JPH09303941A - 冷蔵庫 - Google Patents
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- JPH09303941A JPH09303941A JP12297796A JP12297796A JPH09303941A JP H09303941 A JPH09303941 A JP H09303941A JP 12297796 A JP12297796 A JP 12297796A JP 12297796 A JP12297796 A JP 12297796A JP H09303941 A JPH09303941 A JP H09303941A
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2400/00—General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
- F25D2400/28—Quick cooling
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、強制通風方式の冷蔵庫内に室内空
気循環用の送風機を設けた冷蔵庫において、室内温度の
平均下による食品保存品質の安定化と脱臭作用の促進及
び急速冷却機能を同時に実現させることを目的とする。 【解決手段】 空気循環用送風機２７を通常時は圧縮機
２２の停止時に一定時間運転させ、急冷ボタン３５がＯ
Ｎの時は圧縮機２２は強制運転され、冷気吸入口（１）
２９から冷気を取り込んで一定時間運転させる。
気循環用の送風機を設けた冷蔵庫において、室内温度の
平均下による食品保存品質の安定化と脱臭作用の促進及
び急速冷却機能を同時に実現させることを目的とする。 【解決手段】 空気循環用送風機２７を通常時は圧縮機
２２の停止時に一定時間運転させ、急冷ボタン３５がＯ
Ｎの時は圧縮機２２は強制運転され、冷気吸入口（１）
２９から冷気を取り込んで一定時間運転させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、強制通風方式で、
さらには庫内の脱臭機能を備えた冷蔵庫に関する。
さらには庫内の脱臭機能を備えた冷蔵庫に関する。
【０００２】
【従来の技術】強制通風方式の冷蔵庫にあって、冷却用
の送風機以外に空気循環用の送風機を庫内に設けた例に
ついて例えば特開平７−３５４６６号公報にその一例が
示されている。以下、図３を参照しながら説明を行な
う。
の送風機以外に空気循環用の送風機を庫内に設けた例に
ついて例えば特開平７−３５４６６号公報にその一例が
示されている。以下、図３を参照しながら説明を行な
う。
【０００３】１は断熱材２によって構成された冷蔵庫本
体で、区画壁３により上方に冷凍室４、下部に冷蔵室５
が区画形成されている。
体で、区画壁３により上方に冷凍室４、下部に冷蔵室５
が区画形成されている。
【０００４】６は冷凍サイクルの冷却器、７は前記冷却
器６で冷却された冷気を前記冷凍室４、前記冷蔵室５に
強制通風させるための送風機であり、通常冷凍サイクル
の圧縮機（図示せず）と同期して運転するよう構成され
ている。
器６で冷却された冷気を前記冷凍室４、前記冷蔵室５に
強制通風させるための送風機であり、通常冷凍サイクル
の圧縮機（図示せず）と同期して運転するよう構成され
ている。
【０００５】また、８は前記冷却器６の下方に備えられ
て加熱除霜作用を行うガラス管型の除霜ヒーターであ
り、ガラス管表面には吸着型熱分解触媒層が塗布されて
いる。
て加熱除霜作用を行うガラス管型の除霜ヒーターであ
り、ガラス管表面には吸着型熱分解触媒層が塗布されて
いる。
【０００６】９は前記冷却器６内で冷却された冷気を送
風機７によって冷蔵室５に通風させるための冷気吐出ダ
クトである。１０は前記冷蔵室５内に設けた空気循環ダ
クトであり、その最上方に空気循環用送風機１１を備
え、さらには前記空気循環用送風機１１の風上側に酸化
マンガン等を主成分としたハニカム状の最温活性触媒１
２を備えている。またここで、前記空気循環用送風機１
１は圧縮機及び送風機７の停止時に運転するよう構成さ
れている。
風機７によって冷蔵室５に通風させるための冷気吐出ダ
クトである。１０は前記冷蔵室５内に設けた空気循環ダ
クトであり、その最上方に空気循環用送風機１１を備
え、さらには前記空気循環用送風機１１の風上側に酸化
マンガン等を主成分としたハニカム状の最温活性触媒１
２を備えている。またここで、前記空気循環用送風機１
１は圧縮機及び送風機７の停止時に運転するよう構成さ
れている。
【０００７】以上のように構成された冷蔵庫についてそ
の動作を説明する。圧縮機及び送風機７が運転中は空気
循環用送風機１１には通電されず、冷凍室４、冷蔵室５
が所定の温度に冷却される。
の動作を説明する。圧縮機及び送風機７が運転中は空気
循環用送風機１１には通電されず、冷凍室４、冷蔵室５
が所定の温度に冷却される。
【０００８】そして、この間除霜ヒーター８の吸着型熱
分解触媒層には室内の臭気成分が吸着される。その後圧
縮機の運転時間が所定時間積算されると除霜ヒーター８
に通電され、冷却器６の除霜作用を行なうとともに吸着
型熱分解触媒層が加熱されて、吸着した臭気成分が加熱
処理される。このようにして脱臭作用が行われる。一方
圧縮機及び送風機７が停止中は除霜ヒーター８への冷気
循環がなくなるため前記脱臭効果が発揮できなくなる
が、冷蔵室内の空気循環用送風機１１が運転されるた
め、室内の臭気成分が強制的に空気循環ダクト内の低温
活性触媒１２に循環吸着し、低温で酸化分解されて脱臭
作用を行われる。
分解触媒層には室内の臭気成分が吸着される。その後圧
縮機の運転時間が所定時間積算されると除霜ヒーター８
に通電され、冷却器６の除霜作用を行なうとともに吸着
型熱分解触媒層が加熱されて、吸着した臭気成分が加熱
処理される。このようにして脱臭作用が行われる。一方
圧縮機及び送風機７が停止中は除霜ヒーター８への冷気
循環がなくなるため前記脱臭効果が発揮できなくなる
が、冷蔵室内の空気循環用送風機１１が運転されるた
め、室内の臭気成分が強制的に空気循環ダクト内の低温
活性触媒１２に循環吸着し、低温で酸化分解されて脱臭
作用を行われる。
【０００９】このように圧縮機、送風機７の運転、停止
にかかわらず脱臭作用を行なうため、外気温度の変化な
どの条件変動に対しても安定して脱臭作用が発揮できる
ものである。
にかかわらず脱臭作用を行なうため、外気温度の変化な
どの条件変動に対しても安定して脱臭作用が発揮できる
ものである。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では、冷却用の送風機とは別に空気循環ダクト及び
空気循環用送風機を設けて、その循環風路中に脱臭手段
を備えることによって脱臭効果を高めることは示されて
いるが、空気循環ダクト及び空気循環用送風機を設ける
他の目的については言及されていなかった。
構成では、冷却用の送風機とは別に空気循環ダクト及び
空気循環用送風機を設けて、その循環風路中に脱臭手段
を備えることによって脱臭効果を高めることは示されて
いるが、空気循環ダクト及び空気循環用送風機を設ける
他の目的については言及されていなかった。
【００１１】本発明は、空気循環ダクト及び空気循環用
送風機の適用効果を高めることを目的とする。
送風機の適用効果を高めることを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の冷蔵庫は、前記冷蔵室内の中央部に、上下方
向に設けた空気循環ダクトと、前記空気循環ダクト内の
一部に備えた脱臭手段と、最下段に備えた空気循環用送
風機と前記空気循環用送風機に対面する冷蔵室の最下段
に構成した急冷ゾーンと、前記急冷ゾーンに開口した空
気吐出口と、前記冷蔵室の上方の各段に設けた空気吸入
口と、所定の間隔をおいて奥両端部に上下方向に設けら
れ、前記送風機からの冷気を吐出する冷気吐出ダクト
と、前記空気循環用送風機横に設けた前記冷却機で冷却
した冷気を冷気吐出ダクトから取り込む冷気吸入口を設
けるものである。
に本発明の冷蔵庫は、前記冷蔵室内の中央部に、上下方
向に設けた空気循環ダクトと、前記空気循環ダクト内の
一部に備えた脱臭手段と、最下段に備えた空気循環用送
風機と前記空気循環用送風機に対面する冷蔵室の最下段
に構成した急冷ゾーンと、前記急冷ゾーンに開口した空
気吐出口と、前記冷蔵室の上方の各段に設けた空気吸入
口と、所定の間隔をおいて奥両端部に上下方向に設けら
れ、前記送風機からの冷気を吐出する冷気吐出ダクト
と、前記空気循環用送風機横に設けた前記冷却機で冷却
した冷気を冷気吐出ダクトから取り込む冷気吸入口を設
けるものである。
【００１３】また、冷気吸入口が冷蔵室上方に設けられ
急冷以外のときは、空気循環用送風機が逆回転し、冷蔵
室の各棚に設けた空気吸入口から空気を吐出することを
特徴とするものである。
急冷以外のときは、空気循環用送風機が逆回転し、冷蔵
室の各棚に設けた空気吸入口から空気を吐出することを
特徴とするものである。
【００１４】これにより、従来の脱臭作用に加え、急冷
効果、温度分布向上効果が得られる。
効果、温度分布向上効果が得られる。
【００１５】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、断熱材で構成した本体および扉と、前記本体内に形
成した冷凍室、冷蔵室と、圧縮機、凝縮器、冷却器等よ
りなる冷凍サイクルと、前記冷却器で冷却した冷気を前
記冷凍室及び冷蔵室に強制通風させる送風機と、前記冷
蔵室内の奥中央部に上下方向に設けた空気循環ダクト
と、前記空気循環ダクト内の一部に設けた脱臭手段と、
最下部に設けた空気循環用送風機と、前記空気循環用送
風機に体面する冷蔵室の最下段に構成した急冷ゾーン
と、前記急冷ゾーンに開口した空気吐出口と、前記冷蔵
室の上方の各段に設けた空気吸入口と、所定の間隔をお
いて奥両端部に上下方向に設けられ前記送風機からの冷
気を吐出する冷気吐出ダクトと、前記空気循環用送風機
の吸い込み側周辺に設けた前記冷却機で冷却した冷気を
冷気吐出ダクトから取り込む冷気吸入口とよりなる冷蔵
庫としたものであり、空気循環用送風機の吸い込み側周
辺に設けた冷気吸込口から温度の低い冷気を取り込んで
急冷ゾーンに空気を吐出することにより急速に冷却が促
進される作用を有する。
は、断熱材で構成した本体および扉と、前記本体内に形
成した冷凍室、冷蔵室と、圧縮機、凝縮器、冷却器等よ
りなる冷凍サイクルと、前記冷却器で冷却した冷気を前
記冷凍室及び冷蔵室に強制通風させる送風機と、前記冷
蔵室内の奥中央部に上下方向に設けた空気循環ダクト
と、前記空気循環ダクト内の一部に設けた脱臭手段と、
最下部に設けた空気循環用送風機と、前記空気循環用送
風機に体面する冷蔵室の最下段に構成した急冷ゾーン
と、前記急冷ゾーンに開口した空気吐出口と、前記冷蔵
室の上方の各段に設けた空気吸入口と、所定の間隔をお
いて奥両端部に上下方向に設けられ前記送風機からの冷
気を吐出する冷気吐出ダクトと、前記空気循環用送風機
の吸い込み側周辺に設けた前記冷却機で冷却した冷気を
冷気吐出ダクトから取り込む冷気吸入口とよりなる冷蔵
庫としたものであり、空気循環用送風機の吸い込み側周
辺に設けた冷気吸込口から温度の低い冷気を取り込んで
急冷ゾーンに空気を吐出することにより急速に冷却が促
進される作用を有する。
【００１６】請求項２に記載の発明は、冷気吸入口が冷
蔵室上方に設けられ急冷以外のときは、空気循環用送風
機が逆回転し、冷蔵室の各棚に設けた空気吸入口から空
気を吐出することを特徴とした請求項１記載の冷蔵庫と
したものであり、急冷時には冷蔵室の上方の各段に設け
た庫内空気吸入口と空気循環用ダクト上方に設けた冷気
取り込み口から冷気を取り込み急冷ゾーンに空気を吐出
することにより急速に冷却が促進され、急冷以外の時に
は、空気循環用送風機は逆回転し、急冷ゾーンに開口し
た空気吐出口から庫内空気を取り込み、冷蔵室の上方各
段に設けた空気吸入口から空気を吐出することにより、
空気循環ダクトを通じて上下の空気が交換され冷蔵室庫
内の温度分布向上作用を有する。
蔵室上方に設けられ急冷以外のときは、空気循環用送風
機が逆回転し、冷蔵室の各棚に設けた空気吸入口から空
気を吐出することを特徴とした請求項１記載の冷蔵庫と
したものであり、急冷時には冷蔵室の上方の各段に設け
た庫内空気吸入口と空気循環用ダクト上方に設けた冷気
取り込み口から冷気を取り込み急冷ゾーンに空気を吐出
することにより急速に冷却が促進され、急冷以外の時に
は、空気循環用送風機は逆回転し、急冷ゾーンに開口し
た空気吐出口から庫内空気を取り込み、冷蔵室の上方各
段に設けた空気吸入口から空気を吐出することにより、
空気循環ダクトを通じて上下の空気が交換され冷蔵室庫
内の温度分布向上作用を有する。
【００１７】以下、本発明の実施の形態について、図１
から図２を用いて説明する。 （実施の形態１）図１は本発明の実施の形態１の正面図
を示し、図１において１３は断熱材１４によって構成さ
れた冷蔵庫本体で、区画壁１５、１６により上部に冷蔵
室１７、中部に冷蔵室１８、下部に野菜室１９が区画形
成されている。２０は冷凍サイクルの冷却器、２１は前
記冷却器２０で冷却された冷気を前記各室に強制通風さ
せるための送風機、２２は本体低部に設けた圧縮機であ
り、前記送風機２１と圧縮機２２は同期して運転するよ
う構成されている。
から図２を用いて説明する。 （実施の形態１）図１は本発明の実施の形態１の正面図
を示し、図１において１３は断熱材１４によって構成さ
れた冷蔵庫本体で、区画壁１５、１６により上部に冷蔵
室１７、中部に冷蔵室１８、下部に野菜室１９が区画形
成されている。２０は冷凍サイクルの冷却器、２１は前
記冷却器２０で冷却された冷気を前記各室に強制通風さ
せるための送風機、２２は本体低部に設けた圧縮機であ
り、前記送風機２１と圧縮機２２は同期して運転するよ
う構成されている。
【００１８】２３は前記送風機２１により強制通風され
る冷気を冷蔵室１７内に吐出するするための冷気吐出ダ
クトであり、冷蔵室内の奥面両端部近傍に上下方向に設
けられている。２４は前記冷気吐出ダクト２３に設けた
複数の冷気吐出口であり、棚２５により区画された冷蔵
室１７内の複数の段にそれぞれ対応するように開口され
ている。
る冷気を冷蔵室１７内に吐出するするための冷気吐出ダ
クトであり、冷蔵室内の奥面両端部近傍に上下方向に設
けられている。２４は前記冷気吐出ダクト２３に設けた
複数の冷気吐出口であり、棚２５により区画された冷蔵
室１７内の複数の段にそれぞれ対応するように開口され
ている。
【００１９】２６は冷蔵室内の奥面中央部に、上下方向
に設けた空気循環ダクトであり、前記冷気吐出ダクト２
３とは所定の間隔をおいて配置されている。２７は前記
空気循環ダクト内の最下部に備えた空気循環用送風機で
あり、上方の各段に対応するよう前記空気循環ダクト２
６に開口した複数の空気吸入口２８からは前記冷蔵室１
７内の空気を、前記空気循環用送風機２７の吸い込み側
周辺に設けた前記冷却機２０で冷却した冷気を急冷時の
み取り込むよう抵抗をつけた冷気吐出ダクト２３から取
り込む冷気吸入口（１）２９からは冷気を吸入し、前面
に開口した空気吐出口３０より吐出するように構成され
ている。
に設けた空気循環ダクトであり、前記冷気吐出ダクト２
３とは所定の間隔をおいて配置されている。２７は前記
空気循環ダクト内の最下部に備えた空気循環用送風機で
あり、上方の各段に対応するよう前記空気循環ダクト２
６に開口した複数の空気吸入口２８からは前記冷蔵室１
７内の空気を、前記空気循環用送風機２７の吸い込み側
周辺に設けた前記冷却機２０で冷却した冷気を急冷時の
み取り込むよう抵抗をつけた冷気吐出ダクト２３から取
り込む冷気吸入口（１）２９からは冷気を吸入し、前面
に開口した空気吐出口３０より吐出するように構成され
ている。
【００２０】また、３１は前記空気循環用送風機２７に
対面して冷蔵室１７の最下段に構成された急冷ゾーンで
ある。また、３２は空気循環ダクト２６内で、空気循環
用送風機２７の風上に設けた、例えば酸化マンガン等を
主成分としたハニカム状の低温活性触媒よりなる脱臭手
段である。
対面して冷蔵室１７の最下段に構成された急冷ゾーンで
ある。また、３２は空気循環ダクト２６内で、空気循環
用送風機２７の風上に設けた、例えば酸化マンガン等を
主成分としたハニカム状の低温活性触媒よりなる脱臭手
段である。
【００２１】３３は空気循環ダクト２６内に設けた室内
照明灯である。３４は前記冷蔵室１８内の一画に設けた
室内温度検知機である。３５は前記空気循環用送風機２
７を強制的に回転させる急冷ボタンである。３６は冷蔵
室１７に吐出する冷気量を調整するダンパー装置であ
る。
照明灯である。３４は前記冷蔵室１８内の一画に設けた
室内温度検知機である。３５は前記空気循環用送風機２
７を強制的に回転させる急冷ボタンである。３６は冷蔵
室１７に吐出する冷気量を調整するダンパー装置であ
る。
【００２２】このような構成において、圧縮機２２の運
転中は同時に送風機２１も運転され、冷却器２０で冷却
された冷気が、冷気吐出ダクト２３を介して冷気吐出口
２４より冷蔵室１７内に吐出され、冷蔵室１７は所定の
温度に冷却される。
転中は同時に送風機２１も運転され、冷却器２０で冷却
された冷気が、冷気吐出ダクト２３を介して冷気吐出口
２４より冷蔵室１７内に吐出され、冷蔵室１７は所定の
温度に冷却される。
【００２３】一方圧縮機２２の停止時は空気循環用送風
機２７が運転され、冷蔵室１７の最下段を除く各段に設
けた空気吸入口２８より室内空気を吸入して、空気循環
ダクト２６内を下方へ通風し、脱臭手段３２を介して最
下段に開口した空気吐出口３０より急冷ゾーン３１に集
中して吐出するという循環作用をくり返す。
機２７が運転され、冷蔵室１７の最下段を除く各段に設
けた空気吸入口２８より室内空気を吸入して、空気循環
ダクト２６内を下方へ通風し、脱臭手段３２を介して最
下段に開口した空気吐出口３０より急冷ゾーン３１に集
中して吐出するという循環作用をくり返す。
【００２４】このため脱臭手段３２への吸着効率が高ま
り、低温脱臭触媒の酸化分解作用によって脱臭促進され
るとともに直面する急冷ゾーン３１内に少ない抵抗で室
内空気を吐出し、任意の位置に収納した食品を広範囲に
冷却促進する。
り、低温脱臭触媒の酸化分解作用によって脱臭促進され
るとともに直面する急冷ゾーン３１内に少ない抵抗で室
内空気を吐出し、任意の位置に収納した食品を広範囲に
冷却促進する。
【００２５】一方、急冷ボタン３５が押されたときは、
運転状態に関係なく、圧縮機２２と送風機２１と空気循
環用送風機２７が強制運転され、ダンパー装置３６も強
制開状態になることにより、冷気吸入口（１）２９から
低温の冷気を取り込むことができ、いっそう冷却促進す
る。
運転状態に関係なく、圧縮機２２と送風機２１と空気循
環用送風機２７が強制運転され、ダンパー装置３６も強
制開状態になることにより、冷気吸入口（１）２９から
低温の冷気を取り込むことができ、いっそう冷却促進す
る。
【００２６】このとき送り込まれる空気は低温ではある
が室内空気が主体となるため過冷却の心配は少ないが、
冷蔵室１７内の室温検知装置３４により一定の温度にな
れば圧縮機２２と送風機２２と空気循環用送風機２７は
停止する。
が室内空気が主体となるため過冷却の心配は少ないが、
冷蔵室１７内の室温検知装置３４により一定の温度にな
れば圧縮機２２と送風機２２と空気循環用送風機２７は
停止する。
【００２７】（実施の形態２）構成は実施の形態１と同
一であるので詳細は省略する。図２は、本発明の実施の
形態２の正面図を示し、３７は循環ダクト上方に設けた
冷気吸入口（２）である。
一であるので詳細は省略する。図２は、本発明の実施の
形態２の正面図を示し、３７は循環ダクト上方に設けた
冷気吸入口（２）である。
【００２８】このような構成において、圧縮機２２の運
転中は同時に送風機２１も運転され、冷却器２０で冷却
された冷気が、冷気吐出ダクト２３を介して冷気吐出口
２４より冷蔵室１７内に吐出され、冷蔵室１７は所定の
温度に冷却される。
転中は同時に送風機２１も運転され、冷却器２０で冷却
された冷気が、冷気吐出ダクト２３を介して冷気吐出口
２４より冷蔵室１７内に吐出され、冷蔵室１７は所定の
温度に冷却される。
【００２９】一方圧縮機２２の停止時は空気循環用送風
機２７が運転され、最下段開口した空気吐出口２８より
室内空気を吸入して、空気循環ダクト２６内を上方へ通
風し、脱臭手段３１を介して最下段を除く各段に設けた
空気吸入口２８と冷気吸入口（２）３７より冷気吐出ダ
クト２３を通風し複数の冷気吐出口２４から最下段を除
く各段に循環作用をくり返す。
機２７が運転され、最下段開口した空気吐出口２８より
室内空気を吸入して、空気循環ダクト２６内を上方へ通
風し、脱臭手段３１を介して最下段を除く各段に設けた
空気吸入口２８と冷気吸入口（２）３７より冷気吐出ダ
クト２３を通風し複数の冷気吐出口２４から最下段を除
く各段に循環作用をくり返す。
【００３０】このため脱臭手段３２への吸着効率が高ま
り、低温脱臭触媒の酸化分解作用によって脱臭促進され
るとともに最下段を除く各段へ室内空気を吐出し、任意
の位置に収納した食品を広範囲に冷却促進する。
り、低温脱臭触媒の酸化分解作用によって脱臭促進され
るとともに最下段を除く各段へ室内空気を吐出し、任意
の位置に収納した食品を広範囲に冷却促進する。
【００３１】一方、急冷ボタン３５が押されたときは、
運転状態に関係なく、圧縮機２２と送風機２１が強制運
転され、ダンパー装置３６も強制開状態になり、空気循
環用送風機２７が逆回転し、冷気吸入口（２）３７から
低温の冷気を取り込み、最下段を除く各段に設けた空気
吸入口２８より室内空気を取り込み空気循環ダクト２６
を下方へ通風し脱臭手段３２を介して最下段に開口した
空気吐出口３０より急冷ゾーン３１に集中して吐出す
る。
運転状態に関係なく、圧縮機２２と送風機２１が強制運
転され、ダンパー装置３６も強制開状態になり、空気循
環用送風機２７が逆回転し、冷気吸入口（２）３７から
低温の冷気を取り込み、最下段を除く各段に設けた空気
吸入口２８より室内空気を取り込み空気循環ダクト２６
を下方へ通風し脱臭手段３２を介して最下段に開口した
空気吐出口３０より急冷ゾーン３１に集中して吐出す
る。
【００３２】このとき送り込まれる空気は低温ではある
が室内空気が主体となるため過冷却の心配は少ないが、
冷蔵室１７内の室温検知装置３４により一定の温度にな
れば圧縮機２２と送風機２２と空気循環用送風機２７は
停止する。
が室内空気が主体となるため過冷却の心配は少ないが、
冷蔵室１７内の室温検知装置３４により一定の温度にな
れば圧縮機２２と送風機２２と空気循環用送風機２７は
停止する。
【００３３】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、通常運転
時には、冷蔵室内空気を循環することにより冷蔵庫内の
温度分布が平均化され食品の保存品質を安定維持でき、
急冷時には空気循環用送風機周辺に設けた吸入口より低
温冷気を取り込むことができ、急冷ゾーン内の食品を急
速に冷気できるという有利な効果が得られる。
時には、冷蔵室内空気を循環することにより冷蔵庫内の
温度分布が平均化され食品の保存品質を安定維持でき、
急冷時には空気循環用送風機周辺に設けた吸入口より低
温冷気を取り込むことができ、急冷ゾーン内の食品を急
速に冷気できるという有利な効果が得られる。
【００３４】また、冷気吐出ダクトの上方に冷気吸入口
を設けることにより、通常運転時には、循環ダクトの空
気吐出口に加え、冷気吐出口からも空気を吐出でき一層
冷蔵庫内の温度分布が平均化されるという有利な効果が
得られる。
を設けることにより、通常運転時には、循環ダクトの空
気吐出口に加え、冷気吐出口からも空気を吐出でき一層
冷蔵庫内の温度分布が平均化されるという有利な効果が
得られる。
【図１】本発明の第一の実施例を示す冷蔵庫の正面図
【図２】本発明の第二の実施例を示す冷蔵庫の正面図
【図３】従来の冷蔵庫の縦断面図
１３ 冷蔵庫本体 １４ 断熱材 １７ 冷蔵室 １８ 冷凍室 ２０ 冷却器 ２１ 送風機 ２２ 圧縮機 ２３ 冷気吐出ダクト ２４ 冷気吐出口 ２６ 空気循環ダクト ２７ 空気循環用送風機 ２８ 空気吸入口 ２９ 冷気吸入口（１） ３０ 空気吐出口 ３１ 急冷ゾーン ３２ 脱臭手段 ３４ 室内温度検知器 ３５ 急冷ボタン ３６ ダンパー装置 ３７ 冷気吸入口（２）
Claims (2)
- 【請求項１】 断熱材で構成した本体および扉と、前記
本体内に形成した冷凍室、冷蔵室と、圧縮機、凝縮器、
冷却器等よりなる冷凍サイクルと、前記冷却器で冷却し
た冷気を前記冷凍室及び冷蔵室に強制通風させる送風機
と、前記冷蔵室内の奥中央部に上下方向に設けた空気循
環ダクトと、前記空気循環ダクト内の一部に設けた脱臭
手段と、最下部に設けた空気循環用送風機と、前記空気
循環用送風機に対面する冷蔵室の最下段に構成した急冷
ゾーンと、前記急冷ゾーンに開口した空気吐出高と、前
記冷蔵室の上方の各段に設けた空気吸入口と、所定の間
隔をおいて奥両端部に上下方向に設けられ前記送風機か
らの冷気を吐出する冷気吐出ダクトと、前記空気循環用
送風機の吸い込み側周辺に設けた前記冷却機で冷却した
冷気を冷気吐出ダクトから取り込む冷気吸入口とよりな
る冷蔵庫。 - 【請求項２】 冷気吸入口が冷蔵室上方に設けられ急冷
以外のときは、空気循環用送風機が逆回転し、冷蔵室の
各棚に設けた空気吸入口から空気を吐出することを特徴
とした請求項１記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12297796A JPH09303941A (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12297796A JPH09303941A (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09303941A true JPH09303941A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14849268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12297796A Pending JPH09303941A (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09303941A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001050635A (ja) * | 1999-08-06 | 2001-02-23 | Mitsubishi Electric Corp | 冷凍冷蔵庫、冷蔵庫の冷気循環方法 |
| JP2006138630A (ja) * | 2006-02-13 | 2006-06-01 | Mitsubishi Electric Corp | 冷凍冷蔵庫、冷蔵庫の冷気循環方法 |
| JP2010230214A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Haier Sanyo Electric Co Ltd | 冷蔵庫 |
| JP2010230215A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Haier Sanyo Electric Co Ltd | 冷蔵庫 |
| US10563899B2 (en) | 2016-09-19 | 2020-02-18 | Midea Group Co., Ltd. | Refrigerator with targeted cooling zone |
| US10627150B2 (en) | 2016-09-19 | 2020-04-21 | Midea Group Co., Ltd. | Refrigerator with targeted cooling zone |
-
1996
- 1996-05-17 JP JP12297796A patent/JPH09303941A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001050635A (ja) * | 1999-08-06 | 2001-02-23 | Mitsubishi Electric Corp | 冷凍冷蔵庫、冷蔵庫の冷気循環方法 |
| JP2006138630A (ja) * | 2006-02-13 | 2006-06-01 | Mitsubishi Electric Corp | 冷凍冷蔵庫、冷蔵庫の冷気循環方法 |
| JP2010230214A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Haier Sanyo Electric Co Ltd | 冷蔵庫 |
| JP2010230215A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Haier Sanyo Electric Co Ltd | 冷蔵庫 |
| US10563899B2 (en) | 2016-09-19 | 2020-02-18 | Midea Group Co., Ltd. | Refrigerator with targeted cooling zone |
| US10627150B2 (en) | 2016-09-19 | 2020-04-21 | Midea Group Co., Ltd. | Refrigerator with targeted cooling zone |
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