JP2009112593A - 多頭ミシン及び刺繍方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ミシンヘッドの頭数と同数の刺繍柄を刺繍させつつも、シークイン送り装置等の設置台数を減らす。
【解決手段】2の2以上の整数倍の頭数の2倍頭のミシンヘッド30の1頭おき毎の半数頭のミシンヘッド30aに、シークインSを該ミシンヘッド30aの刺繍位置へ送るシークイン送り装置35を設ける。そして、2倍頭のミシンヘッド30の全数に同一の刺繍を同時に行わせることによって、被刺繍物Wにおける該2倍頭のミシンヘッド30の頭数と同数の複数の被刺繍箇所に同一の刺繍を行う。また、シークイン送り装置35の全数にシークインSを同時に繰り返して2回送らせるとともに、各シークイン送りどうしの間に、枠駆動装置で刺繍枠10をヘッド間ピッチP分だけオフセットさせることによって、複数の被刺繍箇所の半数ずつへシークインSを順次送る。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数頭のミシンヘッドを備えた多頭ミシン及びそのミシンを用いて行う刺繍方法に関する。
多頭ミシンの中には、図5に示す従来例1のように、並設された複数頭のミシンヘッド98の全数に、シークインSを送るシークイン送り装置99を設けたものがある。この多頭ミシンは、図5(a)(c)に示すように、該複数頭のミシンヘッド98の全数に同一の刺繍を同時に行わせることによって、被刺繍物Wにおける該複数頭のミシンヘッド98の頭数と同数の被刺繍箇所Q1に同一の刺繍柄を刺繍する。また、その合間に、図5(b)に示すように、各シークイン送り装置99に各シークインSを各ミシンヘッド98の刺繍位置へ同時に送らせて、各シークインSを各被刺繍箇所Q1へ同時に縫い付ける。
また、その他の多頭ミシンの中には、図6に示す従来例2(引用文献1)のように、刺繍する刺繍柄のバリエーションを拡大すべく、一の被刺繍箇所Q2に対して2頭のミシンヘッド98a,98bを設置したものもあり、更にその中には、同図6に示すように、奇数頭目のミシンヘッド98aにのみシークイン送り装置99を設けたものもある。この多頭ミシンは、例えば、図6(a)に示すように、各奇数頭目のミシンヘッド98aに、各刺繍柄の一部分を刺繍させ、図6(c)に示すように、各偶数頭目のミシンヘッド98bに、各刺繍柄の他の部分を刺繍させる。また、その合間に、図6(b)に示すように、各シークイン送り装置99に各シークインSを各奇数頭目のミシンヘッド98aの刺繍位置へ同時に送らせて、各シークインSを各被刺繍箇所Q2へ同時に縫い付ける。
特開昭60−88165号公報
ところが、上記従来例1の多頭ミシンでは、シークインSを送る頻度は、刺繍を行う頻度に比べて非常に少ない場合が多く、ミシンヘッド98の全部にシークイン送り装置99を設けることは、無駄が多い。また、従来例2では、2頭に一台しかシークイン送り装置99を設けないため、該送り装置の設置台数自体は減るが、2頭のミシンヘッド98a,98bで一の刺繍柄しか刺繍しないため、効率が悪い。
そこで、ミシンヘッドの頭数と同数の刺繍柄を刺繍させつつも、シークイン送り装置等の各種特殊装置の設置台数を減らすことを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の多頭ミシンは、所定のヘッド間ピッチで並設された複数頭のミシンヘッドと、該ミシンヘッドの刺繍位置に被刺繍物を展張する刺繍枠と、該刺繍枠を駆動する枠駆動装置とを含み構成された多頭ミシンにおいて、連続して並設された2の2以上の整数倍の頭数の2倍頭の前記ミシンヘッドの1頭おき毎の半数に、又は連続して並設された3の2以上の整数倍の頭数の3倍頭の前記ミシンヘッドの2頭おき毎の3分の1に、刺繍以外の特殊操作を行う特殊装置が設けられ、前記ミシンヘッドに、前記2倍頭の場合は該2倍頭、前記3倍頭の場合は該3倍頭のミシンヘッドの全数に同一の刺繍を同時に行わせる刺繍命令を出すことによって、前記被刺繍物における該2倍頭又は該3倍頭のミシンヘッドの頭数と同数の複数の被刺繍箇所に同一の刺繍を行わせ、また、前記特殊装置に、該装置の全数に同一の特殊操作を同時に行わせる特殊操作命令を、前記2倍頭の場合は繰り返して2回、前記3倍頭の場合は繰り返して3回出すとともに、各特殊操作命令どうしの間に、前記枠駆動装置に、前記刺繍枠を前記2倍頭の場合は前記ヘッド間ピッチ分、前記3倍頭の場合は前記ヘッド間ピッチ分又は該ピッチの2倍分だけオフセットさせるオフセット命令を出すことによって、前記2倍頭の場合は前記複数の被刺繍箇所の半数ずつへ、前記3倍頭の場合は前記複数の被刺繍箇所の3分の1ずつへ前記特殊操作を順次行わせる制御装置が設けられたことを特徴とする。
前記特殊装置及び前記特殊操作命令は、特に限定されないが、次の(ア)〜(ウ)の場合が例として挙げられる。
(ア)前記特殊装置は、シークインを前記ミシンヘッドの刺繍位置へ送るシークイン送り装置であって、前記特殊操作命令は、シークイン送り命令である場合。
(イ)前記特殊装置は、ボーリングを行うボーリング装置であって、前記特殊操作命令は、ボーリング命令である場合。
(ウ)前記特殊装置は、コードを前記ミシンヘッドの刺繍位置へ送るコード送り装置であって、前記特殊操作命令は、コード送り命令である場合。
また、上記目的を達成するため、本発明の刺繍方法は、所定のヘッド間ピッチで並設された複数頭のミシンヘッドと、該ミシンヘッドの刺繍位置に被刺繍物を展張する刺繍枠と、該刺繍枠を駆動する枠駆動装置とを含み構成された多頭ミシンを用いて行う刺繍方法において、連続して並設された2の2以上の整数倍の頭数の2倍頭の前記ミシンヘッドの1頭おき毎の半数に、又は連続して並設された3の2以上の整数倍の頭数の3倍頭の前記ミシンヘッドの2頭おき毎の3分の1に、刺繍以外の特殊操作を行う特殊装置を設け、前記2倍頭の場合は該2倍頭、前記3倍頭の場合は該3倍頭のミシンヘッドの全数に同一の刺繍を同時に行わせることによって、前記被刺繍物における該2倍頭又は該3倍頭のミシンヘッドの頭数と同数の複数の被刺繍箇所に同一の刺繍を行い、また、前記特殊装置の全数に同一の特殊操作を同時に前記2倍頭の場合は繰り返して2回、前記3倍頭の場合は繰り返して3回行わせるとともに、各特殊操作どうしの間に、前記枠駆動装置で前記刺繍枠を前記2倍頭の場合は前記ヘッド間ピッチ分、前記3倍頭の場合は前記ヘッド間ピッチ分又は該ピッチの2倍分だけオフセットさせることによって、前記2倍頭の場合は前記複数の被刺繍箇所の半数ずつへ、前記3倍頭の場合は前記複数の被刺繍箇所の3分の1ずつへ前記特殊操作を順次行うことを特徴とする。
本発明によれば、2倍頭のミシンヘッドの1頭おき毎の半数に、又は3倍頭のミシンヘッドの2頭おき毎の3分の1に、特殊装置を設けるため、該特殊装置の設置台数を減らすことができる。そして、前記制御装置を設けることによって、該減らした数の特殊装置で、該2倍頭又は該3倍頭のミシンヘッドと同数の被刺繍箇所に同一の特殊操作を行うことができ、もって、該2倍頭又は該3倍頭のミシンヘッドの頭数と同数の刺繍柄を刺繍することができる。
本発明の多頭ミシン9は、所定のヘッド間ピッチPで並設された複数頭のミシンヘッド30と、該ミシンヘッド30の刺繍位置に被刺繍物Wを展張する刺繍枠10と、該刺繍枠10を駆動する枠駆動装置15とを含み構成されている。そして、連続して並設された2の2以上の整数倍の頭数の2倍頭のミシンヘッド30の1頭おき毎の半数頭のミシンヘッド30aに、シークインSを該ミシンヘッド30aの刺繍位置へ送るシークイン送り装置35が設けられ、また、該多頭ミシン9には、制御装置40が設けられている。
その制御装置40は、ミシンヘッド30に、2倍頭のミシンヘッド30の全数に同一の刺繍を同時に行わせる刺繍命令を出すことによって、被刺繍物Wにおける該2倍頭のミシンヘッド30の頭数と同数の複数の被刺繍箇所Qに同一の刺繍を行わせる。また、シークイン送り装置35に、該装置の全数にシークインSを同時に送らせるシークイン送り命令を繰り返して2回出すとともに、各シークイン送り命令どうしの間に、枠駆動装置15に、刺繍枠10をヘッド間ピッチP分だけオフセットさせるオフセット命令を出すことによって、複数の被刺繍箇所Qの半数ずつQa,QbへシークインSを順次送る。
本実施例1の図1〜図3に示す多頭ミシン9は、所定のヘッド間ピッチPで並設された2の2以上の整数倍の頭数の2倍頭のミシンヘッド30と、各ミシンヘッド30の下方に設けられたベッド20と、該ミシンヘッド30と該ベッド20との間の刺繍位置に被刺繍物Wを展張する刺繍枠10と、該刺繍枠10を駆動する枠駆動装置15と、シークインSを刺繍位置へ送るシークイン送り装置35と、これら枠駆動装置15、ベッド20、ミシンヘッド30及びシークイン送り装置35を制御する制御装置40とを含み構成されている。
枠駆動装置15は、刺繍枠10を左右に駆動する左右駆動装置15xと、刺繍枠10を前後に駆動する前後駆動装置15yとを含み構成されている。
ベッド20は、針落ち孔22が貫設された針板21と、該針落ち孔22の直下に設置された釜23とを含み構成されている。
ミシンヘッド30は、下端部に刺繍針33を備えた針棒32が複数本並設された針棒支持体31を備え、該針棒支持体31を針棒32の並設方向(左右)に変位させることによって択一的に1本の針棒32を刺繍位置に割り出す。そして、各針棒32の刺繍針33に対しては、該刺繍針33を被刺繍物Wから抜く際に該被刺繍物Wを押える刺繍用の布押え34が設けられている。
シークイン送り装置35は、奇数頭目のミシンヘッド30aにのみ設けられており、シークインSが直列に連結されたシークインテープTを該奇数頭目のミシンヘッド30aとベッド20との間の刺繍位置へ送る。
制御装置40は、コントローラ41からの入力に基づいて、被刺繍物Wにおけるミシンヘッド30の頭数と同数の被刺繍箇所Qに同一の刺繍柄を刺繍させる装置である。この制御装置は、枠駆動装置15とミシンヘッド30とシークイン送り装置35とに、次の{a}〜{f}の各種命令を出す。なお、ベッド20はミシンヘッド30と同期制御する。
{a}枠駆動装置15に、刺繍していく刺繍柄等に合せて刺繍枠10を駆動させていく枠駆動命令
{b}枠駆動装置15に、ヘッド間ピッチP分だけ刺繍枠10をオフセットさせるオフセット命令
{c}枠駆動装置15に、オフセットさせた刺繍枠10を元の位置に戻させるオフセット解除命令
{d}各ミシンヘッド30に、同一の刺繍を同時に行わせる刺繍命令
{e}偶数頭目のミシンヘッド30bを休止させる偶数頭休止命令
{f}偶数頭目のミシンヘッド30bの休止を解除する休止解除命令
{g}各シークイン送り装置35に、各同一のシークインSを各奇数頭目のミシンヘッド30aの刺繍位置に同時に送らせるシークイン送り命令
以上に示した多頭ミシン9を用いて、シークインSの縫付を行う際の様子及びその前後の様子を、[1]シークインの縫付前→[2]シークインの縫付時→[3]シークインの縫付後の順に、図2のフローチャートを参照に以下に説明する。
[1]シークインの縫付前
制御装置40が、ミシンヘッド30に刺繍命令を出し、枠駆動装置15に枠駆動命令を出すことによって、図3(a)に示すように、被刺繍箇所Qの全数に同一の刺繍を同時に行わせ、各被刺繍箇所Qに刺繍柄の一部を形成する。
[2]シークインの縫付時
制御装置40が、まず、{i}ミシンヘッド30に偶数頭休止命令を出すことによって、偶数頭目のミシンヘッド30bを休止させる。次に、{ii}シークイン送り装置35にシークイン送り命令を出し、ミシンヘッド30に刺繍命令を出し、枠駆動装置15に枠駆動命令を出すことによって、図3(b)に示すように、各奇数番目の被刺繍箇所Qaへ各同一のシークインSを同時に送り、各奇数頭目のミシンヘッド30aで各同一のシークインSを各奇数番目の被刺繍箇所Qaへ同時に縫い付ける。次に、{iii}枠駆動装置15にオフセット命令を出すことによって、図3(c)に示すように、刺繍枠10をヘッド間ピッチP分だけ一方(左側)にオフセットさせる。次に、{iv}シークイン送り装置35とミシンヘッド30と枠駆動装置15とに、上記{ii}での命令と全く同じ命令をコピーして繰り返し出すことによって、同図3(c)に示すように、今度は、各偶数頭目の被刺繍箇所Qbへ各同一のシークインSを同時に送り、各奇数頭目のミシンヘッド30aで各同一のシークインSを各偶数番目の被刺繍箇所Qbへ同時に縫い付ける。次に{v}枠駆動装置15にオフセット解除命令を出すことによって、刺繍枠10をヘッド間ピッチP分だけ他方(右側)にオフセットさせる。次に{vi}ミシンヘッド30に休止解除命令を出すことによって、偶数頭目のミシンヘッド30bの休止を解除する。
[3]シークインの縫付後
制御装置40が、再びミシンヘッド30に刺繍命令を出し、枠駆動装置15に枠駆動命令を出すことによって、図3(d)に示すように、再び被刺繍箇所Qの全数に同一の刺繍を同時に行わせ、各被刺繍箇所Qに[1]で形成した刺繍柄の続きの部分を形成する。
本実施例1によれば、奇数頭目のミシンヘッド30aにのみシークイン送り装置35を設けるため、該装置の設置台数を減らすことができる。そして、上記制御装置40を設けることによって、このようにミシンヘッド30の頭数の半数のシークイン送り装置35のみで、該ミシンヘッド30の頭数と同数の被刺繍箇所QにシークインSを送り、該シークインSの縫付を行うことができる。よって、本実施例1によれば、シークイン送り装置35をミシンヘッド30の全頭に設ける場合に比べて、縫い上がりまでの時間は増加してしまうが、あまりシークイン送り装置35を使わないユーザーに安価なミシンを提供できる。
本実施例2の図4に示す多頭ミシンは、実施例1と略同様であるが、奇数頭目のミシンヘッド30aに、シークイン送り装置35が設けられておらず、代わりに、該奇数頭目のミシンヘッド30aに、ボーリングを行うボーリング装置55が設けられている点で相違している。
そのボーリング装置55は、針棒32の下端に刺繍針33の代わりに取り付けられたボーリングメス56と、該ボーリングメス56を被刺繍物Wから抜く際に該被刺繍物Wを押えるボーリング用の布押え57とを含み構成されている。そのボーリングメス56は、前方に突出したのち下方に延びる形で形成されており、針板21における針落ち孔22の前方には、該ボーリングメス56の下端部を挿通させるためのメス落ち孔52が貫設されている。また、ボーリング用の布押え57は、下端部に被刺繍物Wに当接するリング状に広がった当接部58を備え、そのリングの内側をボーリングメス56が挿通する仕組みとなっている。本実施例2では、該ボーリング装置55によるボーリングを、実施例1のシークイン送り装置35によるシークイン送りの場合と同様に、各ボーリングの間に刺繍枠10をヘッド間ピッチP分だけオフセットさせつつ繰り返して2回行うことによって、まず、奇数番目の被刺繍箇所にボーリングを行い、その後、偶数番目の被刺繍箇所にボーリングを行う。
本実施例2によれば、あまりボーリング装置55を使わないユーザーに安価なミシンを提供できる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもでき、例えば、2倍頭のミシンヘッドの代わりに、3の2以上の整数倍の頭数の3倍頭のミシンヘッドを設け、奇数頭目のミシンヘッドに対してのみシークイン送り装置やボーリング装置を設ける代わりに、3の倍数頭目のミシンヘッドに対してのみシークイン送り装置やボーリング装置を設けるようにしてもよい。
実施例1の多頭ミシンを示す正面図である。 同実施例1の制御装置が出す命令の様子を示すフローチャートである。 同実施例1の多頭ミシンで刺繍を行う際の様子を示す断面図である。 (a)は実施例2の多頭ミシンを示す正面図、(b)は同実施例2のボーリング装置を示す斜視図である。 従来例1の多頭ミシンで刺繍を行う際の様子を示す断面図である。 従来例2の多頭ミシンで刺繍を行う際の様子を示す断面図である。
符号の説明
9 多頭ミシン
10 刺繍枠
15 枠駆動装置
30 ミシンヘッド
35 シークイン送り装置(特殊装置)
40 制御装置
55 ボーリング装置(特殊装置)
P ヘッド間ピッチ
W 被刺繍物
Q 被刺繍箇所
S シークイン

Claims (3)

  1. 所定のヘッド間ピッチで並設された複数頭のミシンヘッドと、該ミシンヘッドの刺繍位置に被刺繍物を展張する刺繍枠と、該刺繍枠を駆動する枠駆動装置とを含み構成された多頭ミシンにおいて、
    連続して並設された2の2以上の整数倍の頭数の2倍頭の前記ミシンヘッドの1頭おき毎の半数に、又は連続して並設された3の2以上の整数倍の頭数の3倍頭の前記ミシンヘッドの2頭おき毎の3分の1に、刺繍以外の特殊操作を行う特殊装置が設けられ、
    前記ミシンヘッドに、前記2倍頭の場合は該2倍頭、前記3倍頭の場合は該3倍頭のミシンヘッドの全数に同一の刺繍を同時に行わせる刺繍命令を出すことによって、前記被刺繍物における該2倍頭又は該3倍頭のミシンヘッドの頭数と同数の複数の被刺繍箇所に同一の刺繍を行わせ、
    また、前記特殊装置に、該装置の全数に同一の特殊操作を同時に行わせる特殊操作命令を、前記2倍頭の場合は繰り返して2回、前記3倍頭の場合は繰り返して3回出すとともに、各特殊操作命令どうしの間に、前記枠駆動装置に、前記刺繍枠を前記2倍頭の場合は前記ヘッド間ピッチ分、前記3倍頭の場合は前記ヘッド間ピッチ分又は該ピッチの2倍分だけオフセットさせるオフセット命令を出すことによって、前記2倍頭の場合は前記複数の被刺繍箇所の半数ずつへ、前記3倍頭の場合は前記複数の被刺繍箇所の3分の1ずつへ前記特殊操作を順次行わせる制御装置が設けられたことを特徴とする多頭ミシン。
  2. 前記特殊装置は、シークインを前記ミシンヘッドの刺繍位置へ送るシークイン送り装置であって、前記特殊操作命令は、シークイン送り命令である請求項1記載の多頭ミシン。
  3. 所定のヘッド間ピッチで並設された複数頭のミシンヘッドと、該ミシンヘッドの刺繍位置に被刺繍物を展張する刺繍枠と、該刺繍枠を駆動する枠駆動装置とを含み構成された多頭ミシンを用いて行う刺繍方法において、
    連続して並設された2の2以上の整数倍の頭数の2倍頭の前記ミシンヘッドの1頭おき毎の半数に、又は連続して並設された3の2以上の整数倍の頭数の3倍頭の前記ミシンヘッドの2頭おき毎の3分の1に、刺繍以外の特殊操作を行う特殊装置を設け、
    前記2倍頭の場合は該2倍頭、前記3倍頭の場合は該3倍頭のミシンヘッドの全数に同一の刺繍を同時に行わせることによって、前記被刺繍物における該2倍頭又は該3倍頭のミシンヘッドの頭数と同数の複数の被刺繍箇所に同一の刺繍を行い、
    また、前記特殊装置の全数に同一の特殊操作を同時に前記2倍頭の場合は繰り返して2回、前記3倍頭の場合は繰り返して3回行わせるとともに、各特殊操作どうしの間に、前記枠駆動装置で前記刺繍枠を前記2倍頭の場合は前記ヘッド間ピッチ分、前記3倍頭の場合は前記ヘッド間ピッチ分又は該ピッチの2倍分だけオフセットさせることによって、前記2倍頭の場合は前記複数の被刺繍箇所の半数ずつへ、前記3倍頭の場合は前記複数の被刺繍箇所の3分の1ずつへ前記特殊操作を順次行うことを特徴とする刺繍方法。
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