JPH01169673A - 電子辞書 - Google Patents

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JPH01169673A
JPH01169673A JP62326991A JP32699187A JPH01169673A JP H01169673 A JPH01169673 A JP H01169673A JP 62326991 A JP62326991 A JP 62326991A JP 32699187 A JP32699187 A JP 32699187A JP H01169673 A JPH01169673 A JP H01169673A
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JP62326991A
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Gichu Ota
義注 太田
Tomohiro Ezaki
智宏 江崎
Akihiro Asada
昭広 浅田
Manabu Sasamoto
学 佐々本
Takashi Nakasugi
高志 中杉
Shigeyuki Sudo
茂幸 須藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、活字で書かれた従来の辞書と同様な機能を、
記憶装置、表示装置、イメージセンサ及び、制御手段を
有した装置で、電気的に行なう電子辞書に関する。
〔従来の技術〕
近年、CD−ROMなどの大容量記憶媒体の出現や半導
体メモリの大容量化の進展、またマイクロコンピュータ
機器の高機能化により、ワードフ。
ロセッサーなどの日本語を扱った機器の出現や発達が著
しい。そのような中で、英和辞書や、国語辞書など従来
より活字で印刷されていたものが、コード化され上記の
記憶媒体に記録される動きがある。これと表示装置を用
いていわば電子辞書を構成することが出来る。この電子
辞書は、紙をめくって検索する方式に比較して大幅な検
索時間短縮と手間が省け、また記憶媒体を取り換える事
によυ別の辞書になるため、省スペースにも貢献する特
徴がある。
この電子辞書は例えば英和辞書の場合であると、キーボ
ードを使用して英単語を入力し、その単語で辞書検索を
行ない、結果を表示装置に出力する方式を用いているも
のである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の従来例では、キーボード入力の場合キーボードに
慣れていない人にとっては不便な操作を強いられること
になり、結果として検索時間の短縮にならなかったり、
また電子辞書の装置自体のサイズも大きくなる問題があ
る。
本発明の目的は、簡単な操作で必要な文字の人力が確実
に出来る電子辞書を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、紙に印刷された文字イメージ全光学的に取
り込む光学的入力部と、前記文字イメージを表示する表
示部と、表示部と一体化され、操作者が指示した座標デ
ータを出力する座標検出部と、文字イメージからその文
字″に認識し、その文字コードを出力する文字認識部と
、その文字認識部の出力する文字コード列と文字コード
列で表現される単語とを比較して認識する単語認識部と
、文字コード列で表現される単語とその単語の内容情報
を対にして格納する辞書部とを設けることによシ達成さ
れる。
〔作用〕
光学的入力部は紙に印刷された文字イメージを取り込み
、表示部はこの文字イメージを表示する。
座標検出部は表示部と一体化され、操作者が指示した座
標データを出力する。文字認識部は文字イメージを認識
しその文字コードを出力する。単語認識部は文字認識部
の出力文字コード列と文字コード列で表現される単語と
を比較して認識する。
辞書部は文字コード列で表現される単語とその単語の内
容情報を対にして格納している。
操作者が光学的入力部を紙上に置くと、前記光学的入力
部は印刷された文字イメージを取シ込みこれを表示部に
送る。表示部はこの文字イメージを表示する。次に操作
者は表示されている文字イメージの中から、その内容が
未知な単語文字イメージを指または特殊なペンで指示す
る。この指示位置は座標検出部で検出され、この特定さ
れた範囲の単語文字イメージは順次文字認識部に送られ
、そこで−文字毎に認識され文字コードが出力される。
次に単語認識部は先の文字コード列を入力とし、辞書部
に格納されている単語コードを順次取り込み入力コード
列と比較し最も一致したーまたは複数の単語コードを結
果として出力する。そして、この結果から、対にして格
納されている単語の内容情報を辞書部から抽出し、それ
を表示部に表示する。こうして操作者は内容未知の単語
文字イメージの意味する内容情報を表示部から読みとる
ことができる。このように未知な単語文字イメージを単
に指し示すという簡単な操作により辞書引きを行うこと
ができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図から第21図を用いて
説明する。
まず、第1図は本発明の一実施例である電子英和辞書の
ブロック構成図である。1は二次元イメージセンサ、2
は二次元イメージセンサ1で読み取ったイメージと認識
結果等を表示する表示部、6は表示部2と一体化され、
表示部2に表示されたイメージの一部を操作者が指示し
たとき、その指示位置の座標データを出力する座標検出
部、4はイメージを取り込んで文字認識を行う文字認識
部、5は文字認識部4で文字認識を行うための英数字標
準パターン、6は文字8識部4で認識された英数字よp
英単語を認識する英単語認識部、7は英単語認識部6で
英単語認識を行うための英単語をコード列で表現した英
単語辞書、8は英単語認識部6で認識された英単語の日
本語対訳を行う和訳検索部、9は和訳検索部8で日本語
対訳を行うための英和対訳辞書である。
次に、第1図のブロック構成図の概略動作の説明を行う
。まず、イメージセンサ1を和訳したい英単語の上に置
き前記英単語を含む二次元センスエリア内の全てのイメ
ージを取シ込み、表示部2に全て表示する。表示された
イメージを見ながら操作者が和訳検索したい英単語を表
示部2上で指示すると、この指示位置は座標検出部ろで
検出され、この指示人力された領域のイメージを次の文
字認識部4に渡す。文字認識部4では、渡されたイメー
ジを英数字標準パターン5を基にして認識処理を行ない
英数字のコードに変換し、英数字コード列として英単語
認識部6に渡す。英単語認識部6では英数字コード列に
ついて英単語辞書7を用いてコード列の比較を行い英数
字コード列と最も一致した一つあるいは複数の英単語コ
ードを和訳検索部8へ渡す。和訳検索部8では、得られ
た英単語のコードから英和対訳辞書9を用いてそのコー
ドが意味する内容の検索を行ない和訳を表示部2に出力
する。これが、電子英和辞書としの概略動作である。
次て各部の動作を詳細に説明する。
第2図に二次元イメージセンサの一部を構成する光電変
換セルの構造側面図を示す。10は受光素子、11は赤
色のLED、12は格子状に配列した液晶シャッター、
16は液晶シャッター12の0N10FF動作を制御す
るコントロール信号発生回路である。第3図は、この光
電変換セルを原稿の読み取り面に密着させたときの原稿
の読み取り面と液晶シャッターの様子を示してあり、図
中の駆動されている液晶シャンク−は白で、それ以外の
液晶シャッターは黒で示しである。
次に、この光電変換セルの動作を第2図と第3図を用い
て説明する。この光電変換セルを原稿の読み取り面に密
着させ、赤色のLEDllを点灯しする。このとき、複
数の液晶シャッター12はコントロール信号発生口11
3から発生されるコントロール信号により選択的に一つ
ずつ順次駆動され、駆動された液晶シャンター12は光
を透過し、駆動されてないその他の液晶シャッター12
では光を遮断する。これにより、赤色のLEDllで発
せられた赤色光は駆動されている液晶シャッター12を
通シ原槁面にあたシ、その反射光が再び駆動されている
液晶シャッター12を通シ受光素子10に導入される。
この結果、複数の格子状は配列された液晶シャッターが
一通シ駆動されると、受光素子からはこの光電変換セル
の感知エリア内のイメージ情報がシリアルな電気信号と
して出力されこのシリアルな電気信号を二値化回路14
で二値化してシリアルなデジタルデータとなる。
このよ5な光電変換センサを多数束ねて使用することに
よシある程度大きな二次元平面のイメージを取シ込むこ
とのできる二次元イメージセンサ1を構成することがで
きる。
次に、操作者は、2次元イメージセンサ1で得られたイ
メージのなかから必要とする単語を切り出す為に、領域
の指示を行なう。本特許ではこの操作を座標入力一体型
表示装置を用いて行なう。
即ち、操作者は表示部2に表示されたイメージを見て、
そのイメージのなかから必要とする単語のイメージを指
示することによって切りだしを行なう。また、特に英語
の場合、表示したイメージの文字列の空白から空白まで
の領域を一つの単語として判断出来るため、操作者はそ
の領域の何処か一点を指示する事で必要な単語を切り出
すことが出来る。
第4図は、表示部2と座標検出部ろが一体化した装置の
概要を示した概略図である。これは表示部2である液晶
表示装置と座標検出部5が重なった構造をしている。そ
の上部から、操作者は指示ペン20で指示することによ
シその座標を検出することが出来るようになっている。
その動作を表示部2及び座標検出部3それぞれについて
説明する。
まず、表示部2について説明する。第5図は表示部2の
概略を示した概略図である。これは、マトリクス状に配
置された画素の各々において、トランジスタ/キャパシ
タアレイを含んで構成されるアクティブマトリクス型の
液晶表示装置である。
21は、表示及びデータの記憶を行なうためのトランジ
スタ/キャパシタアレイ、22はこれ等アレイに記憶さ
せたデータを読み出すセンスアンプ、25は読みだした
データを一時記憶する記憶回路、24はこれ等のデータ
の読みだし、書き込みアドレスをコントロールするアド
レスコントローラテある。通常、画面に表示を行なう場
合、表示したいデータを前記記憶回路23に記憶させる
。アドレスコントローラ24は、アレイ21の書き込み
場所を選択し、前記記憶回路23から読みだしたデータ
をアレイ21に書き込む。この動作をアレイ21の全面
に渡って行なうことにより一画面全体の表示が行なわれ
る。その後、アレイ21に書かれたデータはセンスアン
プ22によシ読みだされ、記憶回路26の対応するアド
レスへ書き込まれる。
その後再び、記憶回jli!423に書かれたデータは
読みだされ、アレイ21の対応するアドレスへ書き込ま
れる。この様にして、表示データは保存され継続的な表
示が行なわれる。
次に操作者が指示ペン20で示した点の座標検出原理を
示す。第6図は、本実施例で用いた電磁誘導型座標検出
装置の概略図である。これは互いに、直交するY軸、Y
軸上に多数の走査線25を配置し、交流信号源26によ
って駆動される指示ペン20で構成される。次に、この
動作を説明する。コイルを内蔵した指示ペン20は交流
信号源26によって駆動され、指示ペン20より発生す
る交流磁界から、電磁誘導により前記走査線25に起電
力が発生する。この起電力を検出することより、Y軸、
Y軸それぞれどの走査線25に指示ペン20が最も近く
位置しているかが分かる。第7図は、Y軸の走査線25
のみを示した概略図であるが、これを用いて、位置検出
の手法を示す。Y軸の走査線25は、図示のごとく、ル
ープを形成するようにそれぞれ接続され、’01 a+
 + a2+の組み合わせからなる端子に接続されてい
る。磁界を発生する指示ペン20がこれらのループの外
と内に位置する場合ではコイル内を通る磁界の向きは逆
となシ、発生する起電力の位相は逆となる。
したがって、第6図に示した用にループを形成すれば、
指示ペン20の位置は、Y軸、Y軸の両軸とも各ループ
の外か、内かの情報で、デジタル的にそれぞれ6ビツト
で表現することが出来る。つま98点のいずれの位置か
を検出することが可能となる。Y@についても同様な手
法によシ位置を検出し、あわ・せて、2次元の座標位置
を検出することが出来る。この電磁誘導型座標検出装置
の検出面、即ちループ状の走査線25を前記表示部2の
裏面又は表面に配置し、座標入力一体型の表示部2を形
成する。なお、表面に配置する場合は、表示部2の表示
を妨げないように透明な導電材料で走査線25を構成す
る。
また、表示部2を重ねたことで指示ペン20と走査線2
5との間に距離ができ、正確に座標の位置のデータを得
られない可能性があるが、領域指示のみの本実施例の目
的の為には十分な精度を得られる。また、この座標検出
部6は電磁誘導型に限ったものでなく、たとえば、透明
のタッチパネルを表示部2の表面に設けて構成したもの
などが考えられる。
次に操作者の指示で必要とする単語の領域を特定する方
法の1つを説明する。今、操作者が表示部2に表示され
た[T IMEJ文字イメージ領域を特定するために第
8図に示すα点を指示したとする。表示部2と重ねられ
ている座標検出部3がα点座標データ(xo、 yo)
を出力する。文字認識部4はこのデータと表示部2の表
示データを用いて、表示データ中からb点(x1+3’
、)+0点(x2. y2)を対角線とする領域を特定
する。これは次のようにして行なわれる。まずα点を中
心に前後(X軸方向)にドツト単位でスキャンする。
そして白表示ドツトが2文字分以上続いた点から1文字
分引いた点(d、α点)を見つける。次にα点から1ド
ツト上下(Y軸方向)した点を中心に再び上の処理を行
いd’、e’点を続々と見い出す。
これを黒表示点が(d−e )の長さの中に見いだせな
くなるまで続けf点2g点を見つける。(a。
dl  、 dl 、、、 )点のX最小値d、rmi
nと(e、e’、e’・・・)点のX最大値dxmax
を算出し、b点としてx1= dxmin + 3’l
 = f点のy座標値、0点としてx2= dxmax
 、 3’2− g点のy座標値を得る。
この様にして、座標入カ一体表示部2を用いて2次元イ
メージセンサから読み込んだイメージから、操作者はペ
ンで指示するという簡単な操作で必要とする単語の領域
を特定する事が出来る。
第9図に認識部の処理ブロック図を示す。この認識部は
大きく別けて2つにわけられる。ステップ1からステッ
プ5までの部分はいわゆる文字認識部4であり、アルフ
ァベットおよび数字1文字の認識を行う。ステップ6か
らステップ7の部分はいわゆる英単語認識部60部分で
あシ、文字のコード情報の列から単語のコードへ変換す
る。順をおって説明すると、まず、1文字切り出し部に
おいて、指定された範囲の文字イメージのデータ列から
英数字1文字分のイメージデータを切シ出す。(ステッ
プ1)次に正規化部において、切シ出しによって得た1
文字分のイメージデータの大きさや、位置を揃える。(
ステップ2)次に、前処理部おいて、イメージデータか
ら文字全構成する線の太さや小さな汚れ、欠けを除失す
る。これはイメージ二次元イメージセンサ1が光電変換
する際のノイズや紙面上の汚れ印字の欠けを補正してあ
とのパターンマツチングの精度を向上するために行う。
(ステップ3)その後、パターンマツチング部において
英数字標準パターン5とのパターンマツチングを行ない
各英数字との類似度を算出する。(ステップ4)その結
果得られた類似度が、最も高い英数字を、認識した文字
と判断する。
(ステップ5)ここ迄の処理を指定された範囲のイメー
ジのなかから順次総ての文字について行なう。こうして
文字認識部は与えられた範囲のイメージデータ列から英
数字の文字コードの列へ変換する。
次にこの文字コード列から、英単語辞書7i−使って登
録されているすべての単語コードとの比較認識を行なう
。(ステップ6)登録されである単語であれば、その単
語コードを生成する。(ステップ7)もし、ここで登録
されていない単語あるいは、文字の誤認識による誤った
文字コード列であれば、操作者にその旨を表示部2に表
示するか、もしくはなんらかの手段で知らせる。(ステ
ップ7′)或いは、例えば文字コード列の中で一文字だ
け異なった場合の単語が存在する場合や、文字認識で、
第二候補の類似度が高い値を示した場合などにはその第
二候補を含んだ文字コード列もその単語認識の対象にす
る必要もある。これらの処理は、何れも認識率を向上さ
せるための工夫である。
次に和訳検索部8の説明を行う。和訳検索部8では、英
単語認識部6で得られた単語コードから英和対訳辞書9
の対応するデータを抽出する。英和対訳辞書9のデータ
としては、従来の印刷物の英和辞書に書いである対訳、
発音記号、関連語及び例文等である。これ等のデータを
先の表示部2に適宜表示することにより操作者は要求し
た単語の対訳を速やかに得ることが出来る。これにより
、英和電子辞書としての一連の動作が完了した。
英和対訳辞書9の記憶媒体としては、CD−ROM、メ
モリカード、ROM、など対訳辞書の大きさに応じて様
々な媒体の利用が可能である。
なお、座標検出部3から和訳検索部8においての一連の
処理は、演算装置(CPU)を用いてCPU内のソフト
ウェアで総て行うことが可能であり、その方法は本発明
に含まれるものである。また、英数字標準パターン5、
英単語辞書7、英和対訳辞書9を同一の装置に記憶格納
しても良いことはあきらかである。
以上の実施例により操作者は簡単な操作で、従来の英和
辞書を引く事と全(同様な結果をすみやかに得ることが
出来る。又これ等の一連の機能部を小型化やIC化する
ことによシ従来の辞書と同様かそれ以下のサイズにまと
めることも出来る。
次に別の実施例として、電子和英辞書を実現する場合、
日本語の文章では英語の文章などと異なり、単語の区切
りが空白でないため単語の区切りを完全如自動検出する
ことは困難である。第10図に示すように操作者が必要
とする単語を指示する方式として、指示するイメージの
領域の先頭と後尾を指示する方法がある。これにより日
本語のように単語の区切りが空白とはかぎらない文章で
の切シ出しを確実におこなうことができる。
次に第11図の実施例では、操作者が指示した文字イメ
ージの範囲の表示色を周囲と変える方法を示しである。
使用する表示部2が単色の表示装置である場合は、背後
の背景色と文字を表示している色を入れ替える方法(反
転表示)。また、第12図のように複数の表示色を表示
出来る表示装置に於いては、二次元イメージセンサ1か
ら読み取ったイメージのデータとは異なる表示色を使用
する方法がある。何れの場合も指示者が指示した文字イ
メージの範囲を明確に表示し、指示者にその確認を促す
ことが可能である。
第13図の実施例では、二次元イメージセンサ1が読み
取ったイメージの文字列を、拡大して表示部2に表示を
する例を示している。これにより活字の小さな文章を使
用する場合でも操作者は、容易に範囲の指定を行なうこ
とが出来る。又、視力の弱い操作者や、細かい座標の指
示が難しい操作者にも容易に本装置を使用出来る。
第14図の実施例では、二次元イメージセンサ1から取
り込んだイメージのデータから操作者が範囲の指定をお
こなった後、認識の処理に入る前に、−旦、操作者の指
示′(!−待ち、その指示があったら、認識処理へ入る
例を示してし・る。その指示の仕方としては、装置の一
部にスイッチろ5を設ける方法。また、人出カ一体の表
示部を用いて、第15図に示すように、特定のエリアを
表示し、操作者がそのエリアをペンで触れることにより
指示する方式。また、第16図に示すブロック図のよう
に二次元イメージセンサ1からのイメージの範囲指定を
操作者が行なった後、タイマー36をもうけることによ
って一定時間を経た後、認識処理に入る方式などがある
。これによって、操作者の指示の誤りに対処することが
出来る。
第17図の実施例では、表示のための文字フォントをメ
モリに持ち、かつ、文字コードからその文字フォントを
表示部の特定の場所(認識文字表示部57)に表示する
機能を設け、文字認識部4の結果の文字コード列から認
識した単語を表示した例である。これにより操作者は指
示した範囲のイメージデータを認識した結果を知ること
が出来、誤認識時の対応を速やかに行なうことが出来る
更に、この認識結果の単語の表示全二次元イメージセン
サ1から読み取ったイメージのデータとは異なる表示色
で行なう事も出来る。これによシ、操作者は、二次元イ
メージセンサ1から読み取ったイメージのデータと認識
結果の単語とを明確に区別することが出来る。また、認
識結果の結果の単語表示する際に認識するまえのイメー
ジデータを消失しその上に認識結果の単語を表示するこ
とも出来る。(第18図)それによって、操作者は指示
したイメージデータの範囲から視点を移動する事無く認
識結果を知る事が出来る。第19図は、操作者が指示し
た範囲のイメージデータを認識処理した結果の第二候補
も合わせて表示部2に表示する方式を示した実施例であ
る。これによシ、操作者は認識部が誤認識した場合に於
いて、第二候補が操作者が意図する単語であれば、その
旨を何等かの手段で指示することにより、誤認識時の対
応を速やかに行なうことが出来、使い勝手のよい電子辞
書を提供出来る。
第20図は、表示した対訳文字情報38のなかから操作
者が新たに指示することにより、その文字の対訳を対訳
辞書から検索して、表示部に表示する実施例である。こ
れによって、対訳辞書9の中にたとえば、関連語や、例
文などを含む場合、操作者はその中にある不明な単語3
9を検索しその対訳40を表示することが出来る。また
、その単語を、指示する場合に指示した単語の表示色を
かえることにより操作者は指示した単語を明確に認知す
る事が出来る。
なお、第11図(反転表示)、第12図(表示色変換)
、第13図(拡大表示)、第15図(指示による認識開
始)、第18図〜第20図に示す動作は演算装置(cp
o)を用いて、CPtJ内のソフトウェアで行うことが
可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、 (1)光学的入力部を印刷された文字イメージ上におき
、このイメージが表示される表示部上で未知の単語文字
イメージを指示するという非常に簡単な操作でその未知
内容情報を知ることができるので、キーボード操作に不
慣れな人にも容易に操作できる効果がある。また従来の
紙をめくる動作が不要なため、検索時間の大幅な短縮が
はかれる。
(2)操作者が指示した文字イメージの色が変化するた
め、操作者は自分の指示意図が確実に伝達されたこと確
認できる効果がある。
(ロ)光学的入力部で取り込んだ文字イメージを拡大あ
るいは縮少して表示部に表示しそれを指示するために、
目の不自由な人でも容易に指示できる効果がある。
(4ン文字g織部あるいは単語認識部の結果は入力文字
イメージとは異なるフォントあるいは表示色で表示され
るため操作者は装置の認識部を容易に判定でき、また続
く選択操作を容易に行うことができる。
(5)人力文字イメージは、文字認識あるいは単語認識
が終了しその結果が得られるまで、表示が維持され、ま
た文字認識あるいは単語認識の結果である未知単語文字
イメージの内容情報表示は次の入力文字イメージの取シ
込みまで維持されるため、操作者はいつでも事前の装置
の状態を知ることができ、かつ事前に引いた単語の内容
情報をいつでも読み取ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実旅である電子英和辞書のブロック
構成図、第2図は二次元イメージ読み取り部の構造側面
図、第6図は原稿読み取シ面と液晶シャンターの斜視図
、第4図は座標入力一体型液晶表示装置の斜視図、第5
図は前記座標入力−体型液晶表示装置の液晶表示部の構
成図、第6図は座標入力部の構成図、第7図は座標入力
部の原理構成図、第8図は単語の領域を特定する方法を
示した斜視図、第9図は認識処理ブロック図、第示した
図、第13図は第4の実施例である拡大縮小機能の付い
た電子辞書の斜視図、第14図は第5の実施例である認
識処理開始指示手段の付いた電子辞書の斜視図、第15
図は第6の実施例である座標入力一体型液晶表示装置に
コマンド入力領域の付いた電子辞書の斜視図である。 1・・・二次元イメージセンサ、2・・・表示部、3・
・・領域指定抽出手段、4・・・文字認誠部、5・・・
英数字標準パターン、6・・・英単語認識部、7・・・
英単語辞書、8・・・和訳検索部、9・・・英和対訳辞
書、10・・・受光素子、11・・・赤色のLED、1
2・・・液晶シャッター、13・・・コントロール信号
発生回路、14・・二値化回路、18・・・液晶表示部
、19・・・電磁結合型タブレット、20・・・指示ペ
ン、35・・・スイッチ、37・・・認識文字表示部。 第 4 図 名 、S 面 8 乙 ? S 名 77 第 8 反 第 9 図 名 10図 第 // 面 第72ズ 葛 74 図 第 15閏 第1γ図 第 /8図 8/ヲ図 第20図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、文字イメージを光学的に取り込む光学的入力部と、
    その光学的入力部により取り込まれた文字イメージを表
    示する表示部と、その表示部と一体化され、操作者が指
    示した座標データを出力する座標検出部と、文字イメー
    ジからその文字を認識し、その文字コードを出力する文
    字認識部と、その文字認識部の出力する文字コード列と
    、文字コード列で表現される単語とを比較して認識する
    単語認識部と、文字コード列で表現される単語と、その
    単語の内容の情報を対にして格納している辞書部から構
    成され、前記光学的入力部により取り込まれ前記表示部
    に表示されている文字イメージのなかから、操作者が指
    示する特定の文字イメージの範囲を前記座標検出部を用
    いて検出し、指示された特定の文字イメージの範囲の中
    の文字イメージを、前記文字認識部で認識し、その文字
    認識部の出力する文字コード列と、前記辞書部が格納し
    ている単語の文字コード列とを、前記単語認識部で比較
    して認識し、最も一致する単語の内容の情報を、前記辞
    書部から取り出し、前記表示部に表示することを特徴と
    する電子辞書。
JP62326991A 1987-12-25 1987-12-25 電子辞書 Pending JPH01169673A (ja)

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