JPS6232544Y2 - - Google Patents

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JPS6232544Y2
JPS6232544Y2 JP1986161711U JP16171186U JPS6232544Y2 JP S6232544 Y2 JPS6232544 Y2 JP S6232544Y2 JP 1986161711 U JP1986161711 U JP 1986161711U JP 16171186 U JP16171186 U JP 16171186U JP S6232544 Y2 JPS6232544 Y2 JP S6232544Y2
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JP
Japan
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sewing
section
sewing machine
thread sewing
embroidery
Prior art date
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JP1986161711U
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JPS6276975U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は布地等のシート面上に糸によつて模様
等を縫い表わす刺繍用のミシンに関するものであ
る。
[従来の技術] ミシンによつて布地に種々の模様を描く場合、
一般に布地が張られた刺繍枠を動かして行なう。
該刺繍枠をマイクロコンピユータからの指令によ
つて機械的に動かして所定の模様を刺繍できるよ
うにした刺繍用ミシンもすでに知られている。
[従来の技術の問題点] ところが従来この種の刺繍用ミシンは、ミシン
本体は固定されていて刺繍枠のほうが縦・横に自
由に動くように構成されたものであつたので次の
ような問題点があつた。
(イ) 刺繍枠が動き得る広いスペースを専有するた
め特に大きな布地に刺繍を施こすことが困難に
なる。
(ロ) 布地或いは布地(参成樹脂シート等)で出来
たバツク等その刺繍を施す物の重量によつてこ
れを縦・横に動かす動力源の負担が相違して来
るためモータ等の制御精度を維持するのが難し
く所期の模様を描くのが困難になることがあ
る。
一方、布団綴じ用ミシンとして開発された特
開昭53−77748号公報に記載のミシンは、ミシ
ン本体がモータ駆動によつて縦・横に自由に動
くように構成されたものであつたが、その布団
綴じ用ミシンは刺繍用として用いた場合次のよ
うな問題点がある。
即ち、刺繍では言うまでもなくミシン本体の
縫針を動かしながら該ミシン本体を縦・横に動
かさねばならないが、この布団綴じ用ミシンで
は該ミシン本体の縫い駆動装置が該ミシン本体
の横方向案内レールと平行に張設されたタイミ
ングベルトとプーリにより構成されたものであ
つたので、縫い作業中にミシン本体が横方向に
動くと縫い速度(縫針およびかまが動く速度)
が大きく変化し所期の縫付が行なわれないため
刺繍用としては全く使用できないものであつ
た。
[問題点を解決するための手段] そこで本考案のミシンは、所定間隔を離して設
けられた一対の平行な縦方向レール上に一対の架
台を従動用サーボモータによつて縦方向に移動す
るように配設し、該架台間に上部横方向レールと
下部横方向レールを平行に架設し、該上部横方向
レール上に上糸縫込部を配設し、該下部横方向レ
ール上に下糸縫込部を配設して、該上糸縫込部と
下糸縫込部とよりなるミシン本体を横動用サーボ
モータによつて横方向に移動させるようにすると
共に、該ミシン本体の上糸縫込部と下糸縫込部の
間に刺繍用布地が張設されるように該上部横方向
レールと下部横方向レールの間に刺繍枠を挿脱自
在に設け、さらに上糸縫込部を稼動させる非円形
等断面の回転伝動軸と下糸縫込部を稼動させる非
円形等断面の回転伝動軸を夫々前記横方向レール
と平行なるように前記架台間に架設し、該両回転
伝動軸はその一端に歯車を介在させ一つのミシン
駆動モータに連繋してなることを特徴とするもの
である。
[実施例] 図において、1,1′は水平な基板2上に所定
間隔を離して設けられた一対の平行な縦方向レー
ルで、該レール上に一対の架台3,3′をシユー
4を介して摺動自在に配設する。5は該架台3,
3′を縦方向レール1,1′に沿つて移動させる縦
動用サーボモータで、縦方向レール1,1′の両
端部位に夫々プーリ6,6′,7,7′を回転自在
に支承し、該プーリ6,6′,7,7′に両端を架
台3,3′に結着したタイミングベルト8,8′を
巻掛すると共に縦動用サーボモータ5の回転動軸
9,9′を一方のプーリ7,7′に直結してなる。
架台3,3′間には2本の平行な丸棒状の上部横
方向レール10,10と、角棒状の下部横方向レ
ール11がその上下に若干の隙間を隔てて平行に
架設され、該上部横方向レール10,10上に上
糸縫込部12を摺動自在に配置し、下部横方向レ
ール11上に下糸縫込部13を摺動自在に配設す
る。上糸縫込部12と下糸縫込部13とは対をな
していてミシン本体を構成し、14はその上糸、
15は糸巻、16は縫針を示す。なおこのような
上糸縫込部と下糸縫込部よりなるミシン本体の構
成は周知であるのでその内部構造の詳細について
は割愛する。17は上糸縫込部12を稼動させる
回転伝動軸、18は下糸縫込部13を稼動させる
回転伝動軸で、該各伝動軸は丸棒の一側にスリツ
ト溝17′,18′を穿設してなり、夫々上下糸縫
込部12,13中の伝動歯車(図示せず)が摺動
自在に該スリツト溝に係合している。回転伝動軸
17,18は両端が架台3,3′に支承され一方
の回転伝動軸17はミシン駆動モータ19に直結
されている。また該回転伝動軸17には歯車20
が固着され、回転伝動軸18に固着した歯車21
と噛合させることでミシン駆動モータ19の動力
が回転伝動軸18にも伝達されるようにしてい
る。22は上糸縫込部12と下糸縫込部13とよ
りなるミシン本体を横方向レール10,10,1
1に沿つて移動させるため一方の架台3に固設さ
れた横動用サーボモータで、該モータの軸にプー
リ23,24を固着し、その下部にプーリ25,
26を回転自在に軸支し、該プーリ23,25を
タイミングベルト27によつて継ぐと共に、プー
リ24に巻掛したタイミングベルト28を他方の
架台3′に軸支されたプーリ(図示せず)に巻掛
し該タイミングベルト28の両端を上糸縫込部1
2に止着する。また、プーリ26に巻掛したタイ
ミングベルト29を同様に他方の架台3′に軸支
されたプーリ(図示せず)に巻掛し該タイミング
ベルト29の両端を下糸縫込部13に止着する。
このため横動用サーボモータ22が駆動されると
タイミングベルト28,29は同時に同方向に循
回し、上糸縫込部12と下糸縫込部13とは横方
向レール10,10,11に沿つて一体的に横移
動する。30は刺繍用布地31を張設する方形状
の刺繍枠である。該刺繍枠は、上部横方向レール
10,10と下部横方向レール11との間隙に位
置するように支えるため、架台3,3′の内側で
基板2上に支持された断面コ字状の挿通ガイド3
2,32′に挿通自在に支持される。なお、縦動
用サーボモータ5、横動用サーボモータ22およ
びミシン駆動モータ19はマイクロコンピユータ
からの指令によつてその回転が制御され、該マイ
クロコンピユータは予め所期の模様を描き得るよ
うにプログラミングされている。
このように構成したミシンでは、刺繍枠30に
所望の布地31を張設し挿通ガイド32,32′
に挿入して該布地31をミシン本体の上糸縫込部
12と下糸縫込部13の間に位置させる。そし
て、マイクロコンピユータの指令に従い各モータ
を駆動させることによりミシン本体は布地31上
を縦横に移動し所期の刺繍がなされるものであ
る。そしてその場合、ミシン駆動モータ19の動
力は歯車20,21を介し回転伝動軸17,18
に同期的に伝達されるため上糸縫込部12の縫針
16の動きと下糸縫込部13のかまの動きとが完
全に同期できると共に、ミシン本体(上糸縫込部
12と下糸縫込部13とよりなる)が横動用サー
ボモータ22によつて横方向に急速に動かされた
場合でもこの刺繍用ミシンではミシン駆動モータ
19の動力が非円形等断面の回転伝動軸17,1
8を介して上糸縫込部13に伝達されるようにし
ているので、その縫い速度(縫針およびかまが動
く速度)が変ることなく定速度を保つことができ
る。なおこの実施例では回転伝動軸17,18は
丸棒の一側にスリツト溝を穿設してなるものを示
したが、該回転伝動軸は回転動力が確実に伝達す
るように断面円形を避け非円形等断面のもの例え
ば四角形或いは切欠円の断面形状のものであつて
もよい。なお刺繍枠30は必要に応じて長手のも
のを用いればこれを挿通ガイド32,32′に沿
つて移動させることで連続して刺繍を施こし得
る。
[考案の効果] 実施例について説明したように本考案のミシン
は布地は固定しミシン本体が縦横に動くことによ
り所期の刺繍模様が描かれるようにしたので、布
地等刺繍を施す物の重量に影響されずにミシン本
体が動いて所期の模様を高精度で描くことができ
る。また、刺繍枠は固定されていて動かないため
に広いスペースを専有することもなくコンパクト
に構成できる利点がある。
また、ミシン本体をなす上糸縫込部および下糸
縫込部にミシン駆動モータの動力がその縦・横の
動きにかかわりなく伝達されるので縫い速度が一
定に保たれ所期の高精度の刺繍が支障なく行なわ
れるなど種々の特長がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案のミシンの実施例を示した斜視図
である。 1,1′……縦方向レール、3,3′……架台、
5……縦動用サーボモータ、10,10……上部
横方向レール、11…下部横方向レール、12…
…上糸縫込部、13……下糸縫込部、17,18
……回転伝動軸、19……ミシン駆動モータ、2
0,21……歯車、22……横動用サーボモー
タ、30……刺繍枠、31……刺繍用布地。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 所定間隔を離して設けられた一対の平行な縦
    方向レール上に一対の架台を従動用サーボモー
    タによつて縦方向に移動するように配設し、該
    架台間に上部横方向レールと下部横方向レール
    を平行に架設し、該上部横方向レール上に上糸
    縫込部を配設し、該下部横方向レール上に下糸
    縫込部を配設して、該上糸縫込部と下糸縫込部
    とよりなるミシン本体を横動用サーボモータに
    よつて横方向に移動させるようにすると共に、
    該ミシン本体の上糸縫込部と下糸縫込部の間に
    刺繍用布地が張設されるように該上部横方向レ
    ールと下部横方向レールの間に刺繍枠を挿脱自
    在に設け、さらに上糸縫込部を稼働させる非円
    形等断面の回転伝動軸と下糸縫込部を稼動させ
    る非円形等断面の回転伝動軸を夫々前記横方向
    レールと平行なるように前記架台間に架設し、
    該両回転伝動軸はその一端に歯車を介在させ一
    つのミシン駆動モータに連繋してなることを特
    徴とする刺繍用ミシン。 2 回転伝動軸が丸棒の一側にスリツト溝を穿設
    してなるものである実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の刺繍用ミシン。
JP1986161711U 1986-10-22 1986-10-22 Expired JPS6232544Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986161711U JPS6232544Y2 (ja) 1986-10-22 1986-10-22

Applications Claiming Priority (1)

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JP1986161711U JPS6232544Y2 (ja) 1986-10-22 1986-10-22

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Publication Number Publication Date
JPS6276975U JPS6276975U (ja) 1987-05-16
JPS6232544Y2 true JPS6232544Y2 (ja) 1987-08-20

Family

ID=31088279

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JP1986161711U Expired JPS6232544Y2 (ja) 1986-10-22 1986-10-22

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102179332B1 (ko) * 2019-07-18 2020-11-16 강봉구 상부재봉틀과 하부재봉틀이 각각 구분되어 재봉물의 걸림이 없는 산업용재봉틀

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53376A (en) * 1976-06-25 1978-01-05 Tsukishima Kikai Co Appratus for correcting zigzag of endless belt
JPS568638A (en) * 1979-07-02 1981-01-29 Sanei Kagaku Kogyo Kk Fishery and livestock processed product

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5778870U (ja) * 1981-08-31 1982-05-15

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Publication number Publication date
JPS6276975U (ja) 1987-05-16

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