JP4632886B2 - 点字翻訳装置、点字翻訳方法、点字翻訳プログラムおよびこれを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents

点字翻訳装置、点字翻訳方法、点字翻訳プログラムおよびこれを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、点字翻訳装置、点字翻訳方法、点字翻訳プログラムおよびこれを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体に関し、特に、視覚障害者が情報を得るために用いられる点字の翻訳を行なうことのできる点字翻訳装置、点字翻訳方法、点字翻訳プログラムおよびこれを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体に関する。
従来より、視覚障害者が情報を得るために用いられる点字の翻訳を行なうことのできる点字翻訳装置が提案されている。
たとえば、特許文献1には、ランプと、ランプの照射により生じた検出物の影を検出する検知手段と、検出結果に基づきメモリから対応する識別情報を呼び出して出力する判別手段とを備えた画像認識装置が開示されている。この装置は、複数の凸状の点字が印刷された点字用紙(被検出物)を照明し、該照明光により点字の側方に形成された影を撮像カメラで映す。そして、映された影の画像を2値化処理し、2値化処理された画像とメモリのデータとを比較して、対応する文字情報を出力することができる。
また、特許文献2には、使用者が、翻訳したい点字の凸面の点と同一の相互位置関係にある配列を有した入力装置を用いて、点字データの入力を行ない、該当する墨字(普通の文字)に翻訳して表示する装置が開示されている。この装置における入力装置としては、たとえば点字を構成する縦3行、横2列からなる最大6個のキーを有するテンキーが用いられ、使用者は、翻訳したい点字に対応する点を、テンキーから1点ずつキー入力する。
特開平8−320915号公報 特開平11−305652号公報
しかしながら、特許文献1に示されるような、画像認識処理による点字情報の入力方法では、ランプやカメラといった大掛かりな装置が必要となる。また、影ができるように照明を当て、カメラのピントを合わせて撮影することが必要なため、ユーザの負担が大きい。また、被検出物の設置環境等により影ができにくい場合や、カメラのピントのズレが発生した場合に、画像を誤認識する可能性がある。
また、特許文献2に示されるような、テンキーなどの入力装置から点字情報を入力する方法では、ユーザは、1点ずつ点の位置を入力することが必要である。このため、点の数が多い点字の場合、入力に時間がかかる上、点字の一文字を構成している縦3×横2の計6点のうち、どこに点が配置されているかを覚えて入力しなければならず、覚え違い等で誤入力する可能性がある。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、点字に慣れ親しんでいない人でも、容易に、かつ素早く点字情報を入力することができる点字翻訳装置、点字翻訳方法、点字翻訳プログラムおよびこれを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体を提供することである。
この発明のある局面に従う点字翻訳装置は、複数の点字データのそれぞれと文字データとを予め対応付けて記憶するための第1の記憶手段と、ユーザが、時系列の座標情報を入力するための座標情報入力手段と、座標情報入力手段において入力された座標情報に基づいて、点字の点位置を判定するための点位置判定手段と、点位置判定手段により判定された点位置の情報と、第1の記憶手段に記憶された内容とに基づき、点位置の情報に対応する文字を判定するための点字判定手段と、点字判定手段により判定された文字の情報を表示する表示手段とを備える。
好ましくは、点字判定手段によって判定された少なくとも1つの文字により構成される単語が、正しい単語であるか否かを判定するための単語正否判定手段と、単語正否判定手段によって誤りと判定された単語を、推測して正しい単語に変換するための単語推測手段とをさらに備える。
好ましくは、予め複数の単語辞書データを記憶するための第2の記憶手段をさらに備え、単語正否判定手段は、第2の記憶手段を検索して、単語と一致する単語辞書データが存在しない場合には、単語は誤りと判定する。
好ましくは、単語推測手段は、点位置判定手段による判定基準を変更し、点位置判定手段および点字判定手段による処理を再度行なうことにより得られる単語と一致する単語辞書データを検索し、検索された単語辞書データを、正しい単語の候補として表示手段に表示するための候補表示手段をさらに備える。
好ましくは、座標情報入力手段に入力された座標情報を、表示手段に表示するための座標情報表示手段をさらに備える。
好ましくは、座標情報入力手段は、表示手段と一体に設けられる。
好ましくは、座標情報入力手段には、点字を構成する6個の点のそれぞれに対応する6個の領域を含む点字入力ガイドが設けられる。
好ましくは、6個の領域は、互いに所定の距離だけ離して設けられる。
好ましくは、点位置判定手段は、各領域内に入力された座標情報の距離が、所定の距離以上である場合に、対応の点位置が指定されたと判定する。
好ましくは、計時動作を行なうための計時手段をさらに備え、点位置判定手段は、各領域内に座標情報が入力された時間が、所定の時間以上である場合に、対応の点位置が指定されたと判定する。
好ましくは、座標情報入力手段には、点字を構成する6個の点のそれぞれに対応する6個の領域を含む点字入力ガイドが設けられ、点位置判定手段により判定された点位置に対応する領域は、強調表示される。
好ましくは、一文字分の入力が終了した場合にユーザにより操作される操作手段と、座標情報入力手段において一文字の入力が終了したかどうかを判定するための第1の終了判定手段とをさらに備え、第1の終了判定手段は、操作手段の操作を検知した場合に、一文字分の座標情報の入力が終了したと判定する。
好ましくは、計時動作を行なうための計時手段と、座標情報入力手段において一文字の入力が終了したかどうかを判定するための第1の終了判定手段とをさらに備え、第1の終了判定手段は、所定時間以上の時間が経過した場合に、一文字分の座標情報の入力が終了したと判定する。
好ましくは、座標情報入力手段には、点字を構成する6個の点のそれぞれに対応する6個の領域を含む点字入力ガイドが設けられ、座標情報入力手段において一文字の入力が終了したかどうかを判定するための第1の終了判定手段をさらに備え、第1の終了判定手段は、次の点字用の点字入力ガイドに座標情報が入力されたときに、一文字分の座標情報の入力が終了したと判定する。
好ましくは、一単語分の入力が終了した場合にユーザにより操作される操作手段と、座標情報入力手段において一単語の入力が終了したかどうかを判定するための第2の終了判定手段とをさらに備え、第2の終了判定手段は、操作手段の操作を検知した場合に、一単語分の座標情報の入力が終了したと判定する。
好ましくは、計時動作を行なうための計時手段と、座標情報入力手段において一単語の入力が終了したかどうかを判定するための第2の終了判定手段とをさらに備え、第2の終了判定手段は、所定時間以上の時間が経過した場合に、一単語分の座標情報の入力が終了したと判定する。
好ましくは、座標情報入力手段には、点字を構成する6個の点のそれぞれに対応する6個の領域を含む点字入力ガイドが設けられ、座標情報入力手段において一単語の入力が終了したかどうかを判定するための第2の終了判定手段をさらに備え、第2の終了判定手段は、一点字分の点字入力ガイドを空白のまま次の点字入力ガイドに座標情報の入力が開始されたときに、一単語分の座標情報の入力が終了したと判定する。
この発明の他の局面に従う点字翻訳方法は、点字翻訳装置が実行する点字翻訳方法であって、座標情報入力手段が、ユーザより、時系列の座標情報の入力を受け付けるステップと、点位置判定手段が、入力された座標情報に基づいて、点字の点位置を判定するステップと、点字判定手段が、判定された点位置の情報と、辞書記憶手段に予め対応付けて記憶された点字データおよび文字データの情報とに基づき、点位置の情報に対応する文字を判定するステップと、出力手段が、点字判定手段によって判定された文字の情報を出力するステップとを備える。
この発明の他の局面に従う点字翻訳プログラムは、コンピュータを点字翻訳装置として機能させるためのプログラムであって、コンピュータを、ユーザより、時系列の座標情報の入力を受け付ける座標情報入力手段、入力された座標情報に基づいて、点字の点位置を判定する点位置判定手段、判定された点位置の情報と、辞書記憶手段に予め対応付けて記憶された点字データおよび文字データの情報とに基づき、点位置の情報に対応する文字を判定する点字判定手段および、点字判定手段によって判定された文字の情報を出力する出力手段として機能させる
好ましくは、コンピュータを、さらに、点字判定手段によって判定された文字により構成される単語が、正しい単語であるか否かを判定する単語正否判定手段および、単語正否判定手段によって誤りと判定された単語を、推測して正しい単語に変換する単語推測手段として機能させる
この発明の他の局面に従う点字翻訳プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記いずれかに記載の点字翻訳プログラムを記録する。
本発明によると、ユーザは、視認した点字を図形イメージとして捉え、捉えたイメージのまま入力することができる。これにより、覚え違いによる誤入力を防ぐことができる。また、座標情報の入力に要する時間を大幅に短縮することができる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
(構成について)
図1は、本発明の実施の形態1に係る点字翻訳装置100の機能ブロック図である。
図1に示すように、点字翻訳装置100は、座標情報入力部101および表示部102を備えている。さらに、点字翻訳装置100は、座標情報表示部103、一文字入力終了判定部104、点位置判定部105、点位置確定結果表示部106、点位置情報記憶部107、点字−文字対応辞書記憶部108、点字判定部109、単語入力終了判定部111、単語記憶部112、単語辞書記憶部113、単語正否判定部114、単語推測部115、誤り検出時候補表示部116および出力部110を備えている。
ここで、「点字」とは、縦3点×横2点の計6点の点の組み合わせからなる盲人用文字であり、「文字」とは、晴眼者に通常に用いられる1字からなる文字であり、たとえば仮名、漢字、アルファベットなどをいう。「単語」とは、1以上の文字からなる文字列のデータであり、たとえば単語、文節など言葉のまとまりをいう。
座標情報入力部101は、座標情報を入力するためのインターフェースであり、たとえば電子ペン211(図2参照)やユーザの指等から、点字を構成する複数の点のうち1以上の点を指定(選択)するための情報として、時系列の座標情報の入力を受け付ける。
座標情報表示部103は、入力された座標情報を、その入力と同時に表示部102に表示するための処理を行なう。
一文字入力終了判定部104は、座標情報入力部101において一文字分の座標情報の入力が終了したか否かを判定する。なお、一文字入力終了判定部104の具体的な処理については、後述する。
点位置判定部105は、座標情報入力部101で入力された座標情報に基づいて、点字の点位置を判定する。つまり、入力された座標情報によって、点字を構成する縦3点×横2点の計6点のうち、いずれの点が指定されたかを判定する。これにより、指定された点の配置が判定される。なお、点位置判定部105の具体的な処理については、後述する。
点位置確定結果表示部106は、点位置判定部105にて判定された点位置を、表示部102に表示するための処理を行なう。
点位置情報記憶部107には、点位置判定部105で判定された一文字分の点位置の情報が記憶される。
点字−文字対応辞書記憶部108には、予め、複数の点字データのそれぞれと文字データとが辞書として対応付けて記憶される。点字−文字対応辞書記憶部108に記憶される点字データは、点位置の情報からなるデータである。
点字判定部109は、点字−文字対応辞書記憶部108に記憶されたデータと点位置情報記憶部107に記憶されたデータとを比較し、判定された点位置の情報に対応する文字を判定する。つまり、判定された点位置の情報に該当する点字データが検索され、対応する文字データの抽出すなわち翻訳が行なわれる。
単語入力終了判定部111は、座標情報入力部101において一単語分の座標情報の入力が終了したか否かを判定する。単語入力終了判定部111の具体的な処理についても、後述する。
単語記憶部112には、入力開始から単語入力終了判定部111で終了判定されるまでに入力された文字群、すなわち、点字判定部109により判定された少なくとも1つの文字により構成される単語の情報(以下「入力単語情報」という)が格納される。
単語辞書記憶部113には、予め、複数の単語データが辞書として記憶される。単語辞書記憶部113に記憶される単語データ(以下「単語辞書データ」という)は、点字を文字に変換(翻訳)した際に、変換された文字が正しいかどうかを判定するために用いられる。単語辞書データは予め点字翻訳装置100が保持しているものであっても構わないし、適宜ユーザにより登録されるものであっても構わない。
単語正否判定部114は、単語記憶部112に記憶された入力単語情報を単語辞書記憶部113に記憶された単語辞書データと比較して、単語が正しいか否かを判定する。
単語推測部115は、単語正否判定部114で誤りと判定された場合、単語辞書記憶部113と単語記憶部112を比較して、正しい単語を推測する。単語推測部115の具体的な推測方法についても後述する。
誤り検出時候補表示部116は、推測した単語を候補として、表示部102に表示するための処理を行なう。
出力部110は、表示部102に表示データを出力する。すなわち、座標情報表示部103、点位置確定結果表示部106、点字判定部109および、誤り検出時候補表示部116からのデータを入力し、表示部102に出力する。これにより、表示部102には、出力部110からのデータに応じた表示がなされる。
図2は、本発明の実施の形態1に係る点字翻訳装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2を参照して、点字翻訳装置100は、各種演算および制御を行なうためのCPU(Central Processing Unit)201、たとえばブートアッププログラム等のプログラムおよび各種データを記憶するためのROM(Read Only Memory)202、作業データ等を記憶するRAM(Random Access Memory)203、上記した座標情報入力部101および表示部102、ユーザにより操作されてユーザからの指示の入力を受け付けるための操作部204、計時動作を行なう計時部205、記録媒体210からのデータの読み出しが可能なドライブ装置206およびハードディスク207を備える。これらのハードウェアは、バス208と接続される。
なお、点字翻訳装置100は、さらに、ローカルエリアネットワーク(LAN)への接続を提供するネットワークアダプタボードを備えてもよい。
座標情報入力部101は、たとえば電子ペン211からの入力を受け付ける。
記録媒体210には、点字翻訳装置100の機能を実現させるためのプログラム(点字翻訳プログラム)が格納され、さらにハードディスク207に転送される。なお、ROM202に予めこのような点字翻訳プログラムが格納されていてもよい。又は、点字翻訳プログラムは、外部より図示しないネットワークを通じて点字翻訳装置100に送信されて、ハードディスク207に記憶されてもよい。点字翻訳プログラムは、実行の際にRAM209にロードされる。なお、記録媒体210から、又はネットワークを介して、直接にRAM209に点字翻訳プログラムがロードされてもよい。また、ハードディスク207に代えて、たとえばフラッシュメモリに点字翻訳プログラムが転送されてもよい。
記録媒体210は、CD−ROM(Compact Disc-ROM)、MO(Magneto-Optical disc)、MD(Mini Disc)、及びDVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスクであってもよいし、FD(フレキシブルディスク)及びハードディスク等の磁気ディスクであってもよい。あるいは、磁気テープ及びカセットテープ等のテープ媒体、IC(Integrated Circuit)カード及び光カード等のカード型記録媒体、並びにマスクROM、EPROM(Erasable Programable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programable ROM)、及びフラッシュROM等の半導体メモリのいずれかでもよい。
上記した座標情報表示部103、一文字入力終了判定部104、点位置判定部105、点位置確定結果表示部106、点字判定部109、単語入力終了判定部111、単語正否判定部114、単語推測部115および誤り検出時候補表示部116の機能は、CPU201により実現される。なお、これらのうち少なくとも1つは、ハードウェアにより実現されてもよい。
また、点位置情報記憶部107および単語記憶部112は、それぞれRAM203に含まれる記憶領域である。また、点字−文字対応辞書記憶部108および単語辞書記憶部113は、それぞれたとえばハードディスク207に含まれる記憶領域である。なお、点字−文字対応辞書記憶部108および単語辞書記憶部113内のデータは、予めハードディスク207に内蔵されていてもよいし、たとえば記録媒体210から読み出されて格納されてもよい。
図3(A)に、本発明の実施の形態1に係る点字翻訳装置100の概観図を示す。図3(A)を参照して、点字翻訳装置100の表面には、電源の投入状態を変更するために操作される電源ボタン204.1と、一文字分の座標情報の入力が終了したことをCPU201に伝えるためにユーザが入力する一文字終了ボタン204.2と、一単語分の座標情報の入力が終了したことをCPU201に伝えるためにユーザが入力する単語終了ボタン204.3とを含む操作部204、および、表示部102が設けられる。実施の形態1において、座標情報入力部101は、表示部102と一体に設けられ、たとえばタッチパネルを構成する。これにより、入力した座標情報が入力した場所に表示されるために、確認が容易であり、入力ミスを防止することができる。
座標情報入力部101には、点字入力ガイド30が設けられる。本実施の形態においては、表示部102にたとえば4つの点字入力ガイド30.1〜30.4が表示される。なお、「点字入力ガイド」とは、ユーザが点字の座標情報の入力を行なう際に、意図する点位置を指定可能とするために設けられるガイドであり、ユーザが目で確認することのできる線、枠、領域、などにより構成される。
また、表示部102には、点字入力ガイド30を1つずつ進めるための送りボタン52と、1つずつ戻るための戻りボタン51とが表示される。さらに、表示部102には、翻訳結果を出力するための表示領域40が含まれる。
このように、本実施の形態においては、座標情報入力部101と表示部102とでタッチパネルを構成するため、点字入力ガイド30(30.1〜30.4)は、座標情報を入力する際は入力部として機能し、座標情報の入力終了後は、入力があったと判定された点の位置を表示する表示部として機能する。
図3(B)は、点字入力ガイド30の構成を示す図である。点字入力ガイド30は、点字の縦3点×横2点の計6点に対応する6つの領域(以下「ガイド領域」という)31.1〜31.6により構成される。これにより、ユーザは座標情報の入力を正確に行なうことができる。また、各点位置への入力の有無の認識を明確に行うことができる。
また、本発明は、隣接する複数の点字の位置情報(座標情報)を一筆で入力できることを特徴としており、点字入力ガイド30を構成する各ガイド領域31.1〜31.6は、隣接する他のガイド領域と所定の距離だけ離れて設けられる。このように、各ガイド領域間にスペースを作ることで、縦、横だけでなく斜め方向にも一筆書きによる入力が可能となる。さらに、あるガイド領域の境付近に座標情報の入力を行なう場合でも、誤って隣のガイド領域に入力してしまうことを防止することができる。
なお、本実施の形態では、図3(B)に示されるように、ガイド領域31.1〜31.6の枠の形状は丸であるが、丸でなく菱形や四角形等でもかまわない。また、各ガイド領域31.1〜31.6の枠が表示部102に表示されるものでなくてもよく、各ガイド領域31.1〜31.6全体を他の表示領域の色と異なる色で表示することとしてもよい。
ここで、上記した点位置判定部105の具体的な処理について説明する。点位置判定部105は、各ガイド領域31.1〜31.6について、座標情報が所定時間(たとえば500ms)以上入力されたか否かを検出する。そして、所定時間以上の入力を検知した場合に、当該ガイド領域が指定された、すなわち、当該ガイド領域に対応する点位置が指定されたと判定する。これにより、座標情報を入力する際に、意図して点字ガイド内に入力があったものか、一筆で複数の点位置を指定しようとして意図せずに点字ガイドをかすめてしまったかを判別することができる。また、一筆での入力をしやすくし、正確に点位置の情報を認識することができる。
なお、このような判定方法に限られず、たとえば、各ガイド領域31.1〜31.6において入力された座標情報の距離、すなわち、各ガイド領域31.1〜31.6を電子ペン211が通過した長さが、所定の距離(たとえば1mm)以上である場合に、該当のガイド領域に対応する点位置が指定されたと判定することとしてもよい。また、各ガイド領域31.1〜31.6において、座標情報が所定時間以上入力されたか、座標情報が所定の距離以上入力されたかのいずれか一方を満たした場合に、点位置が指定されたと判定してもよい。あるいは、両方を満たした場合にのみ、点位置が指定されたと判定してもよい。
次に、上記した一文字入力終了判定部104および単語入力終了判定部111の具体的な処理について説明する。
一文字入力終了判定部104は、たとえば、図3(A)に示した一文字終了ボタン204.2をユーザが押したことを検知したときに、一文字の入力が終了したと判定する。これにより、ユーザは入力した座標情報の状態を確認した後に、一文字分の入力を確定することができる。また、一文字分の入力が終了したことを判定することで、次の文字分の座標情報の入力に備えることができる。
なお、一文字分の入力が終了したか否かの判定は、このような方法に限らず、たとえば、予め設定した一定時間が経過した場合に一文字分の入力が終了したと判定してもよい。この場合、たとえば、一文字入力終了判定部104は、座標情報の入力の中断時間が一定時間経過したときに、一文字分の入力が終了したと判定する。たとえば、ある点字入力ガイド30のガイド領域31.1および31.2に座標情報の入力がされた後、一定時間以内に、同一の点字入力ガイド30のガイド領域31.3に入力がされた場合、ガイド領域31.1,31.2,31.3に対し一文字分の座標情報が入力されたと判定される。これに対し、ガイド領域31.1および31.2に座標情報の入力がされた後、一定時間経過した場合には、たとえ同一の点字入力ガイド30のガイド領域31.3に座標情報が入力されたとしても、ガイド領域31.1,31.2に対してのみ一文字分の座標情報が入力されたと判定される。
あるいは、点字入力ガイド30を利用して、一文字分の入力が終了したと判定してもよい。つまり、一文字入力終了判定部104は、次の点字用の点字入力ガイド30への入力が開始されたことを検知したときに、一文字の入力が終了したと判定する。たとえば、図3(A)に示される点字入力ガイド30.1に座標情報が入力されている場合、一文字入力終了判定部104は、点字入力ガイド30.2への座標情報の入力を検知したときに、点字入力ガイド30.1への一文字分の座標情報の入力が終了したと判定する。なお、このように、一文字分の入力の終了を検知する際には、ガイド領域31.1〜31.6以外の領域への入力であってもよい。
また、これらの判定方法を組み合わせることで、一文字の入力が終了したと判定することとしてもよい。たとえば、一文字終了ボタン204.2をユーザが押したか、所定時間経過したかの、いずれか一方を検知した場合に、一文字の入力が終了したと判定してもよい。
また、一文字終了ボタン204.2は、図3(A)に示したような物理的なスイッチでなくてもよく、たとえば、表示部102において予め定められた表示領域への入力でも構わない。また、一文字終了ボタン204.2は、一文字分ごとに入力されるものであっても構わないし、複数文字分共通に入力されるものでも構わない。
単語入力終了判定部111は、一文字入力終了判定部104と同様に、たとえば、図3(A)に示した単語終了ボタン204.3をユーザが押したことを検知したときに、一単語の入力が終了したと判定する。あるいは、前回の単語入力終了から予め設定した一定時間を経過したときに、一単語の入力が終了したと判定してもよい。
また、点字入力ガイド30を利用して、一単語分の入力が終了したと判定してもよい。つまり、次の(一文字分の)点字入力ガイド30を空白のままさらに次の点字入力ガイド30への入力開始を検知したときに、単語の入力が終了したと判定してもよい。たとえば、図3(A)に示される点字入力ガイド30.1に座標情報が入力されている場合、単語入力終了判定部111は、点字入力ガイド30.3への座標情報の入力を検知したときに、点字入力ガイド30.1までの単語の座標情報の入力が終了したと判定する。なお、このように、一単語分の入力の終了を検知する際も、ガイド領域31.1〜31.6以外の領域への入力であってもよい。
また、これらの判定方法を組み合わせることで、一単語の入力が終了したと判定することとしてもよい。
また、単語終了ボタン204.3についても、図3(A)に示したような物理的なスイッチでなくてもよく、たとえば、表示部102において予め定められた表示領域への入力でも構わない。
次に、単語推測部115の具体的な処理について説明する。たとえば、単語推測部115は、点字入力ガイド30への座標情報入力時に、誤って点がない位置に入力が行われた、もしくは点のある位置に入力が行われなかったと推測する。そして、点字入力ガイド30のガイド領域31.1〜31.6内への入力時間(あるいは距離)の判定基準を変更する等して、入力された点位置情報に対応する文字の再抽出(すなわち再翻訳)を行なう。さらに、その結果と単語辞書記憶部113との再比較を行ない、一致する単語が存在すれば、その単語を正しい単語の候補として推測する。なお、単に、類似する単語辞書データを候補として推測してもよい。
(動作について)
図4は、本発明の実施の形態1の点字翻訳装置100におけるCPU201が実行する処理を示すフローチャートである。
図4を参照して、電源ボタン204.1が押下されて電源が投入されると、点字翻訳プログラムが起動し、ステップS2へ進む。
ステップS2において、座標情報入力部101は、ユーザからの(点字の図形イメージによる)座標情報の入力が存在するか否かの判定を行なう。点字の座標情報の入力が存在する場合は(ステップS2でYES)、ステップS4に進み、存在しない場合は(ステップS2でNO)、待機する。なお、ステップS2において、ユーザからの図形イメージの入力を、点字の位置情報の入力として処理する詳細な方法は後述する。
ステップS4において、座標情報入力部101は、入力された座標情報を抽出し、ステップS6へ進む。
ステップS6では、座標情報表示部103は、ステップS4で抽出した座標情報を表示するための処理を行ない、ステップS8に進む。これにより、抽出された座標情報が出力部110を介して表示部102に表示される。このように、入力と同時に座標情報を表示することで、ユーザは入力の状態を確認しながら入力を続けることができ、捉えた図形イメージを正確に入力することができる。
ステップS8では、一文字入力終了判定部104は、常に入力状態を監視しており、一文字終了ボタン204.2が操作されたか否かを判定する。一文字終了ボタン204.2の操作を検知するまで、上記ステップS2からステップS8を繰り返す。一文字終了ボタン204.2の操作を検知すると(ステップS8でYES)、一文字分の入力が終了したと判断し、ステップS10に進む。
ステップS10において、点位置判定部105は、ステップS2で入力した図形イメージ(座標情報)により指定される点位置を判定し、その判定結果を実際の点字と同じ配置で点字入力ガイド等に表示する。また、点位置判定部105は、判定した点位置の情報を、RAM203上の点位置情報記憶部107に一時的に記録する。このように、判定した点字と同じ配置で入力結果を表示することで、ユーザは点字の座標情報を正確に入力できたかを確認することができる。つまり、ユーザは入力した座標情報により意図した通りの点位置が指定できたかを確認することができる。
なお、ステップS8の後に点位置の判定処理(ステップS10)が行なわれることとしたが、ステップS8の前に点位置の判定処理がなされてもよい。これにより、ユーザは、座標情報を入力しながら、意図した通りに点位置が指定できたかを確認することができる。
次に、点字判定部109は、ステップS10で判定した点位置の情報を、点字−文字対応辞書記憶部108に登録されている点字−文字対応辞書と比較して、文字への変換すなわち翻訳を行なう(ステップS12)。そして、ステップS12で変換された変換結果(文字)が出力部110を介して表示部102に表示される(ステップS14)。ステップS14の処理が終わると、ステップS16に進む。
ステップS16において、単語入力終了判定部111は、入力された座標情報が、1単語分入力されたか否かを判定する。単語入力終了判定部111は、常に入力状態を監視しており、単語終了ボタン204.3が操作されたか否かを判定する。単語終了ボタン204.3の操作を検知するまで、上記ステップS2からステップS14を繰り返す。単語終了ボタン204.3の操作を検知すると(ステップS8でYES)、一単語分の入力が終了したと判断し、ステップS18に進む。
ステップS18では、単語正否判定部114が、入力が終了した単語(入力単語情報)が、正しい単語か否かを判定する。より具体的には、入力単語情報が、単語辞書記憶部113に登録された単語辞書データと一致するか否かで、入力単語情報が、正しいか否かを判定する。入力単語情報が単語辞書データと一致していると判定された場合、すなわち正しい単語であると判定された場合は(ステップS18でYES)、ステップS20に進む。入力単語情報が単語辞書データと一致しないと判定された場合、すなわち正しい単語でないと判定された場合は(ステップS18でNO)、ステップS22に進む。
ステップS20において、誤り検出時候補表示部116は、入力単語情報が、単語辞書記憶部113に登録された単語辞書データと一致したことを表示するための処理を行ない、一連の処理を終了する。
ステップS22では、単語推測部115が、単語辞書記憶部113と単語記憶部112とを比較して、正しい単語を推測する。続いて、誤り検出時候補表示部116は、入力に誤りがあったことを表示するとともに、ステップS22で推測された単語を正解候補として表示するための処理を行なう(ステップS24)。
このように、本実施の形態では、単語辞書記憶部113に合致する単語辞書データがない場合には、はじめに入力された座標情報に誤りがあったと判断され、正しい単語の推測処理が行なわれる。これによって、点字を翻訳する際に、点位置を指定するための座標情報の入力を多少間違えたとしても、単語推測手段が候補として推測する単語によって、正しい単語に置き換えられる。したがって、再入力等の必要がなく、速やかに翻訳作業を継続することができる。
ステップS24の処理が終わると、一連の処理は終了される。
なお、図4のフローチャートでは、翻訳の対象(点字)を1つの単語であることを前提に説明したが、翻訳対象の点字が文章であってもよい。この場合は、図4に示される一連の処理が、文章の翻訳終了まで文節単位で繰り返されることで、実現される。
次に、図5および図6を用いて、ステップS2〜S14の処理について具体例を挙げて説明する。図5(A)〜(D)は、座標情報入力から点字判定までの流れの具体例を示す図である。図6(A)は、点位置情報記憶部107に記憶された一文字分の文字データの点位置情報の内容例を示す図である。図6(B)は、点字−文字対応辞書記憶部108の内容例を示す図である。
図5(A),(B)は、ステップS6において表示されている座標情報の一例を示す図である。つまり、図5(A)における座標情報503および、図5(B)における座標情報505は、それぞれ、ステップS2において、電子ペン211によって入力が行なわれている状態を示している。このように、電子ペン211による入力と同時に入力の状態を表示部102に表示することで、ユーザは表示を見ながら正しく座標情報の入力をすることができる。また、ユーザは、座標情報503,505のように、3点の点位置の情報から捉えられた図形イメージをそのまま一筆で素早く入力することができる。
なお、ここでは3点を一筆で入力しているが、必ずしも一筆でなくとも点と線や、全て点で入力することもできる。
また、上記したように、点位置の判定状態を座標情報の入力と同時に確認できるよう、指定されたと判定された点位置のガイド領域31.1,31.5,31.6の枠を強調表示することとしてもよい(図5(A)および図5(B)参照)。このようにすることで、ユーザは常に判定状態を把握しながら点字の座標情報を入力することができる。
図5(C)は、ステップS10において表示される点位置判定結果の具体例を示す図である。本実施の形態では、上述のように、ユーザが一文字終了ボタン204.2を押したときに、一文字分の入力が終了したと判定され、入力された座標情報は確定される。そして、ステップS10において、点位置の判定結果が図5(C)のようにユーザに表示される。これにより、ユーザは入力した座標情報が正しく認識されているかどうかを、確認することができる。
ここで、図5(B)を参照して、座標情報505は、電子ペン211による座標情報の入力が、点字入力ガイド30を構成するガイド領域31.4内を通過している。しかしながら、この場合、座標情報の入力が、判定基準として予め設定された時間(たとえば500ms)以上行なわれなかったため、ガイド領域31.4への座標情報の入力がなかったと判定されたものである。すなわち、ガイド領域31.4(に対応の点位置)は指定されなかったと判定されたものである。
図5(C)のように判定された点位置に基づく点字の翻訳は、たとえば次のようにして行なわれる。
図6(A)を参照して、点位置情報記憶部107には、領域情報601とフラグ情報602とが対応付けて格納される。領域情報601は、点字入力ガイド30を構成するガイド領域31.1〜31.6を特定するための情報である。フラグ情報602は、各ガイド領域31.1〜31.6が指定されたか否か(各ガイド領域31.1〜31.6へ座標情報の入力があったか否か)を示す情報であり、指定されたガイド領域の欄には、「1」が格納され、それ以外の欄には「0」が格納される。たとえば、図5(A)および(B)のように座標情報が入力された場合では、領域情報601のガイド領域31.1,31.5,31.6の欄に「1」が格納され、それ以外の欄には、「0」が格納される。
図6(B)を参照して、点字−文字対応辞書記憶部108には、点字データ603と文字データ604とが予め対応付けて記憶されている。点字データ603は、点字入力ガイド30を構成するガイド領域31.1〜31.6の順に6つのフラグ情報にて表わされる。たとえば図6(A)のようなフラグ情報602である場合、点字データ603は、「100011」で表わされる。したがって、行D1を参照すると、「100011」と対応付けられている文字データ604は「さ」であることが示される。そうすると、図5(C)のように判定された点位置に基づく点字は、ステップS12において、「さ」に翻訳される。そして、ステップS14において、図5(D)に示されるように、「さ」という文字507が表示領域40に出力される。
次に、図7を用いて、ステップS18〜S24の処理について具体例を挙げて説明する。図7(A)は、単語辞書記憶部113の内容例を示す図である。図7(B)は、ステップS20における表示例を示す図であり、図7(C)は、ステップS24における表示例を示す図である。
図7(A)を参照して、単語辞書記憶部113には、上述のように、複数の単語辞書データ(たとえば、「のぼり」,「のぼりおり」,「のぼりくだり」,「のぼりぐち」など)が予め記憶されている。
ステップS18において、入力単語情報が、正しい単語であると判定された場合、ステップS20において図7(B)に示されるように、表示領域40には、「一致単語:あり」というように該当する単語が存在したことを示す情報701が表示される。同時に、たとえば「単語:のぼりおり」というように該当の単語の情報702が表示される。
一方、ステップS18において、入力単語情報が、誤りであると判定された場合、ステップS24において、図7(C)に示されるように、表示領域40には、「一致単語:なし」というように該当する単語が存在しないことを示す情報703が表示される。同時に、たとえば「候補:のぼりおり」というように推測される正しい単語の情報704が表示される。また、「(入力単語:のぼりおら)」というように実際の(推測前の)入力単語情報705が表示されてもよい。これにより、どの文字の座標情報が誤入力であったかをユーザは把握することができる。
ここで、図6(B)を再び参照して、行D2には、文字データ604が「ら」に対応する点字データが「100010」であることが示され、行D3には、文字データ604が「り」に対応する点字データが「110010」であることが示される。このように、文字「ら」および「り」の違いは、点字入力ガイドを構成するガイド領域31.2の「1」か「0」かの違いだけである。このことから、ユーザは、座標情報を一筆書きすることで思い通りに判定されなかった場合や、入力ミスがあった場合でも、単語が推測されるため、利便性を向上させることができる。
次に、図8および図9を用いて、点字を図形イメージとして捉えて入力する様々な例について説明する。
図8(A)には、凸部5点で構成された「み」を意味する点字700が示される。なお、文字「み」の点字データは、「111011」となる。
図8(B)には、「み」を意味する点字700を図形イメージとして捉え、点字入力ガイド30にイメージのまま入力を行なう場合の、座標情報の入力例を例1〜10に示す。点位置の図形イメージとしての捉え方は人それぞれであり、ここに、捉えうるイメージの数例が示される。
このように「み」を意味する点字700を文字や図形のイメージでとらえることで、点の位置を覚えやすく、翻訳する点字を目視してから入力を終了するまで何度も点の位置を確認しなくてもすむ上、記憶違いによる入力間違いを起こしにくい。また、5点の位置情報を個別に入力するよりも、文字や図形のイメージで入力するため、素早く入力を行なうことができる。
図9は、「み」を意味する点字700についてのイメージを点字入力ガイド30に入力し、認識されるまでのフローを示す図である。図9(A)には、座標情報が未入力の点字入力ガイド30が示され、図9(B)には、点字入力ガイド30に、「み」を意味する点字700についてのイメージを座標情報として入力された例が示される。ここでは、図8(B)に示した例1のイメージの座標情報が入力された例が示される。このように捉えたイメージそのままを入力することで、図9(C)に示されるように、「み」を意味する点字700と同じ点位置が認識(判定)される。
(変形例)
以上のように、実施の形態1では、点字入力ガイド30を構成するガイド領域31.1〜31.6が互いに離れて設けられているものとして説明したが、これらが接して設けられていてもよい。なお、実施の形態1の変形例における点字翻訳装置の構成および基本的な動作は実施の形態1の点字翻訳装置100と同様である。
図10は、本発明の実施の形態1の変形例において、点字を図形イメージとして捉えて入力する様々な例を示す図である。図10に示されるように、実施の形態1の変形例においては、点字入力ガイド30を構成する6つのガイド領域31.1〜31.6は、接して設けられる。
図10(A)に示すように、図形イメージでの入力は図9と同様に行なうことができる。そして、これにより、実施の形態1と同様に点位置が判定される。
また、図10(B)に示すように斜め方向の一筆書であっても同様に行なうことができる。なお、このような斜め方向の一筆書の場合、点字の存在しないガイド領域を必ず通過するため、各ガイド領域31.1〜31.6において、点位置判定基準となる時間の設定値を、たとえば1sとするなど(点位置判定基準が距離の場合、その設定値をたとえば2mmとする)、実施の形態1よりも大きめに設定しておくことが望ましい。
[実施の形態2]
実施の形態2では、実施の形態1で説明した点字入力ガイド30が存在しない場合の点字翻訳装置について説明する。
図11は、本発明の実施の形態2に係る点字翻訳装置100Aの概観図である。座標情報入力部101Aは、点字入力ガイドが存在しない時系列の座標情報を入力するためのインターフェースである。実施の形態2においても、座標情報入力部101Aは、表示部102と一体に設けられ、表示機能を兼ね備えたタッチパネルを構成する。その他の構成は、実施の形態1と同様であるので、ここでの説明は繰返さない。
なお、点字翻訳装置100Aの機能構成およびハードウェア構成については、実施の形態1で説明した点字翻訳装置100と同様であるため、ここでも、図1および図2に示した符合を用いて説明する。
実施の形態2では、ユーザは、点字入力ガイドが存在しないため、上、中、下、左、および右の位置を意識して入力を行なう。
図12は、本発明の実施の形態2において、点位置判定部105による点位置の判定方法を説明するための図である。
図12を参照して、点位置判定部105は、ライン903に示すように、座標情報入力部101Aを点字の縦3点×横2点の計6点に対応した6つの領域に区切り、各領域について所定時間以上座標情報が入力されたか否かを検出する。そして、所定時間以上の入力が検出された領域に対応する点位置を、指定された点位置であると判定する。尚、6つに領域を区切るライン903は説明上表示したもので、表示部102には表示されない。
実施の形態2においては、点位置判定のためのライン903は表示されないため、座標情報が入力されたと判定するための予め設定しておく時間をたとえば2sとするなど(点位置判定基準が距離の場合、その設定値をたとえば10mmとする)、実施の形態1のように点字入力ガイドがある場合より大きめに設定しておく。そうすることで、実施の形態1と同様に図形イメージでの座標情報の入力および翻訳が可能となる。
以上のように、本発明によると、目視によって確認した点字を、文字に翻訳することができる。したがって、点字紙や点字パネル等あらゆる点字標示の翻訳、または検査などの用途に適応することができる。
また、本発明の実施の形態1および2の点字翻訳装置100,100Aによれば、大掛かりな装置を必要とせずに、点字の翻訳を行なうことができる。そのため、本装置の有用性を高めることができる。また、点字翻訳装置100,100Aをタッチパネル式の装置とすることで、さらに装置の小型化が可能となる。
なお、上記実施の形態1および2で説明した点字翻訳装置100,100Aの機能が、パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)などを用いたコンピュータシステムで実現されてもよい。
この場合においても、図2に示されるハードウェア構成と同様の構成で実現可能である。たとえば、コンピュータシステムに点字翻訳装置100,100Aの機能を実現させるためのプログラムと、点字−文字対応辞書記憶部108および単語辞書記憶部113内の各辞書データとが記録媒体210に記憶され、さらにハードディスク207に転送される。又は、プログラムおよび各辞書データは図示しないネットワークを通じてコンピュータに送信されハードディスク207に記憶されてもよい。
このプログラムは、コンピュータに点字翻訳装置100,100Aの機能を実現させる複数の命令を含む。これら機能を実現させるのに必要な基本的機能のいくつかはコンピュータ上で動作するオペレーティングシステム(OS)又はサードパーティのプログラム、若しくはコンピュータにインストールされる各種ツールキットのモジュールにより提供される。したがって、このプログラムは、点字翻訳装置100,100Aの機能を実現するのに必要な機能全てを必ずしも含まなくてよい。このプログラムは、命令のうち、所望の結果が得られるように制御されたやり方で適切な機能又は「ツール」を呼出すことにより、点字翻訳装置100,100Aの制御を実行する命令のみを含んでいればよい。
また、記録媒体210に、点字の座標情報に相当する情報(たとえば、x,y座標および時間)が時系列に記録され、このような情報をドライブ装置206が読み出して上述の機能が実現されてもよい。
なお、コンピュータシステムの動作は周知であるので、ここではその説明を繰り返さない。
また、本発明の点字翻訳装置が行なう翻訳方法を、プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、光ディスクやメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1,2に係る点字翻訳装置の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1,2に係る点字翻訳装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 (A)は、本発明の実施の形態1に係る点字翻訳装置の概観図であり、(B)は、点字入力ガイドの構成を示す図である。 本発明の実施の形態1,2の点字翻訳装置におけるCPUが実行する処理を示すフローチャートである。 (A)〜(D)は、座標情報入力から点字判定までの流れの具体例を示す図である。 (A)は、点位置情報記憶部に記憶された一文字分の文字データの点位置情報の内容例を示す図であり、(B)は、点字−文字対応辞書記憶部の内容例を示す図である。 (A)は、単語辞書記憶部の内容例を示す図であり、(B)は、図4のステップS20における表示例を示す図であり、(C)は、図4のステップS24における表示例を示す図である。 (A)は、「み」を意味する点字を示す図であり、(B)は、本発明の実施の形態1において、点字を図形イメージとして捉えて入力する様々な例について説明するための図である。 「み」を意味する点字についてのイメージを点字入力ガイドに入力し、認識されるまでのフローを示す図である。 (A)および(B)は、本発明の実施の形態1の変形例において、点字を図形イメージとして捉えて入力する様々な例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る点字翻訳装置の概観図である。 本発明の実施の形態2において、点位置判定部による点位置の判定方法を説明するための図である。
符号の説明
30 点字入力ガイド、31 ガイド領域、40 表示領域、51 戻りボタン、52 送りボタン、100,100A 点字翻訳装置、101,101A 座標情報入力部、102 表示部、103 座標情報表示部、104 一文字入力終了判定部、105 点位置判定部、106 点字位置確定結果表示部、107 点位置情報記憶部、108 点字−文字対応辞書記憶部、109 点字判定部、110 出力部、111 単語入力終了判定部、112 単語記憶部、113 単語辞書記憶部、114 単語正否判定部、115 単語推測部、116 誤り検出時候補表示部、204 操作部、204.1 電源ボタン、204.2 一文字終了ボタン、204.3 単語終了ボタン、205 計時部、206 ドライブ装置、207 ハードディスク、208 バス、210 記録媒体、211 電子ペン、601 領域情報、602 フラグ情報、603 点字データ、604 文字データ。

Claims (21)

  1. 複数の点字データのそれぞれと文字データとを予め対応付けて記憶するための第1の記憶手段と、
    ユーザが、時系列の座標情報を入力するための座標情報入力手段と、
    前記座標情報入力手段において入力された座標情報に基づいて、点字の点位置を判定するための点位置判定手段と、
    前記点位置判定手段により判定された点位置の情報と、前記第1の記憶手段に記憶された内容とに基づき、前記点位置の情報に対応する文字を判定するための点字判定手段と、
    前記点字判定手段により判定された文字の情報を表示する表示手段とを備える、点字翻訳装置。
  2. 前記点字判定手段によって判定された少なくとも1つの文字により構成される単語が、正しい単語であるか否かを判定するための単語正否判定手段と、
    前記単語正否判定手段によって誤りと判定された前記単語を、推測して正しい単語に変換するための単語推測手段とをさらに備える、請求項1に記載の点字翻訳装置。
  3. 予め複数の単語辞書データを記憶するための第2の記憶手段をさらに備え、
    前記単語正否判定手段は、前記第2の記憶手段を検索して、前記単語と一致する単語辞書データが存在しない場合には、前記単語は誤りと判定する、請求項2に記載の点字翻訳装置。
  4. 前記単語推測手段は、前記点位置判定手段による判定基準を変更し、前記点位置判定手段および前記点字判定手段による処理を再度行なうことにより得られる単語と一致する単語辞書データを検索し、
    検索された前記単語辞書データを、正しい単語の候補として前記表示手段に表示するための候補表示手段をさらに備える、請求項3に記載の点字翻訳装置。
  5. 前記座標情報入力手段に入力された前記座標情報を、前記表示手段に表示するための座標情報表示手段をさらに備える、請求項1に記載の点字翻訳装置。
  6. 前記座標情報入力手段は、前記表示手段と一体に設けられる、請求項5に記載の点字翻訳装置。
  7. 前記座標情報入力手段には、点字を構成する6個の点のそれぞれに対応する6個の領域を含む点字入力ガイドが設けられる、請求項1に記載の点字翻訳装置。
  8. 前記6個の領域は、互いに所定の距離だけ離して設けられる、請求項7に記載の点字翻訳装置。
  9. 前記点位置判定手段は、各領域内に入力された座標情報の距離が、所定の距離以上である場合に、対応の点位置が指定されたと判定する、請求項7に記載の点字翻訳装置。
  10. 計時動作を行なうための計時手段をさらに備え、
    前記点位置判定手段は、各領域内に座標情報が入力された時間が、所定の時間以上である場合に、対応の点位置が指定されたと判定する、請求項7に記載の点字翻訳装置。
  11. 前記座標情報入力手段には、点字を構成する6個の点のそれぞれに対応する6個の領域を含む点字入力ガイドが設けられ、
    前記点位置判定手段により判定された点位置に対応する領域は、強調表示される、請求項1に記載の点字翻訳装置。
  12. 一文字分の入力が終了した場合にユーザにより操作される操作手段と、
    前記座標情報入力手段において一文字の入力が終了したかどうかを判定するための第1の終了判定手段とをさらに備え、
    前記第1の終了判定手段は、前記操作手段の操作を検知した場合に、一文字分の座標情報の入力が終了したと判定する、請求項1に記載の点字翻訳装置。
  13. 計時動作を行なうための計時手段と、
    前記座標情報入力手段において一文字の入力が終了したかどうかを判定するための第1の終了判定手段とをさらに備え、
    前記第1の終了判定手段は、所定時間以上の時間が経過した場合に、一文字分の座標情報の入力が終了したと判定する、請求項1に記載の点字翻訳装置。
  14. 前記座標情報入力手段には、点字を構成する6個の点のそれぞれに対応する6個の領域を含む点字入力ガイドが設けられ、
    前記座標情報入力手段において一文字の入力が終了したかどうかを判定するための第1の終了判定手段をさらに備え、
    前記第1の終了判定手段は、次の点字用の前記点字入力ガイドに座標情報が入力されたときに、一文字分の座標情報の入力が終了したと判定する、請求項1に記載の点字翻訳装置。
  15. 一単語分の入力が終了した場合にユーザにより操作される操作手段と、
    前記座標情報入力手段において一単語の入力が終了したかどうかを判定するための第2の終了判定手段とをさらに備え、
    前記第2の終了判定手段は、前記操作手段の操作を検知した場合に、一単語分の座標情報の入力が終了したと判定する、請求項2に記載の点字翻訳装置。
  16. 計時動作を行なうための計時手段と、
    前記座標情報入力手段において一単語の入力が終了したかどうかを判定するための第2の終了判定手段とをさらに備え、
    前記第2の終了判定手段は、所定時間以上の時間が経過した場合に、一単語分の座標情報の入力が終了したと判定する、請求項2に記載の点字翻訳装置。
  17. 前記座標情報入力手段には、点字を構成する6個の点のそれぞれに対応する6個の領域を含む点字入力ガイドが設けられ、
    前記座標情報入力手段において一単語の入力が終了したかどうかを判定するための第2の終了判定手段をさらに備え、
    前記第2の終了判定手段は、一点字分の点字入力ガイドを空白のまま次の点字入力ガイドに座標情報の入力が開始されたときに、一単語分の座標情報の入力が終了したと判定する、請求項2に記載の点字翻訳装置。
  18. 点字翻訳装置が実行する点字翻訳方法であって、
    座標情報入力手段が、ユーザより、時系列の座標情報の入力を受け付けるステップと、
    点位置判定手段が、入力された前記座標情報に基づいて、点字の点位置を判定するステップと、
    点字判定手段が、判定された点位置の情報と、辞書記憶手段に予め対応付けて記憶された点字データおよび文字データの情報とに基づき、前記点位置の情報に対応する文字を判定するステップと、
    出力手段が、前記点字判定手段によって判定された文字の情報を出力するステップとを備える、点字翻訳方法。
  19. コンピュータを点字翻訳装置として機能させるためのプログラムであって、前記コンピュータを、
    ユーザより、時系列の座標情報の入力を受け付ける座標情報入力手段
    入力された前記座標情報に基づいて、点字の点位置を判定する点位置判定手段
    判定された点位置の情報と、辞書記憶手段に予め対応付けて記憶された点字データおよび文字データの情報とに基づき、前記点位置の情報に対応する文字を判定する点字判定手段および、
    前記点字判定手段によって判定された文字の情報を出力する出力手段として機能させる、点字翻訳プログラム。
  20. 前記コンピュータを、さらに、
    前記点字判定手段によって判定された文字により構成される単語が、正しい単語であるか否かを判定する単語正否判定手段および、
    前記単語正否判定手段によって誤りと判定された前記単語を、推測して正しい単語に変換する単語推測手段として機能させる、請求項19に記載の点字翻訳プログラム。
  21. 請求項19または20に記載の点字翻訳プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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