JPH09299639A - 縫製装置の布送り装置 - Google Patents

縫製装置の布送り装置

Info

Publication number
JPH09299639A
JPH09299639A JP8140928A JP14092896A JPH09299639A JP H09299639 A JPH09299639 A JP H09299639A JP 8140928 A JP8140928 A JP 8140928A JP 14092896 A JP14092896 A JP 14092896A JP H09299639 A JPH09299639 A JP H09299639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cloth
carriage
sewing
drive
bed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8140928A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3448156B2 (ja
Inventor
Koji Hayashi
浩二 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP14092896A priority Critical patent/JP3448156B2/ja
Priority to DE19719157A priority patent/DE19719157A1/de
Priority to US08/853,951 priority patent/US5887536A/en
Publication of JPH09299639A publication Critical patent/JPH09299639A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3448156B2 publication Critical patent/JP3448156B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05CEMBROIDERING; TUFTING
    • D05C9/00Appliances for holding or feeding the base fabric in embroidering machines
    • D05C9/02Appliances for holding or feeding the base fabric in embroidering machines in machines with vertical needles
    • D05C9/04Work holders, e.g. frames
    • D05C9/06Feeding arrangements therefor, e.g. influenced by patterns, operated by pantographs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工布を保持する布保持部材や複数の布保持
枠を支持する可動部材を、シリンダベッド内に組み込ん
だ簡単な駆動力伝達機構で一体的にY方向へ送り駆動し
得るような縫製装置の布送り装置を提供する。 【解決手段】 この縫製装置の布送り装置は、シリンダ
ベッド10〜12を備えた縫製装置における、縫製対象
の加工布を保持する布保持枠17をシリンダベッド10
〜12と平行な第1方向とこの第1方向と直交する第2
方向へ夫々独立に送る布送り装置において、シリンダベ
ッド10〜12の内部に、布保持枠17を第1方向へ駆
動する駆動力伝達機構を組み込んだものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリンダベッドを
備えた縫製装置の布送り装置に関し、特に加工布を保持
する布保持部材又は複数の布保持枠を支持する可動部材
をシリンダベッドと平行な第1方向へ補助的に駆動する
駆動力伝達機構をシリンダベッド内に組み込むようにし
たものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パターン縫いや刺繍縫製に適用さ
れる工業用の縫製装置の布送り装置として、例えば、特
公平1─45394号公報には、Y方向(前後方向)に
延びる案内レールを有するY方向送り機構を左右両側に
夫々設け、これらY方向送り機構の支持部材に亙ってX
方向(左右方向)向きの移動フレームが架設固定され、
これら1対の支持部材を第1のモータで駆動される駆動
軸を介して同期させてY方向に移動させることで、移動
フレームをY方向に送り駆動する一方、移動フレームに
X方向向きのラックを連結するとともに、シリンダ状の
ベッド部を避けるように配設したY方向に延びるスプラ
イン軸にY方向移動可能に係合するピニオンとそのラッ
クとを噛合し、1対のY方向送り機構の間に設けられた
第2のモータでピニオンを駆動することで、移動フレー
ムにX方向移動自在に支持したキャリッジをX方向とY
方向へ独立に送るようにし、キャリッジに支持したパレ
ットに保持される加工布に各種のパターン縫目を形成す
るようにした縫製装置の送り装置が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記特公平1─453
94号公報に記載の縫製装置の送り装置においては、キ
ャリッジを支持する移動フレームの左右両端部を、第1
のモータで駆動される左右1対のY方向送り機構を介し
てY方向に送り駆動する一方、第2のモータで駆動され
るスプライン軸とラック及びピニオンを介してX方向に
送り駆動するようにして、移動フレームの軽量化を図る
ようになっているが、パターン縫いの縫い領域が大型化
するのに伴って、移動フレームのX方向長さが長くなっ
てキャリッジの重量が増加し、しかも高速で縫製運転す
るような場合には、移動フレームを高速でY方向に移動
するときに、キャリッジを支持する移動フレームは、そ
の中央部において、両端部に対して移動遅れが生じ、移
動フレームがY方向に湾曲するという問題がある。
【0004】そこで、移動フレームに複数のリブを形成
したり、幅広に構成して剛性を持たせることも考えられ
るが、移動フレームが大型化するとともに、第1のモー
タが大型化し、Y方向送り機構が複雑化して、布送り装
置がコスト高になるという問題がある。一方、移動フレ
ームの略中央部をY方向に送り駆動する為に、第3のモ
ータで駆動される第3のY方向送り機構を別途設けるこ
とも考えられるが、この場合、布送り装置は、第3のY
方向送り機構を設ける分X方向に大型化するとともに複
雑化し且つコスト高になるという問題がある。本発明の
目的は、加工布を保持する布保持部材や複数の布保持枠
を支持する可動部材を、シリンダベッド内に組み込んだ
簡単な駆動力伝達機構で一体的にY方向へ送り駆動し得
るような縫製装置の布送り装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の縫製装置の布
送り装置は、シリンダベッドを備えた縫製装置におけ
る、縫製対象の加工布を保持する布保持部材をシリンダ
ベッドと平行な第1方向とこの第1方向と直交する第2
方向へ夫々独立に送る布送り装置において、シリンダベ
ッドの内部に、布保持部材を第1方向へ駆動する駆動力
伝達機構を組み込んだものである。
【0006】作用について説明すると、シリンダベッド
に配設された糸輪捕捉用釜やこれを駆動する駆動軸を避
けて、駆動力伝達機構をシリンダベッドに組み込むこと
ができ、その駆動力伝達機構により、縫製対象の加工布
を保持する布保持部材がシリンダベッドと平行な第1方
向へ駆動されるので、この布保持部材は、第2方向に長
くしかも高速で第1方向に移動される場合でも、布送り
装置でその左右両端部において第1方向に送り駆動され
るとともに、この送り駆動に同期させて、駆動力伝達機
構で、例えばその第2方向の略中央部において第1方向
に駆動される場合には、布保持部材の全体を、何れの部
位においても移動遅れを生じることなく送り量に応じて
第1方向へ確実に送り駆動することができる。
【0007】請求項2の縫製装置の布送り装置は、請求
項1の発明において、前記駆動力伝達機構は、布保持部
材に連結されるキャリッジを備え、このキャリッジを案
内する案内部材をシリンダベッド内に組み込んだもので
ある。作用について説明すると、請求項1と同様の作用
を奏するが、駆動力伝達機構は、布保持部材に連結され
るキャリッジを備え、このキャリッジを案内する案内部
材をシリンダベッド内に組み込んでいることから、布保
持部材はキャリッジを介して案内部材で案内且つ支持さ
れ、布保持部材の下方への撓みや上下動を防止すること
ができる。
【0008】請求項3の縫製装置の布送り装置は、複数
の縫製機構とこれら縫製機構に対応する複数のシリンダ
ベッドとを備えた多頭式の縫製装置における、縫製対象
の加工布を保持する複数の布保持枠を同期してシリンダ
ベッドと平行な第1方向とこの第1方向と直交する第2
方向へ夫々独立に送る布送り装置において、少なくとも
1つのシリンダベッドの内部に、複数の布保持枠が支持
される可動部材を第1方向へ駆動する駆動力伝達機構を
組み込んだものである。
【0009】作用について説明すると、複数のシリンダ
ベッドのうちの少なくとも1つのシリンダベッドの内部
に組み込まれた駆動力伝達機構により、縫製対象の加工
布を保持する複数の布保持枠を支持する可動部材がシリ
ンダベッドと平行な第1方向へ駆動されるので、この可
動部材は、第2方向に長くしかも高速で第1方向に移動
される場合でも、布送り装置でその左右両端部において
第1方向に送り駆動されるとともに、この送り駆動に同
期させて、駆動力伝達機構で、例えばその第2方向の略
中央部において第1方向に駆動される場合には、可動部
材の全体を、何れの部位においても移動遅れを生じるこ
となく送り量に応じて第1方向へ確実に送り駆動するこ
とができる。
【0010】請求項4の縫製装置の布送り装置は、請求
項3の発明において、前記駆動力伝達機構を組み込むシ
リンダベッドは、その基端側へ一体的に延長してその他
のシリンダベッドよりも長く形成されたものである。作
用について説明すると、請求項3と同様の作用を奏する
が、駆動力伝達機構を組み込むシリンダベッドは、その
基端側へ一体的に延長してその他のシリンダベッドより
も長く形成されているので、そのシリンダベッド内に駆
動力伝達機構を簡単に組み込むことができるとともに、
基端側に設けたY方向駆動の為の駆動モータからの駆動
力を簡単に受けることができる。
【0011】請求項5の縫製装置の布送り装置は、請求
項3の発明において、前記駆動力伝達機構は、可動部材
に連結されるキャリッジを備え、このキャリッジを案内
する案内部材をシリンダベッド内に組み込んだものであ
る。作用について説明すると、請求項3と同様の作用を
奏するが、駆動力伝達機構は、可動部材に連結されるキ
ャリッジを備え、このキャリッジを案内する案内部材を
シリンダベッド内に組み込んでいることから、可動部材
はキャリッジを介して案内部材で案内且つ支持され、可
動部材の下方への撓みや上下動を防止することができ
る。
【0012】請求項6の縫製装置の布送り装置は、請求
項3の発明において、複数のシリンダベッドの各々に、
縫製機構の糸輪捕捉用釜と、その糸輪捕捉用釜をミシン
モータとは独立に駆動する駆動モータとを組み込んだも
のである。作用について説明すると、請求項3と同様の
作用を奏するが、複数のシリンダベッドの各々には、そ
の前端部に縫製機構の糸輪捕捉用釜と、その糸輪捕捉用
釜をミシンモータとは独立に駆動する駆動モータとが組
み込まれているので、これら糸輪捕捉用釜と駆動モータ
よりも基端側には、駆動軸などが配設されないで、駆動
力伝達機構だけを組み込むことができ、シリンダベッド
を小型化することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面に基づいて説明する。本実施形態は、3台の刺
繍ミシンを備えた多頭式刺繍ミシンの布送り装置に本発
明を適用した場合のものである。この多頭式刺繍ミシン
Mについて説明すると、図1に示すように、左右方向に
延びるベースフレーム1の上面の後部側には、左右方向
に延びる共通の支持フレーム2が立設され、この支持フ
レーム2に3つのヘッド部4〜6が所定間隔毎に左右方
向に並設されるとともに、これらヘッド部4〜6の各々
に対応させて、独立構造のベッドユニット10〜12に
構成されたY方向に延びるシリンダ状のベッド部7〜9
の各後端部がベースフレーム1に夫々支持されている。
【0014】即ち、支持フレーム2に設けられたへッド
部4〜6と、これらへッド部4〜6に対応するベッドユ
ニット10〜12とからなる3台の多針式刺繍ミシン
(縫製機構に相当する)M1〜M3が並設されている。
これら刺繍ミシンM1〜M3のヘッド部4〜6の各々の
前端部には、左右方向に1列状に配列された12本の針
棒(図示略)を上下動可能に支持し、また12個の天秤
13を揺動可能に支持する針棒ケース14が左右方向移
動可能に夫々支持され、各針棒ケース14は、図示外の
針棒変更モータで駆動される針棒変更機構により、一斉
に左右方向に移動されて、刺繍縫いに供する刺繍糸の糸
色を同時に変更可能になっている。
【0015】また、ベースフレーム1の上側には、ベー
スプレート15が水平状に配設されるとともに、そのベ
ースプレート15の上側には、ベッドユニット10〜1
2の上面と同一高さになるように、作業用テーブル16
が水平に配設され、そのベースプレート15の左右両端
部には、3つの布保持枠17を取付けた左右方向に延び
るX可動フレーム60をY方向(第1方向に相当し、前
後方向)に移動させるY方向送り機構30が夫々設けら
れている。ところで、各刺繍ミシンM1〜M3に設けら
れ、図示外のミシンモータにより主軸を介して針棒を上
下動させる昇降駆動機構と、12本の針棒のうちの1つ
を選択的に上下駆動する為に針棒をその針上位置にジャ
ンプ作動させる針棒ジャンプ機構は、通常の刺繍ミシン
と同様なので、その説明を省略する。
【0016】次に、ベッドユニット10〜12につい
て、図10〜図11に基づいて説明する。ここで、3つ
のベッドユニット10〜12の各々は夫々独立構造であ
り、その前端部には、ユニット化された同様の釜モジュ
ール21が夫々設けられている。但し、ベッドユニット
11だけは、後述するように、その内部に補助Y方向送
り機構80を設けることから、後部の基端側へ一体的に
延長して、その他のベッドユニット10,12よりも長
く形成されている。そこで、中央のベッドユニット11
について説明する。
【0017】前後方向に所定長さを有する断面略U字状
のベッドケース20は、その後半部においてベースフレ
ーム1に固定され、ベッドケース20の前端部分には、
ユニット化された釜モジュール21が着脱可能に固定さ
れ、ベッドケース20の上側は、その前端部分において
針板26で覆われるとともに、針板26に連続するカバ
ー板でその全体に亙って覆われている。釜モジュール2
1について説明すると、図示外の取付けブロックに全回
転釜(糸輪捕捉用釜に相当する)22と釜駆動モータ2
3とが取付けられるとともに、その全回転釜22に固着
された釜軸24は、カップリング25を介して釜駆動モ
ータ23の駆動軸に連結されている。
【0018】これにより、釜駆動モータ23の回転によ
り釜軸24を介して全回転釜22がミシンモータとは独
立に回転駆動される。ここで、他のベッドユニット1
0,12の各々の前端部にも、ベッドユニット11の釜
モジュール21と同様の釜モジュール21が夫々組み込
まれている。即ち、各刺繍ミシンM1〜M3に設けられ
た昇降駆動機構が主軸を介してミシンモータで夫々駆動
されて、各刺繍ミシンM1〜M3の針棒が同期して上下
駆動されるとともに、各ベッドユニット10〜12の釜
モジュール21において、各釜駆動モータ23がミシン
モータと同期駆動され、更に後述するように各布保持枠
17がY方向送り機構30とX方向駆動機構70との協
働により、X方向(第2方向に相当し、左右方向)とY
方向とに同期して移動駆動されることで、各布保持枠1
7に保持された加工布に同様の刺繍模様が同時に形成さ
れる。
【0019】次に、各刺繍ミシンM1〜M3に対応する
3つの布保持枠17を支持するX可動フレーム60をX
方向とY方向とに独立に送り駆動する布送り装置につい
て説明する。先ず、X可動フレーム60をY方向に送り
駆動する1対のY方向送り機構30について、図2〜図
8に基づいて説明する。但し、これらY方向送り機構3
0は同様の構成なので、右側のY方向送り機構30につ
いて説明するものとする。このY方向送り機構30は、
X可動フレーム60の右端部を支持するY駆動フレーム
53のY方向への移動を案内する案内機構31と、その
Y駆動フレーム53をY方向に駆動する駆動力伝達機構
32とからなり、先ず案内機構31から説明する。
【0020】前記ベースプレート15の右端部にボルト
33で固着された前後方向に延びる基台34の上側に、
所定幅を有し水平姿勢の帯板からなる案内部材35がY
方向に水平姿勢で配設され、この案内部材35は、前後
方向に所定間隔毎に設けられ、基台34に取付けられた
複数の支持ブロック36にビス止め固定されている。こ
の案内部材35の直ぐ上側には、平面視略矩形状の板部
材からなるYキャリッジ37が水平状に配設され、この
Yキャリッジ37は、案内部材35の左右両側の案内部
35a,35bの夫々に、鉛直軸心回りに転動する1対
の遊転部材38,40が夫々係合している。
【0021】即ち、案内部材35の左右両端部にはその
全長に亙って案内部35a,35bが形成され、左側の
案内部35aには、鉛直面状の上下1対の水平方向規制
部35cと、これら水平方向規制部35cの間におい
て、外側へ突出する側面視略三角形状の鉛直方向規制部
35dとが形成され、また右側の案内部35bには同様
に、上下1対の水平方向規制部35cと鉛直方向規制部
35dとが形成されている。そして、Yキャリッジ37
には、案内部35aに係合する2つの遊転部材38がそ
の枢支軸39を介して取付けられるとともに、案内部3
5bに係合する2つの遊転部材40がその枢支軸41を
介して取付けられている。
【0022】これら4つの遊転部材38,40は同様に
構成されたものであり、遊転部材40について説明する
と、上側の遊転輪40aにはその下端部において、鉛直
方向規制部35dの上側の一部に当接するようにテーパ
ー面40bが形成されるとともに、下側の遊転輪40d
にはその上端部において、鉛直方向規制部35dの下側
の一部に当接するようにテーパー面40eが形成されて
いる。但し、右側の遊転部材40の枢支軸41の中心
は、これら遊転輪40a,40dの中心に対して偏心し
ており、枢支軸41を回転させることで、遊転部材40
の案内部35bに対する位置調節可能になっている。
【0023】即ち、各遊転部材38,40において、上
側の遊転輪40aのテーパー面40bが各鉛直方向規制
部35dの上側の一部に当接し且つ下側の遊転輪40d
のテーパー面40eが各鉛直方向規制部35dの下側の
一部に当接することで、Yキャリッジ37が案内部材3
5に対して鉛直方向に支持されるとともに、上側の遊転
輪40aの外周面40cが上側の水平方向規制部35c
に外側から当接し且つ下側の遊転輪40dの外周面40
fが下側の水平方向規制部35cに外側から当接するこ
とで、Yキャリッジ37が案内部材35に沿ってY方向
に案内されて移動可能になっている。
【0024】次に、駆動力伝達機構32について説明す
ると、案内部材35の前側で且つ直ぐ外側に設けられた
1対の従動プーリ45の各々は、平面視略コ字状の枢支
具46で回転可能に枢支されるとともに、案内部材35
の後側で且つ直ぐ外側に設けられた1対の駆動プーリ4
7の各々は、Y方向駆動モータ48に連結された駆動軸
50に固着され、この駆動軸50は1対の枢支金具51
で回転可能に枢支されている。そして、これら駆動プー
リ47と対応する従動プーリ45とに亙ってタイミング
ベルト52が夫々掛装されている。
【0025】前記Yキャリッジ37を覆うようにYキャ
リッジ37に取付けられた正面視略C字状のY駆動フレ
ーム53の左側取付け部53aに、押圧板54とビス5
5により左側のタイミングベルト52の一端部が固定さ
れるとともに、その右側取付け部53bにも同様に押圧
板54とビス55により右側のタイミングベルト52の
一端部が固定されている。ところで、ベースプレート1
5の後端部の略中央部にY方向駆動モータ48が配設さ
れ、このY方向駆動モータ48に連結された1対の駆動
軸49,50が左右方向向に延び、駆動軸49の左端部
が、左側のY方向送り機構30の1対の駆動プーリ47
に固定され、また駆動軸50の右端部が、右側のY方向
送り機構30の1対の駆動プーリ47に固定されてい
る。
【0026】Y方向駆動モータ48が駆動されると、駆
動軸50と右側の1対の駆動プーリ47を介して1対の
タイミングベルト52が同期回転し、これらタイミング
ベルト52に連結された右側のY駆動フレーム53が案
内機構31を介してY方向に移動するとともに、同様に
して駆動軸49と左側の1対の駆動プーリ47を介して
1対のタイミングベルト52が同期回転し、これらタイ
ミングベルト52に連結された左側のY駆動フレーム5
3が、右側のY駆動フレーム53と同期して案内機構3
1を介してY方向に移動する。
【0027】ところで、図2〜図3,図5〜図6に示す
ように、左右方向に延びる略板状の第2可動フレーム6
2の左端部は左側のY駆動フレーム53上に固定される
とともに、その右端部は右側のY駆動フレーム53上に
固定されている。そして、左右方向に延びる板部材から
なる第1可動フレーム61は、第2可動フレーム62の
前半部分の水平な摺動部62a上に左右方向摺動可能に
載置され、複数の布保持枠17を取付けた枠支持部材1
8を支持するようになっている。そして、その第2可動
フレーム62の摺動部62aの直ぐ後側には左右1対の
ガイドレール63がX方向向きに直線状に固定され、各
ガイドレール63には、跨がる状態で係合するXキャリ
ッジ64が摺動自在に設けられている。ここで、第1可
動フレーム61と第2可動フレーム62とでX可動フレ
ーム60が構成されている。
【0028】更に、各Xキャリッジ64に後端部が固着
された平面視矩形状の板部材からなる連結板65の左右
両端部が、ブロック状のスペーサ66を介して第1可動
フレーム61にボルト67で夫々固定されている。即
ち、各Xキャリッジ64は各ガイドレール63に沿って
X方向に移動可能であり、これらXキャリッジ64に連
結板65を介して連結された各第1可動フレーム61
が、第2可動フレーム62の摺動部62a上をXキャリ
ッジ64と共にX方向に移動可能になっている。次に、
第2可動フレーム62に設けられた2組みのX方向駆動
機構70について、図2〜図3,図5〜図6に基づいて
説明する。
【0029】前記ガイドレール63の外側端部に対応す
る第2可動フレーム62に固着された取付け部材71に
X方向駆動モータ72が下向きに取付けられ、このX方
向駆動モータ72の駆動軸72aに駆動プーリ73が固
着され、またガイドレール63の内側端部に対応する第
2可動フレーム62に従動プーリ74が鉛直軸回りに回
転可能に枢支されている。そして、これら駆動プーリ7
3と従動プーリ74とに亙ってタイミングベルト75が
掛け渡され、このタイミングベルト75の一端部が、連
結板65を切り越した固定部65aに固定板76とビス
77により連結されている。
【0030】X方向駆動モータ72が駆動されると、こ
れら駆動プーリ73と従動プーリ74とを介してタイミ
ングベルト75が回転し、このタイミングベルト75に
連結された連結板65を介して各Xキャリッジ64がガ
イドレール63に沿ってX方向に移動し、前述したよう
に各第1可動フレーム61がXキャリッジ64と共にX
方向に移動駆動される。このとき、Y方向駆動モータ4
8が駆動されると、左右両側のY駆動フレーム53が同
期してY方向に移動することで、複数の布保持枠17を
X方向とY方向とに独立に送り駆動するようになってい
る。
【0031】次に、中央のベッドユニット11の内部に
設けられ、X可動フレーム60の略中央部を支持すると
ともにY方向に送り駆動する補助Y方向送り機構80に
ついて、図10〜図12に基づいて説明する。この補助
Y方向送り機構80は、X可動フレーム60の中央部を
支持するYキャリッジ85のY方向への移動を案内する
案内機構81と、そのYキャリッジ85をY方向に駆動
する駆動力伝達機構82とからなり、先ず案内機構81
から説明する。
【0032】ベッドユニット11のベッドケース20内
には、その後端部から釜モジュール21の近傍部まで延
びる案内部材83が配置され、その前後両端部が支持金
具84で夫々ベッドケース20の側壁に固定されてい
る。そして、その案内部材83に前後移動可能に外嵌さ
れたYキャリッジ85の支持部85aが右方に延び、そ
の支持部85aの先端部が第2可動フレーム62の下端
に取付けられるとともに、その支持部85aの途中部に
おいて、ベッドケース20の側壁に形成したスリット2
0aに摺接することで支持されている。
【0033】次に、Yキャリッジ85を駆動する駆動力
伝達機構82について説明すると、前側の支持金具84
に対応するベッドケース20の側壁に第1従動プーリ8
6が回転可能に枢支され、ベッドケース20の後端部に
おいて、第2従動プーリ87が回転可能に枢支されると
ともに、図示外のバネで付勢されたテンションプーリ8
8が回転可能に枢支され、更に前記駆動軸50に駆動プ
ーリ89が固着されている。そして、一端部がYキャリ
ッジ85の後端部に固定されたワイヤ90は、後方に延
びて第2従動プーリ87に係合され、駆動プーリ89に
複数回巻装され、テンションプーリ88に係合され、第
1従動プーリ86に係合された後、他端部をYキャリッ
ジ85の前端部に固定されている。
【0034】即ち、案内部材83に外嵌されたYキャリ
ッジ85は、Y方向駆動モータ48が駆動されて、駆動
プーリ89が回転してワイヤ90が駆動されることで、
前述した左右1対のY駆動フレーム53と同期して、案
内部材83に沿ってY方向に送り駆動され、このYキャ
リッジ85に支持された第2可動フレーム62の中央部
は、その左右両側端部と同時に且つ同じ移動量だけ送り
駆動される。
【0035】以上の多頭式刺繍ミシンMの布送り装置の
作用について説明する。多頭式刺繍ミシンMには、3頭
からなる刺繍ミシンM1〜M3が並設され、各刺繍ミシ
ンM1〜M3のベッド部7〜9は、独立構造のベッドユ
ニット10〜1に構成され、その前端部には、ユニット
化された同様の釜モジュール21が夫々設けられてい
る。そして、ベースフレーム1の上側に配設されたベー
スプレート15の左右両端部にはY方向送り機構30が
夫々設けられ、Y方向駆動モータ48が駆動されると駆
動軸49,50が回転駆動され、右側のY方向送り機構
30において、1対のタイミングベルト52が同期回転
して右側のY駆動フレーム53がY方向に移動するとと
もに、左側のY方向送り機構30において、1対のタイ
ミングベルト52が同期回転して左側のY駆動フレーム
53が右側のY駆動フレーム53と同期してY方向に移
動するので、これらY駆動フレーム53に両端部が支持
されたX可動フレーム60がY方向に移動される。
【0036】一方、X可動フレーム60の第2可動フレ
ーム62に設けられたX方向駆動機構70において、X
方向駆動モータ72が駆動されて、タイミングベルト7
5が回転して各Xキャリッジ64がガイドレール63に
沿ってX方向に夫々移動し、各第1可動フレーム61が
Xキャリッジ64と共にX方向に移動駆動されるので、
第1可動フレーム61に枠支持部材18を介して取付け
られた複数の布保持枠17がX方向とY方向とに独立に
送り駆動される。
【0037】ところで、中央のベッドユニット11の内
部には、案内機構81と駆動力伝達機構82とからなる
補助Y方向送り機構80が設けられ、Y方向駆動モータ
48が駆動されて、駆動プーリ89が回転してワイヤ9
0が駆動されて、案内部材83に支持されるYキャリッ
ジ85が、左右1対のY駆動フレーム53と同期してY
方向に送り駆動されて、このYキャリッジ85に連結さ
れたX可動フレーム60の略中央部が支持されるととも
にY方向に送り駆動されるので、X可動フレーム60が
Y方向に長くしかも高速でX方向に移動される場合で
も、X可動フレーム60の全体を、何れの部位において
も移動遅れを生じることなく送り量に応じてX方向へ確
実に送り駆動することができる。
【0038】このように、中央のベッドユニット11の
内部に補助Y方向送り機構80を設け、案内部材83で
支持されるYキャリッジ85を、Y方向駆動モータ48
で駆動されるワイヤ90を介してY方向に送り駆動し、
このYキャリッジ85に連結されたX可動フレーム60
の略中央部が支持されるとともにY方向に送り駆動され
るので、X可動フレーム60がY方向に長くしかも高速
でX方向に移動される場合でも、X可動フレーム60の
全体を、何れの部位においても移動遅れを生じることな
く送り量に応じてX方向へ確実に送り駆動することがで
きる。また、ベッドユニット11に案内機構81と駆動
力伝達機構82を設けただけなので、X可動フレーム6
0に剛性を必要とせず、布送り装置を小型化且つ簡単化
できるとともに低コスト化することができる。
【0039】また、駆動力伝達機構82を組み込んだベ
ッドユニット11は、その基端側へ一体的に延長してそ
の他のベッドユニット10,12よりも長く形成されて
いるので、そのベッドユニット11内に駆動力伝達機構
82を簡単に組み込むことができるとともに、基端側に
設けたY方向駆動モータ48からの駆動力を簡単に受け
ることができる。更に、駆動力伝達機構82には、X可
動フレーム60に連結されるYキャリッジ85が設けら
れ、このYキャリッジ85を案内する案内部材83がベ
ッドユニット11内に組み込まれているので、X可動フ
レーム60はYキャリッジ85を介して案内部材83で
案内且つ支持され、X可動フレーム60の下方への撓み
や上下動を防止することができる。
【0040】加えて、3つのベッドユニット10〜12
の各々には、その前端部にユニット化された釜モジュー
ル21が組み込まれているだけなので、その釜モジュー
ル21よりも基端側のベッドケース20には、駆動軸な
どが一切配設されないで、駆動力伝達機構82だけを組
み込むことができ、ベッドユニット11を小型化するこ
とができる。
【0041】尚、ベッドユニット10,12内にも補助
Y方向送り機構80を設け、X可動フレーム60を複数
箇所で支持し且つY方向に駆動するように構成したり、
駆動力伝達機構82においてはタイミングベルトでYキ
ャリッジ85を駆動するように構成する等、前記実施形
態に関し、既存の技術や当業者に自明の技術に基づいて
種々の変更を加えることもあり得る。また、ベッド部を
独立構造のベッドユニットに構成した単頭式の刺繍ミシ
ンなどの各種の縫製装置の布送り装置に本発明を適用し
得ることは勿論である。
【0042】
【発明の効果】請求項1の縫製装置の布送り装置によれ
ば、シリンダベッドを備えた縫製装置における、加工布
を保持する布保持部材を第1方向と第2方向へ夫々独立
に送る送り装置において、シリンダベッドの内部に駆動
力伝達機構を組み込み、この駆動力伝達機構により、縫
製対象の加工布を保持する布保持部材が第1方向へ駆動
されるので、この布保持部材は、第2方向に長くしかも
高速で第1方向に移動される場合でも、布送り装置でそ
の左右両端部において第1方向に送り駆動されるととも
に、この送り駆動に同期させて、駆動力伝達機構で、例
えばその第2方向の略中央部において第1方向に駆動さ
れる場合には、布保持部材の全体を、何れの部位におい
ても移動遅れを生じることなく送り量に応じて第1方向
へ確実に送り駆動することができ、布保持部材に剛性を
必要とせず、送り装置を小型化且つ簡単化できるととも
に低コスト化することができる。
【0043】請求項2の縫製装置の布送り装置によれ
ば、請求項1と同様の効果を奏するが、駆動力伝達機構
は、布保持部材に連結されるキャリッジを備え、このキ
ャリッジを案内する案内部材をシリンダベッド内に組み
込んでいることから、布保持部材はキャリッジを介して
案内部材で案内且つ支持され、布保持部材の下方への撓
みや上下動を防止することができる。
【0044】請求項3の縫製装置の布送り装置によれ
ば、複数の縫製機構とこれら縫製機構に対応する複数の
シリンダベッドを備えた多頭式の縫製装置における、加
工布を保持する複数の布保持枠を同期して第1方向と第
2方向へ夫々独立に送る送り装置において、少なくとも
1つのシリンダベッドの内部に駆動力伝達機構を組み込
み、この駆動力伝達機構により、複数の布保持枠を支持
する可動部材が第1方向へ駆動されるので、この可動部
材は、第2方向に長くしかも高速で第1方向に移動され
る場合でも、布送り装置でその左右両端部において第1
方向に送り駆動されるとともに、この送り駆動に同期さ
せて、駆動力伝達機構で、例えばその第2方向の略中央
部において第1方向に駆動される場合には、可動部材の
全体を、何れの部位においても移動遅れを生じることな
く送り量に応じて第1方向へ確実に送り駆動することが
でき、可動部材に剛性を必要とせず、布送り装置を小型
化且つ簡単化できるとともに低コスト化することができ
る。
【0045】請求項4の縫製装置の布送り装置によれ
ば、請求項3と同様の効果を奏するが、駆動力伝達機構
を組み込むシリンダベッドは、その基端側へ一体的に延
長してその他のシリンダベッドよりも長く形成されてい
るので、そのシリンダベッド内に駆動力伝達機構を簡単
に組み込むことができるとともに、基端側に設けたY方
向駆動の為の駆動モータからの駆動力を簡単に受けるこ
とができる。請求項5の縫製装置の布送り装置によれ
ば、請求項3と同様の効果を奏するが、駆動力伝達機構
は、可動部材に連結されるキャリッジを備え、このキャ
リッジを案内する案内部材をシリンダベッド内に組み込
んでいることから、可動部材はキャリッジを介して案内
部材で案内且つ支持され、可動部材の下方への撓みや上
下動を防止することができる。
【0046】請求項6の縫製装置の布送り装置によれ
ば、請求項3と同様の効果を奏するが、複数のシリンダ
ベッドの各々には、その前端部に縫製機構の糸輪捕捉用
釜と、その糸輪捕捉用釜をミシンモータとは独立に駆動
する駆動モータとが組み込まれているので、これら糸輪
捕捉用釜と駆動モータよりも基端側には、駆動軸などが
配設されないで、駆動力伝達機構だけを組み込むことが
でき、シリンダベッドを小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】多頭式刺繍ミシンの斜視図である。
【図2】作業用テーブル及びベッドユニットを示す要部
平面図である。
【図3】多頭式刺繍ミシンの部分正面図である。
【図4】図2の部分拡大平面図である。
【図5】図4のA─A線縦断側面図である。
【図6】図2のB─B線縦断側面図である。
【図7】Y方向送り機構の部分拡大平面図である。
【図8】図7のC─C線縦断正面図である。
【図9】案内部材及びこれに係合する遊転部材の概略斜
視図である。
【図10】図2のD─D線縦断側面図である。
【図11】中央のベッドユニットの部分拡大平面図であ
る。
【図12】図11のE─E線縦断正面図である。
【符号の説明】
M 多頭式刺繍ミシン 10〜12 ベッドユニット 17 布保持枠 21 釜モジュール 22 全回転釜 23 釜駆動モータ 30 Y方向送り機構 60 X可動フレーム 80 補助Y方向送り機構 82 駆動力伝達機構 83 案内部材 85 Yキャリッジ 90 ワイヤ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダベッドを備えた縫製装置におけ
    る、縫製対象の加工布を保持する布保持部材をシリンダ
    ベッドと平行な第1方向とこの第1方向と直交する第2
    方向へ夫々独立に送る布送り装置において、 前記シリンダベッドの内部に、布保持部材を第1方向へ
    駆動する駆動力伝達機構を組み込んだことを特徴とする
    縫製装置の布送り装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動力伝達機構は、布保持部材に連
    結されるキャリッジを備え、このキャリッジを案内する
    案内部材をシリンダベッド内に組み込んだことを特徴と
    する請求項1に記載の縫製装置の布送り装置。
  3. 【請求項3】 複数の縫製機構とこれら縫製機構に対応
    する複数のシリンダベッドとを備えた多頭式の縫製装置
    における、縫製対象の加工布を保持する複数の布保持枠
    を同期してシリンダベッドと平行な第1方向とこの第1
    方向と直交する第2方向へ夫々独立に送る布送り装置に
    おいて、 少なくとも1つのシリンダベッドの内部に、複数の布保
    持枠が支持される可動部材を第1方向へ駆動する駆動力
    伝達機構を組み込んだことを特徴とする縫製装置の布送
    り装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動力伝達機構を組み込むシリンダ
    ベッドは、その基端側へ一体的に延長してその他のシリ
    ンダベッドよりも長く形成されたことを特徴とする請求
    項3に記載の縫製装置の布送り装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動力伝達機構は、可動部材に連結
    されるキャリッジを備え、このキャリッジを案内する案
    内部材をシリンダベッド内に組み込んだことを特徴とす
    る請求項3に記載の縫製装置の布送り装置。
  6. 【請求項6】 複数のシリンダベッドの各々に、縫製機
    構の糸輪捕捉用釜と、その糸輪捕捉用釜をミシンモータ
    とは独立に駆動する駆動モータとを組み込んだことを特
    徴とする請求項3に記載の縫製装置の布送り装置。
JP14092896A 1996-05-11 1996-05-11 縫製装置の布送り装置 Expired - Fee Related JP3448156B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14092896A JP3448156B2 (ja) 1996-05-11 1996-05-11 縫製装置の布送り装置
DE19719157A DE19719157A1 (de) 1996-05-11 1997-05-06 Nähguthaltervorschubvorrichtung
US08/853,951 US5887536A (en) 1996-05-11 1997-05-09 Work-sheet holder feeding apparatus for sewing machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14092896A JP3448156B2 (ja) 1996-05-11 1996-05-11 縫製装置の布送り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09299639A true JPH09299639A (ja) 1997-11-25
JP3448156B2 JP3448156B2 (ja) 2003-09-16

Family

ID=15280081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14092896A Expired - Fee Related JP3448156B2 (ja) 1996-05-11 1996-05-11 縫製装置の布送り装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5887536A (ja)
JP (1) JP3448156B2 (ja)
DE (1) DE19719157A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103469507A (zh) * 2013-09-24 2013-12-25 陈展新 多匹连接绗绣机罗拉传动机构

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3496213B2 (ja) * 1998-06-18 2004-02-09 ブラザー工業株式会社 縫製装置の布送り装置
KR100518915B1 (ko) * 1999-10-07 2005-10-06 가부시끼가이샤 바루단 재봉기
JP3744890B2 (ja) * 2002-11-01 2006-02-15 ハッピー工業株式会社 ミシン
US6988455B2 (en) * 2003-07-02 2006-01-24 Sunstar Machinery Co., Ltd. Sewing machine
JP2009112593A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Barudan Co Ltd 多頭ミシン及び刺繍方法
CN105926176B (zh) * 2016-06-07 2019-05-14 佛山市日宇自动化设备有限公司 一种xy轴传动机构

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61179188A (ja) * 1984-09-18 1986-08-11 ポ−タ−・ソ−イング・マシンズ・インコ−ポレ−テツド 自動ミシン
JPH0145394B2 (ja) * 1984-09-20 1989-10-03 Brother Ind Ltd
JPH06238077A (ja) * 1993-02-16 1994-08-30 Brother Ind Ltd 多頭形刺繍ミシンの可動枠移動装置
JPH07661A (ja) * 1993-06-21 1995-01-06 Tokai Ind Sewing Mach Co Ltd ミシン
US5458075A (en) * 1994-09-15 1995-10-17 Tice Engineering And Sales, Inc. Electronically geared sewing machine

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02145394A (ja) * 1988-11-28 1990-06-04 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写シート
JPH06316855A (ja) * 1993-04-30 1994-11-15 Brother Ind Ltd 刺繍ミシンの制御装置
JP3128793B2 (ja) * 1993-05-07 2001-01-29 ブラザー工業株式会社 ミシンの作業テーブル

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61179188A (ja) * 1984-09-18 1986-08-11 ポ−タ−・ソ−イング・マシンズ・インコ−ポレ−テツド 自動ミシン
JPH0145394B2 (ja) * 1984-09-20 1989-10-03 Brother Ind Ltd
JPH06238077A (ja) * 1993-02-16 1994-08-30 Brother Ind Ltd 多頭形刺繍ミシンの可動枠移動装置
JPH07661A (ja) * 1993-06-21 1995-01-06 Tokai Ind Sewing Mach Co Ltd ミシン
US5458075A (en) * 1994-09-15 1995-10-17 Tice Engineering And Sales, Inc. Electronically geared sewing machine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103469507A (zh) * 2013-09-24 2013-12-25 陈展新 多匹连接绗绣机罗拉传动机构

Also Published As

Publication number Publication date
DE19719157A1 (de) 1997-11-13
US5887536A (en) 1999-03-30
JP3448156B2 (ja) 2003-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101027444A (zh) 多针刺绣缝纫机
US5408944A (en) Working table structure for a sewing machine
JP3448156B2 (ja) 縫製装置の布送り装置
US7503272B2 (en) Rack and pinion type power transmission and apparatus for driving embroidery frame of embroidery machine having the same
US7497178B2 (en) Apparatus for driving embroidery frame of embroidery machine
JP3496213B2 (ja) 縫製装置の布送り装置
JP2985164B2 (ja) ミシンの曲布張枠駆動装置
JPH09302569A (ja) 多頭式縫製装置の布送り装置
EP1947228A2 (en) Apparatus for driving embroidery frame of embroidery machine
JPH09299640A (ja) 縫製装置の布送り装置
JPH0646676U (ja) 多針式刺繍ミシン
JP3656172B2 (ja) ミシン
JPH06126054A (ja) 刺繍機の送り装置
CN101173431A (zh) 齿条-小齿轮式动力传递装置以及具有该装置的用于驱动绣花机的绣花架的设备
JP2576546Y2 (ja) 多針ミシンにおける上糸案内装置
JP2836403B2 (ja) 多頭ミシンの駆動装置
JPH06158511A (ja) 刺繍機の可動枠送り装置
JP3695555B2 (ja) ミシンの保持枠駆動装置
JP2570668Y2 (ja) 刺繍機の送り装置
JP2570676Y2 (ja) 多頭式刺繍機の刺繍枠補強構造
JP2879271B2 (ja) 複合ミシンのアタチメント駆動装置
JP3008706B2 (ja) ミシンの曲布張枠駆動装置
JP3008705B2 (ja) ミシンの曲布張枠駆動装置
JP3075294B2 (ja) 複合ミシンのアタッチメント位置設定装置
JPS6232544Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees