JP6008313B2 - 表示装置 - Google Patents

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本発明は、表示システム、より詳細には、タッチパッドを備えた操作部を使用して表示部の表示を操作する表示システムに関する。
テレビ受像機などの表示装置では、所定の操作入力手段に対するユーザ操作に応じて、ユーザ任意の文字等を表示画面に表示させることができる。このような文字等の入力表示の手段としては、例えば、パソコン用のキーボードを表示装置本体に接続して、ユーザ操作により入力するものがある。あるいは、リモコンに備えられたテンキーを使用して、携帯電話等の文字入力と同様に、同じキーを複数回操作することで所定の文字を入力できるようにしたものもある。
これらの操作入力手段を利用して表示装置にパスワードを入力する必要が生じるシーンがある。パスワードは、ユーザ認証などで本人確認に用いる秘密の文字列であり、認証が必要なサービスやシステムをユーザが利用する際に、ユーザは自分のユーザ名(アカウント名)とともにパスワードを入力し、サービスやシステムに登録されているものと一致すれば本人とみなして利用を許可する。
表示装置にパスワードを入力する場合、表示装置の表示画面上にソフトキーボードを使用して、ユーザ操作による入力を行うようにしたものがある。この場合、リモコン上に用意された上下左右のカーソルキーを使用して、表示画面に表示させたソフトキーボードから所定のキーを選択し、リモコンの決定キーを押すことで文字入力を行うことができる。また、画面上のソフトキーボードのキーをマウスカーソルのようなフリーカーソルで選択することもできる。この場合、タッチパッドを使用し、タッチパッドに対する操作によってカーソル操作を行うことができるようにしたものもある。
このような文字入力の技術に関して、例えば特許文献1には、マウスのホイールを使用してパスワードを入力する方法が開示されている。この方法によれば、ユーザの入力動作は一連の信号群を入力するためにマウスホイールを方向転換させることにより行なわれる。また、マウスのクリックまたは運動を利用して入力することもできる。これにより、ユーザのパスワード情報を窃取から有効に保護することができるとされている。
特表2009−514077号公報
上記のように、表示装置にパスワードを入力する場合、ソフトキーボードを使用することができるが、例えばテレビ受像機などの表示装置では、複数の人が同時に表示装置の表示画面を見ることができるため、ソフトキーボードを開いてキー入力を行う際に、どのキーを操作したかがユーザ以外の他の人にも見られてしまう、という問題が生じる。このような場合、パスワードの秘匿性に係る機能が阻害されてしまう。
また、表示装置を操作するリモコンのテンキーを利用して、パスワードを直接に入力するような手法を用いた場合でも、入力中の文字や記号を表示装置の画面に表示させずに確実にパスワードを入力することは困難である。
ここでリモコン自体に表示装置を装備し、ユーザの手元で確認しながらパスワードを入力させるようにすることもできるが、表示装置付きのリモコンを用意しなければならず、構成が複雑化して製造コストも高くなり、リモコンの大型化により使い勝手が悪化する、という問題が生じる。
また、特許文献1の発明では、入力操作に対して文字をマッピングするためのファイルを予め用意する必要があるともに、ユーザもそのマッピングを覚えておく必要があり、汎用性がなく利便性が低い。また特許文献1の入力方法では、パスワードとして数字以外の文字や記号を含ませようとすると、手順が増えて入力に手間がかかるという問題がある。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、表示装置に任意の文字等の入力を行う際に、他人にその入力内容を知られることなく、簡単な操作で確実に入力操作を行うことができるようにした表示システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に第1の技術手段は、表示部を備えた表示装置と、該表示装置を操作するためのタッチパッドを備えた操作装置とからなる表示システムにおいて、前記操作装置は、前記タッチパッドに対する操作に応じた操作情報を送信する送信手段を有し、前記表示装置は、前記操作装置から送信された操作情報を受信する受信手段と、該受信手段が受信した操作情報に応じた制御を行う制御部とを有し、予め前記タッチパッド上に複数の所定領域が設定され、該制御部は、予め定めたソフトキーボードを前記表示部に表示させ、前記タッチパッドの前記所定領域におけるタッチ操作によって、前記予め定めたソフトキーボードの複数のキーをグループ化したキーグループのうち特定のキーに対する所定の入力操作が行われたものと判断することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記所定の入力操作が行われたものと判断するキーは、前記複数の所定領域のうち、特定の所定領域から他の所定領域までタッチ位置が移動したときの最初と最後の所定領域に応じて、もしくは特定の所定領域に対するタップ操作に応じて切り換わることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1の技術手段において、前記所定の入力操作は、前記複数の所定領域のうち、特定の所定領域から他の所定領域までタッチ位置が移動したときの最初と最後の所定領域に応じて、もしくは特定の所定領域に対するタップ操作に応じて定められることを特徴としたものである。
の技術手段は、表示部を備えた表示装置と、該表示装置を操作するためのタッチパッドを備えた操作装置とからなる表示システムにおいて、前記操作装置は、前記タッチパッドに対する操作に応じた操作情報を送信する送信手段を有し、前記表示装置は、前記操作装置から送信された操作情報を受信する受信手段と、該受信手段が受信した操作情報に応じた制御を行う制御部とを有し、予め前記タッチパッド上に複数の所定領域が設定され、前記制御部は、前記タッチパッドの前記所定領域におけるタッチ操作に応じて、予め定めたソフトキーボードの特定のキーに対する所定の入力操作が行われたものと判断し、前記制御部は、前記予め定めたソフトキーボードを前記表示部に表示させ、前記ソフトキーボードは、複数のキーをグループ化したキーグループを複数有し、各前記キーグループの表示位置は、最初にタッチ操作を行う前記所定領域の位置に対応し、各前記キーグループが有する複数のキーの少なくとも一部は、それぞれタッチ操作を行う方向が示されていることを特徴としたものである。
の技術手段は、表示部を備えた表示装置と、該表示装置を操作するためのタッチパッドを備えた操作装置とからなる表示システムにおいて、前記操作装置は、前記タッチパッドに対する操作に応じた操作情報を送信する送信手段を有し、前記表示装置は、前記操作装置から送信された操作情報を受信する受信手段と、該受信手段が受信した操作情報に応じた制御を行う制御部とを有し、予め前記タッチパッド上に複数の所定領域が設定され、前記制御部は、前記タッチパッドの前記所定領域におけるタッチ操作に応じて、予め定めたソフトキーボードの特定のキーに対する所定の入力操作が行われたものと判断し、前記制御部は、特定の前記所定領域から他の特定の所定領域へのタッチ操作に対して、前記ソフトキーボードの2種類のキーを予め割り当てておき、前記タッチパッドに対するタッチ位置が、特定の所定領域から他の所定領域まで移動してタッチ操作が終了したときと、前記特定の所定領域から他の所定領域まで移動した後、連続して予め定めたキー切り換え用領域まで移動して終了したときとで、入力操作が行われたもの判断するキーを切り換えることを特徴としたものである。
の技術手段は、表示部を備えた表示装置と、該表示装置を操作するためのタッチパッドを備えた操作装置とからなる表示システムにおいて、前記操作装置は、前記タッチパッドに対する操作に応じた操作情報を送信する送信手段を有し、前記表示装置は、前記操作装置から送信された操作情報を受信する受信手段と、該受信手段が受信した操作情報に応じた制御を行う制御部とを有し、予め前記タッチパッド上に複数の所定領域が設定され、前記制御部は、前記タッチパッドの前記所定領域におけるタッチ操作に応じて、予め定めたソフトキーボードの特定のキーに対する所定の入力操作が行われたものと判断し、前記制御部は、特定の前記所定領域へのタッチ操作に対して、前記ソフトキーボードの2種類のキーを予め割り当てておき、前記タッチパッドに対するタッチ操作が、特定の所定領域をタップすることで終了したときと、タッチ位置が前記特定の所定領域から予め定めたキー切り換え用領域まで移動して終了したときとで、入力操作が行われたもの判断するキーを切り換えることを特徴としたものである。
の技術手段は、表示部を備えた表示装置と、該表示装置を操作するためのタッチパッドを備えた操作装置とからなる表示システムにおいて、前記操作装置は、前記タッチパッドに対する操作に応じた操作情報を送信する送信手段を有し、前記表示装置は、前記操作装置から送信された操作情報を受信する受信手段と、該受信手段が受信した操作情報に応じた制御を行う制御部とを有し、予め前記タッチパッド上に複数の所定領域が設定され、前記制御部は、前記タッチパッドの前記所定領域におけるタッチ操作に応じて、予め定めたソフトキーボードの特定のキーに対する所定の入力操作が行われたものと判断し、前記制御部は、前記タッチパッドの所定領域以外の領域で、所定のジェスチャ操作が行われたときに、すでに行われた入力操作を無効とすることを特徴としたものである。
の技術手段は、第1〜のいずれか1の技術手段において、前記制御部は、前記所定領域に対するタッチ操作の進捗を示すプログレスバーを前記表示部に表示することを特徴としたものである。
の技術手段は、第1の技術手段において、前記制御部は、前記所定領域に対するタッチ操作の順序を点字入力の規則に対応させて、前記所定の入力操作を判断することを特徴としたものである。
第10の技術手段は、表示部を備えた表示装置を制御する制御方法であって、前記表示装置を操作するためのタッチパッドを備えた操作装置から前記タッチパッドに対する操作に応じた操作情報を受信し、前記操作情報に応じた制御を行う前記表示装置を制御する制御方法であり、予め前記タッチパッド上に複数の所定領域が設定され、予め定めたソフトキーボードを前記表示部に表示させるステップと、前記タッチパッドの前記所定領域におけるタッチ操作によって、前記予め定めたソフトキーボードの複数のキーをグループ化したキーグループのうち特定のキーに対する所定の入力操作が行われたものと判断するステップとを含むことを特徴としたものである。
第11の技術手段は、表示部を備えた表示装置を制御する制御方法であって、前記表示装置を操作するためのタッチパッドを備えた操作装置から前記タッチパッドに対する操作に応じた操作情報を受信し、前記操作情報に応じた制御を行う前記表示装置を制御する制御方法であり、予め前記タッチパッド上に複数の所定領域が設定され、前記タッチパッドの前記所定領域におけるタッチ操作に応じて、予め定めたソフトキーボードの特定のキーに対する所定の入力操作が行われたものと判断するステップと、前記予め定めたソフトキーボードを前記表示部に表示させるステップと、前記ソフトキーボードは、複数のキーをグループ化したキーグループを複数有し、各前記キーグループの表示位置は、最初にタッチ操作を行う前記所定領域の位置に対応し、各前記キーグループが有する複数のキーの少なくとも一部は、それぞれタッチ操作を行う方向を示すステップとを含むことを特徴としたものである。
第12の技術手段は、表示部を備えた表示装置を制御する制御方法であって、前記表示装置を操作するためのタッチパッドを備えた操作装置から前記タッチパッドに対する操作に応じた操作情報を受信し、前記操作情報に応じた制御を行う前記表示装置を制御する制御方法であり、予め前記タッチパッド上に複数の所定領域が設定され、前記タッチパッドの前記所定領域におけるタッチ操作に応じて、予め定めたソフトキーボードの特定のキーに対する所定の入力操作が行われたものと判断するステップと、特定の前記所定領域から他の特定の所定領域へのタッチ操作に対して、前記ソフトキーボードの2種類のキーを予め割り当てておき、前記タッチパッドに対するタッチ位置が、特定の所定領域から他の所定領域まで移動してタッチ操作が終了したときと、前記特定の所定領域から他の所定領域まで移動した後、連続して予め定めたキー切り換え用領域まで移動して終了したときとで、入力操作が行われたものと判断するキーを切り換えるステップとを含むことを特徴としたものである。
第13の技術手段は、表示部を備えた表示装置を制御する制御方法であって、前記表示装置を操作するためのタッチパッドを備えた操作装置から前記タッチパッドに対する操作に応じた操作情報を受信し、前記操作情報に応じた制御を行う前記表示装置を制御する制御方法であり、予め前記タッチパッド上に複数の所定領域が設定され、前記タッチパッドの前記所定領域におけるタッチ操作に応じて、予め定めたソフトキーボードの特定のキーに対する所定の入力操作が行われたものと判断するステップと、特定の前記所定領域へのタッチ操作に対して、前記ソフトキーボードの2種類のキーを予め割り当てておき、前記タッチパッドに対するタッチ操作が、特定の所定領域をタップすることで終了したときと、タッチ位置が前記特定の所定領域から予め定めたキー切り換え用領域まで移動して終了したときとで、入力操作が行われたものと判断するキーを切り換えるステップとを含むことを特徴としたものである。
第14の技術手段は、表示部を備えた表示装置を制御する制御方法であって、前記表示装置を操作するためのタッチパッドを備えた操作装置から前記タッチパッドに対する操作に応じた操作情報を受信し、前記操作情報に応じた制御を行う前記表示装置を制御する制御方法であり、予め前記タッチパッド上に複数の所定領域が設定され、前記タッチパッドの前記所定領域におけるタッチ操作に応じて、予め定めたソフトキーボードの特定のキーに対する所定の入力操作が行われたものと判断するステップと、前記タッチパッドの所定領域以外の領域で、所定のジェスチャ操作が行われたときに、すでに行われた入力操作を無効とするステップとを含むことを特徴としたものである。
本発明によれば、表示装置に任意の文字等の入力を行う際に、他人にその入力内容を知られることなく、簡単な操作で確実に入力操作を行うことができるようにした表示システムを提供することを目的とする。
本発明に係る表示装置の一実施形態を示すブロック図である。 表示装置の表示部に表示させるソフトキーボードの一例を示す図である。 リモコンのタッチパッドに設定された文入力エリアと、文字入力方法とを説明する図である。 表示装置の表示部に表示させるソフトキーボードの他の例を示す図である。 リモコンのタッチパッドの他の構成例を説明するための図である。 入力操作の進捗を確認するためのプログレスバーの表示例を説明する図である。 入力操作の進捗を確認するためのプログレスバーの表示例を説明する他の図である。 入力操作の進捗を確認するためのプログレスバーの表示例を説明する更に他の図である。 本発明による表示システムにおける制御の処理例を示すフローチャートである。 タッチパッドを使用した文字入力操作の他の例を説明するための図である。
図1は、本発明に係る表示装置の一実施形態を示すブロック図である。表示装置1は、表示装置本体10とリモコン20とからなっている。リモコン20は、表示装置本体10を操作するためのもので本発明の操作装置に相当するものである。
表示装置本体10は、本発明の表示装置に相当するもので、表示部11、ソフトキーボード制御部12、通過エリア−文字変換部13、特定エリア通過判定部14、及び受信部15を有している。表示装置本体10は、リモコン20のタッチパッド21に対する操作に応じた操作情報に応じた制御を行う本発明の制御部を有している。この制御部は、図1のソフトキーボード制御部12、通過エリア−文字変換部13、及び特定エリア通過判定部14が該当し、これらの機能によって実現される。
表示部11は、ソフトキーボードを含む各種画像や情報を表示させる表示手段であり、例えば液晶パネルを適用したものである。受信部15は、リモコン20から送信されたリモコン信号を受信する受信手段である。リモコン信号には、リモコン20のタッチパッド21に対するタッチ位置の座標情報が含まれている。
特定エリア通過判定部14は、受信部15が受信したリモコン信号を解析し、リモコン信号に含まれる座標情報が、タッチパッド21内に設定された複数の文字入力開始エリアのうちいずれかの文字入力開始エリアをタッチしているか、もしくはタッチが通過したことを判定する。文字入力開始エリアは、本発明の所定領域に相当するものである。
ソフトキーボード制御部15は、予め用意されているソフトキーボードを表示部11に表示させる。ソフトキーボードは、リモコン20に対するユーザ操作に従ってソフトキーボードの表示を指示する信号が入力したとき、あるいは、表示装置1で動作するアプリケーションや表示装置1にてサービス提供を受けるWebページ等によりソフトキーボードへの入力が要求されたとき等に適宜表示させることができる。
通過エリア−文字変換部13は、特定エリア通過判定部14によるタッチ位置の判定結果に従って、特定の文字情報を生成する。つまり特定エリア通過判定部14による通過エリア情報を文字情報に変換する。文字情報は、例えば認証等に使用するパスワード情報であり、通過エリア−文字変換部13は、パスワードを入力すべきアプリケーションやWebページなどに対して生成した文字情報を入力する。
リモコン20は、タッチパッド21、タッチ座標検知部22、キー23、キー検知部24、及び送信部25を備えている。
タッチパッド21は、平板状のセンサを指でなぞることでマウスカーソル等のポインタの操作をすることができるポインティングデバイスである。タッチパッド21は、平板状のタッチセンサと人の指とで構成されるコンデンサが、タッチセンサ表面のどの位置に存在するかを微弱な静電容量の変化として検出し、検出信号を出力する。
タッチ座標検知部22は、タッチパッド21から出力されたタッチセンサの検出信号に従って、タッチセンサの表面の指の位置に応じた座標情報を生成する。この座標情報は、タッチパッド21の位置に応じて予め設定されている絶対座標情報、もしくは最初のタッチ位置を基点とした移動量を示す相対座標情報である。
キー23は、リモコンに備えられたテンキーや各種機能ボタンなどの操作キーである。キー検知部24は、キー23のユーザ操作を検知する。
送信部25は、タッチ座標検知部22が生成した絶対座標情報、及びキー検知部24が検知したキー操作情報をリモコン信号として送信する送信手段である。リモコン信号は、一般的には、パルス位置変調(Pulse Position Modulation:PPM)方式により表現された赤外線信号であり、表示装置本体10の受信部15で受信されることにより、送信側から送信したリモコン信号の内容が解釈できるようになっている。本発明ではリモコン信号の送受信方式は限定されない。
表示装置1は、例えばテレビ受像機として構成することができる。表示装置1をテレビ受像機として構成する場合、テレビ受像機は、アンテナで受信した放送信号を選局して復調し、復号して再生用映像・音声信号を生成する手段と、再生用映像信号に適宜所定の画像処理を施して表示部11に表示させ、音声信号をスピーカから出力させる手段(いずれも図示せず)とを有する。
図2は、表示装置の表示部に表示させるソフトキーボードの一例を示す図である。
例えばテレビ受像機など複数の人が同時に画面を見ることができる表示装置では、パスワードを表示装置に入力する必要がある場合、ソフトキーボードを使用するとどのキーを入力したかが他人に見られてしまうことになる。
本発明に係る実施形態では、上記のように入力キー操作を他人に見られることを回避するため、ソフトキーボードによる入力を行う際に、表示部11に図2に示すようなソフトキーボードを表示させる。
図2のソフトキーボードは、入力可能な文字を複数の文字グループ31a〜31fに分けて、これら複数の文字グループを所定位置に表示している。これらの文字グループ31a〜31fの表示は、リモコン20のタッチパッド21の特定の文字入力エリアの位置関係に対応している。文字グループは、複数のキーをグループ化した本発明のキーグループに相当する。
図3は、リモコンのタッチパッドに設定された文入力エリアと、文字入力方法とを説明する図である。リモコン20のタッチパッド21には、図3に示すような複数の文字入力エリア32a〜32fが設定されている。これらの文字入力エリア32a〜32fは、タッチパッド21の四隅を含むタッチパッドの外縁部の内側に設定されている。
そして、複数の文字入力エリア32a〜32fのそれぞれは、図2に示す表示部11に表示された各文字グループ31a〜31fに対応付けられている。タッチパッド21の文字入力エリア32a〜32fは、文字入力エリアであることを明示的に示す表示はなされていないが、タッチパッド21に対する印刷などにより、明示的に表示させるようにしてもよい。
図2に示すようなソフトキーボードに対して任意の文字を入力する場合、ユーザは、タッチパッド21を使用して、まず入力したい文字が含まれる文字グループに対応する文字入力開始エリアをタッチする。
図3(A)に示すように、例えば、ユーザが文字“E”を入力したい場合、表示部11に表示されている文字グループ31a〜31fのうち、文字“E”を含む文字グループ31aを確認する。そして文字グループ31aに対応付けられてタッチパッド21に設定されている文字入力エリア32aをタッチする。
文字グループ31aには、その文字グループに含まれる文字が表示されるとともに、その文字グループに含まれる文字の少なくとも一部にその文字を入力する際のタッチパッド上の移動方向を示す矢印30が背景に表示される。例えば、文字グループ31aの場合、文字“2”、“3”、“Q”,“W”、“E”について矢印30が表示される。この矢印30は、特定の文字入力エリアから他の文字入力エリアに対してタッチ位置を移動させる方向を指示するものである。
“E”を入力しようとするユーザは、タッチパッド21の文字入力エリア32aにタッチした後、“E”の矢印30を確認して、タッチパッド21にタッチしたまま右下斜め方向にタッチ位置を移動させ、タッチパッド21の右下に設定されている文字入力エリア32fでタッチを離すようにする。この動作によって文字“E”を入力することができる。
他の文字についても同様に矢印30が示す操作方向に従ってタッチパッド21のタッチ位置を移動させることにより、任意の文字を入力できる。ここで文字入力エリア31aの文字“2”と文字“3”の矢印30は同方向を向いているが、同じ方向に2つの文字入力エリア32b、32cがあるため、それぞれ一方の文字入力エリアを示している。この場合、文字グループ31aで右側にある文字“3”は、右側の文字入力エリア32cを示し、文字グループ31aで左側にある文字“2”は、左側の文字入力エリア32bを示している。
また、文字グループには、矢印30が表示されない文字もある。文字グループ31aの場合には、文字“1”には矢印30が表示されない。ここで文字“1“を入力する場合には、文字入力エリアから他の特定の文字入力エリアにタッチ位置を移動させる必要はなく、文字グループ31aに対応する文字入力エリア32aをタップすることにより、文字”1“を入力することができる。タップしたか否かの判断は、特定の文字入力エリアにおいて所定時間内で所定移動距離以内のタッチが行われたときに、タップされたものと判断することができる。
図3(B)は、文字“C”を入力するときの動作例を説明する図である。例えば文字“C”を入力しようとする場合、文字“C”が含まれる文字グループは、文字グループ31dである。そして矢印d30の方向は右方向になっている。この場合、ユーザは、まずタッチパッド21の左下に設定されている文字入力エリア32dをタッチして、そのままタッチ位置をタッチパッド21の右下に設定されている文字入力エリア32fまで移動させて離す。これにより、文字“C”を入力することができる。
図3(C)は、入力を修正する場合の動作例を説明する図である。上記のような動作によりユーザが任意の文字を入力した後、その文字入力を修正したい場合、文字入力エリア外で所定のジェスチャ操作を行うことで、文字を修正できるようにする。
例えば、図3(C)に示すように、文字入力エリア外で右から左に所定量以上タッチ位置が移動したときに、所定のバックスペースのジェスチャ操作であると判断し、入力済の文字を消去する。この場合、例えばタッチ位置の移動軌跡から水平方向の移動成分と垂直方向の移動成分とを抽出し、水平方向の移動成分が所定量以上であるときに、バックスペースのジェスチャ操作であると判断することができる。あるいはタッチ位置の方向が、水平方向に対して所定角度以内であると判断し、そのときのタッチ位置の軌跡の長さが所定量以上であるときに、バックスペースのジェスチャ操作であると判断するようにしてもよい。
上記のような動作により、タッチパッドの文字入力エリア以外の領域で、所定のジェスチャ操作が行われたときに、すでに行われた入力操作を無効とし、入力済の文字等を消去することができる。そしてこのときに、表示部11の表示画面上には、カーソルやタッチ位置の軌跡を一切表示させない。これにより、表示部11の表示画面を見ている人には、どの文字を入力しているのかを全く判別することができない。
一方、タッチパッド21を使用するユーザは、表示画面上の情報に従ってタッチパッド21上のタッチ位置の操作を行うので、タッチ位置をどのように移動させ、もしくはタップさせれば文字等の入力が可能であるかを感覚的に判断することができ、目的の文字等を容易に入力することができる。
図4は、表示装置の表示部に表示させるソフトキーボードの他の例を示す図である。この例は、文字グループに表示した文字について、2種類のキーを切り換えて入力可能とするもので、例えば、英文字の大文字と小文字を使い分けて入力できるようにしたものである。
図4のソフトキーボードは、図3の例と同様に、入力可能な文字を複数の文字グループ31a〜31fに分けて、これら複数の文字グループを所定位置に表示している。これらの文字グループ31a〜31fの表示は、リモコン20のタッチパッド21の特定の文字入力エリアの位置関係に対応している。
そして図4の実施形態では、複数の文字グループ31a〜21fに加えて、表示部11の画面中央にshiftキー33が表示される。このshiftキー33には、一般のQWERTYキーボード等におけるshiftキーと同様の機能を付与することができきる。
図5に示すように、タッチパッド21には、shiftキー33に対応する領域、ここではタッチパッド21の中央部にキーを切り換えるためのキー切り換え領域34が設定される。このキー切り換え領域34を操作することにより、任意の文字の大文字、小文字を変更して入力することができる。
操作方法としては、まず目的の文字等を入力するときに、上記図2のキーボードと同様の方法で、目的の文字等が含まれる文字グループに対応する文字入力開始エリアをタッチし、その文字に示されるタッチ位置の移動方向に従って、タッチ位置を移動させる。
例えば、大文字の“G”を入力したい場合、表示部11に表示されている文字グループ31a〜31fのうち、大文字“G”を含む文字グループ31eを確認し、文字グループ31eに対応付けられてタッチパッド21に設定されている文字入力エリア32eをタッチする。そしてタッチ位置を移動させて文字入力エリア32bをタッチする。
上記文字入力エリア32bでタッチを離すと、図2の例と同様に文字“G”が入力される。この場合の入力文字は、文字グループ31eに表示されるような大文字の“G”である。そして、小文字の“g”を入力したい場合には、文字入力エリア32bまで移動させたタッチを離すことなく、そのままキー切り換え領域34までタッチ位置を移動させ、その位置でタッチを離す。このような操作を行うことにより、選択した文字の小文字を簡単に入力することができる。
また、例えば文字“B”のように、文字入力エリア32eでタップすることにより入力が行われる文字については、まず、その文字入力エリア32eをタッチした後、タッチしたままタッチ位置をキー切り換え領域34まで移動させた後タッチを離すようにすればよい。
なお、キー切り換え機能としては、上記のような大文字/小文字の切り換えのみならず、任意の2種類のキーを切り換えて入力できるようにすることができる。この場合には、切り換え可能な2種類の文字等を表示部11のソフトキーボード上に明示的に表示させるようにするとよい。
図6〜図8は、入力操作の進捗を確認するためのプログレスバーの表示例を説明する図で、表示装置本体に表示させるプログレスバーを図6〜図8の各図の(A)に示し、リモコンのタッチパッドの操作状態を各図の(B)に示す。
本例では、ユーザの操作入力の進捗度を示すプログレスバー40を表示部11に表示させる。この例ではプログレスバー40は、3つのマーク41a,41b,41cを表示することができ、ユーザの操作入力の進捗に従って順次各マーク41a〜41cを明示的に区別して表示させる。例えばユーザの操作入力に従ってマーク41a〜41cが点灯するかのように順に輝度を上げる表示を行う。
これによりユーザは、プログレスバー40を確認しながら実際に目的の文字等が入力できているか否かを確認することができる。なおプログレスバー40としては、上記のような複数のマークではなく、バーの長さが段階的に長くなっていくような表示であってもよく、あるいは進捗度を数字で示すようなものであってもよく、表示方法は適宜定めることができる。
ソフトキーボードで小文字の“d”を入力する場合を例にする。図6において、“d”の大文字である“D”が左下の文字グループ31dに属しているため、ユーザは、まずタッチパッド21上の左下の文字入力エリア32dに指2でタッチする。プログレスバー40では、この時点で最初のマーク41aの表示を変化させる。
そしてユーザが左下の文字入力エリア32dから右上の文字入力エリア32cにタッチ位置を移動させたときに、図7に示すように、プログレスバー40の2つ目のマーク41bを変化させる。さらに小文字の“d”を入力するために、図8に示すようにタッチ位置をキー切り換え領域34に移動させてタッチを離すと、3番目のマーク41cを変化させる。このようにすることで、ユーザは操作入力が適切に行われていることを確実に認識することができる。
また、例えば数字の“1”を入力するときのように、文字入力エリアに対するタップだけで操作入力が終了してしまう場合、プログレスバー40では、まず文字入力エリア32aにユーザタッチした時点で1つ目のマーク41aの表示を変化させ、文字入力エリア32aからタッチを離した時点で2つ目のマーク41bの表示を変化させる。そしてこの時点で入力文字が確定するため、さらにダミーで3つ目のマーク41cの表示を変化させる。
つまり、いずれの文字等の入力操作であっても、1つの文字等の入力が終了した時点で3つのマーク41a〜41cの表示を最後まで明示的に変化させる。これによりユーザは、1つの文字等の入力が完了するごとにプログレスバー40により適切に文字等の入力がなされたことを確認することができる。
図9は、本発明による表示システムにおける制御の処理例を示すフローチャートである。ここでは図1の構成を参照しながら説明する。
まず、表示装置本体10の受信部15がリモコン20から送信された座標情報を受信すると(ステップS1)、特定エリア通過判定部14は、タッチパッド21上の所定領域として設定された文字入力開始エリアにタッチされたか否かを判定する(ステップS2)。文字入力エリアは、一例として、図3に示すようにタッチパッド21の4隅を含む周辺部の6カ所に設けられているものとする。
文字入力エリアではない領域にタッチされていると判定された場合(ステップS2−No)、特定エリア通過判定部14では、文字入力エリア以外の領域で所定のバックスペースのジェスチャ操作が行われているか否かを検知する(ステップS9)。ここでバックスペースのジェスチャ操作が検知されると、ソフトキーボード制御部12は、入力した文字列を1文字消去するバックスペース処理を行う(ステップS10)。バックスペースのジェスチャ操作が検知されなかった場合、または上記のバックスペース処理を行った場合には、その後のリモコンからの座標データ受信待ちの状態へ戻り(ステップS11)、処理を終了する。
一方、特定エリア通過判定部14が、タッチパッド21のいずれかの文字入力開始エリアにタッチされていると判定した場合(ステップS2−Yes)、ソフトキーボード制御部12は、特定エリア通過判定部14の判定結果に従って文字入力開始エリアのタッチ軌跡を記憶し、そのタッチ軌跡に応じてプログレスバーの表示処理を行う(ステップS3)。
そして、さらに表示装置本体10側でリモコン20から座標情報を受信すると(ステップS4−Yes)、特定エリア通過判定部14は、文字入力エリアにタッチされた否かを判別する(ステップS12)。文字入力エリアにタッチされた場合には、ステップS3に戻り、タッチ軌跡を記憶して次のプログレスバー処理を行う。
ステップS4でリモコンから座標データを受信しない場合、またはステップS12で文字入力エリアにタッチされていない場合、特定エリア通過判定部14では、リモコンからタッチ位置解除を示すデータを受信したか判断する(ステップS5)。タッチ位置解除を示すデータが受信されていなければ、ステップS4に戻る。またタッチ位置解除を示すデータが受信された場合、通過エリア−文字変換部13では、文字入力エリアに対するタッチ軌跡から入力文字を算出し、算出した文字を特定のアプリケーションやサービス等の認証処理用に入力する(ステップS6)。
そして、特定エリア通過判定部14は、文字入力エリアへのタッチ回数が3回未満か否かを判別する(ステップS7)。タッチ回数が3回未満でなければ、リモコンからの座標データ受信待ちの状態に戻り(ステップS8)、処理を終了する。
また、文字入力エリアへのタッチ回数が3回未満であれば、ソフトキーボード制御部12は、ダミーによってプログレスバーの進捗を最後まで進めるダミープログレスバー処理を行い(ステップS13)、リモコンからの座標データ受信待ちの状態に戻って(ステップS8)、処理を終了する。
図10は、タッチパッドを使用した文字入力操作の他の例を説明するための図である。
本例では、リモコン20のタッチパッド21に設定した文字入力エリア32a〜32dを利用して、点字入力を行うことができるようにする。
点字は、通常横2×縦3の6つの点で表され、これらの6つ点の盛り上がりの位置によって文字や数字を表現している。タッチパッド21を用いて点字を入力するために、タッチパッド21に6か所の文字入力エリア32a〜32fを設ける。この文字入力エリア32a〜32fによって、点字で表現されるソフトキーボードに対する入力操作を行うようにする。
点字入力を行う際には、点字の規則に従って特定の文字入力エリア上にタッチ位置を移動させる。図10(A)は、タッチパッド21上の文字入力エリア32a〜32fの設定例を示している。そして、例えば点字で“E”を入力する場合、図11(B)に示すように、点字の規則に従ってまず左上の文字入力エリア32aに指2でタッチした後、そのままタッチ位置を右側中央の文字入力エリア32eに移動させ、ここでタッチを離す。これにより文字“E”を入力することができる。
また、文字“Y”を入力する場合、図10(C)に示すように、まず左上の文字入力エリア32aにタッチした後、そのままタッチ位置を右側中央の文字入力エリア32eに移動させ、右下の文字入力エリア32dにタッチ位置を移動させ、さらに左下の文字入力エリア32cにタッチ位置を移動させてここでタッチを離す。これにより、文字“Y”を入力することができる。ここでは、弱視者等にタッチパッド上の文字入力エリアの位置が確認しやすくなるように、タッチパッド21の文字入力エリアに相当する領域に突起部を設けたり、表面の粗さを変えるなどの構成を付与するようにしてもよい。
このように点字の規則を導入した文字入力エリアを用いることにより、点字を使用するユーザはタッチパッド21を利用して容易にパスワードの入力が可能となる。
1…表示装置、2…指、10…表示装置本体、11…表示部、12…ソフトキーボード制御部、13…文字変換部、14…特定エリア通過判定部、15…受信部、20…リモコン、21…タッチパッド、22…タッチ座標検知部、23…キー、24…キー検知部、25…送信部、30…矢印、31a〜31f…文字グループ、32a〜32f…文字入力エリア、33…shiftキー、34…キー切り換え領域、40…プログレスバー、41a,41b,41c…マーク。

Claims (14)

  1. 表示部を備えた表示装置と、該表示装置を操作するためのタッチパッドを備えた操作装置とからなる表示システムにおいて、
    前記操作装置は、前記タッチパッドに対する操作に応じた操作情報を送信する送信手段を有し、
    前記表示装置は、前記操作装置から送信された操作情報を受信する受信手段と、該受信手段が受信した操作情報に応じた制御を行う制御部とを有し、
    予め前記タッチパッド上に複数の所定領域が設定され、
    該制御部は、予め定めたソフトキーボードを前記表示部に表示させ、
    前記タッチパッドの前記所定領域におけるタッチ操作によって、前記予め定めたソフトキーボードの複数のキーをグループ化したキーグループのうち特定のキーに対する所定の入力操作が行われたものと判断することを特徴とする表示システム。
  2. 請求項1に記載の表示システムにおいて、
    前記所定の入力操作が行われたものと判断するキーは、前記複数の所定領域のうち、特定の所定領域から他の所定領域までタッチ位置が移動したときの最初と最後の所定領域に応じて、もしくは特定の所定領域に対するタップ操作に応じて切り換わることを特徴とする表示システム。
  3. 請求項1に記載の表示システムにおいて、
    前記所定の入力操作は、前記複数の所定領域のうち、特定の所定領域から他の所定領域までタッチ位置が移動したときの最初と最後の所定領域に応じて、もしくは特定の所定領域に対するタップ操作に応じて定められることを特徴とする表示システム。
  4. 表示部を備えた表示装置と、該表示装置を操作するためのタッチパッドを備えた操作装置とからなる表示システムにおいて、
    前記操作装置は、前記タッチパッドに対する操作に応じた操作情報を送信する送信手段を有し、
    前記表示装置は、前記操作装置から送信された操作情報を受信する受信手段と、該受信手段が受信した操作情報に応じた制御を行う制御部とを有し、
    予め前記タッチパッド上に複数の所定領域が設定され、
    前記制御部は、前記タッチパッドの前記所定領域におけるタッチ操作に応じて、予め定めたソフトキーボードの特定のキーに対する所定の入力操作が行われたものと判断し、
    記制御部は、前記予め定めたソフトキーボードを前記表示部に表示させ、
    前記ソフトキーボードは、複数のキーをグループ化したキーグループを複数有し、各前記キーグループの表示位置は、最初にタッチ操作を行う前記所定領域の位置に対応し、各前記キーグループが有する複数のキーの少なくとも一部は、それぞれタッチ操作を行う方向が示されていることを特徴とする表示システム。
  5. 表示部を備えた表示装置と、該表示装置を操作するためのタッチパッドを備えた操作装置とからなる表示システムにおいて、
    前記操作装置は、前記タッチパッドに対する操作に応じた操作情報を送信する送信手段を有し、
    前記表示装置は、前記操作装置から送信された操作情報を受信する受信手段と、該受信手段が受信した操作情報に応じた制御を行う制御部とを有し、
    予め前記タッチパッド上に複数の所定領域が設定され、
    前記制御部は、前記タッチパッドの前記所定領域におけるタッチ操作に応じて、予め定めたソフトキーボードの特定のキーに対する所定の入力操作が行われたものと判断し、
    記制御部は、特定の前記所定領域から他の特定の所定領域へのタッチ操作に対して、前記ソフトキーボードの2種類のキーを予め割り当てておき、
    前記タッチパッドに対するタッチ位置が、特定の所定領域から他の所定領域まで移動してタッチ操作が終了したときと、前記特定の所定領域から他の所定領域まで移動した後、連続して予め定めたキー切り換え用領域まで移動して終了したときとで、入力操作が行われたもの判断するキーを切り換えることを特徴とする表示システム。
  6. 表示部を備えた表示装置と、該表示装置を操作するためのタッチパッドを備えた操作装置とからなる表示システムにおいて、
    前記操作装置は、前記タッチパッドに対する操作に応じた操作情報を送信する送信手段を有し、
    前記表示装置は、前記操作装置から送信された操作情報を受信する受信手段と、該受信手段が受信した操作情報に応じた制御を行う制御部とを有し、
    予め前記タッチパッド上に複数の所定領域が設定され、
    前記制御部は、前記タッチパッドの前記所定領域におけるタッチ操作に応じて、予め定めたソフトキーボードの特定のキーに対する所定の入力操作が行われたものと判断し、
    記制御部は、特定の前記所定領域へのタッチ操作に対して、前記ソフトキーボードの2種類のキーを予め割り当てておき、
    前記タッチパッドに対するタッチ操作が、特定の所定領域をタップすることで終了したときと、タッチ位置が前記特定の所定領域から予め定めたキー切り換え用領域まで移動して終了したときとで、入力操作が行われたもの判断するキーを切り換えることを特徴とする表示システム。
  7. 表示部を備えた表示装置と、該表示装置を操作するためのタッチパッドを備えた操作装置とからなる表示システムにおいて、
    前記操作装置は、前記タッチパッドに対する操作に応じた操作情報を送信する送信手段を有し、
    前記表示装置は、前記操作装置から送信された操作情報を受信する受信手段と、該受信手段が受信した操作情報に応じた制御を行う制御部とを有し、
    予め前記タッチパッド上に複数の所定領域が設定され、
    前記制御部は、前記タッチパッドの前記所定領域におけるタッチ操作に応じて、予め定めたソフトキーボードの特定のキーに対する所定の入力操作が行われたものと判断し、
    記制御部は、前記タッチパッドの所定領域以外の領域で、所定のジェスチャ操作が行われたときに、すでに行われた入力操作を無効とすることを特徴とする表示システム。
  8. 請求項1〜のいずれか1に記載の表示システムにおいて、
    前記制御部は、前記所定領域に対するタッチ操作の進捗を示すプログレスバーを前記表示部に表示することを特徴とする表示システム。
  9. 請求項1に記載の表示システムにおいて、
    前記制御部は、前記所定領域に対するタッチ操作の順序を点字入力の規則に対応させて、前記所定の入力操作を判断することを特徴とする表示システム。
  10. 表示部を備えた表示装置を制御する制御方法であって、
    前記表示装置を操作するためのタッチパッドを備えた操作装置から前記タッチパッドに対する操作に応じた操作情報を受信し、前記操作情報に応じた制御を行う前記表示装置を制御する制御方法であり、
    予め前記タッチパッド上に複数の所定領域が設定され、
    予め定めたソフトキーボードを前記表示部に表示させるステップと、
    前記タッチパッドの前記所定領域におけるタッチ操作によって、前記予め定めたソフトキーボードの複数のキーをグループ化したキーグループのうち特定のキーに対する所定の入力操作が行われたものと判断するステップとを含むことを特徴とする制御方法。
  11. 表示部を備えた表示装置を制御する制御方法であって、
    前記表示装置を操作するためのタッチパッドを備えた操作装置から前記タッチパッドに対する操作に応じた操作情報を受信し、前記操作情報に応じた制御を行う前記表示装置を制御する制御方法であり、
    予め前記タッチパッド上に複数の所定領域が設定され、
    前記タッチパッドの前記所定領域におけるタッチ操作に応じて、予め定めたソフトキーボードの特定のキーに対する所定の入力操作が行われたものと判断するステップと、
    前記予め定めたソフトキーボードを前記表示部に表示させるステップと、
    前記ソフトキーボードは、複数のキーをグループ化したキーグループを複数有し、各前記キーグループの表示位置は、最初にタッチ操作を行う前記所定領域の位置に対応し、各前記キーグループが有する複数のキーの少なくとも一部は、それぞれタッチ操作を行う方向を示すステップとを含むことを特徴とする制御方法。
  12. 表示部を備えた表示装置を制御する制御方法であって、
    前記表示装置を操作するためのタッチパッドを備えた操作装置から前記タッチパッドに対する操作に応じた操作情報を受信し、前記操作情報に応じた制御を行う前記表示装置を制御する制御方法であり、
    予め前記タッチパッド上に複数の所定領域が設定され、
    前記タッチパッドの前記所定領域におけるタッチ操作に応じて、予め定めたソフトキーボードの特定のキーに対する所定の入力操作が行われたものと判断するステップと、
    特定の前記所定領域から他の特定の所定領域へのタッチ操作に対して、前記ソフトキーボードの2種類のキーを予め割り当てておき、
    前記タッチパッドに対するタッチ位置が、特定の所定領域から他の所定領域まで移動してタッチ操作が終了したときと、前記特定の所定領域から他の所定領域まで移動した後、連続して予め定めたキー切り換え用領域まで移動して終了したときとで、入力操作が行われたものと判断するキーを切り換えるステップとを含むことを特徴とする制御方法。
  13. 表示部を備えた表示装置を制御する制御方法であって、
    前記表示装置を操作するためのタッチパッドを備えた操作装置から前記タッチパッドに対する操作に応じた操作情報を受信し、前記操作情報に応じた制御を行う前記表示装置を制御する制御方法であり、
    予め前記タッチパッド上に複数の所定領域が設定され、
    前記タッチパッドの前記所定領域におけるタッチ操作に応じて、予め定めたソフトキーボードの特定のキーに対する所定の入力操作が行われたものと判断するステップと、
    特定の前記所定領域へのタッチ操作に対して、前記ソフトキーボードの2種類のキーを予め割り当てておき、
    前記タッチパッドに対するタッチ操作が、特定の所定領域をタップすることで終了したときと、タッチ位置が前記特定の所定領域から予め定めたキー切り換え用領域まで移動して終了したときとで、入力操作が行われたものと判断するキーを切り換えるステップとを含むことを特徴とする制御方法。
  14. 表示部を備えた表示装置を制御する制御方法であって、
    前記表示装置を操作するためのタッチパッドを備えた操作装置から前記タッチパッドに対する操作に応じた操作情報を受信し、前記操作情報に応じた制御を行う前記表示装置を制御する制御方法であり、
    予め前記タッチパッド上に複数の所定領域が設定され、
    前記タッチパッドの前記所定領域におけるタッチ操作に応じて、予め定めたソフトキーボードの特定のキーに対する所定の入力操作が行われたものと判断するステップと、
    前記タッチパッドの所定領域以外の領域で、所定のジェスチャ操作が行われたときに、すでに行われた入力操作を無効とするステップとを含むことを特徴とする制御方法。
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