JP2000148573A - 画面表示データ読込装置 - Google Patents

画面表示データ読込装置

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JP2000148573A
JP2000148573A JP10323631A JP32363198A JP2000148573A JP 2000148573 A JP2000148573 A JP 2000148573A JP 10323631 A JP10323631 A JP 10323631A JP 32363198 A JP32363198 A JP 32363198A JP 2000148573 A JP2000148573 A JP 2000148573A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優先して閲覧したいリンク先がこのHTML
データ内の後ろの方に記述されていると、先読みされる
可能性が低くなるといった課題がある。 【解決手段】 ブラウザ160cにてプロキシ設定され
た先読みツール160dは、利用者が図10に示す「ニ
ュース」のHTMLファイルを閲覧中に、キーワードリ
スト160d5に設定されたキーワードまたはこのHT
MLファイルに含まれる特徴ある語句をキーワードにし
て、このHTMLファイルのリンク表示タグあるいは、
ブラウザ160cのブックマーク機能に登録されている
URLから先読み対象となるURLを抽出し、この抽出
されたURLに対応するHTMLファイルを先読みして
格納することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画面表示データ読
込装置に関し、特に、画面に表示するデータを前以って
読み出す画面表示データ読込装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットが一般的になるこ
とにより、WWW(World Wide Web)サ
ーバを利用した情報提供やサービスの提供が定着しつつ
ある。これにともない、ブラウザがWWWサーバにアク
セスするのための標準アプリケーションになってきてい
る。このブラウザはインターネットの標準であるHTT
PプロトコルによりWWWサーバにアクセスし、そこで
公開されているHTML形式のデータを取得し、その内
容を表示する機能を備えている。さらに、利用者がHT
MLデータ内に定義されているリンク先のURLを取得
し、選択することにより、そのリンク先に格納されてい
る該当するHTMLデータの内容を表示する機能を持っ
ている。ここで、ブラウザは、利用者がHTMLデータ
内に定義されているリンク先のURLを指定すると、こ
のURLに従って同一のWWWサーバあるいは別のWW
Wサーバに格納されている所定のHTMLデータに表示
を切換える。利用者は、この機能を利用することによ
り、WWWサーバに格納されるさまざまな情報やサービ
スにアクセスするとともに、所望のHTMLデータを閲
覧することが可能になっている。
【0003】このように、WWWサーバが一般的になっ
てはいるものの、HTMLデータを表示するパソコン等
の端末装置での処理速度に比べ、WWWサーバとこの端
末装置を接続する回線におけるデータ転送の処理速度は
非常に遅いものになっている。しかし、利用者がブラウ
ザによって表示されているHTMLデータの内容を閲覧
している間、回線上ではデータ転送が行われないか、デ
ータ転送量が非常に少なくなっている。このように、回
線においては常時最大容量を利用するデータ転送が行わ
れているわけではない。従って、このデータ転送がない
期間またはデータ転送量が少なくなる期間を利用して、
データ転送を実行することにより、回線容量を最大限に
利用することが可能になる。
【0004】そこで、従来の画面表示データ読込装置
は、ブラウザがHTMLデータに埋め込まれたリンク先
のURLに遡ってデータを表示する原理に着目し、ブラ
ウザが表示しているHTMLデータに記述されている複
数のリンク先について、先頭のURLから順次、対応す
るWWWサーバに格納されている所定のHTMLデータ
を先行して読み込み、ブラウザが備えるキャッシュ等に
格納するようになっている。このようにして、利用者が
リンク先のURLを選択したときに、ブラウザはWWW
サーバからデータ転送を実行しないで、先行して読み込
まれ格納されたキャッシュから読み込むことにより表示
を実行し、表示切換え時間を高速にすることが可能にな
っている。
【0005】また、同様の効果を実現するために、別の
画面表示データ読込装置においては、利用者がブラウザ
に記録させたURL(ブックマークしたURLというこ
ともある。)に該当するHTMLデータを対象として、
この記録されたURLの先頭から順番に先行して読み込
んだりしているものもある。さらに、ブラウザが表示す
るURLを監視するとともに記録し、最近のアクセス回
数の多いURLの順番に先行して読み込んだりしている
ものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の画面表
示データ読込装置においては、次のような課題がある。
すなわち、表示しているHTMLデータ内に記述されて
いるリンク先のURLの先頭から順番に先読みするた
め、優先して閲覧したいリンク先がこのHTMLデータ
内の後ろの方に記述されていると、先読みされる可能性
が低くなるといった課題がある。また、記録したURL
について先読みを行うと、現在表示しているHTMLデ
ータとは何ら関連のないものが先読みされることにな
り、実用的でない。さらに、最近のアクセス回数の多い
ものを自動的に先読みする場合にも同様の課題がある。
【0007】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、先読みすることにより利用者のHTMLデータ
読み出し待機時間を短縮することが可能であるととも
に、利用者が閲覧する可能性の高いHTMLデータを先
読みすることが可能である画面表示データ読込装置の提
供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1にかかる発明は、相互に関連する複数のデ
ータファイルを備えたサーバとの間にて所定の通信手順
に従い通信を実行するサーバ通信手段と、上記サーバ通
信手段を介して読み出されたデータファイルに記述され
ている複数のリンク先設定データを所定の優先順位にリ
スト化しつつ記憶するリスト記憶手段と、上記リストに
て記憶されたリンク先設定データに該当するデータファ
イルを同リストの優先順位に基づいて上記サーバ通信手
段を介して取得するデータファイル取得手段と、上記デ
ータファイル取得手段が取得したデータファイルを格納
するデータファイル格納手段とを具備する構成としてあ
る。
【0009】上記のように構成した請求項1にかかる発
明において、上記データファイル取得手段は、上記サー
バ通信手段を介して上記サーバに格納されている複数の
データファイルを関連付けて読み出すとともに、主とな
るデータファイルを表示している。また、このデータフ
ァイルは所定の言語により記述されており、画像データ
や文字コードの表示が可能になっている。文字コードは
このデータファイルに記述されていることもあるが、画
像データは別の画像データファイルに格納され、このデ
ータファイル内に記述されている画像呼び出し制御文に
より画像データファイルが読み出され表示可能になる。
【0010】また、このデータファイルには、上記サー
バに格納されている他のデータファイルとリンクを張る
ために、リンク制御文が記述されている。ここで、上記
リスト記憶手段は、同データファイルに記述されている
リンク制御文である複数のリンク先設定データを取得し
て、所定の手法により同複数のリンク先設定データを優
先順に並べられたリンク先設定データのリストを作成す
とともに記憶する。ここで、上述したデータファイル取
得手段は、このリストにて記憶されたリンク先設定デー
タを読み出して、読み出したリンク設定データに該当す
るデータファイルを上記サーバ通信手段を介して上記サ
ーバから取得する。そして、この取得は、リストの優先
順から順次実行され、このリストに挙げられたリンク先
設定データに該当するデータファイルは順次、サーバか
ら読み出され、上記データファイル格納手段に格納され
ていく。
【0011】すなわち、利用者が所定のデータファイル
に記述されているリンク先設定データを指定したとき
に、上記データファイル取得手段がサーバにアクセスし
て該当するデータファイルを読み出すのではなく、この
データファイル取得手段は読み出した所定のデータファ
イルに記述されているリンク先設定データに基づいて、
利用者の指定とは別にサーバから先読みを実行しつつ上
記データファイル格納手段に格納することにより、利用
者は、このデータファイル格納手段からデータファイル
を読み出す。
【0012】ここにおいて、上記データファイル取得手
段が読み出す上記データファイルの形式は各種の形式の
ものを適用可能である。例えば、代表的なものでは、H
TMLファイルを挙げることができる。また、上記リス
ト記憶手段がリストを記憶する領域と、上記データファ
イル格納手段がデータファイルを格納する領域とは、論
理的に異なった領域であればよく、同一の物理的領域で
あってもかまわないし、異なった物理的領域であっても
かまわない。上記リンク先設定データは、データファイ
ル上に記述され、このリンク先設定データを選択すると
サーバに格納されている該当するデータファイルを読み
出し可能であればよい。
【0013】上記リスト記憶手段がデータファイルに記
述されている複数のリンク先設定データを所定の優先順
位にリスト化する方法は多種の手法が採用可能であり、
その具体的な一例として、請求項2にかかる発明は、請
求項1に記載の表示画面読込装置において、上記リスト
記憶手段は、任意であるとともに優先順位をもって検索
対象文字を設定する検索文字設定手段を有するととも
に、同検索文字設定手段は、上記データファイル取得手
段が読み出したデータファイルから設定された検索対象
文字を内包するリンク先設定データを抽出するととも
に、上記リスト記憶手段は、この抽出されたリンク先設
定データを上記優先順位に従ってリスト化しつつ記憶す
る構成としてある。
【0014】上記のように構成した請求項2にかかる発
明においては、上記検索文字手段に所定の検索対象文
字、例えば、利用者が興味を有する言葉などを設定す
る。このとき、検索対象文字が複数ある場合は、優先順
位をもって設定する。そして、同検索文字設定手段は、
上記データファイル取得手段が読み出し、上記データフ
ァイル格納手段に格納されたデータファイルからこの設
定された検索対象文字を内包するリンク先設定データを
抽出する。ここで、上記リスト記憶手段は、この抽出さ
れたリンク先設定データを上記検索対象文字の優先順位
に従ってリスト化しつつ記憶する。
【0015】この記憶されたリストに基づいて上記デー
タファイル取得手段は、上記サーバ通信手段を介してこ
のリストの上位順から順次リンク先設定データに該当す
るデータファイルを読み込み、上記データファイル格納
手段に格納していく。そして、利用者は、リンク先設定
データが記述されているデータファイルからリンク先を
指定するとこのデータファイル格納手段によって格納さ
れたデータファイルが読み出されることになる。ここ
で、上記検索対象文字は、この検索対象文字を含むリン
ク設定データを検索するとともに抽出できればよい。従
って、漢字であってもよいし、英数字であってもよい。
また、これらに限定されるものではなくコンピュータ等
において識別可能なものであればよい。また、設定した
検索対象文字と完全同一のものを基準として検索するこ
とに限られることはなく、この検索対象文字の同義語や
関連のある語句に基づいて検索を実行するものであって
もよい。従って、設定した検索対象文字の意味内容から
所定の手法により検索対象を拡張することができるもの
であればその手法は適宜採用可能である。
【0016】また、上記リスト記憶手段がデータファイ
ルに記述されている複数のリンク先設定データを所定の
優先順位にリスト化する別の方法として請求項3にかか
る発明は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の
表示画面読込装置において、上記検索文字設定手段は、
上記データファイル取得手段が読み出したデータファイ
ルを構成する文字コードを検索しつつ、同データファイ
ルから検索回数の多い文字コードを内包するリンク先設
定データを抽出するとともに、上記リンク記憶手段は、
この抽出されたリンク先設定データを所定の優先順位に
リスト化しつつ記憶する構成としてある。
【0017】上記のように構成した請求項3にかかる発
明において、上記検索文字設定手段は、上記データファ
イル取得手段が読み出し、上記データファイル格納手段
により格納されたデータファイルを構成している文字コ
ードを検索する。そして、同データファイルから検索回
数の多い文字コードを内包するリンク先設定データを抽
出するとともに、上記リンク記憶手段は、この抽出され
たリンク先設定データを所定の優先順位にリスト化しつ
つ記憶する。
【0018】この記憶されたリストに基づいて上記デー
タファイル取得手段は、上記サーバ通信手段を介してこ
のリストの上位順から順次リンク先設定データに該当す
るデータファイルを読み込み、上記データファイル格納
手段に格納していく。そして、利用者は、リンク先設定
データが記述されているデータファイルからリンク先を
指定するとこのデータファイル格納手段により格納され
たデータファイルが読み出されることになる。ここにお
いて、検索回数の多い文字コードとは、同データファイ
ルを示す他のデータファイル内に記述されているリンク
先設定データを示す文字列に多く出現する文字コードで
あり、このデータファイルの主記載事項に関連すると連
想されるものである。
【0019】ところで、利用者はサーバに格納されてい
るデータファイルであって、よく利用するものについて
は、このデータファイルのリンク先設定データを予め登
録する。そして、この登録されたリンク先設定データを
所定の操作により選択すると、上記データファイル取得
手段はこの選択されたリンク先設定データに該当するデ
ータファイルを上記サーバ通信手段を介して上記サーバ
から取得するとともに上記データファイル格納手段に格
納する。ここで、この予め設定されたリンク先設定デー
タも先読みの対象とすると、よく利用するリンク先設定
データのデータファイルが先読みされることになり、利
用者はこの予め登録されたリンク先設定データを選択し
たときに、すばやくデータファイルの内容を確認するこ
とが可能になるため都合がよい。
【0020】そこで、請求項4にかかる発明は、相互に
関連する複数のデータファイルを備えたサーバとの間に
て所定の通信手順に従い通信を実行するサーバ通信手段
と、予め複数任意のリンク先設定データが設定されるリ
ンク先設定手段と、上記サーバ通信手段を介して読み出
されたデータファイルを構成するテキストデータを検索
しつつ、同画面に表示されているデータファイルから検
索回数の多いテキストデータを内包するリンク先設定デ
ータを抽出するとともに、上記リンク先設定手段に設定
されているリンク先設定データから検索回数の多いテキ
ストデータを内包するリンク先設定データを抽出するリ
ンク先検索手段と、同リンク先検索手段が抽出したリン
ク先設定データを所定の優先順位にリスト化しつつ記憶
するリスト記憶手段と、上記リストにて記憶されたリン
ク先設定データに該当するデータファイルを同リストの
優先順位に基づいて上記サーバ通信手段を介して取得す
るデータファイル取得手段と、上記データファイル取得
手段が取得したデータファイルを格納するデータファイ
ル格納手段とを具備する構成としてある。
【0021】上記のように構成した請求項4にかかる発
明においては、上記データファイル取得手段は、上記サ
ーバ通信手段を介して上記サーバに格納されている複数
のデータファイルを関連付けて読み出すとともに、この
読み出したデータファイルにおいて主となるデータファ
イルを表示させる。また、このデータファイルは所定の
言語により記述されており、画像データやテキストデー
タの表示が可能になっている。テキストデータはこのデ
ータファイルに記述されていることもあるが、画像デー
タは別の画像データファイルに格納され、このデータフ
ァイル内に記述されている画像呼び出し制御文により画
像データファイルが読み出され表示可能になる。
【0022】また、このデータファイルには、上記サー
バに格納されている他のデータファイルとリンクを張る
ために、リンク制御文が記述されている。上記リンク先
検索手段は、上記データファイル取得手段が取得したデ
ータファイルを構成するテキストデータを検索しつつ、
同画面に表示されているデータファイルから検索回数の
多いテキストデータを内包するリンク先設定データを抽
出するとともに、上記リンク先設定手段に設定されてい
るリンク先設定データから上述した検索回数の多いテキ
ストデータを内包するリンク先設定データを抽出する。
ここで、上記リスト記憶手段は、上記リンク先検索手段
が抽出したリンク制御文である複数のリンク先設定デー
タを取得して、所定の手法により同複数のリンク先設定
データを優先順に並べ換えリンク先設定データのリスト
を作成すとともに記憶する。ここで、上述したデータフ
ァイル取得手段は、このリストにて記憶された上位順位
から順次リンク先設定データを読み出して、読み出した
リンク設定データに該当するデータファイルを上記サー
バ通信手段を介して上記サーバから取得する。そして、
この取得されたデータファイルは上記データファイル格
納手段に順次格納される。
【0023】すなわち、利用者が所定のデータファイル
に記述されているリンク先設定データを指定したとき
に、上記データファイル取得手段がサーバにアクセスし
て該当するデータファイルを読み出すのではなく、この
データファイル取得手段が読出した所定のデータファイ
ルに記述されているリンク先設定データに基づいて、利
用者の指定とは別にサーバから先読みを実行しつつ上記
データファイル格納手段に格納することにより、利用者
は、このデータファイル格納手段からデータファイルを
読み出す。
【0024】このように予め登録したリンク設定データ
を利用する他の一例として、請求項5にかかる発明は、
相互に関連する複数のデータファイルを備えたサーバと
の間にて所定の通信手順に従い通信を実行するサーバ通
信手段と、予め複数任意のリンク先設定データが設定さ
れるリンク先設定手段と、上記サーバ通信手段を介して
読み出されたデータファイルに記述されている複数のリ
ンク先設定データを所定の優先順位にリスト化しつつ記
憶するリスト記憶手段と、上記リストにて記憶されたリ
ンク先設定データおよび上記リンク先設定手段に設定さ
れたリンク先設定データに該当するデータファイルを所
定の優先順位に基づいて上記サーバ通信手段を介して取
得するデータファイル取得手段と、上記データファイル
取得手段が取得したデータファイルを格納するデータフ
ァイル格納手段とを具備する構成としてある。
【0025】上記のように構成した請求項5にかかる発
明においては、上記サーバ通信手段は、相互に関連する
複数のデータファイルを備えたサーバとの間にて所定の
通信手順に従い通信を実行する。また、上記リンク設定
手段には、予め複数任意のリンク先設定データが設定さ
れており、上記リスト記憶手段は、上記データファイル
取得手段が取得したデータファイルに記述されている複
数のリンク先設定データを所定の優先順位にリスト化し
つつ記憶する。そして、上記データファイル取得手段
は、上記リストにて記憶されたリンク先設定データおよ
び上記リンク先設定手段に設定されたリンク先設定デー
タに該当するデータファイルを所定の優先順位に基づい
て上記サーバ通信手段を介して取得するとともに、上記
データファイル格納手段に順次格納していく。
【0026】また、利用者のサーバへのアクセス状況を
分析し、このアクセス状況の応じてリンク先設定データ
を決定し、この決定したリンク先設定データからデータ
ファイルを先読みすることができると、利用者の使用態
様に対応することが可能になり好適である。そこで、請
求項6にかかる発明は、相互に関連する複数のデータフ
ァイルを備えたサーバとの間にて所定の通信手順に従い
通信を実行するサーバ通信手段と、上記サーバ通信手段
を介して上記サーバから所定のデータファイルが読み出
されると、所定の読出情報を履歴する履歴手段と、上記
履歴手段に履歴されている所定の読出情報に基づいて、
上記サーバ通信手段を介して上記サーバからデータファ
イルを読み出す読出制御情報を作成する読出制御情報作
成手段と、上記読出制御情報作成手段にて作成した読出
制御情報に基づいて所定のデータファイルを上記サーバ
通信手段を介して取得するデータファイル取得手段と、
上記データファイル取得手段が取得したデータファイル
を格納するデータファイル格納手段とを具備する構成と
してある。
【0027】上記のように構成した請求項6にかかる発
明において、サーバ通信手段は、相互に関連する複数の
データファイルを備えたサーバとの間にて所定の通信手
順に従い通信を実行する。そして、履歴手段は、上記サ
ーバ通信手段を介して上記サーバから所定のデータファ
イルが読み出されると、所定の読出情報を履歴する。こ
こで、読出制御情報作成手段は、上記履歴手段に履歴さ
れている所定の読出情報に基づいて、上記サーバ通信手
段を介して上記サーバからデータファイルを読み出す読
出制御情報を作成する。そして、データファイル取得手
段は、上記読出制御情報作成手段にて作成した読出制御
情報に基づいて所定のデータファイルを上記サーバ通信
手段を介して取得するとともに、データファイル格納手
段は、上記データファイル取得手段が取得したデータフ
ァイルを格納する。ここで、上記履歴手段にて履歴する
読出情報は、データファイルが読み出されたときの、ア
クセス状況が把握できるものであればよく、読み出した
日付や時刻であればよい。また、この読出情報から作成
される読出制御情報とは、アクセス間隔やアクセスされ
たリンク先設定データごとのアクセス頻度であり、デー
タファイル取得手段は、このアクセス間隔あるいはアク
セス頻度から所定のサーバより所定のデータファイルを
取得する。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、利用者の
利用する可能性が高いHTMLデータを先読みすること
が可能であるとともに、利用者が回線の読み出し速度を
短縮することが可能な画面表示データ読込装置を提供す
ることができる。また、請求項2にかかる発明によれ
ば、利用者が見たいと思うキーワードを含むデータファ
イルを先読みしておくことを可能にすることができる。
さらに、請求項3にかかる発明によれば、所定のデータ
ファイルを構成するテキストデータの内、リンク先設定
データ内の出現頻度が高い文字コードをキーワードにす
ることができる。
【0029】さらに、請求項4にかかる発明によれば、
予め登録したリンク先設定データとキーワードを利用す
ることにより予め登録したリンク先設定データにおいて
もキーワード検索により先読みするデータファイルを指
定することができる。さらに、請求項5にかかる発明に
よれば、予め登録したリンク先設定データとデータファ
イルに含まれるリンク先設定データとを利用して先読み
するデータファイルを指定することができる。さらに、
請求項6にかかる発明によれば、利用者のリンク先設定
データの利用態様に対応したHTMLデータを先読みす
ることが可能になる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態にかか
る画面表示データ読込装置をクレーム対応図により示し
ており、図2は本画面表示データ読込装置が広域ネット
ワークに接続される全体像を概略的に示している。本画
面表示データ読込装置10は、サーバ通信手段C1と、
データファイル取得手段C2と、リスト記憶手段C3
と、データファイル格納手段C4と、検索文字設定手段
C5とを備えている。
【0031】ここで、サーバ通信手段C1は、広域ネッ
トワーク網50と通信回線60を介してWWW(Wor
ld Wide Web)サーバ70に対して能動的に
アクセスしてWWWサーバ70と接続されたときにWW
Wサーバ70と通信する。データファイル取得手段C2
は、このサーバ通信手段C1を介してWWWサーバ70
に格納されているデータファイルを取得する。検索文字
設定手段C5は、所定の形式にて任意の文字コードを入
力可能になっている。そして、リスト記憶手段C3は、
この取得したデータファイルを読み込むとともに、この
データファイルに記述されていて指定することにより他
のデータファイルにアクセス可能なリンク設定制御文を
後述する手法により抽出するとともに、さらにこの抽出
したリンク設定制御文から検索文字設定手段C5にて設
定された文字コードを含むものを抽出し、この抽出した
リンク設定制御文の順位付けを行いつつ、優先順位をも
って並べられたリストを作成し記憶する。データファイ
ル格納手段C4は、このリストの優先順に従ってデータ
ファイル取得手段C2が所定のWWWサーバ70から順
次読み出したデータファイルを格納する。
【0032】また、広域ネットワーク網50は、一般的
にインターネットなどが該当し、WWWサーバ70は所
定のURLアドレスを割り当てられる。そして、当該U
RLアドレスに基づいて画面表示データ読込装置10が
能動的にアクセスしてきた場合に必要な情報を取得させ
る。このような情報の発信、取得の形態はさまざまであ
るが、WWWサーバ70がWEBサイトであるとする
と、発信するデータファイルには、概ねHTMLファイ
ルやリソースデータファイルなどの各種情報が含まれて
いる。
【0033】一方、このような広域ネットワーク網50
に利用される通信回線60は電気的なものや光利用のも
のが可能であるし、各種の媒体変換装置を介して接続さ
れている。インターネットであればイーサネット(登録
商標)ケーブル61による直接接続という手法も可能で
あるし、あるいはプロバイダ62に対して公衆電話回線
63を介してダイアルアップ接続することも可能であ
り、この場合にはプロバイダ62や公衆電話回線63も
通信回線60の一部に含まれることになる。むろん社内
LAN64を介して接続される場合にはこのような社内
LAN64やルータ65なども通信回線60の一部に含
まれることになる。
【0034】ここで、図3にWWWサーバ70の概略構
成を示す。同図において、WWWサーバ70本体は、図
示しないCPUやROMやRAMといった電子部品が搭
載されたメインボード70aを備えており、このメイン
ボード70a上で所定のオペレーティングシステムを実
行することにより、ネットワークインターフェイス70
bを介して広域ネットワーク網50との間で通信した
り、ハードディスク72にアクセスしたりする。また、
このハードディスク72には、複数のHTMLファイル
やリソースデータファイルが格納されている。ここで、
WWWサーバ70に格納されているHTMLファイル
は、スクリプト形式のファイルであり、そのファイルに
は所定の文字列を画面表示させたり、HTMLファイル
外部の画像データファイルにかかる画像を画面表示させ
るための「タグ」と呼ばれる制御文が記述されており、
「ブラウザ」と呼ばれるコマンドインタプリタ型のプロ
グラムを用いて対象となるHTMLファイルを読み込ん
で記述内容を解析し、その解析結果に基づいて画面表示
するようになっている。なお、上述したリソースデータ
ファイルとは、HTMLファイルから参照する画像デー
タファイルや音声データファイルなどのデータファイル
であり、これらをまとめてリソースデータファイルと呼
び、HTMLファイル内にてこれらのリソースデータフ
ァイルを参照するタグをリソースデータ参照タグと呼
ぶ。
【0035】また、HTMLファイル内に他のHTML
ファイルの所在を所定のタグを用いて記述しておくと、
ブラウザの表示画面上に所定の文字列としてマウスなど
のポインティングデバイスによるクリック入力が可能と
なるように表示することができる。そして、実際にかか
るクリック入力が行われると、ブラウザがそのクリック
イベントを検知して対応するHTMLファイルの所在に
基づいて新たにそのHTMLファイルを読み込み、記述
内容を解析して表示内容を更新する。このタグが上述し
たリンク設定制御文に該当する。以下、このタグのこと
をリンク表示タグと呼ぶ。
【0036】一方、画面表示データ読込装置10自体
は、図4に示すようなコンピュータ端末100で構成す
ることができる。コンピュータ端末100は、CPU1
11やROM112やRAM113やI/O114など
を備えるコンピュータ110とともに、モニタ120や
キーボード130やマウス140といった主構成装置と
ともに、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ15
0や、ハードディスクドライブ160や、CD−ROM
ドライブ170といった外部記憶装置が含まれ、さらに
は、上述した通信回線60に接続するためのモデム18
0やLANアダプタ190などから構成されている。
【0037】コンピュータ端末100は上述したハード
ウェアユニットが後述するソフトウェアを実行して各種
の処理を実現するものであるから、相互に一体となって
画面表示データ読込装置10を構成していると言える。
すなわち、上述したように用意されたハードウェア資源
をソフトウェアによって最大限に利用することにより、
不可分一体となって図1に示すようなサーバ通信手段C
1やデータファイル取得手段C2やリスト記憶手段C3
や検索文字設定手段C5やデータファイル格納手段をC
4を実現している。
【0038】ここで、図5を参照すると、ハードディス
クドライブ160にはオペレーティングシステム160
aと、ダイヤルアップツール160bと、ブラウザ16
0cと、先読みツール160dなどの各種ソフトウェア
が記憶されている。ここにおいて、オペレーティングシ
ステム160aは、上述したようにメインボード70a
にて実行されて各種の機能を実現するものであり、実際
にはコンピュータ端末100の起動時にメインボード7
0a上に読み込まれる。また、ダイヤルアップツール1
60bは、モデム180および公衆電話回線63を介し
てプロバイダ62を発呼して回線接続させることによ
り、コンピュータ端末100を実質的に広域ネットワー
ク網50に接続するものである。
【0039】また、ブラウザ160cは、上述したよう
にHTMLファイルなどのスクリプトファイルを読み込
み、その記述内容に従って画面表示するものであり、実
際にはブラウザ160cの表示画面上で所定のURLを
入力することにより、対応するHTMLファイルを取得
して読み込む。すなわち、URLは読込対象となるHT
MLファイルの所在を表していることになる。むろん、
読込対象となるHTMLファイルが存在するのは、多く
の場合、広域ネットワーク網50上のWWWサーバ70
などであり、URLにはこのようなWWWサーバ70を
識別するためのアドレスが含まれる。ここで、広域ネッ
トワーク網50上のWWWサーバ70からHTMLファ
イルを読み込むにあたっては、上述したダイヤルアップ
ツール160bを起動してコンピュータ端末100を実
質的に広域ネットワーク網50に接続すること必要であ
る。
【0040】ここで、図6はコンピュータ端末100が
広域ネットワーク網50に接続し、ブラウザ160cに
てWWWサーバ70から所定のHTMLファイルの転送
を行う場合のデータ転送量の変化を概略的に示してい
る。このとき、「時刻0」は利用者がモデム180を介し
て所定のHTMLファイルの読み込みを開始した時刻を
示し、このHTMLファイルの読み込みに伴いデータ転
送量が増加することを示すとともに、このHTMLファ
イルの読み込みが「時刻t1」まで行われたことを示して
いる。また、「時刻t1」〜「時刻t2」においてデータ転
送量が低減している時間帯は、利用者が画面上に表示さ
れているHTMLファイルの内容を閲覧している時間帯
である。ここで、利用者が再び異なるHTMLファイル
の読み込みを指定すると、WWWサーバ70からの読み
込みを開始し、「時刻t2」〜「時刻t3」に示すように、
HTMLファイルの転送に伴いデータの転送量が増加す
る。
【0041】ここで、上述した先読みツール160d
は、ブラウザ160cに付随して動作するソフトウェア
であり、「時刻t1」〜「時刻t2」または「時刻t3」以降
のようにデータ転送量が減少する時間帯を利用して、利
用者が画面上にて閲覧しているHTMLファイルからリ
ンク表示タグを抽出して、このリンク表示タグで指定さ
れているURLに対応するHTMLファイルを利用者の
閲覧とは別に先行して読み込み、すなわち先読みを実行
し、所定の格納領域に格納するものである。このリンク
表示タグの抽出は、所定の手順により設定されたキーワ
ードを基準にして行われる。すなわち、この設定された
キーワードを内包するリンク表示タグにて指定されてい
るURLに対応するHTMLファイルが先読みの対象と
なる。
【0042】先読みツール160dはブラウザ160c
に付随して動作するソフトウェアであり、この先読みツ
ール160dとブラウザ160cの動作について図7を
参照しつつ説明する。ブラウザ160cにて表示するH
TMLファイルは、表示ファイル格納領域160c1に
格納されており、ブラウザ160cは適宜、格納された
HTMLファイルを読み出して表示を行う。しかし、ブ
ラウザ160cにて指定されたURLに対応するHTM
Lファイルが表示ファイル格納領域160c1に存在し
ないと、ブラウザ160cはこのURLを先読みツール
160dに渡す。先読みツール160dは、先読みした
HTMLファイルを先読みファイル格納領域160d1
内で検索する。この場合、この先読みファイル格納領域
160d1にはHTMLファイルが格納されていないこ
ととする。ブラウザ160cよりURLを入力した先読
みツール160dは、先読みファイル格納領域160d
1に先読みしたHTMLファイルがないことを検知する
と、該当するWWWサーバ70から対応するHTMLフ
ァイルを読み出す。そして、この読み出したHTMLフ
ァイルをブラウザ160cに渡し、ブラウザ160cは
表示ファイル格納領域160c1に格納しつつ、このH
TMLファイルを表示する。
【0043】ここで、キーワード格納領域160d4に
は、先読みツール160dがWWWサーバ70から読み
込んだHTMLファイルに記述されているリンク表示タ
グを抽出するために設定されたキーワードが格納されて
おり、その設定は図8または図9に示す画面にて行われ
る。この画面は先読みツール160dを起動して、所定
の操作によりキーワード設定を選択すると、ブラウザ1
60cの表示とは別に画面に表示されるものである。図
8に示すようにキーワード設定は複数のキーワードとこ
れらのキーワードを総称する識別子からなる。また、そ
の設定は図9に示す画面にて識別子とこれに対応するキ
ーワードを入力することにより行うことができる。そし
て、設定されたキーワードはキーワード格納領域160
d4にキーワードリスト160d5の形式で格納され
る。このときのキーワードリスト160d5は上位から
「プレゼント」、「懸賞」、「応募」、「経済」、「雇
用」、「環境」、「エネルギー」という順位にて格納さ
れる。
【0044】ところで、上述した先読みツール160d
の読み込んだHTMLファイルが図10に示すような
「ニュース」のホームページであるとする。このとき、リ
ンク表示タグは「雇用」、「エネルギー」、「経済」、
「環境」、「プレゼント」と画面表示されている部分で
あり、このリンク表示タグを選択することにより、それ
ぞれのHTMLファイルを読み出しつつ表示可能になっ
ている。そして、先読みツール160dはこのHTML
ファイルからキーワードリスト160d5に格納されて
いるキーワードを含むリンク表示タグを抽出し、抽出し
たリンク表示タグのURLをキーワードリスト160d
5と同じ優先順位に並べ替え、先読みの対象となる先読
み対象URLリスト160d3を作成する。そして、先
読み対象URLリスト格納領域160d2に格納する。
【0045】より具体的に、この先読み対象URLリス
ト160d3の作成方法を説明する。図10に示すHT
MLファイルは、概略、図11に示すようなスクリプト
が記述されている。従って、画面に表示されている「雇
用」、「エネルギー」、「経済」、「環境」、「プレゼント」の
リンク表示タグは、リンク制御文と、リンク先のHTM
Lファイルの所在を示すURLと、画面に表示する語句
とから構成されていることがわかる。すわなち、“<A
HREF=>”がリンク設定制御文に該当し、“ne
ws/koyou/index.htm”がリンク先の
HTMLファイルの所在を示すURLに該当するととも
に、“雇用”が画面に表示する表示語句に該当する。
【0046】ここで、上述した先読みツール160d
は、HTMLファイルについてスクリプトの先頭からリ
ンク設定制御文を検索し、リンク設定制御文を検知する
と付随する表示語句を抽出する。このようにして、表示
語句「雇用」、「エネルギー」、「経済」、「環境」、「プレゼ
ント」をスクリプトから抽出する。そして、キーワード
リスト160d5に格納されているキーワードを上位か
ら順次読み出し、読み出したキーワードを内包する表示
語句を抽出する。この場合は、表示語句の全てがキーワ
ードに含まれるものであるため、全てが抽出される。そ
して、この抽出された表示語句「雇用」、「エネルギー」、
「経済」、「環境」、「プレゼント」は、キーワードの優先順
位に合わせて「プレゼント」、「経済」、「雇用」、「環境」、
「エネルギー」の順に並べかえられ、対応するリンク先の
HTMLファイルの所在を示すURLとともに先読み対
象URLリスト160d3として先読み対象URLリス
ト格納領域160d2に格納される。
【0047】先読みツール160dは、所定のタイミン
グ、通常は上述したように利用者がHTMLファイルを
閲覧中にこの先読み対象URLリスト160d3の先頭
のURLを読み出して該当するWWWサーバ70より対
応するHTMLファイルを読み出し、先読みファイル格
納領域160d1に格納する。この格納が完了すると、
先読みツール160dは、当該URLを先読み対象UR
Lリストから削除し、次URLリスト以降を前詰する。
そして、順次、上述した所定のタイミングにて先読みを
実施し、同様に先読みファイル格納領域160d1に格
納する。
【0048】ここで、図10の画面からリンク表示タグ
「プレゼント」を選択すると、ブラウザ160cは表示
ファイル格納領域160c1を参照し、該当するHTM
Lファイルが存在しないため、このリンク表示タグ「プ
レゼント」に記述されているURLを先読みツール16
0dに渡す。そして、先読みツール160dは先読みフ
ァイル格納領域160d1を参照し、このURLに該当
するHTMLファイルが存在するか否かを確認する。上
述したように、この先読みファイル格納領域160d1
には、リンク表示タグ「プレゼント」に該当するHTM
Lファイルが先読みされて格納されているため、該当す
るWWWサーバ70にアクセスすることなくこの先読み
ファイル格納領域160d1からリンク表示タグ「プレ
ゼント」に対応するHTMLファイルを読み出すととも
にブラウザ160cに渡す。そして、ブラウザ160c
は、この渡されたHTMLファイルを表示ファイル格納
領域160c1に格納しつつ表示することになる。
【0049】図12は、先読みツール160dがブラウ
ザ160cからURL読み出し要求を入力されたときに
実行するHTMLファイル読み出し処理をフローチャー
トにより示している。ブラウザ160cにおいて任意の
URLあるいは、閲覧中のHTMLファイルのリンク表
示タグが指定されると、このURLが先読みツール16
0dに渡される。そして、先読みツール160dは、こ
のURLに対応するHTMLファイルが先読みファイル
格納領域160d1に既に格納されているか確認する
(ステップS100)。格納されている場合は、新規に
WWWサーバ70から対応するHTMLファイルを読み
出す必要がないため、先読みファイル格納領域160d
1に格納されているHTMLファイルをブラウザ160
cに渡す(ステップS135)。格納されていない場合
は、新規にWWWサーバ70から読み出す必要がある。
【0050】しかし、ブラウザ160cからのHTML
ファイル読み出し要求によるWWWサーバ70からのH
TMLファイル読み出しと、先読みツール160dにお
ける先読み対象のHTMLファイルのWWWサーバ70
からの読み出しは非同期にて実行され、ブラウザ160
CからのHTMLファイル読み出し要求によるWWWサ
ーバ70からのHTMLファイル読み出しが優先される
ため、先読みツール160dにて先読み動作が実行され
ているか否かを判別し(ステップS105)、先読み処
理が実行されている場合はこの先読み処理を停止する
(ステップS110)。
【0051】そして、ブラウザ160cから読み出し要
求のあったURLに該当するWWWサーバ70から対応
するHTMLファイルを読み出す(ステップS11
5)。次に、このHTMLファイルに対して後述する先
読み対象URLリスト作成処理を実行し、先読み対象U
RLリスト160d3を作成するとともに、先読み対象
URLリスト格納領域160d2に格納し(ステップS
130)、このHTMLファイルをブラウザ160cに
渡す(ステップS135)。これにより、ブラウザ16
0Cは、このHTMLファイルの内容を表示するととも
に、利用者はこの内容を閲覧することができるようにな
る。
【0052】図13は、上述した先読み対象URLリス
ト作成処理の処理内容をフローチャートに示している。
先読みツール160cは読み出したHTMLファイルに
記述されている全てのリンク表示タグの表示語句を抽出
する(ステップS200)とともに、キーワード格納領
域160d4に格納されているキーワードリスト160
d5の先頭キーワードを読み出す(ステップS20
5)。ここで、抽出したリンク表示タグの表示語句にこ
のキーワードと一致するものあるいはキーワードを含む
ものが存在するかを判別し(ステップS215)、一致
するあるいは含むものが存在する場合は、該当するリン
ク表示タグからURLを読み出す(ステップS22
0)。そして、全てのキーワードについて判別が終了し
たかを確認し(ステップS230)、終了していなけれ
ば、キーワードリスト160d5の次順位のキーワード
を読み出し(ステップS225)、ステップS215以
降を繰り返す。全てのキーワードについて判別が終了す
ると、キーワードの優先順位に並べ替えて先読み対象U
RLリスト160d3を作成し(ステップS235)、
先読み対象URLリスト格納領域160d2に格納する
(ステップS240)。
【0053】ここで、ブラウザ160cはプロキシサー
バの設定を行うことができるようになっている。そし
て、ブラウザ160cは、このプロキシサーバが設定さ
れている場合には、上記のようにして入力されたURL
に該当するHTMLファイルを取得する際に、直接対象
となるWWWサーバ70からHTMLファイルを取得す
るのではなく、設定されているプロキシサーバを介して
HTMLファイルを取得する。そして、プロキシサーバ
はブラウザ160cにそのファイルを渡す。かかるプロ
キシサーバは、多くの場合、社内LANなどが構築され
ている場合に、そのLAN上に配置されLAN上のPC
からのデータ取得リクエストを受信して上記の動作を行
う。
【0054】本実施形態においては、先読みツール16
0dがプロキシサーバ的な役割を果たしている。すなわ
ち、ブラウザ160cは、プロキシサーバとして先読み
ツール160dを設定可能であり、利用者からのURL
の入力を受けて対応するHTMLファイルが表示ファイ
ル格納領域160c1に存在しなければ、先読みツール
160dに対してURLを渡す。そして、この先読みツ
ール160dがブラウザ160cから渡されたURLに
基づいて対応するHTMLファイルを取得してブラウザ
160cに渡し、このブラウザ160cにて受け取った
ファイルに基づいて画面表示する。
【0055】また、本実施形態においては、図8・図9
に示すキーワードの設定画面により利用者がキーワード
を手入力し、このキーワードからリンク表示タグを抽出
する構成を採用しているが、このような構成に限定され
るものではなく、HTMLファイルに記述されている文
章を解析して、この文章に含まれる語句を所定の手法に
より特徴のあるキーワードとして自動抽出するととも
に、この抽出したキーワードに基づいてリンク表示タグ
を抽出する構成であってもよい。このとき、抽出された
キーワードは、図7の鎖線に示すようにキーワード格納
領域160d4にキーワードリスト160d5の形式に
て格納される。ここで、このキーワードリストへの格納
順は、上述した文章に多く含まれる語句、すなわち、抽
出される回数が多い語句から昇順にキーワードとして優
先順位を付けて格納する。これにより、HTMLファイ
ルに記述されている主記載事項に関連したHTMLファ
イルを先読みすることが可能になる。さらに、利用者に
おける所定のURLへのアクセス間隔,アクセス頻度に
基づいて先読みするHTMLファイルを指定する手法で
あってもよい。かかる場合、利用者がブラウザで表示し
たURLのアクセス日付を履歴として保持し、当該UR
Lに対するアクセス間隔,アクセス頻度を算出する。そ
して、このアクセス間隔,アクセス頻度に基づいてこの
アクセス間隔,アクセス頻度にかかるURLを先読みし
たり、利用者が所定のサーバにアクセスしたときに、当
該サーバに存在する上記アクセス間隔,アクセス頻度に
かかるURLを指定して先読みする構成であってもよ
い。
【0056】また、本実施形態においては、図8・図9
に示すキーワードの設定画面により利用者がキーワード
を手入力し、このキーワードからリンク表示タグを抽出
する構成を採用しているが、このような構成に限定され
るものではなく、HTMLファイルに記述されている文
章を解析して、この文章に含まれる語句を所定の手法に
より特徴のあるキーワードとして自動抽出するととも
に、この抽出したキーワードに基づいてリンク表示タグ
を抽出する構成であってもよい。このとき、抽出された
キーワードは、図7の鎖線に示すようにキーワード格納
領域160d4にキーワードリスト160d5の形式に
て格納される。ここで、このキーワードリストへの格納
順は、上述した文章に多く含まれる語句、すなわち、抽
出される回数が多い語句から昇順にキーワードとして優
先順位を付けて格納する。これにより、HTMLファイ
ルに記述されている主記載事項に関連したHTMLファ
イルを先読みすることが可能になる。さらに、利用者に
おける所定のURLへのアクセス間隔,アクセス頻度に
基づいて先読みするHTMLファイルを指定する手法で
あってもよい。かかる場合、利用者がブラウザで表示し
たURLのアクセス日付を履歴として保持し、当該UR
Lに対するアクセス間隔,アクセス頻度を算出する。そ
して、このアクセス間隔,アクセス頻度に基づいてこの
アクセス間隔,アクセス頻度にかかるURLを先読みし
たり、利用者が所定のサーバにアクセスしたときに、当
該サーバに存在する上記アクセス間隔,アクセス頻度に
かかるURLを指定して先読みする構成であってもよ
い。
【0057】このような、キーワードを自動抽出して先
読みする処理は図12のフローチャートに示す鎖線ステ
ップS300にて実行する。このキーワード自動抽出処
理の処理内容を図14のフローチャートに示す。先読み
ツール160dは読み込んだHTMLファイルに記述さ
れている文章を抽出する。この抽出はHTMLファイル
に記述されているタグに囲まれている箇所を抽出するこ
とにより実現できる(ステップS400)。そして、こ
の抽出した文章の構文を解析し、助詞・形容詞・一般的
な名詞等を削除して特徴のある語句をキーワードとして
抽出する(ステップS405)。このキーワードはその
出現頻度とともに管理され、キーワードリスト160d
5にはこの出現頻度が多いキーワードを先頭にして昇順
に並べられキーワードリスト160d5が作成される。
【0058】本実施形態においては、上述したように先
読みツール160dが読み込んだHTMLファイルにお
けるリンク表示タグを抽出し、これにより所定のHTM
Lファイルを先読みする構成を採用しているが、このよ
うに先読み対象をHTMLファイルに記述されているリ
ンク表示タグに限定することはなく、多くのブラウザが
有するブックマーク機能に登録されたリンク先も先読み
対象URLリストを作成する対象に含める構成であって
もよい。
【0059】このとき、先読みツール160dは読み出
したHTMLファイルのリンク表示タグとブックマーク
機能に登録されたURLの見出し文とから上述した手法
によりキーワードを自動抽出して先読み対象URLリス
トを作成する構成であってもよいし、図8および図9に
より設定されたキーワードを基準にして先読みツール1
60dが読み出したHTMLファイルのリンク表示タグ
とブックマーク機能に登録されたURLの見出し文とか
ら先読み対象を抽出する構成であってもよい。また、単
にHTMLファイルに記述されるリンク表示タグのUR
Lを記述順に先読み対象とするとともに、この先読みが
完了するとブックマーク機能に登録されたURLを先読
み対象にする構成であってもよい。
【0060】次に、上記のように構成した本実施形態の
動作について説明する。利用者はダイヤルアップツール
160bを起動し、公衆電話回線63およびプロバイダ
62を介してコンピュータ端末100を広域ネットワー
ク網50に接続した後、ブラウザ160cを起動して、
図10に示す「ニュース」のURLを入力する。する
と、ブラウザ160cは、このURLに該当するHTM
Lファイルが表示ファイル格納領域160c1に格納さ
れているかを確認し、対応するHTMLファイルを検知
すると、同表示ファイル格納領域160c1からHTM
Lファイルを読み出すとともに画面に表示する。そし
て、利用者はこの表示された「ニュース」のHTMLファ
イルを閲覧する。ここで、対応するHTMLファイルが
表示ファイル格納領域160c1に存在しない場合、ブ
ラウザ160cはこのURLを先読みツール160dに
出力する。そして、先読みツール160dは、先読みフ
ァイル格納領域160d1に格納された先読みファイル
の内容を参照し、対応するHTMLファイルが先読みフ
ァイル格納領域160d1に存在するか否かを検知す
る。
【0061】また、対応するファイルが先読みファイル
格納領域160d1に存在しなかったとすると、先読み
ツール160dは、入力されたURLを広域ネットワー
ク網50に出力する。すると、この出力は広域ネットワ
ーク網50上にて適宜ルーティングされてWWWサーバ
70に到達し、このWWWサーバ70から対応するHT
MLファイルが先読みツール160dに転送される(ス
テップS100〜S115)。そして、先読みツール1
60dはこの読み出したHTMLファイルについて先読
み対象URLリスト作成処理を実行する(ステップS1
30)。すなわち、図8および図9にて設定されること
により、キーワードリスト160d5に格納されるキー
ワードを基準にして図10に画面表示されているリンク
表示タグの順序について並べ替えを実施し、先読み対象
URLリスト160d3を作成する。この場合は、設定
されたキーワードが上位より「プレゼント」、「懸
賞」、「応募」、「経済」、「雇用」、「環境」、「エ
ネルギー」であるため、先読み対象URLリスト160
d3は先頭が「プレゼント」になり、以降、「経済」、
「雇用」、「雇用」、「環境」、「エネルギー」の順に
リスト化される。
【0062】次に、このHTMLファイルをブラウザ1
60cに渡し(ステップS135)、ブラウザ160c
は、渡されたHTMLファイルを表示ファイル格納領域
160c1に格納するとともに、同HTMLファイルを
読み込んで適宜画面表示を行い、利用者はこの「ニュー
ス」のHTMLファイルを閲覧する。そして、この閲覧
中に先読みツール160dは、キーワードリスト160
d5に設定されているキーワードを基準にして作成され
た先読み対象URLリストの先頭URLに対応するHT
MLファイルの読み出しを開始し、優先順に従って順次
先読み対象URLに対応するHTMLファイルを読み出
し、先読みファイル格納領域160d1に格納してい
く。
【0063】ここで、利用者が「ニュース」の閲覧中に
「プレゼント」のリンク表示タグを選択すると、ブラウ
ザ160Cは、この選択を先読みツール160dに出力
する。ここで、この「プレゼント」は先読み対象として
優先順位が一番のため、最初に先読みされ、先読みファ
イル格納領域160d1に格納されている。従って、先
読みツール160dは、この選択を入力するとWWWサ
ーバ70にはアクセスすることなく先読みファイル格納
領域160d1から対応するHTMLファイルを読み出
し、ブラウザ160cに渡す。これにより、利用者は
「プレゼント」のHTMLファイルを閲覧することがで
きる。
【0064】このように、ブラウザ160cにてプロキ
シ設定された先読みツール160dは、利用者が図10
に示す「ニュース」のHTMLファイルを閲覧中に、キー
ワードリスト160d5に設定されたキーワードまたは
このHTMLファイルに含まれる特徴ある語句をキーワ
ードにして、このHTMLファイルのリンク表示タグあ
るいは、ブラウザ160cのブックマーク機能に登録さ
れているURLから先読み対象となるURLを抽出し、
この抽出されたURLに対応するHTMLファイルを先
読みして格納することが可能になる。
【0065】従って、ブラウザ160cからのURLの
出力に応じて該当ファイルが先読みファイル格納領域1
60d1に存在する場合は、先読みファイル格納領域1
60d1から取得するため、利用者が閲覧中のHTML
ファイルにてリンク表示タグを選択するとWWWサーバ
70にアクセスする必要がなく、ブラウザ160cの画
面表示速度を向上させつつ、広域ネットワーク網50に
対する接続時間を有効に利用することができる。
【0066】また、上述した設定されるキーワードは利
用者の興味のある語句が設定されることが予想されるた
め、利用者の興味のあるリンク表示タグに対応するHT
MLファイルが優先して先読みされ、実際に利用者が指
定するリンク対象タグに対応するHTMLファイルと先
読みしたHTMLファイルが一致する頻度を高めること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる画面表示データ読
込装置をクレーム対応図である。
【図2】同画面表示データ読込装置が広域ネットワーク
網に接続される全体像を概略的に示している概略接続図
である。
【図3】同広域ネットワーク網に設置されるWWWサー
バ70の概略構成を示す概略構成図である。
【図4】同広域ネットワーク網に設置されるコンピュー
タ端末100の構成図である。
【図5】同コンピュータ端末100のハードディスク1
60に搭載されるソフトウェアの構成を示した構成図で
ある。
【図6】同コンピュータ端末100がHTMLファイル
の転送を行う場合のデータ転送量の変化を概略的に示し
ているデータ転送量時系列図である。
【図7】同コンピュータ端末100の内部構成を示した
詳細構成図である。
【図8】キーワード設定画面図である。
【図9】キーワード設定画面図である。
【図10】先読みツール160dの読み込んだHTML
ファイルの表示内容を示す画面図である。
【図11】HTMLファイルの概略スクリプト示した図
である。
【図12】先読みツール160dがブラウザ160cか
らURL読み出し要求を入力したときに実行するHTM
Lファイル読み出し処理の処理内容を示すフローチャー
トである。
【図13】先読みツール160dが実行する先読み対象
URLリスト作成処理の処理内容を示したフローチャー
トである。
【図14】先読みツール160dが実行するキーワード
自動抽出処理の処理内容を示したフローチャートであ
る。
【符号の説明】
160c・・・ブラウザ 160c1・・・表示ファイル格納領域 160d・・・先読みツール 160d1・・・先読みツール格納領域 160d2・・・先読み対象URLリスト格納領域 160d3・・・先読み対象URLリスト 160d4・・・キーワード格納領域 160d5・・・キーワードリスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/419 (72)発明者 則武 淳 長野県松本市中央二丁目1番27号 エー・ アイ ソフト株式会社内 Fターム(参考) 5B075 KK02 KK14 ND03 ND35 NK04 PP03 PP14 PQ02 PR04 QP03 QS07 5B082 EA07 FA03 FA11 5B089 GA12 GA23 GB03 GB04 HA10 HB05 JA22 JA24 JB02 KA05 KB07 KC28 KC44 KC46 KC48 KC50 KD05 LB25 MC03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に関連する複数のデータファイルを
    備えたサーバとの間にて所定の通信手順に従い通信を実
    行するサーバ通信手段と、 上記サーバ通信手段を介して読み出されたデータファイ
    ルに記述されている複数のリンク先設定データを所定の
    優先順位にリスト化しつつ記憶するリスト記憶手段と、 上記リストにて記憶されたリンク先設定データに該当す
    るデータファイルを同リストの優先順位に基づいて上記
    サーバ通信手段を介して取得するデータファイル取得手
    段と、 上記データファイル取得手段が取得したデータファイル
    を格納するデータファイル格納手段とを具備することを
    特徴とする画面表示データ読込装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の画面表示データ読
    込装置において、 上記リスト記憶手段は、任意であるとともに優先順位を
    もって検索対象文字を設定する検索文字設定手段を有す
    るとともに、同検索文字設定手段は、上記サーバ通信手
    段を介して読み出されたデータファイルから設定された
    検索対象文字を内包するリンク先設定データを抽出する
    とともに、上記リスト記憶手段は、この抽出されたリン
    ク先設定データを上記優先順位に従ってリスト化しつつ
    記憶することを特徴とする画面表示データ読込装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項2に記載の画面表示データ読
    込装置において、 上記検索文字設定手段は、上記サーバ通信手段を介して
    読み出されたデータファイルを構成する文字コードを検
    索しつつ、同データファイルから検索回数の多い文字コ
    ードを内包するリンク先設定データを抽出するととも
    に、上記リンク記憶手段は、この抽出されたリンク先設
    定データを所定の優先順位にリスト化しつつ記憶するこ
    とを特徴とする画面表示データ読込装置。
  4. 【請求項4】 相互に関連する複数のデータファイルを
    備えたサーバとの間にて所定の通信手順に従い通信を実
    行するサーバ通信手段と、 予め複数任意のリンク先設定データが設定されるリンク
    先設定手段と、 上記サーバ通信手段を介して読み出されたデータファイ
    ルを構成する文字コードを検索しつつ、同データファイ
    ルから検索回数の多い文字コードを内包するリンク先設
    定データを抽出するとともに、上記リンク先設定手段に
    設定されているリンク先設定データから検索回数の多い
    文字コードを内包するリンク先設定データを抽出するリ
    ンク先検索手段と、 同リンク先検索手段が抽出したリンク先設定データを所
    定の優先順位にリスト化しつつ記憶するリスト記憶手段
    と、 上記リストにて記憶されたリンク先設定データに該当す
    るデータファイルを同リストの優先順位に基づいて上記
    サーバ通信手段を介して取得するデータファイル取得手
    段と、 上記データファイル取得手段が取得したデータファイル
    を格納するデータファイル格納手段とを具備することを
    特徴とする画面表示データ読込装置。
  5. 【請求項5】 相互に関連する複数のデータファイルを
    備えたサーバとの間にて所定の通信手順に従い通信を実
    行するサーバ通信手段と、 予め複数任意のリンク先設定データが設定されるリンク
    先設定手段と、 上記サーバ通信手段を介して読み出されたデータファイ
    ルに記述されている複数のリンク先設定データを所定の
    優先順位にリスト化しつつ記憶するリスト記憶手段と、 上記リストに記憶されたリンク設定データおよび上記リ
    ンク先設定手段に設定されたリンク先設定データに該当
    するデータファイルを所定の優先順位に基づいて上記サ
    ーバ通信手段を介して取得するデータファイル取得手段
    と、 上記データファイル取得手段が取得したデータファイル
    を格納するデータファイル格納手段とを具備することを
    特徴とする画面表示データ読込装置。
  6. 【請求項6】 相互に関連する複数のデータファイルを
    備えたサーバとの間にて所定の通信手順に従い通信を実
    行するサーバ通信手段と、 上記サーバ通信手段を介して上記サーバから所定のリン
    ク先設定データによるデータファイルが読み出される
    と、所定の読出情報を履歴する履歴手段と、 上記履歴手段に履歴されている所定の読出情報に基づい
    て、上記サーバ通信手段を介して、上記サーバからデー
    タファイルを読み出す所定の読出制御情報を作成する読
    出制御情報作成手段と、 上記読出制御情報作成手段にて作成した読出制御情報に
    基づいて所定のデータファイルを上記サーバ通信手段を
    介して取得するデータファイル取得手段と、 上記データファイル取得手段が取得したデータファイル
    を格納するデータファイル格納手段とを具備することを
    特徴とする画面表示データ読込装置。
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