JP3912464B2 - 画面表示データ読込装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画面表示データ読込装置に関し、特に、画面に表示するデータを前以って読み出す画面表示データ読込装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットが一般的になることにより、WWW(World Wide Web)サーバを利用した情報提供やサービスの提供が定着しつつある。これにともない、ブラウザがWWWサーバにアクセスするのための標準アプリケーションになってきている。このブラウザはインターネットの標準であるHTTPプロトコルによりWWWサーバにアクセスし、そこで公開されているHTML形式のデータを取得し、その内容を表示する機能を備えている。さらに、利用者がHTMLデータ内に定義されているリンク先のURLを取得し、選択することにより、そのリンク先に格納されている該当するHTMLデータの内容を表示する機能を持っている。ここで、ブラウザは、利用者がHTMLデータ内に定義されているリンク先のURLを指定すると、このURLに従って同一のWWWサーバあるいは別のWWWサーバに格納されている所定のHTMLデータに表示を切換える。利用者は、この機能を利用することにより、WWWサーバに格納されるさまざまな情報やサービスにアクセスするとともに、所望のHTMLデータを閲覧することが可能になっている。
【0003】
このように、WWWサーバが一般的になってはいるものの、HTMLデータを表示するパソコン等の端末装置での処理速度に比べ、WWWサーバとこの端末装置を接続する回線におけるデータ転送の処理速度は非常に遅いものになっている。しかし、利用者がブラウザによって表示されているHTMLデータの内容を閲覧している間、回線上ではデータ転送が行われないか、データ転送量が非常に少なくなっている。このように、回線においては常時最大容量を利用するデータ転送が行われているわけではない。従って、このデータ転送がない期間またはデータ転送量が少なくなる期間を利用して、データ転送を実行することにより、回線容量を最大限に利用することが可能になる。
【0004】
そこで、従来の画面表示データ読込装置は、ブラウザがHTMLデータに埋め込まれたリンク先のURLに遡ってデータを表示する原理に着目し、ブラウザが表示しているHTMLデータに記述されている複数のリンク先について、先頭のURLから順次、対応するWWWサーバに格納されている所定のHTMLデータを先行して読み込み、ブラウザが備えるキャッシュ等に格納するようになっている。このようにして、利用者がリンク先のURLを選択したときに、ブラウザはWWWサーバからデータ転送を実行しないで、先行して読み込まれ格納されたキャッシュから読み込むことにより表示を実行し、表示切換え時間を高速にすることが可能になっている。
【0005】
また、同様の効果を実現するために、別の画面表示データ読込装置においては、利用者がブラウザに記録させたURL(ブックマークしたURLということもある。)に該当するHTMLデータを対象として、この記録されたURLの先頭から順番に先行して読み込んだりしているものもある。さらに、ブラウザが表示するURLを監視するとともに記録し、最近のアクセス回数の多いURLの順番に先行して読み込んだりしているものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の画面表示データ読込装置においては、次のような課題がある。
すなわち、表示しているHTMLデータ内に記述されているリンク先のURLの先頭から順番に先読みするため、優先して閲覧したいリンク先がこのHTMLデータ内の後ろの方に記述されていると、先読みされる可能性が低くなるといった課題がある。また、記録したURLについて先読みを行うと、現在表示しているHTMLデータとは何ら関連のないものが先読みされることになり、実用的でない。さらに、最近のアクセス回数の多いものを自動的に先読みする場合にも同様の課題がある。
【0007】
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、先読みすることにより利用者のHTMLデータ読み出し待機時間を短縮することが可能であるとともに、利用者が閲覧する可能性の高いHTMLデータを先読みすることが可能である画面表示データ読込装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、相互に関連する複数のデータファイルを備えたサーバとの間にて所定の通信手順に従い通信を実行するサーバ通信手段と、上記サーバ通信手段を介して読み出されたデータファイルに記述されている語句を抽出し、抽出回数の多い語句から昇順に順位付けしたキーワードリストを生成し、上記読み出されたデータファイルに記述されているタグであってリンク先の別のデータファイルを表示させるためのリンク表示タグの画面上での表示語句のうち、上記キーワードリストの語句と一致し或いはこの語句を含む表示語句を抽出し、この抽出した表示語句に対応するリンク先のURLを上記キーワードリストの順位に従ってリスト化してURLリストを作成し記憶するリスト記憶手段と、上記URLリストのURLに該当するデータファイルをURLリストの順位に基づいて上記サーバ通信手段を介して取得するデータファイル取得手段と、上記データファイル取得手段が取得したデータファイルを格納するデータファイル格納手段とを具備する構成としてある。
【0009】
上記のように構成した請求項1にかかる発明において、上記データファイル取得手段は、上記サーバ通信手段を介して上記サーバに格納されている複数のデータファイルを関連付けて読み出すとともに、主となるデータファイルを表示している。また、このデータファイルは所定の言語により記述されており、画像データや文字コードの表示が可能になっている。文字コードはこのデータファイルに記述されていることもあるが、画像データは別の画像データファイルに格納され、このデータファイル内に記述されている画像呼び出し制御文により画像データファイルが読み出され表示可能になる。
【0010】
上記リスト記憶手段は、上記サーバ通信手段を介して読み出されたデータファイルに記述されている語句を抽出し、抽出回数の多い語句から昇順に順位付けしたキーワードリストを生成し、上記読み出されたデータファイルに記述されているタグであってリンク先の別のデータファイルを表示させるためのリンク表示タグの画面上での表示語句のうち、上記キーワードリストの語句と一致し或いはこの語句を含む表示語句を抽出し、この抽出した表示語句に対応するリンク先のURLを上記キーワードリストの順位に従ってリスト化してURLリストを作成し記憶する。ここで、上述したデータファイル取得手段は、このURLリストのURLに該当するデータファイルを、URLリストの順位に基づいて上記サーバ通信手段を介して上記サーバから取得する。データファイルは順次、サーバから読み出され、上記データファイル格納手段に格納されていく。
【0011】
すなわち、利用者が所定のデータファイルに記述されているURLを指定したときに、上記データファイル取得手段がサーバにアクセスして該当するデータファイルを読み出すのではなく、このデータファイル取得手段は読み出した所定のデータファイルに記述されているURLに基づいて、利用者の指定とは別にサーバから先読みを実行しつつ上記データファイル格納手段に格納することにより、利用者は、このデータファイル格納手段からデータファイルを読み出す。
【0012】
ここにおいて、上記データファイル取得手段が読み出す上記データファイルの形式は各種の形式のものを適用可能である。例えば、代表的なものでは、HTMLファイルを挙げることができる。また、上記リスト記憶手段がリストを記憶する領域と、上記データファイル格納手段がデータファイルを格納する領域とは、論理的に異なった領域であればよく、同一の物理的領域であってもかまわないし、異なった物理的領域であってもかまわない。
【0013】
上記リスト記憶手段がデータファイルに記述されている複数のURLをリスト化する方法は多種の手法が採用可能であり、その具体的な一例として、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の画面表示データ読込装置において、上記リスト記憶手段は、外部からのキーワードの入力の操作に応じて複数のキーワードを順位付けして格納するキーワード設定手段を有するとともに、上記読み出されたデータファイルに記述されているリンク表示タグの表示語句のうち、上記格納されたキーワードと一致し或いはこのキーワードを含む表示語句を抽出し、この抽出した表示語句に対応するリンク先のURLを上記格納されたキーワードの順位に従ってリスト化してURLリストを作成し記憶する構成としてある。
【0014】
上記のように構成した請求項2にかかる発明においては、キーワード設定手段は、外部からのキーワードの入力の操作に応じて複数のキーワードを順位付けして格納する。そして、上記リスト記憶手段は、上記読み出されたデータファイルに記述されているリンク表示タグの表示語句のうち、上記格納されたキーワードと一致し或いはこのキーワードを含む表示語句を抽出し、この抽出した表示語句に対応するリンク先のURLを上記格納されたキーワードの順位に従ってリスト化してURLリストを作成し記憶する。
【0015】
この記憶されたリストに基づいて上記データファイル取得手段は、上記サーバ通信手段を介してこのリストの上位順から順次URLに該当するデータファイルを読み込み、上記データファイル格納手段に格納していく。そして、利用者は、URLが記述されているデータファイルからリンク先を指定するとこのデータファイル格納手段によって格納されたデータファイルが読み出されることになる。
ここで、キーワードは、漢字であってもよいし、英数字であってもよい。また、これらに限定されるものではなくコンピュータ等において識別可能なものであればよい。
また、設定したキーワードと完全同一のものを基準として検索することに限られることはなく、このキーワードの同義語や関連のある語句に基づいて検索を実行するものであってもよい。従って、設定したキーワードの意味内容から所定の手法により検索対象を拡張することができるものであればその手法は適宜採用可能である。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
ところで、利用者はサーバに格納されているデータファイルであって、よく利用するものについては、このデータファイルのURLを予め登録する。そして、この登録されたURLを所定の操作により選択すると、上記データファイル取得手段はこの選択されたURLに該当するデータファイルを上記サーバ通信手段を介して上記サーバから取得するとともに上記データファイル格納手段に格納する。ここで、この予め設定されたURLも先読みの対象とすると、よく利用するURLのデータファイルが先読みされることになり、利用者はこの予め登録されたURLを選択したときに、すばやくデータファイルの内容を確認することが可能になるため都合がよい。
【0020】
そこで、請求項3にかかる発明は、相互に関連する複数のデータファイルを備えたサーバとの間にて所定の通信手順に従い通信を実行するサーバ通信手段と、外部からの指示に応じてURLを記録するブックマーク手段と、上記サーバ通信手段を介して読み出されたデータファイルに記述されているタグであってリンク先の別のデータファイルを表示させるためのリンク表示タグの画面上での表示語句と、上記ブックマーク手段によって記録されているURLについての見出し文とを対象として語句を抽出し、抽出回数の多い語句から昇順に順位付けしたキーワードリストを生成し、上記読み出されたデータファイルに記述されているリンク表示タグの表示語句および上記ブックマーク手段によって記録されているURLについての見出し文のうち、上記キーワードリストのキーワードと一致し或いはこのキーワードを含む表示語句および見出し文を抽出し、この抽出した表示語句と見出し文に対応するリンク先のURLを上記キーワードリストの順位に従ってリスト化してURLリストを作成し記憶するリスト記憶手段と、上記URLリストのURLに該当するデータファイルをURLリストの順位に基づいて上記サーバ通信手段を介して取得するデータファイル取得手段と、上記データファイル取得手段が取得したデータファイルを格納するデータファイル格納手段とを具備する構成としてある。
【0021】
上記のように構成した請求項3にかかる発明においては、外部からの指示に応じてURLを記録するブックマーク手段を備えている。そして、上記リスト記憶手段が、上記サーバ通信手段を介して読み出されたデータファイルに記述されているタグであってリンク先の別のデータファイルを表示させるためのリンク表示タグの画面上での表示語句と、上記ブックマーク手段によって記録されているURLについての見出し文とを対象として語句を抽出し、抽出回数の多い語句から昇順に順位付けしたキーワードリストを生成する。さらに、上記読み出されたデータファイルに記述されているリンク表示タグの表示語句および上記ブックマーク手段によって記録されているURLについての見出し文のうち、上記キーワードリストのキーワードと一致し或いはこのキーワードを含む表示語句および見出し文を抽出し、この抽出した表示語句と見出し文に対応するリンク先のURLを上記キーワードリストの順位に従ってリスト化してURLリストを作成し記憶する。
【0022】
ここで、上述したデータファイル取得手段は、上記URLリストのURLに該当するデータファイルをURLリストの順位に基づいて上記サーバ通信手段を介して取得する。そして、この取得されたデータファイルは上記データファイル格納手段に順次格納される。
【0023】
すなわち、利用者が所定のデータファイルに記述されているURLを指定したときに、上記データファイル取得手段がサーバにアクセスして該当するデータファイルを読み出すのではなく、このデータファイル取得手段が読出した所定のデータファイルに記述されているURLに基づいて、利用者の指定とは別にサーバから先読みを実行しつつ上記データファイル格納手段に格納することにより、利用者は、このデータファイル格納手段からデータファイルを読み出す。
【0024】
このようにブックマーク手段で予め登録したURLを利用する他の一例として、請求項4にかかる発明は、相互に関連する複数のデータファイルを備えたサーバとの間にて所定の通信手順に従い通信を実行するサーバ通信手段と、外部からの指示に応じてURLを記録するブックマーク手段と、外部からのキーワードの入力の操作に応じて複数のキーワードを順位付けして格納するキーワード設定手段を有するとともに、上記サーバ通信手段を介して読み出されたデータファイルに記述されているタグであってリンク先の別のデータファイルを表示させるためのリンク表示タグの画面上での表示語句および、上記ブックマーク手段によって記録されているURLについての見出し文のうち、上記キーワードと一致し或いはこのキーワードを含む表示語句および又は見出し文を抽出し、この抽出した表示語句および又は見出し文に対応するリンク先のURLを上記キーワードの順位に従ってリスト化してURLリストを作成し記憶するリスト記憶手段と、上記URLリストのURLに該当するデータファイルをURLリストの順位に基づいて上記サーバ通信手段を介して取得するデータファイル取得手段と、上記データファイル取得手段が取得したデータファイルを格納するデータファイル格納手段とを具備する構成としてある。
【0025】
上記のように構成した請求項4にかかる発明においては、上記サーバ通信手段は、相互に関連する複数のデータファイルを備えたサーバとの間にて所定の通信手順に従い通信を実行する。また、上記ブックマーク手段は、外部からの指示に応じてURLを記録していおり、リスト記憶手段は、外部からのキーワードの入力の操作に応じて複数のキーワードを順位付けして格納するキーワード設定手段を有するとともに、上記サーバ通信手段を介して読み出されたデータファイルに記述されているタグであってリンク先の別のデータファイルを表示させるためのリンク表示タグの画面上での表示語句および、上記ブックマーク手段によって記録されているURLについての見出し文のうち、上記キーワードと一致し或いはこのキーワードを含む表示語句および又は見出し文を抽出し、この抽出した表示語句および又は見出し文に対応するリンク先のURLを上記キーワードの順位に従ってリスト化してURLリストを作成し記憶する。そして、上記データファイル取得手段は、上記URLリストのURLに該当するデータファイルをURLリストの順位に基づいて上記サーバ通信手段を介して取得するとともに、上記データファイル格納手段に順次格納していく。
【0026】
また、利用者のサーバへのアクセス状況を分析し、このアクセス状況の応じてリンク先設定データを決定し、この決定したリンク先設定データからデータファイルを先読みすることができると、利用者の使用態様に対応することが可能になり好適である。そこで、相互に関連する複数のデータファイルを備えたサーバとの間にて所定の通信手順に従い通信を実行するサーバ通信手段と、上記サーバ通信手段を介して上記サーバから所定のデータファイルが読み出されると、所定の読出情報を履歴する履歴手段と、上記履歴手段に履歴されている所定の読出情報に基づいて、上記サーバ通信手段を介して上記サーバからデータファイルを読み出す読出制御情報を作成する読出制御情報作成手段と、上記読出制御情報作成手段にて作成した読出制御情報に基づいて所定のデータファイルを上記サーバ通信手段を介して取得するデータファイル取得手段と、上記データファイル取得手段が取得したデータファイルを格納するデータファイル格納手段とを具備する構成としてもよい。
【0027】
上記構成においては、サーバ通信手段は、相互に関連する複数のデータファイルを備えたサーバとの間にて所定の通信手順に従い通信を実行する。そして、履歴手段は、上記サーバ通信手段を介して上記サーバから所定のデータファイルが読み出されると、所定の読出情報を履歴する。
ここで、読出制御情報作成手段は、上記履歴手段に履歴されている所定の読出情報に基づいて、上記サーバ通信手段を介して上記サーバからデータファイルを読み出す読出制御情報を作成する。そして、データファイル取得手段は、上記読出制御情報作成手段にて作成した読出制御情報に基づいて所定のデータファイルを上記サーバ通信手段を介して取得するとともに、データファイル格納手段は、上記データファイル取得手段が取得したデータファイルを格納する。
ここで、上記履歴手段にて履歴する読出情報は、データファイルが読み出されたときの、アクセス状況が把握できるものであればよく、読み出した日付や時刻であればよい。また、この読出情報から作成される読出制御情報とは、アクセス間隔やアクセスされたリンク先設定データごとのアクセス頻度であり、データファイル取得手段は、このアクセス間隔あるいはアクセス頻度から所定のサーバより所定のデータファイルを取得する。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、所定のデータファイルに記述されている語句のうち出現頻度が高い語句をキーワードにして、利用者の利用する可能性が高いHTMLデータを先読みすることが可能であるとともに、利用者が回線の読み出し速度を短縮することが可能な画面表示データ読込装置を提供することができる。
また、請求項2にかかる発明によれば、利用者が見たいと思うキーワードを表示語句に含むリンク表示タグのリンク先のデータファイルを先読みしておくことを可能にすることができる。
【0029】
さらに、請求項3にかかる発明によれば、ブックマーク手段にて登録したURLとキーワードを利用することによりブックマーク手段にて登録したURLも先読みの対象とすることができる。
さらに、請求項4にかかる発明によれば、利用者が見たいと思うキーワードを表示語句に含むリンク表示タグのリンク先のデータファイルと、かかるキーワードを見出し文に含むブックマーク手段にて登録されているURLのリンク先のデータファイルを先読みしておくことができる。
さらに、利用者のリンク先設定データの利用態様に対応したHTMLデータを先読みすることが可能になる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかる画面表示データ読込装置をクレーム対応図により示しており、図2は本画面表示データ読込装置が広域ネットワークに接続される全体像を概略的に示している。
本画面表示データ読込装置10は、サーバ通信手段C1と、データファイル取得手段C2と、リスト記憶手段C3と、データファイル格納手段C4と、検索文字設定手段C5とを備えている。
【0031】
ここで、サーバ通信手段C1は、広域ネットワーク網50と通信回線60を介してWWW(World Wide Web)サーバ70に対して能動的にアクセスしてWWWサーバ70と接続されたときにWWWサーバ70と通信する。
データファイル取得手段C2は、このサーバ通信手段C1を介してWWWサーバ70に格納されているデータファイルを取得する。検索文字設定手段C5は、所定の形式にて任意の文字コードを入力可能になっている。そして、リスト記憶手段C3は、この取得したデータファイルを読み込むとともに、このデータファイルに記述されていて指定することにより他のデータファイルにアクセス可能なリンク設定制御文を後述する手法により抽出するとともに、さらにこの抽出したリンク設定制御文から検索文字設定手段C5にて設定された文字コードを含むものを抽出し、この抽出したリンク設定制御文の順位付けを行いつつ、優先順位をもって並べられたリストを作成し記憶する。データファイル格納手段C4は、このリストの優先順に従ってデータファイル取得手段C2が所定のWWWサーバ70から順次読み出したデータファイルを格納する。
【0032】
また、広域ネットワーク網50は、一般的にインターネットなどが該当し、WWWサーバ70は所定のURLアドレスを割り当てられる。そして、当該URLアドレスに基づいて画面表示データ読込装置10が能動的にアクセスしてきた場合に必要な情報を取得させる。このような情報の発信、取得の形態はさまざまであるが、WWWサーバ70がWEBサイトであるとすると、発信するデータファイルには、概ねHTMLファイルやリソースデータファイルなどの各種情報が含まれている。
【0033】
一方、このような広域ネットワーク網50に利用される通信回線60は電気的なものや光利用のものが可能であるし、各種の媒体変換装置を介して接続されている。インターネットであればイーサネットケーブル61による直接接続という手法も可能であるし、あるいはプロバイダ62に対して公衆電話回線63を介してダイアルアップ接続することも可能であり、この場合にはプロバイダ62や公衆電話回線63も通信回線60の一部に含まれることになる。むろん社内LAN64を介して接続される場合にはこのような社内LAN64やルータ65なども通信回線60の一部に含まれることになる。
【0034】
ここで、図3にWWWサーバ70の概略構成を示す。
同図において、WWWサーバ70本体は、図示しないCPUやROMやRAMといった電子部品が搭載されたメインボード70aを備えており、このメインボード70a上で所定のオペレーティングシステムを実行することにより、ネットワークインターフェイス70bを介して広域ネットワーク網50との間で通信したり、ハードディスク72にアクセスしたりする。また、このハードディスク72には、複数のHTMLファイルやリソースデータファイルが格納されている。 ここで、WWWサーバ70に格納されているHTMLファイルは、スクリプト形式のファイルであり、そのファイルには所定の文字列を画面表示させたり、HTMLファイル外部の画像データファイルにかかる画像を画面表示させるための「タグ」と呼ばれる制御文が記述されており、「ブラウザ」と呼ばれるコマンドインタプリタ型のプログラムを用いて対象となるHTMLファイルを読み込んで記述内容を解析し、その解析結果に基づいて画面表示するようになっている。なお、上述したリソースデータファイルとは、HTMLファイルから参照する画像データファイルや音声データファイルなどのデータファイルであり、これらをまとめてリソースデータファイルと呼び、HTMLファイル内にてこれらのリソースデータファイルを参照するタグをリソースデータ参照タグと呼ぶ。
【0035】
また、HTMLファイル内に他のHTMLファイルの所在を所定のタグを用いて記述しておくと、ブラウザの表示画面上に所定の文字列としてマウスなどのポインティングデバイスによるクリック入力が可能となるように表示することができる。そして、実際にかかるクリック入力が行われると、ブラウザがそのクリックイベントを検知して対応するHTMLファイルの所在に基づいて新たにそのHTMLファイルを読み込み、記述内容を解析して表示内容を更新する。このタグが上述したリンク設定制御文に該当する。以下、このタグのことをリンク表示タグと呼ぶ。
【0036】
一方、画面表示データ読込装置10自体は、図4に示すようなコンピュータ端末100で構成することができる。コンピュータ端末100は、CPU111やROM112やRAM113やI/O114などを備えるコンピュータ110とともに、モニタ120やキーボード130やマウス140といった主構成装置とともに、フロッピーディスクドライブ150や、ハードディスクドライブ160や、CD−ROMドライブ170といった外部記憶装置が含まれ、さらには、上述した通信回線60に接続するためのモデム180やLANアダプタ190などから構成されている。
【0037】
コンピュータ端末100は上述したハードウェアユニットが後述するソフトウェアを実行して各種の処理を実現するものであるから、相互に一体となって画面表示データ読込装置10を構成していると言える。すなわち、上述したように用意されたハードウェア資源をソフトウェアによって最大限に利用することにより、不可分一体となって図1に示すようなサーバ通信手段C1やデータファイル取得手段C2やリスト記憶手段C3や検索文字設定手段C5やデータファイル格納手段をC4を実現している。
【0038】
ここで、図5を参照すると、ハードディスクドライブ160にはオペレーティングシステム160aと、ダイヤルアップツール160bと、ブラウザ160cと、先読みツール160dなどの各種ソフトウェアが記憶されている。
ここにおいて、オペレーティングシステム160aは、上述したようにメインボード70aにて実行されて各種の機能を実現するものであり、実際にはコンピュータ端末100の起動時にメインボード70a上に読み込まれる。また、ダイヤルアップツール160bは、モデム180および公衆電話回線63を介してプロバイダ62を発呼して回線接続させることにより、コンピュータ端末100を実質的に広域ネットワーク網50に接続するものである。
【0039】
また、ブラウザ160cは、上述したようにHTMLファイルなどのスクリプトファイルを読み込み、その記述内容に従って画面表示するものであり、実際にはブラウザ160cの表示画面上で所定のURLを入力することにより、対応するHTMLファイルを取得して読み込む。すなわち、URLは読込対象となるHTMLファイルの所在を表していることになる。むろん、読込対象となるHTMLファイルが存在するのは、多くの場合、広域ネットワーク網50上のWWWサーバ70などであり、URLにはこのようなWWWサーバ70を識別するためのアドレスが含まれる。ここで、広域ネットワーク網50上のWWWサーバ70からHTMLファイルを読み込むにあたっては、上述したダイヤルアップツール160bを起動してコンピュータ端末100を実質的に広域ネットワーク網50に接続すること必要である。
【0040】
ここで、図6はコンピュータ端末100が広域ネットワーク網50に接続し、ブラウザ160cにてWWWサーバ70から所定のHTMLファイルの転送を行う場合のデータ転送量の変化を概略的に示している。
このとき、「時刻0」は利用者がモデム180を介して所定のHTMLファイルの読み込みを開始した時刻を示し、このHTMLファイルの読み込みに伴いデータ転送量が増加することを示すとともに、このHTMLファイルの読み込みが「時刻t1」まで行われたことを示している。また、「時刻t1」〜「時刻t2」においてデータ転送量が低減している時間帯は、利用者が画面上に表示されているHTMLファイルの内容を閲覧している時間帯である。ここで、利用者が再び異なるHTMLファイルの読み込みを指定すると、WWWサーバ70からの読み込みを開始し、「時刻t2」〜「時刻t3」に示すように、HTMLファイルの転送に伴いデータの転送量が増加する。
【0041】
ここで、上述した先読みツール160dは、ブラウザ160cに付随して動作するソフトウェアであり、「時刻t1」〜「時刻t2」または「時刻t3」以降のようにデータ転送量が減少する時間帯を利用して、利用者が画面上にて閲覧しているHTMLファイルからリンク表示タグを抽出して、このリンク表示タグで指定されているURLに対応するHTMLファイルを利用者の閲覧とは別に先行して読み込み、すなわち先読みを実行し、所定の格納領域に格納するものである。このリンク表示タグの抽出は、所定の手順により設定されたキーワードを基準にして行われる。すなわち、この設定されたキーワードを内包するリンク表示タグにて指定されているURLに対応するHTMLファイルが先読みの対象となる。
【0042】
先読みツール160dはブラウザ160cに付随して動作するソフトウェアであり、この先読みツール160dとブラウザ160cの動作について図7を参照しつつ説明する。
ブラウザ160cにて表示するHTMLファイルは、表示ファイル格納領域160c1に格納されており、ブラウザ160cは適宜、格納されたHTMLファイルを読み出して表示を行う。しかし、ブラウザ160cにて指定されたURLに対応するHTMLファイルが表示ファイル格納領域160c1に存在しないと、ブラウザ160cはこのURLを先読みツール160dに渡す。先読みツール160dは、先読みしたHTMLファイルを先読みファイル格納領域160d1内で検索する。この場合、この先読みファイル格納領域160d1にはHTMLファイルが格納されていないこととする。ブラウザ160cよりURLを入力した先読みツール160dは、先読みファイル格納領域160d1に先読みしたHTMLファイルがないことを検知すると、該当するWWWサーバ70から対応するHTMLファイルを読み出す。そして、この読み出したHTMLファイルをブラウザ160cに渡し、ブラウザ160cは表示ファイル格納領域160c1に格納しつつ、このHTMLファイルを表示する。
【0043】
ここで、キーワード格納領域160d4には、先読みツール160dがWWWサーバ70から読み込んだHTMLファイルに記述されているリンク表示タグを抽出するために設定されたキーワードが格納されており、その設定は図8または図9に示す画面にて行われる。この画面は先読みツール160dを起動して、所定の操作によりキーワード設定を選択すると、ブラウザ160cの表示とは別に画面に表示されるものである。図8に示すようにキーワード設定は複数のキーワードとこれらのキーワードを総称する識別子からなる。また、その設定は図9に示す画面にて識別子とこれに対応するキーワードを入力することにより行うことができる。そして、設定されたキーワードはキーワード格納領域160d4にキーワードリスト160d5の形式で格納される。このときのキーワードリスト160d5は上位から「プレゼント」、「懸賞」、「応募」、「経済」、「雇用」、「環境」、「エネルギー」という順位にて格納される。
【0044】
ところで、上述した先読みツール160dの読み込んだHTMLファイルが図10に示すような「ニュース」のホームページであるとする。このとき、リンク表示タグは「雇用」、「エネルギー」、「経済」、「環境」、「プレゼント」と画面表示されている部分であり、このリンク表示タグを選択することにより、それぞれのHTMLファイルを読み出しつつ表示可能になっている。そして、先読みツール160dはこのHTMLファイルからキーワードリスト160d5に格納されているキーワードを含むリンク表示タグを抽出し、抽出したリンク表示タグのURLをキーワードリスト160d5と同じ優先順位に並べ替え、先読みの対象となる先読み対象URLリスト160d3を作成する。そして、先読み対象URLリスト格納領域160d2に格納する。
【0045】
より具体的に、この先読み対象URLリスト160d3の作成方法を説明する。図10に示すHTMLファイルは、概略、図11に示すようなスクリプトが記述されている。従って、画面に表示されている「雇用」、「エネルギー」、「経済」、「環境」、「プレゼント」のリンク表示タグは、リンク制御文と、リンク先のHTMLファイルの所在を示すURLと、画面に表示する語句とから構成されていることがわかる。すわなち、“<A HREF=>”がリンク設定制御文に該当し、“news/koyou/index.htm”がリンク先のHTMLファイルの所在を示すURLに該当するとともに、“雇用”が画面に表示する表示語句に該当する。
【0046】
ここで、上述した先読みツール160dは、HTMLファイルについてスクリプトの先頭からリンク設定制御文を検索し、リンク設定制御文を検知すると付随する表示語句を抽出する。このようにして、表示語句「雇用」、「エネルギー」、「経済」、「環境」、「プレゼント」をスクリプトから抽出する。そして、キーワードリスト160d5に格納されているキーワードを上位から順次読み出し、読み出したキーワードを内包する表示語句を抽出する。この場合は、表示語句の全てがキーワードに含まれるものであるため、全てが抽出される。そして、この抽出された表示語句「雇用」、「エネルギー」、「経済」、「環境」、「プレゼント」は、キーワードの優先順位に合わせて「プレゼント」、「経済」、「雇用」、「環境」、「エネルギー」の順に並べかえられ、対応するリンク先のHTMLファイルの所在を示すURLとともに先読み対象URLリスト160d3として先読み対象URLリスト格納領域160d2に格納される。
【0047】
先読みツール160dは、所定のタイミング、通常は上述したように利用者がHTMLファイルを閲覧中にこの先読み対象URLリスト160d3の先頭のURLを読み出して該当するWWWサーバ70より対応するHTMLファイルを読み出し、先読みファイル格納領域160d1に格納する。この格納が完了すると、先読みツール160dは、当該URLを先読み対象URLリストから削除し、次URLリスト以降を前詰する。そして、順次、上述した所定のタイミングにて先読みを実施し、同様に先読みファイル格納領域160d1に格納する。
【0048】
ここで、図10の画面からリンク表示タグ「プレゼント」を選択すると、ブラウザ160cは表示ファイル格納領域160c1を参照し、該当するHTMLファイルが存在しないため、このリンク表示タグ「プレゼント」に記述されているURLを先読みツール160dに渡す。そして、先読みツール160dは先読みファイル格納領域160d1を参照し、このURLに該当するHTMLファイルが存在するか否かを確認する。上述したように、この先読みファイル格納領域160d1には、リンク表示タグ「プレゼント」に該当するHTMLファイルが先読みされて格納されているため、該当するWWWサーバ70にアクセスすることなくこの先読みファイル格納領域160d1からリンク表示タグ「プレゼント」に対応するHTMLファイルを読み出すとともにブラウザ160cに渡す。そして、ブラウザ160cは、この渡されたHTMLファイルを表示ファイル格納領域160c1に格納しつつ表示することになる。
【0049】
図12は、先読みツール160dがブラウザ160cからURL読み出し要求を入力されたときに実行するHTMLファイル読み出し処理をフローチャートにより示している。
ブラウザ160cにおいて任意のURLあるいは、閲覧中のHTMLファイルのリンク表示タグが指定されると、このURLが先読みツール160dに渡される。そして、先読みツール160dは、このURLに対応するHTMLファイルが先読みファイル格納領域160d1に既に格納されているか確認する(ステップS100)。格納されている場合は、新規にWWWサーバ70から対応するHTMLファイルを読み出す必要がないため、先読みファイル格納領域160d1に格納されているHTMLファイルをブラウザ160cに渡す(ステップS135)。格納されていない場合は、新規にWWWサーバ70から読み出す必要がある。
【0050】
しかし、ブラウザ160cからのHTMLファイル読み出し要求によるWWWサーバ70からのHTMLファイル読み出しと、先読みツール160dにおける先読み対象のHTMLファイルのWWWサーバ70からの読み出しは非同期にて実行され、ブラウザ160CからのHTMLファイル読み出し要求によるWWWサーバ70からのHTMLファイル読み出しが優先されるため、先読みツール160dにて先読み動作が実行されているか否かを判別し(ステップS105)、先読み処理が実行されている場合はこの先読み処理を停止する(ステップS110)。
【0051】
そして、ブラウザ160cから読み出し要求のあったURLに該当するWWWサーバ70から対応するHTMLファイルを読み出す(ステップS115)。次に、このHTMLファイルに対して後述する先読み対象URLリスト作成処理を実行し、先読み対象URLリスト160d3を作成するとともに、先読み対象URLリスト格納領域160d2に格納し(ステップS130)、このHTMLファイルをブラウザ160cに渡す(ステップS135)。これにより、ブラウザ160Cは、このHTMLファイルの内容を表示するとともに、利用者はこの内容を閲覧することができるようになる。
【0052】
図13は、上述した先読み対象URLリスト作成処理の処理内容をフローチャートに示している。
先読みツール160cは読み出したHTMLファイルに記述されている全てのリンク表示タグの表示語句を抽出する(ステップS200)とともに、キーワード格納領域160d4に格納されているキーワードリスト160d5の先頭キーワードを読み出す(ステップS205)。ここで、抽出したリンク表示タグの表示語句にこのキーワードと一致するものあるいはキーワードを含むものが存在するかを判別し(ステップS215)、一致するあるいは含むものが存在する場合は、該当するリンク表示タグからURLを読み出す(ステップS220)。そして、全てのキーワードについて判別が終了したかを確認し(ステップS230)、終了していなければ、キーワードリスト160d5の次順位のキーワードを読み出し(ステップS225)、ステップS215以降を繰り返す。全てのキーワードについて判別が終了すると、キーワードの優先順位に並べ替えて先読み対象URLリスト160d3を作成し(ステップS235)、先読み対象URLリスト格納領域160d2に格納する(ステップS240)。
【0053】
ここで、ブラウザ160cはプロキシサーバの設定を行うことができるようになっている。そして、ブラウザ160cは、このプロキシサーバが設定されている場合には、上記のようにして入力されたURLに該当するHTMLファイルを取得する際に、直接対象となるWWWサーバ70からHTMLファイルを取得するのではなく、設定されているプロキシサーバを介してHTMLファイルを取得する。そして、プロキシサーバはブラウザ160cにそのファイルを渡す。かかるプロキシサーバは、多くの場合、社内LANなどが構築されている場合に、そのLAN上に配置されLAN上のPCからのデータ取得リクエストを受信して上記の動作を行う。
【0054】
本実施形態においては、先読みツール160dがプロキシサーバ的な役割を果たしている。すなわち、ブラウザ160cは、プロキシサーバとして先読みツール160dを設定可能であり、利用者からのURLの入力を受けて対応するHTMLファイルが表示ファイル格納領域160c1に存在しなければ、先読みツール160dに対してURLを渡す。そして、この先読みツール160dがブラウザ160cから渡されたURLに基づいて対応するHTMLファイルを取得してブラウザ160cに渡し、このブラウザ160cにて受け取ったファイルに基づいて画面表示する。
【0055】
また、本実施形態においては、図8・図9に示すキーワードの設定画面により利用者がキーワードを手入力し、このキーワードからリンク表示タグを抽出する構成を採用しているが、このような構成に限定されるものではなく、HTMLファイルに記述されている文章を解析して、この文章に含まれる語句を所定の手法により特徴のあるキーワードとして自動抽出するとともに、この抽出したキーワードに基づいてリンク表示タグを抽出する構成であってもよい。このとき、抽出されたキーワードは、図7の鎖線に示すようにキーワード格納領域160d4にキーワードリスト160d5の形式にて格納される。ここで、このキーワードリストへの格納順は、上述した文章に多く含まれる語句、すなわち、抽出される回数が多い語句から昇順にキーワードとして優先順位を付けて格納する。これにより、HTMLファイルに記述されている主記載事項に関連したHTMLファイルを先読みすることが可能になる。
さらに、利用者における所定のURLへのアクセス間隔,アクセス頻度に基づいて先読みするHTMLファイルを指定する手法であってもよい。かかる場合、利用者がブラウザで表示したURLのアクセス日付を履歴として保持し、当該URLに対するアクセス間隔,アクセス頻度を算出する。そして、このアクセス間隔,アクセス頻度に基づいてこのアクセス間隔,アクセス頻度にかかるURLを先読みしたり、利用者が所定のサーバにアクセスしたときに、当該サーバに存在する上記アクセス間隔,アクセス頻度にかかるURLを指定して先読みする構成であってもよい。
【0056】
【0057】
このような、キーワードを自動抽出して先読みする処理は図12のフローチャートに示す鎖線ステップS300にて実行する。このキーワード自動抽出処理の処理内容を図14のフローチャートに示す。
先読みツール160dは読み込んだHTMLファイルに記述されている文章を抽出する。この抽出はHTMLファイルに記述されているタグに囲まれている箇所を抽出することにより実現できる(ステップS400)。そして、この抽出した文章の構文を解析し、助詞・形容詞・一般的な名詞等を削除して特徴のある語句をキーワードとして抽出する(ステップS405)。このキーワードはその出現頻度とともに管理され、キーワードリスト160d5にはこの出現頻度が多いキーワードを先頭にして昇順に並べられキーワードリスト160d5が作成される。
【0058】
本実施形態においては、上述したように先読みツール160dが読み込んだHTMLファイルにおけるリンク表示タグを抽出し、これにより所定のHTMLファイルを先読みする構成を採用しているが、このように先読み対象をHTMLファイルに記述されているリンク表示タグに限定することはなく、多くのブラウザが有するブックマーク機能に登録されたリンク先も先読み対象URLリストを作成する対象に含める構成であってもよい。
【0059】
このとき、先読みツール160dは読み出したHTMLファイルのリンク表示タグとブックマーク機能に登録されたURLの見出し文とから上述した手法によりキーワードを自動抽出して先読み対象URLリストを作成する構成であってもよいし、図8および図9により設定されたキーワードを基準にして先読みツール160dが読み出したHTMLファイルのリンク表示タグとブックマーク機能に登録されたURLの見出し文とから先読み対象を抽出する構成であってもよい。また、単にHTMLファイルに記述されるリンク表示タグのURLを記述順に先読み対象とするとともに、この先読みが完了するとブックマーク機能に登録されたURLを先読み対象にする構成であってもよい。
【0060】
次に、上記のように構成した本実施形態の動作について説明する。
利用者はダイヤルアップツール160bを起動し、公衆電話回線63およびプロバイダ62を介してコンピュータ端末100を広域ネットワーク網50に接続した後、ブラウザ160cを起動して、図10に示す「ニュース」のURLを入力する。すると、ブラウザ160cは、このURLに該当するHTMLファイルが表示ファイル格納領域160c1に格納されているかを確認し、対応するHTMLファイルを検知すると、同表示ファイル格納領域160c1からHTMLファイルを読み出すとともに画面に表示する。そして、利用者はこの表示された「ニュース」のHTMLファイルを閲覧する。ここで、対応するHTMLファイルが表示ファイル格納領域160c1に存在しない場合、ブラウザ160cはこのURLを先読みツール160dに出力する。そして、先読みツール160dは、先読みファイル格納領域160d1に格納された先読みファイルの内容を参照し、対応するHTMLファイルが先読みファイル格納領域160d1に存在するか否かを検知する。
【0061】
また、対応するファイルが先読みファイル格納領域160d1に存在しなかったとすると、先読みツール160dは、入力されたURLを広域ネットワーク網50に出力する。すると、この出力は広域ネットワーク網50上にて適宜ルーティングされてWWWサーバ70に到達し、このWWWサーバ70から対応するHTMLファイルが先読みツール160dに転送される(ステップS100〜S115)。そして、先読みツール160dはこの読み出したHTMLファイルについて先読み対象URLリスト作成処理を実行する(ステップS130)。すなわち、図8および図9にて設定されることにより、キーワードリスト160d5に格納されるキーワードを基準にして図10に画面表示されているリンク表示タグの順序について並べ替えを実施し、先読み対象URLリスト160d3を作成する。この場合は、設定されたキーワードが上位より「プレゼント」、「懸賞」、「応募」、「経済」、「雇用」、「環境」、「エネルギー」であるため、先読み対象URLリスト160d3は先頭が「プレゼント」になり、以降、「経済」、「雇用」、「雇用」、「環境」、「エネルギー」の順にリスト化される。
【0062】
次に、このHTMLファイルをブラウザ160cに渡し(ステップS135)、ブラウザ160cは、渡されたHTMLファイルを表示ファイル格納領域160c1に格納するとともに、同HTMLファイルを読み込んで適宜画面表示を行い、利用者はこの「ニュース」のHTMLファイルを閲覧する。そして、この閲覧中に先読みツール160dは、キーワードリスト160d5に設定されているキーワードを基準にして作成された先読み対象URLリストの先頭URLに対応するHTMLファイルの読み出しを開始し、優先順に従って順次先読み対象URLに対応するHTMLファイルを読み出し、先読みファイル格納領域160d1に格納していく。
【0063】
ここで、利用者が「ニュース」の閲覧中に「プレゼント」のリンク表示タグを選択すると、ブラウザ160Cは、この選択を先読みツール160dに出力する。ここで、この「プレゼント」は先読み対象として優先順位が一番のため、最初に先読みされ、先読みファイル格納領域160d1に格納されている。従って、先読みツール160dは、この選択を入力するとWWWサーバ70にはアクセスすることなく先読みファイル格納領域160d1から対応するHTMLファイルを読み出し、ブラウザ160cに渡す。これにより、利用者は「プレゼント」のHTMLファイルを閲覧することができる。
【0064】
このように、ブラウザ160cにてプロキシ設定された先読みツール160dは、利用者が図10に示す「ニュース」のHTMLファイルを閲覧中に、キーワードリスト160d5に設定されたキーワードまたはこのHTMLファイルに含まれる特徴ある語句をキーワードにして、このHTMLファイルのリンク表示タグあるいは、ブラウザ160cのブックマーク機能に登録されているURLから先読み対象となるURLを抽出し、この抽出されたURLに対応するHTMLファイルを先読みして格納することが可能になる。
【0065】
従って、ブラウザ160cからのURLの出力に応じて該当ファイルが先読みファイル格納領域160d1に存在する場合は、先読みファイル格納領域160d1から取得するため、利用者が閲覧中のHTMLファイルにてリンク表示タグを選択するとWWWサーバ70にアクセスする必要がなく、ブラウザ160cの画面表示速度を向上させつつ、広域ネットワーク網50に対する接続時間を有効に利用することができる。
【0066】
また、上述した設定されるキーワードは利用者の興味のある語句が設定されることが予想されるため、利用者の興味のあるリンク表示タグに対応するHTMLファイルが優先して先読みされ、実際に利用者が指定するリンク対象タグに対応するHTMLファイルと先読みしたHTMLファイルが一致する頻度を高めることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態にかかる画面表示データ読込装置をクレーム対応図である。
【図2】 同画面表示データ読込装置が広域ネットワーク網に接続される全体像を概略的に示している概略接続図である。
【図3】 同広域ネットワーク網に設置されるWWWサーバ70の概略構成を示す概略構成図である。
【図4】 同広域ネットワーク網に設置されるコンピュータ端末100の構成図である。
【図5】 同コンピュータ端末100のハードディスク160に搭載されるソフトウェアの構成を示した構成図である。
【図6】 同コンピュータ端末100がHTMLファイルの転送を行う場合のデータ転送量の変化を概略的に示しているデータ転送量時系列図である。
【図7】 同コンピュータ端末100の内部構成を示した詳細構成図である。
【図8】 キーワード設定画面図である。
【図9】 キーワード設定画面図である。
【図10】 先読みツール160dの読み込んだHTMLファイルの表示内容を示す画面図である。
【図11】 HTMLファイルの概略スクリプト示した図である。
【図12】 先読みツール160dがブラウザ160cからURL読み出し要求を入力したときに実行するHTMLファイル読み出し処理の処理内容を示すフローチャートである。
【図13】 先読みツール160dが実行する先読み対象URLリスト作成処理の処理内容を示したフローチャートである。
【図14】 先読みツール160dが実行するキーワード自動抽出処理の処理内容を示したフローチャートである。
【符号の説明】
160c・・・ブラウザ
160c1・・・表示ファイル格納領域
160d・・・先読みツール
160d1・・・先読みツール格納領域
160d2・・・先読み対象URLリスト格納領域
160d3・・・先読み対象URLリスト
160d4・・・キーワード格納領域
160d5・・・キーワードリスト

Claims (4)

  1. 相互に関連する複数のデータファイルを備えたサーバとの間にて所定の通信手順に従い通信を実行するサーバ通信手段と、
    上記サーバ通信手段を介して読み出されたデータファイルに記述されている語句を抽出し、抽出回数の多い語句から昇順に順位付けしたキーワードリストを生成し、上記読み出されたデータファイルに記述されているタグであってリンク先の別のデータファイルを表示させるためのリンク表示タグの画面上での表示語句のうち、上記キーワードリストの語句と一致し或いはこの語句を含む表示語句を抽出し、この抽出した表示語句に対応するリンク先のURLを上記キーワードリストの順位に従ってリスト化してURLリストを作成し記憶するリスト記憶手段と、
    上記URLリストのURLに該当するデータファイルをURLリストの順位に基づいて上記サーバ通信手段を介して取得するデータファイル取得手段と、
    上記データファイル取得手段が取得したデータファイルを格納するデータファイル格納手段とを具備することを特徴とする画面表示データ読込装置。
  2. 上記請求項1に記載の画面表示データ読込装置において、
    上記リスト記憶手段は、外部からのキーワードの入力の操作に応じて複数のキーワードを順位付けして格納するキーワード設定手段を有するとともに、上記読み出されたデータファイルに記述されているリンク表示タグの表示語句のうち、上記格納されたキーワードと一致し或いはこのキーワードを含む表示語句を抽出し、この抽出した表示語句に対応するリンク先のURLを上記格納されたキーワードの順位に従ってリスト化してURLリストを作成し記憶することを特徴とする画面表示データ読込装置。
  3. 相互に関連する複数のデータファイルを備えたサーバとの間にて所定の通信手順に従い通信を実行するサーバ通信手段と、
    外部からの指示に応じてURLを記録するブックマーク手段と、
    上記サーバ通信手段を介して読み出されたデータファイルに記述されているタグであってリンク先の別のデータファイルを表示させるためのリンク表示タグの画面上での表示語句と、上記ブックマーク手段によって記録されているURLについての見出し文とを対象として語句を抽出し、抽出回数の多い語句から昇順に順位付けしたキーワードリストを生成し、上記読み出されたデータファイルに記述されているリンク表示タグの表示語句および上記ブックマーク手段によって記録されているURLについての見出し文のうち、上記キーワードリストのキーワードと一致し或いはこのキーワードを含む表示語句および見出し文を抽出し、この抽出した表示語句と見出し文に対応するリンク先のURLを上記キーワードリストの順位に従ってリスト化してURLリストを作成し記憶するリスト記憶手段と、
    上記URLリストのURLに該当するデータファイルをURLリストの順位に基づいて上記サーバ通信手段を介して取得するデータファイル取得手段と、
    上記データファイル取得手段が取得したデータファイルを格納するデータファイル格納手段とを具備することを特徴とする画面表示データ読込装置。
  4. 相互に関連する複数のデータファイルを備えたサーバとの間にて所定の通信手順に従い通信を実行するサーバ通信手段と、
    外部からの指示に応じてURLを記録するブックマーク手段と、
    外部からのキーワードの入力の操作に応じて複数のキーワードを順位付けして格納するキーワード設定手段を有するとともに、上記サーバ通信手段を介して読み出されたデータファイルに記述されているタグであってリンク先の別のデータファイルを表示させるためのリンク表示タグの画面上での表示語句および、上記ブックマーク手段によって記録されているURLについての見出し文のうち、上記キーワードと一致し或いはこのキーワードを含む表示語句および又は見出し文を抽出し、この抽出した表示語句および又は見出し文に対応するリンク先のURLを上記キーワードの順位に従ってリスト化してURLリストを作成し記憶するリスト記憶手段と、
    上記URLリストのURLに該当するデータファイルをURLリストの順位に基づいて上記サーバ通信手段を介して取得するデータファイル取得手段と、
    上記データファイル取得手段が取得したデータファイルを格納するデータファイル格納手段とを具備することを特徴とする画面表示データ読込装置。
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