好感度」のスコアとして利用することも可能である。したがって、当該URLとスコアを蓄積することで各種のマーケティングに利用できるほか、後述するように、当該スコアを、広告を提示するか否かの基準とすることで、適切に広告を提示することができるようになる。
(端末装置)
図3は、ブラウザ用プログラムが動作する端末装置の概要構成を示す模式図であり、図4は、ブラウザ用プログラムおよびこれに機能を付加するプラグイン用プログラムが動作する端末装置の概要構成を示す模式図である。以下、これらの図を参照して説明する。
すなわち、図3に示すように、ブラウザ用プログラムが動作することにより、端末装置用コンピュータは、文書取得部302、文書表示部303、入力受付部304、ディスパッチ部305を有する端末装置301として機能することとなる。
また、図4に示すように、プラグイン用プログラムがさらに動作することにより、端末装置用コンピュータは、安全情報取得部311、安全情報表示部312、閲覧フック部313としてさらに機能することとなり、端末装置301に機能が付加されることとなる。
まず、文書取得部302は、与えられたURLに対応付けられるウェブ文書を、コンピュータ通信網から取得する。文書取得部302にURLが与えられる契機としては、ブラウザのアドレスバーに直接ユーザがURLを入力した場合のほか、すでに画面に表示されている文書のアンカーをユーザが左シングルクリックで選択した場合が典型的である。本発明では、ユーザの指示入力に応じて、ディスパッチ部305が文書取得部302にURLを与えるか否かを判断する。
したがって、CPU 102は、RAM 107やインターフェース109と共働して、文書取得部302として機能する。
一方、文書表示部303は、文書取得部302によりウェブ文書が取得されると、当該取得されたウェブ文書を画面に表示する。ウェブ文書は典型的にはHTML形式の文書であり、当該マークアップを解釈してユーザが操作可能な画面表示を行う。
したがって、CPU 102の制御の下、RAM 107等と共働して、表示装置108が文書表示部303として機能する。
一方、入力受付部304は、画面に表示されたウェブ文書に含まれるURLを指定する第1種もしくは第2種の指示入力を受け付ける。
本実施形態では、指示入力の種類として以下の2種類を想定している。
(1)画面に表示されたウェブ文書のアンカーを左シングルクリックすることにより、当該アンカーのURLを指定する第1種の指示入力が行われる。
(2)画面に表示されたウェブ文書のアンカーを左ダブルリックすることにより、当該アンカーのURLを指定する第2種の指示入力が行われる。
入力受付部304として機能することとなるが、上記のように、指示入力の種類とキーボード105やマウス106の物理的な操作の対応付けは、適宜組み合わせを変更することが可能である。
さらに、ディスパッチ部305は、指示入力の種類にあらかじめ対応付けられた機能要素に、当該指示入力に指定されるURLを与える。ディスパッチ部305は、いわゆるイベント振り分けハンドラの処理を行うと考えることができ、CPU 102が、イベントとイベントハンドラの対応付け表を記憶するRAM 107等と共働して、ディスパッチ部305として機能する。
ここで、図3に示す端末装置301では、第1種の指示入力には、文書取得部302が対応付けられており、第2種の指示入力には、何も対応付けられていない。これは、ブラウザの既定の動作を表すものである。
したがって、第1種の指示入力がされると、ディスパッチ部305を経由して当該URLが文書取得部302に与えられ、これを契機として、文書表示部303により、当該URLに対するウェブ文書が画面表示されることとなる。この動作は、インターネットエクスプローラ(商標)、ネットスケープ(商標)、オペラ(商標)、ファイアフォックス(商標)などの一般的なブラウザにおける動作と同様である。
また、第2種の指示入力がされた場合には、対応付けられる機能要素が存在しないため、ディスパッチ部305はこれを無視するので、特段の処理は実行されないこととなる。なお、既定の動作として、左ダブルクリックに何らかの動作を対応付けることとしても良い。
一方、図4に示す端末装置301では、第1種の指示入力には、閲覧フック部313が対応付けられており、第2種の指示入力には、安全情報取得部311が対応付けられている。この対応付けの変更は、プラグイン用プログラムがブラウザ用プログラムにロードされる際に行われる。
上記のような一般的なブラウザでは、ブラウザの機能を付加するためにプラグインを導入することができるようにしているものが多い。そこで、本実施形態では、アンカーに対するユーザの指示操作をフックすることとしている。
したがって、プラグイン用プログラムが導入された環境下では、第1種の指示入力(アンカーに対する左シングルクリック)がされると、閲覧フック部313に当該URLが与えられる。
閲覧フック部313は、与えられたURLを閲覧する旨をサーバ装置201に通知してから、通常の左シングルクリックと同様の処理を実行するために、当該URLを文書取得部302に与える。すなわち、CPU 102が、インターフェース109等と共働して、閲覧フック部313として機能する。
閲覧フック部313は、どのURLが実際に端末装置で閲覧されるかをサーバ装置201に通知するものであり、上記のように、閲覧の履歴(閲覧の回数)が、当該URLの安全度に反映されるのである。
一方、プラグイン用プログラムが導入された環境下では、第2種の指示入力(アンカーに対する左ダブルクリック)がされると、当該URLが安全情報取得部311に与えられる。
安全情報取得部311は、当該URLを指定する問合せをサーバ装置201に対して行い、その応答として、当該URLに対する安全情報を取得する。
したがって、CPU 102は、インターフェース109等と共働して、安全情報取得部311として機能する。
安全情報が取得されると、安全情報表示部312は、当該画面において当該URLが表示される位置の近傍に当該取得された安全情報を表示する。
画面にウェブ文書が表示されている状況下では、アンカーは当該URLを表示するものであるから、アンカーに対して左ダブルクリックを行ったときのマウスカーソルの位置が、URLが表示される位置ということとなる。そこで、第2の指示入力が発生した際の画面内の座標を保存しておくことにより、当該URLの近傍に、安全情報を表示することができる。
また、ダブルクリックした後にはマウスカーソルの位置は大きく変化しない、とも考えられるから、マウスカーソルの近傍に安全情報を表示することとしても良い。
安全情報は、ブラウザに表示されるウェブ文書のアンカーに対するヒント情報(マウスカーソルがアンカーの近傍に配置されたときに、自動的にバルーン表示、ポップアップ表示、ステータス行表示等される情報。)として表示することも可能である。
この場合には、一旦あるアンカーに対して左ダブルクリックを行い、安全情報が取得されたら、当該アンカーに対するHTMLのタグ属性を、当該安全情報に直接書き換える等の手法を採用することができる。
したがって、CPU 102の制御の下、RAM 107等と共働して、表示装置108が安全情報表示部312として機能する。
なお、上記のように、サーバ装置201に対して安全情報の問合せを行うと、その回数もサーバ装置201に蓄積され、これが、当該URLの安全情報として反映されることとなる。
このほか、プラグイン導入時には、ウェブ文書をダウンロードした旨のイベントに対して、以下のような動作を割り当てることも可能である。
すなわち、ダウンロードされたウェブ文書内のアンカータグに含まれるURLのリストを、すべてサーバ装置201に対して問い合わせる。
サーバ装置201は、リストによる問い合わせの場合には、各URLに対する安全情報をすべて提供するのではなく、一部の情報(典型的には、安全度のスコアのみ、もしくは、安全度が一定の閾値を超えているか否かのみ。以下「簡易安全情報」という。)を端末装置301に提供する。また、安全情報記憶部202に安全情報が記憶されていないものについては、その旨を直ちに提供する。
簡易安全情報の提供を受けたら、安全度のスコアに応じて、各アンカータグの表示属性を設定する。表示属性の設定は、各アンカーに安全度に応じたクラスを付与するとともに、当該各クラスに対する表示用スタイルシートをあらかじめ定義することで容易に実現できる。
たとえば、安全度に応じて、アンカーが画面に表示される場所の後にアイコンを表示したり(たとえば、危険なアンカーについては、髑髏マークや×マークのアイコンを表示し、安全なアンカーについては、アイコンを表示せず、未調査のアンカーについては、クエスチョンマークのアイコンを表示する等)、アンカーを打ち消し線で表示する等の設定が可能である。
URLリストによる問い合わせの場合には、多数のURLが未調査である可能性があり、サーバ装置201に対して問い合わせを行うと、応答までに長時間を要することがありうるが、上記のように、ロード時にアンカーの表示属性を変更する手法では、直ちに応答が可能であるから、簡易安全情報の待ち時間はきわめて短くて済む。
サーバ装置201は、リストによるURLの問い合わせがあり、その中に未調査のURLが存在する場合には、端末装置301に対して簡易安全情報を提供した後にクロールを開始するのが典型的である。
そして、ユーザがアンカーを左ダブルクリックをすると、当該URLに対する詳細な安全情報(以下「詳細安全情報」という。上記実施形態において提供される安全情報に相当するものである。)がサーバ装置201から提供されるようにする、というものである。
このような態様では、事前にサーバ装置201にてキャッシュされているURLについては、簡易安全情報により安全か危険かを簡易に区別することができる一方で、キャッシュされていないURLについてはその旨が提示され、ユーザが要望する場合のみに、端末装置301側に詳細安全情報の取得がされる。
これにより、個々のユーザが必要とする安全情報を的確に、待ち時間も少なく提供することができるようになる。
このようにウェブ文書のダウンロード時、もしくは、表示時のイベントハンドラの処理は、上記と同様に、ディスパッチ部305が振り分け、CPU 102が、インターフェース109等と共働して実行する。
なお、本実施形態のように、ダウンロード時にURLリスト問合せを行う形態では、ダウンロードは、そのウェブ文書の表示開始に相当し、シングルクリックは、そのウェブ文書の表示終了に相当する。
したがって、ダウンロードがされてからシングルクリックがされるまでの間にユーザが行った操作から、
(a)簡易安全情報の取得を行ったURLはどれか
(b)詳細安全情報の取得を行ったURLはどれか
(c)次に閲覧するURLは、詳細安全情報の取得を行ったものか否か
を取得することが可能である。
そこでこれらの情報を、閲覧フック部313がサーバ装置201に通知することにより、サーバ装置201では、
(a)あるURLについて簡易安全情報が取得された回数(当該URLを含むウェブ文書が表示された回数)A
(b)あるURLについて詳細安全情報が取得された回数B
(c)あるURLについて詳細安全情報が取得された後に閲覧された回数C
(d)あるURLについて詳細安全情報が取得された後に閲覧されなかった回数D
(e)あるURLについて詳細安全情報が取得されないままに閲覧された回数E
(f)あるURLについて詳細安全情報が取得されないままに閲覧もされなかった回数F
の統計情報を得ることができる。
これらの統計量の間には、たとえば、以下のような推測がなりたつ。
(1)B/Aが大きければ、そのURLの危険度は高い
(2)C/Bが大きければ、そのURLの危険度は低い
(3)D/Bが大きければ、そのURLの危険度は高い
(4)E/Aが大きければ、そのURLの危険度は低い
したがって、これらの回数パラメータを考慮して、各URLの安全度・危険度を推定することが可能となる。たとえば、上記(1)〜(4)のパラメータを考慮して危険度のスコアを計算する場合には、大きければ危険度が高くなるパラメータには正の係数をその逆のパラメータには負の係数を、それぞれ乗じて加算した結果を、危険度のスコアとする手法がありうる。
いずれのパラメータを危険度・安全度の計算に採用するかは、種々の態様が考えられる。たとえば、上記実施形態における安全情報の問い合わせの回数は、B=C+Dに相当し、閲覧する旨の通知の回数は、Cに相当するため、本実施形態におけるスコア計算の特殊な例と考えることも可能である。
さらに、このスコア計算の際には、出現単語についての出現ベクトル余弦法を考慮したり、ベイジアンフィルタ等の文書分類法を採用した上で、これらのスコアと上記のスコアとの重み付け平均等を採用するなどの手法が適用できる。
図5は、このような実施形態において、画面に表示される情報の様子を示す説明図である。以下、本図を参照して説明する。
本図では、ブラウザ画面501から検索エンジンを用いてある単語「XXXX」を検索した結果が表示されている。
検索結果のアンカー502、503、504には、他のURLへのリンクである旨を示す下線が表示されている。
まず、安全と考えられるサイトへのアンカー502では、特段のアイコン表示はされていない。
一方、危険と判定されたサイトへのアンカー503では、×アイコン523が付近に表示されるほか、アンカー自体に打消線も表示されている。
また、まだ未調査のサイトへのアンカー504では、?アイコン524が付近に表示されている。
ユーザが操作するマウスカーソル505で、アンカー502、503、504のいずれか1つをダブルクリックすると、当該アンカーに対応するURLのサイトの詳細な安全情報がポップアップ表示551される。
当該ポップアップ表示551には、アンカー先のURLの安全度のスコアや当該URLの詳細安全情報の問い合わせがなされた回数(問い合わせ回数)、当該URLを閲覧がなされた回数(通知回数)などが表示される。
このように、本実施形態によれば、ユーザにとって、通常のブラウザの使用感を維持したまま、必要に応じて適宜安全情報を調べることができるとともに、詳細な安全情報を取得した回数や、実際に閲覧行動に至った回数の統計情報が、安全情報そのものに反映されるようにすることで、より適切にサイトの安全度・危険度を判定できるようになる。
なお、簡易安全情報や詳細安全情報には、当該URLに関連する広告情報を含めることとし、危険度・安全度をあらわすアイコンの近傍に、当該広告を表示するような手法も考えられる。特に、安全度が高いと判定されたURLは、一般ユーザからの好感度も高いと考えられるため、上記の判断基準において危険度が低いと判断されたURLに連携して広告をポップアップ表示したり広告先へのアンカーをウェブ文書に付加したり等することで、効果的に広告を提供することができる。
上記実施例では、1つの端末装置301が1つのサーバ装置201に対してウェブ文書に含まれる。URLに関する安全情報を求める形態を説明したが、本実施形態に係る情報提供システムは、これをより一層一般化したものである。
すなわち、ウェブ文書は複数の文字からなるテキストの集合体である。したがって、ウェブ文書を提供している者とは異なる第三者から、当該ウェブ文書に含まれるテキストについての関連情報を取得したいことがありうる。たとえば、ある日本語文に対する英訳の関連情報、中国語訳の関連情報、韓国語訳の関連情報を得たい状況や、ある英単語に対して、その語意を英和辞典から提供する関連情報、その類義語や反対語をシソーラスから提供する関連情報、その使用例や使用頻度をウェブから検索した結果を提供する関連情報、その用語と親和性が高い広告を提供する関連情報を得たいような状況である。
図6は、本情報提供システムの概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
本図に示すように、本情報提供システムにおいては、端末装置301もサーバ装置201も複数台が存在し、インターネット601を経由して通信することにより、多対多の情報提供が行われる。したがって、各端末装置301では、複数のサーバ装置201から提供される関連情報を、適切にユーザに提示する必要がある。
図7は、本情報提供システムに係るサーバ装置の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
本実施形態におけるサーバ装置201における関連情報記憶部702および関連情報提供部703は、上記実施例における安全情報記憶部202および安全情報提供部203を一般化したものであり、URLに限られず、端末装置301から問合せのあったテキストに対する関連情報をあらかじめ記憶し、提供するものである。
上記のように、当該テキストに対する関連情報であれば、どのような情報であっても蓄積して提供することが可能である。
図8は、本情報提供システムに係る端末装置の概要構成を示す模式図である。
本実施形態においても、上記実施形態と同様に、図3に示すような端末装置にプラグインプログラムを導入することで、図8に示すような端末装置を構成する。
本実施形態における端末装置301における関連情報取得部811および関連情報表示部812は、上記実施例における安全情報取得部311および安全情報表示部312を一般化したものである。また、入力受付部304は、URLに限られず、端末装置301においてユーザが指定したテキストをディスパッチ部305に与える。
このほか、上記実施形態における閲覧フック部313は省略されており、第1種指示入力はそのまま文書取得部302へ渡されることとしている。なお、閲覧フック部313を省略しない形態を採用しても良い。
本実施形態では、ウェブブラウザにおいて、他のURLへのリンクをマウス106でクリックすると、第1種の指示入力として受け付けられ、当該指示入力には、当該URLがテキストとして指定される。
また、他のURLへのリンク以外の部分をマウス106でクリックしたり、文書の任意の位置をマウス106でダブルクリックすると、当該マウス106で指定される位置の近傍のテキストが抽出され、当該抽出されたテキストが指定された第2種指示入力として受け付けられる。
ここで、近傍のテキストを抽出する手法については、マウス106により指定された位置の前後の所定文字数分の文字列を抽出することとしても良いし、当該マウス106により指定された位置が含まれるDOM(Document Object Model)により表現されるテキスト、たとえば、当該位置を挟むHTMLタグに囲まれた領域に含まれるテキストを採用することとしても良い。DOM内のテキストが所定の最小文字数や最小単語数を超えるまで、当該抽出するDOMの範囲を広げて、最小文字数や最小単語数を超えた段階のテキストを抽出するのが典型的である。
このほか、ウェブ文書の領域を、コピー・アンド・ペーストで用いられるような手法で選択した後にダブルクリックを実行したり、当該選択された領域に含まれるテキストを右クリックすることでメニューを表示し、当該メニューから「関連項目の取得」のようなメニュー項目を選択することで、当該領域に含まれるテキストを指定する第2種の指示入力とする形態を採用することもできる。
図9、図10、図11は、本実施形態における表示例を示す説明図である。以下、本図を参照して説明する。
図9は、ブラウザ表示画面501内の日本語文書が表示されている領域901から、ユーザがマウスを利用して、所望の領域902を指定した様子を示す。所望の領域902を指定する場合には、当該領域902に含まれるテキストを反転・強調表示するのが一般的である。
その上で、当該領域902をダブルクリックすると、第2指示入力が発生し、関連情報取得部812は、ユーザがプラグインプログラムにおいてあらかじめ登録しておいた複数のサーバ装置201(XXX,YYY,ZZZ)に対して、当該領域902に含まれるテキストを問い合わせる。
図10では、複数のサーバ装置のうち、1つのサーバXXXから返答があった場合の表示例である。
いずれかのサーバ装置201から問い合わせに対する関連情報が得られると、ポップアップ領域903が、ユーザが指定した領域902の近傍のマウスカーソル505の近くポップアップする。そして、
当該ポップアップ領域903の先頭部分903xに、サーバXXXからの関連情報が表示されることになる。
図11では、すべてのサーバからの返答があった場合の表示例である。本図では、サーバ装置201から、XXX,YYY,ZZZの順に返答があり、この順に、ポップアップ領域903内に関連情報が提示されている。ポップアップ領域903はスクロールバー904でスクロール可能に構成されており、ユーザは、到着した順に関連情報を閲覧することができるほか、ポップアップ領域903内に関連情報をまとめて閲覧することができるため、情報をわかりやすく弁別することができる。
上記の例では、1つのポップアップ領域903に複数のサーバ装置201から取得した関連情報が順次表示されることとしていたが、各サーバ装置201ごとに、異なるポップアップ領域903を用意することとしても良い。
図12は、複数のポップアップ領域により関連情報を提示する表示例を示す説明図である。以下、本図を参照して説明する。
本図に示す表示例では、サーバ装置201のうち、XXXからの関連情報が吹き出し型のポップアップウィンドウ951内に、YYYからの関連情報が吹き出し型のポップアップウィンドウ952内に、ZZZからの関連情報が吹き出し型のポップアップウィンドウ953内に、それぞれ表示されている。
そして、これらのポップアップウィンドウ951、952、953は、サーバ装置201からの関連情報が到達すると、生成されて表示される。
各ポップアップウィンドウ951、952、953の上部に表示される題名が、サーバ装置の名称を示している。この題名部分が確認可能なように、ポップアップウィンドウ951、952、953は、重なりつつも場所をずらして表示されている。また、タイトル部分の右端にある×印をクリックすると、当該ポップアップウィンドウを閉じることができる。
ポップアップウィンドウは、新たに生成されたものが最前面になるように重ねられて表示されるのが通例であるが、本実施形態では、新たに生成されたポップアップが最背面になるように重ねられて表示される。
したがって、本図は、関連情報が、最初にXXXから到着し、次にYYYから到着し、最後にZZZから到着した状況を示すものである。
背面にあるポップアップウィンドウの内容を閲覧したい場合には、ユーザは、ウィンドウのタイトル部分をクリックする。すると、ウィンドウのタイトルを指定した第3種の指示入力が生じて、ディスパッチ部305は、関連情報表示部812に対して、当該ウィンドウの題名を通知する。すると、関連情報表示部812は、当該ウィンドウを最前面に移動するのである。
このような処理を実行することによって、ユーザは、マウスカーソル505の移動距離をできるだけ最小限にした上で、適切に複数のサーバ装置201からの関連情報を取得することができるようになる。
上記のように、本発明によれば、ブラウザでの閲覧前にウェブ文書の安全度を容易に確認するのに好適な確認システム、当該確認システムを構成するコンピュータにて実行されるプログラム、ブラウザで閲覧しているウェブ文書内のテキストに対する関連情報を閲覧するのに好適な情報提供システム、ならびに、当該情報提供システムを構成するコンピュータにて実行されるプログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係るサーバ装置や端末装置が実現される典型的な情報処理装置の概要構成を示す模式図である。 サーバ用コンピュータにてサーバ用プログラムが動作することにより実現されるサーバ装置の概要構成を示す模式図である。 ブラウザ用プログラムが動作する端末装置の概要構成を示す模式図である。 ブラウザ用プログラムおよびこれに機能を付加するプラグイン用プログラムが動作する端末装置の概要構成を示す模式図である。 本実施形態による表示例を示す説明図である。 本情報提供システムの概要構成を示す模式図である。 本情報提供システムのサーバ装置の概要構成を示す模式図である。 本情報提供システムのプラグインが導入された端末装置の概要構成を示す模式図である。 本実施形態における表示例を示す説明図である。 本実施形態における表示例を示す説明図である。 本実施形態における表示例を示す説明図である。 複数のポップアップ領域により関連情報を提示する表示例を示す説明図である。
符号の説明
101 情報処理装置
102 CPU
103 ROM
104 HD
105 キーボード
106 マウス
107 RAM
108 表示装置
109 インターフェース
110 FDドライブ
111 CD−ROMドライブ
201 サーバ装置
202 安全情報記憶部
203 安全情報提供部
204 通知受付部
205 安全情報反映部
301 端末装置
302 文書取得部
303 文書表示部
304 入力受付部
305 ディスパッチ部
311 安全情報取得部
312 安全情報表示部
313 閲覧フック部
501 ブラウザ画面
502 安全と判定されたサイトへのアンカー
503 危険と判定されたサイトへのアンカー
504 未調査のサイトへのアンカー
505 マウスカーソル
512 アンカーを意味する下線
523 ×アイコン
524 ?アイコン
551 安全情報のポップアップ表示
601 インターネット
702 関連情報記憶部
703 関連情報提供部
811 関連情報取得部
812 関連情報表示部
901 日本語文書が表示される領域
902 ユーザが指定した領域
903 ポップアップ領域
904 スクロールバー
951 ポップアップウィンドウ
952 ポップアップウィンドウ
953 ポップアップウィンドウ

Claims (4)

  1. ブラウザプログラムが動作する端末装置用コンピュータにて実行されるプラグインプログラムと、サーバ用コンピュータにて実行されるサーバプログラムと、を備えるプログラムであって、
    (a)前記ブラウザプログラムは、前記端末装置用コンピュータを、
    与えられたURLに対応付けられるウェブ文書を、コンピュータ通信網から取得する文書取得部、
    前記文書取得部によりウェブ文書が取得されると、当該取得されたウェブ文書を画面に表示する画面表示部、
    当該画面に表示されたウェブ文書に含まれるURLを指定する第1種もしくは第2種の指示入力を受け付ける入力受付部、
    当該指示入力の種類に対応付けられる手段に、当該指示入力に指定されたURLを与えるディスパッチ部として機能させ、
    前記ブラウザプログラムは、前記ディスパッチ部において、当該第1種の指示入力に対して、前記文書取得部を対応付け、
    (b)前記プラグインプログラムは、前記端末装置用コンピュータを、
    与えられたURLに対する安全情報を、前記サーバ装置から取得する安全情報取得部、
    当該画面に表示されたウェブ文書に含まれるURLに対する安全情報が前記安全情報取得部により取得されると、当該画面において当該URLが表示される位置の近傍に当該安全情報を表示する安全情報表示部として機能させ、
    前記プラグインプログラムは、前記ディスパッチ部において、当該第2種の指示入力に対して、前記安全情報取得部を対応付け、
    (c)前記サーバプログラムは、前記サーバ用コンピュータを
    URLと、当該URLに対する安全情報と、を対応付けて記憶する安全情報記憶部、
    前記端末装置から求められたURLに対応付けて前記安全情報記憶部に記憶される安全情報を、前記端末装置に提供する安全情報提供部
    として機能させ、
    (d)前記プラグインプログラムは、前記端末装置用コンピュータを、
    与えられたURLを閲覧する旨を前記サーバ装置に通知してから、当該URLを前記文書取得部に与える閲覧フック部として機能させ、
    前記プラグインプログラムは、前記ディスパッチ部において、当該第1種の指示入力に対して、前記文書取得部にかえて、前記閲覧フック部を対応付け、
    (e)前記サーバプログラムは、前記サーバ用コンピュータを、
    前記端末装置からの閲覧する旨の通知を受け付ける通知受付部、
    前記安全情報記憶部に記憶されるURLのそれぞれについて、当該安全情報が求められた回数と、当該閲覧する旨の通知が受け付けられた回数と、を、当該URLに対応付けられる安全情報に反映させる安全情報反映部として機能させる
    ことを特徴とするプログラム。
  2. 端末装置と、複数のサーバ装置と、を備える情報提供システムであって、
    (a)前記端末装置は、
    与えられたテキストが示すURLに対応付けられるウェブ文書を、コンピュータ通信網から取得する文書取得部、
    前記文書取得部によりウェブ文書が取得されると、当該取得されたウェブ文書を画面に表示する文書表示部、
    与えられたテキストに対する関連情報を、前記複数のサーバ装置のそれぞれから取得する関連情報取得部、
    当該画面に表示されたウェブ文書に含まれるテキストに対する関連情報が関連情報取得部により取得されると、当該画面において当該テキストが表示される位置の近傍に当該関連情報を表示する関連情報表示部、
    当該画面に表示されたウェブ文書に含まれるテキストを指定する第1種または第2種の指示入力を受け付ける入力受付部、
    当該第1種の指示入力が受け付けられた場合、前記文書取得部に、当該第1種の指示入力に指定されたテキストを与え、当該第2種の指示入力が受け付けられた場合、前記関連情報取得部に、当該第2種の指示入力に指定されたテキストを与えるディスパッチ部
    を備え、
    (b)前記複数のサーバ装置のそれぞれは、
    テキストと、当該テキストに対する関連情報と、を対応付けて記憶する関連情報記憶部、
    前記端末装置から求められたテキストに対応付けて前記関連情報記憶部に記憶される関連情報を、前記端末装置に提供する関連情報提供部
    を備え、
    (c)前記端末装置において、
    前記関連情報取得部により前記複数のサーバ装置から関連情報が取得されるごとに、前記関連情報表示部は、当該画面において当該テキストが表示される位置の近傍に既に表示されている関連情報があれば、当該既に表示されている関連情報の背面に当該取得された関連情報をずらしながら重ねて表示し、
    前記関連情報表示部は、当該画面において重ねて表示される関連情報のいずれかを表すテキストが指定されると、当該テキストにより表される関連情報を最前面に移動して表示し、
    前記入力受付部は、当該画面において重ねて表示される関連情報のいずれかを表すテキストを指定する第3の指示入力をさらに受け付け、
    前記ディスパッチ部において、当該第3種の指示入力に対して、前記関連情報表示部を対応付ける
    ことを特徴とする情報提供システム。
  3. ブラウザプログラムが動作する端末装置用コンピュータにて実行されるプラグインプログラムと、複数のサーバ用コンピュータのそれぞれにて実行されるサーバプログラムと、を備えるプログラムであって、
    (a)前記ブラウザプログラムは、前記端末装置用コンピュータを、
    与えられたテキストが示すURLに対応付けられるウェブ文書を、コンピュータ通信網から取得する文書取得部、
    前記文書取得部によりウェブ文書が取得されると、当該取得されたウェブ文書を画面に表示する画面表示部、
    当該画面に表示されたウェブ文書に含まれるテキストを指定する第1種もしくは第2種の指示入力を受け付ける入力受付部、
    当該指示入力の種類に対応付けられる手段に、当該指示入力に指定されたテキストを与えるディスパッチ部として機能させ、
    前記ブラウザプログラムは、前記ディスパッチ部において、当該第1種の指示入力に対して、前記文書取得部を対応付け、
    (b)前記プラグインプログラムは、前記端末装置用コンピュータを、
    与えられたテキストに対する関連情報を、前記複数のサーバ用コンピュータのそれぞれから取得する関連情報取得部、
    前記当該画面に表示されたウェブ文書に含まれるテキストに対する関連情報が前記関連情報取得部により取得されると、当該画面において当該テキストが表示される位置の近傍に当該関連情報を表示する関連情報表示部として機能させ、
    前記プラグインプログラムは、前記ディスパッチ部において、当該第2種の指示入力に対して、前記関連情報取得部を対応付け、
    (c)前記サーバプログラムは、前記複数のサーバ用コンピュータのそれぞれを
    テキストと、当該テキストに対する関連情報と、を対応付けて記憶する関連情報記憶部、
    前記端末装置から求められたテキストに対応付けて前記関連情報記憶部に記憶される関連情報を、前記端末装置に提供する関連情報提供部
    として機能させ、
    (d)前記プラグインプログラムは、前記端末装置用コンピュータにおいて、
    前記関連情報取得部により前記複数のサーバ用のコンピュータから関連情報が取得されるごとに、前記関連情報表示部は、当該画面において当該テキストが表示される位置の近傍に既に表示されている関連情報があれば、当該既に表示されている関連情報の背面に当該取得された関連情報をずらしながら重ねて表示し、
    前記関連情報表示部は、当該画面において重ねて表示される関連情報のいずれかを表すテキストが指定されると、当該テキストにより表される関連情報を最前面に移動して表示し、
    前記入力受付部は、当該画面において重ねて表示される関連情報のいずれかを表すテキストを指定する第3の指示入力をさらに受け付け、
    前記ディスパッチ部において、当該第3種の指示入力に対して、前記関連情報表示部を対応付ける
    ように機能させることを特徴とするプログラム。
  4. 与えられたテキストが示すURLに対応付けられるウェブ文書を、コンピュータ通信網から取得する文書取得部、前記文書取得部によりウェブ文書が取得されると、当該取得されたウェブ文書を画面に表示する画面表示部、当該画面に表示されたウェブ文書に含まれるテキストを指定する第1種もしくは第2種の指示入力を受け付ける入力受付部、当該指示入力の種類に対応付けられる手段に、当該指示入力に指定されたテキストを与えるディスパッチ部を備え、前記ディスパッチ部において、当該第1種の指示入力に対して、前記文書取得部が対応付けられた端末装置が実行するプログラムであって、
    前記プログラムは、前記端末装置を、
    与えられたテキストに対する関連情報を、複数のサーバ装置のそれぞれから取得する関連情報取得部、
    前記当該画面に表示されたウェブ文書に含まれるテキストに対する関連情報が前記関連情報取得部により取得されると、当該画面において当該テキストが表示される位置の近傍に当該関連情報を表示する関連情報表示部として機能させ、
    前記プラグインプログラムは、前記ディスパッチ部において、当該第2種の指示入力に対して、前記関連情報取得部を対応付け、
    前記関連情報取得部により前記複数のサーバ装置から関連情報が取得されるごとに、前記関連情報表示部は、当該画面において当該テキストが表示される位置の近傍に既に表示されている関連情報があれば、当該既に表示されている関連情報の背面に当該取得された関連情報をずらしながら重ねて表示し、
    前記関連情報表示部は、当該画面において重ねて表示される関連情報のいずれかを表すテキストが指定されると、当該テキストにより表される関連情報を最前面に移動して表示し、
    前記入力受付部は、当該画面において重ねて表示される関連情報のいずれかを表すテキストを指定する第3の指示入力をさらに受け付け、
    前記ディスパッチ部において、当該第3種の指示入力に対して、前記関連情報表示部を対応付ける
    ように機能させることを特徴とするプログラム。
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